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2023年11月01日

「ポールの道」#179「ISMISM」



エリック・スチュワートとグレアム・グールドマンの「10cc」が、失速ぎみになっていた1981年10月に、元・同僚だったゴドレイ&クレームは4作目のアルバム「ISMISM」をポリドールからリリースしました。内容は、A面が、1「SNACK ATTACK」、2「UNDER YOUR THUMB」、3「JOEY'S CAMEL」、4「THE PROBLEM」、5「READY FOR RALPH」で、B面が、1「WEDDING BELLS」、2「LONNIE」、3「SALE OF THE CENTURY」、4「THE PARTY」の、全9曲入りです。レコーディング・メンバーは、ビンボ・アコックがサックスで参加している以外は全てケヴィン・ゴドレイとロル・クレームの二人だけで行っていて、ケヴィンが、ヴォーカル、ドラムス、パーカッション、ドラム・マシーンで、ロルが、ヴォーカル、ベース、ギター、キーボード、シンセサイザーです。楽曲は全てゴドレイ&クレーム作で、プロデュースもゴドレイ&クレームで、ロルはエンジニアも担当しています。と、ここまではこれまでのアルバムと同じですが、代名詞だったギズモがクレジットされていません。ジャケットも実にシンプルと云うか、アルバム「L」もシンプルでしたけれど、何とも云えない味があります。当時、ケヴィンはヘルニアで食事もとれない状態になっていて、ソノ経験が「SNACK ATTACK」のアイデアに繋がっています。第3弾シングルになった7分を超える「SNACK ATTACK」と最後の8分にも及ぶ「THE PARTY」は、早過ぎる「ラップ」を取り入れていて、ケヴィンによるラップが炸裂するクセになる楽曲です。「JOEY'S CAMEL」は「SNACK ATTACK」を遅くしたオケを使っていて、他にも「THE PROBLEM」や「READY FOR RALPH」や「LONNIE」は、ラップ以前のポエトリーリーディングの様にケヴィンが歌詞をただ読み上げているだけと云う新たな技を繰り出しています。特に「SNACK ATTACK」の荒ぶるサックスに乗せたラップは「何事か」と思える程にカッコイイのです。

そして、第1弾シングルとなった「UNDER YOUR THUMB」は全英3位となり、第2弾シングルの「WEDDING BELLS」も全英7位まで上がると云う、ゴドレイ&クレームとしては初めての大ヒット曲が2曲も生まれる事ともなりました。エリック&グレアムの「10cc」が低迷してゆく時期に、ソレに代わる様に「ゴドレイ&クレーム」が売れてしまうと云う歴史的な転換期を迎えたわけです。アルバムも全英29位まで上がるヒット作となり、完全に「10cc」とは立場が逆転してしまいました。ヒット曲となった「UNDER YOUR THUMB」はシンセ・ポップ路線で、ロル・クレームによるファルセットでのコーラスもイイ感じなドゥーアップ調の「WEDDING BELLS」も名曲です。云わばオリジナル10cc時代の様な楽曲で、同じ路線の「SALE OF THE CENTURY」も良いです。コノ時期のゴドレイ&クレームは、ミュージック・ヴィデオの監督としても頭角を現してきたのですが、本業であるミュージシャンとしても大衆に受け入れられたので、ノリに乗っていた時期でした。シングル「SNACK ATTACK」の米国盤は怪獣映画のポスターみたいなデザインで、アルバム「ISMISM」も真っ白ではなく真っ黒なデザインのジャケットもありました。2000年代になってからのCDには、「UNDER YOUR THUMB」のB面だった「POWER BEHIND THE THRONE」と、「WEDDING BELLS」のB面だった「BABIES」と、「AN ENGLISH MAN IN NEW YORK」のシングル・エディットである「STRANGE APPARATUS」もしくは「SNACK ATTACK(Extended Version)」の3曲がボーナス・トラックとして収録されています。「POWER BEHIND THE THRONE」と「BABIES」は、箱「BODY OF WORK 1978-1988」に他のアルバム未収録曲と共に収録されているので、これから集めようとするならば、「CONSEQUENCES」と「BODY OF WORK 1978-1988」の2箱で手っ取り早く揃えちゃう事をオススメします。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」(再)

必殺!!主題歌ベストセレクション~裏稼業の哀歌たち~ CD


ファミリー劇場 19:00〜21:00

片瀬那奈 AS 夏目理恵子

(撮影:2007年5月/京都、奈良ロケ)

「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」の、今年7回目の再放送です。那奈ちゃんが演じた夏目理恵子は新人弁護士で、藤田まことさんが演じた老獪な猪狩弁護士と共に冤罪事件裁判に挑みます。撮影は全て京都と奈良でロケされていて、撮影時期的にドラマ「地獄の沙汰もヨメ次第」と重なっていたので、東京と京都・奈良の間を3往復して撮影されています。

本放送:2007年11月18日(BSジャパン)、2007年11月21日(テレビ東京)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 21:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「ロコンド LOCONDO CHANNEL」【ガチ】人気ブランドの社長から呼び出されました



YouTube「ロコンド LOCONDO CHANNEL」 配信開始時刻不明(12分28秒)

那奈ちゃんがサマンサに呼ばれて訪問する動画ですが、ロコンドの宣伝でしかありません。

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 20:00| YouTube | 更新情報をチェックする

「こちら本池上署」第2シリーズ第12回(再)



BS-TBS 12:59〜13:55

第12回「警察が嫌い!」

主題歌:NANA KATASE「Shine」

「こちら本池上署」第2シリーズ第12回の今年3回目の再放送で、主題歌は那奈ちゃんの「Shine」です。第12回では、挿入歌としてザ・ビートルズの「ホワイト・アルバム」から、「マザー・ネイチャーズ・サン」と「エブリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー」と「アイ・ウィル」が、何故か使われています。3曲共、元々の「青盤」にも、新装盤の「青盤」にも収録されていない楽曲です。

本放送:2003年6月30日(TBS)


(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 13:55| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

「ドルチェ」(再)で内山理名ちゃん

ドルチェ (新潮文庫)


チャンネルNECO 10:00〜12:00

内山理名 AS 浜田知美

「ドルチェ」の今年6回目の再放送で、明日に再放送される「ドルチェ2」にも、回想シーンで理名ちゃんが登場します。理名ちゃんが演じた知美さんは風俗嬢で、殺人事件の容疑者となり自供までするものの、真犯人をかばって偽証している役どころです。

本放送:2012年10月12日(フジテレビ)

(姫川未亜/小島イコ)

posted by 栗 at 12:00| RINA | 更新情報をチェックする

「24 JAPAN」第5話(再)



テレ朝チャンネル1 5:00〜6:00

第5話「04:00A.M.-05:00A.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美(消息不明)

「24 JAPAN」第5話の、今年6回目の再放送です。コノ回からは、本当に那奈ちゃんが演じた氷川七々美は、一切合切、最終話まで、回想シーンにすら登場しません。本編としては第3話までで出番が終了していて、コレは原作ドラマのマンディと同じなんですけれど、原作にはシーズン2とシーズン4への再登場があるのに、ヘッポコリメイクの日本版はシーズン1のみなのです。だったら「旅客機爆破の実行犯」である氷川七々美をCTUは追うべきなのに、そんな素振りすらないって、おかしいでしょう。

本放送:2020年11月6日(テレビ朝日)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 06:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする