「ロコンド LOCONDO CHANNEL」【第45回】4月21日、片瀬那奈とのモッパン生配信!! ボイプラ終わって片瀬さんは意気消沈中ですが泣…本日も皆さんお待ちしています!!

YouTube「ロコンド LOCONDO CHANNEL」　１２：００配信開始（５７分２０秒）

田中社長と那奈ちゃんのお昼の生配信で、相変わらずの宣伝と雑談を食べながらやっている模様です。「２４ JAPAN」とバッティングしていますが、どうだっていいや、なのでしょう。と申しますか、こっちでまでボイプラがどうのって、其れでマジメにやっている心算なのでしょうか。

（小島イコ/姫川未亜）

「２４ JAPAN」第２０話（再）

テレ朝チャンネル１　１２：２０〜１３：１０

第２０話「７：００P.M.-８：００P.M.」

片瀬那奈　AS　氷川七々美（消息不明）

「２４ JAPAN」第２０話の、今年初めての再放送です。ようやくテロリストであるアンドレとアレクシスの動機が分かり、其れは父親であるテロリストのラスボスのビクターの救出だったと判明するのです。ビクターを演じたのは竜雷太さんで、思わぬトコロで「鉄板少女アカネ!!」から繋がってしまうのですが、残念ながら那奈ちゃんが演じた氷川さんは謎の消息不明中なのでした。ビクターが「いよいよクライマックスだ！」と絶叫するのも、おいおい、お前がソレを云うのかいな、と思わせますが、そもそも最初からツッコミどころが満載のヘッポコリメイクなので、完全に開き直っているとしか思えませんなあ。

本放送：２０２１年２月２６日（テレビ朝日）

（小島イコ/姫川未亜）

「片瀬のNANA CHANNEL」＃１３４【ボイプラ生配信】一晩明けても何も変わらないこの気持ち、亡霊になりかけ、、、いや亡霊ですな人の超個人的ボイプラ雑談【20時半〜】

YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」　２０：３０配信開始（１時間５１分２３秒）

那奈ちゃんのYouTube第１３４弾で、今回はまたしても生配信だそうです。２月も３月も全てが生配信、４月になっても６回が全て生配信、と云うか、今週だけで４回も長時間生配信で、内容はボイプラばかりって、もうね、人の褌で相撲を取るしかない状況なんですよ。完全に視聴者を置いてけぼりにしてですね、暴走モード全開となっております。こうして曜日を問わずに２０時頃から２２時過ぎとか２３時までに掛けて推しを語る生配信ばかりやっている限りは、何度でも云いますが、女優復帰なんてないです。故にこんな事ばかりしていると云う事はですね、那奈ちゃん自身が「もう女優は辞めた」と云っているのと違わないんですよ。「※今回はボイプラに興味がない、いつもの雑談が好きな方はご遠慮ください、、、」とか書いてあるし、いえ、「いつもの雑談」だって好きなわけではないんですけどね。窓際の部屋で、白と黒の服で髪はまとめている那奈ちゃんが登場しましたが、「ご遠慮ください」なんて云われたので、もう観ませんし、聴きません。ボイプラに釣られて、視聴者も１７００人位になったし、どうぞ、思う存分、勝手にやって下さい。

（小島イコ/姫川未亜）

「ナイアガラ考」＃８９「Cliché」

かつてのバンド仲間であるタツローこと山下達郎さんが売れて、ブレイクした楽曲「RIDE ON TIME」と同じマクセルのカセットテープのCMに、ター坊こと大貫妙子さんと吉田美奈子さんとRAJIEさんの３人が楽曲提供ばかりかご本人が出演しました。其の時の楽曲が１９８１年１０月２１日にリリースされたシングル「黒のクレール」で、ソレをA面１曲目にして、シングルカットの「ピーターラビットとわたし」をA面３曲目にした６作目のアルバム「Cliché」が、１９８２年９月２１日にRCA/RVCからリリースされました。シングル「黒のクレール」のB面は前作「AVENTURE」からの「アヴァンチュリエール」で、シングル「ピーターラビットとわたし」のB面は「Cliché」のB面１曲目の「光のカーニバル」です。此のアルバムはA面１曲目から４曲目まで（「黒のクレール」「色彩都市」「ピーターラビットとわたし」「LABYRINTH」）が教授こと坂本龍一さんのアレンジで、A面５曲目とB面５曲全て（「風の道」「光のカーニバル」「つむじかぜ」「憶ひ出」「夏色の服」「黒のクレール（reprise）」）がジャン・ムジーさんのアレンジで、フランスでレコーディングしています。「風の道」は、RAJIEさんへの提供曲のセルフカヴァーです。

後半がジャン・ムジーさんのアレンジなので、「romantique」と「AVENTURE」と合わせて「ヨーロピアン３部作」とも云われた作品ですが、個人的には前半の教授によるアレンジの４曲が重要です。まずもって、４曲共に教授がキーボードだけではなく、ドラムも叩いています。４曲共にギターを大村憲司さんが担当して、「黒のクレール」では細野晴臣さんがベースを弾いていて、「色彩都市」では浜口茂外也さんがパーカッションを叩いていますが、其れ以外は全て教授が演奏しているわけです。「色彩都市」と「ピーターラビットとわたし」を初めて聴いた時には、其のあまりにもポップな音に驚きましたし、此の４曲はター坊と教授の長く続く共同楽曲の中でも、ひとつの到達点だったと思います。「ピーターラビットとわたし」から始まった「可愛いもの路線」は、提供曲の作家としてのター坊にも繋がっていて、此の後には原田知世ちゃんへ楽曲提供（「地下鉄のザジ」「星空の円型劇場」「紅茶派」など）したり、安田成美ちゃんのアルバム「ジィンジャー」をプロデュースする事にもなるのでした。ちなみに、知世ちゃんも成美ちゃんも、お誕生日がター坊と同じ「１１月２８日」です。

（小島イコ）

「35歳の高校生」（再）全十一話一挙放送

日テレプラス　２０：３０〜６：５０

第一話「ベンジョメシ? トイレで食べて美味しいの?」

第二話「イジメ? いじられ? ピエロの流す涙の訳」

第三話「いじめって楽しい?スクールカーストが引き裂く友情の行方」
第四話「教師イジメの犯人は誰? 涙の記者会見」

第五話「いじめっ子の闇...同級生キャバ嬢対決!!」
第六話「部活内で暴力!? 嘘が嘘を呼ぶ悲劇の連鎖」

第七話「盗撮犯とオバサンの過去を学級裁判で暴け!!」
第八話「生徒との禁断の恋!? 教師をダマす悪魔の罠!!」

第九話「遂に最終章!! オバサン涙…サバイバル修学旅行」
第十話「魔女裁判…彼女が高校生になった目的を糾弾」

第十一話（最終回）「衝撃の2時間SP!! 今夜すべての謎が明かされる!ノートの真実と亜矢子の失踪…卒業目前で生徒たちが職員室に立てこもり!?彼らはスクールカーストを乗り越えられるのか?」

片瀬那奈　AS　長峰あかり

「35歳の高校生」の、今年初めての全話一挙再放送です。昨年（２０２２年）は、５回再放送されています。スクールカーストによるイジメがテーマのドラマで、描写がえげつなくて、とても土曜日の夜から日曜日の朝までオールナイトで観る気にはならない内容ではあります。主演の「35歳の高校生」である馬場ちゃんを米倉涼子姐さんが演じていて、脇には今は亡き渡哲也さんなど豪華キャストを揃えておりますが、１０年が経過した現在では、生徒諸君を演じた方々の多数が主役級に出世しているので、若き日の初々しい姿が拝める作品ともなっております。重苦しいモード全開なのに、那奈ちゃんが演じたスクールカウンセラーの長峰あかり先生だけが、何故か場違いみたいに素っ頓狂で明るくふざけ捲った立ち位置で、視聴者からも「アンナふざけたスクールカウンセラーはいない」などと苦情まで来たらしいのですが、最後の方になってカイザー教育長のスパイだったと判明します。だからと云って、何故ふざけた態度だったのかは謎ですし、馬場ちゃんも同じくカイザー教育長が送り込んでいるのに、何故か其の辺を全く知らなかったと云うのも変なんですけれどね。スクールカウンセラーなのに、いつも小泉先生だけが相談に来るのも変だし、其の場面で毎回あかり先生の湯呑みの文字が違っている遊びもあって「週一」なんて書いてあった回もありました。ストーリー展開も荒唐無稽だし、内容は余り褒められたもんじゃないのですけれど、前述の通りキャスティングが豪華だと云う点だけは魅力があります。

本放送：２０１３年４月１３日〜６月２２日（日本テレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「ナイアガラ考」＃９０「NIAGARA SONG BOOK」「NIAGARA SONG BOOK 30th Edition」

「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」の「白い港」での井上鑑さんのオーケストラ・アレンジを聴いた大瀧師匠が、其の出来栄えを称賛して、全編インストゥルメンタルのアルバムを出す事にします。其れが１９８２年６月１日にリリースされた「NIAGARA SONG BOOK」です。同年１１月２１日には初CD化されて、１９８９年６月１日にリマスター盤が出て、１９９１年３月２１日に選書盤が出て、２０１３年３月２１日に「３０周年記念盤」が出ています。つまりは、大瀧師匠の存命中に最後にリリースされたのが「NIAGARA SONG BOOK 30th Edition」なのです。大瀧師匠が亡くなった後には２０１５年３月２１日に出た「NIAGARA CD BOOK II」に収録されています。曲は「ロンバケ」から「Summer Breeze」（「Velvet Motel」の原題）「恋するカレン」「カナリア諸島にて」「雨のウェンズデイ」「FUN×4」「君は天然色」の６曲、「トライアングル２」から「オリーブの午后」「Water Color」の２曲、更に「カレンダー」から「青空のように」の１曲と、提供曲の「夢で逢えたら」を加えた全１０曲です。コレの後には「NIAGARA SONG BOOK 2」もリリースされますし、コレに関しては映像盤や絵本もリリースされ、ジャケットや絵本のイラストは、「ロンバケ」と同じ永井博さんです。

インストゥルメンタルのアルバムを出したのは、全く売れなかった「多羅尾伴内楽團」の弔い合戦でもあったのでしょうけれど、インスト物は弱いと云われる中で、１１位まで上がったのですから、充分に落とし前はつけた結果となりました。しかしながら、ナイアガラーの方々やあたくしの様な末席のファンといたしましては、「多羅尾伴内楽團」はいけるけれど「NIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRAL」は一寸なあ、と云う感想も出るわけですよ。大瀧師匠はアストロノーツのCDを監修しているし、タツローもビーチ・ボーイズのインスト集とかヴェンチャーズのコンピ盤なんかも監修しているので、歌がないインストに対する愛着も強いわけですが、発売当時に大瀧師匠が求められていたのは「ロンバケ２」だったわけでして、「トライアングル２」での大瀧師匠サイドが良かっただけに、インスト盤が続いて出た時にはズッコケました。「３０周年記念盤」には、ボーナストラックとして「幸せな結末」と「恋するふたり」が収録されていますが、前述の通りに大瀧師匠の存命中最後の作品となったわけで、切なくなるアルバムとなりました。

（小島イコ）

「サランピTV〈SaranpiTV〉」【ボイプラ コラボ対談】くろ局長×片瀬那奈 K-POPゴリオタ同士で波乱の最終回を語り尽くす！【ZB1】［BOYS PLANET]

YouTube「サランピTV〈SaranpiTV〉」　２３：３０配信開始（２時間１分３５秒）

那奈ちゃんがくろ局長のチャンネルで、ボイプラの対談を行った模様ですが、もうね、ここまで来ると追いきれません。と申しますか、話がとんとん拍子過ぎて、何だかなあ、と云うしかありません。思いっ切り「35歳の高校生」の全話一挙再放送とバッティングしているし、もうね、完全に女優じゃないですよ。

（小島イコ/姫川未亜）

「片瀬のNANA CHANNEL」＃１３５【生配信】手紙がきた、、、、話そうか、、、ケイタは？【20時半〜】

YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」　２０：３０配信開始（１時間２４分３６秒）

那奈ちゃんのYouTube第１３５弾で、今回はまたしても生配信だそうです。２月も３月も全てが生配信、４月になってもこちらだけでも７回が全て生配信、出張までして語り捲ったボイプラ・ネタで大暴走していて「しばらくはボイプラ、K-POPの話しかしないかもです。すみません、、、それだけ私にとって今大事なことなんですよね、、、」などと開き直っております。さて、白いパーカー姿で髪は下している那奈ちゃんが登場しましたので、後は終わったら教えて下さい。それにしても半年前には「４１歳は色々な自己表現活動をします」なんて宣言していたのに、ボイプラの「推し活」が「自己表現活動」なんでしょうか。確かに、以前の雑談の時には２５０人位しか観ていなかったのに、ボイプラ雑談になったら千人以上に増えてはいますが、其れってボイプラに釣られているだけで、那奈ちゃんが何か成し遂げて得たわけではないんですよ。本日は都政の選挙もあったのに、昨晩も今宵も推し活の話ばかりって、いえ、別に政治を語れとは云いませんけれど、かなり能天気過ぎてヤバイでしょ。那奈ちゃんって、とても頭が良い人だと思っていたのですけれど、もうね、何とも云えない状況で、困惑するしかないです。

（小島イコ/姫川未亜）

「ナイアガラ考」＃９１「GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA」

１９８２年をもってタツローこと山下達郎さんがAIR ⁄ RVCから移籍する事となり、ソロとしては初めてのベスト盤「GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA」が１９８２年７月２１日にリリースされました。A面１曲目「LOVELAND, ISLAND」とB面６曲目「YOUR EYES」はアルバム「FOR YOU」から、A面２曲目「愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-」と６曲目「FUNKY FLUSHIN'」はアルバム「MOONGLOW」からで、「FUNKY FLUSHIN'」は再レコーディング・ヴァージョンで、A面３曲目「あまく危険な香り」はシングルのみの楽曲で、A面４曲目「RIDE ON TIME」と５曲目「夏への扉」はアルバム「RIDE ON TIME」からで、「RIDE ON TIME」はシングル・ヴァージョンで、B面１曲目「WINDY LADY」はアルバム「CIRCUS TOWN」からで、B面２曲目「BOMBER」と４曲目「LET'S DANCE BABY」と５曲目「潮騒」はアルバム「GO AHEAD!」からで、「BOMBER」はアタマのSEをカットしたヴァージョンで、B面３曲目「SOLID SLIDER」はアルバム「SPACY」からのショート・ヴァージョンで、全１２曲で、初版のアナログ盤の段階ではタツローが公認したベスト盤でした。ところが、後に１９８４年と１９８６年と１９９０年には、タツローが知らない内に勝手にCD化されたのです。特に１９９０年盤は、勝手に別ヴァージョンに差し替えられていました。

其の驚愕の事実をラジオ番組のリスナーから知らされたタツローは、当然ながら訴訟を起こして、１９９５年に和解が成立して、問題のCDは回収された上で、タツローが監修したCDが１９９７年６月４日にリリースされました。タツローが全１２曲をリマスターした上で、３曲のボーナストラックとして「LOVE SPACE」（アルバム「SPACY」）と、「SPARKLE」（アルバム「FOR YOU」）、更に７００枚限定プロモ盤にのみ収録された「9 MINUTES OF TATSURO YAMASHITA」が収録されております。シングル・ヴァージョンや再レコーディング・ヴァージョンやショート・ヴァージョンなどは、後に他のCDにも収録されましたが、コノ１３曲をメドレーにした「9 MINUTES OF TATSURO YAMASHITA」は今のところオリジナルのプロモ盤と此のCDでしか聴けません。タツローの場合は「RIDE ON TIME」でブレイクした時に勝手に「TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA」を出されてしまった事もありましたが、其の時は「まあ、いいんじゃない」みたいな対応だったのに、おそらく「クリスマス・イブ」の大ヒットに便乗しようとして編集した全曲を別ヴァージョン（小林克也さんのDJ入りとか、アルバム・ヴァージョンなど）に勝手に差し替えられたCDには、当然ながら断固とした態度で臨んだわけです。其の辺のガッツがある点は、とても信頼出来るミュージシャンです。

（小島イコ）

「ロコンド LOCONDO CHANNEL」【第46回】4月24日、モッパン生配信!!今日から生配信は12:12スタートにします!! 本日も皆さんお待ちしています!!

YouTube「ロコンド LOCONDO CHANNEL」　１２：１２配信開始（４５分４１秒）

田中社長と那奈ちゃんのお昼の生配信で、相変わらずの宣伝と雑談を食べながらやっている模様です。開始時間が今回から遅くなったので、これまで１時間だったのが４５分に短縮された模様ですが、もっと短くても構いません。

（小島イコ/姫川未亜）

「駆込み女と駆出し男」で内山理名ちゃん

チャンネルNECO　１８：００〜２０：４５

２０１５年公開作品

内山理名　AS　戸賀崎ゆう

「駆込み女と駆出し男」の、今年３回目の放送です。駆け込み寺を舞台にした重厚な時代劇で、理名ちゃんが演じたゆうさんもかなり重要な役どころとなっております。２時間半位の長尺な映画ですが、間延びせずに一気に魅せます。クライマックスはゆうさん絡みなので、正に裏ヒロインと云った立ち位置です。

（姫川未亜）

「ナイアガラ考」＃９２「テクノデリック」「浮気なぼくら」

時間を一寸前後させますが、１９８１年１１月２１日にはYMOことイエロー・マジック・オーケストラの６作目のアルバム「テクノデリック」がアルファからリリースされ、更に１９８３年５月２４日には７作目のアルバム「浮気なぼくら」がアルファからリリースされました。「テクノデリック」は前作「BGM」を更に暗くした実験作とも云えますが、細野晴臣さんによると大きく歌謡曲に接近して方向転換したと思われる「浮気なぼくら」は「テクノデリック２」と云える路線だったそうです。と申しますのも「テクノデリック」が出た時には細野さんも参加した盟友である大瀧師匠の「ロンバケ」が爆発的に売れていて、YMOの３人が参加しているアッコちゃんこと矢野顕子さんやター坊こと大貫妙子さんなどの作品も売れて来て、細野さんが作曲し編曲した（作詞は松本隆さん）イモ欽トリオのシングル「ハイスクールララバイ」が７週連続１位の大ヒット（１６０万枚）となり、つまりは「テクノ歌謡」がYMOによって創造されてヒットチャートを賑わせていたのです。１９８２年になると２月１４日にキヨシローこと忌野清志郎さんと教授こと坂本龍一さんのシングル「い・け・な・いルージュマジック」がロンドンレコードからリリースされて、１位を記録して５０万枚も売れてしまいます。

１９８２年５月２１日には細野さんが６作目のソロアルバム「フィルハーモニー」をアルファからリリースするのですが、細野さんはYMOに在籍中にはソロアルバムは出さないと公言していたので、コノ時点でYMOの散開を意識していたのだそうです。教授は１９８３年には映画「戦場のメリークリスマス」に俳優として出演して、サントラ盤も５月１日にロンドンレコードからリリースして、チャートで８位を記録して英国アカデミー賞 作曲賞を受賞しています。そして、３月２５日に先行シングル「君に、胸キュン。」をA面１曲目に収録したアルバム「浮気なぼくら」が５月２４日にリリースされ、１位を記録しました。しかしながら、松本隆さんの作詞で売れ線を狙った「君に、胸キュン。」が２位止まりだったのが残念だったらしく、皮肉にも１位は松本さんが作詞で細野さんが作曲し編曲した松田聖子ちゃんの「天国のキッス」でした。コノ時期のYMOは前述の通り「テクノ歌謡」を創造したり映画に出たりしただけではなく、歌番組ばかりかお笑い番組などにも積極的に出演したりして、芸能界に深く関わってゆくのでした。１９８３年７月２７日にはインスト盤の「浮気なぼくら（インストゥルメンタル）」もリリースされております。教授によれば、こうした所謂ひとつの芸能活動は「ああでもしなかったら、息が詰まりそうだった」からだそうです。

（小島イコ）

「２４ JAPAN」第２１話（再）

テレ朝チャンネル１　１２：２５〜１３：１５

第２１話「８：００P.M.-９：００P.M.」

片瀬那奈　AS　氷川七々美（消息不明）

「２４ JAPAN」第２１話の、今年初めての再放送です。連日の再放送なので、前回でビクターが絶叫した通り「いよいよ、クライマックスだ！」なのです。朝倉議員は選挙で圧勝しますが、家庭は滅茶苦茶になっています。主人公の現馬は、ビクターとアンドレの親子に人質にされますが、CTUは現馬を見殺しにしてテロリストを銃撃しようとしていて、敵も味方も銃をバンバン撃ち捲るココは果たして日本なのでしょうか。妻の六花と娘の美有も再会出来そうになるのに、またしても美有のトンチキな行動が原因でさらわれてしまいます。テロリストの目的は、現馬や朝倉議員が関わっていた「夜のとばり作戦」でビクターたちの家族が巻き添えになって死んだ事への復讐なのですが、えっと、つまりはビクターやアンドレやアレクシスは外国人設定なんですよね。それにしては、皆さん、とても日本語がお上手です。

本放送：２０２１年３月５日（テレビ朝日）

（小島イコ/姫川未亜）

「ナイアガラ考」＃９３「MELODIES」

YMOが全員３０代となり「オジサン・アイドル」を演じていた１９８３年４月２３日に、タツローこと山下達郎さんは先行シングル「高気圧ガール」をA面２曲目にした７作目のアルバム「MELODIES」を６月８日に、移籍したアルファ・ムーンからリリースしました。此の年にはタツローも３０歳になり、当時は３０代になったミュージシャンは下り坂になる傾向が強かった為に、タツローも引退を見据えていて、何とか１９９０年までは踏ん張って、最後に武道館ライヴをやって、ムーン・レコードの制作部長に就任して、裏方になる予定だったそうです。故に、タツローはSUGAR BABE時代の初心に帰って、やりたい音楽をやって散る心算となってですね、まず、作詞を自分でやる事にしました。実際に此のアルバムでは、ブライアン・ウィルソン作でグレン・キャンベルの「GUESS I'M DUMB」のカヴァーと、前作の「FOR YOU」のアウトテイクである「BLUE MIDNIGHT」を吉田美奈子さんが書いている以外は、全てタツローが作詞もしています。更に、いつも通りに作曲と編曲もタツローで、多重録音はコーラスだけではなく、楽器もタツローが多重録音している楽曲も多くなりました。チャートでは見事に１位を獲得しますが、タツローとしては覚悟を持って挑んだアルバムではあったのです。

現在ではB面最後の５曲目（CDでは１０曲目）「クリスマス・イブ」が収録されている事でも有名ですが、同年の１２月１４日にシングルカットされた時には、４４位と、其れほどには注目されていませんでした。其れでも毎年クリスマスが近づくとリイシューしていく内に、１９８８年にJR東海のCMに使われた事で注目されて、１９８９年１２月に１位となり、其れ以後も冬になると売れ続け、１９９１年には１００万枚を突破して、現在では２００万枚も突破していると思え、いまだに冬にはランクインするモンスター楽曲となったのでした。タツローは此の自身の最大のヒット曲を、季節は関係なく現在もライヴでは必ず歌っております。とは云え、元々は竹内まりやさんへの提供曲でボツになった曲に、SUGAR BABE時代に書きかけた詞を発展させ乗せた楽曲でありましてですね、思えば「DOWN TOWN」もザ・キングトーンズへの提供曲でボツになった楽曲なわけで、前述の通り、当初は４４位止まりだったので、どうなるのかなんて誰にも分からないのです。アルバム「MELODIES」は「クリスマス・イブ」にも代表される内省的な内容で、前作からは大きく方向転換していて、其れが結果的には大衆に届いた奇跡的なアルバムです。しかしながら、発売当時に「クリスマス・イブ」をラジオ番組で初めてオンエアした時に、タツローはひとこと「名曲です」と自画自賛していたので、自信はあったのでしょう。

（小島イコ）

「２４ JAPAN」第２２話（再）

テレ朝チャンネル１　１２：２０〜１３：１０

第２２話「９：００P.M.-１０：００P.M.」

片瀬那奈　AS　氷川七々美（消息不明）

「２４ JAPAN」第２２話の、今年初めての再放送です。残り少なくなってまいりましたが、此の回でも人が死にます。たったの２４時間のあいだに、一体どれだけ殺せば気が済むのでしょうか。そもそも謎の消息不明中である那奈ちゃんが演じた氷川さんが、初回で旅客機を爆破して何百人もの命を奪ったのに、CTUは其の存在すら知らないと云うか、全く氷川さんを追っておりません。ビクターに捕らわれた現馬は、両手を拘束されていますが、ビクターの友人のヤクザの組長の娘を楯にしてカッコよく決めたと思ったら、ビクターはすぐに娘を射殺して、嘆き悲しむ組長もアッサリと射殺して、現馬も「何て事を」と絶句するのに、ビクターは「またお前のせいで人が死んだ」とか云っていて、もう完全に常軌を逸しております。目的は息子のアレクシスの救出で、現馬との人質交換となるのですが、また、娘の美有が捕まっていて、口を閉じられているのにまた泣き叫んでおります。身重の妻の六花がどんなに頑張っても、此の現馬と美有のバカ親子の前では無力です。

本放送：２０２１年３月１２日（テレビ朝日）

（小島イコ/姫川未亜）

「片瀬のNANA CHANNEL」＃１３６【生配信】サーモンでナピンナしたから推しの話をしよう！【20時半〜】

YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」　２０：３０配信開始（２時間４分４４秒）

那奈ちゃんのYouTube第１３６弾で、今回はまたしても生配信だそうです。２月も３月も全てが生配信、４月になってもこちらだけでも８回が全て生配信、で「 今日はなんだか眠いので、パクハンビン、ボイプラ、K-POPの話しかしないかもです。すみません、、、」とか書いてありますけど、一体どういう心算なのでしょうか。眠いなら生配信なんかやらずに、寝て欲しいもんですなあ。さて、いつもの窓際の部屋で、パープルのパーカー姿で髪は下している那奈ちゃんが登場しました。ボイプラもK-POPも興味がないあたくしですが、推しを教えてと云うならば、書いておきましょう。アイドルの推しは「櫻坂46の山�ｱ天ちゃん」です。タレントの推しは「長濱ねるちゃん」です。女子プロレスラーの推しは「DDMの舞ひめタッグ」だったのですが、ひめか選手が引退しちゃうので「舞華選手」です。女優さんの推しは「片瀬那奈ちゃんと内山理名ちゃん」だったのですが、最近は那奈ちゃんが女優をやってくれないのが不満です。若手女優の推しは「吉川愛ちゃんと清原果耶ちゃん」です。ミュージシャンの推しは「THE BEATLES」です。とね、こんな事ばかり書いても面白くも何ともないでしょ？と申しますのも、あたくしが単なるど素人だからであって、那奈ちゃんも女優を続けていれば「アノ女優の片瀬さんが、推し活！」みたいに意味がある事にもなるのですが、現状では「会社員が推し活」しているだけなので、ぶっちゃけ、つまらないわけですよ。あたくしはあくまでもドラマや映画が好きなのであって、それらと毎回バッティングし捲っている生配信なんか観ていられないのです。

（小島イコ/姫川未亜）

「ナイアガラ考」＃９４「SIGNIFIE」

１９８３年８月５日に先行シングル「夏に恋する女たち」（B面は「レシピー」）をリリースしたター坊こと大貫妙子さんは、ソレをA面１曲目にした７作目のアルバム「SIGNIFIE」を同年１０月２１日にDear Heart ⁄ RVCからリリースします。此のアルバムはチャート６位まで上がって、ター坊の最大のヒットとなりました。全１０曲は全てター坊の作詞作曲で、アレンジは、A面１曲目「夏に恋する女たち」と２曲目「幻惑」と４曲目「PATIO〈中庭〉」とB面１曲目「テディ・ベア」と２曲目「RECIPE〈調理法〉」の５曲が教授こと坂本龍一さんで、A面３曲目「SIGNE〈記号〉」と５曲目「ルクレツィア」とB面４曲目「SIESTA〈ひるね〉」と５曲目「エル・トゥルマニエ〈虹の神〉」の４曲が清水信之さんで、B面３曲目「アーニャ」が鈴木慶一さんです。「夏に恋する女たち」は田村正和さんが主演した同名ドラマの主題歌で、毎回タイトルバックに流れて、「作詞・作曲・歌：大貫妙子、編曲：坂本龍一、音楽：伊藤銀次」とクレジットが出たので、其れだけで感動してしまいました。アルバムも売れたので、ラジオ番組で盟友であるタツローこと山下達郎さんが「遂にター坊のアルバムもトップ１０に入る様になった」と喜んでいました。

其れで、此の時期には元SUGAR BABEの二人でコラボ企画もあって、ラジオ番組でレコードの制作過程を聴かせると云う、タツローが作編曲して、ター坊が作詞して歌った「魔法を教えて」を、まっさらな状態から作ってレコーディングし完成させるなんて事もやっていました。結局は其の楽曲は翌１９８４年にタツローが「THE THEME FROM BIG WAVE」として自ら歌っています。先を急ぐと１９８６年のタツローのアルバム「POCKET MUSIC」に収録されている「十字路」は、当初はゲスト・ヴォーカルとしてター坊に依頼してスケジュールが合わずに竹内まりやさんに変更されています。そんなこんなでなかなか再共演とは行かなかったものの、１９９４年に「SONGS」がリイシューされて行われた「TATSURO YAMASHITA Sings SUGAR BABE」でター坊もゲスト出演して遂に実現したわけです。話を「SIGNIFIE」に戻すと、此のアルバムには「ルクレツィア」「アーニャ」「エル・トゥルマニエ〈虹の神〉」と３曲もインストゥルメンタル楽曲が収録されていて、コレは後に映画音楽を担当する様になる前振りとなっておりますが、実はター坊の楽曲が初めて映画に使われたのが「RECIPE〈調理法〉」で、翌１９８４年公開の伊丹十三監督の「お葬式」です。

（小島イコ）

「２４ JAPAN」第２３話（再）

テレ朝チャンネル１　１２：２０〜１３：１０

第２３話「１０：００P.M.-１１：００P.M.」

片瀬那奈　AS　氷川七々美（消息不明）

「２４ JAPAN」第２３話の、今年初めての再放送です。芸がないビクターたちのテロリストは、また現馬に朝倉議員を殺させようとして、当然ながら失敗するし、アレクシスは死んじゃうし、いよいよ次回で最終話なので色々と仕掛けがあるわけですが、最も衝撃的なのはCTUの内通者は伊月だと判明する事でしょう。まあ、原作通りなので、原作を観ていれば衝撃でも何でもないんですけれどね。と申しますか、現馬はテロリストと浮気していたアホだったのです。浮気相手だと知っているのに伊月に感謝する六花も、夫に似て来たのかアホですなあ。最後まで喚き捲る娘の美有もアホだし、要するに主人公家族はみんな揃ってアホ丸出しだったわけです。其れで、最終回のオチは原作とは違うんですけれど、其れがまた酷い結末なのです。

本放送：２０２１年３月１９日（テレビ朝日）

（小島イコ/姫川未亜）

「ナイアガラ考」＃９５「EACH TIME」

大瀧師匠の生前最後のオリジナル・アルバム「EACH TIME」は、当初は１９８３年７月２８日の大瀧師匠のお誕生日にリリース予定が、毎度お馴染みの延期となり、１９８４年３月２１日にリリースされました。これまた厄介な代物でして、発売後にはリイシューされる度に内容が変更されてゆきます。まずはオリジナルは全９曲で、A面１曲目「魔法の瞳」２曲目「夏のペーパーバック」３曲目「木の葉のスケッチ」４曲目「恋のナックルボール」５曲目「銀色のジェット」で、B面１曲目「1969年のドラッグレース」２曲目「ガラス壜の中の船」３曲目「ペパーミント・ブルー」４曲目「レイクサイド ストーリー」です。此のアルバムからは１曲もシングルカットされず、プロモ盤で「ペパーミント・ブルー」が出ただけで、最後の「レイクサイド ストーリー」は最後にエンディング入りの「大エンディング・バージョン」となっております。同年４月１日には「EACH TIME SINGLE VOX」が１２インチアナログ５枚組でリリースされて、「魔法の瞳」「夏のペーパーバック」「木の葉のスケッチ」「恋のナックルボール」「1969年のドラッグレース」「レイクサイド ストーリー」と６曲が別ヴァージョンに差し替えられて、「ペパーミント・ブルー」のカラオケも収録されました。此の辺から「大エンディング・バージョン」は聴けなくなります。同年６月１日にはオリジナルが初CD化され、１９８５年１１月１日には当初はアルバム未収録だった「フィヨルドの少女」と「Bachelor Girl」がシングルとしてリリースされて、１９８６年６月１日には其の２曲を加えてオリジナルの曲順も変えた「Complete EACH TIME」がアナログで、更にCDは「EACH TIME SINGLE VOX」のヴァージョンに２曲を加えたカタチでリリースされました。

１９８９年６月１日には「魔法の瞳」と「ガラス壜の中の船」の代わりに「フィヨルドの少女」と「Bachelor Girl」を収録したリマスターCDがリリースされて、１９９１年３月２１日にはオリジナルの曲順に戻した全９曲入りの選書盤CDがリリースされますが、「レイクサイド ストーリー」は大エンディングなしのヴァージョンとなりました。其の後は２００４年３月２１日に「EACH TIME 20th Annniversary Edition」が、更に２０１４年３月２１日に「EACH TIME 30th Anniversary Edition」がリリースされますが、其の辺は次回で書きます。２０１５年３月２１日には、以前紹介した「NIAGARA CD BOOK II」にオリジナル全９曲の「EACH TIME」（「レイクサイド ストーリー」は大エンディング・バージョン）と「Complete EACH TIME SINGLE VOX」（オリジナルに「バチェラー・ガール」と其のインスト、「フィヨルドの少女」とインスト「哀愁のフィヨルドの少女」を追加したCD）が収録されています。ハテサテ、前述の通り、リイシューする度に内容が変わってしまうアルバムは、当初は「ロンバケ２」だから「バケツ」と呼んでレコーディングしたなどとも云っておりましたが、「ロンバケ」や「トライアングル２」での大瀧師匠サイドとは大きく路線が変更されています。まずは、全作詞を松本隆さんが担当していて、此の全曲が松本さんの詞と云うのは、実はコレが最初で最後です。更に、大瀧師匠のアルバムで唯一チャートで１位を獲得したアルバムで、売り上げ的には「ロンバケ」の２００万枚には及ばないものの、６０万枚も売れました。「ロンバケ」の場合は、じわじわとロングセラーとなった事と、前にも書きましたが寺尾聰さんの「Reflections」が１２週連続１位で１９８１年だけで１６０万枚も売れちゃったからなんですよ。「Reflections」では松本さんも詞を書いているし、全曲アレンジは井上鑑さんなんですよ。まあ、それじゃ仕方ないですよね。

（小島イコ）

「確証〜警視庁捜査三課」（再）で内山理名ちゃん

ファミリー劇場　２１：００〜２２：５５

内山理名　ＡＳ　武田秋穂

「確証〜警視庁捜査三課」の、今年２回目の再放送です。云わずと知れた理名ちゃんが旦那さんと初共演して出逢ったドラマですが、同じ原作で２０１３年に同じTBSで榮倉奈々ちゃんと高橋克実さんのコンビで連続ドラマとして放送された同名作品のリメイクです。連ドラの第１話と第２話と同じ話ですが、来週の月曜日からCSのチャンネル銀河で連ドラの方も再放送されますので、見比べてみるのも一興でしょう。

本放送：２０１７年１１月６日（TBS）

（小島イコ/姫川未亜）