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2023年06月06日

「都市伝説の女」第1話(再)で内山理名ちゃん

都市伝説の女 [Blu-ray]


テレ朝チャンネル2 22:00〜0:30(第1話〜第3話連続放送)

第1話「転落死…将門首塚の祟り!?」

内山理名 AS  関口千穂(第1話ゲスト)

「都市伝説の女」第1話の、今年2回目の再放送です。コレもCSでの再放送の定番ドラマのひとつで、長澤まさみちゃんが演じた都市伝説に拘る型破りな刑事・音無月子が活躍する1話完結ドラマで、理名ちゃんが演じた関口さんは殺人事件の被害者の元カノで犯人の婚約者と云うややこしい役どころです。好評でシーズン2も制作された此のドラマも「金曜ナイトドラマ」枠だったのですけれど、アノ「24 JAPAN」も、今月末からまた再放送されるらしいですよ。

本放送:2012年4月13日(テレビ朝日)

(姫川未亜)

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「ポールの道」#031「THE BEATLES LIVE AT HOLLYWOOD BOWL」

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米国キャピトルはビートルズのライヴ・アルバムをリリースする事を考えて、1964年8月23日と1965年8月29日と30日のハリウッド・ボウルでの3公演を3トラックでライヴ・レコーディングしました。しかしながら、観客が絶叫する中でモニターすらない状況で「自分が演奏している音すら聴こえない」中でのライヴ音源にビートルズは難色を示し、元々は英国ではリリースする事すら考えていなくて、3回共にサー・ジョージ・マーティンもレコーディング現場に居たものの、キャピトル主導だった為に「本当に其の場に居ただけ」だったので、まあ、お蔵入りとなったのです。ビートルズは「RUBBER SOUL」「REVOLVER」とレコーディング技術の発展と共にライヴへの興味を失ってゆき、此のライヴ音源の事などすっかり忘れてしまいます。ところが、ところがですよ、解散後の1977年になって「スター・クラブ音源」が他社から正式にリリースされる事になってしまい、焦ったEMIパーロフォンは、サー・ジョージ・マーティンに埃が被ったライヴ3トラック音源を託して、マーティンがジェフ・エメリックと共に涙ぐましいリミックスをして、遂に1977年5月6日に「THE BEATLES LIVE AT HOLLYWOOD BOWL」が初めての公式ライヴ盤としてリリースされたのです。内容は、A面が、1「TWIST AND SHOUT」、2「SHE'S A WOMAN」(1965年8月30日)、3「DIZZY MISS LIZZY」(前半が1965年8月30日、後半が同年8月29日)、4「TICKET TO RIDE」(1965年8月29日)、5「CAN'T BUY ME LOVE」(1965年8月30日)、6「THINGS WE SAID TODAY」、7「ROLL OVER BEETHOVEN」(1964年8月23日)で、B面が、1「BOYS」(1964年8月23日)、2「A HARD DAY'S NIGHT」(1965年8月30日)、3「HELP !」(1965年8月29日)、4「ALL MY LOVING」、5「SHE LOVES YOU」、6「LONG TALL SALLY」(1964年8月23日)の全13曲入りでした。

CDの時代になって、此のライヴ盤はまたしても放って置かれてしまい、なんとまあ、2016年9月9日になってようやくCD化されたのです。其れも、ロン・ハワード監督のビートルズ・ライヴ・ドキュメンタリー映画「EIGHT DAYS A WEEK」に合わせてだったわけですが、音の方はサー・ジョージ・マーティンの息子で後継者となったジャイルズ・マーティンがオリジナルの3トラックまで遡ってのリミックスをしていて、滅茶苦茶音が良くなっています。更に「YOU CAN'T DO THAT」「I WANT TO HOLD YOUR HAND」(1964年8月23日)と、「EVERYBODY’S TRYING TO BE MY BABY」「BABY'S IN BLACK」(1965年8月30日)の4曲がボーナストラックで加わって、全17曲入りとなっています。サー・ジョージ・マーティンによれば、リミックスはしたもののオーバーダビングは一切行っていなくて、「DIZZY MISS LIZZY」を途中で繋げた位しか弄ってはいないそうで、ジャイルズ・マーティンも其れに準じています。「ビートルズはライヴはダメ」などと云う「お前さんは聴いた事があるのかい」と軽くいなしたい事を云う方々もかつては多かったのですが、いいからコレを聴け!なのです。さて、3公演全36曲から選曲された13曲で、ボーナストラックを加えても17曲なので、当然ながら残りの19曲もあるわけで、あるなら全部聴きたいとなるわけです。確かに、其れはブートレグで何種類も出ています。3トラック録音とは云え、正式にレコーディングしているので、音は悪くありません。あたくしが持っているのは「dap」の「THE BEATLES LIVE AT HOLLYWOOD BOWL COMPLETE COLLECTER'S EDITION」で、2枚組で、1枚目は1977年盤13曲に「THE BEATLES' STORY」と「Anthology」で日の目を見た4曲と、1964年8月23日のイントロに全12曲の30トラック入りで、2枚目は1965年8月29日と30日のイントロも加えた26トラック入りで、全56トラック入りです。1965年8月29日なんかは、前半でポールのマイクがオフになっていて、「SHE'S A WOMAN」なんてカラオケ状態なので、とてもじゃないけれど公式ではリリース出来ません。それにしても、公式CDの新装ジャケットは酷い出来栄えですなあ。

(小島イコ)



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