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2024年08月01日

「闇金ウシジマくん」第5話(再)

闇金ウシジマくん ディレクターズカット版 DVD-BOX


ファミリー劇場 0:30〜1:00

片瀬那奈 AS 大久保千秋

「闇金ウシジマくん」第5話の、今年5回目の再放送です。全9話ですので、もう後半です。相変わらず、那奈ちゃんが演じた大久保千秋は情緒不安定な役どころですが、原作マンガの多くのキャラクターから摘まんでいるので、まあ、そうなりますわなあ。闇金狩りに遭って悔しい気持ちは分かりますが、だからと云って直情的に豪腕パンチ炸裂!って展開はどうなんでしょうね。大久保千秋は感情の起伏が激し過ぎるし、結局は暴力に走ってしまうのは、もはや視聴者目線ではありません。

本放送:2010年11月10日(MBS、TBS)(TBSでの放送日)

(小島イコ/姫川未亜)

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「十万分の一の偶然」(再)で内山理名ちゃん



テレ朝チャンネル2 7:00〜9:00

内山理名 AS 布川麻奈美

「十万分の一の偶然」の、今年4回目の再放送です。今は亡き田村正和さんが主人公のルポライターを演じて、冒頭で中谷美紀さんが演じた娘が交通事故で死んでしまいます。其の事故現場を偶然に撮影し賞を取った高嶋政伸さんが演じたカメラマンに主人公は疑念を抱き、身分を偽って接近して追い詰めてゆきます。理名ちゃんが演じた麻奈美は、事故の唯一の生存者で目撃者でもある人物が入院した病院の看護師ですが、実はカメラマンの愛人で共犯者でもあり、目撃者も殺されてしまいます。果たして、主人公は娘の死の謎を解明できるのか、と云った内容です。主人公の娘の少女時代を、当時12歳だった久保田紗友ちゃんが演じているのも見どころのひとつです。本日は「那奈理名デイ」で、多くの作品が再放送されますが、バッティングもしない奇跡的な1日となります。

本放送:2012年12月15日(テレビ朝日)

(姫川未亜/小島イコ)

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「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」第1話〜第3話(再)

離婚弁護士II~ハンサムウーマン~ DVDBOX


フジテレビTWO 12:10〜14:50

片瀬那奈 AS 緒方亜紀
内山理名(第1話ゲスト) AS 倉田麻美

第1話「対決!最強弁護士」
第2話「壮絶慰謝料合戦」
第3話「離婚詐欺」

「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」第1話から第3話の、今年初めての再放送です。此のドラマの初回は唯一の「那奈理名共演作」ですので、本日は「那奈理名デイ」で5作も再放送がある日にコレもあるのは嬉しいです。とは云え、やはり新作も観たいのですけれどね。理名ちゃんはマイペースで良いのですけれど、我らが那奈ちゃんはすっかり会社員に転身されたのか、全く音沙汰なしになっております。


(小島イコ/姫川未亜)

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「税務調査官 窓際太郎の事件簿30」(再)で内山理名ちゃん

ウルトラマンタロウ COMPLETE DVD-BOX


TBSチャンネル1 17:50〜19:30

文科省から極秘文書を持ち出したのは親友の息子だった!
そこに現れる謎の調査官。巨大競技場建設に隠された陰謀とは?!

内山理名 AS 木島華子

「税務調査官 窓際太郎の事件簿30」の、今年2回目の再放送です。理名ちゃんが演じた木島華子さんは、窓際太郎を調査しにやってきて、最初はダメ親父だと思っていたものの、徐々に窓際太郎を評価する様になります。ところが、窓際太郎の身代わりに刺されて入院して、責任を取って左遷されます。それでも、最後には元気で暮らしていると、窓際太郎へ手紙を送ります。午前中に再放送された「十万分の一の偶然」とは全く違った役柄で、この振り幅が「演技派女優・理名ちゃん」なのです。

本放送:2016年4月11日(TBS)

(姫川未亜/小島イコ)

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「片瀬のNANA CHANNEL」#182【生配信】EVNNEに2日間会えるからルンルンでアルバム開封しながら最近ハマってる事を雑談する【21:30〜】



YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」 21:30配信開始(1時間23分44秒)

那奈ちゃんのYouTube第182弾で、今回はまたしても生配信だそうです。1月も2月も、3月になっても全て生配信で、4月と5月はお休みで、6月の下旬になって復活しましたが、7月も休んで、8月になったらやっぱり「推し活」です。「匿名探偵」とバッティングしているし、世の中がパリ五輪で盛り上がっている時に、普通に「推し活」とはねえ。折角の「那奈理名祭り」を、自分で壊してどうすんの?って感じですよ。そもそも那奈ちゃんは「推す人」ではなくて「推される人」だったはずなのに、どうしてこうなったんざんしょ。

(小島イコ/姫川未亜)

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「匿名探偵」第1話〜第3話(再)

匿名探偵 DVD BOX(5枚組)


テレ朝チャンネル2 22:00〜0:30

第1話「探偵と汚れなき女」
第2話「探偵と傷だらけの女」
第3話「探偵と世間知らずの女」

片瀬那奈 AS 冴島響子

「匿名探偵」第1話から第3話までの、今年7回目の再放送です。第1話と第6話と第9話(最終話)は、年末年始に再放送があって1月に地上波での再放送もあったので、第1話は7回目ですが、第6話と最終話だけが今年8回目となります。那奈ちゃんが演じた「美人すぎる弁護士」の冴島響子さんは、毎回冒頭の探偵への依頼と最後のオチでバーの場面に出てくるパターンです。こうして「那奈理名」作品が5作も再放送されて、全くバッティングしないのは珍しいでしょう。那奈ちゃんが3作、理名ちゃんも3作、其の内に唯一の共演作も1作、2時間ドラマや連続ドラマの3話連続再放送もあってバッティングしていないとは、奇跡的です。と思ったら、いきなり21時半から那奈ちゃんが生配信をやって、コレとバッティングしているではありませんか。何だかなあ。


(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#449「FAB4 U.S. SINGLES」#42「THE BEATLES MOVIE MEDLEY / I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU」

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1976年から契約で英国パーロフォンと米国キャピトルはビートルズの編集盤を作る権利を得たので、1976年6月には編集盤「ROCK'N'ROLL MUSIC」を、1977年5月にはライヴ盤「THE BEATLES AT THE HOLLYWOOD BOWL」を、1977年10月には編集盤「LOVE SONGS」をリリースして、それぞれ大ヒットさせました。1976年3月には英国盤シングルの箱を、1978年12月には英国オリジナル・アルバムの箱を、それでも漏れる曲があったので、1976年11月には米国編集盤「MAGICAL MYSTERY TOUR」を、1979年5月には米国編集盤「HEY JUDE」を英国でもリリースしています。そんな中で、日本では1976年6月にビートルズのアルバムを一挙にリイシューしています。ソレがですね、初めて英国オリジナルと同内容のアルバム「PLEASE PLEASE ME with Love Me Do and 12 other songs」とアルバム「WITH THE BEATLES」が出て、アルバム「A HARD DAY'S NIGHT」とアルバム「BEATLES FOR SALE」も英国盤と同じジャケットになったのです。

が、しかし、英国盤だけではなく、米国編集盤やヨーロッパ編集盤などもリリースしていて、アルバムは通し番号が付けられていて、1980年リリースの米国編集盤「RARITIES」は「35番」だったのですよ。つまり、1970年代には日本ではビートルズのアルバムが35作も乱発されていたわけです。1980年10月20日には英国パーロフォンから「THE BEATLES BALLADS」がリリースされていて、内容は編集盤「LOVE SONGS」以上に甘い曲ばかりで、A面が、1「YESTERDAY」、2「NORWEGIAN WOOD(THIS BIRD HAS FLOWN)」、3「DO YOU WANT TO KNOW A SECRET」、4「FOR NO ONE」、5「MICHELLE」、6「NOWHERE MAN」、7「YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY」、8「ACROSS THE UNIVERSE」、9「ALL MY LOVING」、10「HEY JUDE」で、B面が、1「SOMETHING」、2「THE FOOL ON THE HILL」、3「TILL THERE WAS YOU」、4「THE LONG AND WINDING ROAD」、5「HERE COMES THE SUN」、6「BLACKBIRD」、7「AND I LOVE HER」、8「SHE'S LEAVING HOME」、9「HERE, THERE AND EVERYWHERE」、10「LET IT BE」の全20曲入りです。

選曲は「赤盤」と「青盤」とは14曲もダブっているし、「LOVE SONGS」とも10曲もダブっていて、無理矢理20曲もLP1枚に入れたので音も悪いし、ジョン・パトリック・バーンによる美しいジャケットにしか購買意欲が湧かないダメ盤でした。コレが、日本では1980年12月21日リリースだったので、ジョンの追悼盤になっちゃったのです。英国では1980年11月3日には「THE BEATLES BOX」と云うLP8枚組の箱が、パーロフォンの通販部門であるワールド・レコーズからリリースされました。コレは、英国ではジョンが殺される前には最後にリリースされたビートルズの編集盤なので、「THE BEATLES BALLADS」が最後ではなくした価値はあります。8枚組に公式全213曲の半数以上の全126曲をレコーディング年代順に並べていて、シングルも含めたビートルズの歩みを俯瞰出来る選曲でした。

しかも中にはレアなヴァージョン(「LOVE ME DO」のリンゴ・ヴァージョン、「P.S. I LOVE YOU」と「SHE LOVES YOU」の疑似ステレオ・ヴァージョン、「ALL MY LOVING」のイントロ・ハイハット・ヴァージョン、「AND I LOVE HER」のエンディングが6回のヴァージョン、「I FEEL FINE」のウイスパー・ヴァージョン、「DAY TRIPPER」と「PAPERBACK WRITER」と「I'M ONLY SLEEPING」と「AND YOUR BIRD CAN SING」のキャピトル・ステレオ・ヴァージョン、「PENNY LANE」のトランペット・エンディング・ヴァージョン、「I AM THE WALRUS」の編集ヴァージョン、「DON'T PASS ME BY」のモノラル・ヴァージョン、更にシングル曲やEP曲のステレオ・ヴァージョンなど)が混じっている遊びもありました。そして、1980年12月8日に、ジョンは殺されてしまったのです。解散から10年となり、レコード会社はビートルズをまとめに入っていたので企画されたレコードでしたが、結果的にはジョンへの追悼盤となったわけです。

ジョンの悲劇的な死の余韻が残っていた1981年6月に、オランダ人ユニット「スターズ・オン45」による「STARS ON 45(ショッキング・ビートルズ)」と云うシングルが全米首位!となりました。コレは、ディスコ・ビートに乗せてビートルズの楽曲をメドレーにしたもので、リード・ヴォーカルがジョンになかなか似ています。最初はショッキング・ブルーの「VENUS」とアーチーズの「SUGAR SUGAR」が続き、ソノ後にビートルズの「NO REPLY」〜「I'LL BE BACK」〜「DRIVE MY CAR」〜「A HARD DAY'S NIGHT」〜「DO YOU WANT TO KNOW A SECRET」〜「WE CAN WORK IT OUT」〜「I SHOULD HAVE KNOWN BETTER」〜「NOWHERE MAN」〜「YOU'RE GOING TO LOSE THAT GIRL」と9曲がメドレーで演奏されている4分51秒で、メドレーになっている曲もなかなか渋い選曲でした。

ソレで、メドレー・ブームが巻き起こって、翌1982年3月22日(米国37作目)、同年5月24日(英国26作目)には元祖・ビートルズによるシングル「THE BEATLES' MOVIE MEDLEY」をリリースしたのです。内容は「MAGICAL MYSTERY TOUR」〜「ALL YOU NEED IS LOVE」〜「YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY」〜「I SHOULD HAVE KNOWN BETTER」〜「A HARD DAY'S NIGHT」〜「TICKET TO RIDE」〜「GET BACK」の映像作品で使われた7曲をメドレーにしていて、ミュージック・ヴィデオも制作されて、全英10位・全米12位とヒットしちゃったのです。B面にはジョン作でジョージが歌った「I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU」が収録されていて、英国では初めてのシングル・カットでした。既発曲をメドレーに繋いだだけのシングルがヒットしちゃうんですから、レコード会社はもう堪りませんなあ。

更に、1982年3月22日(米国)、同年3月29日(英国)には、サントラ編集盤「REEL MUSIC」もリリースされちゃったのです。編集盤「REEL MUSIC」の内容は、A面が、1「A HARD DAY'S NIGHT」、2「I SHOULD HAVE KNOWN BETTER」、3「CAN'T BUY ME LOVE」、4「AND I LOVE HER」、5「HELP!」、6「YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY」、7「TICKET TO RIDE」、8「MAGICAL MYSTERY TOUR」で、B面が、1「I AM THE WALRUS」、2「YELLOW SUBMARINE」、3「ALL YOU NEED IS LOVE」、4「LET IT BE」、5「GET BACK」、6「THE LONG AND WINDING ROAD」の、全14曲入りです。面白味のない選曲で、目玉である「THE BEATLES' MOVIE MEDLEY」は未収録ですが、全米で19位まで上がっています。ちなみに、全14曲すべてが「赤盤」と「青盤」にも入っていると云う最低な選曲でした。それでも米国だけで50万枚以上も売れちゃうんですから、レコード会社は美味しいですなあ。

(小島イコ)

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2024年08月02日

「闇金ウシジマくん」第6話(再)

闇金ウシジマくん ディレクターズカット版 DVD-BOX


ファミリー劇場 0:30〜1:00

片瀬那奈 AS 大久保千秋

「闇金ウシジマくん」第6話の、今年5回目の再放送です。那奈ちゃんが演じた大久保千秋はドラマ版のオリジナルキャラクターなのですが、原作マンガに沿った役どころとなっていて、つまりは他のキャラクターの美味しいところを頂いて成立している役どころなのです。だから、何だか情緒不安定で、直ぐにキレて暴力的になるわけですなあ。昨日は怒涛の那奈理名祭りでしたが、間髪入れずにこれからも再放送は途切れません。それだけお二人共に多くの実績があったわけで、現状は歯痒いですなあ。

本放送:2010年11月17日(MBS、TBS)(TBSでの放送日)

(小島イコ/姫川未亜)

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「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」第4話〜第6話(再)

離婚弁護士II~ハンサムウーマン~ DVDBOX


フジテレビTWO 12:10〜14:40

片瀬那奈 AS 緒方亜紀

第4話「夫の土下座」
第5話「涙の親権争い!」
第6話「占いで離婚!?」

「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」第4話から第6話の、今年初めての再放送です。那奈ちゃんが演じた緒方亜紀ちゃんは、合コン大好きな3代目受付嬢です。「離婚弁護士」(初代受付嬢のミムラさん)と「離婚弁護士U」(3代目受付嬢の那奈ちゃん)の間にスペシャル・ドラマ(2代目受付嬢の井上和香さん)があるのですが、主要キャストのひとりがやらかしてしまったので欠番になっています。間宮先生の年下の恋人(佐藤隆太さん)がスペシャルとコレに出ていて、スペシャルがないと話が繋がらないんですけれどね。


(小島イコ/姫川未亜)

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「デスノート the Last name」

DEATH NOTE デスノート the Last name (スペシャルプライス版) [Blu-ray]


WOWOWプラス 15:45〜18:15

2006年公開作品

片瀬那奈 AS 高田清美

(公開:2006年11月3日、撮影:2006年6月2日〜7月31日)

「デスノート the Last name」の、なんとまあ、今年9回目の放送です。第1作から続けて放送されますが、完結編であるこちらは原作マンガとは大きく違った展開となり、那奈ちゃんが演じた高田清美も「第3のキラ」として原作マンガとは名前が同じなだけで全く違った役どころとなっています。云ってみれば「鉄板少女アカネ!!」の西豪寺エレナ様みたいに、原作マンガとは違っています。原作マンガの西豪寺エレナ様は、1話にだけ登場するキャラクターだったのに、ドラマでは主役を食う位の敵役として全編で活躍しました。原作マンガと違うと云えば「闇金ウシジマくん」の大久保千秋は、原作には登場しないドラマ版のオリジナル・キャラクターです。


(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#450「FAB4 U.S. SINGLES」#43「LEAVE MY KITTEN ALONE / OB-LA-DI, OB-LA-DA」

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メドレー・ブームに便乗した1982年3月(米国・キャピトル)・同年5月(英国・パーロフォン)にリリースしたシングル「THE BEATLES' MOVIE MEDLEY」が、全英10位・全米12位とヒットして、何故かそのシングルは収録されていないアルバム「REEL MUSIC」も全米19位とそこそこヒットしてしまったビートルズの編集盤ですが、1982年10月18日に英国・パーロフォンから、同年10月11日に米国・キャピトルから、編集盤「20 GREATEST HITS」がリリースされました。この編集盤は、英国と米国では選曲が違っています。英国盤は、A面が、1「LOVE ME DO」、2「FROM ME TO YOU」、3「SHE LOVES YOU」、4「I WANT TO HOLD YOUR HAND」、5「CAN'T BUY ME LOVE」、6「A HARD DAY'S NIGHT」、7「I FEEL FINE」、8「TICKET TO RIDE」、9「HELP!」、10「DAY TRIPPER」、11「WE CAN WORK IT OUT」で、B面が、1「PAPERBACK WRITER」、2「YELLOW SUBMARINE」、3「ELEANOR RIGBY」、4「ALL YOU NEED IS LOVE」、5「HELLO GOODBYE」、6「LADY MADONNA」、7「HEY JUDE」、8「GET BACK」、9「THE BALLAD OF JOHN AND YOKO」の、全20曲入りで、全英10位でした。

米国盤(日本盤も同内容)は、A面が、1「SHE LOVES YOU」、2「LOVE ME DO」、3「I WANT TO HOLD YOUR HAND」、4「CAN'T BUY ME LOVE」、5「A HARD DAY'S NIGHT」、6「I FEEL FINE」、7「EIGHT DAYS A WEEK」、8「TICKET TO RIDE」、9「HELP!」、10「YESTERDAY」、11「WE CAN WORK IT OUT」、12「PAPERBACK WRITER」で、B面が、1「PENNY LANE」、2「ALL YOU NEED IS LOVE」、3「HELLO GOODBYE」、4「HEY JUDE」、5「GET BACK」、6「COME TOGETHER」、7「LET IT BE」、8「THE LONG AND WINDING ROAD」の、全20曲入りで、全米50位と低かったものの米国だけで200万枚以上売れました。どちらも全20曲入りですが、全てが「赤盤」と「青盤」にも収録されている曲ばかりで、LP1枚に20曲も詰め込んだので「HEY JUDE」が短縮ヴァージョンになっています。ゴリゴリのヒット曲だけを収録していて、後の「1」のひな型となった編集盤です。「赤盤」と「青盤」どころか「1」とも全曲ダブっているので、CD化はされていません。

ソレは「20 GREATEST HITS」だけではなく、1976年から1982年までにリリースされたビートルズの編集盤は、「ROCK'N'ROLL MUSIC」も、「LOVE SONGS」も、英国盤「RARITIES」も、米国盤「RARITIES」も、「THE BEATLES BALLADS」も、「THE BEATLES BOX」も、「REEL MUSIC」も、全てがCD化されていません。そして、1982年のベスト盤である「20 GREATEST HITS」を最後に、新たな編集盤が編纂される事もなくなり、1987年から1988年にかけてのビートルズの初CD化へと向かうのでした。しかしながら、その空白の5年間の1985年に、ビートルズの未発表音源(つまりはボツ音源)をまとめたアルバム「SESSIONS」をリリースする事になり、選曲も曲順も決まってジャケットまで作られたのに、あるメンバー(ポールもしくはジョージ?)が発売直前になって反対して、未発表となってしまいます。

「SESSIONS」の内容は、1「COME AND GET IT」(1969年)、2「LEAVE MY KITTEN ALONE」(1964年)、3「NOT GUILTY」(1968年)、4「I'M LOOKING THROUGH YOU」(1965年)、5「WHAT'S THE NEW MARY JANE」(1968年)、6「HOW DO YOU DO IT」(1962年)、7「BESAME MUCHO」(1962年)、8「ONE AFTER 909」(1963年)、9「IF YOU’VE GOT TROUBLES」(1965年)、10「THAT MEANS A LOT」(1965年)、11「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」(1968年)、12「MAILMAN, BRING ME NO MORE BLUES」(1969年)、13「CHRISTMAS TIME IS HERE AGAIN」(1967年)の、全13曲入りで、「LEAVE MY KITTEN ALONE」をシングル・カットして、B面には「OB-LA-DI, OB-LA-DA」の別テイクを収録する予定でした。シングル「LEAVE MY KITTEN ALONE / OB-LA-DI, OB-LA-DA」は、キャピトルでは1985年1月1日リリース予定で品番まで決まっていて、リリースされていれば、英国では27作目・米国では38作目のシングルになる予定でした。

現在では「SESSIONS」に収録予定だった楽曲は、10年後にリリースされた編集盤「ANTHOLOGY 1〜3」に全て収録されているので、単体のアルバムとしては公式盤でリリースされる事はないでしょう。ソノ背景には1981年からジョン・バレットがビートルズの録音テープを収集し整理していて、1983年には「The Beatles Live at Abbey Road」と云う未発表音源を公開するプレゼンも行われていて、映像作品「THE LONG AND WINDING ROAD」が制作される事になって、ジョージが「ポールの曲のタイトルは嫌だ」とごねて、結局は映像作品もレア音源集も「ANTHOLOGY」となって、実現するのも10年後になったのです。「SESSIONS」はリリース直前まで行ったので音が良いブートレグが出ていて、ジョン・バレットの音源発掘プロジェクトや、マーク・ルイソンによる全レコーディング・データ本などでビートルズの音源が掘り起こされて、その過程で悪い奴がテープをコピーしてブートレグ化されて、それまでには考えられなかった良い音質のブートレグが出る様になったのでした。

(小島イコ)

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2024年08月03日

「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」(再)

必殺!!主題歌ベストセレクション~裏稼業の哀歌たち~ CD


ファミリー劇場 6:00〜7:50

片瀬那奈 AS 夏目理恵子

(撮影:2007年5月/京都、奈良ロケ)

「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」の、今年5回目の再放送です。那奈ちゃんが演じたのは新人弁護士の夏目理恵子で、名優・藤田まことさんが演じた猪狩弁護士と共に、冤罪事件の裁判に挑みます。全てが京都と奈良でのロケで、東京と何往復もして撮影されています。放送は11月でしたが撮影は5月で、初舞台「僕たちの好きだった革命」直後で、おそらく連続ドラマ「地獄の沙汰もヨメ次第」の撮影と被っていたと思われます。

本放送:2007年11月18日(BSジャパン)、2007年11月21日(テレビ東京)

(小島イコ/姫川未亜)

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「執事 西園寺の名推理」第一話(再)で内山理名ちゃん

LOOK HEAR?


日本映画専門チャンネル 13:00〜19:50(全八話連続放送)

第一話「名門ホテル殺人事件 容疑者数は3000人超!? 透明人間の“足跡”」

内山理名 AS 奥村香澄(第一話ゲスト)

「執事 西園寺の名推理」第一話の今年初めての再放送で、全八話一挙放送です。「雲霧仁左衛門」とバッティングしていますが、理名ちゃん的には被っていません。理名ちゃんが演じた香澄さんは、ホテルのマネジャーで、恋人のパティシエが殺人事件の容疑者になりますが、執事西園寺が名推理で解決します。

本放送:2018年4月13日(テレビ東京)

(姫川未亜)

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「雲霧仁左衛門」第三回、第四回(再)で内山理名ちゃん

「雲霧仁左衛門」ブルーレイBOX [Blu-ray]


時代劇専門チャンネル 17:00〜19:00

第三回「哀しき妹」
第四回「新たな盗み」

内山理名 AS 七化けのお千代

「雲霧仁左衛門」第三回と第四回の、今年初めての再放送です。「執事 西園寺の名推理」全話一挙再放送とバッティングしていますが、あっちは理名ちゃんが第一話のゲストなので、理名ちゃん的には被っていません。第三回ではサブタイトル通りに、雲霧一党の六之助の妹が登場します。しかしそれは安部式部が派遣した偽者で、正体がばれて六之助の目の前で自害してしまう哀しいお話です。第四回では、理名ちゃんが演じた七化けのお千代姐さんが公家の後家に化けて松屋に潜入します。全六回と短いシリーズなので、もう中盤です。

本放送:2013年10月18日10月25日(NHK BSプレミアム)

(姫川未亜)

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「ポールの道」#451「FAB4 U.S. SINGLES」#44「BABY IT'S YOU / I'LL FOLLOW THE SUN / DEVIL IN HER HEART / BOYS」

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1985年リリース予定だったボツ音源集の「SESSIONS」は未発表となりましたが、1987年から遂にビートルズの作品が初CD化されました。まずは、1987年2月26日に1963年のアルバム「PLEASE PLEASE ME with Love Me Do and 12 other songs」とアルバム「WITH THE BEATLES」と1964年のアルバム「A HARD DAY'S NIGHT」とアルバム「BEATLES FOR SALE」の4作がモノラルで、続いて1987年4月30日に1965年のアルバム「HELP!」とアルバム「RUBBER SOUL」がサー・ジョージ・マーティンによるリミックス・ステレオで、1966年のアルバム「REVOLVER」がステレオで、更に、1987年6月1日に1967年のアルバム「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」がステレオで、1987年8月24日には1968年のアルバム「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」と1969年のサントラ盤「YELLOW SUBMARINE」がステレオで、1987年9月21日には1967年の編集盤「MAGICAL MYSTERY TOUR」がステレオで、1987年10月19日には1969年のアルバム「ABBEY ROAD」と1970年のアルバム「LET IT BE」がステレオで、それぞれパーロフォンから一気に初CD化されたのです。

そして、それでも漏れてしまったシングルやEPのみの楽曲を全て収めた編集盤「PAST MASTERS VOLUME ONE」と「PAST MASTERS VOLUME TWO」が1988年3月8日にリリースされて、その15作16枚を集めれば簡単にビートルズの公式レコーディング全213曲が手に入る事となったのです。いや、そんな事より大事となったのは、ビートルズがCD化された事によって、世の中からアナログ盤が消えて、CDばかり売られる様になったのです。CDが一般的に発売されたのは1982年からで、音が良いとか半永久的に聴けるとか、色々と誤魔化して普及させようとしたのですが上手くゆかなかったのに、ビートルズがCD化されたら「あっ」と云う間もなく世の中からレコードが消えてゆき、買いたくとも、そもそも新譜はCDしか出なくなっちゃったんですよ。但し、ビートルズのCD化はCDの登場から5年も経ってから行われたので、音も良くはなってはいました。そして、ソノ後、ビートルズのアルバムは2009年9月9日にリマスター盤がリリースされるまで、1987年盤が20年以上も売られつづけていたのです。

世の中をレコードからCDに変えただけではなく、ファンの立場からすると初期の4作がモノラルのみで、1965年の2作が音源をセンター寄りにしたリミックスで、ソノ後はステレオのみと「全世界統一規格化」されたのが「つまんないの」となりましたが、お陰でブートレグ業者は各国盤の別ミックスも商売になる事ともなってしまったのです。が、しかし、公式盤の「全世界統一規格」は、1989年のシングルCD化で脆くも崩れてシングル曲のモノラル・ヴァージョンが公式CD化され、1992年のEPCD化でも別ミックスがCD化されて、1993年の「赤盤」と「青盤」の初CD化では初期作品がステレオCD化されたり、SEが被る曲を単体にしたりと、ドンドンと「全世界統一規格」ではなくなっていったのでした。それでも、アルバムは13作14枚に補完盤2枚の15作16枚は守られていて、1976年以降に出た編集盤などは一切CD化せず、ライヴ音源やレア音源をボーナス・トラックにする事もなかったのでした。つまり、他のバンドと同じ事はしないのが、ビートルズ流なのです。

ところが、1994年11月30日に、その禁は破られました。なんと、アップルから「LIVE AT THE BBC」がCD2枚組・LP2枚組でリリースされたのです。69トラック全56曲入りの内容は、ビートルズがラジオ番組で演奏した楽曲全92曲270テイクから厳選されたもので、勿論、その音源は古くからブートレグではお馴染みだったのですが、公式213曲以外にも多くの楽曲が演奏されていて、公式盤では2013年にもCD2枚組の続編が出ています。それでも、あたくしが持っているブートレグだとBBC完全版音源集はCD11枚組なので、公式の2セットCD4枚は、美味しいトコだけ取った感じです。1994年の「LIVE AT THE BBC」は、全英首位!全米3位の大ヒットとなっていて、リリース当時でも30年前の音源が売れるのですから、レコード会社はウハウハです。1995年にはジョンが歌う「BABY IT'S YOU」がリミックスされて英国27作目・米国38作目のシングル・カットされて、全英7位まで上がっています。カップリングのポールが歌う「I'LL FOLLOW THE SUN」と、ジョージが歌う「DEVIL IN HER HEART」と、リンゴが歌う「BOYS」は、全てアルバム未収録テイクですので侮れません。

(小島イコ)

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2024年08月04日

「ポールの道」#452「FAB4 U.S. SINGLES」#45「FREE AS A BIRD / I SAW HER STANDING THERE / THIS BOY / CHRISTMAS TIME(IS HERE AGAIN)」

Free As a Bird


1994年にリリースしたスタジオ・ライブ盤「LIVE AT THE BBC」が全英首位!・全米3位と大ヒットしたので、兎に角、ビートルズは出せば売れるとなってですね、1995年11月21日には「ANTHOLOGY 1」がアップルからリリースされました。コレはCD2枚組(LP3枚組)で、CD1が、1「FREE AS A BIRD」、2「SPEECH : JOHN LENNON」、3「THAT'LL BE THE DAY」、4「IN SPITE OF ALL THE DANGER」、5「SPEECH : PAUL McCARTNEY」、6「HALLELUJAH, I LOVE HER SO」、7「YOU'LL BE MINE」、8「CAYENNE」、9「SPEECH : PAUL」、10「MY BONNIE」、11「AIN'T SHE SWEET」、12「CRY FOR A SHADOW」、13「SPEECH : JOHN」、14「SPEECH : BRIAN EPSTEIN」、15「SEARCHIN'」、16「THREE COOL CATS」、17「THE SHEIK OF ARABY」、18「LIKE A DREAMERS DO」、19「HELLO LITTLE GIRL」、20「SPEECH : BRIAN EPSTEIN」、21「BESAME MUCHO」、22「LOVE ME DO」、23「HOW DO YOU DO IT」、24「PLEASE PLEASE ME」、25「ONE AFTER 909(Sequence)」、26「ONE AFTER 909」、27「LEND ME YOUR COMB」、28「I'LL GET YOU」、29「SPEECH : JOHN」、30「I SAW HER STANDING THERE」、31「FROM ME TO YOU」、32「MONEY(THAT'S WHAT I WANT)」、33「YOU REALLY GOT HOLD ON ME」、34「ROLL OVER BEETHOVEN」の、全34トラックの全27曲入りです。

CD2が、1「SHE LOVES YOU」、2「TILL THERE WAS YOU」、3「TWIST AND SHOUT」、4「THIS BOY」、5「I WANT TO HOLD YOUR HAND」、6「SPEECH : ERIC MORECAMBE AND ERNIE WISE」、7「MOONLIGHT BAY」、8「CAN'T BUY ME LOVE」、9「ALL MY LOVING」、10「YOU CAN'T DO THAT」、11「AND I LOVE HER」、12「A HARD DAY'S NIGHT」、13「I WANNA BE YOUR MAN」、14「LONG TALL SALLY」、15「BOYS」、16「SHOUT」、17「I'LL BE BACK(Take 2)」、18「I'LL BE BACK(Take 3)」、19「YOU KNOW WHAT TO DO」、20「NO REPLY(Demo)」、21「MR MOONLIGHT」、22「LEAVE MY KITTEN ALONE」、23「NO REPLY」、24「EIGHT DAYS A WEEK(Sequence)」、25「EIGHT DAYS A WEEK(Complete)」、26「KANSAS CITY / HEY-HEY-HEY-HEY!」の、全26トラックの全25曲入りで、合計60トラックの52曲入りです。コレは何なのかと云うと、ビートルズの未発表曲やライヴ音源などを集めたもので、この第1弾はデビュー前の1958年から全世界制覇した1964年までの音源です。後に「ANTHOLOGY 2」と「ANTHOLOGY 3」も出て、映像版と書籍も出ています。

未発表音源集と云えば聞こえが良いものの、実態はボツ音源集なわけで、ソレが新譜として出てしまったので、オリジナルのベスト盤かと間違って買ってしまう若いファンもいて、罪なアルバムではあります。アルバム「ANTHOLOGY 1」は、全米首位!・全英2位・日本3位と大ヒットしました。そして、ジョンが遺したデモ音源にポールとジョージとリンゴがオーバーダビングした新曲「FREE AS A BIRD」がシングル・カットされて、全英2位・全米6位と大ヒットしてしまったのです。そのシングル「FREE AS A BIRD」には、カップリングで「I SAW HER STANDING THERE(Take 9)」と「THIS BOY(Take 12/13)」と「CHRISTMAS TIME(IS HERE AGAIN)」が収録されていて、カップリングの3曲はアルバム「ANTHOLOGY 1」には未収録となっているので、無視出来ません。こうしたボツ音源が公式化されたのは、ブートレグ対策でもあって、思えば1973年リリースのオールタイム・ベスト盤「赤盤」と「青盤」も、1977年リリースのライヴ盤「THE BEATLES AT THE HOLLYWOOD BOWL」も、1994年リリースのスタジオ・ライヴ盤「LIVE AT THE BBC」も、全てがブートレグ対策だったのです。

英国では28作目・米国では39作目・日本では50作目!のシングルで新曲の「FREE AS A BIRD」は、1977年のジョンによるデモ音源に、1994年に此のアルバムの為にポールとジョージとリンゴがオーバーダビングしてジェフ・リンのプロデュースで完成させた「ビートルズの新曲」で賛否両論ありましたが、秀逸なミュージック・ヴィデオも制作されています。未発表曲は「ANTHOLOGY 1」ならば、他には「LIKE A DREAMERS DO」と「HELLO LITTLE GIRL」と「HOW DO YOU DO IT」と「ONE AFTER 909」と「LEND ME YOUR COMB」と「YOU KNOW WHAT TO DO」と「LEAVE MY KITTEN ALONE」位しかなくて、厳密に云えば「HOW DO YOU DO IT」と「LEAVE MY KITTEN ALONE」の2曲しかリリースを意識してレコーディングされた曲はありません。つまり、他は完成前のボツ音源やライヴ音源しかなくて、かと云ってそうした音源を全て収録しているわけではありません。例えば「ポリドール音源」や「デッカ・オーデイション」などは中途半端に収録しているし、ボツ音源やライヴ音源も、まだまだあります。故に、コレが出た事によってブートレグはなくなるどころか「公式盤には未収録音源ですよ」と云う触れ込みで、逆に増えてしまったのです。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

2024年08月05日

「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」第7話〜第9話(再)

離婚弁護士II~ハンサムウーマン~ DVDBOX


フジテレビTWO 12:10〜14:40

片瀬那奈 AS 緒方亜紀

第7話「絶対別れない女」
第8話「鉄の女、号泣!!」
第9話「え!?不倫弁護士」

「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」第7話から第9話の、今年初めての再放送です。このドラマが本放送された当時に、那奈ちゃんは「結婚して子どもが生まれたら引退します」と公言していたのですが、いつの間にか「結婚したくらいで引退はしません」と考えを改めていました。が、しかし、現在は「引退状態」と云ってもよろしいでしょう。たまに更新するYouTubeは1年半以上も「推し活生配信」ばかりで、「きれいなおねえさん」改め「推し活おねえさん」となってしまい、女優復帰どころか芸能人とも云えない状況です。それでもこうして出演作の再放送が途切れないのは、それだけ多くの作品に出ていたからです。それなのに研音を辞めて以来、全く誰からもオファーがないって、逆に恐ろしいですなあ。


(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 14:40| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「悪党〜重犯罪捜査班」事案1〜事案4(再)で内山理名ちゃん



テレ朝チャンネル2 17:30〜21:00

内山理名 AS 飯沼玲子

「悪党〜重犯罪捜査班」事案1から事案4までの、今年6回目の再放送です。理名ちゃんはクールな刑事・飯沼玲子を演じていて、何故かDVヒモ男と同棲しています。理名ちゃんだけではなく、滝沢沙織さんもフリージャーナリスト役でレギュラー出演しています。他のキャスティングも、主演の高橋克典さんを始め、那奈ちゃんと共演歴がある「カタセカイ住人」が多いドラマです。高橋克典さんは、コレの後が「匿名探偵」だと云うのはなかなか面白いのですが、実際にこの後に「匿名探偵」が再放送されます。

本放送:2011年1月21日、1月28日、2月4日2月18日(朝日放送、テレビ朝日)

(姫川未亜/小島イコ)

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「匿名探偵」第4話〜第6話(再)

匿名探偵 DVD BOX(5枚組)


テレ朝チャンネル2 22:00〜0:30

第4話「探偵と敵が多い女」
第5話「探偵とまぼろしの女」
第6話「探偵と断りきれない女」

片瀬那奈 AS 冴島響子

「匿名探偵」第4話と第5話の今年7回目で、第6話は8回目の再放送です。第4話は那奈ちゃんが演じた美人すぎる弁護士の冴島響子が何者かに命を狙われて自ら依頼人になる話なので、出番が多いです。第5話には絡みはありませんがダンとアンヌが共演していて、第6話では壇蜜さんを起用して、深夜枠としては考えられないシリーズ最高の数字「12.0%」を叩き出しました。しかし「悪党」から1時間後に「匿名探偵」では、観ているこっちの気持ちが追い付けませんなあ。


(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 22:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「ポールの道」#453「FAB4 U.S. SINGLES」#46「REAL LOVE / BABY'S IN BLACK / YELLOW SUBMARINE / HERE, THERE AND EVERYWHERE」

Real Love


ビートルズのボツ音源を集めた1995年リリースのアルバム「ANTHOLOGY 1」は、全米首位!・全英2位・日本3位とバカ売れして、シングル「FREE AS A BIRD」も全英2位・全米6位と大ヒットしちゃいました。ソレで、1996年3月18日には第2弾のアルバム「ANTHOLOGY 2」がCD2枚組(LP3枚組)でアップルからリリースされたのです。「ANTHOLOGY 2」のCD1は、1「REAL LOVE」、2「YES IT IS」、3「I'M DOWN」、4「YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY」、5「IF YOU'VE GOT TROUBLE」、6「THAT MEANS A LOT」、7「YESTERDAY」、8「IT'S ONLY LOVE」、9「I FEEL FINE」、10「TICKET TO RIDE」、11「YESTERDAY」、12「HELP!」、13「EVERYBODY'S TRYING TO BE MY BABY」、14「NORWEGIAN WOOD(THIS BIRD HAS FLOWN)」、15「I'M LOOKING THROUGH YOU」、16「12-BAR ORIGINAL」、17「TOMORROW NEVER KNOWS」、18「GOT TO GET YOU INTO MY LIFE」、19「AND YOUR BIRD CAN SING」、20「TAXMAN」、21「ELEANOR RIGBY(Strings Only)」、22「I'M ONLY SLEEPING(Rehearsal)」、23「I'M ONLY SLEEPING(Take 1)」、24「ROCK AND ROLL MUSIC」、25「SHE'S A WOMAN」の、全25曲入りです。前作の様なコメントは入れず、楽曲だけで構成されています。

CD2は、1「STRAWBERRY FIELDS FOREVER(Demo Sequence)」、2「STRAWBERRY FIELDS FOREVER(Take 1)」、3「STRAWBERRY FIELDS FOREVER(Take 7 & Edite Piece)」、4「PENNY LANE」、5「A DAY IN THE LIFE」、6「GOOD MORNING GOOD MORNING」、7「ONLY A NORTHERN SONG」、8「BEING FOR THE BENEFIT OF MR KITE!(Take 1 And 2)」、9「BEING FOR THE BENEFIT OF MR KITE!(Take 7)」、10「LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS」、11「WITHIN YOU WITHOUT YOU(Instrumental)」、12「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND(Reprise)」、13「YOU KNOW MY NAME(LOOK UP THE NUMBER)」、14「I AM THE WALRUS」、15「THE FOOL ON THE HILL(Demo)」、16「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」、17「THE FOOL ON THE HILL(Take 4)」、18「HELLO, GOODBYE」、19「LADY MADONNA」、20「ACROSS THE UNIVERSE」の、全20曲入りで、合計45曲入りです。

この「ANTHOLOGY 2」は1965年のアルバム「HELP!」から1968年のシングル「LADY MADONNA」までのボツ音源集となっていて、ビートルズがライヴ活動を止めてスタジオに籠った時期の音源が多く収録されています。特にCD2の最初に収録された「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」の制作過程が聴ける部分などは、ブートレグでは有名だったものの公式盤では初めて明かされたのです。とは云え、所詮はボツ音源集なので、未発表曲としてはアルバム「HELP!」のセッションでの「ボツ音源」であるリンゴが歌う「IF YOU'VE GOT TROUBLE」とポールの駄作「THAT MEANS A LOT」、アルバム「RUBBER SOUL」のアウトテイクでインストゥルメンタル曲「12-BAR ORIGINAL」の3曲しかありませんし、ズバリ云って3曲共に何故ボツになったのかが分かる酷い出来栄えです。他の楽曲に関しては制作過程なので、完成形である公式盤を聴き倒していないと全く面白くはありません。そもそも「ANTHOLOGY」シリーズは全てが「公式海賊盤」のようなものなのです。が、しかし、アルバム「ANTHOLOGY 2」は、全英首位!・全米首位!・日本3位と、またしてもバカ売れしました。

1曲目の「REAL LOVE」は、ジョンが1980年に録音したデモ音源「REAL LIFE」に、1995年にポールとジョージとリンゴとジェフ・リンがオーバーダビングして、サー・ジョージ・マーティンがプロデュースした「ビートルズの新曲」です。1996年3月4日に、英国では29作目、米国では40作目、日本では51作目!としてシングル・カットされて、全英4位・全米11位とヒットしていて、シングルのカップリングには「BABY'S IN BLACK」のハリウッド・ボウルでのライヴ音源と「YELLOW SUBMARINE」と「HERE, THERE AND EVERYWHERE」の別テイクが収録されていて、それらはアルバム未収録ですので価値があります。「REAL LIFE」は「REAL LOVE」として1979年のデモ音源が1988年リリースのサントラ盤「IMAGINE」に収録されていますが、ビートルズ・ヴァージョンの元になったのは1980年の別テイクのデモ音源で、曲の構成が違っています。出来栄えも、何だかビートルズらしくないと云われた「FREE AS A BIRD」よりは、ずっとビートルズっぽいと好評でした。シングルのジャケットでは、リンゴが持っている煙草が消されています。

そして、1996年10月28日には、完結編のアルバム「ANTHOLOGY 3」がCD2枚組(LP3枚組)でアップルからリリースされました。CD1は、1「A BEGINNING」、2「HAPPINESS IS A WARM GUN」、3「HELTER SKELTER」、4「MEAN MR. MUSTARD」、5「POLYHENE PAM」、6「GLASS ONION」、7「JUNK」、8「PIGGIES」、9「HONEY PIE」、10「DON'T PASS ME BY」、11「OB-LA-DI, OB-LA-DA」、12「GOOD NIGHT」、13「CRY BABY CRY」、14「BLACKBIRD」、15「SEXY SADIE」、16「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」、17「HEY JUDE」、18「NOT GUILTY」、19「MOTHER NATURE'S SON」、20「GLASS ONION」、21「ROCKY RACCOON」、22「WHAT'S THE NEW MARY JANE」、23「STEP INSIDE LOVE / LOS PARANOIAS」、24「I'M SO TIRED」、25「I WILL」、26「WHY DON'T WE DO IT IN THE ROAD」、27「JULIA」の、全27曲入りです。

CD2は、1「I'VE GOT A FEELING」、2「SHE CAME IN TROUGH THE BATHROOM WINDOW」、3「DIG A PONY」、4「TWO OF US」、5「FOR YOU BLUE」、6「TEDDY BOY」、7「MEDLEY : RIP IT UP / SHAKE, RATTLE AND ROLL / BLUE SUEDE SHOES」、8「THE LONG AND WINDING ROAD」、9「OH! DARLING」、10「ALL THINGS MUST PASS」、11「MAILMAN, BRING ME NO MORE BLUES」、12「GET BACK」、13「OLD BROWN SHOE」、14「OCTOPUS'S GARDEN」、15「MAXWELL'S SILVER HAMMER」、16「SOMETHING」、17「COME TOGETHER」、18「COME AND GET IT」、19「AIN'T SHE SWEET」、20「BECAUSE」、21「LET IT BE」、22「I ME MINE」、23「THE END」の、全23曲入りで、計50曲入りです。こちらは、1968年のアルバム「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」から1970年のアルバム「LET IT BE」までのボツ音源集です。

完全な未発表曲はジョン作の「WHAT'S THE NEW MARY JANE」位で、他はソロになって発表したジョージの「NOT GUILTY」と「ALL THINGS MUST PASS」や、ポールの「JUNK」と「TEDDY BOY」や、ポールがシラ・ブラックに書いた「STEP INSIDE LOVE」と即興の「LOS PARANOIAS」、ポールが書いて全ての楽器と歌をひとりでやったバッドフィンガー用のデモ音源「COME AND GET IT」、1961年のポリドール音源でもカヴァーしていた「AIN'T SHE SWEET」の1969年版がありました。2024年の現在となっては、1966年のアルバム「REVOLVER」から1970年のアルバム「LET IT BE」までは箱が出ているので、こうしたアウトテイクは公式盤でももっと沢山聴ける様になっていて、特にこの「ANTHOLOGY 3」の時代に関しては、1968年の「イーシャー・デモ」は全27曲が公式化されたし、1969年の幻のアルバム「GET BACK with Don't Let Me Down and 12 other songs」まで公式化されているので、今更「ANTHOLOGY」でもないだろう、と思われます。

それでもボツ音源の公式化は当時は衝撃的で、「ANTHOLOGY 3」も、全米首位!・全英4位・日本5位と相変わらずバカ売れしちゃったのですけれど、前2作と違ってシングル・カット曲になるはずだった「ビートルズの新曲」が収録されていません。代わりに入っているのが、サー・ジョージ・マーティンのスコアによる「DON'T PASS ME BY」のボツ・イントロ「A BEGINNING」です。ポールがヨーコさんから受け取ったジョンのデモ・テープには「FREE AS A BIRD」と「REAL LOVE」と「GROW OLD WITH ME」と「NOW AND THEN」の4曲が収録されていたと云われていて、ポールとジョージとリンゴはジェフ・リンのプロデュースで1995年に「NOW AND THEN」にオーバーダビングして完成させようとしたものの、雑音が多くてジョンのヴォーカルだけを抽出する事が1995年には不可能だったのと、ジョージが曲を余り気に入っていなくて、結局はアルバム「ANTHOLOGY 3」には未収録となったわけです。そして、その楽曲は28年後の2023年に「ビートルズ最後の新曲」として、アルバム「THE BEATLES 1962-1966(赤盤)」とアルバム「THE BEATLES 1967-1970(青盤)」の新装盤と共にリリースされたのでした。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする