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2024年05月27日

「ポールの道」#383「THE 7‘’ SINGLES BOX」#59「BEAUTIFUL NIGHT / LOVE COMES TUMBLING DOWN」

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ポール・マッカートニーは、1997年5月5日にMPL/パーロフォンからリリースしたアルバム「FLAMING PIE」からの英国では第3弾シングル・カットの「BEAUTIFUL NIGHT」を、1997年12月15日にリリースしました。表題曲の「BEAUTIFUL NIGHT」は、1986年にフィル・ラモーンのプロデュースでレコーディングしてアルバムごとボツになった「RETURN TO PEPPERLAND」に収録を予定していた楽曲をリメイクしたもので、サー・ジョージ・マーティンがオーケストラ・アレンジを担当して、リンゴ・スターがドラムスとヴォーカルで参加している「ビートリー」と云うか、ビートルズ・フリークのジェフ・リンと、本物が3人も関わっているので、ほとんど「ビートルズ」そのものな出来栄えの、美しく感動的な名曲です。特に、1986年版にはなかったテンポアップした終盤の展開(リンゴがリード・ヴォーカル状態になっている)が素晴らしく高揚感を与えてくれます。7インチに収録されたB面の「LOVE COMES TUMBLING DOWN」はアルバム未収録曲で、コレマタ1987年のフィル・ラモーンとのアルバム「RETURN TO PEPPERLAND」用にレコーディングした楽曲の蔵出しです。

CDシングルはやはり2種リリースされていて、表題曲「BEAUTIFUL NIGHT」と「LOVE COMES TUMBLING DOWN」に「OOBU-JOOBU Part5」(「BEAUTIFUL NIGHT」の1986年ヴァージョンが聴ける)を加えたタイプと、表題曲「BEAUTIFUL NIGHT」と1988年にレコーディングしたラヴ・バラード「SAME LOVE」の蔵出しと「OOBU-JOOBU Part6」(やはり1987年レコーディングの未発表曲「LOVE MIX」や、ポールがビートルズのアルバム「ABBEY ROAD」について語ったり、メロトロンでビートルズの「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」のイントロを弾いたりするのが聴ける)を加えたタイプがあります。「OOBU-JOOBU」に関して云えば、未発表曲の大盤振る舞いになっていて、単なるラジオ番組の抜粋ではありませんし、ブートレグで聴ける番組の全貌は、更に未発表曲や未発表リハーサルやライヴ音源も満載で、ジョン・レノンの「THE LOST LENNON TAPES」のポール版と云っても良い内容です。そんな番組から、ポール自身が編集した音源が「OOBU-JOOBU Part1」から「OOBU-JOOBU Part6」としてシングルのカップリングになっているのですから、聴き逃せません。

カップリングになった「LOVE COMES TUMBLING DOWN」と「SAME LOVE」、そして「OOBU-JOOBU」に含まれている「I LOVE THIS HOUSE」と「ATLANTIC OCEAN」と「SQUID」と「DON'T BREAK THE PROMISES」のポール・ヴァージョンと「BEAUTIFUL NIGHT」の初期ヴァージョンと「LOVE MIX」の8曲は、全てが1986年から1988年までにレコーディングされた未発表曲で、1987年にリリース予定だった「RETURN TO PEPPERLAND」絡みの楽曲の蔵出しも多いのです。1980年代中盤には低迷していた事にされているポールが、実はこれほどまでの未発表曲を隠し持っていたわけで、どこが低迷していたのでしょうか。「SAME LOVE」や「LOVE MIX」なんて、何故ボツにしていたのか全く理解不能な名曲だし、他の楽曲も1989年リリースのアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」や1993年リリースのアルバム「OFF THE GROUND」、そして1997年リリースのアルバム「FLAMING PIE」の本編にすら収録されず、シングルのカップリングやラジオ番組でのレア・トラックとして公開するって、もう何だか分かりませんよ。

表題曲である「BEAUTIFUL NIGHT」は、1997年リリースの完成版と1986年ヴァージョンの両方が聴ける様になったのですが、勿論、楽曲自体が素晴らしいのだけれど、1997年の完成版の方が明らかに優っていると思います。アルバム「FLAMING PIE」でも、実質的にはトリを務めているハイライトです。ソノ後の「GREAT DAY」はポールお得意のオマケで、1992年のリンダとの小品を入れたかったのでしょう。リンダは1998年に亡くなってしまうので、此の「BEAUTIFUL NIGHT」でのバッキング・ヴァーカルがポールのシングルとしては最後の歌声となってしまいました。既に闘病中だったので覚悟をしていたであろう時に、前向きな「BEAUTIFUL NIGHT」と云う絶品の楽曲を歌っていたのですから、強い意志が感じられます。「OOBU-JOOBU」で公開された未発表曲では、ハードな「ATLANTIC OCEAN」や、ギターのループが不思議なインストゥルメンタル曲「SQUID」と云った楽曲も聴けます。

表題曲「BEAUTIFUL NIGHT」には、1985年のピアノの弾き語りデモもあって、そちらはアルバム「FLAMING PIE」の「アーカイヴ・コレクション」に収録されていますが、2CDの「スペシャル・エディション」にも入っているので、4万円強の「デラックス・エディション」や14万円!の「コレクターズ・エディション」を買わずとも4千円弱で聴く事が出来ます。ポールとしては「BEAUTIFUL NIGHT」に関してはアルバムの売りのひとつにしているし、英国のみとは云えシングル・カットしているので、ただ寝かしておいただけではないのでしょう。しかし、他のシングル・カップリング曲に関しては、所詮は本編にも収録しない程度の楽曲だと云う事なのでしょう。丁度良く1995年にラジオ番組「OOBU-JOOBU」が放送されたので、幾つかの楽曲はラジオのオンエアで公開してCDシングルのカップリングで発表したのですが、まだまだポールの未発表曲はごまんとあるのでしょう。英国で25位のシングル「BEAUTIFUL NIGHT」は「THE 7‘’ SINGLES BOX」では59枚目で、英国盤のピクチャー盤を元にリニューアルしたピクチャー・スリーヴで収録されています。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

「竜馬がゆく」第六話(再)で内山理名ちゃん



時代劇専門チャンネル 21:00〜22:00

第六話「第三部 襲撃 中編」

内山理名 AS おりょう

「竜馬がゆく」第六話の、今年初めての再放送です。此の回での見どころは、前田愛ちゃんが演じた千葉佐那子が短刀を持って、竜馬に「お嫁にしなければ死にます!」と、命がけの告白をするシーンです。ソレに対して竜馬は「日ノ本に命を捧げたから、誰もお嫁にしない」などと大嘘をついてふってしまうのです。ドラマでは千葉佐那子の出番はソレでおしまいですが、史実だと竜馬はそんなにキッパリとは断っていなくて、千葉佐那子は竜馬が承諾したと思い、生涯「竜馬の婚約者」として独身を通したそうです。

本放送:2004年1月2日(テレビ東京)

(姫川未亜/小島イコ)

posted by 栗 at 22:00| RINA | 更新情報をチェックする

「悪党〜重犯罪捜査班」事案4〜事案7(再)で内山理名ちゃん



テレ朝チャンネル2 17:30〜21:00

内山理名 AS 飯沼玲子

「悪党〜重犯罪捜査班」事案4から事案7までの、今年4回目の再放送です。法律ギリギリの捜査で悪を粉砕する刑事たちを描いたドラマで、理名ちゃんが演じたクールな飯沼玲子刑事はアクション・シーンなどもありますが、何故かDVヒモ男とは別れられないのでした。飯沼玲子刑事が帰宅すると登場して暴れる引きこもりのDVヒモ男は、実は重要なカギを握る登場人物です。事案7の放送予定日は東日本大震災当日の2011年3月11日だったので、当然ながら延期となり、翌週の本放送は「L字テロップ入り」でした。

本放送:、2011年2月18日2月25日3月4日3月18日(朝日放送、テレビ朝日)

(姫川未亜/小島イコ)

posted by 栗 at 21:00| RINA | 更新情報をチェックする

「24 JAPAN」第13話(再)



テレ朝チャンネル1 5:00〜6:00

第13話「12:00P.M.-1:00P.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美(消息不明)

「24 JAPAN」第13話の、今年初めての再放送です。那奈ちゃんが演じた氷川七々美の出番は第3話で終わっているので、待てど暮らせど再登場はありません。それよりも、全24話で後半戦に入ったコノ回で、遂に現馬はテロリストの親玉と思われていた神林民三と直接対決をして、アッサリと民三を撃ち殺してしまうのです。ソノ民三ですが、実はテロ組織では中間管理職で小者だったわけで、そんな奴で半分以上も引っ張っていて長過ぎます。民三が死んだので、氷川七々美への「もうひと仕事」も明かされる事はなくなりました。

本放送:2021年1月8日(テレビ朝日)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 06:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする