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2023年04月28日

「24 JAPAN」第24話(最終話)(再)



テレ朝チャンネル1 12:25〜13:15

第24話(最終話)「11:00P.M.-12:00A.M.」

片瀬那奈 AS 氷川七々美(消息不明)

「24 JAPAN」第24話(最終話)の、今年初めての再放送です。いよいよ最終回と云う事で、CTUの内通者も伊月だと判明するし、朝倉議員の死亡報道も嘘だとバレるし、主人公の現馬は娘の美有と自分を交換しろとテロリストに要求するも、ビクターとアンドレに「娘は死んだ」と嘘をつかれてアッサリと信じてしまうのですが、車が転落して爆破しても死ななかった娘の美有は「不死身の女」なのですから、もっと娘を信じなくてはなりませんね。怒り狂った現馬は単身でテロリストに立ち向かい、アンドレもビクターもバンバンと射殺して、たったひとりでテロリストを全滅させます。次々と人を射殺しながら逃亡を図った伊月も逮捕されるのですが、伊月によって妻の六花は拘束されて時限爆弾を仕掛けられています。原作だと現馬が爆弾を止めて、六花を見ると射殺されていて、現馬の慟哭で終わるのですが、其れはコレ以後に何シーズンも制作されるから主人公は生き残るわけですし、バカな娘の美有も以後に益々トリッキーな役割を持つし、那奈ちゃんが演じた氷川さんも謎の消息不明中が解除されて復活するのです。しかしながら、もうシーズン1で完結させたリメイク版では、現馬が六花の死亡を確認した後に、何故か時限爆弾が再び作動して爆発してしまい、現馬が「家へ帰ろう」と瀕死の状態で云っておしまいなのでした。何じゃらほい。

本放送:2021年3月26日(テレビ朝日)

(小島イコ/姫川未亜)

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「ナイアガラ考」#96「EACH TIME 20th Annniversary Edition」



オリジナル仕様の「EACH TIME」での「レイクサイド ストーリー」が「大エンディング・バージョン」となったのは、大瀧師匠が其れで音楽活動を休止する心算だったとか、松本隆さんとの再タッグを解消したからだとか、色々と意味があったと云われてはいますが、アルバムの最後に収録されていたオリジナル仕様ではやれても、以後の楽曲追加で曲順変更されたカタチでは最後の曲ではなくなったからの変更でしょう。1981年の「ロンバケ」ではっぴいえんど以来の再タッグとなったものの、次の「トライアングル2」と此の「EACH TIME」と続けてみて、お互いに煮詰まってしまったのでタッグ解消となるわけですが、其れを意識したのか松本さんの詞は「別れ」をテーマとしたモノが多くなり、尚且つ物語性が強くて長い詞となっていて、其れに準じて大瀧師匠による曲も長くなっています。「ロンバケ」や「トライアングル2」にはあった「リゾート感」みたいなモノはなくなり、ひたすら暗いテーマの楽曲が増えています。大瀧師匠も松本さんも当時は30代半ばだったので、年齢相応な楽曲なのですが、些か重いです。其の辺が「ロンバケ」程には売れなかった原因でしょう。更に、前述の通り、此のアルバムはリイシューされる度に内容が変わってしまったので、コレが決定盤!みたいな事にはならなかったのも要因のひとつでしょう。今回取り上げる「20周年記念盤」も、オリジナルとは大きく違った構成です。

「Complete EACH TIME」での全11曲を、1「夏のペーパーバック」、2「Bachelor Girl」、3「木の葉のスケッチ」、4「恋のナックルボール」、5「銀色のジェット」、6「1969年のドラッグレース」、7「ガラス壜の中の船」、8「ペパーミント・ブルー」、9「魔法の瞳」、10「レイクサイド ストーリー」、11「フィヨルドの少女」と並べ替えて、「魔法の瞳」はロング・ヴァージョンに、「夏のペーパーバック」も別ヴァージョンに変えられて、「レイクサイド ストーリー」も「大エンディング・バージョン」ではなくなって、更にはボーナストラックとして「Cider '83」と「恋のナックルボール (1st Recording Version)」と「マルチスコープ」の3曲が加えられている全14曲のお徳用盤ではあるのですが、何せオリジナルとは大きく変更されているので、「大エンディング・バージョン」ではないものの曲順がオリジナル通りで全9曲入りの選書盤も安いので宜しいのではないでしょうか。まあ、其の辺は来年(2024年)には確実に出るであろう「EACH TIME VOX」で何らかのカタチでまとめられるんでしょう。と申しますか、「レイクサイド ストーリー」の「大エンディング・バージョン」は、「NIAGARA CD BOOK II」に収録されたし、サブスクでも解禁されてはいるんですけどね。大瀧師匠は「メロディ路線もノベルティ路線も同じで、音楽は存在自体がコミカルだ」と云う結論に達したので、かなり重い松本さんの詞を感情を込めて歌ってはいますが、アレンジは滅茶苦茶に弾けていて、其の辺の謎解きは「30周年記念盤」の純カラオケ音源で明かされます。

(小島イコ)

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2023年04月29日

「ナイアガラ考」#97「EACH TIME 30th Anniversary Edition」



大瀧師匠は2013年12月30日に急死してしまいましたが、既に「EACH TIME 30th Anniversary Edition」はリマスター作業を終えており、生前の意志通りに2014年3月21日にリリースされました。其の内容はと云うと、まずは本編11曲がまたしても曲順が変更されております。1「夏のペーパーバック」、2「Bachelor Girl」、3「木の葉のスケッチ」、4「魔法の瞳」、5「銀色のジェット」、6「1969年のドラッグレース」、7「ガラス壜の中の船」、8「ペパーミント・ブルー」、9「恋のナックルボール」、10「レイクサイド ストーリー」、11「フィヨルドの少女」となりましてですね、2枚目は全11曲の純カラオケ音源です。なのですがですよ、これまた歌入りの1枚目と純カラオケの2枚目では別ヴァージョンの曲があったりして、かなりややこしい事となっております。純カラオケを聴くと、如何に大瀧師匠が緻密に音を重ねていたかが分かりますし、松本隆さんの「中年の悲哀ラヴストーリー」みたいな歌詞を大瀧師匠が情感を込めて歌っている後ろで鳴っているのは、実は非常にコミカルな音楽だったとも種明かしされているのでした。「ロンバケ」の箱に収録されていた「ロンバケ」のカラオケで外国人シンガーが歌っている音源とか、ロニー・スペクターやダーレン・ラヴなどによるカヴァーを聴くと、凄く違和感があります。

やはりソコは、大瀧師匠が鼻歌みたいにクルーナーで歌っていないと、何か全然違うんですよ。1992年に発売された「CANARY ISLANDS」と云う不可思議なカヴァー集があって、ソレでロニー・スペクターやダーレン・ラヴがカヴァーしているんですけれど、一寸考えるとフィル・スペクター直系の方々が大瀧師匠の楽曲をカヴァーしているんだから、そりゃあ、もう、ピッタリと来るかと云えば、そんな事はなくて、ただただ「違う」としか云えない出来栄えなんですよ。当時流行っていたブラコンみたいなアレンジが酷いって事もあるんですけれど、やっぱり、アノ大瀧師匠の声でないと決まらないわけですよ。故に、大瀧師匠の作品と云うのは、フィル・スペクターは勿論、多くの先達の遺産の上に成り立ってはいるものの、実はソコには大いなるオリジナリティーがドンと構えていたわけなのです。それにしても、何故、大瀧師匠は亡くなるまで何度も「EACH TIME」を作り変えていたのでしょうか。「レイクサイド ストーリー」の大エンディングに関しては、其の後に「フィヨルドの少女」を入れたからと分かりますが、そもそも何故「夏のペーパーバック」を最初に持って行ったのでしょうか。「夏のペーパーバック」は、実はエンディングから始まっている曲なので、やはりコレで最後のアルバムと決めていたのでしょうか。其の辺の謎は来年の「EACH TIME VOX」で全てが明かされるのでしょうか。いや、もう、大瀧師匠はいないのだから、全ては後付けなので、最早、永遠の謎です。

(小島イコ)

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2023年04月30日

「ドルチェ」(再)で内山理名ちゃん

ドルチェ (新潮文庫)


チャンネルNECO 18:00〜20:05

内山理名 AS 浜田知美

「ドルチェ」の今年3回目の再放送ですが、「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」全話一挙再放送とバッティングしています。後に再放送される「ドルチェ2」にも、回想シーンで理名ちゃんが登場します。理名ちゃんが演じた知美さんは、風俗嬢で殺人事件の容疑者になり、自供までしますが、実は真犯人をかばっている役どころです。

本放送:2012年10月12日(フジテレビ)

(姫川未亜)

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「片瀬のNANA CHANNEL」#137【生配信】毎日推しさんがトレンド入りしててみんなの愛情を感じる今日この頃な人の雑談【20時半〜】



YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」 20:30配信開始(1時間57分9秒)

那奈ちゃんのYouTube第137弾で、今回はまたしても生配信だそうです。2月も3月も全てが生配信、4月になってもこちらだけでも9回が全て生配信、で「まだまだパクハンビン、ボイプラ、K-POPの話しかしないかもです。すみません、、、」とか書いてありますけど、あのですね、もうずっとネタはソレだけじゃないですか。「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」とバッティングしているし、これじゃあ、ただの「ヲタ」ですよ。さて、いつもの窓際の部屋で、白いTシャツ姿で髪は下している那奈ちゃんが登場しました。後は観ませんので、勝手にやって下さい。那奈ちゃんは、のめり込むと行くトコまで行ってしまうけれど、冷めるとアッサリと切り捨てるので、ボイプラのネタに飽きるまで待つしかありませんなあ。と云うか、生配信自体に飽きて再び編集動画をやってくれるまで待機です。ぬるい生配信に慣れてしまった様なので、ソレは無理なのかもしれません。しかしながら「金曜の夜からさっきまでボイプラ(ほぼパクハ)の動画編集してて週末が過ぎました。」なんて書いてあるので、そんな時間があるのなら、自分の動画を編集してあげてくれないかなあ。終了時間を確認する為に映像だけ流してチラ見しているのですが、ダラダラと長時間やっていて、テレビに天ちゃんが登場したので、ホント、マジで、やめて欲しいんですけど。

(小島イコ/姫川未亜)

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「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」(再)全11話一挙放送

離婚弁護士II~ハンサムウーマン~ DVDBOX


ファミリー劇場 11:25〜21:00

片瀬那奈 AS 緒方亜紀
内山理名(第1話ゲスト、最終話回想) AS 倉田麻美

第1話「対決!最強弁護士」
第2話「壮絶慰謝料合戦」
第3話「離婚詐欺」
第4話「夫の土下座」
第5話「涙の親権争い!」
第6話「占いで離婚!?」
第7話「絶対別れない女」
第8話「鉄の女、号泣!!」
第9話「え!?不倫弁護士」
第10話「セクハラした女」
第11話(最終話)「最後に笑う女」

「離婚弁護士U〜ハンサムウーマン〜」の今年初めての一挙再放送ですが、「ドルチェ」再放送とバッティングしています。那奈ちゃんが演じたのは、舞台となる間宮法律事務所の3代目受付嬢の亜紀です。此のドラマは第1話に理名ちゃんが依頼人としてゲスト出演していて、那奈ちゃんと理名ちゃんがドラマで共演したのはコレだけです。那奈ちゃんにとっては、女優回帰して、2004年10月期「ラストクリスマス」、2005年1月期「不機嫌なジーン」に続いて3クール連続でのドラマ出演となりましたが、前2作の様な大人しい役柄よりも、やはりこうした弾けた役どころの方が、圧倒的に似合っています。星村麻衣くんによる主題歌「EVERY」も、名曲です。

本放送:2005年4月19日〜6月28日(フジテレビ)

(小島イコ/姫川未亜)

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「ナイアガラ考」#98「NIAGARA SONG BOOK 2」



1984年6月1日にNIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRAL名義でアナログ盤でリリースされた「NIAGARA SONG BOOK 2」は、前作同様に井上鑑さんがアレンジしたインストゥルメンタル・アルバムです。同年6月10日に初CD化されますが、内容はA面が、1「夏のペーパーバック」、2「恋のナックルボール」、3「ペパーミントブルー」、4「木の葉のスケッチ」、5「真夏の昼の夢」で、B面が、1「魔法の瞳」、2「ガラス壜の中の船」、3「銀色のジェット」、4「レイクサイドストーリー」、5「夏のペーパーバック (Reprise)」の全10曲入りです。前作とは違うのが、リズム隊は東京でレコーディングして、オーケストラは千葉県浦安市文化会館大ホールを借りてレコーディングされています。故に経費が掛かったので、前作はアナログ盤が2000円だったのが、2300円に値上げされています。曲目は、前述の通り、オリジナルの全9曲入りだった「EACH TIME」から「1969年のドラッグレース」を除いた8曲も選曲されていて、もう1曲は「ナイアガラ・カレンダー」からの「真夏の昼の夢」です。其の後、1989年6月1日にリマスター盤が出るのですが、「ガラス壜の中の船」と「夏のペーパーバック (Reprise)」がカットされて、「Bachelor Girl」と「白い港」に差し替えられて、「魔法の瞳」は別ヴァージョンになりました。

1991年3月21日には選書盤でオリジナルの楽曲に戻されて、2015年3月21日には「NIAGARA CD BOOK II」にオリジナル仕様で収録されて、「Bachelor Girl」は「Complete EACH TIME SINGLE VOX」へ、「白い港」は「Niagara Rarities Special (NIAGARA RARE MASTER SERIES Vol.6)」へ収録されます。此の変遷は「ナイアガラあるある」でもありますが、多分に「EACH TIME」のカラオケ要素も強く、2013年の「NIAGARA SONG BOOK」30周年記念盤に「幸せな結末」を追加して収まりが付いた事で、こっちはなくともいいみたいな話にもなったようです。大瀧師匠としては「EACH TIME」の30周年記念盤に純カラオケを入れるのは決めていたので、本当にこっちはなしにしたかったのかもしれません。しかしながら、50人近いオーケストラをホールで録音した此の「NIAGARA SONG BOOK 2」も、決して侮れるアルバムではありません。30周年記念盤が出なかったので、選書盤がまだカタログに残っている内に購入された方がいいですよ。ほとんどが「EACH TIME」からの曲なのに、1曲目が「夏のペーパーバック」になっているのは、コレ以降の本編「EACH TIME」の曲順変更への前振りだったのでしょうか。

(小島イコ)

posted by 栗 at 21:07| ONDO | 更新情報をチェックする