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2023年11月01日

「24 JAPAN」第5話(再)



テレ朝チャンネル1 5:00〜6:00

第5話「04:00A.M.-05:00A.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美(消息不明)

「24 JAPAN」第5話の、今年6回目の再放送です。コノ回からは、本当に那奈ちゃんが演じた氷川七々美は、一切合切、最終話まで、回想シーンにすら登場しません。本編としては第3話までで出番が終了していて、コレは原作ドラマのマンディと同じなんですけれど、原作にはシーズン2とシーズン4への再登場があるのに、ヘッポコリメイクの日本版はシーズン1のみなのです。だったら「旅客機爆破の実行犯」である氷川七々美をCTUは追うべきなのに、そんな素振りすらないって、おかしいでしょう。

本放送:2020年11月6日(テレビ朝日)

(小島イコ/姫川未亜)

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「ドルチェ」(再)で内山理名ちゃん

ドルチェ (新潮文庫)


チャンネルNECO 10:00〜12:00

内山理名 AS 浜田知美

「ドルチェ」の今年6回目の再放送で、明日に再放送される「ドルチェ2」にも、回想シーンで理名ちゃんが登場します。理名ちゃんが演じた知美さんは風俗嬢で、殺人事件の容疑者となり自供までするものの、真犯人をかばって偽証している役どころです。

本放送:2012年10月12日(フジテレビ)

(姫川未亜/小島イコ)

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「こちら本池上署」第2シリーズ第12回(再)



BS-TBS 12:59〜13:55

第12回「警察が嫌い!」

主題歌:NANA KATASE「Shine」

「こちら本池上署」第2シリーズ第12回の今年3回目の再放送で、主題歌は那奈ちゃんの「Shine」です。第12回では、挿入歌としてザ・ビートルズの「ホワイト・アルバム」から、「マザー・ネイチャーズ・サン」と「エブリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー」と「アイ・ウィル」が、何故か使われています。3曲共、元々の「青盤」にも、新装盤の「青盤」にも収録されていない楽曲です。

本放送:2003年6月30日(TBS)


(小島イコ/姫川未亜)

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「ロコンド LOCONDO CHANNEL」【ガチ】人気ブランドの社長から呼び出されました



YouTube「ロコンド LOCONDO CHANNEL」 配信開始時刻不明(12分28秒)

那奈ちゃんがサマンサに呼ばれて訪問する動画ですが、ロコンドの宣伝でしかありません。

(小島イコ/姫川未亜)

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「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」(再)

必殺!!主題歌ベストセレクション~裏稼業の哀歌たち~ CD


ファミリー劇場 19:00〜21:00

片瀬那奈 AS 夏目理恵子

(撮影:2007年5月/京都、奈良ロケ)

「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」の、今年7回目の再放送です。那奈ちゃんが演じた夏目理恵子は新人弁護士で、藤田まことさんが演じた老獪な猪狩弁護士と共に冤罪事件裁判に挑みます。撮影は全て京都と奈良でロケされていて、撮影時期的にドラマ「地獄の沙汰もヨメ次第」と重なっていたので、東京と京都・奈良の間を3往復して撮影されています。

本放送:2007年11月18日(BSジャパン)、2007年11月21日(テレビ東京)

(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#179「ISMISM」



エリック・スチュワートとグレアム・グールドマンの「10cc」が、失速ぎみになっていた1981年10月に、元・同僚だったゴドレイ&クレームは4作目のアルバム「ISMISM」をポリドールからリリースしました。内容は、A面が、1「SNACK ATTACK」、2「UNDER YOUR THUMB」、3「JOEY'S CAMEL」、4「THE PROBLEM」、5「READY FOR RALPH」で、B面が、1「WEDDING BELLS」、2「LONNIE」、3「SALE OF THE CENTURY」、4「THE PARTY」の、全9曲入りです。レコーディング・メンバーは、ビンボ・アコックがサックスで参加している以外は全てケヴィン・ゴドレイとロル・クレームの二人だけで行っていて、ケヴィンが、ヴォーカル、ドラムス、パーカッション、ドラム・マシーンで、ロルが、ヴォーカル、ベース、ギター、キーボード、シンセサイザーです。楽曲は全てゴドレイ&クレーム作で、プロデュースもゴドレイ&クレームで、ロルはエンジニアも担当しています。と、ここまではこれまでのアルバムと同じですが、代名詞だったギズモがクレジットされていません。ジャケットも実にシンプルと云うか、アルバム「L」もシンプルでしたけれど、何とも云えない味があります。当時、ケヴィンはヘルニアで食事もとれない状態になっていて、ソノ経験が「SNACK ATTACK」のアイデアに繋がっています。第3弾シングルになった7分を超える「SNACK ATTACK」と最後の8分にも及ぶ「THE PARTY」は、早過ぎる「ラップ」を取り入れていて、ケヴィンによるラップが炸裂するクセになる楽曲です。「JOEY'S CAMEL」は「SNACK ATTACK」を遅くしたオケを使っていて、他にも「THE PROBLEM」や「READY FOR RALPH」や「LONNIE」は、ラップ以前のポエトリーリーディングの様にケヴィンが歌詞をただ読み上げているだけと云う新たな技を繰り出しています。特に「SNACK ATTACK」の荒ぶるサックスに乗せたラップは「何事か」と思える程にカッコイイのです。

そして、第1弾シングルとなった「UNDER YOUR THUMB」は全英3位となり、第2弾シングルの「WEDDING BELLS」も全英7位まで上がると云う、ゴドレイ&クレームとしては初めての大ヒット曲が2曲も生まれる事ともなりました。エリック&グレアムの「10cc」が低迷してゆく時期に、ソレに代わる様に「ゴドレイ&クレーム」が売れてしまうと云う歴史的な転換期を迎えたわけです。アルバムも全英29位まで上がるヒット作となり、完全に「10cc」とは立場が逆転してしまいました。ヒット曲となった「UNDER YOUR THUMB」はシンセ・ポップ路線で、ロル・クレームによるファルセットでのコーラスもイイ感じなドゥーアップ調の「WEDDING BELLS」も名曲です。云わばオリジナル10cc時代の様な楽曲で、同じ路線の「SALE OF THE CENTURY」も良いです。コノ時期のゴドレイ&クレームは、ミュージック・ヴィデオの監督としても頭角を現してきたのですが、本業であるミュージシャンとしても大衆に受け入れられたので、ノリに乗っていた時期でした。シングル「SNACK ATTACK」の米国盤は怪獣映画のポスターみたいなデザインで、アルバム「ISMISM」も真っ白ではなく真っ黒なデザインのジャケットもありました。2000年代になってからのCDには、「UNDER YOUR THUMB」のB面だった「POWER BEHIND THE THRONE」と、「WEDDING BELLS」のB面だった「BABIES」と、「AN ENGLISH MAN IN NEW YORK」のシングル・エディットである「STRANGE APPARATUS」もしくは「SNACK ATTACK(Extended Version)」の3曲がボーナス・トラックとして収録されています。「POWER BEHIND THE THRONE」と「BABIES」は、箱「BODY OF WORK 1978-1988」に他のアルバム未収録曲と共に収録されているので、これから集めようとするならば、「CONSEQUENCES」と「BODY OF WORK 1978-1988」の2箱で手っ取り早く揃えちゃう事をオススメします。

(小島イコ)

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2023年11月02日

「24 JAPAN」第6話(再)



テレ朝チャンネル1 5:00〜6:00

第6話「05:00A.M.-06:00A.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美(消息不明)

「24 JAPAN」第6話の、今年6回目の再放送です。那奈ちゃんが演じた氷川七々美は、もう待てど暮らせど登場しません。偶然にもコノ回はドラマと現実世界が同時刻ですが、こんな朝っぱらに、こんな無茶苦茶な事をしているドラマの異常性が分かります。

本放送:2020年11月13日(テレビ朝日)

(小島イコ/姫川未亜)

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「こちら本池上署」第2シリーズ第13回(再)



BS-TBS 12:59〜13:55

第13回「ママは17歳」

主題歌:NANA KATASE「Shine」

「こちら本池上署」第2シリーズ第13回の今年3回目の再放送で、主題歌は那奈ちゃんの「Shine」ですが、「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」とバッティングしています。コノ回では主題歌「Shine」の「off vocal version」と云うか、インストゥルメンタル版が、恋人が事故死して17歳で母親になった少女が両親と和解するクライマックスに流れます。此れは歌入りと同様に、市販のCCCDでは聴けないTVサイズです。

本放送:2003年7月7日(TBS)


(小島イコ/姫川未亜)

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「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」(再)

必殺!!主題歌ベストセレクション~裏稼業の哀歌たち~ CD


BSテレ東 12:56〜14:56

片瀬那奈 AS 夏目理恵子

(撮影:2007年5月/京都、奈良ロケ)

「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」の今年8回目の再放送ですが、「こちら本池上署」とバッティングしています。昨日にCSで再放送されたばかりですが、こちらは無料のBSでの再放送となっております。

本放送:2007年11月18日(BSジャパン)、2007年11月21日(テレビ東京)

(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#180「TEN OUT OF 10」



エリック・スチュワートとグレアム・グールドマンを中心とした「10cc」は、1981年にダンカン・マッケイが脱退したので、6人組からエリックとグレアムによるデュオ形態に戻りました。レコーディングにはポール・バージェス(ドラムス)とリック・フェン(ギター)も参加していたものの、彼らは「サポート・メンバー」に格下げとなりました。他にも、サッド・カフェのヴィク・エマースン(シンセサイザー、ピアノ)、レニー・クルックス(サックス)、マーク・ジョーダン(オルガン、ピアノ)、サイモン・フィリップス(ドラムス)などをゲストに迎えておりますが、基本的にはエリックとグレアムの二人による演奏で、1981年11月27日に英国でワーナー/マーキュリーからリリースしたのが、「10cc」名義では8作目のスタジオ・アルバム「TEN OUT OF 10(ミステリー・ホテル)」です。内容は、A面が、1「DON'T ASK」、2「OVERDRAFT IN OVERDRIVE」、3「DON'T TURN ME AWAY(恋のまわり道)」、4「MEMORIES(サマー・メモリーズ)」、5「NOTELL HOTEL(ミステリー・ホテル)」で、B面が、1「LES NOUVEAUX RICHES(トロピカル・ホリデイ)」、2「ACTION MAN IN MOTOWN SUIT(アクション・マン)」、3「LISTEN WITH YOUR EYES」、4「LYING HERE WITH YOU(君は目を閉じて…)」、5「SURVIVOR」の、全10曲入りです。何やらカタカナでも原題とは大きく異なる邦題が付いている事からお分かりの通り、日本盤も同内容でリリースされています。楽曲は「DON'T ASK」と「LYING HERE WITH YOU」がグレアム・グールドマンの単独作で、「DON'T TURN ME AWAY」と「LES NOUVEAUX RICHES」がエリック・スチュワートの単独作で、他の6曲は「スチュワート=グールドマン」作です。ところが、此の「10点満点」と名付けられた英国盤は、英国では低迷してチャートインせず、米国ではリリースされなかったのです。

米国では、翌1982年6月にようやくリリースされたのですが、内容は、A面が、1「DON'T ASK」、2「THE POWER OF LOVE」、3「LES NOUVEAUX RICHES」、4「MEMORIES(U.S. MIX)」、5「WE’VE HEARD IT ALL BEFORE」で、B面が、1「DON'T TURN ME AWAY」、2「NOTELL HOTEL」、3「OVERDRAFT IN OVERDRIVE」、4「TOMORROW’S WORLD TODAY」、5「RUN AWAY」の、全10曲入りで、4曲を差し替えて、曲順も全く別にされています。まるでジョージ・ハリスンのアルバム「SOMEWHERE IN ENGLAND」みたいな事になったのですが、差し替えられた4曲の内「TOMORROW'S WORLD TODAY」はグレアムの単独作で、他の3曲「THE POWER OF LOVE」と「WE’VE HEARD IT ALL BEFORE」と「RUN AWAY」は「スチュワート=グールドマン=ゴールド」作で、後にグレアムと「WAX」などを結成するアンドリュー・ゴールドが曲作りに関わっていて、歌や演奏にも参加しています。此のアルバムの頃には、エリック・スチュワートはポール・マッカートニーのレコーディングに参加し始めていたし、グレアムもアンドリュー・ゴールドとの新たな方向性を模索し始めていたのでしょうけれど、全米チャートでは209位と大爆死しました。今聴くとAOR路線で悪くないのですけれど、何せ「10cc」を名乗っているわけで、大衆は「10cc」にはこう云う曲もアルバムも求めていなかったのです。だからこそ「10cc」らしい「ゴドレイ&クレーム」が、同時期にヒットしたとも思えます。CDでは、英国盤全10曲に続いて、米国盤で差し替えられた「THE POWER OF LOVE」と「MEMORIES(U.S. MIX)」と「WE’VE HEARD IT ALL BEFORE」と「TOMORROW’S WORLD TODAY」と「RUN AWAY」の5曲に、「LES NOUVEAUX RICHES」のシングル・ミックスと、シングル「THE POWER OF LOVE」のB面のみだったエリック・スチュワート作の「YOU’RE COMING HOME AGAIN」の、7曲ものボーナス・トラックを加えた全17曲入りの完全盤がリリースされていますが、既に廃盤の様です。

(小島イコ)

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2023年11月03日

「24 JAPAN」第7話(再)



テレ朝チャンネル1 5:00〜6:00

第7話「06:00A.M.-07:00A.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美(消息不明)

「24 JAPAN」第7話の、今年6回目の再放送です。繰り返して何度も観る様なドラマではなくて、CTUの内通者とかのネタがバレている状態では、そもそも初見すらネタバレしているので、リメイク版はヘッポコにならざるを得ないのです。民三に脅された現馬が伊月を銃で撃つものの、伊月は防弾で助かるなんてところも、オチが分かっていると「こいつら、何やってんだ」と思える展開です。

本放送:2020年11月20日(テレビ朝日)

(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#181「STOP AND SMELL THE ROSES」



1970年代後半に「暗黒時代」に突入したリンゴ・スターは、1977年のアルバム「RINGO THE 4TH(ウイングス〜リンゴW)」で米国のアトランティックとの契約を切られて、1978年のアルバム「BAD BOY」で英国などのポリドールとの契約も切られてしまいました。ソレで、後がなくなったリンゴは、かつての大ヒット作である1973年のアルバム「RINGO」の夢よもう一度とばかりに、三度「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」形式でのアルバムを画策しました。でもですね、夢よもう一度は1976年のアルバム「RINGO’S ROTOGRAVURE」で失敗しちゃっていたわけで、まあ、ソレがリンゴの限界でもあるわけですよ。そもそもビートルズ時代にはアルバムで1曲しか歌っていないリンゴが、ソロ歌手として大ブレイクした1970年代前半が「狂った世界」だったので、ソノ後に「世界は正常に戻った」だけだったのです。しかし、リンゴにもプライドがあります。なんてったって「元・ビートルズ」なんですから、落ちぶれた侭ではいられないのです。ソレで、1980年7月に、まずはポール・マッカートニーに楽曲提供と演奏とプロデュースを依頼して、「ATTENTION」と「PRIVATE PROPERTY」を提供してもらい、ビートルズ時代にポールが歌っていたカール・パーキンスの「SURE TO FALL」のカヴァーと、リンゴ作で当初はアルバムのタイトル曲だった「YOU CAN'T FIGHT LIGHTNING」をレコーディングしました。

ソノ後は、スティーヴン・スティルスが提供してプロデュースした「YOU'VE GOT A NICE AWAY」を、9月にはロン・ウッドが共作してプロデュースした「DEAD GIVEAWAY」と、オージェイズのカヴァー「BRANDY」もレコーディングして、11月にはハリー・ニルソンが提供した「DRUMMING IS MY MADNESS(ドラムは恋人)」と共作した「STOP AND TAKE THE TIME TO SMELL THE ROSES(バラの香りを)」をレコーディングしました。更にニルソンは、リンゴのセルフ・リメイク「BACK OFF BOOGALOO」もプロデュースしています。11月後半にはジョージ・ハリスンにも参加を要請して、ジョージの提供曲「WRACK MY BRAIN」と、スー・トンプソンのカヴァー「YOU BELONG TO ME」をジョージがプロデュースしています。そして、リンゴは当然ながら当時再スタートを切ったジョン・レノンにも協力を求めて、ジョンはリンゴの為に「NOBODY TOLD ME」と「LIFE BEGINS AT 40」などを書いて、翌1981年1月にレコーディングする予定になっていました。ジョンの死によってレコーディングは不可能となり、リンゴは敢えてジョンの曲は歌わない事で追悼したのでした。2曲共に、後にジョンによるデモ音源やリハーサル音源がリリースされています。そんな行程で完成した元々のアルバム「YOU CAN'T FIGHT LIGHTNING」の内容は、A面が、1「ATTENTION」、2「PRIVATE PROPERTY」、3「YOU'VE GOT A NICE AWAY」、4「WAKE UP」、5「YOU CAN'T FIGHT LIGHTNING」で、B面が、1「WRACK MY BRAIN」、2「DEAD GIVEAWAY」、3「BRANDY」、4「YOU BELONG TO ME」、5「STOP AND TAKE THE TIME TO SMELL THE ROSES」の、全10曲の予定でした。

しかし、レコード会社が決まらず、結局は米国ではボードウォーク・レコードから1981年10月27日に、英国ではRCAから同年11月23日にリリースされたのがアルバム「STOP AND SMELL THE ROSES」で、内容は変更されて、A面が、1「PRIVATE PROPERTY」、2「WRACK MY BRAIN」、3「DRUMMING IS MY MADNESS」、4「ATTENTION」、5「STOP AND TAKE THE TIME TO SMELL THE ROSES」で、B面が、1「DEAD GIVEAWAY」、2「YOU BELONG TO ME」、3「SURE TO FALL」、4「YOU'VE GOT A NICE AWAY」、5「BACK OFF BOOGALOO」の、全10曲入りです。ジョージ作のシングル「WRACK MY BRAIN」が全米38位で久しぶりのヒット曲となり、アルバムは全米98位で、英国ではチャートインしていません。ジョージの曲はヒットしたし良作だし、ポールの2曲はそのまんまアルバム「TUG OF WAR」に入っていても違和感がない佳曲ですし、それぞれの曲は粒揃いで決して悪くはないものの、リンゴが作者に丸投げしてプロデューサーが分散されてしまい、アルバムとしての流れがないのが難点でしょうか。「BACK OFF BOOGALOO」のリメイクも楽しい仕上がりなんですけれどね。CD化で「WAKE UP」、「RED AND BLACK BLUES」、「BRANDY」、「STOP AND TAKE THE TIME TO SMELL THE ROSES(Original Vocal Version)」、「YOU CAN'T FIGHT LIGHTNING」、「HAND GUN PROMOS」の6曲がボーナス・トラックとして収録されました。

(小島イコ)

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2023年11月04日

「ポールの道」#182「THE BEATLES E.P. COLLECTION」「THE BEATLES’ MOVIE MEDLEY」「REEL MUSIC」「20 GEATEST HITS」「THE BEATLES MONO COLLECTION」「THE BEATLES SINGLES COLLECTION」



1981年6月20日に、オランダ人ユニットの「スターズ・オン・45」による「ショッキング・ビートルズ(STARS ON 45)」が、全米首位となりました。コレはビートルズの曲をディスコ・ビートに乗せてメドレーにしたもので、テーマ曲の「STARS ON 45」の後に、何故かショッキング・ブルーの「VENUS」とアーチーズの「SUGAR SUGAR」が続き、ソノ後にビートルズの「NO REPLY」〜「I'LL BE BACK」〜「DRIVE MY CAR」〜「A HARD DAY'S NIGHT」〜「DO YOU WANT TO KNOW A SECRET」〜「WE CAN WORK IT OUT」〜「I SHOULD HAVE KNOWN BETTER」〜「NOWHERE MAN」〜「YOU'RE GOING TO LOSE THAT GIRL」と9曲がメドレーで演奏されている4分51秒の楽曲です。まず、驚かされたのは半年前に殺されたジョン・レノンにヴォーカルが良く似せていて、選曲された9曲もソレ程は有名ではないものが多かった事です。コノ「ショッキング・ビートルズ」を皮切りに「メドレー・ブーム」が起きて、本家「スターズ・オン・45」は次々にスティーヴィー・ワンダーやABBAなどのメドレーをリリースして、ビーチ・ボーイズも便乗して1981年に本人たちの音源でのメドレーをリリースして、翌1982年3月22日(米国)、同年5月24日(英国)には元祖・ビートルズによるシングル「THE BEATLES' MOVIE MEDLEY」をリリースしたのです。内容は「MAGICAL MYSTERY TOUR」〜「ALL YOU NEED IS LOVE」〜「YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY」〜「I SHOULD HAVE KNOWN BETTER」〜「A HARD DAY'S NIGHT」〜「TICKET TO RIDE」〜「GET BACK」の映像作品で使われた7曲をメドレーにしていて、ミュージック・ヴィデオも制作されていて、全英10位・全米12位とヒットしちゃいました。

更に、1982年3月22日(米国)、同年3月29日(英国)には、サントラ編集盤「REEL MUSIC」もリリースしていて、内容は、A面が、1「A HARD DAY'S NIGHT」、2「I SHOULD HAVE KNOWN BETTER」、3「CAN'T BUY ME LOVE」、4「AND I LOVE HER」、5「HELP!」、6「YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY」、7「TICKET TO RIDE」、8「MAGICAL MYSTERY TOUR」で、B面が、1「I AM THE WALRUS」、2「YELLOW SUBMARINE」、3「ALL YOU NEED IS LOVE」、4「LET IT BE」、5「GET BACK」、6「THE LONG AND WINDING ROAD」の、全14曲入りです。面白味のない選曲で、目玉である「THE BEATLES' MOVIE MEDLEY」は未収録ですが、全米で19位まで上がっています。つまり、同時期のジョージ・ハリスンやリンゴ・スターのソロ・アルバムよりは売れていたわけです。シングルもアルバムも未CD化ですが、面白いのはシングルの「THE BEATLES' MOVIE MEDLEY」だけなので、盤起こしのブートレグ音源などで容易に聴く事が出来ます。当時の編集盤としては、他にも1982年10月11日に「20 GEATEST HITS」がリリースされていて、コレは後の「1」の基本形となったベスト盤です。英国盤は、A面が、1「LOVE ME DO」、2「FROM ME TO YOU」、3「SHE LOVES YOU」、4「I WANT TO HOLD YOUR HAND」、5「CAN'T BUY ME LOVE」、6「A HARD DAY'S NIGHT」、7「I FEEL FINE」、8「TICKET TO RIDE」、9「HELP!」、10「DAY TRIPPER」、11「WE CAN WORK IT OUT」で、B面が、1「PAPERBACK WRITER」、2「YELLOW SUBMARINE」、3「ELEANOR RIGBY」、4「ALL YOU NEED IS LOVE」、5「HELLO GOODBYE」、6「LADY MADONNA」、7「HEY JUDE」、8「GET BACK」、9「THE BALLAD OF JOHN AND YOKO」の、全20曲入りで、全英10位でした。

米国盤(日本盤)は、A面が、1「SHE LOVES YOU」、2「LOVE ME DO」、3「I WANT TO HOLD YOUR HAND」、4「CAN'T BUY ME LOVE」、5「A HARD DAY'S NIGHT」、6「I FEEL FINE」、7「EIGHT DAYS A WEEK」、8「TICKET TO RIDE」、9「HELP!」、10「YESTERDAY」、11「WE CAN WORK IT OUT」、12「PAPERBACK WRITER」で、B面が、1「PENNY LANE」、2「ALL YOU NEED IS LOVE」、3「HELLO GOODBYE」、4「HEY JUDE」、5「GET BACK」、6「COME TOGETHER」、7「LET IT BE」、8「THE LONG AND WINDING ROAD」の、全20曲入りで、全米50位と低かったものの米国だけで200万枚以上売れました。レコード1枚に20曲も詰め込んだので音も悪いし、「HEY JUDE」は短縮されています。アルバム「1」がある現在では、ソノ短縮版「HEY JUDE」にしか価値はないし、リリース当時にも既に「赤盤」と「青盤」があったわけで、レコード1枚で手っ取り早くヒット曲が聴けるだけのヘッポコ盤です。コノ1982年を境にして、ビートルズの編集盤は1988年の「PAST MASTERS」までリリースされないのですが、ソレは1987年のCD化を見据えていた為ですし、1985年には未発表音源集のアルバム「SESSIONS」がリリース直前までいきました。ある意味ではビートルズの音源をまとめに入っていたので、1981年12月7日には英国EP盤14枚にボーナス・ディスク1枚の15枚入りの「THE BEATLES E.P. COLLECTION」がリリースされて、1982年10月には英国モノラル盤アルバム10作11枚を収録した「THE BEATLES MONO COLLECTION」が、1982年12月6日には英国オリジナル・シングル盤22枚に解散後の4枚とオマケ1枚の27枚を、それぞれピクチャー・スリーヴに入れた「THE BEATLES SINGLES COLLECTION」がリリースされています。画像は、後にリイシューされたシングル集で、1982年リリースの箱ではありません。

(小島イコ)

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2023年11月05日

「ポールの道」#183「TUG OF WAR」

Tug Of War (2LP+7


1980年8月にポール・マッカートニーは、ウイングスの新作用にデニー・レインとデモをレコーディングして、同年10月にはウイングスとして、リンダ・マッカートニーとドラマーのスティーヴ・ホリーとギタリストのローレンス・ジュバーも加えたリハーサルを開始しました。つまり、後にアルバム「TUG OF WAR」とアルバム「PIPES OF PEACE」となる音源は、最初はウイングスの新作として予定していたのです。しかし、同年10月に久しぶりにサー・ジョージ・マーティンのプロデュースで「WE ALL STAND TOGETHER」を、演奏はポールが一人でレコーディングして(リリースは1984年11月)、良い感触を得たポールはマーティンにウイングスの新作アルバムのプロデュースをお願いしました。すると、マーティンは「ポールのソロ・アルバムならばプロデュースするが、ウイングスだったらやらない」と云い、挙句に「何故、キミ(ポール)は、自分より下手な奴らとばかりレコーディングするんだ?もっと上手いミュージシャンを起用しなくちゃダメだろう」とまで云い放ったのでした。元々ウイングスに限界を感じていたポールは、ソレまでにはない豪華な凄腕ミュージシャンを迎えてのレコーディングに突入しました。しかしながら、前述の通りにまだウイングスへの未練が残っていて、1980年12月にはデニー・レインとレコーディングをしていて、そんな迷っているところにジョン・レノンの死があったのです。大いなるショックを受けて2か月ほど籠っていたポールでしたが、云わばジョンの死によってウイングスへの未練を断ち切り、1981年2月から3月にかけてモントセラト島のマーティンのAIRスタジオでレコーディングを再開しますが、マーティンの発言もあって、ポールと口論になったデニー・レインは途中で帰ってしまい、1981年4月27日に「ウイングス脱退宣言」をして、遂にウイングスは自然消滅と云うカタチで解散しました。

故にレコーディング・メンバーは、ポール・マッカートニー(リード・ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、ベース、アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、スパニッシュ・ギター、ピアノ、シンセサイザー、ドラムス、パーカッション、ボコーダー)、リンダ・マッカートニー(バッキング・ヴォーカル、ピアノ)、デニー・レイン(エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ベース、シンセサイザー)に加えて、エリック・スチュワート(バッキング・ヴォーカル、エレクトリック・ギター)、リンゴ・スター(ドラムス)、スティーヴ・ガッド(ドラムス、パーカッション)、エイドリアン・シェパード(ドラムス、パーカッション)、スタンリー・クラーク(ベース)、クリス・スペディング(ギター)、アンディ・マッケイ(リリコン)、スティーヴィー・ワンダー(ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、エレクトリック・ピアノ、シンセサイザー、ドラムス、パーカッション)、カール・パーキンス(ヴォーカル、ギター)と云った超豪華絢爛なメンバーをゲストに迎えて、実はコノ段階でマイケル・ジャクソンとの共演も既に行われていました。ソレでまたしてもポールは2枚組を構想するのですが、結局はアルバム「TUG OF WAR」とアルバム「PIPES OF PEACE」の2作に分けられたのでした。まずは、1982年3月29日に先行シングル「EBONY AND IVORY」をリリースして、コノ曲はポールの単独作なのですが、スティーヴィー・ワンダーに当て書きして共演していて、全英・全米首位となりました。歌と演奏は、全てポールとスティーヴィーの二人だけで行われていて、ミュージック・ヴィデオは二人を別々に撮影して合成されています。

そして、1982年4月26日にMPL/パーロフォンからリリースされたのが、ポールのソロとしては3作目で、ビートルズ解散後のウイングスも含めたポールのスタジオ・アルバムとしては11作目となるアルバム「TUG OF WAR」です。内容は、A面が、1「TUG OF WAR」、2「TAKE IT AWAY」、3「SOMEBODY WHO CARES」、4「WHAT'S THAT YOU'RE DOING」、5「HERE TODAY」で、B面が、1「BALLROOM DANCING」、2「THE POUND IS SINKING」、3「WANDERLUST」、4「GET IT」、5「BE WHAT YOU SEE(LINK)」、6「DRESS ME UP AS A ROBBER」、7「EBONY AND IVORY」の、全12曲入りです。最初の「TUG OF WAR」は、第3弾シングルにもなって全英・全米53位まで上がっていますが、まあ、みんなアルバムを買っちゃっていたのでしょう。「TAKE IT AWAY」は第2弾シングルで全英15位、全米10位のヒット曲で、個人的には此のアルバムで最も好きな曲で、当時はまだ10ccに在籍していたエリック・スチュワートのコーラスがギラリと光る名曲ですが、元々リンゴ・スターに提供する予定だった曲です。「WHAT'S THAT YOU'RE DOING」はスティーヴィー・ワンダーとの共作で、まるでスティーヴィーのソロみたいな出来栄えです。「HERE TODAY」はジョン・レノンへの追悼曲で、近年のライヴではポールが泣きながら歌っています。「THE POUND IS SINKING」や「WANDERLUST」はポールにしか書けない傑作だし、カール・パーキンスと共演した「GET IT」もイイ感じで、色々あっても最後に「EBONY AND IVORY」で〆るので、アルバムとしてのまとまりも良く、サー・ジョージ・マーティンがプロデュースして、ジェフ・エメリックがエンジニアで、ポール・マッカートニーが曲を書いて演奏して歌っているので、そりゃあ「ビートリー」な音となっています。なんてったって、本物だし、リンゴ・スターも参加しているんですからね。ジョンの死を乗り越えて、此の時は「絶対に失敗作は出せなかった」わけですが、全英・全米、更に日本でも首位の大傑作アルバムを出したのは、流石はポール・マッカートニーです。

(小島イコ)

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2023年11月06日

「24 JAPAN」第8話(再)



テレ朝チャンネル1 5:00〜6:00

第8話「07:00A.M.-08:00A.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美(消息不明)

「24 JAPAN」第8話の、今年6回目の再放送です。本編では第3話までしか出番がない那奈ちゃんが演じた氷川七々美は、どんなに待っていても、もう出ません。何度となく書いてきましたが、超有名な米国ドラマのリメイクなので、最初からオチが見えていて、CTUの内通者とか、テロリストの黒幕とかの、最近では流行りの「考察」が全く不可能なドラマですので、ヘッポコになるべくしてなったのです。

本放送:2020年11月27日(テレビ朝日)

(小島イコ/姫川未亜)

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「こちら本池上署」第2シリーズ第14回(再)



BS-TBS 12:59〜13:55

第14回「署内大騒動!」

主題歌:NANA KATASE「Shine」

「こちら本池上署」第2シリーズ第14回の今年3回目の再放送で、主題歌は那奈ちゃんの「Shine」です。コノ回ではエンディングで、「Shine」のインスト版TVサイズが第13回よりも長く流れます。

本放送:2003年7月14日(TBS)


(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#184「TUG OF WAR」Special Edition(2CD)Deluxe Edition(3CD+1DVD+2BOOK)「RUDE STUDIO DEMO 1980」「TUG OF WAR DEMO TRACKS」「TUG OF WAR & MORE」

Tug of War


1982年4月26日にリリースされたポール・マッカートニーの渾身の傑作アルバム「TUG OF WAR」は、1984年にはCD化されていて、今に比べれば音圧も低すぎて、レコード会社が勝手に出したものでした。1993年8月9日には「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」の一環としてポールの意思でリリースされましたが、いずれもボーナス・トラックは収録されていません。そして、2015年10月2日に「アーカイヴ・コレクション」としてアルバム「TUG OF WAR」と次作アルバム「PIPES OF PEACE」がMPLから同時発売されました。「デラックス・エディション」(日本では「スーパー・デラックス・エディション」で、「スペシャル・エディション」を「デラックス・エディション」としている)のCD1とCD3が「スペシャル・エディション」と同内容で、CD1はアルバム「TUG OF WAR」全12曲の2015年リミックス盤となっていて、CD2が全12曲のオリジナル・ミックスです。つまり、2015年以降は「2015年リミックス」が基本形とされる事になったのです。オリジナル・アナログ・ミックスに近づけた「2015年リミックス」は、何となく聴いていると「オリジナル・ミックス」との違いはほとんど分かりませんが、敢えて「リミックス」して、そちらをメインにしたのには、ポールなりの意図があるのでしょう。他の「アーカイヴ・コレクション」と同じで、本編は1枚のアルバムとして独立させていて、ボーナス・オーディオは別にしてあるわけですが、前述の通りアルバム「TUG OF WAR」は単体でもボーナス・トラックを収録した事はなく、ポールが内容に自信を持っている事が伺えます。そして、ボーナス・オーディオはCD3(スペシャル・エディションではCD2)にまとめられています。

ボーナスの内容は、1「STOP, YOU DON'T KNOW WHERE SHE COME FROM」、2「WANDERLUST」、3「BALLROOM DANCING」、4「TAKE IT AWAY」、5「THE POUND IS SINKING」、6「SOMETHING THAT DIDN'T HAPPEN」、7「EVONY AND IVORY」、8「DRESS ME UP AS A ROBBER」、9「EBONY AND IVORY(Solo Version)」、10「RAINCLOUDS」、11「I'LL GIVE YOU A RING」の、全11曲入りです。1曲目の「STOP, YOU DON'T KNOW WHERE SHE COME FROM」から8曲目の「DRESS ME UP AS A ROBBER」までの8曲は、1980年8月にレコーディングしたデモ音源です。ポールとデニー・レインによる多重録音なのでしょうけれど、どの楽曲も曲としては出来上がっていて、コレを聴かされたサー・ジョージ・マーティンは「ポールのソロにしたい」と考えたのでしょう。アルバム「TUG OF WAR」は、レコーディングを開始してからリリースされるまで1年半以上もじっくりと作られているのですが、ソコはポールですから、楽曲は湯水の如く出来ていた事が分かりますし、「STOP, YOU DON'T KNOW WHERE SHE COME FROM」と「SOMETHING THAT DIDN'T HAPPEN」の2曲はコノ時まで未発表曲だったのです。9曲目の「EBONY AND IVORY(Solo Version)」は、シングル「EBONY AND IVORY」の12インチに収録されていたヴァージョンで、演奏はポールとスティーヴィー・ワンダーによるシングル及びアルバムと同じですが、ポールが一人で歌っています。10曲目の「RAINCLOUDS」は、シングル「EBONY AND IVORY」のB面曲で、11曲目の「I'LL GIVE YOU A RING」は、シングル「TAKE IT AWAY」のB面曲です。3曲共アルバム未収録で、全て初CD化でした。

「デラックス・エディション」にはDVDも付いていて、「TUG OF WAR」のPV完全版2種と、「TUG OF WAR」と「EBONY AND IVORY」のMVと、ドキュメンタリー映像が収録されています。さて、ブートレグ音源ですが、アルバム「TUG OF WAR」のデモ音源は古くから流出していて、「RUDE STUDIO DEMO 1980」や「TUG OF WAR DEMO TRACKS」と云ったタイトルで高音質で出ているのですが、ほとんど全てのデモ音源がアルバム「TUG OF WAR」とアルバム「PIPES OF PEACE」のそれぞれのボーナス・オーディオに収録されてしまったので、それらの「スペシャル・エディション」を購入すれば要らなくなります。しかしながら、2CDの「スペシャル・エディション」なら良いけれど矢鱈と大仰な本が2冊とDVDが付いた箱入りの「デラックス・エディション」を買わないとアルバム「TUG OF WAR」の「オリジナル・ミックス」が聴けないと云うのは、些か困った事にもなりました。ソコで登場するのが毎度お馴染みの「MOONCHILD RECORDS」からの2枚組で千円ブートレグ「TUG OF WAR &MORE」です。CD1はアルバム「TUG OF WAR」の「オリジナル・ミックス」全12曲にシングルB面曲やデモ音源も加えた全26曲入りで、CD2はアルバム「TUG OF WAR」の「2015年リミックス」全12曲に「TUG OF WAR」と「TAKE IT AWAY」のシングル・ミックスも押さえて、ソノ後に「NO VALUES」と「BALLROOM DANCING」と「RAINCLOUDS」と「I'M GONNA LOVE TO YOU」と「AVERAGE PERSON」と「FABULOUS,TEDDY BEAR」と「LEND ME YOUR COMB」と「KEEP UNDER COVER」と「EBONY AND IVORY」の9曲のウイングスによるリハーサル音源が収録されていて、未発表曲「JUGGER」の全24曲で、計50曲入りです。此のリハーサル音源を聴くと、サー・ジョージ・マーティンが「ウイングスは、ダメだ、こりゃ」と思ったのも当然ですなあ。

(小島イコ)

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2023年11月07日

「HAPPY BIRTHDAY TO NANA RINA」



本日は、那奈ちゃんと理名ちゃんの、42歳のお誕生日です。おめでとうございます。理名ちゃんも新作ドラマなどへの出演が減ってはいますが、深刻なのは那奈ちゃんです。マスコミには「元・女優」とか「引退状態」とか好き勝手な事を書かれていますけれど、実際にコノ1年間、那奈ちゃんはYouTubeの生配信で「推し活」ばかりやっていて、まあ、ソレはソレで「趣味」なんでしょうけれど、芸能界へ復帰する気があるのならば「ロコンド」を退社するしか手はないと思います。週5で働いていては、拘束時間が長いドラマや映画に出演するなんて、到底無理です。しかしながら、ご本人は会社員として頑張っているのでしょうから、もう「女優復帰はない」と思います。お二人には幸せでいて欲しいので、特に那奈ちゃんに関しては、元気で健やかに生きていてくれれば、もうソレでいいです。

(小島イコ/姫川未亜)

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「24 JAPAN」第9話(再)



テレ朝チャンネル1 5:00〜6:00

第9話「08:00A.M.-09:00A.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美(消息不明)

「24 JAPAN」第9話の、今年6回目の再放送です。本日は那奈ちゃんと理名ちゃんのお誕生日ですが、再放送されるのがコレって、無念ですね。ドラマの中では第3話までで出番が終了しており、何やらソノ後の那奈ちゃんを象徴しているかの様な展開です。コノ頃の那奈ちゃんは、年齢的にも40歳近かったので「仲間内のお母さん的な存在」みたいな役柄が多くて、そっちも乗れなかったのですが、特にコノ氷川七々美は完全なミス・キャストでした。研音ドラマだからキャスティングされたのでしょうけれど、ファン目線でもコレは酷いです。

本放送:2020年11月27日(テレビ朝日)

(小島イコ/姫川未亜)

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「こちら本池上署」第2シリーズ第15回(最終回)(再)



BS-TBS 12:59〜13:55

第15回(最終回)「署長交替!」

主題歌:NANA KATASE「Shine」

「こちら本池上署」第2シリーズ第15回(最終回)の、今年3回目の再放送で、主題歌は那奈ちゃんの「Shine」です。最終回のエンディングでは、那奈ちゃんの歌入りTVサイズが途中まで流れます。「Shine」はシングル「Shine」とアルバム「TELEPATHY」に収録されていますが、そちらは「CCCD」なので、シングル集の「RELOADED」の市販盤のみが「CDDA」(レンタル盤は「CCCD」)でオススメです。

本放送:2003年7月21日(TBS)


(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 13:55| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする