今年(2023年)1月4日の新日本プロレスの東京ドームでの興行は、以前にテレビ桟敷で生放送を観戦しました。其の時に「5分47秒のスターダム」と云う記事を書いて、中野たむがKAIRIの持つIWGP女子王座に挑戦して、たったの5分47秒で負けてしまい、挙句の果てにメルセデス・モネが登場してKAIRIを一発KOしたって顛末を書きました。其の時に想像した通りに、メルセデスは2月のアメリカでの新日本プロレスの興行でKAIRIに挑戦して、予想通りに勝ってしまい、2代目の王者となったのです。そっちの試合はダブルメインエベントとして行われたので試合時間も20分を超える激闘となりましてですね、と云うかまだ「メルセデス X KAIRI」のカードしか発表されていない段階で、チケットは完売していたそうです。たったの5分47秒で負けた中野たむは、なつぽいと一緒に歌を歌ったりしているのですが、4月23日の横浜アリーナの大舞台のメインエベントで赤いベルトの王者であるジュリアに挑戦する事が決まったそうです。元々、何故1・4でKAIRIに挑戦するのが中野たむになったのかもよく分からなかったのですが、元アイスリボンの鈴季すずを倒して、やはり元アイスリボンの雪妃真矢と引き分けて2回防衛したジュリアの相手が中野たむに決まったのも、正直に云ってしまえば、よく分かりません。おそらくメインエベントだから20分以上の熱闘となるのでしょう。それで、CSで1・4の完全版を放送していたので、中野たむ X KAIRIの試合だけ観たんですけれど、其のパートだけで25分14秒もあったのです。試合時間は5分47秒ですから、残りの20分近くが入場シーンとメルセデスの乱入シーンと、更には試合後の中野たむとメルセデスとKAIRIのインタビューだったわけです。試合後のインタビューに関して云えば、コレはもうテレビ桟敷の視聴者しか観れないわけで、まあ、でも、スターダムのパートが25分以上もあったのは、素直に嬉しかったです。ズバリ云って、現在は新日よりもスターダムの方が面白いんですよね。
(小島イコ)