nana.812.png

2023年12月01日

「ポールの道」#208「ULTRA RARE TRAX」VOL.1-6「UNSURPASSED MASTERS」VOL.1-7(PART 2)



1988年に、ビートルズのブートレグ史上で革命的だった「ULTRA RARE TRAX」が「THE SWINGIN' PIG RECORDS」から6作も世に出た後を追う様に、1989年から「Yellow Dog」から「UNSURPASSED MASTERS」が7作リリースされてゆきました。当時のブートレグとしては高音質だった「ULTRA RARE TRAX」と「UNSURPASSED MASTERS」ですが、後追いの「UNSURPASSED MASTERS」は「ULTRA RARE TRAX」のコピー盤ではなく、曲の前後などが違っている事から考えても、所謂ひとつのマスターテープを使用していたと推測されます。ランダムに各10曲位でCDとしては短い収録時間だった「ULTRA RARE TRAX」と違って、「UNSURPASSED MASTERS」は年代順に選曲されていて、収録曲も増えていて、ビートルズが演奏でとちってやり直す様子なども聴けますし、レコーディングされた年月日と曜日まで明記してあり、コレはもう間違いなくマーク・ルイソンが「レコーディング・セッション」を書く為に音源を聴いていた時に何者かが流出させたのでしょう。こちらも、敬意を込めて、内容を紹介いたします。

「UNSURPASSED MASTERS」VOL.1(1962-1963)は、1「BESAME MUCHO」、2「HOW DO YOU DO IT?(Take 1)」、3「THERE’S A PLACE(Take 5&6)」、4「I SAW HER STANDING THERE(Take 6-9)」、5「DO YOU WANT TO KNOW A SECRET?(Take 8)」、6「A TASTE OF HONEY(Take 6)」、7「THERE’S A PLACE(Take 12&13)」、8「I SAW HER STANDING THERE(Take 11&12)」、9「MISERY(Take 2-6)」、10「FROM ME TO YOU(Take 1&2)」、11「FROM ME TO YOU(Take 8-9&13)」、12「THANK YOU GIRL(Take 2,3&4)」、13「THANK YOU GIRL(Take 7-13)Edit Pieces」、14「ONE AFTER 909(Take 1&2)」、15「HOLD ME TIGHT(Take 22-24)」、16「DON'T BOTHER ME(Take 11&12)」の、全16トラック入りです。デビュー・テスト音源から始まり、アルバム「PLEASE PLEASE ME」からアルバム「WITH THE BEATLES」までのアウトテイク集となっていて、他の音源にも云えますが、リリース当時としては革新的な高音質で、生々しいビートルズのスタジオでの基本的には一発録音の様子が聴けます。

「UNSURPASSED MASTERS」VOL.2(1964-1965)は、1「A HARD DAY'S NIGHT(Take 6&7)」、2「LEAVE MY KITTEN ALONE(Take 5)」、3「SHE'S A WOMAN(Take 7)」、4「I FEEL FINE(Take 6&7)」、5「YES IT IS(Take 1&2)」、6「IF YOU’VE GOT TROUBLES(Take 1)」、7「THAT MEANS A LOT(Take 2)」、8「HELP!(Take 1,2&5)」、9「NORWEGIAN WOOD(Take 1)」、10「DAY TRIPPER(Take 1,2&3)」、11「WE CAN WORK IT OUT(Take 1&2)」、12「12-BAR ORIGINAL」、13「I'M LOOKING TROUGH YOU」の、全13トラック入りです。こちらは、アルバム「A HARD DAY'S NIGHT」とアルバム「BEATLES FOR SALE」とアルバム「HELP!」とアルバム「RUBBER SOUL」の時代のアウトテイク集です。此の辺はリリース当時は素材不足で一気に4枚分が進みますが、ライヴにチカラを入れていた時期でもあるので、BBC音源やライヴ音源は他のブートレグに任せて、スタジオ・レコーディングに絞った選曲だったのでしょう。

「UNSURPASSED MASTERS」VOL.3(1966-1967)は、1「PAPERBACK WRITER(Take 1&2)」、2「RAIN」、3「MARK T」、4「STRAWBERRY FIELDS FOREVER(Take 1)」、5「STRAWBERRY FIELDS FOREVER(Take 2,3&4)」、6「STRAWBERRY FIELDS FOREVER(Take 5,6&7)」、7「STRAWBERRY FIELDS FOREVER(Remix 25)」、8「STRAWBERRY FIELDS FOREVER(Remix 26)」、9「A DAY IN THE LIFE(Reduction mix)」、10「ALL YOU NEED IS LOVE(Take 58)」、11「I AM THE WALRUS(Take 9)」、12「AERIAL TOUR INSTRUMENTAL」、13「HELLO HELLO(Take 1)」の、全13トラック入りです。アルバム「REVOLVER」からアルバム「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」とEP盤「MAGICAL MYSTERY TOUR」や当時のシングル曲からの選曲で、「MARK T」は「TOMORROW NEVER KNOWS」で、「AERIAL TOUR INSTRUMENTAL」は「FLYING」で、「HELLO HELLO」は「HELLO GOODBYE」です。コレの目玉は、やはり「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」の制作過程が聴けるところでしょう。

「UNSURPASSED MASTERS」VOL.4(1968)は、1「LADY MADONNA」、2「ACROSS THE UNIVERSE」、3「BRIAN EPSTEIN BLUES」、4「HEY JUDE / LAS VEGAS TUNE」、5「I HATE TO SEE THE EVENING SUN GO DOWN」、6「BACK IN THE U.S.S.R.」、7「ROCKY RACCOON」、8「WILD HONEY PIE」、9「MOTHER NATURE'S SON」、10「SEXY SADIE」、11「DON'T PASS ME BY」、12「YER BLUES」、13「GOOD NIGHT」、14「EVERYBODY’S GOT SOMETHING TO HIDE EXCEPT ME AND MY MONKEY」、15「OB-LA-DI, OB-LA-DA」、16「BLACKBIRD」、17「NOT GUILTY」、18「WHAT’S THE NEW MARY JANE?(Take 4)」の、全18トラック入りです。1968年に絞った選曲で、シングル「LADY MADONNA」と同じ時期にレコーディングされた「ACROSS THE UNIVERSE」、更に「HEY JUDE」などが聴けますが、6曲目の「BACK IN THE U.S.S.R.」から17曲目の「NOT GUILTY」までのアルバム「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」のラフミックスは、リンゴ・スターが俳優のピーター・セラーズにあげた通称「THE PETER SELLERS TAPE」を元にしていて、何度もダビングした模様で、此のシリーズにしては音質が悪いです。

「UNSURPASSED MASTERS」VOL.5(1969)は、1「OCTOPUSSY'S GARDEN」、2「GOLDEN SLUMBERS / CARRY THAT WEIGHT」、3「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」、4「OH!DARLING」、5「MAXWELL'S SILVER HAMMER」、6「SOMETHING(Take 37)」、7「A HUGE MELODY(Part 1)YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY〜SUN KING〜MEAN MISTER MUSTARD〜POLYTHENE PAM〜SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW」、8「A HUGE MELODY(Part 2)GOLDEN SLUMBERS〜CARRY THAT WEIGHT〜THE END」、9「HER MAJESTY」、10「STAND BY ME」、11「I'VE GOT A FEELING」、12「TWO OF US」、13「FOR YOU BLUE」、14「LET IT BE」の、全14トラック入りです。こちらは、ほとんどがアルバム「ABBEY ROAD」のアウトテイクやラフミックスで、最後にチラリンコと「THE GET BACK SESSIONS」音源が収録されています。

「UNSURPASSED MASTERS」VOL.6(1962-1969)は、1「THERE'S A PLACE(Take 1)」、2「I SAW HER STANDING THERE(Take 2,3)」、3「FROM ME TO YOU(Take 6&7)」、4「THANK YOU GIRL(Take 1)」、5「DON'T BOTHER ME(Take 10)」、6「A HARD DAY'S NIGHT(Take 3)」、7「I'M A LOSER(Take 1&2)」、8「SHE'S A WOMAN(Take 2)」、9「IF YOU’VE GOT TROUBLES」、10「HELP!(Take 8&9)」、11「HERE, THERE, AND EVERYWHERE(monitor mix)」、12「I AM THE WALRUS(Take 7,monitor mix)」、13「OB-LA-DI, OB-LA-DA」、14「HEY JUDE」、15「NOT GUILTY」、16「LET IT BE」、17「BECAUSE」、18「MAILMAN, BRING ME NO MORE BLUES」、19「WHAT’S THE NEW MARY JANE」の、全19トラック入りです。コレは、年代順だったVOL.1からVOL.5までで抜けていたアウトテイクを集めたもので、同じ曲でもキチンと別ヴァージョンを選んでいます。

「UNSURPASSED MASTERS」VOL.7(1962-1969)は、1「DO YOU WANT KNOW A SECRET?(Take 7)」、2「MISERY(Take 1)」、3「ONE AFTER 909」、4「HOLD ME TIGHT(Take 25&26)」、5「CAN'T BUY ME LOVE(Take 2&3)」、6「I'M A LOSER(Take 3)」、7「I FEEL FINE(Take 5)」、8「YES IT IS(Take 14)」、9「NORWEGIAN WOOD(Take 4)」、10「PENNY LANE」、11「LADY MADONNA」、12「OB-LA-DI, OB-LA-DA」、13「NOT GUILTY」、14「REVOLUTION」、15「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」、16「COME AND GET IT」、17「THINK FOR YOURSELF(studio talk)」の、全17トラック入りです。こちらも年代順からは抜けていたアウトテイク集で、アニメ映画の「YELLOW SUBMARINE」で数秒だけ使われた「THINK FOR YOURSELF」のハーモニーを練習しているスタジオ・トークが、フルサイズで15分以上も収録されています。

「Yellow Dog」と云うレーベルは、同時期に「イーシャー・デモ」や「ロスト・レノン・テープス」を収録した「UNSURPASSED DEMO」や、アセテイト盤がソースの「ACETATES」や、デッカ・オーデイション音源の「THE ORIGINAL DECCA TAPES」や、「THE GET BACK SESSIONS」音源の「CELLULOID ROCK」や「GET BACK」や「ROOFTOP CONCERT」などを出し捲り、遂には「THE GET BACK SESSIONS」音源のカメラAロールを全て収録した2CD38作全76枚の「DAY BY DAY」まで出して、摘発されてテープを没収されて潰れたのですが、恩恵を受けたビートルズ・ファンは多かったでしょう。「UNSURPASSED MASTERS」は一時期コピー盤がハーフオフィシャル盤で出回っていて、ジャケットが安っぽくていただけなかったのですが、コピー盤はVOL.9まで出ています。VOL.1からVOL.4までは元と同内容のコピー盤で、VOL.5が「CELLULOID ROCK」のコピー盤で、ソレでVOL.6はVOL.5のコピー盤で、VOL.7からVOL.9の3枚は「BLUE KANGAROO」からの「'69 REHEARSALS」VOL.1からVOL.3と云う「THE GET BACK SESSIONS」音源集のコピー盤です。他に、当時のブートレグでは「CONDOR」と云うレーベルもジャケットなどでも丁寧な仕事をしていて、曲はダブリますが持っていてもいいでしょう。しかし、当時のブートレグ業者は、何故に揃って「ブタ」とか「イヌ」とか「ネコ」とか「カンガルー」とか「コンドル」とか「セイウチ」とか、動物の名前を付けたんでしょうか。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

2023年12月02日

「ポールの道」#209「RETURN TO PEPPERLAND」「THE LOST PEPPERLAND ALUBM」



時間は少し前後しますが、ポール・マッカートニーは1987年に、フィル・ラモーンのプロデュースで「RETURN TO PEPPERLAND」もしくは「THE LOST PEPPERLAND ALUBM」とも呼ばれるアルバムをリリースする為にレコーディングしていて、此のアルバムは1967年にアルバム「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」をリリースして20周年を記念してのプロジェクトでした。かなりレコーディングが進んでいたのにも関わらずリリースが見送られたのは、本隊であるビートルズのアルバムが初CD化された為ではありません。ジョージ・ハリスンのアルバム「CLOUD NINE」同様に、ビートルズが再評価されるキッカケとなった初CD化は、自ずとソロ活動をしていたポールやジョージやリンゴへの追い風ともなったわけで、ポールとしても1986年リリースの前作アルバム「PRESS TO PLAY」の不評を挽回するチャンスだったのです。しかしながら、1986年から1987年に1年も掛けてレコーディングされたアルバム「RETURN TO PEPPERLAND」は頓挫してしまい、原因は、ポールとフィル・ラモーンが音作りで対立しちゃって、簡単に云えばケンカ別れしてしまったわけです。ソレで、此の音源からは其の後に色々と公式リリースされているのですが、制作当時にリリースされたのは、シングル「ONCE UPON A LONG AGO」とソノB面の「BACK ON MY FEET」の2曲のみとなってしまいました。

英国でのベスト盤「ALL THE BEST!」に新曲として収録された「ONCE UPON A LONG AGO」は、シングルでも全英10位とヒットして、B面の「BACK ON MY FEET」はポールとエルヴィス・コステロの最初にリリースされた共作です。さて、他の楽曲ですが、1989年のアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」に収録された「WE GOT MARRIED」と「THIS ONE」の別アレンジ、1989年のシングル「FIGURE OF EIGHT」のカップリング曲「LOVELIEST THING」、1990年に東京ドーム公演で初披露して来日記念盤で日本限定でスタジオ版がリリースされた「P.S. LOVE ME DO」、1991年リリースのポールの初めてのクラシック盤「LIVERPOOL ORATORIO」にメロディーが流用されて、後に2015年のアーカイヴ・コレクション「PIPES OF PEACE」に収録された「CHRISTIAN BOP」、1997年のラジオ番組「Oobu Joobu」で公開された「ATLANTIC OCEAN」と「SQUID」と「LOVE MIX」、1997年のアルバム「FLAMING PIE」に収録された「BEAUTIFUL NIGHT」の初期ヴァージョン、1997年のシングル「BEAUTIFUL NIGHT」のカップリング曲「LOVE COMES TUMBLING DOWN」があります。他にもリリースされていないもののブートレグで聴けるのは、「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」のリメイク、ビートリーな「RETURN TO PEPPERLAND」、美しいメロディーの「LINDIANA」、リンダ・マッカートニーが歌う「PEACOCK」、パンクな「BIG DAY」などがあります。悪夢の「P.S. LOVE ME DO」は、ビートルズにちなんで此のプロジェクトで作られたものだったわけです。

ソレをまとめて聴けるブートレグの内容は、1「LINDIANA」、2「I LOVE THIS HOUSE」、3「WE GOT MARRIED」、4「BEAUTIFUL NIGHT」、5「LOVELIEST THING」、6「SQUID」、7「BIG DAY」、8「THIS ONE」、9「LOVE COMES TUMBLING DOWN」、10「CHRISTIAN BOP」、11「ATLANTIC OCEAN」、12「LOVE MIX」、13「RETURN TO PEPPERLAND」、14「P.S. LOVE ME DO」、15「SAME LOVE」、16「DON'T BREAK THE PROMISES」となっております。アルバム「RETURN TO PEPPERLAND」としては全14曲で、「SAME LOVE」は1988年のレコーディングで、公式リリースは1997年のシングル「BEAUTIFUL NIGHT」のカップリング曲としてでした。「DON'T BREAK THE PROMISES」は、1986年にポールとエリック・スチュワートが共作した楽曲で、1992年にエリックが再結成10ccでリリースした曲のポール・ヴァージョンで、10cc版とはかなり違ったダンサブルなアレンジとなっております。アルバム「RETURN TO PEPPERLAND」音源に関しては完成度も高いので、2017年リリースのアーカイヴ・コレクションの「FLOWERS IN THE DIRT」で放出されるのかと思ったら、ボーナス・オーディオはコステロとの共作デモばかりとなっていて、いつになるか分かりませんが、アルバム「PRESS TO PLAY」のアーカイヴ・コレクションに収録されるのを待つか、元々はボツ音源なので、ブートレグで我慢するかしかないでしょう。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

2023年12月03日

「映画 闇金ウシジマくん」

映画 闇金ウシジマくん [Blu-ray]


チャンネルNECO 16:00〜18:15

2012年公開作品

(2012年8月25日公開、撮影:2011年7月15日〜8月20日)

片瀬那奈 AS 大久保千秋

「映画 闇金ウシジマくん」映画版第1作の、今年6回目の放送です。ドラマ版のシーズン1の続編で、ドラマ終了から1年半以上経ってから公開されましたが、撮影は公開の1年前ですので、ドラマ終了後半年位で映画化されています。但し、ドラマの撮影は放送される半年前には終了していたので、映画の撮影はドラマの撮影から1年半弱経っていた事になります。那奈ちゃんが演じた大久保千秋も再登場していますが、そもそもドラマ版オリジナル・キャラクターだった大久保千秋を映画にも登場させたので、益々一貫性がない登場人物となっております。原作マンガの様々な話から引っ張って、それぞれの登場人物を紐づけてしまったので、些か詰め込み過ぎな印象です。
(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 18:15| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「ポールの道」#210「GOODBYE BLUE SKY」



1988年にゴドレイ&クレームがポリドールからリリースした7作目のアルバム「GOODBYE BLUE SKY」は、1985年リリースの前作アルバム「HISTORY MIX VOLUME 1」から3年ぶりで、ソレが新曲「CRY」以外は10cc以前や10cc時代の音源もリサイクルしたリミックス盤だったので、全編新作アルバムとしては1983年リリースのアルバム「BIRDS OF PREY」以来5年ぶりの作品でした。内容は、1「H.E.A.V.E.N. / A LITTLE PIECE OF HEAVEN」、2「DON'T SET FIRE(TO THE ONE I LOVE)」、3「GOLDEN RINGS」、4「CRIME & PUNISHMENT」、5「THE BIG BANG」、6「10,000 ANGELS」、7「SWEET MEMORY」、8「AIRFORCE ONE」、9「THE LAST PAGE OF HISTORY」、10「DESPERATE TIMES」の、全10曲入りです。全曲がゴドレイ&クレーム作で、プロデュースもゴドレイ&クレームで、レコーディング・メンバーも、ロル・クレーム(ギター、ベース、キーボード、ヴォーカル)、ケヴィン・ゴドレイ(ドラムス、パーカッション、ヴォーカル)と、相変わらず二人が多重録音していますが、ジャケットにもある様に、此のアルバムの主役はハーモニカで、マーク・フェルサムとミット・ガモンがハーモニカを担当して、ゴドレイ&クレーム以外に3人のコーラスを加えて、全編がゴスペル調で、詞のテーマは「核戦争後の世界」を描いたシリアス路線で、10cc時代からあった英国風のユーモアとは変わって、米国風になっております。ハーモニカの導入は、サイモン&ガーファンクルの1969年のヒット曲「THE BOXER」にヒントを得たらしいのですが、何故20年前のヒット曲から1988年になって影響を受けたのかは謎です。

が、しかし、ゴドレイ&クレームは、10cc以前の1969年に「Frabjoy & Runcible Spoon」として「英国のサイモン&ガーファンクル」を狙った路線でデビューさせられそうになっていて、其のレコーディング・セッション時にグレアム・グールドマンとエリック・スチュワートが参加していて、後のオリジナル10ccのメンバーが揃ったのでした。結果的には此のアルバム「GOODBYE BLUE SKY」を最後に、ゴドレイ&クレームはコンビを解消して、音楽活動も映像作家としても別々の道へと進む事となりましたが、1992年のエリック・スチュワートとグレアム・グールドマンによる再結成10ccのアルバム「...MEANWHILE」にケヴィン・ゴドレイとロル・クレームがゲスト参加してケヴィンは1曲でリード・ヴォーカルまで担当しているのは、ゴドレイ&クレームがポリドールとの契約が残っていたのに勝手に解散しちゃったからだと云われています。ゴドレイ&クレームの音源は、オリジナル10cc時代の4作と、CD5枚組の「CONSEQUENCES」と、CD5枚組の「BODY OF WORK 1978-1988」で大体は揃いますし、オリジナル10cc以前の音源は「FRABJOUS DAYS THE SECRET WORLD OF GODLEY AND CREME 1967-1969」と、「STRAWBERRY BUBBLEGUM a Collection of Pre 10cc 1969-1972」と、Hotlegs名義の「THINKS: SCHOOL STINKS」の3作で、主要な曲はほとんどが網羅されています。10cc以前のエリックとグレアムに関しては、また次の機会に書きます。ゴドレイ&クレームが監督した代表的なMVに関しては、MTVで1980年代のMVを特集した番組が常時放送されていて監督作も観れますし、MV制作の裏側を辿った番組にはケヴィン・ゴドレイが登場して語っていたりします。ケイト・ブッシュを取り上げた回では、ピーター・ガブリエルとの「DON'T GIVE UP」を監督作として気に入っていて、理由は「二人が抱き合って、歌っているだけだからね」なんて云っています。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

2023年12月04日

「ロコンド LOCONDO CHANNEL」【第68回】12月2日、片瀬那奈とのモッパン生配信!! 今日は極寒ですね!! またまた一カ月ぶりの生配信ですが皆様、お待ちしています。



YouTube「ロコンド LOCONDO CHANNEL」 12:12配信開始(45分41秒)

田中社長と那奈ちゃんのお昼の生配信で、相変わらずの宣伝と雑談を食べながらやっている模様です。最初は鳴り物入りで「週3でやる」と云っていたモッパン生配信ですが、気付けば月1どころか11月はゼロでした。そんなに多忙ならば、リアルタイムで数十人しか観ていないのですから、別にもうやらなくともいいんじゃないでしょうか。

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 12:12| YouTube | 更新情報をチェックする

「35歳の高校生」第一話(再)

35歳の高校生 Blu-ray BOX


日テレプラス 14:00〜15:00

第一話「ベンジョメシ? トイレで食べて美味しいの?」

片瀬那奈 AS 長峰あかり

「35歳の高校生」第一話の今年4回目の再放送で、今回も平日に一話ずつの放送です。10年前のドラマですが、今にして思えば生徒諸君のキャスティングが豪華で、現在では主役級になった方々が多く出演しています。米倉涼子さんが演じた「35歳の高校生」馬場ちゃんが、スクールカーストによるイジメに対抗して、イジメられっ子たちを次々に友達にしてゆく話で、第一話では広瀬アリスちゃんが演じた里奈ちゃんが最初の友達になります。那奈ちゃんが演じたのはスクールカウンセラーの長峰あかり先生で、イジメの描写が陰湿で重苦しいドラマの中で、場違いな程に明るく素っ頓狂な役どころです。

本放送:2013年4月13日(日本テレビ)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 15:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「HK/変態仮面」



MONDO TV 23:00〜1:00

2013年公開作品(2013年4月13日公開)

片瀬那奈 AS 色丞魔喜

「HK/変態仮面」の、今年7回目の放送です。那奈ちゃんが演じたのは変態仮面の母親ですが、変態仮面を演じた鈴木亮平くんとはほぼ同世代です。下ネタ全開でバカバカしい映画ではありますが、今や大河ドラマや日曜劇場でも主演する鈴木亮平くんは、此の映画に関して「自分を主役にしていただいた、僕のキャリアで誇るべき作品」と語っています。キャスティングも豪華で、少ししか映らないテレビ・リポーター役で高畑充希ちゃんが出ていたりもします。

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 23:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「ポールの道」#211「THE MINDBENDERS」「THE GRAHAM GOULDMAN THING」「THINKS: SCHOOL STINKS」



1983年のアルバム「WINDOWS IN THE JUNGLE」でエリック・スチュワートとグレアム・グールドマンの10ccが解散して、1988年のアルバム「GOODBYE BLUE SKY」でゴドレイ&クレームも解散して、オリジナル10ccの4人はバラバラになりました。1987年の合同ベスト盤「CHANGING FACES」が大ヒットしていたので、レコード会社としては4人での再結成を望んでいたのにも関わらず、完全崩壊してしまったのです。そこで、コノ機会に、エリック・スチュワートとグレアム・グールドマンの10cc以前の活動をまとめて紹介します。まずはエリック・スチュワートですが、レコード・デビューは1963年ですので、1945年1月20日生まれのエリック・スチュワートは10代でデビューした事になります。エリックは「ウェイン・フォンタナ&ザ・マインドベンダーズ」のギタリストとして、つまりはウェイン・フォンタナのバック・バンドとしてデビューしたわけです。1964年のシングル「Um, Um, Um, Um, Um, Um,」と1965年のシングル「THE GAME OF LOVE」が大ヒットして、1964年のアルバム「WAYNE FONTANA & THE MINDBENDERS」と1965年のアルバム「IT'S WAYNE FONTANA & THE MINDBENDERS」をリリースしたところで、フォンタナがソロ歌手として独立脱退してからは、残った3人で「ザ・マインドベンダーズ」として活動を続けて、エリック・スチュワートはリード・ヴォーカルとギターを担当する事となりました。

1965年12月に再スタートしての第1弾シングル「A GROOVY KIND OF LOVE(恋はごきげん)」が全英・全米2位の大ヒットとなりますが、此の曲はキャロル・ベイヤー・セイガー&トニ・ワイン作で、オリジナルは1965年のダイアン&アニータです。ソレで、ザ・マインドベンダーズとしても1966年のアルバム「THE MINDBENDERS」と1967年のアルバム「WITH WOMAN IN MIND」をリリースして、シングルの「ASHES TO ASHES」もヒットします。ソノ頃にグレアム・グールドマン作の「SCHOOLGIRL」をグレアムのプロデュースでレコーディングして、エリックとグレアムが仲良くなって、ザ・マインドベンダーズの末期にはグレアムが加入しました。ウェイン・フォンタナ&ザ・マインドベンダーズ時代の2作のアルバム「WAYNE FONTANA & THE MINDBENDERS」とアルバム「IT'S WAYNE FONTANA & THE MINDBENDERS」は2in1で未収録シングル「Um, Um, Um, Um, Um, Um,」と「THE GAME OF LOVE」を加えた全26曲入りで、ザ・マインドベンダーズの2作のアルバム「THE MINDBENDERS」とアルバム「WITH WOMAN IN MIND」も2in1の全24曲入りでCD化されていますが、ウェイン・フォンタナ&ザ・マインドベンダーズ時代にアルバム2作の他にシングル8作とEP4作が、ザ・マインドベンダーズ時代にはアルバム2作の他にシングル9作があってですね、アルバム未収録曲があります。ザ・マインドベンダーズ時代に関しては、編集盤「A GROOVY KIND OF LOVE the complete LP's & singles 1966-1968」と云う2枚組全37曲入りで大体は聴けます。

また、ザ・マインドベンダーズは紙ジャケットでボーナス・トラック入りで2作のアルバムも出ているので、そちらでも揃うでしょう。ウェイン・フォンタナ&ザ・マインドベンダーズ時代に関しても、おそらくコンプリート盤は出ているのでしょうけれど、エリック・スチュワートが歌っていないので、そこまで熱心には探していないのですけれど、単品のアルバム「IT'S WAYNE FONTANA & THE MINDBENDERS」に17曲のボーナス・トラックが収録されているのと、ベスト盤を2作持っているので、大体は揃っていると思います。ウェイン・フォンタナ&ザ・マインドベンダーズ時代もザ・マインドベンダーズ時代も、アルバムはカヴァー曲が多く収録されていて、ソレがですね、ビートルズもライヴでは披露していたゴフィン=キング作でリトル・エヴァが歌った「KEEP YOUR HANDS OFF MY BABY」とか、シフォンズが歌った「ONE FINE DAY」とか、ジーン・ピットニー作でクリスタルズが歌った「SHE’S A REBEL(HE’S A REBEL)」とか、ガールズ・グループの曲をカヴァーしているんですよ。エリック・スチュワートが歌う「ONE FINE DAY」なんて、もうアタマがクラクラしますよ。それから、ゾンビーズの「I WANT HER SHE WANTS ME」をカヴァーしているんですけれど、コレってザ・マインドベンダーズの方が先にリリースされているんじゃないでしょうか。

グレアム・グールドマンに関しては、1946年5月10日生まれでレコード・デビューが1964年なので、やはり10代でデビューしています。ちなみに、ロル・クレームは1947年9月19日生まれで、ケヴィン・ゴドレイは1945年10月7日生まれなので、それぞれが10代から音楽活動をしていて、10ccがデビューした頃には20代後半だったわけです。グレアム・グールドマンは、1960年代中頃にはソングライターとして有名だったので、ソレをセルフ・カヴァーした曲を含む1968年リリースのアルバム「THE GRAHAM GOULDMAN THING」は、やはり必聴盤でしょう。ホリーズへの「BUS STOP」や、ハーマンズ・ハーミッツへの「NO MILK TODAY」や、ヤードバーズへの「FOR YOUR LOVE」などが聴けるのですが、ホリーズには「LOOK THROUGH ANY WINDOW」を、ハーマンズ・ハーミッツへは「LISTEN PEOPLE」を、ヤードバーズには「HEART FULL OF SOUL」なども提供していて、此のアルバムを発表後にグレアム・グールドマンはザ・マインドベンダーズへ加入するのです。ザ・マインドベンダーズが解散後に、エリックとグレアムが共同出資したストロベリー・スタジオに後の10ccのメンバー4人が集って、何度も変名でシングルを出したり、ニール・セダカのバックでスタジオ・ミュージシャンとして活動したりしていました。

そして、1970年に渡米中だったグレアム・グールドマン以外の後の10ccとなるエリック・スチュワートとロル・クレームとケヴィン・ゴドレイの3人が、ストロベリー・スタジオに新たに導入した4トラック・レコーダーで冗談でレコーディングしたホットレッグス名義の1970年リリースの大ヒットしてしまったシングル「NEANDERTHAL MAN」と、1971年リリースのアルバム「THINKS: SCHOOL STINKS」も必聴で、アルバムは前回に取り上げた「Frabjoy & Runcible Spoon」を元にしていますが、既に13分近い3部構成の組曲をやっていたりもします。ホットレッグス音源は「YOU DIDN'T LIKE IT BECAUSE YOU DIDN'T THINK OF IT: THE COMPLETE SESSIONS 1970-1971」もリリースされていますし、前回も紹介した「FRABJOUS DAYS THE SECRET WORLD OF GODLEY AND CREME 1967-1969」と「STRAWBERRY BUBBLEGUM a Collection of Pre 10cc 1969-1972」辺りも揃えれば、もう10cc以前の音源はバッチリでしょう。個人的には、初々しいザ・マインドベンダーズが好きです。切々と「A GROOVY KIND OF LOVE」を歌うエリック・スチュワートは、まだ若干二十歳なんですよ。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

2023年12月05日

「35歳の高校生」第二話(再)

35歳の高校生 Blu-ray BOX


日テレプラス 14:00〜15:00

第二話「イジメ? いじられ? ピエロの流す涙の訳」

片瀬那奈 AS 長峰あかり

「35歳の高校生」第二話の、今年4回目の再放送です。第一話の「いじめられっ子」里奈ちゃんが演じたのは広瀬アリスちゃんで、第二話ではすっかり明るいキャラに変貌して「馬場ちゃん」呼びをして、馬場ちゃんに「キャラ変わり過ぎ」などと云われています。第二話の「いじめられっ子」愛ちゃんを演じるのは、当時はFlowerとE-girlsに所属していた水野絵梨奈ちゃんで、厳格な父親を宇梶剛士さんが演じています。此の回から、那奈ちゃんが演じたあかり先生の湯吞み文字がシーンごとに変わる遊びがあって、「準備中」と「週一」でした。

本放送:2013年4月20日(日本テレビ)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 15:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「悪党〜重犯罪捜査班」事案1、事案2(再)で内山理名ちゃん



テレ朝チャンネル2 22:50〜0:30

内山理名 AS 飯沼玲子

「悪党〜重犯罪捜査班」事案1と事案2の、今年2回目の再放送です。高橋克典さんが演じるかなりキレている刑事が主人公で、理名ちゃんが演じた飯沼玲子さんも刑事役です。フリージャーナリスト役で、滝沢沙織さんもレギュラー出演しています。

本放送:2011年1月21日、1月28日(朝日放送、テレビ朝日)

(姫川未亜)

posted by 栗 at 22:50| RINA | 更新情報をチェックする

「ポールの道」#212「SPIKE」「MIGHTY LIKE A ROSE」



ポール・マッカートニーとエルヴィス・コステロが共作した10数曲の楽曲で、最初に発表されたのは「BACK ON MY FEET」で、1987年リリースのポールのシングル「ONCE UPON A LONG AGO」のB面としてでした。ソノ時には、シングルB面曲と云う事でほとんど話題にならなかったと思います。ソレがですね、1989年リリースのエルヴィス・コステロのアルバム「SPIKE」で2曲、同年リリースのポール・マッカートニーのアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」で4曲、1991年リリースのエルヴィス・コステロのアルバム「MIGHTY LIKE A ROSE」で2曲、1993年リリースのポール・マッカートニーのアルバム「OFF THE GROUND」で2曲と、11曲がリリースされてゆくのです。今回は、エルヴィス・コステロのアルバム「SPIKE」とアルバム「MIGHTY LIKE A ROSE」で発表された楽曲を中心に紹介します。まずは、1989年2月14日リリースのアルバム「SPIKE」からシングルで全米19位のヒット曲となった「VERONICA」と、アルバム収録曲の「PADS, PAWS AND CLAWS」がポールとコステロの共作です。個人的には二人の共作曲での最高傑作は「VERONICA」だと思うのですが、コステロ自身が「VERONICAは、ほとんどポールが書いた」と云っていて、まあ、共作なんですけれど、イチバン美味しい楽曲をコステロにあげちゃったんですよ。其の辺の御人好しさが天然バカボンのポールらしいんですけれどね。

ポールはコステロのアルバム「SPIKE」にはミュージシャンとしても参加していて、共作の「VERONICA」と、コステロ単独作「...THIS TOWN...」の2曲でベースを弾いています。特に1曲目の「...THIS TOWN...」は、聴けばすぐにポールがベースを担当していると分かります。アルバム「SPIKE」はリイシュー盤が2枚組で出ていて、共作曲の「VERONICA」と「PADS, PAWS AND CLAWS」のデモ音源も聴けます。此の2曲以外のデモ音源は「アーカイヴ・コレクション」のアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」で聴けますが、ポールとコステロの二人でやっているデモ音源では二人が全編をデュオ形態で歌っていて、元々はポールとコステロのコラボレーション・アルバムとしてのリリースを考えていた事が、音源で聴けます。続いて、1989年6月5日リリースのポール・マッカートニーのアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」では「MY BRAVE FACE」と「YOU WANT HER TOO」と「DON'T BE CARLESS LOVE」と「THAT DAYS IS DONE」の4曲が発表されて、1991年5月14日リリースのエルヴィス・コステロのアルバム「MIGHTY LIKE A ROSE」では「SO LIKE CANDY」と「PLAYBOY TO A MAN」の2曲が発表されました。こちらの2曲に関しては、ポールも歌っているデモ音源があるので、ポールがアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」で発表する気もあったみたいです。

そして、1993年2月1日リリースのポール・マッカートニーのアルバム「OFF THE GROUND」で「MISTRESS AND MAID」と「THE LOVERS THAT NEVER WERE」の2曲が発表されて、全11曲が全てリリースされたと思われました。ところが、1996年5月14日にリリースされたエルヴィス・コステロのアルバム「ALL THIS USELESS BEAUTY」で新たなる共作曲「SHALLOW GRAVE」が登場して12曲となり、更には前述の「アーカイヴ・コレクション」のアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」には「TWENTY FINE FINGERS」と「TOMMY'S COMING HOME」と云うポールもコステロも発表していなかった楽曲のデモ音源(デモ音源と云っても、かなり完成されている)2曲が出てきてですね、コレで共作曲は14曲となったのです。14曲もあれば、ポールとコステロの連名アルバムを出すには充分な曲数が揃っていたわけで、当然ポールもコステロもその気だったのでしょう。まあ、ソノ辺はレコード会社がストップしちゃったんでしょうけれどね。アルバム「SPIKE」は、全英5位・全米32位で、アルバム「MIGHTY LIKE A ROSE」は、全英5位・全米55位とヒットしていますが、アルバム「MIGHTY LIKE A ROSE」のリイシュー盤には「SO LIKE CANDY」と「PLAYBOY TO A MAN」のデモ音源は収録されていません。ソレがポールのアーカイヴ・コレクションで出てきたと云う事は、つまりはコラボ企画としてレコーディングされていたからなのでしょう。

(小島イコ)



posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

2023年12月06日

「284万アクセスのジ・アザー・ワン」



当ブログのアクセス数が、284万を超えました。今後とも、何卒宜しくお願い致します。

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 00:15| LOOK UP THE # | 更新情報をチェックする

「35歳の高校生」第三話(再)

35歳の高校生 Blu-ray BOX


日テレプラス 14:00〜15:00

第三話「いじめって楽しい?スクールカーストが引き裂く友情の行方」

片瀬那奈 AS 長峰あかり

「35歳の高校生」第三話の、今年4回目の再放送です。コノ回では路上ライヴを二人でやるなど仲良しだった男子生徒を、スクールカーストによって仲違いさせるのですが、馬場ちゃんがとった解決法が、二人に嘘の伝言をして殴り合いをさせて仲直りさせると云う前時代的な手段で、呆れてしまいます。那奈ちゃんが演じたあかり先生の湯吞み文字は、「怠」と「傍観者」で、一話ごとではなく場面ごとに変わっています。

本放送:2013年4月27日(日本テレビ)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 15:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「片瀬のNANA CHANNEL」#170【生配信】日プも観てるがまた新たなサバ番にハマりEVNNEの聖地巡礼がめちゃ楽しかった人の雑談【20時45分〜】



YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」 20:45配信開始(1時間28分24秒)

那奈ちゃんのYouTube第170弾で、今回はまたしても生配信だそうです。2月も3月も4月も5月も6月も7月も8月も9月も10月も11月も全てが生配信、12月に入っても1回目もやっぱり生配信で、44回連続の「推し活」です。ところで、那奈ちゃんは現在は「会社員で趣味で推し活をしている人」だと思うのですが、内容が薄い近況を伝えたネットの記事になっていたりするのは何故なのでしょうか。もう、ほとんど一般人であって、芸能界からは引退したのではないのでしょうか。そうでないと、こんな視聴者を限定した推し活生配信なんかやっていないと思うんですけれどね。逆に、もしも虎視眈々と女優復帰とか狙っていて、それなのに表面上は推し活ばかりやっているとするならば、ソレはソレで凄いメンタルですなあ。

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 20:45| YouTube | 更新情報をチェックする

「悪党〜重犯罪捜査班」事案3〜事案5(再)で内山理名ちゃん



テレ朝チャンネル2 22:00〜0:30

内山理名 AS 飯沼玲子

「悪党〜重犯罪捜査班」事案3から事案5までの、今年2回目の再放送です。理名ちゃんが演じた飯沼玲子さんは、スーツ姿も良く似合う凛とした刑事なんですけれど、何故かDV男と同居中なのです。

本放送:2011年2月4日2月18日2月25日(朝日放送、テレビ朝日)

(姫川未亜)

posted by 栗 at 22:00| RINA | 更新情報をチェックする

「ポールの道」#213「FLOWERS IN THE DIRT」

Flowers in the Dirt [Analog]


1980年代中期のポール・マッカートニーは、現在では低迷していたと云われていて、特に1986年にリリースしたアルバム「PRESS TO PLAY」が良くないと云う事になっていて、半数以上も共作しているエリック・スチュワートの責任だとか訳が分からない事を云うバカな評論家もいます。ポール・マッカートニーもエリック・スチュワートも好きなので、アルバム「PRESS TO PLAY」には好意的ですし、リアルタイムでのアルバム「PRESS TO PLAY」に対する評価は決して悪くなくて、全米30位と云う結果だけで失敗作と断定しているわけで、全英では8位になっているので、新しい挑戦をしたアルバムとしては充分な成績だったのです。何より、40代半ばの地位も名誉もあるポール・マッカートニーが、やはり当時40歳を越えた実績も充分なエリック・スチュワートとガップリと組んだアルバムをリリースして、それぞれの過去の栄光に頼らずに新しい事にもチャレンジしていた姿勢は、もっと評価されるべきであって、其の後のポールの復活を印象付けようとして安易に「エリック・スチュワートでは上手くいかず、エルヴィス・コステロがポールを復活させた」なんぞと云う安易な論調で語る評論家は筆を折るべきです。エルヴィス・コステロ自身も「ポールみたいな人が、僕のせいで変わるなんて事はない」と語っているんですからね。ソレは兎も角として、1986年のアルバム「PRESS TO PLAY」からオリジナル・スタジオ・アルバムとしては3年ぶりのアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」は、1989年6月5日にMPL/パーロフォン(英国)・MPL/キャピトル(米国)からリリースされました。カヴァー集も含めたポール・マッカートニー単独名義では8作目で、ウイングスなども含めると16作目となっています。

アルバム「PRESS TO PLAY」とアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」の間には、1987年のベスト盤「ALL THE BEST!」と1988年に最初は旧ソ連のみでリリースされたカヴァー・アルバム「CHOBA B CCCP」がリリースされていて、フィル・ラモーンのプロデュースでケンカしてアルバムごとボツとなった1987年リリース予定だったアルバム「RETURN TO PEPPERLAND」もあったわけで、3年間何もしていなかったわけではありません。但し、アルバム「FLOWERS IN THE DIRT」に関しては、ポールも並々ならぬ覚悟でレコーディングしていた様で、レコーディングは1987年10月から1989年1月までの長期に渡っています。内容は、A面が、1「MY BRAVE FACE」、2「ROUGH RIDE」、3「YOU WANT HER TOO」、4「DISTRACTIONS」、5「WE GOT MARRIED(幸せなる結婚)」、6「PUT IT THERE」で、B面が、1「FIGURE OF EIGHT」、2「THIS ONE」、3「DON'T BE CARLESS LOVE(ケアレス・ラヴに気をつけて)」、4「THAT DAYS IS DONE(ふりむかないで)」、5「HOW MANY PEOPLE(ハウ・メニー・ピープル(チコ・メンデスに捧ぐ))」、6「MOTOR OF LOVE」の全12曲入りで、CDには最初から「OU EST LE SOLEIL(太陽はどこへ?)」がボーナス・トラックとして収録された全13曲入りでした。コノ内で「MY BRAVE FACE」と「YOU WANT HER TOO」と「DON'T BE CARLESS LOVE」と「THAT DAYS IS DONE」の4曲がポール・マッカートニーとエルヴィス・コステロの共作で、他は全てポール・マッカートニーの単独作です。

プロデュースは、ポール・マッカートニー、ミッチェル・フルーム、ニール・ドーフスマン、トレヴァー・ホーン、スティーヴ・リプトン、エルヴィス・コステロ、デイヴィッド・フォスター、クリス・ヒューズ、ロス・カラム、と曲によって分かれていますが、統一感があります。参加ミュージシャンは、ポールがリード・ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、ベース、アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、12弦ギター、メキシカン・ギター、ピアノ、キーボード、シンセサイザー、チェレスタ、ハーモニウム、メロトロン、ドラムス、タンバリン、パーカッション、ボンゴ、シタール、グラス、ワイングラス、フリューゲルホルン、ハンドクラップ、オートハープ、フィンガースナップ、ウッドソー、ドラム・オーバーダブ、タム・オーバーダブ、と相変わらずのマルチ・プレイヤーぶりを見せていて、お馴染みの「ウチのカミさん」リンダ・マッカートニー(バッキング・ヴォーカル、ミニモーグ、ハンドクラップ)に、コノ後のツアー・メンバーともなるヘイミッシュ・スチュアート(ギター)とロビー・マッキントッシュ(ギター)とクリス・ウィッテン(ドラムス)、そして、エルヴィス・コステロが「YOU WANT HER TOO」ではポールとデュエットしていて、更に、デヴィッド・ギルモア(ギター)、デイヴ・マタックス(ドラムス)、ニッキー・ホプキンス(ピアノ)、などなど、長期間のレコーディングだった為にメンバーも多彩です。

1989年5月8日に先行シングルとしてリリースされた「MY BRAVE FACE」は、全英18位・全米25位とスマッシュ・ヒットとなり、其の後に第2弾シングル「THIS ONE」、米国のみの12インチ「OU EST LE SOLEIL」、第3弾シングル「FIGURE OF EIGHT」、第4弾シングル「PUT IT THERE」とリリースされますが、コレがまたカップリング曲はアルバム未収録曲のオンパレードで、「FIGURE OF EIGHT」なんかはアルバムとシングルでは別ヴァージョンだったりします。エルヴィス・コステロの貢献に関しては、ポールが「ジョンと共作していた頃を思い出した」などと云うリップ・サービスによる共作よりも、ポールにヘフナーのヴァイオリン・ベースを再び使う様に提言したり、ビートルズ風の曲調になるのを避けようとするポールに対して「ビートルズはポールなんだから、避けなくてもいいんだ」と提言した事が大きいと思います。何しろ、エルヴィス・コステロはリヴァプール育ちで、ビートルズのファン・クラブに入っていた程のビートルマニアなわけで、いくら辛辣にポールが書いた曲に「クズだ」などと云っても、根底には長年の尊敬の念があって、上手い具合にポールらしいビートリーなメロディーを引き出す事に成功していると思います。しかしながら、此のアルバムでの貢献度をあまりにも高く評価される事に対して、エルヴィス・コステロ自身が「過大評価」だと云っているわけですよ。アルバムは、全英首位・全米21位と、特に英国では高く評価されて傑作とされています。

さて、デニー・レインの訃報がありました。新型コロナウイルスの後遺症で、79歳だったそうです。才能は兎も角として、ポール・マッカートニーと10年以上もバンドで組んでいたわけで、ソレだけで凄い事でした。ご冥福をお祈りいたします。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

2023年12月07日

「35歳の高校生」第四話(再)

35歳の高校生 Blu-ray BOX


日テレプラス 14:00〜15:00

第四話「教師イジメの犯人は誰? 涙の記者会見」

片瀬那奈 AS 長峰あかり

「35歳の高校生」第四話の、今年4回目の再放送です。此の回では、イジメの対象が教師へも向けられて、ヘッドフォン阿久津の指図で痴漢の冤罪で窮地に陥る話です。生徒諸君がソノ教師を無視したりして追い込むのは兎も角(いや、ソレも大問題だけど)、教師たちまでソノ教師をイジメているって、何なんでしょうか。全く、酷い脚本ですなあ。

本放送:2013年5月4日(日本テレビ)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 15:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「闇金ウシジマくん」(再)全9話一挙放送

闇金ウシジマくん ディレクターズカット版 DVD-BOX


チャンネルNECO 19:25〜0:10

片瀬那奈 AS 大久保千秋

「闇金ウシジマくん」ドラマ版第1シーズンの、今年3回目の再放送ですが、「悪党〜重犯罪捜査班」とバッティングしています。此のドラマは、2010年10月期の放送でしたが、撮影は同年3月で終わっていて、全話撮影終了してから本放送しています。故に、第1話に最終話までのシーンが織り込まれています。市販ソフトとレンタル版は「ディレクターズカット版」なので、此の「オンエア版」とは編集が異なっています。チャンネルNECOでの再放送は、本放送時の予告テロップを隠したりせず、最後の「お色気プレゼント・コーナー」もノーカットの「オンエア完全版」です。那奈ちゃんが演じた大久保千秋はドラマ版のオリジナルキャラクターですが、原作マンガの複数のキャラクターから頂いた部分もあって、些か支離滅裂な役どころです。

本放送:2010年10月13日〜12月15日(MBS、TBS)(TBSでの放送日)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 19:25| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「悪党〜重犯罪捜査班」事案6〜事案8(最終事案)(再)で内山理名ちゃん



テレ朝チャンネル2 22:00〜0:30

内山理名 AS 飯沼玲子

「悪党〜重犯罪捜査班」事案6から事案8(最終事案)までの、おそらく今年2回目の再放送ですが、「闇金ウシジマくん」とバッティングしています。法律ギリギリの捜査で悪を粉砕する刑事たちを描いたドラマで、理名ちゃんが演じたクールな飯沼玲子刑事はアクション・シーンなどもあり、DVヒモ男をバッサリと斬り捨てます。コレは続編もありかと思ったら、最後に主役の高橋克典さんが演じた富樫刑事が、飯沼刑事との仲を誤解したヒモ男に刺されてしまうのでした。事案7の本放送は2011年3月11日の予定でしたが、東日本大震災当日だったので放送延期となり、翌週の3月18日に放送された時には「L字テロップ入り」でした。

本放送:2011年3月4日3月18日3月25日(朝日放送、テレビ朝日)

(姫川未亜/小島イコ)

posted by 栗 at 22:00| RINA | 更新情報をチェックする

「ポールの道」#214「FLOWERS IN THE DIRT」Special Package「FLOWERS IN THE DIRT」World Tour Pack

Flowers in the Dirt [Analog]


1989年6月にリリースされたポール・マッカートニーのアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」は、現在では大傑作と云う事になっておりますが、当時のチャートでは英国では堂々の首位でしたが、米国では21位だったのです。1987年リリースのベスト盤「ALL THE BEST!」は全英2位ですが全米62位で、1986年リリースのアルバム「PRESS TO PLAY」は全英8位で全米30位で、本国である英国ではそんなに酷い事にはなっておりません。つまりは米国での売り上げが低迷したと云う事で、特にアルバム「PRESS TO PLAY」に対する不当な評価は、米国での売り上げを元にしているわけですよ。ソレを云ったならばアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」も、米国ではそんなに売れていないのです。日本での高評価も、1989年9月から翌1990年7月までのソロとしては初めてのワールド・ツアーの成功と、なんと云っても1990年3月のソロとしての初来日公演によるもので、そりゃあもう、セットリストの最初がアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」からの「FIGURE OF EIGHT」で、最新アルバムと云う事でアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」から6曲(「FIGURE OF EIGHT」と「ROUGH RIDE」と「WE GOT MARRIED」と「PUT IT THERE」と「THIS ONE」と「MY BRAVE FACE」)も披露したのですから、もう冷静な評価など不可能であって、些か持ち上げ過ぎな高評価と云うか、盲目的な大絶賛に繋がっていて、それ故にアルバムで4曲を共作したエルヴィス・コステロに対する本人曰く「過大評価」ともなっているのです。

過去にウイングスでの2度に渡る公演中止で、1990年の初来日公演も本当に実現するのか不安でした。ソレでもポールの来日公演の約2週間前にローリング・ストーンズが初来日公演をやったので「ストーンズが来日出来たんだから、ポールも大丈夫だろう」と安堵したものです。ポールはワールド・ツアーを開始した頃のインタビューで「今度のアルバム(「FLOWERS IN THE DIRT」)は、まだ300万枚しか売れていないから、ツアーをやってもっと売らなきゃいけない」と云っていて「まだ300万枚?」と耳を疑ったものです。やはり、ポールは別格で、しかも無自覚でそんなトンデモ発言をぶちかましてくれるのがいいんですよ。ちなみにローリング・ストーンズは東京ドームで10公演で50万人を集客したと云われていたのですが、当時の日本で最も売れたローリング・ストーンズのアルバムは1973年リリースの「山羊の頭のスープ」で、5万枚だと云われていて、じゃあ、アルバムを買ってもいない45万人は何だったんだと云う話です。まあ、あたくしもローリング・ストーンズはベスト盤位しか持っていなかったのに行ったわけですが。さてさて、ポールですが、ワールド・ツアーの煽りで1989年11月23日には「FLOWERS IN THE DIRT」World Tour Packをリリースしていて、コレはオリジナルCDもしくはLPに、アルバム未収録の「PARTY PARTY」のCDシングルもしくはアナログ・シングルを加えてオマケも沢山つけた紙製のケース入りでした。

そして、初来日公演の初日の予定だった1990年3月2日(コノ日は中止になった)には、来日記念盤として「FLOWERS IN THE DIRT」Special Packageが日本限定でリリースされています。CD2枚組で、CD1には「OU EST LE SOLEIL」も加えたオリジナル13曲のアルバム「FLOWERS IN THE DIRT」が収録されていて、CD2には、1「MESSAGE」、2「THE LONG AND WINDING ROAD」、3「LOVELIEST THING」、4「ROUGH RIDE」、5「OU EST LE SOLEIL(7''MIX)」、6「MAMA'S LITTLE GIRL」、7「SAME TIME NEXT YEAR」、8「PARTY PARTY」、9「P.S. LOVE ME DO」の9トラックで楽曲は8曲収録されています。「MESSAGE」はポールが日本のファンに向けたメッセージで、コノCDでしか聴けません。「THE LONG AND WINDING ROAD」は云わずと知れたビートルズ・ナンバーの再録音で、「LOVELIEST THING」と2曲は、CDシングル「FIGURE OF EIGHT」のカップリング曲です。「ROUGH RIDE」は「ヴィデオ・ヴァージョン」で、「OU EST LE SOLEIL」は別ミックスで、アルバムとは別ヴァージョンで、共に3インチ・シングル「FIGURE OF EIGHT」のカップリング曲です。「MAMA'S LITTLE GIRL」と「SAME TIME NEXT YEAR」はシングル「PUT IT THERE」のカップリング曲で、両方共にウイングス時代の楽曲の蔵出しなのですが、何故に10年以上も寝かしていたのか理解不能な名曲です。「PARTY PARTY」は前述の曲で、「P.S. LOVE ME DO」のスタジオ・ヴァージョンはコレでしか聴けませんが、トホホな出来栄えです。アルバム「FLOWERS IN THE DIRT」からのシングルのカップリング曲には、他にもアルバム未収録曲や別ヴァージョンがありますが、それらはまた次回で紹介します。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする