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2023年06月20日

「ポールの道」#045「A COLLECTION OF BEATLES OLDIES」

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1966年の8月でライヴを休止したビートルズは、1966年のクリスマス商戦にEMIパーロフォンからアルバムを求められますが、新作は間に合わず、年間2枚の契約を守る為に、現役時代では最初で最後のベスト盤「A COLLECTION OF BEATLES OLDIES」を、1966年12月10日にリリースしました。内容は、A面が、1「SHE LOVES YOU」、2「FROM ME TO YOU」、3「WE CAN WORK IT OUT」、4「HELP !」、5「MICHELLE」、6「YESTERDAY」、7「I FEEL FINE」、8「YELLOW SUBMARINE」で、B面が、1「CAN'T BUY ME LOVE」、2「BAD BOY」、3「DAY TRIPPER」、4「A HARD DAY'S NIGHT」、5「TICKET TO RIDE」、6「PAPERBACK WRITER」、7「ELEANOR RIGBY」、8「I WANT TO HOLD YOUR HAND」の全16曲入りです。何でもかんでも発売していた米国のキャピトルでは、此のベスト盤はリリースしておりませんが、ソレは既に水増しアルバムで既出楽曲ばかりだったからでしょう。英国ではビートルズはシングルをアルバムには収録していないケースが多くて、此の16曲中では「SHE LOVES YOU」と「FROM ME TO YOU」と「WE CAN WORK IT OUT」と「I FEEL FINE」と「DAY TRIPPER」と「PAPERBACK WRITER」と「I WANT TO HOLD YOUR HAND」の7曲がアルバム初収録で、「BAD BOY」はアルバム「HELP !」のアウトテイクで米国では「BEATLES Y」で既出音源でした。つまり、英国では半分の8曲がアルバム初収録であり、しかも7曲はシングルがモノ・ミックスだったので、ステレオ・ミックスは初収録でした。現在ではCD化もされていないベスト盤ですが、ソレはですね、1973年の「赤盤」に「BAD BOY」以外の15曲が収録されちゃったからでしょう。

個人的には此の「オールディーズ」が生まれて初めて買ったアルバムで、ソレは16曲入りとお徳用だったのと、「YESTERDAY」と「MICHELLE」が両方入っているのはコレと「赤盤」だけだったので、2枚組で高い「赤盤」を横目にこっちを買ったのです。ソレで次に買ったのが「ABBEY ROAD」で、ソレも16曲入り(本当は17曲入りだったけれど「HER MAJESTY」はシークレットトラックだった)で「オールディーズ」とはダブリがなかったからなんですけれど、B面のメドレーなんかは理解出来なくて「失敗した」と思ったもんです。CD化されていないけれどブートレグはあって、「SWEET ZAPPLE」の「RED OLDIES」が全30曲入りでお気に入りです。内容は、まずは「A COLLECTION OF BEATLES OLDIES」の全16曲がモノ・ミックスで入っていて、他の14曲は「赤盤」収録曲で「A COLLECTION OF BEATLES OLDIES」には収録されていない曲が全て収録されています。つまりは「BAD BOY」も含めた「赤盤」の完全盤なのです。「赤盤」のCDは全26曲入りなので、本来ならばCD1枚に収める事が可能であって、コレが其の形態で、しかも4曲も多いわけです。但し、2009年リマスターがリリースされる前のコンピレーション盤なので、「A COLLECTION OF BEATLES OLDIES」と「HELP !」以降はモノ・ミックスで、ソレ以前はステレオ・ミックスが選曲されています。ビートルズの楽曲は英国では1968年までは基本的にはシングル盤はモノ・ミックスで、アルバムはモノ・ミックスとステレオ・ミックスの2種類がリリースされていて、日本盤はステレオ・ミックスのみのアルバムが多かったのです。さてさて、此のベスト盤がリリースされる約1か月前の1966年11月9日には、ジョン・レノンが、日本人前衛芸術家の小野洋子さんと出逢ってしまいました。

さて、本日はブライアン・ウィルソンの81歳のお誕生日でありましてですね、まさか81歳にもなってブライアンが音楽活動をつづけているなんて、失礼ながら1960年代後半の世界では想像出来ない未来でした。おめでとうございます。

(小島イコ)

posted by 栗 at 21:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

「35歳の高校生」第一話(再)

35歳の高校生 Blu-ray BOX


日テレプラス 12:00〜13:00

第一話「ベンジョメシ? トイレで食べて美味しいの?」

片瀬那奈 AS 長峰あかり

「35歳の高校生」第一話の今年2回目の再放送で、今回は平日に一話ずつの放送です。米倉涼子姐さんが主演で、今は亡き渡哲也さんなどが脇を固めたドラマですが、10年後の現在では生徒諸君が主役級に出世していて、そちらの方が有名になったとも云えます。35歳の謎の高校生である馬場ちゃんを米倉姐さんが熱演していて、第一話のメインキャラの生徒役は広瀬アリスちゃんが演じています。ソレはいいんですけれど、内容は陰湿なイジメがテーマで、観ていて胸糞悪くなりますし、毎回、馬場ちゃんが解決してもスッキリしません。那奈ちゃんが演じたのはスクールカウンセラーの長峰あかり先生なのですが、重苦しいドラマの中で場違いな程に素っ頓狂で明るい役どころです。

本放送:2013年4月13日(日本テレビ)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 13:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「24 JAPAN」第2話(再)



テレ朝チャンネル1 5:00〜6:00

第2話「01:00A.M.-02:00A.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美

「24 JAPAN」第2話の、今年2回目の再放送です。那奈ちゃんが演じた氷川七々美は、原作のマンディですので、第3話までしか出番がなく、第4話冒頭のあらすじで登場した後は消息不明となります。原作ではシーズン2で再登場して、シーズン4にも再々登場する、テロリストなのに人気キャラクターですが、ヘッポコリメイク日本版はシーズン1で完結するので、何だか訳が分からないキャラクターと化しています。

本放送:2020年10月16日(テレビ朝日)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 06:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする