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2024年02月05日

「ポールの道」#274「THE DARK HORSE YEARS 1976-1992」

Dark Horse Years 1976-92


長い間、廃盤となっていたジョージ・ハリスンのダーク・ホース時代のアルバムですが、ジョージは生前にリマスターしてリイシューする事を考えていて、敢えて廃盤にしていたらしいのです。それで、死後の2004年2月23日に「THE DARK HORSE YEARS 1976-1992」として箱で一気にダーク・ホースからリリースされました。内容は、1976年リリースのアルバム「THIRTY THREE & 1/3」、1979年リリースのアルバム「GEORGE HARRISON(慈愛の輝き)」、1981年リリースのアルバム「SOMEWHERE IN ENGLAND(想いは果てなく〜母なるイングランド)」、1982年リリースのアルバム「GONE TROPPO」、1987年リリースのアルバム「CLOUD NINE」、1992年リリースのアルバム「LIVE IN JAPAN」(2枚組)の6作7枚に、「THE DARK HORSE YEARS 1976-1992」と云う名のDVDを加えた、全7作8枚組です。

それぞれのアルバムには以前に書いた通りボーナス・トラックも加えられていて、「LIVE IN JAPAN」は「SACD」仕様です。DVDには、「THIS SONG」、「CRACKERBOX PALANCE」、「FASTER」、「GOT MY MIND SET ON YOU」2種、「WHEN WE WAS FAB」、「THIS IS LOVE」の6曲7ヴァージョンのMVと、「LIVE IN JAPAN」から「CHEER DOWN」、「DEVIL'S RADIO」、「CLOUD 9」、「TAXMAN」の4曲と、映画「上海サプライズ」から「SHANGHAI SURPRISE」、「SOMEPLACE ELSE」、「HOTTEST GONG IN TOWN」の3曲が収録されています。DVDは当初はバラ売りはしないと云われていましたが、結局は単品でも発売されて、アルバムも6作全てがバラ売りされました。しかしながら、日本盤はCCCDだったので、コレは輸入盤で箱を買った方が賢明でした。DVDに収録された「LIVE IN JAPAN」の映像に関しては、4曲のみでは物足りないし、アップル時代の箱は2014年リリースなので、此の後に10年も待たされる事となり、そちらのDVDには「LIVE IN JAPAN」から「GIVE ME LOVE」の1曲しか収録されず、たったの5曲では困ったちゃんなのです。

それぞれのアルバムは、リリース当時は不評だった「GONE TROPPO」も含めて、全てが日本にも多く居るレコスケくんの様な「ジョージ・ファン」には堪らない傑作ばかりですし、MVはモンティ・パイソンの連中も沢山出ている「THIS SONG」や「CRACKERBOX PALANCE」は爆笑ものだし、スタントマンがバレバレな「GOT MY MIND SET ON YOU」とか、ゴドレイ&クレームが監督した「WHEN WE WAS FAB」も楽しいです。10年後に出た「アップル・イヤーズ」の箱も同じデザインで、二つを重ねて置く事が出来ますが、そちらの方は2014年まで進んでから詳しく語ります。此の「ダーク・ホース・イヤーズ」と2014年の「アップル・イヤーズ」に、遺作で2002年リリースのアルバム「BRAINWASHED」を加えて、後は「THE CONCERT FOR BANGLADESH」と「TRAVELING WILBURYS COLLECTION」でジョージの公式音源はほぼほぼ揃いますが、ダーク・ホース時代のベスト盤用の「CHEER DOWN」と「POOR LITTLE GIRL」と「COCKAMAMIE BUSINESS」の3曲は、当時はベスト盤でしか聴けず、2009年のベスト盤「LET IT ROLL」に「CHEER DOWN」は入ったのですが、他の2曲は聴けない状態です。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

「片瀬のNANA CHANNEL」#177【祝生配信】EVNNE2冠おめでとう!!先週のあれこれをアルバム開封しながら雑談をしたい【21時30分〜】(生配信)調子悪いからこっちで!EVNNEおめでとう会!



YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」 21:47配信開始(2時間3分26秒)

那奈ちゃんのYouTube第177弾で、今回はまたしても生配信だそうです。昨年(2023年)は2月も3月も4月も5月も6月も7月も8月も9月も10月も11月も12月も、今年(2024年)1月も全てが生配信、2月になって1回目もやっぱり生配信で、51回連続の「推し活」です。1年以上も生配信しかやっていないわけで、こりゃあ、もう、あきまへんなあ。大雪が降っていて雷も鳴っている状況で、呑気に「私たちがいっぱいお金を払ったから推しが2冠になった!」とか書いてあって、もう完全に此の人は「観られる立場」から「観る立場」に変わったんだなあ、と思います。てかさ、配信の調子が悪いからスマホでやっているんですけれど、あのね、此の天気なんだからそうなるざんしょ。こうまでして生配信で「推し活」をしたいって、なかなかヤバイんじゃないの。やっている事は大量に推しの同じ商品を購入して、オマケだけ違うから、ソレを見せびらかすわけですが、こりゃあ、もう、女優さんがやっている生配信じゃないでしょ。延々とこんな生配信を1年以上も見せられて、女優時代や歌手時代にファンになった古参ファンに、一体どうしろって云うんでしょうか。嫌なら見るなって事なんでしょうけれど、そもそも「片瀬那奈」の名の下にやる事じゃないでしょう。コレじゃあ、看板に偽りありなんですよ。

(小島イコ/姫川未亜)

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