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2024年04月18日

「ポールの道」#254「THE 7‘’ SINGLES BOX」#20「MAYBE I'M AMAZED(LIVE) / SOILY(LIVE)」



ポール・マッカートニーが率いる「第5期ウイングス」は、歴代のウイングスの中でも最もまとまりも良く、ウイングスとしての全盛期と云われています。ウイングスは「第1期ウイングス」と「第3期ウイングス」と「第4期ウイングス」と「第6期ウイングス」は、人数が少なかったりしてライヴ活動が出来ていません。故にライヴ音源が残されているのは「第2期ウイングス」と「第5期ウイングス」と「第7期ウイングス」だけです。まあ、「第4期ウイングス」もスタジオ・ライヴはありますけれどね。「第2期ウイングス」のライヴでは、ビートルズ・ナンバーはカヴァー曲の「LONG TALL SALLY」しか演奏しなかったので、「第5期ウイングス」になってビートルズ・ナンバーを解禁したのも、セットリストに厚みが増していますし、1975年9月から1976年10月までの長期ワールド・ツアーは、ホーン隊の4人も加えた9人での「第5.5期ウイングス」として充実のライヴを繰り広げました。特に1976年5月から6月の北米ツアー全31公演は動員記録を塗り替える程の大盛況でした。

それでポールは、1976年3月から6月までのツアーから選りすぐりのテイクをアナログ3枚組のライヴ・アルバム「WINGS OVER AMERICA」として1976年12月10日にMPL/EMIからリリースしたのです。アナログ3枚組にも関わらず、全英8位・全米首位!と大ヒットしました。長期に渡ったツアーも大好評で、ジョン・レノンは「ビートルズ再結成なんてない、ビートルズのライヴが観たければ、ウイングスを観ればいい」と発言しています。前述の通り此の時期のウイングスは、ポール&リンダとデニー・レインとジミー・マカロックとジョー・イングリッシュの5人に、ホーン・セクションの4人も加えた、9人体制の「第5.5期ウイングス」で、鉄壁なアンサンブルでライヴを行っていました。そして、ソノ3枚組ライヴ盤から翌1977年2月4日にシングル・カットされたのが「MAYBE I'M AMAZED(ハートのささやき)(LIVE) / SOILY(ソイリー)(LIVE)」です。A面の「MAYBE I'M AMAZED」は、1970年4月リリースのポールの初のソロ・アルバム「McCARTNEY」からのナンバーで、元々はビートルズ末期の1969年には出来ていた楽曲です。

ライヴ盤「WINGS OVER AMERICA」は全28曲入りで、最初が「VENUS AND MARS / ROCK SHOW / JET」のメドレーなので、ソレを分けると全30曲入りです。ビートルズ・ナンバーが5曲、1970年のアルバム「McCARTNEY」から1曲、1972年のシングル1曲、1973年のシングル1曲、1973年のアルバム「RED ROSE SPEEDWAY」から1曲、1973年のアルバム「BAND ON THE RUN」から5曲、1975年のアルバム「VENUS AND MARS」から9曲、1976年のアルバム「WINGS AT THE SPEED OF SOUND」から4曲、未発表曲1曲、サイモン&ガーファンクルのカヴァー1曲、ムーディー・ブルースのセルフ・カヴァー1曲となっていて、1971年リリースのアルバム「RAM」とアルバム「WILD LIFE」からは1曲も演奏していません。「第2期ウイングス」のライヴでは、アルバム「RAM」とアルバム「WILD LIFE」からの曲が中心だったので、「第2期ウイングス」と「第5.5期ウイングス」のライヴでのセットリストは全く違っています。

此の「MAYBE I'M AMAZED」は、アルバム「McCARTNEY」では「恋することのもどかしさ」と云う邦題でしたが、ライヴ盤では「メイビー・アイム・アメイズド」と原題のカタカナ表記に変わり、更にシングル・カットでは「ハートのささやき」に変更されていますが、全部同じ曲です。「THE 7‘’ SINGLES BOX」では20枚目で、日本盤のピクチャー・スリーヴで復刻されていますが、「ハートのささやき」、歌と演奏「ウイングス」と「ウイングス」表記で日本では珍しいものの、制作「ポール・マッカートニー」とも大きく書かれています。ライヴ盤ながら、全英28位・全米10位とヒットしていて、此のライヴは、1976年5月29日の録音です。B面の「SOILY」は、1976年6月7日の録音で、此のライヴ盤で初めてレコード化されたのですが、曲自体は1972年の「第2期ウイングス」時代からライヴで披露していた楽曲です。「MAYBE I'M AMAZED」は、元々はポールがひとりで演奏した曲でしたが、リード・ギターのジミー・マカロックは原曲に忠実に弾いていて、ソレはジミーが加入する前のビートルズ・ナンバーやウイングス・ナンバーでも同じです。以前にも書いた様に、ジミーこそが、ポールが考えている通りに弾いてくれる「ポールにとっては理想的なギタリスト」だったのです。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」

【Amazon.co.jp限定】HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス 究極版(B2ポスター付き) [Blu-ray]


WOWOW 4K 21:00〜23:00

2016年公開作品(2016年5月14日公開)

片瀬那奈 AS 色丞魔喜

「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」の、今年早くも7回目の放送です。前作に続いて、那奈ちゃんは変態仮面の母親を演じています。前作から3年の間に主演の鈴木亮平くんは出世していて、有名な俳優さんになっていたので、まさかの続編でした。再び肉体改造して、またしてもスタントなしでの体当たり演技となったのです。ソレで、舞台挨拶のチケットも簡単には取れなくなっていました。第1作公開の翌年には「朝ドラ」に出ていたし、此の第2作公開の1年半後には「大河ドラマ」で主演しているわけで、つまり第2作公開時には「大河」の主演は決定していたと思われますので、NHKも懐が深いんですよ。

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 21:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「HK/変態仮面」



WOWOW 4K 19:00〜21:00

2013年公開作品(2013年4月13日公開)

片瀬那奈 AS 色丞魔喜

「HK/変態仮面」の、今年早くも7回目の放送です。那奈ちゃんが演じたのは、変態仮面の母親でSMの女王様です。近年に鈴木亮平くんを知った方々には、こんな破廉恥な映画の主役をスタントなしで肉体改造までして演じていたのは、軽い衝撃でしょう。しかしながら、コレは「黒歴史」化されてはいなくて、逆に本人が堂々と「僕の代表作のひとつ」と語っています。それにしても、ゴールデンタイムに「4K」で放送って、何気にスゴイですなあ。公開された当時に舞台挨拶付き上映会(那奈ちゃんは不在)に行ったら、観客全員に紙製のパンティが配られて、全員で被って亮平くんたちにサプライズと云う、トンデモな事もやっていたんですよ。

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 19:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする