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2024年02月01日

「ポールの道」#270「CONCERT FOR GEORGE」

Concert for George [Blu-ray] [Import]


2001年11月29日に亡くなったジョージ・ハリスンを追悼する為に、一周忌の2002年11月29日に、ロイヤル・アルバート・ホールにて追悼コンサート「CONCERT FOR GEORGE」が開催されました。ジョージの妻であるオリヴィアさんと息子のダーニが計画して、親友であるエリック・クラプトンが主催したライヴには、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターも出演して、2003年11月17日にライヴ盤が、同年10月10日にはDVDで映像盤が、更に2012年3月22日にはBD化されて、後に劇場公開もされています。

内容は、1「SARVE SHAAM」、2「YOUR EYES」アヌーシュカ・シャンカール(ラヴィ・シャンカールの娘で、ノラ・ジョーンズの妹)、3「THE INNER LIGHT」アヌーシュカ・シャンカール、ジェフ・リン、ダーニ・ハリスン、4「ARPAN」アヌーシュカ・シャンカール、と初めはインド音楽コーナーです。「ARPAN」は、23分もある長尺な曲です。次に、5「SIT ON MY FACE」、6「GAME SHOW TITLES」、7「THE LUMBERJACK SONG」、8「THE SPAM SONG」と、モンティ・パイソンのコーナーです。此の後はジョージ作のカヴァーとなります。

9「I WANT TO TELL YOU」ジェフ・リン、10「IF I NEEDED SOMEONE」エリック・クラプトン、11「OLD BROWN SHOE」ゲイリー・ブルッカー、12「GIVE ME LOVE(Give Me Peace on Earth)」ジェフ・リン、13「BEWARE OF DARKNESS」エリック・クラプトン、14「HERE COMES THE SUN」ジョー・ブラウン、15「THAT’S THE WAY IT GOES」ジョー・ブラウン、16「HORSE TO THE WATER」ジュールズ・ホーランド、17「TAXMAN」トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、18「I NEED YOU」トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、19「HANDLE WITH CARE」トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ジェフ・リン、ダーニ・ハリスン、20「ISN'T IT A PITY」エリック・クラプトン、ビリー・プレストン、21「PHOTOGRAPH」リンゴ・スター、22「HONEY DON'T」リンゴ・スター、23「FOR YOU BLUE」ポール・マッカートニー、24「SOMETHING」ポール・マッカートニー、エリック・クラプトン、25「ALL THINGS MUST PASS」ポール・マッカートニー、26「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、27「MY SWEET LORD」ビリー・プレストン、28「WAH-WAH」エリック・クラプトン&バンド、と来て、最後の、29「I'LL SEE YOU IN MY DREAM」を、ジョー・ブラウンがウクレレで演奏して〆る、全29曲です。

リードを取る面々も豪華ですが、バックもベースにデイヴ・ブロンズ、クラウス・フォアマン、ドラムスにリンゴの他に、ジム・キャパルディ、ジム・ケルトナー、ヘンリー・スピネッティ、キーボードにクリス・ステイントン、パーカッションにレイ・クーパー、エミール・リチャーズ、アルトサックスにジム・ホーン 、テナーサックスにトム・スコット、ギターにマーク・マン、アンディ・フェアウェザー・ロウ、アルバート・リー、と云った面々も参加しています。ライヴ盤は、モンティ・パイソンのコーナーとジュールズ・ホーランドを除いた全24曲入りで、映像では完全収録にバックステージ映像も楽しめるBD盤もあります。最初が40分位のインド音楽コーナーと云うのもジョージの追悼らしいし、ポールが我を出さずにジョージの曲を何曲も披露するのも追悼コンサートならではです。しかし、リンゴはジョージとの共作「PHOTOGRAPH」は良いとして、何故カール・パーキンスのカヴァー「HONEY DON'T」を演奏したのでしょうか。ビートルズでカヴァーした時に、間奏に入る度にジョージに声をかけている曲ではありますが、他がポールですらジョージのカヴァーばかりなのに、リンゴだけが持ち歌を2曲で浮いています。「LIVE IN JAPAN」の時にはまだ少年だったダーニが、成長して若い頃のジョージとそっくりな風貌になっていたのにも驚きました。

(小島イコ)

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2024年02月02日

「ポールの道」#271「THE CAPITOL ALBUMS VOL.1」

The Capitol Albums, Vol. 1


1987年から1988年にかけてビートルズの公式盤は全て初CD化されましたが、ソレは基本的には英国盤仕様で、1963年リリースのアルバム「PLEASE PLEASE ME」とアルバム「WITH THE BEATLES」と、1964年リリースのアルバム「A HARD DAY'S NIGHT」とアルバム「BEATLES FOR SALE」の4作はモノラルで、1965年リリースのアルバム「HELP!」とアルバム「RUBBER SOUL」の2作はサー・ジョージ・マーティンによるリミックスとなっていました。更に、1966年リリースのアルバム「REVOLVER」と、1967年リリースのアルバム「SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND」と、1967年リリースの米国編集盤「MAGICAL MYSTERY TOUR」と、1968年リリースのアルバム「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」と、1969年リリースのアルバム「YELLOW SUBMARINE」とアルバム「ABBEY ROAD」と、1970年リリースのアルバム「LET IT BE」の7作はステレオだけとなって、それらに未収録だったシングル曲などを集めた「PAST MASTERS」2作を加えて、全213曲をCD化したのです。

コレで、ビートルズの音源を正式に認めたヴァージョンとして、全世界統一規格とする事となったのですが、レコードでは初期の4作はステレオ盤も出ていたし、1965年のアルバム「HELP!」とアルバム「RUBBER SOUL」の2作ではモノラルと左右泣き別れのオリジナル・ステレオ盤が出ていたし、1966年のアルバム「REVOLVER」から1968年のアルバム「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」までの4作にはモノラル盤も出ていたのです。1969年のアルバム「YELLOW SUBMARINE」もモノラル盤が出ていたけれど、ソレはステレオをモノラルにしただけです。その他の1963年から1968年までのアルバムは、全てモノラルとステレオが「別ミックス」されていて、これらのステレオ盤とモノラル盤は全て2009年9月9日にリマスターしてリリースされますが、それまでは紆余曲折がありました。

まず禁を破ったのは、1989年と1992年リリースの「THE BEATLES CD SINGLES COLLECTION」と1992年リリースの「THE BEATLES COMPACT DISC E.P.s BOX SET」で、シングル集では「HELP!」以降がモノラルで聴けるし、E.P.集では「MAGICAL MYSTERY TOUR」のモノラルとステレオの両方が収録されていて、オマケのE.P.の「SHE'S A WOMAN」はポールのカウント入りで、「THIS BOY」は「PAST MASTERS」で初出のトゥルー・ステレオです。1993年に「赤盤」と「青盤」を初CD化した際には、初期の曲がステレオCD化されました。更に、1994年にはスタジオ・ライヴ盤「LIVE AT THE BBC」が、1995年から1996年にかけてはボツ音源集の「ANTHOLOGY」が、1999年にはリミックス盤「YELLOW SUBMARINE SONGTRACK」が、2000年にはリマスターされたベスト盤「1」が、2003年にはリミックス盤「LET IT BE ... NAKED」がリリースされてしまい、もはや「全世界統一規格」など崩壊してしまったのです。

そして、2004年11月15日に、CD4枚組の「THE CAPITOL ALBUMS VOL.1」がアップルからリリースされました。コレは米国キャピトル盤の水増しアルバムを当時のままでCD化したもので、此の第1集には、アルバム「MEET THE BEATLES!」と、アルバム「BEATLES’S SECOND ALBUM」と、アルバム「SOMETHING NEW」と、アルバム「BEATLES ’65」の、4作が収められていて、日本盤のタイトル(「ビートルズ '64 BOX」)通りに米国では1964年だけでビートルズのアルバムが4作(ユナイテッド・アーティスツのサントラ盤「A HARD DAY'S NIGHT」とキャピトル独自のドキュメンタリー盤「THE BEATLES' STORY」も加えれば6作!)もリリースされていたのです。そんな水増しアルバム(個別の内容は以前に書いたので参照して下さい)を、しかも当時のカタチでリリースした事で、全世界統一規格は全く意味がない事となりました。そのうえ全てがモノラルとステレオの「2in1」で、当時のまんまでの疑似ステレオや別ミックスが満載で、ベスト盤「1」同様に24ビット・デジタル・リマスターを施しているのです。現在では些か音圧レベルが高過ぎる気もしますが、2014年にリリースされた「THE U.S. BOX(The U.S. Albums)」では2009年リマスター音源に差し替えられてしまったので、公式盤で米国キャピトルの独自ミックスを聴けるCDは此のシリーズだけです。

(小島イコ)

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2024年02月03日

「ポールの道」#272「ACOUSTIC」



2004年9月29日(日本)に、同年11月1日に米国キャピトルからリリースされたジョン・レノンのアコースティック・ギターでの弾き語りデモ音源集「ACOUSTIC」は、日本盤はCCCDで、輸入盤もCCCDとCDDAが混在しています。何故、日本盤が1か月も早く出たかと申しますと、此の編集盤は日本のファンクラブがリクエストした企画だったからです。ソレにしたって、天下無敵のジョン・レノン様のアルバムをCCCDで発売するなんて、言語道断なのですけれどね。前にも説明しましたが「コピー・コントロール・CD」または「コピー・コントロールド・コンパクト・ディスク」とは、CDに似ているだけでCDではなく、パソコンなどにリッピング出来なくしただけではなく、そもそもパソコンで再生不可な代物で、CDプレイヤーでの再生すら保証されておらず、再生するとプレイヤーが故障する可能性まであるトンデモな代物だったのです。

2000年代になって登場したインチキ商品であるCCCDは、2002年と2003年リリースのポール・マッカートニーのライヴ盤や、2003年リリースのアルバム「LET IT BE ... NAKED」や、2004年リリースの箱「THE CAPITOL ALBUMS VOL.1」と云ったビートルズの新譜や、2004年にリイシューされたジョージ・ハリスンのダーク・ホース時代のアルバムや、2004年にリミックスされたジョン・レノンのアルバム「ROCK'N'ROLL」などでも採用されました。ココ的には那奈ちゃんのシングルやアルバムは、2005年リリースのベスト盤以外は全てCCCDでのリリースで、其の後にCDDAでの再発すらされていません。つまりリアルタイムでの「歌手・片瀬那奈」は、インチキ商品である「コピー・コントロール」盤しか存在しないわけで、故にココのタイトルが「COPY CONTROL」となった理由なのです。

さて、ジョンの「ACOUSTIC」の内容は、1「WORKING CLASS HERO」、2「LOVE」、3「WELL WELL WELL」、4「LOOK AT ME」、5「GOD」、6「MY MUMMY'S DEAD」(1〜6は、1970年リリースのアルバム「JOHN LENNON / PLASTIC ONO BAND(ジョンの魂)」収録曲のデモ音源)、7「COLD TURKEY」(7は、1969年リリースのシングルのデモ音源)、8「THE LUCK OF THE IRISH(LIVE)」、9「JOHN SINCLAIR(LIVE)」、10「WOMAN IS THE NIGGER OF THE WORLD」(8〜10は、1972年リリースのアルバム「SOMETIME IN NEW YORK CITY」収録曲のライヴ音源とデモ音源)、11「WHAT YOU GOT」(11は、1974年リリースのアルバム「WALLS AND BRIDGES」収録曲のデモ音源)、12「WATCHING THE WHEELS」、13「DEAR YOKO」(12、13は、1980年リリースのアルバム「DOUBLE FANTASY」収録曲のデモ音源)、14「REAL LOVE」(14は、1996年にビートルズ名義でリリースされた曲のデモ音源)、15「IMAGINE(LIVE)」(15は、1971年リリースのアルバム「IMAGINE」収録曲のライヴ音源)、16「IT'S REAL」(16は、1998年リリースの箱「JOHN LENNON ANTHOLOGY」が初出のデモ音源)、の全16曲入りです。

ところが、これらのデモ音源とライヴ音源で此のアルバムで初出だったのは、「WELL WELL WELL」と「GOD」と「MY MUMMY'S DEAD」と「COLD TURKEY」と「WHAT YOU GOT」と「DEAR YOKO」と「REAL LOVE」の、全16曲中半数以下の7曲だけで、他の9曲は「JOHN LENNON ANTHOLOGY」などで既出音源なのです。勿論、「REAL LOVE」と「IT'S REAL」以外の14曲はジョンが生前にスタジオで完成品を作ってリリースした楽曲だし、前述の通り「REAL LOVE」はポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンとリンゴ・スターがオーバーダビングしてビートルズの楽曲として完成させていますし、「IT'S REAL」はデモ音源しかありません。ヨーコさんが提供して「THE LOST LENNON TAPES」が放送された事で、ジョンのデモ音源やライヴ音源は膨大に残されていると分かっているので、中途半端に7曲だけ公式盤で新たにリリースされても、困ったちゃんなのです。ブックレットにはコード譜が付いていますけれど、コレを聴いてファンに弾き語りをしろとでも云うのでしょうか。

(小島イコ)

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2024年02月04日

「ポールの道」#273「BAND ON THE RUN」50th Anniversary Edition



今年(2024年)2月2日に、ポール・マッカートニー&ウイングスのアルバム「BAND ON THE RUN」50周年記念盤がMPL/キャピトルからリリースされました。実は、コレを書いているのは2月2日で、発売日に買って早々聴いております。アルバム「BAND ON THE RUN」は、個人的にはポールのアルバムで初めて買ったアルバムで、ソレは米国キャピトル盤だったので「HELEN WHEELS(愛しのヘレン)」がB面の途中にぶち込まれている全10曲入りでした。英国盤や日本盤は全9曲入りで、A面が、1「BAND ON THE RUN」、2「JET」、3「BLUEBIRD」、4「MRS. VANDEBILT」、5「LET ME ROLL IT」で、B面が、1「MAMUNIA」、2「NO WORDS」、3「PICASSO'S LAST WORDS(DRINK TO ME)」、4「NINETEEN HUNDRED AND EIGHTY FIVE」で、米国盤は「NO WORDS」と「PICASSO'S LAST WORDS」の間に「HELEN WHEELS」が入っているわけで、結構トータル・アルバムらしさをぶち壊しているんですよ。

ところが、今回の「50周年記念盤」では、キャピトル主導なのか本編が米国盤仕様の全10曲入りとなっております。クレジットを見ると、此の本編は2010年制作となっていて、つまりは「アーカイヴ・コレクション」の最初に出た音源をそのまんま流用しているのかもしれません。2010年にアルバム「BAND ON THE RUN」で始まった「アーカイヴ・コレクション」は未だ完結しておらず、今回の「BAND ON THE RUN」は「アーカイヴのアーカイヴ」みたいな事になってしまいました。しかも「HELEN WHEELS」が本編に入っただけでリマスターは2010年盤とどこが違うのか、1回聴いただけでは分かりません。しかしながら、今回のリイシュー盤の目玉は2枚目の「UNDERDUBBED」なのです。こちらは1973年にジェフ・エメリックがAIRスタジオのピーター・スウェッテナムと共に行ったラフミックスがそのまんま収録されています。

全9曲は、1「BAND ON THE RUN」、2「MAMUNIA」、3「NO WORDS」、4「JET」、5「BLUEBIRD」、6「MRS. VANDEBILT」、7「NINETEEN HUNDRED AND EIGHTY FIVE」、8「PICASSO'S LAST WORDS(DRINK TO ME)」、9「LET ME ROLL IT」と並べ替えられていますが、此の曲順はラフミックス・テープの曲順通りになっているそうです。コレは何なのかと申しますとですね、ポール様曰く「これは、いままで誰も聴いたことがないような『バンド・オン・ザ・ラン』だ。曲を作って、追加のギターなどのパートを足すことを”オーヴァーダブ”と言う。このヴァージョンは”アンダーダブド”、つまりその逆の状態のものなんだよ」なわけで、ストリングスは勿論、シンセサイザーやホーンなども追加でオーバーダビングされていません。

それではコレはウイングスが一発録音したのかと云うと、ソレは違っていて、何せ此の時のウイングスはラゴスでレコーディングするのを嫌がったリード・ギタリストのヘンリー・マカロックとドラマーのデニー・シーウェルが脱退してしまい、ポールとリンダとデニー・レインの3人だけになっちゃったのにレコーディングを敢行していて、リンダは素人同然で楽器なんか弾けないから、実質的にはポールとデニー・レインの二人だけでベーシック・トラックを、おそらく最初は、ポールがドラムを叩いて、デニー・レインがギターを弾いて、ソノ上に二人でオーバーダビングしていったはずなのです。故に、今回の「UNDERDUBBED」は、ある程度オーバーダビングした制作途中の音源だと思われます。ちゃんとドラムとベースとギターとヴォーカルとコーラスが入っているので、ポールが分身の術でも使わない限りは、此の状態の音にはならないからです。

そもそもレコード会社に「ウイングスなんて誰も知らないから、ポール・マッカートニー&ウイングスに改名しろ」と云われたウイングスですけれど、ポールの他がリンダとデニー・レインの二人だけで、楽器が弾けるのはポールとデニー・レインの二人だけと云う事は、ウイングスはデニー・レインだけとなります。ソレが此のラフミックスを聴くとですね、ノーオーバーダビング風のバンド・サウンドになっているわけで、事実上はポールのソロ・アルバムに限りなく近いのに、ポールは「デニー・レインの便利屋ぶり」と「リンダの献身的な愛情」を受けてバンドに拘ったわけです。故に、ポールとしては此の状態が「ノーオーバーダビング」なのでしょう。此の時のウイングスは、1969年にジョン・レノンとポール・マッカートニーの二人だけで「THE BALLAD OF JOHN AND YOKO」をレコーディングして、ビートルズ名義で発表した時の方法論と同じなわけで、違うのは相方がジョンではなくデニー・レインだっただけなのです。いや、そりゃあ、エグイ違いですけれど。

店頭で購入しようと行ったら、ジャケットが白地にポールとリンダとデニー・レインの本来は裏ジャケに使われたパスポート風な写真で驚きました。まあ、間違って旧盤を買わない様にポールが気を遣ってくれたのかもしれませんが、ロック史上に遺る名ジャケットでもあるわけで、些か寂しい気持ちで開封したら、オリジナルのジャケットは中に紙ジャケでちゃんと付いていました。ポールはこう云う事を、よくやります。リンダによるポラロイドのポスターもミニ・サイズで付いていましたし、サービス満点です。でも、オリジナルのアルバム「BAND ON THE RUN」は1973年12月にリリースされたので、50周年なら昨年(2023年)12月なんですよ。クレジットには2023年と書いてあるので、昨年に出せたのに2か月延ばしたのでしょう。何故かと云えば、昨年の11月にはビートルズ最後の新曲「NOW AND THEN」と、「赤盤」と「青盤」の新装盤を出したからでしょう。レコード会社から「ビートルズで盛り上がっている時に、ウイングスなんていらないんだよ」と云われない様に、ポールは気を遣っているわけですよ。実際に、昔に云われていますからね。

(小島イコ)

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2024年02月05日

「片瀬のNANA CHANNEL」#177【祝生配信】EVNNE2冠おめでとう!!先週のあれこれをアルバム開封しながら雑談をしたい【21時30分〜】(生配信)調子悪いからこっちで!EVNNEおめでとう会!



YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」 21:47配信開始(2時間3分26秒)

那奈ちゃんのYouTube第177弾で、今回はまたしても生配信だそうです。昨年(2023年)は2月も3月も4月も5月も6月も7月も8月も9月も10月も11月も12月も、今年(2024年)1月も全てが生配信、2月になって1回目もやっぱり生配信で、51回連続の「推し活」です。1年以上も生配信しかやっていないわけで、こりゃあ、もう、あきまへんなあ。大雪が降っていて雷も鳴っている状況で、呑気に「私たちがいっぱいお金を払ったから推しが2冠になった!」とか書いてあって、もう完全に此の人は「観られる立場」から「観る立場」に変わったんだなあ、と思います。てかさ、配信の調子が悪いからスマホでやっているんですけれど、あのね、此の天気なんだからそうなるざんしょ。こうまでして生配信で「推し活」をしたいって、なかなかヤバイんじゃないの。やっている事は大量に推しの同じ商品を購入して、オマケだけ違うから、ソレを見せびらかすわけですが、こりゃあ、もう、女優さんがやっている生配信じゃないでしょ。延々とこんな生配信を1年以上も見せられて、女優時代や歌手時代にファンになった古参ファンに、一体どうしろって云うんでしょうか。嫌なら見るなって事なんでしょうけれど、そもそも「片瀬那奈」の名の下にやる事じゃないでしょう。コレじゃあ、看板に偽りありなんですよ。

(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#274「THE DARK HORSE YEARS 1976-1992」

Dark Horse Years 1976-92


長い間、廃盤となっていたジョージ・ハリスンのダーク・ホース時代のアルバムですが、ジョージは生前にリマスターしてリイシューする事を考えていて、敢えて廃盤にしていたらしいのです。それで、死後の2004年2月23日に「THE DARK HORSE YEARS 1976-1992」として箱で一気にダーク・ホースからリリースされました。内容は、1976年リリースのアルバム「THIRTY THREE & 1/3」、1979年リリースのアルバム「GEORGE HARRISON(慈愛の輝き)」、1981年リリースのアルバム「SOMEWHERE IN ENGLAND(想いは果てなく〜母なるイングランド)」、1982年リリースのアルバム「GONE TROPPO」、1987年リリースのアルバム「CLOUD NINE」、1992年リリースのアルバム「LIVE IN JAPAN」(2枚組)の6作7枚に、「THE DARK HORSE YEARS 1976-1992」と云う名のDVDを加えた、全7作8枚組です。

それぞれのアルバムには以前に書いた通りボーナス・トラックも加えられていて、「LIVE IN JAPAN」は「SACD」仕様です。DVDには、「THIS SONG」、「CRACKERBOX PALANCE」、「FASTER」、「GOT MY MIND SET ON YOU」2種、「WHEN WE WAS FAB」、「THIS IS LOVE」の6曲7ヴァージョンのMVと、「LIVE IN JAPAN」から「CHEER DOWN」、「DEVIL'S RADIO」、「CLOUD 9」、「TAXMAN」の4曲と、映画「上海サプライズ」から「SHANGHAI SURPRISE」、「SOMEPLACE ELSE」、「HOTTEST GONG IN TOWN」の3曲が収録されています。DVDは当初はバラ売りはしないと云われていましたが、結局は単品でも発売されて、アルバムも6作全てがバラ売りされました。しかしながら、日本盤はCCCDだったので、コレは輸入盤で箱を買った方が賢明でした。DVDに収録された「LIVE IN JAPAN」の映像に関しては、4曲のみでは物足りないし、アップル時代の箱は2014年リリースなので、此の後に10年も待たされる事となり、そちらのDVDには「LIVE IN JAPAN」から「GIVE ME LOVE」の1曲しか収録されず、たったの5曲では困ったちゃんなのです。

それぞれのアルバムは、リリース当時は不評だった「GONE TROPPO」も含めて、全てが日本にも多く居るレコスケくんの様な「ジョージ・ファン」には堪らない傑作ばかりですし、MVはモンティ・パイソンの連中も沢山出ている「THIS SONG」や「CRACKERBOX PALANCE」は爆笑ものだし、スタントマンがバレバレな「GOT MY MIND SET ON YOU」とか、ゴドレイ&クレームが監督した「WHEN WE WAS FAB」も楽しいです。10年後に出た「アップル・イヤーズ」の箱も同じデザインで、二つを重ねて置く事が出来ますが、そちらの方は2014年まで進んでから詳しく語ります。此の「ダーク・ホース・イヤーズ」と2014年の「アップル・イヤーズ」に、遺作で2002年リリースのアルバム「BRAINWASHED」を加えて、後は「THE CONCERT FOR BANGLADESH」と「TRAVELING WILBURYS COLLECTION」でジョージの公式音源はほぼほぼ揃いますが、ダーク・ホース時代のベスト盤用の「CHEER DOWN」と「POOR LITTLE GIRL」と「COCKAMAMIE BUSINESS」の3曲は、当時はベスト盤でしか聴けず、2009年のベスト盤「LET IT ROLL」に「CHEER DOWN」は入ったのですが、他の2曲は聴けない状態です。

(小島イコ)

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2024年02月06日

「湯けむりバスツアー 桜庭さやかの事件簿7」(再)で内山理名ちゃん



チャンネル銀河 19:45〜21:30

萬田久子主演。湯けむり旅情サスペンス、第7弾!今回の舞台は三重県伊勢志摩。新郎新婦両家で一緒に旅をする“家族になろうよ”ツアー。その旅先で起こる事件とは…!?

内山理名 AS 高根沢智子

「湯けむりバスツアー 桜庭さやかの事件簿7」の、今年初めての再放送です。理名ちゃんが演じた智子さんは新婦役で、冒頭でウエディングドレス姿を披露しています。そして、新郎新婦の両家で親睦を深める為にバスツアーへと出かけるのですが、そこで事件が起こり、バスガイドの桜庭さやかさんが解決します。

本放送:2016年5月23日(TBS)

(姫川未亜/小島イコ)

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「ポールの道」#275「TWIN FREAKS」

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2000年代に入ってからもポール・マッカートニーの創作意欲は枯れるどころか益々上向いてゆき、2005年6月6日には「TWIN FREAKS」名義でシングル「REALLY LOVE YOU / LALULA」をMPL/Grazeから、同年6月13日にはアルバム「TWIN FREAKS」をMPL/パーロフォンからアナログ盤EP2枚組とダウンロード限定でリリースしました。此の「TWIN FREAKS」と云うプロジェクトは、ポールとフリーランス・ヘルレイザー(ロイ・カー)によるユニットで、フリーランス・ヘルレイザー(ロイ・カー)は2001年にザ・ストロークスとクリスティーナ・アギレラの曲を無許可でマッシュアップして頭角を現したDJです。

ポールは其の才能を買って、自分の余り有名ではない曲をリミックスさせたのです。アナログ盤の内容は、A面が、1「REALLY LOVE YOU」、2「LONG HAIRD LADY(REPRISE)」、3「RINCE THE RAINDROPS」、B面が、1「DARKROOM」、2「LIVE AND LET DIE」、3「TEMPORARY SECRETARY」、C面が、1「WHAT’S THAT YOU'RE DOING」、2「OH WOMAN, OH WHY」、3「MUMBO」、D面が、1「LALULA」、2「COMING UP」、3「MAYBE I'M AMAZED」の、全12曲入りです。「LIVE AND LET DIE」や「COMING UP」や「MAYBE I'M AMAZED」と云ったライヴでも定番の有名曲もありますが、他はポールの希望通りにマイナーでマニアックな選曲になっております。

しかしながら、タイトルはそうなっているものの、実際には複数の曲を合わせて原型をとどめていないリミックスとなっている曲もあります。但し、「THE FIREMAN」名義の1993年のアルバム「STRAWBERRIES OCEAN SHIP FOREST」や1998年のアルバム「RUSHES」の様なアンビエント・ハウスではなく、ポールの楽曲が元になっていると分かるので、元ネタ探しをしたりして楽しめます。アナログ盤とダウンロード限定のアルバムではありますが、毎度お馴染みの2枚組千円ブートレグで「TWIN FREAKS & MORE」が、こんなアルバムでも出ています。CD1はオリジナル12曲に「LET ’EM IN」と「SILLY LOVE SONGS」2リミックスと「REALLY LOVE YOU」のラジオ・エディットを加えた全16曲入りで、CD2は「TWIN FREAKS」以外で本編未収録の「GOODNIGHT TONIGHT」や「BAND ON THE RUN」なども含む様々な別リミックスが全20曲入りで、合計39曲のリミックスが楽しめます。

(小島イコ)

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2024年02月07日

「ポールの道」#276「CHOOSE LOVE」「LIVE AT SOUNDSTAGE」

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リンゴ・スターは、2005年6月7日(米国)同年7月25日(英国)に、Kochから14作目(リンゴ的には12作目)のスタジオ・アルバム「CHOOSE LOVE」をリリースしました。プロデュースはリンゴとお馴染みのマーク・ハドソンで、レコーディング・メンバーは、リンゴ・スター(ヴォーカル、ドラムス、パーカッション、オルガン)、マーク・ハドソン(ギター、ベース、キーボード、バッキング・ヴォーカル)、ゲイリー・バー(ギター、ベース、バッキング・ヴォーカル)、スティーヴ・デューダス(ギター、スライド・ギター、バッキング・ヴォーカル)、マーク・ミランド(ギター、バッキング・ヴォーカル)、ロバート・ランドルフ(ギター)、ビリー・プレストン(ピアノ、ハモンドオルガン、バッキング・ヴォーカル)、ジム・コックス(ピアノ)、ゲイリー・グラント(ホーン)、ダン・ヒギンズ(ホーン)、ジョン・アマト(サックス)です。

内容は、1「FADING IN FADING OUT」、2「GIVE ME BACK THE BEAT」、3「OH MY LORD」、4「HARD TO BE TRUE」、5「SOME PEOPLE」、6「WRONG ALL THE TIME」、7「DON'T HANG UP」、8「CHOOSE LOVE」、9「ME AND YOU」、10「SATISFIED」、11「THE TURNAROUND」、12「FREE DRINK」、の全12曲入りで、全てがリンゴとマーク・ハドソンたちの共作です。「OH MY LORD」は2001年に亡くなった盟友・ジョージ・ハリスンの「MY SWEET LORD」へのアンサー・ソングで、実は「MY SWEET LORD」を提供曲としてジョージよりも先に発表していたビリー・プレストンが参加しています。「DON'T HANG UP」ではプリテンダーズのクリッシー・ハインドとデュエットしていて、「THE TURNAROUND」にはリンゴの妻であるバーバラ・スターキー(バーバラ・バック)が参加しています。タイトル曲の「CHOOSE LOVE」には、ビートルズの曲名が歌い込まれています。

此のアルバムを引っ提げて、リンゴは2005年8月25日にプロモーションでライヴを行っていて、其の音源から2007年10月23日になってからKochからライヴ盤「LIVE AT SOUNDSTAGE」をリリースしました。内容は、1「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS / IT DON'T COME EASY」、2「OCTOPUS'S GARDEN」、3「CHOOSE LOVE」、4「I WANNA BE YOUR MAN」、5「DON'T PASS ME BY」、6「I'M THE GREATEST」、7「MEMPHIS IN YOUR MIND」、8「PHOTOGRAPH」、9「NEVER WITHOUT YOU」、10「BACK OFF BOOGALOO」、11「BOYS」、12「YELLOW SUBMARINE」、13「ACT NATURALLY」、14「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」、の全14曲入りです。曲目から分かる通り、コレはオールスター・バンドのライヴ盤ではなく、リンゴのソロ・ライヴ盤です。

バックはマーク・ハドソン、スティーヴ・デューダス、ゲイリー・バー、マーク・ハート、グレグ・ビソネット、マット・ビソネットで、実際にはメン・アット・ワークのコリン・ヘイがゲスト出演していて「DOWN UNDER」などを歌っていたり、マーク・ハドソンがビートルズ・ナンバーからカヴァーしていたりして、全20曲が披露されていますが、リンゴの歌では「GIVE ME BACK THE BEAT」を除いた14曲で構成されています。カヴァーも含めてビートルズ・ナンバーが半数の7曲で、他は「1970年代リンゴ狂い咲き時代」の大ヒット曲から4曲に、アルバム「RINGO RAMA」から2曲とアルバム「CHOOSE LOVE」から1曲の構成で、1998年リリースのソロ・ライヴ盤「VH1 STORYTELLERS」と半数の7曲がダブっています。リンゴの歌だけのライヴ盤が欲しければ「VH1 STORYTELLERS」もしくは、此の「LIVE AT SOUNDSTAGE」が良いでしょう。此の時のライヴは、CSの「MUSIC AIR」での「メモリー・レーン」のリンゴ編として頻繁に放送されています。

(小島イコ)

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2024年02月08日

「ポールの道」#277「CHAOS AND CREATION IN THE BACKYARD」

ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード~裏庭の混沌と創造


2005年9月12日に、ポール・マッカートニーはウイングスも含めた21作目のスタジオ・アルバム「CHAOS AND CREATION IN THE BACKYARD(ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード〜裏庭の混沌と創造)」を、MPL/パーロフォン(英国)・MPL/キャピトルからリリースしました。前作スタジオ・アルバム「DRIVING RAIN」から4年のインターバルがありますが、ソノ間にはライヴ盤や「TWIN FREAKS」もリリースしていますし、2003年リリースのビートルズのリミックス盤「LET IT BE ... NAKED」や2004年リリースの「THE CAPITOL ALBUMS VOL.1」もあったので、そんなに間が空いたとは感じさせないリリース間隔でした。此のアルバムは、最初はサー・ジョージ・マーティンにポールがプロデュースを依頼したものの、マーティンは聴覚が衰えて引退していて、マーティンの推薦でレディオヘッドやベックなどを手掛けたナイジェル・ゴッドリッチが担当しています。

内容は、1「FINE LINE」、2「HOW KIND OF YOU」、3「JENNY WREN」、4「AT THE MERCY」、5「FRIENDS TO GO」、6「ENGLISH TEA」、7「TOO MUCH RAIN」、8「A CERTAIN SOFTNESS」、9「RIDING TO VANITY FAIR」、10「FOLLOW ME」、11「PROMICE TO YOU GIRL」、12「THIS NEVER HAPPEND BEFORE」、13「ANYWAY」の、全13曲入りで、シークレット・トラックで、14「I'VE ONLY GOT TWO HANDS」が、日本盤にはボーナス・トラックとして、15「SHE IS SO BEAUTIFUL」が収録された全15曲入りです。日本初回盤はDVD付きで、ポールのインタビューやMVなどが収録されています。が、しかし、日本盤は「CCCD」なのです。DVD付きなので仕方なく日本盤を買いましたが、本編は輸入盤で「CDDA」盤を買うしかありません。何せ、何度でも云いますが「CCCD」は欠陥商品だからです。

アルバムからは「FINE LINE」と「JENNY WREN」がシングル・カットされていて、カップリングの「COMFORT OF LOVE」と「GROWING UP FALLING DOWN」と「SUMMER OF ’59」と「I WANT YOU TO FLY」と「THIS LOVING GAME」の5曲はアルバム未収録です。此のアルバムは、ツアー・バンドでの「FOLLOW ME」や、ジェイソン・フォークナーがギターで参加した「AT THE MERCY」と「A CERTAIN SOFTNESS」もあるものの、基本的にはナイジェル・ゴッドリッチの要請で、ポールがひとりで楽器や歌を全て担当しています。プロトゥースによるハードディスク・レコーディングを敢行していて、レコーディングではポールとナイジェルが何度も衝突したらしく、何とか完成させたようです。

故に、ポールは、リード・ヴォーカル、アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、クラシック・ギター、12弦ギター、ベース、ピアノ、グランドピアノ、アップライトピアノ、ウーリッツァー、ハモンドB-3、モーグ・シンセサイザー、ハーモニウム、ドラムス、フロアタム、バスドラム、パーカッション、シェイカー、タンバリン、ギロ、ウッドブロック、マラカス、トライアングル、チューブラベル、オートハープ、グロッケンシュピール、ゴング、ビブラチャイム、メロディカ、リコーダー、チェロ、フリューゲルホルン、ピアノ&エピフォン・アコースティック・ギター・ループ、を担当しています。

シングルになった「FINE LINE」や「JENNY WREN」、そして中盤に出て来る「ENGLISH TEA」などは、セルフ・パロディーとも思える程に「ビートリー」です。特に「ENGLISH TEA」は「FOR NO ONE」をメジャーにしただけの様な楽曲で、ポールは敢えて「FOR NO ONE」と同じ歌い方までしています。アルバムのジャケットは、16歳だったポールを弟のマイク・マクギアが撮影した写真で、よくもまあ、こんな写真を撮影していたと思えます。しかしながら、日本盤ではオーバーカヴァーで隠しているんですよ。ポールはこう云う事を、よくやります。全英10位・全米6位とヒットしていて、評価も高いアルバムです。

(小島イコ)

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2024年02月09日

「闇金ウシジマくん」(再)全9話一挙放送

闇金ウシジマくん ディレクターズカット版 DVD-BOX


チャンネルNECO 18:20〜22:55

片瀬那奈 AS 大久保千秋

「闇金ウシジマくん」ドラマ版第1シーズンの今年2回目で、今回は全9話一挙再放送です。那奈ちゃんが演じた大久保千秋はドラマ版のオリジナルキャラクターで、視聴者目線でナレーションも担当しています。が、しかし、原作マンガの様々なキャラクターから摘まんでいるので、言動に一貫性がない多重人格みたいな役どころとなっております。初のドラマ化と云う事で、此のドラマ版の1作目では原作マンガの複数のエピソードをまとめているので、ストーリー展開も些か強引です。ドラマや映画では主役をウシジマくんにしていますが、原作マンガではウシジマくんは狂言回しで、主役は各編での債務者なのです。市販ソフトはディレクターズカット版なので、此のオンエア版とは編集が違っていて、オンエア版はCSの色々なチャンネルで再放送されていますが、オンエア版の完全ノーカット版は、最後のお色気プレゼント・コーナーも含む此の「チャンネルNECO版」です。

本放送:2010年10月13日〜12月15日(MBS、TBS)(TBSでの放送日)

(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#278「WORKING CLASS HERO - THE DEFINITIVE LENNON」JOHN LENNON’S BEST ALBUM #6



2005年9月30日に、ジョン・レノンのベスト・アルバム「WORKING CLASS HERO - THE DEFINITIVE LENNON(決定盤ジョン・レノン 〜ワーキング・クラス・ヒーロー)」が、パーロフォン(英国)・キャピトル(米国)からリリースされました。

CD2枚組の内容は、CD1が、1「(JUST LIKE)STARTING OVER」(1980)、2「IMAGINE」(1971)、3「WATCHING THE WHEELS」(1980)、4「JEALOUS GUY」(1971)、5「INSTANT KARMA!(WE ALL SHINE ON)」(1970)、6「STAND BY ME」(1975)、7「WORKING CLASS HERO」(1970)、8「POWER TO THE PEOPLE」(1971)、9「OH MY LOVE」(1971)、10「OH! YOKO」(1971)、11「NOBODY LOVES YOU(WHEN YOU DOWN AND OUT)」(1974)、12「NOBODY TOLD ME」(1980, 1984)、13「BLESS YOU」(1974)、14「COME TOGETHER(LIVE)」(1972, 1986)、15「NEW YORK CITY」(1972)、16「I'M STEPPING OUT」(1980, 1984)、17「YOU ARE HERE」(1973)、18「BORROWED TIME」(1980, 1984)、19「HAPPY XMAS(WAR IS OVER)」(1971)、の全19曲入りです。

CD2は、1「WOMAN」(1980)、2「MIND GAMES」(1973)、3「OUT THE BLUE」(1973)、4「WHATEVER GETS YOU THRU THE NIGHT」(1974)、5「LOVE」(1970)、6「MOTHER」(1970)、7「BEAUTIFUL BOY(DARLING BOY)」(1980)、8「WOMAN IS THE NIGGER OF THE WORLD」(1972)、9「GOD」(1970)、10「SCARED」(1974)、11「#9 DREAM」(1974)、12「I'M LOSING YOU」(1980, 1998)、13「ISOLATION」(1970)、14「COLD TURKEY」(1969)、15「INTUITION」(1973)、16「GIMME SOME TRUTH」(1971)、17「GIVE PEACE A CHANCE」(1969)、18「REAL LOVE」(1979, 1980, 1998)、19「GROW OLD WITH ME」(1980, 1984, 1998)の、全19曲入りで、2枚組の合計38曲入りです。

1970年のアルバム「JOHN LENNON / PLASTIC ONO BAND(ジョンの魂)」から5曲、1971年のアルバム「IMAGINE」から5曲、1972年のアルバム「SOMETIME IN NEW YORK CITY」から2曲、1973年のアルバム「MIND GAMES」から4曲、1974年のアルバム「WALLS AND BRIDGES」から5曲、1975年のアルバム「ROCK'N'ROLL」から1曲、1980年のアルバム「DOUBLE FANTASY」から4曲、1984年のアルバム「MILK AND HONEY」から3曲、1986年のアルバム「LIVE IN NEW YORK CITY」から1曲、1998年の箱「JOHN LENNON ANTHOLOGY」から3曲、シングルのみの楽曲を5曲で、シングル・カット曲も含めて英米でのシングル曲は全て収録していて、一見して偏りがなく選曲されています。が、邦題に反してコレが「決定盤」とならなかったのは、音源が2000年代に入ってから行われたリミックスだった事と、曲順が年代順ではなかった事が原因です。

ジョンのベスト盤はコレが6作目で、生前にジョン自身が編集した1975年リリースの「SHAVED FISH」と、死後の1982年リリース(CD化は1989年)の「THE JOHN LENNON COLLECTION」と、サントラ盤でビートルズも含めた準ベスト盤と云える1988年リリースの「IMAGINE」と、1990年リリースのCD4枚組の箱「LENNON」と、1997年リリースの「LENNON LEGEND」が既にありました。特に箱で4枚組の「LENNON」は73曲入りで、決定盤と謳うのならば既に其の箱があったわけです。そもそもジョンのソロ・アルバムは「ジョンの魂」と「IMAGINE」と「MIND GAMES」と「WALLS AND BRIDGES」と「ROCK'N'ROLL」の5作しかなく、カヴァー集の「ROCK'N'ROLL」を除けばオリジナル・ソロ・アルバムは4作しかありません。ソレにヨーコさんとの共作が「SOMETIME IN NEW YORK CITY」と「DOUBLE FANTASY」の2作しかなく、死後に出た「MILK AND HONEY」を加えても、全部で8作しかないのです。

それらにライヴ盤を加えても10作なわけで、ヨーコさんとの共作は当然ながら半分はヨーコさんが書いて歌っている楽曲なわけで、ソロ楽曲は100曲足らずと云っても良いわけです。其の中からの選曲ですから、箱の「LENNON」全73曲には、アルバム「ジョンの魂」から全11曲全て、アルバム「IMAGINE」から全10曲中9曲、アルバム「SOMETIME IN NEW YORK CITY」からジョンがソロで歌った全3曲全て、アルバム「MIND GAMES」から全12曲中5曲(コレだけ少ない)、アルバム「WALLS AND BRIDGES」から全12曲中9曲、アルバム「ROCK'N'ROLL」から全13曲中6曲(コレはカヴァー集だから)、アルバム「DOUBLE FANTASY」とアルバム「MILK AND HONEY」からはジョンが歌った全13曲全てが収録されていて、ライヴ音源も含めたほぼ全曲集に近いカタチだったのです。前にも書きましたが、似た様なベスト盤を何度もリリースする位だったなら、箱の「LENNON」をリマスターすれば済む話なのです。此の全38曲では、無理に2枚組分も選ばず1枚で20曲位にした方が良かったし、何とも中途半端です。

ソレからですね、実はジョンのベスト盤は、取り上げているもの以外にも公式盤でリリースされています。1998年には日本限定で「ザ・グレイテスト」と云う名の、一見してパチモンみたいなベスト盤が出ていて、前年である1997年に「LENNON LEGEND」が出たばかりでジャケットの写真も流用しているのですが、青い安っぽい装飾で台無しで、ポールも赤い装飾で出ています。2002年には「INSTANT KARMA:ALL-TIME GREATEST HITS」と云う3枚組全35曲入りがコストコ限定発売されていて、ヒット曲集とカヴァー曲集とライヴ集です。此の「決定盤」が出た2005年には、ジョンとヨーコさんの合同ベスト盤「PEACE, LOVE & TRUTH」が「CCCD」でオーストラリアやアジアで限定発売されて、2007年には何故かポールが移籍したヒア・ミュージックから「REMEMBER」が出ていて、スターバックスで限定発売されていて、苦肉の策で「JOHN LENNON ANTHOLOGY」からも選曲しています。ジョンは40歳の若さで夭折してしまったし、5年間も引退状態だったのでソロ活動は5年位で、ソロの楽曲は100曲もないわけで、何度もベスト盤を出していてもネタがないのです。

更に曲順ですけれど、年代順ではなくバラバラにしちゃっているので、聴いていて違和感があると云うよりも、BGMみたいに聴き流せる曲順になっちゃっています。ジョンはポール・マッカートニーやジョージ・ハリスンやリンゴ・スターと同じで、確かにビートルズなので、どんな曲順にしても違和感がなく聴けてしまうのですけれど、ジョンの場合は私小説的な楽曲がほとんどなので、年代順でアルバムを聴いてこその感動があると思うんですよ。ミレニアム仕様のリミックスなので、益々其の時代性は薄れていて、まあ、エバーグリーンと云ったならばコレでも良いのでしょうけれど、例えば、何度も云っていますけれど、アルバム「DOUBLE FANTASY」は通して聴け!とおっしゃる評論家の方々は、ジョンの曲だけを切り抜いて、しかもアルバムとは別の曲順で他のアルバムからの曲とごちゃ混ぜにされたコレを聴いて、何と反論するのでしょうか。些かジャケットも怖いコレは決定盤にはなれなかったわけで、僅か5年後には新たなるベスト盤がリリースされるのでした。

(小島イコ)

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2024年02月10日

「ポールの道」#279「THE CAPITOL ALBUMS VOL.2」

The Capitol Albums Vol.2 (Long)


2006年4月11日に、ビートルズのキャピトル編集盤を収めた箱の第2弾「THE CAPITOL ALBUMS VOL.2(ザ・ビートルズ '65 BOX)」がキャピトルからリリースされました。内容は邦題通り1965年に米国キャピトルからリリースされた水増しアルバム4作を収録していて、アルバム「THE EARLY BEATLES」と、アルバム「BEATLES VI」と、アルバム「HELP!」 Original Motion Picture Sound Trackと、アルバム「RUBBER SOUL」Capitol Editionが、モノラルとステレオの「2in1」となっております。が、しかし、コレが先行発売されたEU盤を買った方々からクレームが付き、キャピトルが非を認めて回収・交換する騒ぎとなりました。何と、「BEATLES VI」と「RUBBER SOUL」米国編集盤の2作に収録されたモノラルが、ステレオ・ミックスをモノラルにしただけだったからです。「THE EARLY BEATLES」と「HELP !」のサントラ盤は、そもそもオリジナル仕様からステレオをモノラルにしただけだったのですが、おそらく其の感覚で他の独自のモノラル・ミックスが存在する2作でもやらかしてしまったわけです。

個別のアルバムに関しては以前に書きましたので繰り返しになりますが、アルバム「THE EARLY BEATLES」は、発売権を持っていたヴィー・ジェイが倒産したので英国盤のアルバム「PLEASE PLEASE ME」全14曲から3曲を抜いて曲順も変更した全11曲入りです。アルバム「BEATLES VI」は英国盤のアルバム「BEATLES FOR SALE」から6曲とアルバム「HELP!」から3曲と、シングルB面曲「YES IT IS」とアウトテイクだった「BAD BOY」の全11曲入りです。アルバム「HELP!」はケン・ソーンによるインストゥルメンタル曲を5曲も含めた本当のサントラ盤で、ビートルズの曲は7曲のみの全12曲入りです。アルバム「RUBBER SOUL」は、英国盤のアルバム「RUBBER SOUL」全14曲から4曲を抜いた10曲に、英国盤のアルバム「HELP!」から2曲を加えた全12曲入りです。こうした水増しされた米国編集盤は、ビートルズも嫌悪感を持っていて、ソレがブッチャー・カヴァーへと発展するわけですが、邦題の通り、1965年だけでキャピトル編集盤は4作も出ていて、コレが英国オリジナルだと「HELP!」と「RUBBER SOUL」の2作だけなのです。

但し、キャピトルは勝手に独自のミックスを採用していたので、前述の通りにソレが「ステレオをモノラルにしただけ」では、わざわざ水増しの編集盤まで買う意味はありません。もはやビートルズのファンは、そうしたインチキ・ミックスですら愛おしく思っているわけですが、だったらドンドンと勝手にリミックスすれば良いのかと云うと、ソレがまた違っていて、現役時代に行われたミックスに限っては認めていると云う様な、面倒くさい連中なのですよ。此の調子で「YESTERDAY AND TODAY」や「HEY JUDE」と云った米国編集盤もリリースするのかと思ったら、キャピトル編集盤の箱は此の第2弾で終わってしまい、2014年になって「THE U.S. BOX(The U.S. Albums)」で13作が一気にCD化されます。ところが、コレがまた、2009年9月9日リマスターに音源を差し替えてしまっていて、公式盤では此の「THE CAPITOL ALBUMS」2セットでしか真の米国盤ミックスは聴けない事態となったのです。キャピトルはミックス違いなどお構いなしで、だからこそ独自のミックスも生まれたし、此の箱みたいなミスもするし、平気で2009年リマスター音源に差し替えたりするんでしょうね。

(小島イコ)

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2024年02月11日

「花咲舞が黙ってない」第2シリーズ(再)全11話一挙放送

「花咲舞が黙ってない 2015」 Blu-ray BOX


日テレプラス 10:00〜20:30

第1話「お言葉を返すようですが!痛快ヒロイン、復活!!」
第3話「女子行員が堕ちた恋の罠!! 窓口から消えた三百万」

片瀬那奈 AS 北原有里(第1話ゲスト)
内山理名 AS 吉川恭子(第3話ゲスト)

「花咲舞が黙ってない」第2シリーズの今年初めての再放送で、今回は全話一挙放送です。日テレプラスでは1年中再放送されていて、昨年(2023年)だけで5回、一昨年(2022年)は6回再放送されました。第1シリーズと第2シリーズで2クールを再放送しているわけで、1クールで考えると昨年だけで10回となり、年がら年中やっています。近々「第3シリーズ」を放送するとも云われておりますが、主演の杏さんがフランスに在住していて、父親役の大杉漣さんが亡くなっているので、キャスティングは大きく変更されるでしょう。此の第2シリーズは、回は違いますが那奈ちゃんと理名ちゃんがゲスト出演している貴重な作品で、それぞれ銀行員役を演じています。

本放送:2015年7月8日、7月22日(日本テレビ)

(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#280「THE U.S. VS. JOHN LENNON」MUSIC FROM THE MOTION PICTURE



2006年9月25日に、ジョン・レノンのドキュメンタリー映画「THE U.S. VS. JOHN LENNON(PEACE BED アメリカVSジョン・レノン)」のサントラ盤がパーロフォン(英国)・キャピトル(米国)からリリースされました。米国では2006年9月に公開された映画ですが、英国では同年12月8日に、日本では翌2007年12月8日に公開されていて、サントラ盤が1年以上も前に発売されています。映画の内容は、ビートルズ解散後に米国に移住したジョンが反戦運動を行って、時のニクソン政権と激しく対立した事実を、関係者のインタビューなどで探ったものです。

内容は、1「POWER TO THE PEOPLE」(1971)、2「NOBODY TOLD ME」(1980, 1984)、3「WORKING CLASS HERO」(1970)、4「I FOUND OUT」(1970)、5「BED PEACE」(1969)、6「THE BALLAD OF JOHN AND YOKO(THE BEATLES)」(1969)、7「GIVE PEACE A CHANCE」(1969)、8「LOVE」(1970)、9「ATTICA STATE(LIVE)」、10「HAPPY XMAS(WAR IS OVER)」(1971)、11「I DON'T WANNA SOLDIER MAMA I DON'T WANNA DIE」(1971)、12「IMAGINE」(1971)、13「HOW DO YOU SLEEP?(INSTRUMENTAL SCORE)」(1971)、14「NEW YORK CITY」(1972)、15「JOHN SINCLAIR(LIVE)」(1971)、16「SCARED」(1974)、17「GOD」(1970)、18「HERE WE GO AGAIN」(1973, 1986)、19「OH MY LOVE」(1971)、20「INSTANT KARMA!(WE ALL SHINE ON)」(1970)、の全20曲入りです。

収録曲で初出音源は「HOW DO YOU SLEEP?」のインストゥルメンタル・ヴァージョンと「ATTICA STATE」のライヴの2曲だけで、「THE BALLAD OF JOHN AND YOKO」の1曲がビートルズ(実態はジョン・レノン&ポール・マッカートニーの二人だけ)で、他はプラスティック・オノ・バンド名義やジョンのソロ名義で、ほとんどの楽曲が1969年から1972年までの、ジョンが最もラディカルだった時代の楽曲です。云ってみればジョンのソロ初期のベスト盤とも云える選曲ですが、何せ前年(2005年)に「WORKING CLASS HERO - THE DEFINITIVE LENNON(決定盤ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー)」が出たばかりで、早くも「決定盤」ではなくなってしまいました。前述の通り初出音源も少なく、会話が挿入されている楽曲もあって、映画をDVDを買ったならば、CDは要らないでしょう。

(小島イコ)

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2024年02月12日

「288万アクセスのクライング・イン・ザ・ナイト」



当ブログのアクセス数が、288万を超えました。今後とも、何卒宜しくお願い致します。

(小島イコ/姫川未亜)

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「匿名探偵」第1話、第2話(再)

匿名探偵 DVD BOX(5枚組)


テレ朝チャンネル2 23:10〜1:00

第1話「探偵と汚れなき女」
第2話「探偵と傷だらけの女」

片瀬那奈 AS 冴島響子

「匿名探偵」第1話と第2話の、今年2回目の再放送です。と申しましても些か複雑で、CSでは第1話だけが昨年(2023年)の年末に再放送されて、第2話からは年明けの再放送となっていて、第1話と第6話と第9話(最終話)だけが1月に地上波で再放送されたのです。故に、番組自体だと今年3回目の再放送と数えられます。那奈ちゃんが演じたのは、美人すぎる弁護士の冴島響子さんで、探偵に仕事を依頼して、最後には報酬をピンハネする役どころです。2012年版ばかりが頻繫に再放送されていて、たまには2014年版の続編も再放送して欲しいところです。


(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#281「LOVE」

LOVE


2006年11月15日(日本)・11月20日(英国)・11月21日(米国)に、ビートルズ名義のアルバム「LOVE」が、アップルからリリースされました。コレはですね、生前にジョージ・ハリスンの提案で始まった企画で、シルク・ドゥ・ソレイユの公演「LOVE」用に、サー・ジョージ・マーティンと息子のジャイルズ・マーティンがプロデュースした音源をCD化した作品です。

内容は、1「BECAUSE」、2「GET BACK」、3「GLASS ONION」、4「ELEANOR RIGBY JULIA(TRANSITION)」、5「I AM THE WALRUS」、6「I WANT TO HOLD YOUR HAND」、7「DRIVE MY CAR / THE WORD / WHAT YOU'RE DOING」、8「GNIK NUS」、9「SOMETHING BLUE JAY WAY(TRANSITION)」、10「BEING FOR THE BENEFIT OF MR. KITE! / I WANT YOU(SHE'S SO HEAVY) / HELTER SKELTER」、11「HELP!」、12「BLACKBIRD / YESTERDAY」、13「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」、14「WITHIN YOU WITHOUT YOU / TOMORROW NEVER KNOWS」、15「LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS」、16「OCTOPUS'S GARDEN」、17「LADY MADONNA」、18「HERE COMES THE SUN THE INNER LIGHT(TRANSITION)」、19「COME TOGETHER / DEAR PRUDENCE / CRY BABY CRY(TRANSITION)」、20「REVOLUTION」、21「BACK IN THE U.S.S.R.」、22「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」、23「A DAY IN THE LIFE」、24「HEY JUDE」、25「SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND(REPRISE)」、26「ALL YOU NEED IS LOVE」の、全26曲入りです。

サラッと曲目だけを見ると、ビートルズの既発曲を並べただけと思われますが、実際には公式213曲から130曲もの音源をリミックスしていて、所謂ひとつのマッシュアップした音源なのです。最初はジャイルズ・マーティンが「WITHIN YOU WITHOUT YOU / TOMORROW NEVER KNOWS」(「TOMORROW NEVER KNOWS」のベーシック・トラックに「WITHIN YOU WITHOUT YOU」の歌を重ねた音源)を制作して、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターに聴かせて絶賛されて、ヨーコさんとオリヴィアさんの許可も得て、全編を制作しました。2016年に亡くなったサー・ジョージ・マーティンにとっては遺作となりましたが、既にサー・ジョージ・マーティンは1998年のアルバム「IN MY LIFE」で引退を表明していて、2005年リリースのポール・マッカートニーのソロ・アルバム「CHAOS AND CREATION IN THE BACKYARD」のプロデュースを辞退していました。故に、コレは息子のジャイルズを後継者とする為に、例外的に共同プロデュースしていて、云わば、ビートルズ音源の番人の継承式と云ったところでしょう。

お馴染みの楽曲が、緻密にリミックスされていて、前述の「WITHIN YOU WITHOUT YOU / TOMORROW NEVER KNOWS」の様に基本的には二つの別の曲を融合させた楽曲や、「GNIK NUS」の様に「SUN KING」のヴォーカルを逆回転させた楽曲や、「GET BACK」の様にイントロは「A HARD DAY'S NIGHT」で始まり、「THE END」のドラムとギター、「SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND(REPRISE)」のパーカッション、「A DAY IN THE LIFE」のオーケストラなどが加えられた複合技の楽曲など、元ネタ探しでも楽しめるマッシュアップ盤となっております。更に、後半部分がモノラル・ミックス時にBBCで放送されていた「リア王」をそのまんま挿入していて、ステレオ・ミックスでも後半はモノラル・ミックスしか存在しなかった「I AM THE WALRUS」が、全編に渡ってステレオ・ミックスされていたりして、つまりはミックス前の音源まで遡ってリミックスし直しているのです。

CDは78分46秒も詰め込んであり、DVDでは「REVOLUTION」と「BACK IN THE U.S.S.R.」が長く収録されて80分34秒となり、配信のみで「THE FOOL ON THE HILL」と「GIRL」も加えた全28曲で86分38秒のヴァージョンが聴けます。アルバムは、全英3位・全米4位・日本3位と大ヒットしましたが、「コレはビートルズの作品ではないのではないか?」との声もありました。そもそもシルク・ドゥ・ソレイユの公演「LOVE」の為に作った劇中音楽なのに、ビートルズをリミックスした音源のみが発売されて、肝心の「LOVE」の公演が映像作品化されなかったのも変な話ではありました。個人的には購入して最初に聴いた時には面白かったものの、何度か聴いて元ネタ探しなどが終わってしまってからは全く聴く事はなくなってしまいました。マーティン親子が涙ぐましいリミックスをしているのは労作だなと思いますが、まあ、すぐに飽きちゃったんですよ。其の辺が、オリジナルのビートルズ公式音源が未だに飽きないのとは違っています。

(小島イコ)

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2024年02月13日

空想格闘メタフィクション

「千秋万歳」第2部序章 NEW

其の三 この胸のときめきを(上)



「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」のつづきの
「千秋万歳」序章のつづきの

西暦 2023年 西豪寺ホール

未亜:銀河系777億人の片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!本日もここ西豪寺ホールから「第3回片瀬那奈怪優グランプリ」略して「KNKGP3」の模様を、実況は姫川未亜、解説はお馴染みの小島イコさんでお送りいたします!さて、Aブロック2回戦第2試合は、注目の「藤田千秋VS大久保千秋」の大一番です!小島さん、コロナ禍もあったので、なんと8年ぶりのシングル・マッチですね!

イコ:仮に、仮にですよ、この試合で藤田千秋くん勝てば、KNKGP3の優勝者が誰になろうとも、当然ながら藤田千秋くんが大久保千秋くんが保持する「PWE王者」への挑戦者として名乗りを挙げるでしょう。大久保千秋くんを倒すと云う事はですね、それ程に重大な事件です。大久保千秋くんがいるAブロックに自らすすんでエントリーを希望した藤田千秋くんと柏木礼奈くんは、最も野心に燃えているわけですよ。

未亜:さあ、先に入場したのは藤田千秋だ!おっと、場内が「チアキ・コール」に包まれたぞ!早くも大久保千秋を待つ大歓声なのか!

イコ:いや、違いますね。コレは藤田千秋くんに対するコールですよ。今までは「フジタ・コール」でしたが、自らすすんで大久保千秋くんと最初にぶつかる道を選んだ藤田千秋くんを、ファンが認めた証でしょう。

未亜:藤田千秋が自分への「チアキ・コール」だと気付き、涙目になっております!四方のファンに礼をして「大久保千秋、上がって来い!」と絶叫だ!おっと、ソレを聞いた大久保千秋が花道を走ってリングインだ!

イコ:姫川さん、一寸待って下さいよ。大久保千秋くんは、肩にPWE王者のベルトを掛けて入場してきましたよ。

未亜:おっと、小島さんのご指摘通り、大久保千秋はベルトを持っての入場です!小島さん、コレはどう云う事でしょう!?

イコ:KNKGP3のトーナメントですが、チャンピオンシップでなくとも「シングル・マッチで負けたらベルトを返上する」との申し出は大久保千秋くんから受けてはいましたが、本気と書いてマジっすよ、だったみたいですね。それだけPWE王者としてベルトの権威を大切にしているのでしょう。

未亜:大久保千秋にとって、シングル・マッチは全てが背水の陣でタイトル・マッチの気持ちで臨む事を、態度で示したわけですね!

イコ:潔い武士道精神は立派ですけれど、プロデューサーであるあたくしやオーナーである西豪寺エレナ様にも知らせずに勝手にやらかすのは、困りものですなあ。

未亜:場内が物凄い「チアキ・コール」に包まれております!お聞き下さい、此の大声援を!どちらの千秋へのコールなのか、それとも両者共へのコールなのか、二人の千秋による運命のゴングが、今、打ち鳴らされました!小島さん、ワクワクしますね!

イコ:メインエベントでもおかしくはないビッグ・カードですからね。フライングとは云え大久保千秋くんがベルトを賭けようとしているのを見て、ファンのボルテージも最高潮でレッドゾーンに振り切れましたね。

未亜:さあ、出だしは、おっと、藤田千秋がいきなりだなぁとトライアングルシューター!そして、シャイニングトライアングルシューターからシアーハートアタックだ!藤田千秋が開始早々猛ダッシュ!

イコ:マネッコの天才である藤田千秋くんらしい速攻ですけれど、大久保千秋くんはスイスイスーダララッタとばかりにかわしていますね。

未亜:そして、スラスラスイスイスイと技をかける植木屋戦法に出たぞ、大久保千秋!藤田千秋の隙をついて元祖・豪腕パンチを炸裂!いや、藤田千秋もホンダララホンダラホダラタホイホイとクレイジー戦法でゆらりゆらゆらゆらりんこと技をかわしております!

イコ:二人共くにゃくにゃ動いてタコみたいですね。

未亜:焦れた藤田千秋がタックルからフロントスープレックスで大久保千秋を投げ飛ばすと、キャット空中3回転で着地した大久保千秋が背後から絡みついて得意の寝技に持ってゆくのか!いや、違うぞ!クモの様に絡みつく関節技・蜘蛛の巣固めだ!

イコ:大久保千秋くんの新技「スパイダーパニック」ですね。

未亜:大久保千秋が其の侭、後方へ寝転んで、藤田千秋を吊り天井!更に、インディアンデスロックからのカマ固め!藤田千秋は何とか逃れ、スライディングキックで大久保千秋を場外へ落とし、トップロープ越えのノータッチ・トペコンフィーロ!ソレをかわした大久保千秋がコーナーポストから場外の藤田千秋へ飛んだ!しかし、ガッチリと受け止めた藤田千秋が、場外でツームストンパイルドライバー!大久保千秋がリングに戻ったところを、藤田千秋がエメラルドフロージョン!藤田千秋、凄いラッシュだ!

イコ:ナイスファイトですね。流石は「カタセ四天王」の二人です。

未亜:今度は大久保千秋がデスバレーボム!ノーザンライトボム!更に、おっと、西豪寺エレナ様の新技・ジェットコースターサドンデス改良型だ!

イコ:大久保千秋くんも、コピーの天才ですね。西豪寺エレナ様がまだ一度しか披露していない必殺技・ジェットコースターサドンデスを盗んでいました。只、まだ見様見真似なので、一撃必殺の元祖・西豪寺エレナ様には敵いませんね。

エレナ:当たり前田のあっちゃんぶりけだよん。トライアングルシューターもジェットコースターサドンデスも私が元祖で他人がマネッコしても必殺技にはならないのよん。

イコ:嗚呼、呼んじゃった。

エレナ:私の試合はまだ後だから、実況席でゲストでいる?

イコ:いえいえ、控室でコンディションを整えて下さい。


以 下、この胸のときめきを(下)につづく

DEMO 2014−9−9
MIX 2024−2−13


(小島イコ/姫川未亜)


空想格闘メタフィクション


「千秋万歳」第2部序章 NEW

其の三 この胸のときめきを(下)

SHOOT SHOOT !

HEY EVERYBODY 
GOT BACK !

ON 2024・3・X

SINCE 2013・11・7


DE IMAGEN NO INC. A CADA*** CON AMOR

posted by 栗 at 00:07| CHIAKI | 更新情報をチェックする

「小杉健治サスペンス 保身」(再)

保身 (双葉文庫)


チャンネル銀河 19:45〜21:30

片瀬那奈 AS 羽村真琴

「保身」の、今年初めての再放送です。那奈ちゃんが演じたのは正義感が強い羽村記者で、泉ピン子さんが演じた藤浦元刑事と小泉孝太郎さんが演じた宮下刑事と3人で警察内部の闇に迫ります。羽村記者は渾身の記事を書きますが、揉み消されてしまう結末です。宮下刑事の妻役は紺野まひるさんで、娘役はブレイク直前の永野芽郁ちゃんです。

本放送:2015年7月1日(テレビ東京)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 21:30| ACTRESS | 更新情報をチェックする