nana.812.png

2023年06月10日

「ポールの道」#035「THE BEATLES ROCK'N'ROLL MUSIC LIVE&RARE 1962-1966」

rocknroll.jpg


ビートルズは、先を急ぐと1966年8月29日に行ったサンフランシスコのキャンドル・スティック・パーク公演を最後にライヴ活動を休止します。そして、レコーディング活動のみのバンドとして生まれ変わるのですが、前述の通りに前年である1965年の夏にはもうツアーに飽き飽きしていて、「RUBBER SOUL」から「REVOLVER」へと続くライヴ休止前の段階で、既にレコーディングへのめり込んでゆくのです。マネジャーであるブライアン・エプスタインは、何せマネジャーとしては素人だったので、ライヴのブッキング位しかやる事がなくて、レコーディングに打ち込みたいビートルズの意思とは別に、ドンドンとツアーのスケジュールを詰め込んでしまい、結局はビートルズは完全にライヴを止めると云う選択肢しかなくなってしまいます。さて、そんなビートルズのライヴは、以前に紹介した「THE BEATLES LIVE AT HOLLYWOOD BOWL」しか公式盤ではリリースされていませんが、アレを聴いてもっとビートルズのライヴを浴びる程に聴きたくなった方々には、ハーフオフィシャル盤で出ている「THE BEATLES ROCK'N'ROLL MUSIC LIVE&RARE 1962-1966」がオススメです。内容は、既にビートルズのライヴ音源のブートレグを聴いている方々にとっては耳馴染みの音源ばかりを集めておりますが、何せ、CD10枚組で260トラックも詰め込んで、今Amazonで見ても新品がたったの2千5百円余りなんですから、1曲10円以下とコスパは最高ですし、紙ジャケ10枚はそれぞれ違ったモノクロの写真が使われているし、箱もコンパクトで場所もとらないし、もしもまだビートルズのライヴ音源を聴いていないのであれば、色々とブートレグに手を出して火傷する前に、まずはコレでお試しするのが良策かと存じます。

1枚目は1962年で、デッカ・オーディションから10曲と、トニー・シェリダン関連が13曲の全23曲入りで、トニー・シェリダンを13曲も入れるなら、デッカ・オーディション全15曲にしろと云いたくもなりますし、トニーとの共演は1961年なんですけどね。2枚目は1962年のBBC音源を中心にキャバーンのライヴも交えた全18曲入りで、3枚目は1963年のアルバム「PLEASE PLEASE ME」とシングル「FROM ME TO YOU」とアルバム「WITH THE BEATLES」のセッションから全26曲入りで、まあ、耳タコ音源ではあります。4枚目と5枚目は1963年のBBC音源で、それぞれ全29曲と全23曲入りで、以前に紹介したBBC音源の11枚組とかを持っていたらいらないです。6枚目になって、ようやく観客入りのライヴ音源となって、1964年のパリ公演やロンドン公演やメルボルン公演から全31曲入りで、7枚目も1964年のブラックプール公演とフィラデルフィア公演とインディアナポリス公演から全31曲入りで、此の辺がライヴ・バンドとしてはノリノリの時期です。8枚目は1965年のパリ公演からたっぷりと24曲入りで、9枚目も1965年のロンドン公演とブラックプール公演とヒューストン公演から全22曲入りですが、もう此の辺になると徐々にライヴをやっている意味を考えだした時期ではあります。そして、10枚目は1966年のドイツ公演と東京での武道館公演から全33曲入りで、武道館は6月30日の夜と7月1日の昼が完全収録されています。武道館公演だけを考えても、それだけの単品を買う位なら此の箱を買った方が良いでしょう。此の箱に収録されているのは、スタジオでのアウトテイクや、BBC音源や、ライヴ音源もテレビやラジオで流す為にレコーディングされていたものが多いので、音質の面でもかなり安心出来ます。アレがない、コレがないと云われるヘヴィ・ブートレグ愛好家ではなければ、十二分に楽しめる10枚組260トラックです。

(小島イコ)

posted by 栗 at 21:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」(再)全11話一挙放送

離婚弁護士II~ハンサムウーマン~ DVDBOX


ファミリー劇場 20:05〜5:35

片瀬那奈 AS 緒方亜紀
内山理名(第1話ゲスト、最終話回想) AS 倉田麻美

第1話「対決!最強弁護士」
第2話「壮絶慰謝料合戦」
第3話「離婚詐欺」
第4話「夫の土下座」
第5話「涙の親権争い!」
第6話「占いで離婚!?」
第7話「絶対別れない女」
第8話「鉄の女、号泣!!」
第9話「え!?不倫弁護士」
第10話「セクハラした女」
第11話(最終話)「最後に笑う女」

「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」の、今年2回目の一挙再放送です。本日は昼から夕方にかけて「理名ちゃん祭り」があって、夜からはオールナイトでコレがあるわけで、しかもこっちの第1話には理名ちゃんがゲスト出演しています。再放送の度に書いていますが、此のドラマは那奈ちゃんと理名ちゃんが唯一共演している作品です。しかも、二人の絡みは全くないと云ってもよくて、同じ画面に映っているのはほんの一瞬と云う、とても貴重なドラマではあります。那奈ちゃんが演じたのは舞台となる間宮法律事務所の三代目受付嬢で、間宮先生曰く「クライアントの娘だから仕方なく雇った」と云う「合コン大好き女子」で、全編でコミカルな演技をしています。対して第1話のゲストである理名ちゃんが演じた倉田さんは、結婚詐欺師に騙されて多額の借金を負わされそうになる役どころで、徹底したどシリアス演技です。二人の演技での方向性の違いが良く出ているキャスティングではありますが、それ故に絡みはないわけです。

本放送:2005年4月19日〜6月28日(フジテレビ)

(小島イコ/姫川未亜)

posted by 栗 at 20:05| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「ドルチェ」(再)で内山理名ちゃん

ドルチェ (新潮文庫)


チャンネルNECO 14:30〜16:50

内山理名 AS 浜田知美

「ドルチェ」の今年4回目の再放送で、「越境捜査」に続いての放送で、更には此の後に再放送される「ドルチェ2」にも、回想シーンで理名ちゃんが登場します。理名ちゃんが演じた知美さんは、風俗嬢で殺人事件の容疑者になり、自供までしますが、実は真犯人をかばっている役どころです。

本放送:2012年10月12日(フジテレビ)

(姫川未亜/小島イコ)

posted by 栗 at 16:50| RINA | 更新情報をチェックする

「越境捜査」(再)で内山理名ちゃん



チャンネルNECO 12:10〜14:30

警視庁VS神奈川県警!迷宮入りの未解決事件の裏に潜む巨悪!消えた12億円を警視庁の窓際刑事&神奈川県警の不良刑事が追う!エンタメ感満載の社会派サスペンス

内山理名 AS 伊藤順子

「越境捜査」の、今年4回目の再放送です。本日は此の「越境捜査」に続いて「ドルチェ」も再放送されますので、4時間半通しで理名ちゃんの出演作が再放送されます。此のドラマで理名ちゃんが演じた順子さんは、事件に関わっている花屋さんです。

本放送:2020年4月20日(テレビ東京)

(姫川未亜/小島イコ)

posted by 栗 at 14:30| RINA | 更新情報をチェックする