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2024年02月28日

「ポールの道」#297「THE BEATLES / 1962-1966」「THE BEATLES / 1967-1970」AGAIN

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2009年9月9日リリースのビートルズのリマスターは、所謂ひとつのベスト盤にも影響しました。2010年10月18日には「THE BEATLES / 1962-1966」(「赤盤」)と「THE BEATLES / 1967-1970」(「青盤」)がリマスターされて、2011年9月2日には「1」がリマスターされて、それぞれデジパック仕様となったのです。今回は「赤盤」と「青盤」に関して、改めて書きます。「赤盤」と「青盤」は、1973年4月2日(米国)・4月19日(英国)にアナログ盤2枚組2セットでリリースされたのが最初で、ブートレグの「AΩ」対策として、公式盤では初めてリリースされたビートルズの「オールタイム・ベスト・アルバム」でした。かつては「ジョージ・ハリスン選曲」とか「アラン・クレイン選曲」とも云われていたものの、実際にはアラン・クレインの指示で、アップル・レコードのアメリカ地区責任者アラン・ステックラーが選曲しました。「赤盤」と「青盤」は、其の後3回CD化されています。

最初にCD化されたのは1993年9月20日で、1987年から1988年にかけてのビートルズの初CD化が終わってから時間を置いてからリリースされています。コレはですね、当初は1991年にリリースされる予定が、延期されたのです。ソレが、単に初CD化音源を「赤盤」全26曲と「青盤」全28曲に並べた音源とはなっておりません。「赤盤」に収録された「ALL MY LOVING」と「CAN'T BUY ME LOVE」と「A HARD DAY'S NIGHT」と「AND I LOVE HER」と「EIGHT DAYS A WEEK」の5曲は初ステレオCD化で、アナログ盤ではステレオだった「PLEASE PLEASE ME」と「FROM ME TO YOU」と、疑似ステレオだった「LOVE ME DO」と「SHE LOVES YOU」はモノラルになっています。米国編集のアナログ盤では「HELP!」の前に「なんちゃってジェームズ・ボンドのテーマ」が入っていたりとキャピトル音源を使用していましたが、CDでは全世界統一規格になっています。

アナログ盤では、英国でEMI音源を米国でキャピトル音源を使用していたアルバム「HELP!」とアルバム「RUBBER SOUL」の収録曲は、1987年のサー・ジョージ・マーティンによるステレオ・リミックス音源に替えられています。初CD化の「青盤」も、アナログでは英国はEMI音源で米国はキャピトル音源を使用していた(例えば「I AM THE WALRUS」のイントロが違っている)のを、全世界統一規格としています。CD化では「A DAY IN THE LIFE」のイントロに歓声が被っていないヴァージョン(1988年のジョン・レノンのドキュメンタリー映画のサントラ盤「IMAGINE」が初出)や、「BACK IN THE U.S.S.R.」のアウトロで「DEAR PRUDENCE」のイントロが被っていないヴァージョンに替えられています。

2010年10月18日リリースのリマスター盤は、「赤盤」も「青盤」も音源的には「リマスター」なので、基本的には1993年の初CD化音源と変わらないものの、2009年リマスター音源を使用しているので、ノイズ除去などは徹底していて、デジパック仕様なのでオリジナル・アルバムのリマスターと並べても違和感がありません。17年ぶりのCD化でしたが、アナログ時代からのファンも2010年リマスターの「赤盤」と「青盤」には文句はないでしょう。輸入盤では、2セットを収納したオーバーカヴァー付きもあります。但し、1993年盤も2010年盤もアナログ時代と同じ曲数なので「赤盤は1枚で出せただろう」とか「青盤も1枚では入らないけれど余裕があるのだから、ボーナス・トラックを入れろ」と云った苦情はありました。それでも「ジョージが選曲した」と云うウソがまかり通っていた為に、内容を変えるのはマズイとされていたのです。

そして、記憶に新しい2023年11月10日リリースのリミックス盤となったのですが、こちらはジャイルズ・マーティンが大胆にリミックスした音源となっていて、「赤盤」には12曲、「青盤」には9曲が加えられて、「ビートルズ最後の新曲」である「NOW AND THEN」も「青盤」に入っています。音源は、シングル曲の一部は2015年の「1+」用のリミックス音源が、アルバム「REVOLVER」と、アルバム「SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND」と、アルバム「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」と、アルバム「ABBEY ROAD」と、アルバム「LET IT BE」からの楽曲は、2017年から2022年にかけてリリースされたリミックス音源が、その他の楽曲は新たにリミックスした音源が収録されていて、モノラル・マスターしか残っていない「LOVE ME DO」と「SHE LOVES YOU」もデミックスによって真正ステレオ・リミックスになっています。CDでの曲順は、追加された楽曲をそれぞれ年代順に間に挟んでいます。

中には「I AM THE WALRUS」の様に、従来の音源では聴こえなかったSEが大きくされていて違和感があり捲りのリミックスもあって、オールド・ファンからは不満の声が出ていますし、そもそも2017年以降のジャイルズ・マーティンとサム・オケルによるリミックス音源を良しとはしない意見もあります。個人的にはリミックスはアリですけれど、ソレはオリジナルのリマスター音源がある事が大前提です。出荷量がビートルズのアルバムとしては少なかったと云われている「2010年リマスター盤」よりも「2023年リミックス盤」は新曲「NOW AND THEN」効果もあって圧倒的に売れているので、2023年盤が今後は決定盤になるのか、との疑問はあります。2023年リミックス盤は、それぞれアナログ3枚組も出ていますが、そちらは本編2枚はオリジナル通りで、新たに追加収録された曲を3枚目にしていて、些か首を傾げる内容です。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

「片瀬のNANA CHANNEL」#178【生配信】久々!EVNNEに感動!エンブどデカ声援に感動!ペンラが届いたし渡韓するので雑談したい!【21時30分〜】



YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」 21:30配信開始(1時間15分25秒)

那奈ちゃんのYouTube第178弾で、今回はまたしても生配信だそうです。昨年(2023年)は2月も3月も4月も5月も6月も7月も8月も9月も10月も11月も12月も、今年(2024年)1月も全てが生配信、2月になって2回目もやっぱり生配信で、2月はコレで最後でしょうから、2月も全て生配信で、52回連続の「推し活」です。3週間ぶりの生配信で生存確認にはなりましたが、ソレ以上の意味は、個人的にはありません。いつもの事ですが、同接で300人台しか見ていなくて、淋しいですなあ。最近の告知はインスタのストーリーズだけで、Xでもインスタでもやっていないので、内容もヲタ丸出しだし、宣伝する気もないのでしょうか。

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 21:30| YouTube | 更新情報をチェックする

「烈火 警視庁強行犯 樋口顕」(再)で内山理名ちゃん



日本映画専門チャンネル 17:30〜19:20

内山理名 AS 藤井麻奈

「烈火 警視庁強行犯 樋口顕」の今年2回目の再放送ですが、「ドルチェ」と「理名ちゃんバッティング」しています。あちらでは容疑者で、こちらでは刑事と、幅広い役柄の幅があります。理名ちゃんが演じた藤井麻奈さんは刑事で、主人公の内藤剛志さんが演じた樋口刑事の相棒です。犯人は被害者を拘束して火焙りにして殺すと云う残虐な手法を使い、身分を他人と交換しているトリックもあります。藤井刑事が捜査中に飼い猫が交通事故に遭ってしまい、藤井刑事が「家族同然の猫なので家に帰らせて下さい」と樋口刑事に云ったら「ばかもん!」と波平みたいに怒鳴られて、藤井刑事はカツオみたいにションボリします。

本放送:2016年12月21日(テレビ東京)

(姫川未亜/小島イコ)

posted by 栗 at 19:20| RINA | 更新情報をチェックする

「ドルチェ」(再)で内山理名ちゃん

ドルチェ (新潮文庫)


BSフジ 16:00〜18:00

内山理名 AS 浜田知美

「ドルチェ」の今年2回目の再放送で、明日に再放送される「ドルチェ2」にも、回想シーンで理名ちゃんが登場しますが、「烈火」と「理名ちゃんバッティング」しています。本日は、理名ちゃんが出演したドラマが3作も再放送される「理名ちゃんDAY」なのです。理名ちゃんが演じた知美さんは風俗嬢で、殺人事件の容疑者となり自供までするものの、真犯人をかばって偽証している役どころです。

本放送:2012年10月12日(フジテレビ)

(姫川未亜/小島イコ)

posted by 栗 at 18:00| RINA | 更新情報をチェックする

「大奥〜華の乱〜」第二話(再)で内山理名ちゃん



関西テレビ 14:45〜15:45

第二話「伏魔殿」

内山理名(主演) AS 安子

「大奥〜華の乱〜」第二話の今年3回目で、関西ローカルですが地上波での再放送です。現在放送中の新作「大奥」へのテコ入れで、先月にはフジテレビで再放送されていたのですが、こちらを観て「旧作の方が面白い」などと逆効果になっている意見もある様です。理名ちゃんが演じた安子がイジメられるのは武士の娘で夫もいた身なので何となく分かりますが、新作の「大奥」で小芝風花ちゃんが演じているのは公家の出のお嬢様なので、アンナにイジメを受けたら朝廷が黙っていないと思えますし、なんか全体的に軽いノリなので途中で脱落してしまいました。

本放送:2005年10月20日(フジテレビ)

(姫川未亜/小島イコ)

posted by 栗 at 15:45| RINA | 更新情報をチェックする

「35歳の高校生」第二話(再)

35歳の高校生 Blu-ray BOX


日テレプラス 12:00〜13:00

第二話「イジメ? いじられ? ピエロの流す涙の訳」

片瀬那奈 AS 長峰あかり

「35歳の高校生」第二話の、今年初めての再放送です。第一話の「いじめられっ子」里奈ちゃんが演じたのは広瀬アリスちゃんで、第二話ではすっかり明るいキャラに変貌して「馬場ちゃん」呼びをして、馬場ちゃんに「キャラ変わり過ぎ」などと云われています。第二話の「いじめられっ子」愛ちゃんを演じるのは、当時はFlowerとE-girlsに所属していた水野絵梨奈ちゃんで、厳格な父親を宇梶剛士さんが演じています。此の回から、那奈ちゃんが演じたあかり先生の湯吞み文字がシーンごとに変わる遊びがあって、此の回では「準備中」と「週一」でしたが、「週一」は現在では「意味不明」かもしれません。

本放送:2013年4月20日(日本テレビ)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 13:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする