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2023年09月01日

「大奥〜華の乱〜」第一話〜第三話(再)で内山理名ちゃん



フジテレビTWO 12:10〜14:40

第一話「修羅場」
第二話「伏魔殿」
第三話「仇の子」

内山理名(主演) AS 安子

「大奥〜華の乱〜」第一話から第三話までの、今年初めての再放送です。云わずと知れた理名ちゃんの代表作のひとつで、夫と幸せな生活を送っていた理名ちゃんが演じる安子が、上様に見初められ離縁させられ無理矢理に側室にされてしまいます。其の上、上様は自分の乳母だった安子の実の母親にも惚れていて、手籠めにして、母親は自害してしまいます。初回からそんな地獄絵図が展開されますが、安子の母親が自害したのに、上様は「何で死んでしまったのかなあ」などと人としての基本的な心さえ持たない異常者で、もはやホラーです。そうして大奥の修羅場に足を踏み入れた安子は、上様の殺害を試みるものの、上様の子どもを懐妊してしまいます。次から次へと降りかかる不幸な出来事に立ち向かう安子の姿は、ある意味、感動的ですが、周りが人格破綻した人物ばかりなので、3話連続となると結構疲れるドラマです。

本放送:2005年10月13日、10月20日、10月27日(フジテレビ)

(姫川未亜)

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「24 JAPAN」第13話〜第15話(再)



テレ朝チャンネル1 19:00〜22:00

第13話「12:00P.M.-1:00P.M.」
第14話「1:00P.M.-2:00P.M.」
第15話「2:00P.M.-3:00P.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美(消息不明)

「24 JAPAN」第13話から第15話までの、今年4回目の再放送です。全24話なので後半戦となり、民三は小者で、真のテロリストは「林兄弟」と明かされてゆきます。しかし、ソノ名前が「アンドレ・林」と「アレクシス・林」で、いきなりだなあと、ファースト・ネームが原作ドラマと同じになっています。そもそも日本人の方も「現馬」とか「麗」とか「六花」とか「伊月」とか、なかなか「キラキラ」していて、無国籍感に拍車をかけているんですよね。六花が、伊月に別居中の現馬の浮気相手ではないかと訊くと、伊月がアッサリと認めるんですけれど、普通ならそんな会話にならないところなので、何かあるな、とは思えます。


(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#118「LIVE IN NEW YORK CITY」

Live in New York City


1971年8月1日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、ジョージ・ハリスンがロック界の頂点に達した「バングラデシュ難民救済コンサート」には、ジョン・レノンの出演も予定されていたとも云われていて、もし実現していれば元ビートルズの内ポール・マッカートニー以外の3人が一堂に会する事となっていたわけで、そりゃあ、もう、色々と大変な事となっていたでしょう。ジョンは、ソノ約1年後の1972年8月30日に、同じマディソン・スクエア・ガーデンで障がい児施設の子どもたちの為のチャリティー・イベント「ワン・トゥ・ワン・コンサート」にヘッドライナーとして出演して、結果的にはコレがジョンにとって唯一のソロでの本格的なライヴとなりました。ジョン&ヨーコはアルバム「SOMETIME IN NEW YORK CITY」で起用したB級バンドのエレファンツ・メモリーにツイン・ドラムでジム・ケルトナーを加えたバンドをバックに演奏していて、ジョンの死後に、まずは映像作品として1985年にリリースされて、そちらはヨーコさんがメインの曲やジョンの曲でもヨーコさんが例の奇声でコーラスする模様も含まれていました。ところが、翌1986年2月10日にリリースされたレコードはと云うと、内容は、A面が、1「NEW YORK CITY」、2「IT'S SO HARD」、3「WOMAN IS THE NIGGER OF THE WORLD」、4「WELL WELL WELL」、5「INSTANT KARMA !」で、B面が、1「MOTHER」、2「COME TOGETHER」、3「IMAGINE」、4「COLD TURKEY」、5「HOUND DOG」、6「GIVE PEACE A CHANCE」の全11曲入りで、ヨーコさんのソロ曲ばかりか、コーラス(奇声)までリミックスして全面的にカットされています。プロデュースはヨーコさん自身なので、ヨーコさんの意思で自分の声をカットしたわけですよ。ジョンが生きていたならば、そんな事は絶対にしなかったであろうし、そもそも「ワン・トゥ・ワン・コンサート」自体を作品として発表しなかったでしょう。当時もライヴ盤のリリースは予定されていたのに、テレビで放送しただけだったのです。家庭用のヴィデオ・デッキなど普及していなかった時代ですから、一過性のモノとなりました。

此のライヴ音源は、ジョンの生前には1975年10月24日にリリースされた生前では唯一のベスト盤「SHAVED FISH」の最後に「GIVE PEACE A CHANCE」のほんの一部(スティーヴィー・ワンダーが熱唱している部分)を収録しただけでした。つまり、ジョンは此の映像や音源は使えないとお蔵入りにしたのです。まずもって、エレファンツ・メモリーの演奏が下手過ぎて、ジム・ケルトナーのドラムを足しただけではへなちょこぶりを隠せません。単なるローカル・バンドが、いきなり2万5千人の前でメインで演奏したんですからね。バックが下手なので、ジョンもつられて覇気がなくて「リハーサルにようこそ」とか云っています。選曲としては、最初に観客が「POWER TO THE PEOPLE」を合唱しているところから「NEW YORK CITY」で始まって、ソロになってからの代表曲だけではなく、ビートルズ時代の「COME TOGETHER」や、エルヴィスで有名な「HOUND DOG」なども交えて文句なしなんですけれど、如何せん、ジョンの調子が悪いし、しつこいですが、エレファンツ・メモリーは下手でアレンジも酷いです。名曲「IMAGINE」でのサックス(「YOU MAY SAY I'M A DREAMER」を受けて、ぷひ〜とか吹く)なんて、こりゃあ、ジョンがお蔵入りにするわ、と納得出来るポンコツぶりです。そして、此のライヴは昼夜2回行われていて、夜公演の方が出来が良かったのに、何故か昼公演からの選曲が多くなっていて、まるで「ジョンもダメな時はダメだったのよ」とヨーコさんがわざと悪いテイクを選んだかのようです。例えば「COME TOGETHER」は、夜公演だとジョンもノッテいて「COME TOGETHER RIGHT NOW, STOP THE WAR !」と決めたりするんですよ。そして、前述の「GIVE PEACE A CHANCE」は、此のレコードではアタマの1分位しか収録されていないのですけれど、実際には前座で出ていたシャ・ナ・ナ、メラニー、ロバータ・フラック、スティーヴィー・ワンダーと云った凄い面子がステージに上がって、次々にメイン・ヴォーカルを担当して滅茶苦茶盛り上がるんですよ。やっぱり、スティーヴィー・ワンダーが凄くて、ジョンもタジタジです。ヨーコさんによると、其の後に観客と一緒に合唱しながら五番街を行進したらしいのですが、ソレはソレで迷惑な話です。

(小島イコ)

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2023年09月02日

「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」#3(再)で内山理名ちゃん



チャンネルNECO 11:00〜22:30(全11話連続放送)

#3「仲間に迫る、乳がん」

内山理名 AS 葉山今日子(#3ゲスト)

「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」#3の、今年4回目の再放送で、今回は全11話一挙放送です。理名ちゃんが演じた葉山今日子さんは編集者で、年下の婚約者がいますが、乳がんが発見され結婚を諦めるものの、婚約者は理解してくれるお話です。婚約者役は、此の直後に朝ドラ「スカーレット」でブレイクする松下洸平さんです。

本放送:2019年4月22日(フジテレビ)

(姫川未亜)

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「ポールの道」#119「THE BONZO DOG DOO DAH BAND」



ビートルズの周辺バンドとして有名なひとつに、ボンゾ・ドッグ・ドゥー・ダー・バンドがあります。主なメンバーは、ヴィヴィアン・スタンシャル(リード・ヴォーカル、サックス)、ニール・イネス(ピアノ、ギター、ヴォーカル、アヒルの帽子を被っている人)、ロドニー・スレイター(サックス)、ロジャー・ラスキン・スピア(サックス、他、ロボットのコスプレをしている人)、"レッグス" ラリー・スミス(ドラムス)の5人ですが、他にも何をやっているのか分からないメンバー(デニス・コーワン、ジョエル・ドラックマン、デイブ・クレイグ、サム・スプーンズ、ヴァーノン・ダドリー・ボヘイ・ノウェル、ボブ・カー、など)もいて、アルバム「GORILLA」のリイシュー盤のブックレットでは全員で9人もいます。1966年にシングル「MY BROTHER MAKES A NOISES FOR THE TALKIES」でデビューして、1967年にデビュー・アルバム「GORILLA」をリリースして、同年のビートルズのTV映画「MAGICAL MYSTERY TOUR」に出演して「DEATH CAB FOR CUTIE」を演奏しています(ジョン・レノンとジョージ・ハリスンがストリップ劇場に行ってソノ演奏を観ている場面)。1968年には2作目のアルバム「THE DOUGHNUT IN GRANNY'S GREENHOUSE」を、1969年には3作目のアルバム「TADPOLES」をリリースして、1968年のヒット曲「I'M THE URBAN SPACEMAN」は、ポール・マッカートニーが変名でプロデュースしています。同1969年に4作目のアルバム「KEYNSHAM」をリリースして、一旦は解散を決定しました。1972年にヴィヴィアン・スタンシャルとニール・イネスが中心となって再結成盤で5作目の「LET'S MAKE UP AND BE FRIENDLY」をリリースするも、契約の問題で無理矢理に出したらしく、再び活動休止となります。其の後は、1995年にヴィヴィアン・スタンシャルが亡くなって、2006年にデビュー40周年記念で「Pour l'Amour des Chiens」をリリースしますが、2019年にはニール・イネスも亡くなってしまいました。ニールは後にラトルズの中心メンバーとなりますし、"レッグス" ラリー・スミスはジョージ・ハリスンの親友で、家に居候して、歌(1975年の「HES NAME IS LEGS(Ladies And Gentleman)(主人公レッグス)」)も書かれて、ジョージの1982のアルバム「GONE TROPPO」のジャケットも担当しています。

個人的には完全な後追いで、ラトルズから遡って聴いたのですが、当時は全てレコードは廃盤状態で、結構苦労して集めた記憶があります。何と云っても好きなのが再結成盤である5作目のアルバム「LET'S MAKE UP AND BE FRIENDLY」に収録されている「DON'T GET ME WRONG」と云う曲で、ヴィヴィアン・スタンシャルとニール・イネスの合作とされる元祖・ラトルズとも云える曲で、元ネタはビートルズの「DON'T LET ME DOWN」なのですが、リード・ヴォーカルはヴィヴィアン・スタンシャルがアノ独特な声で担当していて、ニール・イネスはコーラスを担当しているんですけれど、ソレがもうジョン・レノンに瓜二つなのですよ。マジで「此のコーラスはジョン・レノンがシャレで参加しているんだよ」と云っても、初心者のファンなら騙せそうな位に似ています。つづくニール・イネス作の「FRESH WOUND」は、ニール・イネスが真正面からジョン・レノンのモノマネをしているんですけれど、「DON'T GET ME WRONG」は「DON'T LET ME DOWN」の頃の1969年のジョンの声なのに、こっちは「HELP!」の頃の1965年のジョンの声なのです。ずっとラジオで奇跡的にかけられた時のテープで聴いていたので、アルバム「LET'S MAKE UP AND BE FRIENDLY」を入手した時には、涙目になってしまいました。現在ではお手軽なベスト盤も何種類も出ておりますが、ここはもうCD5枚組の「ORIGINAL ALBUM SERIES」一択で宜しいでしょう。「GORILLA」と「THE DOUGHNUT IN GRANNY'S GREENHOUSE」と「TADPOLES」と「KEYNSHAM」と「LET'S MAKE UP AND BE FRIENDLY」の5作が、丸ごと収録されて、音が良くなっているのでリマスターもされている様ですし、価格も安いので、ベスト盤を買う位ならコレでオリジナル・アルバムを一気に揃えて聴いた方がいいですよ。コノ手の音楽は、大瀧師匠の音頭などと同じで、文章にするのは不毛で、実際に聴いてもらってナンボです。アルバム「LET'S MAKE UP AND BE FRIENDLY」はボーナス・トラック入りのCDも持っているのですが、ソレに収録されているプラスティック・オノ・バンドの「GIVE PEACE A CHANCE」の替え歌(ちゃんとヨーコさん役もいる)なんて、言葉が分からなくとも笑えます。各アルバムはバラ売りだとボーナス・トラック入りなので、あたくしも含めて両方買った人もいるでしょう。ニール・イネスは、ザ・ワールド、グリムス、ラトルズ、そしてソロでも活躍しているので、まあ、ラトルズに関しては今更でしょうけれど、他も追ってみるのも楽しいでしょう。

(小島イコ)

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2023年09月03日

「雲霧仁左衛門5」第六回(再)で内山理名ちゃん



NHK総合 6:10〜6:53

第六回「罠と若年寄」

内山理名 AS 七化けのお千代

「雲霧仁左衛門5」第六回の今年初めての再放送で、地上波でのノーカット放送です。全八話なので、既に終盤へと差し掛かっていて、コノ回では雲霧仁左衛門が自ら茶道の師匠に化けて堂々と大奥に潜入したりします。新作「雲霧仁左衛門6」も観てはいますが、やはり理名ちゃんが演じる七化けのお千代姐さんがいないのは残念です。

本放送 2022年2月18日(NHK BSプレミアム)

(姫川未亜)

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「24 JAPAN」第7話、第8話(再)



テレ朝チャンネル1 7:00〜9:00

第7話「06:00A.M.-07:00A.M.」
第8話「07:00A.M.-08:00A.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美(消息不明)

「24 JAPAN」第7話と第8話の、今年5回目の再放送です。那奈ちゃんが演じた氷川七々美の出番は終了しておりますし、今年5回目の再放送ともなりますと、もう観る気も失せてしまいます。主人公の現馬と妻の六花と娘の美有が、揃いも揃ってアホ過ぎて、イライラさせられます。登場人物が氷川七々美以外は、どいつもこいつも殺されるか徹夜しているわけで、それだけで無理がある話です。


(小島イコ/姫川未亜)

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「片瀬のNANA CHANNEL」#160【トレカ開封生配信】B'zのライブ終わりにトレカを開けまくる!!第2弾!【22時半〜】



YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」 22:30配信開始(46分42秒)

那奈ちゃんのYouTube第160弾で、今回はまたしても生配信だそうです。2月も3月も4月も5月も6月も7月も8月も全てが生配信、9月に入ってもやっぱり生配信で、34回連続の「推し活」です。ライヴへ行ったとか、トレカを箱買いしたとか、全くもって、どうでもいいです。ちなみに、今回で160回目なのに公式では162回目になっているのは、最初の予告動画と、ゲーム生配信のつづきを数に入れていないからですが、ソレも、もうどうでもいいでしょう。

(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#120「10cc」



1972年8月4日にシングル「DONNA」でデビューした「10cc」は、オリジナル・メンバーが、エリック・スチュワート(ヴォーカル、ギター、キーボード)、グレアム・グールドマン(ヴォーカル、ベース、ギター)、ロル・クレーム(ヴォーカル、ギター、キーボード、ギズモ)、ケヴィン・ゴドレイ(ヴォーカル、ドラム)の4人です。しかしながら、此の全員が曲を書きリード・ヴォーカルも担当しマルチプレイヤーでもある4人は、それぞれが1960年代からミュージシャンとして活動していました。エリック・スチュワートは「ウェイン・フォンタナ&ザ・マインドベンダーズ」のギタリストとして1963年にデビューして、1965年にウェイン・フォンタナが脱退後には「ザ・マインドベンダーズ」と改名し、ヴォーカルも担当して再デビュー曲の「A GROOVY KIND OF LOVE(恋はごきげん)」(後にフィル・コリンズがカヴァー)が、全英、全米2位の大ヒットを記録しています。グレアム・グールドマンは、1964年にデビューして、幾つかのバンドを経て1968年にザ・マインドベンダーズに加入してエリック・スチュワートと出逢います。ソレ以前からグレアム・グールドマンは優秀なソングライターとして有名で、ホリーズの「BUS STOP」や、ヤードバーズの「FOR YOUR LOVE」などを提供していて、それらをセルフ・カヴァーしたアルバム「THE GRAHAM GOULDMAN THINGS」を1968年にリリースしています。ロル・クレームとケヴィン・ゴドレイも旧知の仲で、ザ・セイバーズで活動していましたが、グレアム・グールドマンがケヴィン・ゴドレイを引き抜いて1965年にザ・モッキンバーズを結成するなど、4人は付かず離れずの状態が続き、1967年から1969年に掛けてはロル・クレームとケヴィン・ゴドレイがデュオで活動しています。そんな4人が集結したわけですが、グレアム・グールドマンが渡米中に、エリック・スチュワートが経営するストロベリー・スタジオに到着した4トラック・レコーダーを試しに使ってレコーディングした「NEANDERTHAL MAN」を、1970年6月に、ロル・クレーム、ケヴィン・ゴドレイ、エリック・スチュワートの3人がホットレッグス名義でリリースしたら、ヒットしてしまったのです。ソレで怖気づいてしまった3人は、雲隠れしてしまいます。

ホットレッグスは1971年3月になって、ようやくアルバム「THINKS: SCHOOL STINKS」をリリースするものの、不発に終わります。4人はスタジオ・ミュージシャンとしてニール・セダカのバックを務めたり、何度も名前を変えてシングル盤をリリースしたりして、お話が最初に戻って「10cc」としてシングル「DONNA」でデビューするわけですが、もう何度目のデビューだったのか分かりません。「DONNA」はロル・クレームがファルセットで歌うビートルズの「OH! DARLING」のパロディーで、全英2位の大ヒットとなります。続いて「JOHNNY DON'T DO IT」を、そして1973年には「RUBBER BULLETS」が全英首位となり、更に全英10位の「THE DEAN AND I」とビーチ・ボーイズのパロディーで有名となりましてですね、此の当時のシングルでのリード・ヴォーカルはロル・クレームが多かったのです。ソノ勢いで、デビュー・アルバム「10cc」を1973年にリリースします。内容は、A面が、1「JOHNNY DON'T DO IT」、2「SAND IN MY FACE」、3「DONNA」、4「THE DEAN AND I」、5「HEADLINE HUSTER」で、B面が、1「SPEED KILLS」、2「RUBBER BULLETS」、3「THE HOSPITAL SONG」、4「SHIPS DON'T DISAPPEAR(DO THEY?)」、5「FRESH AIR FOR MY MAMA」の全10曲入りです。10ccはシングルB面曲はアルバム未収録だったので、現在では「HOT ROCK SUN」と「4% OF SOMETHING」と「RUBBER BULLETS(Single Version)」と「WATERFALL」と「BEE IN MY BONNET」の5曲をボーナス・トラックとして収録している全15曲入りのCDがオススメです。エリック・スチュワートに関して云えば、後に1980年代にポール・マッカートニーのレコーディングに長期間に渡って参加して、1986年のアルバム「PRESS TO PLAY」では、全13曲中8曲も共作している事でも知られています。「ミニ・ポール的なエリックでは、なんちゃら」とかほざく阿呆な評論家もいますが、本当にポール・マッカートニーやエリック・スチュワートの音楽を聴いてきたのか?としか思えませんなあ。そう云う人に限って分かり易いエルヴィス・コステロとの共作は絶賛したりするんですけれど、全く分かっていないし、音楽評論家なんて云う方々は、そんなもんなんですよ。

(小島イコ)

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2023年09月04日

「大奥〜華の乱〜」第四話〜第六話(再)で内山理名ちゃん



フジテレビTWO 12:10〜14:40

第四話「疫病神」
第五話「逆襲」
第六話「殺意」

内山理名(主演) AS 安子

「大奥〜華の乱〜」第四話から第六話までの、今年初めての再放送です。理名ちゃんが演じた安子は、上様の子どもを身ごもりますが、既に男子をもうけている小池栄子さんが演じるお伝は面白くありません。それでケンカになって、身重の安子を水に沈めてしまいます。それでも安子は男子を産んで、子どもの為に大奥で生きようと決心します。ところが、子どもは毒殺されてしまい、続いてお伝の子どもまで死んでしまい、お互いに子どもを殺されたと思い、ビンタ合戦となります。しかし、本当の黒幕は、藤原紀香さんが演じた正室の信子なのでした。それにしても、上様は手当たり次第に女性に手を出し過ぎます。柳沢の側室まで取っちゃうんですから、積年の恨みとなっていたでしょう。今回は再放送されない様ですが、本編終了後に放送されたスペシャルでは、其の辺のところが描かれていて、本編で柳沢が「お里久と云う女を覚えていますか?」と唐突に訊くと、上様が「覚えておらんな」と返す場面が伏線になっています。

本放送:2005年11月3日、11月10日、11月17日(フジテレビ)

(姫川未亜)

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「ポールの道」#121「THE BEATLES 1962-1966」「THE BEATLES 1967-1970」

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ビートルズは現役時代には、1966年12月10日にリリースされた「A COLLECTION OF BEATLES OLDIES」しかベスト盤はありませんでした。ソレは英国では全16曲中の7曲がシングル盤のみでのリリース曲で、英国では未発表だった「BAD BOY」も収録されていたのですが、シングル曲も水増しアルバムに収録していた米国では発売されていません。そして、ビートルズが解散状態になった1970年代に入ると、米国でビートルズのブートレグでのベスト盤「ΑΩ」が発売され、ソレに対抗する為にアップルは公式盤として初のオール・タイム・ベスト盤の「THE BEATLES 1962-1966」(通称・赤盤)と「THE BEATLES 1967-1970」(通称・青盤)を、それぞれ2枚組2セットで、1973年4月19日にリリースしました。「赤盤」が26曲入りで「青盤」は28曲入りの、合計54曲入りで、シングル盤のA面は全て収録されています。選曲に関しては、ジョージ・ハリスンが行ったとされていましたが、実は当時のマネジャーだったアラン・クレインの指示でアラン・ステックラーが手掛けています。「赤盤」の表ジャケットと「青盤」の裏ジャケットには、1963年のアルバム「PLEASE PLEASE ME」のジャケットの別ショットが使われて、「青盤」の表ジャケットと「赤盤」の裏ジャケットには、1969年の当時は未発表のアルバム「GET BACK」用のショットが使われています。アルバム「GET BACK」はデビュー当時の様に一発録音でオーバーダビング無しがコンセプトだったので、デビュー・アルバムと同じEMIの本社ビルの吹き抜けで同じカメラマン(アンガス・アクビーン)によって撮影されていて、アルバム「GET BACK」ではボツになったものの、丁度よく此のベスト盤に使われたのです。

「赤盤」の内容は、A面が、1「LOVE ME DO」、2「PLEASE PLEASE ME」、3「FROM ME TO YOU」、4「SHE LOVES YOU」、5「I WANT TO HOLD YOUR HAND」、6「ALL MY LOVING」、7「CAN'T BUY ME LOVE」で、B面が、1「A HARD DAY'S NIGHT」、2「AND I LOVE HER」、3「EIGHT DAY'S A WEEK」、4「I FEEL FINE」、5「TICKET TO RIDE」、6「YESTERDAY」で、C面が、1「HELP!」、2「YOU’VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY」、3「WE CAN WORK IT OUT」、4「DAY TRIPPER」、5「DRIVE MY CAR」、6「NORWEGIAN WOOD(THIS BIRD HAS FLOWN)」で、D面が、1「NOWHERE MAN」、2「MICHELLE」、3「IN MY LIFE」、4「GIRL」、5「PAPERBACK WRITER」、6「ELEANOR RIGBY」、7「YELLOW SUBMARINE」です。続いて「青盤」の内容は、A面が、1「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」、2「PENNY LANE」、3「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」、4「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」、5「LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS」、6「A DAY IN THE LIFE」、7「ALL YOU NEED IS LOVE」で、B面が、1「I AM THE WALRUS」、2「HELLO, GOODBYE」、3「THE FOOL ON THE HILL」、4「MAGICAL MYSTERY TOUR」、5「LADY MADONNA」、6「HEY JUDE」、7「REVOLUTION」で、C面が、1「BACK IN THE U.S.S.R.」、2「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」、3「OB-LA-DI, OB-LA-DA」、4「GET BACK」、5「DON'T LET ME DOWN」、6「THE BALLAD OF JOHN AND YOKO」、7「OLD BROWN SHOE」で、D面が、1「HERE COMES THE SUN」、2「COME TOGETHER」、3「SOMETHING」、4「OCTOPUS'S GARDEN」、5「LET IT BE」、6「ACROSS THE UNIVERSE」、7「THE LONG AND WINDING ROAD」です。こうして書き出してみると、なかなかどうして良いじゃないか、とも思えます。

ベスト盤ながら、全米では「赤盤」も「青盤」も首位になっていて、全英でも「赤盤」は3位で「青盤」は2位まで上がっています。CD化された時には「赤盤は1枚で収まるだろ」とか「青盤も余裕があるんだから、両方共にボーナス・トラックを入れろ」とかツッコミが入ったのですけれど、やはりアナログ時代からの定番ベスト盤だし、ジョージが選曲した事にされていたので、現在でもアナログ時代と同じです。最初のCD化(1993年)には、「赤盤」の最初の方が初ステレオCD化だったり、「青盤」の「A DAY IN THE LIFE」がイントロから聴けたり(ジョンのサントラ盤「IMAGINE」が初出)、「BACK IN THE U.S.S.R.」のエンディングがキチンと終わっていたりしました。選曲に関して云えば、「赤盤」は、何故か英国ではシングル曲がないアルバム「RUBBER SOUL」から6曲も選ばれていて、対して次のアルバム「REVOLVER」からはシングル・カットした2曲しか選ばれていなかったりします。本当にジョージが選曲していたならば、自作の「TAXMAN」辺りは入れていたでしょう。米国盤では基本的に米国でリリースしたヴァージョンが収録されていたので、C面のアタマの「HELP!」は最初に「なんちゃってジェームズ・ボンドのテーマ」が入っていました。「青盤」に関しては、そもそもトータル・アルバム化が進んでいた時期なので、シングル曲は兎も角として、アルバムの曲をバラバラにしちゃったのは違和感があります。「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」なんて、何故かA面から3曲しか選ばれていないのです。「赤盤」にはジョージの曲は1曲も選ばれていませんが、「青盤」には後半で4曲も選ばれていて、特に地味な「OLD BROWN SHOE」が入っていたりするので「ジョージ、やったな」と思わせて、其の辺が「ジョージ・ハリスン選曲」と云う事にされた原因でしょう。取り合えず、ビートルズを俯瞰するには適したベスト盤で、特にシングル曲がどの時期だったのかが知れる点は良いと思います。現在では1枚もののベスト盤「1」がありますが、首位になっていないから「PLEASE PLEASE ME」も「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」も入っていないんじゃ、ビートルズのベスト盤とは云えません。

(小島イコ)

さて、本日9月4日は、長濱ねるちゃんのお誕生日です。おめでとうございます。欅坂46を卒業されて1年間お休みしていた頃には、想像も出来なかった位に、多方面でご活躍中で、嬉しい限りです。ねるちゃんがいなかったならば、欅坂46を好きになってはいなかったし、推しメンの山ア天ちゃんとも出逢えなかったでしょう。心から感謝していますし、変わらず応援させて頂きます。

(小島イコ/姫川未亜)

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2023年09月05日

「大奥〜華の乱〜」第七話〜第九話(再)で内山理名ちゃん



フジテレビTWO 12:10〜14:40

第七話「真の敵」
第八話「お犬様」
第九話「遺言」

内山理名(主演) AS 安子

「大奥〜華の乱〜」第七話から第九話までの、今年初めての再放送です。三話ずつの連日放送なので、もう明日で最終話となります。次々に世継ぎの男子が死んでしまったので、上様の母親である桂昌院は、インチキ僧侶っぽい隆光の占いを信じて、上様は「生類憐みの令」と云う天下の悪法を制定するのですが、女狂いのマザコン・サイコ野郎である上様(綱吉)が、そう云えば「お犬様」でもあったと思い出して、戦慄が走ります。余りの非人間ぶりに、暫くの間は他のドラマで谷原章介さんを観ると上様を思い出して、集中出来なくなる程でした。柳沢も非人間的で、一夜だけ上様に捧げてしまった側室の貫地谷しほりちゃんが演じた染子が妊娠すると、自分の子どもなのに上様の世継ぎにしようとして、バレそうになると染子を殺してしまいます。もはや血も涙もない話で、史実を元にした時代劇ですが、そもそも理名ちゃんが演じた安子は大奥に入ったと云う史料はないし、ほとんどがフィクションです。

本放送:2005年12月1日、12月8日、12月15日(フジテレビ)

(姫川未亜/小島イコ)

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「ポールの道」#122「RED ROSE SPEEDWAY」

Red Rose Speedway - 1st - EX


1971年にポール・マッカートニーが、愛妻・リンダ・マッカートニーと元・ムーディー・ブルースのデニー・レインとアルバム「RAM」でドラムを担当したデニー・シーウェルの4人で結成した「WINGS(ウイングス)」は、たったの3日でレコーディングしたと云われるファースト・アルバム「WILD LIFE」を1971年12月3日にリリースして、全英11位、全米10位とまずまずの成績を残しました。リード・ギタリストのヘンリー・マカロックを加えて5人となったウイングスは、1972年2月25日にはシングル「GIVE IRELAND BACK TO THE IRISH」を、同年5月12日にはシングル「MARY HAD A LITTLE LAMB / LITTLE WOMAN LOVE」を、同年12月1日にはシングル「HI, HI, HI / C MOON」を、更に翌1973年3月23日にはシングル「MY LOVE / THE MESS」をリリースしつつ、アポなしのドサ回りツアーで大学でのライヴを重ね、1972年の3月から6月にかけてと、同年9月から10月にかけてレコーディングをした新作アルバムのリリースを計画しました。30曲にも及ぶ楽曲が完成したので、ポールは2枚組としてのリリースを考えるものの、前作「WILD LIFE」の成績が予想よりも悪かった事でレコード会社は認めず、其の上「ウイングスなんて誰も知らないから、ポール・マッカートニー&ウイングスに改名しろ」と要求されてしまいます。そんな中で「HI, HI, HI」は放送禁止にもめげずに全英5位、全米10位とヒットして、「MY LOVE」は全英6位、全米首位(4週連続)の大ヒットとなりました。「HI, HI, HI」の日本盤のジャケットは、最初裏焼きして「右利きポール」になっていて、此の「セックス&ドラッグ・ソング」には、当時流行していたグラム・ロックの影響が感じられます。

そして、英国では1973年5月4日、米国では4月30日にアップル/EMIからリリースされたのが、ウイングス改めポール・マッカートニー&ウイングスの2作目(ポールのソロ以後では4作目)のアルバム「RED ROSE SPEEDWAY」です。ジャケットの薔薇を銜えたポールが印象的な此のアルバムの内容は、A面が、1「BIG BARN BED」、2「MY LOVE」、3「GET ON THE RIGHT THING」、4「ONE MORE KISS」、5「LITTLE LAMB DRAGONFLY」で、B面が、1「SINGLE PIGEON」、2「WHEN THE NIGHT」、3「LOUP(1st Indian On The Moon)」、4「MEDLEY:a)HOLD ME TIGHT b)LAZY DYNAMITE c)HANDS OF LOVE d)POWER CUT」、の全9曲入りで、最後のメドレーも加えると12曲になります。しかしながら、2枚組にする心算だったと云う割には、些かピリッとしない内容です。現在ではソノ2枚組も公式盤でも聴けるんですけれど、やっぱりダレた内容でした。最初の「BIG BARN BED」は、アルバム「RAM」での「RAM ON」でも登場していた曲ですが、何ともスロー・テンポで乗り切れません。次の「MY LOVE」は掛け値なしの名曲ですが、オーケストラのスコアを書いたのは「THE LONG AND WINDING ROAD」や「THRILLINGTON」のリチャード・アンソニー・ヒューソンで、やっぱりポールは「THE LONG AND WINDING ROAD」のオーケストラ・アレンジが嫌いではなかったのですよ。そして、A面3曲目の「GET ON THE RIGHT THING」と5曲目の「LITTLE LAMB DRAGONFLY」は、なんとアルバム「RAM」のアウトテイクで、前者はデヴィッド・スピノザが、後者はヒュー・マクラッケンがリード・ギターを弾いているのです。おいおい、ウイングスじゃないじゃないか、とツッコミが入るところですが、ポールはそんな事はどうでもいいアバウトな天然バカボンなのです。

これじゃ、バンドのメンバーは面白くないし、デニー・シーウェルはアルバム「RAM」でもドラムを叩いているし、デニー・レインは「LITTLE LAMB DRAGONFLY」の歌い出し部分を担当させてもらったからまだいいでしょうけれど、折角リード・ギタリストとして加入したヘンリー・マカロックは自分の立場を考えてしまうでしょう。他の曲も悪くはないんですけれど、ギルバート・オサリバンみたいな「ONE MORE KISS」とか、ポール節全開の「SINGLE PIGEON」や「WHEN THE NIGHT」、そしてプログレッシブ・ロック風な「LOUP(1st Indian On The Moon)」も、バンドの音とはかけ離れていて、それこそ「ポールのソロ」なんですよ。そりゃあ、ポール自身がウイングス結成前の音源まで遡って選曲しちゃったのですから、そうなりますわな。最後の「MEDLEY」は、ビートルズのアルバム「ABBEY ROAD」でのメドレーをもう一度とばかりに、同じコード進行で別のメロディーの4曲を繋げて、最後にはギターでそれぞれの曲のメロディーが重なると云う、対位法を使ったのですけれど、コレを聴いちゃうと、アルバム「ABBEY ROAD」のメドレーでのジョン・レノンの曲が如何に重要であったかを、逆説的に証明しちゃっているんですよね。大体、最初の「HOLD ME TIGHT」なんて、ビートルズ時代に同名異曲の駄作があるのに、ポールは忘れちゃったんでしょうか。コノ手法で、後にポールは「SILLY LOVE SONGS」と云う傑作を書くんですけれどね。前言を撤回する様ですが、此のアルバムは2枚組でリリースした方が良かったのかもしれません。そうすれば、20曲位入っていて、駄曲も含めてのんびりと聴けるアルバムになっていたでしょう。ポールはソレに拘って、実際に2018年になって2枚組も公式盤でリリースしたわけです。全英5位、全米首位(3週連続)と、立派な成績をあげましたが、相変わらず評論家の評価は低いアルバムとなってしまいました。ちなみに、コレも個人的には嫌いじゃないです。

(小島イコ)

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2023年09月06日

「大奥〜華の乱〜」第十話(最終話)(再)で内山理名ちゃん



フジテレビTWO 12:10〜13:00

第十話(最終話)「乱心」

内山理名(主演) AS 安子

「大奥〜華の乱〜」第十話(最終話)の、今年初めての再放送です。ドロドロ展開が続いて、一体どうやって終わらせるのかと思ったら、柳沢を「夫の仇!」と理名ちゃんが演じた安子が刺そうとしたら、柳沢に刃物を取られ、ソレで誤って柳沢が上様を刺してしまいます。上様は「こうしたかったのだろう」と、其の侭自分で刃物でえぐって絶命して、柳沢が大罪を犯した事になります。安子は出家しておしまいなのですが、此の後にスペシャル版が放送されていて、柳沢が何故に上様を憎んでいたのかが分かります。

本放送:2005年12月22日(フジテレビ)

(姫川未亜)

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「捜査地図の女」第3話(再)で内山理名ちゃん



テレビ朝日 13:54〜14:51

第3話「祇園の舞妓が結ぶ二つの殺人!!」

京都祇園の美人舞妓が繋ぐ2つの殺人!男の刺殺体の傍らには舞妓の写真が落ちていた!珠子(真矢みき)が地図から犯人の足取りを辿ると、5年前の殺人事件と繋がって…!?

内山理名 AS 河本麻里

「捜査地図の女」第3話の、今年2回目の地上波での再放送です。所謂ひとつの「カタセカイ住人」だらけのドラマだったのですけれど、今や肝心要のご本人が女優活動を休止して「トレカを開封するだけの推し活生配信」などに熱中している状況では「カタセカイ住人」は死語となりました。ちなみに、かつては那奈ちゃんとドラマや映画や舞台で共演歴のある俳優さんたちを「カタセカイ住人」と呼んでいました。現在では、滝沢沙織さんは良いとして、他には田中社長と宮迫さんしかいないじゃないですか。田中社長は出たがりだけど俳優じゃないし、宮迫さんもかつては俳優もやっていたけれど今は焼肉屋さんだし、一体、どうなっているんでしょうか。

本放送:2012年11月8日(テレビ朝日)

(姫川未亜/小島イコ)

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「捜査地図の女」第1話(再)で内山理名ちゃん



BS朝日 18:00〜19:00

第1話「京都・五山送り火 美女2人の殺人計画!?」

京都の風物詩「五山送り火」の夜に男が殺された!現場から見つかった、萩の花弁、カーペットの繊維へん等から、珠子(真矢みき)は、鮮やかに犯人の逃走経路を暴き出す!しかし容疑者の女には、デザイナーの女性(中田喜子)と食事をしていたという鉄壁のアリバイがあり!?

内山理名 AS 河本麻里

「捜査地図の女」第1話の、今年3回目の再放送です。先週に地上波で再放送されたばかりですが、どちらもテロップが被ったりカットされたりしています。此の第1話に関しては、先週の地上波は「45分弱」で、本日のBSは「43分弱」に、それぞれ編集されています。テロップの回数では地上波の方が多いのですけれど、まさかBSの方がカットが多いとは思いませんでしたので、両方録画するしかない様です。

本放送:2012年10月18日(テレビ朝日)

(姫川未亜)

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「都市伝説の女」第1話(再)で内山理名ちゃん

都市伝説の女 [Blu-ray]


テレ朝チャンネル2 23:40〜0:30

第1話「転落死…将門首塚の祟り!?」

内山理名 AS  関口千穂(第1話ゲスト)

「都市伝説の女」第1話の、今年3回目の再放送です。本日は、何気に理名ちゃんの出演作が4本も再放送された「理名ちゃん’S DAY」でした。日付越えでトリを務める此のドラマは、長澤まさみちゃんが演じる型破りな刑事・音無月子が都市伝説に絡めて事件を解決する1話完結で、アノ「金曜ナイトドラマ」枠で放送されて、好評で続編も制作されています。理名ちゃんが演じた関口さんは、事件の舞台となる「ハギノ電工」の社員で、殺人事件の被害者の元カノで、犯人の婚約者と云う複雑な役どころです。初対面の月子をビンタする場面がありますが、ソレが月子に事件の謎を紐解かせるカギとなります。

本放送:2012年4月13日(テレビ朝日)

(姫川未亜)

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「ポールの道」#123「RED ROSE SPEEDWAY Double Album」



ウイングス改めポール・マッカートニー&ウイングスが、英国では1973年5月4日に、米国では4月30日にリリースしたウイングスとしては2作目でポールのソロ以後では4作目のアルバム「RED ROSE SPEEDWAY」は、当初は2枚組でのリリースが計画されていました。1972年12月13日付けのアセテート盤の内容は、A面が、1「BIG BARN BED」、2「MY LOVE」、3「WHEN THE NIGHT」、4「SINGLE PIGEON」で、B面が、1「TRAGEDY」、2「MAMA’S LITTLE GIRL」、3「LOUP(1st Indian On The Moon)」、4「I WOULD ONLY SMILE」で、C面が、1「COUNTRY DREAMER」、2「NIGHT OUT」、3「ONE MORE KISS」、4「JAZZ STREET」で、D面が、1「I LIE AROUND」、2「LITTLE LAMB DRAGONFLY」、3「GET ON THE RIGHT THING」、4「1882(Live)」、5「THE MESS I'M IN(Live)」で、全17曲入りでした。1枚になった段階で全9曲に残された曲が8曲ありますが、なんと1枚ものでは最後を飾っている「MEDLEY:a)HOLD ME TIGHT b)LAZY DYNAMITE c)HANDS OF LOVE d)POWER CUT」が此の時点では収録されていません。そして、45年もの時を越えて、2018年12月7日に「ポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクション」の一環として、「RED ROSE SPEEDWAY」の箱(デラックス・エディション)と、単体のアナログでリリースされたのが「RED ROSE SPEEDWAY Double Album」です。しかしながら、ソノ前にポールは1978年に「HOT HITZ & KOLD KUTZ」で、更には1981年には「COLD CUTS」で、コノ時のアウトテイクをリリースしようとして頓挫しています。どちらもアルバム「RED ROSE SPEEDWAY」のアウトテイクだけではなく、1970年代のアルバムのアウトテイクから選曲されていて、ブートレグではお馴染みですが、未だに公式リリースされていない楽曲も含みます。

さて、遂に公式盤でリリースされた「RED ROSE SPEEDWAY Double Album」の内容は、A面が、1「NIGHT OUT」、2「GET ON THE RIGHT THING」、3「COUNTRY DREAMER」、4「BIG BARN BED」、5「MY LOVE」で、B面が、1「SINGLE PIGEON」、2「WHEN THE NIGHT」、3「SEASIDE WOMAN」、4「I LIE AROUND」、5「THE MESS(Live)」で、C面が、1「BEST FRIEND(Live)」、2「LOUP(1st Indian On The Moon)」、3「MEDLEY:a)HOLD ME TIGHT b)LAZY DYNAMITE c)HANDS OF LOVE d)POWER CUT」で、D面が、1「MAMA’S LITTLE GIRL」、2「I WOULD ONLY SMILE」、3「ONE MORE KISS」、4「TRAGEDY」、5「LITTLE LAMB DRAGONFLY」で、全18曲入りです。1枚になった全9曲は、こちらでは全て収録されています。外された9曲の内、「COUNTRY DREAMER」は1973年のシングル「HELEN WHEELS(愛しのヘレン)」のB面に、リンダ・マッカートニーがヴォーカルの「SEASIDE WOMAN」は1977年にスージー&ザ・レッド・ストライプス名義でシングルに、「I LIE AROUND」は1973年のシングル「LIVE AND LET DIE」のB面に、「THE MESS(Live)」は1973年のシングル「MY LOVE」のB面に、「MAMA’S LITTLE GIRL」は1990年のシングル「PUT IT THERE」のカップリングに、デニー・レインが歌う「I WOULD ONLY SMILE」は1980年のデニー・レインのソロ・アルバム「JAPANESE TEARS」(例のポール逮捕でコンサートが中止になった事に対する姑息なタイトル)で、それぞれ公式リリースされています。残りの「NIGHT OUT」と「BEST FRIEND(Live)」と「TRAGEDY」、更に初期アセテート盤には入っていた「JAZZ STREET」と「1882(Live)」(2枚組とは別に収録)の5曲が、ようやく公式リリースされた事になります。コノ内で「TRAGEDY」はポールのオリジナルではなくて、1959年のトーマス・ウェイン&ザ・デロンズがオリジナル(全米5位)で、「MR. BLUE」や「COME SOFTLY TO ME」(2曲とも大瀧師匠とタツローがラジオ番組でカヴァーしていた)などでお馴染みのフリートウッズも1961年にリリース(全米10位)した曲のカヴァーです。

(小島イコ)

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2023年09月07日

「279万アクセスのソングバード」



当ブログのアクセス数が、279万を超えました。今後とも何卒宜しくお願い致します。

(小島イコ/姫川未亜)

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「ポールの道」#124「RED ROSE SPEEDWAY」Special Edition(2CD)Deluxe Edition(3CD+2DVD+1BD+BOOK)



ポール・マッカートニー&ウイングスの2作目でポールのソロ以後では4作目のアルバム「RED ROSE SPEEDWAY」は、英国では1973年5月4日、米国では4月30日にリリースされて、CD化はまずは1987年10月5日で、ソノ時のボーナス・トラックは、「I LIE AROUND」と「COUNTRY DREAMER」と「THE MESS」の3曲で、それぞれシングルのB面曲でした。次に「ザ・ポール・マッカートニー・コレクション」の一環として1993年6月7日にリリースされて、こっちのボーナス・トラックは、「C MOON」と「HI, HI, HI」と「THE MESS」と「I LIE AROUND」の4曲となりました。外された「COUNTRY DREAMER」はシングル「HELEN WHEELS(愛しのヘレン)」のB面なので、コノ時にはアルバム「BAND ON THE RUN」へ回されました。そして、2018年12月7日に「アーカイヴ・コレクション」として、アルバム「RED ROSE SPEEDWAY」がリリースされて、コノ時には以前に紹介したアルバム「WILD LIFE」も同時リリースされて、両方を合わせた「WINGS 1971-1973」もリリースされていて、ソノ箱は5万5千円もしました。「アーカイヴ・コレクション」は内容が濃くなり価格も上昇していて、先を急ぐと2020年にリリースされた「FLAMING PIE」のコレクターズ・エディション(5CD+2DVD+4LP)は、なんと12万8千円となっております。アルバム「RED ROSE SPEEDWAY」のアーカイヴ・コレクションは、「デラックス・エディション(3CD+2DVD+1BD)」と「2CDスペシャル・エディション」と「2LP」と「オリジナル・ダブル・アルバム・ヴァージョン(2LP)」でのリリースとなりました。「オリジナル・ダブル・アルバム・ヴァージョン(2LP)」は、前回紹介した初期案の2枚組を再現したものです。

「デラックス・エディション(3CD+2DVD+1BD)」は、CD1がオリジナル全9曲のリマスター盤で、CD2は前述のLP2枚組全18曲をCD1枚に収めたもので、当然ながらCD1の9曲は重複しています。CD3は、CD2のみに入っている9曲とは重複しないアルバム未収録曲を集めたもので、1「MARY HAD A LITTLE LAMB」、2「LITTLE WOMAN LOVE」、3「HI, HI, HI」、4「C MOON」、5「LIVE AND LET DIE」、6「GET ON THE RIGHT THING(Early Mix)」、7「LITTLE LAMB DRAGONFLY(Early Mix)」、8「LITTLE WOMAN LOVE(Early Mix)」、9「1882(Home Recording)」、10「BIG BARN BED(Rough Mix)」、11「THE MESS」、12「THANK YOU DARLING」、13「MARY HAD A LITTLE LAMB(Rough Mix)」、14「1882(Live)」、15「1882」、16「JAZZ STREET」、17「LIVE AND LET DIE(Group Only, Take 10)」の全17曲入りです。コノ内「LIVE AND LET DIE」はアルバム「RED ROSE SPEEDWAY」のセッションでレコーディングして、アルバムをリリース後に、英国では1973年6月1日に、米国では同年6月18日に、シングルとしてリリースした映画「007 死ぬのは奴らだ」の主題歌で、再びサー・ジョージ・マーティンと組んだ傑作で、全英7位、全米2位の大ヒット曲です。DVD1は「HI, HI, HI」と「C MOON」と「MY LOVE」と「MARY HAD A LITTLE LAMB」(4ヴァージョン)のMVに始まり、TV特番「ジェイムズ・ポール・マッカートニー・TVスペシャル」がノーカットで、更に「LIVE AND LET DIE」のライヴ映像とインタビューです。DVD2とBD1は同内容で、幻の映画「ブルース・マックマウス・ショー」が収録されています。コレは、当時はお蔵入りした初期ウイングスのライヴ映像が観れる貴重な映画です。

映画で演奏されているのは、1「BIG BARN BED」、2「EAT AT HOME」、3「BIP BOP」、4「THE MESS」、5「WILD LIFE」、6「BLUE MOON OF KENTUCKY」、7「I AM YOUR SINGER」、8「SEASIDE WOMAN」、9「MY LOVE」、10「MAYBE I'M AMAZED」、11「HI, HI, HI」、12「LONG TALL SALLY」となっております。コノ時期のポールは頑なにビートルズ時代の曲を演奏しなくて、カヴァーの「LONG TALL SALLY」だけなんですが、観客の盛り上がり方が違っています。お手軽な「2CDスペシャル・エディション」は、CD1がオリジナル全9曲のリマスター盤で、CD2が、1「MARY HAD A LITTLE LAMB」、2「LITTLE WOMAN LOVE」、3「HI, HI, HI」、4「C MOON」、5「THE MESS(Live)」、6「LIVE AND LET DIE」、7「I LIE AROUND」、8「NIGHT OUT」、9「COUNTRY DREAMER」、10「SEASIDE WOMAN」、11「BEST FRIEND(Live)」、12「MAMA’S LITTLE GIRL」、13「I WOULD ONLY SMILE」、14「TRAGEDY」、15「THANK YOU DARLING」、16「1882(Live)」、17「JAZZ STREET」、18「LIVE AND LET DIE(Group Only, Take 10)」の全18曲入りで、ラフミックスなどを除けば「デラックス・エディション」のCD2とCD3からオリジナル・アルバム未収録曲は全て収録されていますので、音源だけ聴きたい方ならコレで充分に楽しめます。此のアルバムの裏ジャケットには、スティーヴィー・ワンダーに向けたとされる「WE LOVE YOU」が点字で載せてあるのですが、此のリイシュー盤でも再現されています。映像の「ブルース・マックマウス・ショー」はバンドらしいのですが、有名な「ジェイムズ・ポール・マッカートニー・TVスペシャル」の方は、タイトル通りに「ポールの独壇場」なので、リンダは兎も角、他のメンバーは面白くなかったでしょう。長くなったので、ブートレグの話は次回にします。

(小島イコ)

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