「ナイアガラ考」＃９１「GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA」

１９８２年をもってタツローこと山下達郎さんがAIR ⁄ RVCから移籍する事となり、ソロとしては初めてのベスト盤「GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA」が１９８２年７月２１日にリリースされました。A面１曲目「LOVELAND, ISLAND」とB面６曲目「YOUR EYES」はアルバム「FOR YOU」から、A面２曲目「愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-」と６曲目「FUNKY FLUSHIN'」はアルバム「MOONGLOW」からで、「FUNKY FLUSHIN'」は再レコーディング・ヴァージョンで、A面３曲目「あまく危険な香り」はシングルのみの楽曲で、A面４曲目「RIDE ON TIME」と５曲目「夏への扉」はアルバム「RIDE ON TIME」からで、「RIDE ON TIME」はシングル・ヴァージョンで、B面１曲目「WINDY LADY」はアルバム「CIRCUS TOWN」からで、B面２曲目「BOMBER」と４曲目「LET'S DANCE BABY」と５曲目「潮騒」はアルバム「GO AHEAD!」からで、「BOMBER」はアタマのSEをカットしたヴァージョンで、B面３曲目「SOLID SLIDER」はアルバム「SPACY」からのショート・ヴァージョンで、全１２曲で、初版のアナログ盤の段階ではタツローが公認したベスト盤でした。ところが、後に１９８４年と１９８６年と１９９０年には、タツローが知らない内に勝手にCD化されたのです。特に１９９０年盤は、勝手に別ヴァージョンに差し替えられていました。

其の驚愕の事実をラジオ番組のリスナーから知らされたタツローは、当然ながら訴訟を起こして、１９９５年に和解が成立して、問題のCDは回収された上で、タツローが監修したCDが１９９７年６月４日にリリースされました。タツローが全１２曲をリマスターした上で、３曲のボーナストラックとして「LOVE SPACE」（アルバム「SPACY」）と、「SPARKLE」（アルバム「FOR YOU」）、更に７００枚限定プロモ盤にのみ収録された「9 MINUTES OF TATSURO YAMASHITA」が収録されております。シングル・ヴァージョンや再レコーディング・ヴァージョンやショート・ヴァージョンなどは、後に他のCDにも収録されましたが、コノ１３曲をメドレーにした「9 MINUTES OF TATSURO YAMASHITA」は今のところオリジナルのプロモ盤と此のCDでしか聴けません。タツローの場合は「RIDE ON TIME」でブレイクした時に勝手に「TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA」を出されてしまった事もありましたが、其の時は「まあ、いいんじゃない」みたいな対応だったのに、おそらく「クリスマス・イブ」の大ヒットに便乗しようとして編集した全曲を別ヴァージョン（小林克也さんのDJ入りとか、アルバム・ヴァージョンなど）に勝手に差し替えられたCDには、当然ながら断固とした態度で臨んだわけです。其の辺のガッツがある点は、とても信頼出来るミュージシャンです。

（小島イコ）

「片瀬のNANA CHANNEL」＃１３５【生配信】手紙がきた、、、、話そうか、、、ケイタは？【20時半〜】

YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」　２０：３０配信開始（１時間２４分３６秒）

那奈ちゃんのYouTube第１３５弾で、今回はまたしても生配信だそうです。２月も３月も全てが生配信、４月になってもこちらだけでも７回が全て生配信、出張までして語り捲ったボイプラ・ネタで大暴走していて「しばらくはボイプラ、K-POPの話しかしないかもです。すみません、、、それだけ私にとって今大事なことなんですよね、、、」などと開き直っております。さて、白いパーカー姿で髪は下している那奈ちゃんが登場しましたので、後は終わったら教えて下さい。それにしても半年前には「４１歳は色々な自己表現活動をします」なんて宣言していたのに、ボイプラの「推し活」が「自己表現活動」なんでしょうか。確かに、以前の雑談の時には２５０人位しか観ていなかったのに、ボイプラ雑談になったら千人以上に増えてはいますが、其れってボイプラに釣られているだけで、那奈ちゃんが何か成し遂げて得たわけではないんですよ。本日は都政の選挙もあったのに、昨晩も今宵も推し活の話ばかりって、いえ、別に政治を語れとは云いませんけれど、かなり能天気過ぎてヤバイでしょ。那奈ちゃんって、とても頭が良い人だと思っていたのですけれど、もうね、何とも云えない状況で、困惑するしかないです。

（小島イコ/姫川未亜）