「ラストクリスマス」第１話、第２話（再）

フジテレビTWO　３：４０〜５：３０

第１話「秘密の二人」

第２話「奇跡の夜」

片瀬那奈　AS　藤澤律子

「ラストクリスマス」第１話と第２話の、今年初めての再放送です。昨年（２０２１年）はタイミングよく１２月に再放送されましたが、今回は頓珍漢に季節外れの４月にやってしまいます。以前にも７月とか９月とかにもやっていましたが、夏にやるなら一周回って逆にタイムリーなので春と云うのはどうにも中途半端な感じです。さて、これまでも何度も書いて来ましたが、此のドラマは那奈ちゃんが歌手活動専念期間から女優回帰へとなった記念すべき作品でありますが、其の凄まじいズッコケ丸出しヘッポコ展開ドラマに絶望して「那奈ちゃん終わった」と思い、過去の偉業を遺そうと此処が誕生しました。ところがどっこい那奈ちゃんは終わらず、此処も２０年近く続いております。那奈ちゃんが事務所を退所してもYouTubeしかやらなくなってもさほど心配していないのは、過去にも何度も苦難があっても那奈ちゃんは潰れなかったからです。此の「ラストクリスマス」を本放送で観ていた時の方が、よっぽど那奈ちゃんの行く末を心配していました。第１話と第２話では那奈ちゃんが演じた律子さんは合わせても出番が１分位しかありませんが、誰が演じても良い様などうでもいい役柄が不満だっただけではなく、兎にも角にも脚本が酷過ぎるのです。主人公とヒロインが住む部屋が扉で繋がっていて、二人は同じ会社に勤めていると云う初期設定から「なんじゃらほい」なわけで、めくるめく現実離れしたトンデモ展開の連続には眩暈がします。それでも数字は「２０％」超えで、まだTVと云うメディアにチカラがあった時代の今では信じられないお話です。

本放送：２００４年１０月１１日、１０月１８日（フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「越境捜査」（再）で内山理名ちゃん

チャンネルNECO　２１：００〜２３：００

警視庁VS神奈川県警！迷宮入りの未解決事件の裏に潜む巨悪！消えた12億円を警視庁の窓際刑事＆神奈川県警の不良刑事が追う！エンタメ感満載の社会派サスペンス

内山理名　AS　伊藤順子

「越境捜査」の今年初めての再放送です。高橋克典さんが演じた警視庁の窓際刑事と戸次重幸さんが演じた神奈川県警の不良刑事がタッグを組んで越境捜査する話で、理名ちゃんが演じた順子さんは花屋さんです。ヒロインなので単なる花屋さんではなく、事件に大きく関わっている中心人物です。１４年前に起きた事件で消えた１２億円の行方を探る中で、何度も順子さんが関わっているのではと疑念を抱かれ、知らぬ存ぜぬで通していた順子さんですが、遂に全てを明かして事件は解決します。

本放送：２０２０年４月２０日（テレビ東京）

（姫川未亜）

「ラストクリスマス」第３話、第４話（再）

フジテレビTWO　３：４０〜５：３０

第３話「涙の抱擁」

第４話「幸せの絆」

片瀬那奈　AS　藤澤律子

「ラストクリスマス」第３話と第４話の、今年初めての再放送です。第３話では那奈ちゃんが演じたイラストレーターの律子さんの出番が多いのですが、例によってトンデモ展開です。律子さんは主人公やヒロインが勤める会社と仕事で関わっていて、デザイン担当社員の日垣は律子さんの芸術大学からの知り合いで、日垣は４年越しに律子さんを想っています。しかし律子さんは婚約者で亡くなってしまった恩師を忘れられず、日垣の求愛を拒み続けて来ました。と、そこまでは良いとして、第３話では唐突に律子さんがお見合い相手と結婚すると云い出します。おいおい、忘れられない恩師への想いはどうした？と思う暇すらなく、律子さんも実は日垣が好きで、第３話にして美男美女カップル誕生！もう何が何だか分かりません。第４話ではまたしても出番が１分に逆戻りして、日垣の部屋で帰宅を律子さんが待っていると日垣の別の女が怒鳴り込んで来ます。日垣は律子さんを一途に想っていただけではなく、手当たり次第に女を食い捲っているプレイボーイの設定で、其の内のひとりは、なな、なんとヒロインである青井なのです。まあ此の展開で最も可哀想なのは、訳も分からず登場して速攻で消えた律子さんの見合い相手です。

本放送：２００４年１０月２５日、１１月１日（フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「片瀬のNANA CHANNEL」＃３６【爆食】片瀬が選ぶモスバーガーBest５

YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」　２０：００配信開始（１３分３８秒）

那奈ちゃんのYouTube第３６弾で、今回は「私のモスバーガーベスト5」動画だそうです。白いパーカーにピンクの上着を重ね着して髪は真ん中分けでストレートに下している那奈ちゃんが、いつものリビングに登場しました。猫姉妹がカメラの前を横切っても、普通に５０周年のモスバーガーBest５を紹介してゆきます。５種類の内２個が初めて買ってみたと云う事ですが、紹介しながら当然の如く実食してゆきます。つまりハンバーガーを５個食べてゆくわけで、そればかりかサイドメニューもポテト、オニオン、チキンと食べます。大口を開けてバクバク食べている那奈ちゃんを観ていると、自然に笑えて幸せな気分になりました。ここに来て前回の愛車動画が３日間で１６万も再生されていて、記事になったりした効果も出ているのかもしれません。那奈ちゃんの動画は「意外に面白い」のではなく、「普通に面白い」のです。

（小島イコ/姫川未亜）

「２５１万アクセスのシーズ・マイ・ベイビー」

当ブログのアクセス数が、２５１万を超えました。今後とも何卒宜しくお願い致します。

（小島イコ/姫川未亜）

「ラストクリスマス」第５話、第６話（再）

フジテレビTWO　３：４０〜５：３０

第５話「輝くキス」

第６話「もう一度」

片瀬那奈　AS　藤澤律子

「ラストクリスマス」第５話と第６話の、今年初めての再放送です。第５話では主人公たちが勤める会社の慰安旅行があって、那奈ちゃんが演じた律子さんも同行します。そこで日垣が律子さんにプロポーズするのですが、何度聞いても「そんなバカな」としか思えない法螺話です。日垣は律子さんに振られて海外に傷心旅行に行き、砂漠に律子さんに渡すつもりだった指輪を投げ捨てたのだそうです。しかし想いが残っていたので５００キロも砂漠を引き返し、砂の中から指輪を探し出しました、と砂まみれの指輪を出すわけです。そんな奇想天外なウソに決まっている話をされた律子さんは、あろうことか信じて感動して涙ぐんでいるではありませんか。主人公カップルの春木と青井も結ばれて、まだ中盤なのに何だか幸せムードに包まれてしまいます。ところが第６話になると律子さんの亡き恩師がニューヨークに留学するように手配していたと発覚して、律子さんは日垣に留学から帰ってからプロポーズの返事をしたいとお願いします。すると日垣は逆ギレしてしまい、数多くいる昔の女の中から春木とカップルになったばかりの青井に狙いを定め、グイグイと青井に迫ると云う無理矢理な四角関係へと突入するのでした。

本放送：２００４年１１月８日、１１月１５日（フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「ラストクリスマス」第７話、第８話（再）

フジテレビTWO　３：４０〜５：３０

第７話「別れよう」

第８話「心の握手」

片瀬那奈　AS　藤澤律子

「ラストクリスマス」第７話と第８話の、今年初めての再放送です。第７話では那奈ちゃんが演じた律子さんが偶然に日垣と青井のハグを見てしまい、無理矢理の四角関係に拍車がかかります。第８話になると律子さんが日垣のプロポーズを受けると云うのに、日垣は「その指輪の有効期限は終わりました」などと云って逆に振ってしまいます。日垣は何故かヒロインの青井に一直線となり、青井がレディース時代の仲間に１２０万円もの借金を肩代わりさせられそうになると「訳は訊かないから貸してやる」などと金に物を云わせて口説くものの、主人公の春木は話し合いで解決して懐が深いところを見せ付けます。春木の元婚約者や其の夫なども登場し、場は荒れ捲ると思いきや何だか分からない展開でカップルは元通りになり、日垣は青井に貸そうとしていた金を「律子を追ってニューヨークへ行く資金にさせてもらうよ」などと云うのでした。登場人物が櫻坂46の天ちゃんに♪五月雨式に〜好きになってく〜♪と歌われるが如く全て恋愛だけにまっしぐらとなり「こいつらバカなのか？」と思わせてからの、ヒロイン青井の難病が再発で後半戦は「青井死ぬ死ぬ詐欺劇場」が開幕します。

本放送：２００４年１１月２２日、１１月２９日（フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「彼女はキレイだった」第１話（再）

日本映画専門チャンネル　５：５０〜７：００

第１話「毒舌男子と残念女子！真逆の成長を遂げた二人の初恋の行方」

片瀬那奈　AS　岡島唯子

「彼女はキレイだった」第１話の今年２回目の再放送で、今回は１話ずつ連日早朝に放送されます。昨年（２０２１年）に放送され、Blu-ray箱も先月に発売されたばかりですが、日本映画専門チャンネルでは既に３回目の再放送となります。韓流同名ドラマのリメイクなのですが、原作は韓流ドラマらしく長尺で、此のリメイク版の倍位の尺があります。故に原作を観ていると、かなり展開が早く感じられます。小学生時代の初恋同士だった美少女と優しいけれど太っていてさえない男の子が、大人になったら残念女子とイケメン男子に変貌していて、怖気づいた残念女子がルームメイトで親友の美女に身代わりになってもらい、謎が多い陽気な編集者も交えた四角関係になる話です。那奈ちゃんが演じた岡島唯子さんは、舞台となる「ザ・モスト」編集部ファッション班のエグゼクティブ・ファッション・エディターです。「ザ・モスト」に人生を捧げて来たキャリアウーマンで、原作のイメージも壊さない丁寧な演技でした。小芝風花ちゃんも主演女優賞を受賞した程の熱演をしているものの、原作のヘジンを演じたファン・ジョンウムさんの桁違いの破壊力には敵わないと思います。やり過ぎではないかとも思えるヘジンのオーバーリアクションはハマると癖になる面白さなので、是非とも原作ドラマも観て下さい。

本放送：２０２１年７月６日（関西テレビ、フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「ラストクリスマス」第９話、第１０話（再）

フジテレビTWO　３：４０〜５：３０

第９話「天使の雪」

第１０話「約束の海」

片瀬那奈　AS　藤澤律子

「ラストクリスマス」第９話と第１０話の、今年初めての再放送です。全１１話なので此の辺に来るとクライマックスなのですが、毎度の事ながら滅茶苦茶な脚本です。第９話ではそれぞれのカップルも収まるところに収まって、那奈ちゃんが演じた律子さんは日垣とよろしくやっているので本筋とは関係がなくなってしまいます。そして第１０話で伝説の横断歩道を挟んだ二人の別れが描かれるのですが、おいおい日垣は青井に貸すはずだった１２０万円で律子さんを追うって云っていませんでしたかあ？此の切ない別れの演出も、最終話で根底から覆されるわけで、要するに脚本家や演出家は其の時に盛り上がれば前後の整合性など知った事じゃないのです。もっと酷いのは主人公カップルで、ヒロイン青井の難病が再発し病室が一緒で同じ病気の患者があっけなく死んでしまい、主人公の春木は医師の許可を得て青井を海に連れてゆきます。海岸で青井は「春木のせいで、死にたくないよ！」と号泣し、春木も「もう俺には何もしてやれないのか！」と男泣きして、視聴者も可哀想で涙なしには観られない「青井死亡フラグ立て捲り」の展開で、エンディングもいつもの陽気な「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」ではなくなり、沈痛な気持ちにさせられて怒涛のヘッポコ最終話へと続くのでした。

本放送：２００４年１２月６日、１２月１３日（フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「黒の斜面」（再）で内山理名ちゃん

テレ朝チャンネル２　１９：００〜２１：００

内山理名　AS　川上妙子

「黒の斜面」の今年３回目の再放送です。理名ちゃんが演じた妙子はホステス（源氏名・あかり）で、原田泰造さんが演じた辻井の愛人です。辻井が乗る予定だった飛行機に妙子が空港に現れた事で乗れず、其の飛行機が墜落して辻井は死んだ事になり、更に殺人と横領の容疑者になってしまいます。しかし壇れいさんが演じた辻井の妻・圭子は夫は生きていて罪も犯してはいないと信じて、独自に調査してゆきます。妙子は圭子が勤める帽子店や行きつけの美容院や辻井たちの合同葬儀などに出没して圭子を挑発し、勤務先は銀座と嘘をついて圭子を惑わせたりして、小憎らしい悪女です。一連の事件にも深く関わっていて、本放送時の番宣で理名ちゃんは「嫌いにならないで下さい」と云っていました。

本放送：２０１６年１月２４日（テレビ朝日）

（姫川未亜）

「雲霧仁左衛門」第三回（再）で内山理名ちゃん（放送延期）

NHK総合　６：１０〜６：５３（放送延期）

第三回「哀しき妹」

内山理名　AS　七化けのお千代

「雲霧仁左衛門」第三回の今年初めての再放送の予定でしたが、北海道の観光船事故のニュースで延期になりました。

本放送：２０１３年１０月１８日（NHK　BSプレミアム）

（姫川未亜）

「ドルチェ」（再）で内山理名ちゃん

チャンネル銀河　１５：３０〜１７：１５

内山理名　ＡＳ　浜田知美

「ドルチェ」の今年２回目の再放送で、理名ちゃんは続いて再放送される「ドルチェ２」にも回想シーンで登場します。理名ちゃんが演じた知美さんは風俗嬢で、殺人事件の容疑者になり自白までしますが、実はある人を庇っていると云う展開です。

本放送：２０１２年１０月１２日（フジテレビ）

（姫川未亜）

「DIVER-特殊潜入班-」（再）全５話一挙放送

ファミリー劇場　１７：３０〜２２：００

片瀬那奈　AS　皆本麗子

＃０１「最凶の潜入捜査官！特殊詐欺の闇を追え」

＃０２「新たな捜査官登場！女子大生連続自殺の謎を解け」

＃０３「謎の連続誘拐！命の選択！狙われた伊達の娘を救え！」

＃０４「国際会議がテロの標的に！Ｄ班最大の危機！」

＃０５「衝撃の最終回！兵悟の反撃開始！最大の闇との決着」

「DIVER-特殊潜入班-」の、今年２回目の全５話一挙再放送です。那奈ちゃんのYouTube生配信とバッティングしていますが、前回の「あつ森」生配信の時も「地方紙を買う女」の再放送とバッティングしていました。もう旧作ドラマのCSやBSでの再放送など、知ったこっちゃないのでありましょうか。此のドラマは連続ドラマとしては全５話と通常の半分しかありませんが、別に打ち切られたのではなく、コロナ禍での全編関西ロケを敢行した為に最初から全５話で制作されました。しかしながらストーリー展開としてはやはり全１０話位で描いても良さそうな作品なので、こうして一気に観ても何だか短くて急展開だと思えます。那奈ちゃんが演じた闇医者の皆本麗子先生も其の他のD班のメンバーも幾らでも掘り下げる事が可能な登場人物ばかりなので、あっさりとし過ぎていて残念です。

本放送：２０２０年９月２２日〜１０月２０日（関西テレビ、フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「片瀬のNANA CHANNEL」＃３７【あつ森生配信】あつまれ！日曜の民たちよ！〜トラブル続きだけど、あの男は来れたのか？〜

YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」　２０：００配信開始（３時間２３分０４秒）

那奈ちゃんのYouTube第３７弾で、今回は「あつ森」第３弾生配信動画だそうです。第１弾は２時間２６分１６秒で、第２弾は３時間１７分４８秒だったので、今回も長期戦を覚悟しましょう。結果、３時間２３分０４秒と過去最長の生配信となりました。白いTシャツ姿で暗くした髪を真ん中分けでストレートに下している那奈ちゃんが、キツネのカチューシャを付けて登場しました。カチューチャは途中で猫に変えて、再びキツネに戻しました。まずは島の住人にプレゼントを渡して、歩いている状態が止まらなくなり、コントローラーを変えても直らず、遂には再起動させる様子を其の侭配信していました。例によって島を解放するのですが、２回通信エラーとなるグダグダな展開となりました。ようやく成功して計４回ゲストを迎え、１回目にはお馴染みの滝沢沙織さんの父上である「たかし」が和服でやって来ました。今やスター扱いとなり沙織さんが「たかしの娘」と紹介されました。３回目まで上手くいき、調子に乗った那奈ちゃんは猫にチュールをあげたり、遂には芋煮を温め直して食べ始めたら、４回目で三度エラーとなってしまいました。今回は「たかし」以外は全て女性がやって来たと思われ、那奈ちゃんは大量のプレゼントを受け取っていました。次回と次々回はディズニーロケ動画とネタバレもしていましたが、「あつ森」生配信もまたすぐにやるそうで、兎にも角にも那奈ちゃんの生配信は長いと思って視聴しなければなりません。

（小島イコ/姫川未亜）

「彼女はキレイだった」第２話（再）

日本映画専門チャンネル　６：００〜７：００

第２話「大事件勃発！ 恋の四角関係が動き出す！」

片瀬那奈　AS　岡島唯子

「彼女はキレイだった」第２話の、今年２回目の再放送です。韓流ドラマのリメイクなので、原作ドラマと比較すると当然ながら原作の方が面白いです。リメイクで原作を超えた作品など思い当たらず、壮絶に大爆死した「２４ JAPAN」の様な世紀の駄作も多く、此れはまだ良い出来だと思います。ストーリー展開は原作と同じなのですが、何せ尺が半分しかないので大幅に縮小されています。例えば愛（ヘジン）には妹がいますが、原作だと小学生時代の愛（ヘジン）を演じた可愛い子役が二役で出ています。それで宗介（ソンジュン）の前に現れるので、宗介は何故こんなに昔の愛に似ているのだろうと愛の正体に気付く理由のひとつにもなっています。それから、原作では梨沙（ハリ）には継母がいて、其の確執が描かれているのですが、リメイク版にはそもそも登場しません。

本放送：２０２１年７月１３日（関西テレビ、フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「ラストクリスマス」第１１話（最終話）（再）

フジテレビTWO　３：４０〜５：００

第１１話（最終話）「幸せのオーロラ」

片瀬那奈　AS　藤澤律子

「ラストクリスマス」最終話の、今年初めての再放送です。那奈ちゃんが演じた律子さんは前回で日垣と切ない別れをしたのに、空港へ行く途中で引き返して再び日垣と会います。「今度は私が片思いする」と伝えたかったらしいのですが、だったら横断歩道の時に云えよって話です。日垣が「俺はもう迷わない」と会社のロビーで律子さんとハグすると、周りの女子社員たちが泣き崩れたり失神したりの阿鼻叫喚の地獄絵図となります。日垣はどれだけ迷って、手当たり次第に女子社員たちも食い捲っていたのでしょうか。春木の後輩社員もレストランでズッコケプロポーズからのお客さんの前でキス！春木の母親まで青井の担当医と熟年再婚！と全てが「バカップル」と化して、肝心なヒロインの青井は難病の手術の為にシアトルへ行き、主人公の春木も同行します。そして春木がイエローナイフへ向かう初回冒頭シーンに戻るわけで、つまりここまでは全て春木の回想だったのです。手術の結果を聞いた春木は泣き出してシアトルへ戻ると云い出し、お話は１年後となり青井の部屋には別の誰かが引っ越して来て、青井死亡確定と思わせてからの青井からのバカップルたちへの手紙で生存確認！そりゃあサブタイトルが「幸せのオーロラ」なんだから主人公カップルが死別するわけないのですが、後半に散々「死ぬ死ぬ詐欺」をやらかしてからのバカップル結婚式からオーロラ見物でおしまいって酷過ぎます。主役、脚本家、プロデューサーが「東京ラブストーリー」と同じで１３年ぶりに「月９」の底力を見せようとして、結果は数字も平均「２１・６％」と大成功したのですが、何じゃらほいとしか云えない作品です。女優回帰した那奈ちゃんも、コンディション不良で声は掠れているわ演技もオドオドしているわで、史上最悪の出来でした。

本放送：２００４年１２月２０日（フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「彼女はキレイだった」第３話（再）

日本映画専門チャンネル　６：００〜７：００

第３話「明かされる本当の思い！ 運命の嵐の夜！」

片瀬那奈　AS　岡島唯子

「彼女はキレイだった」第３話の、今年２回目の再放送です。リメイク版である此のドラマは展開は原作ドラマと同じですが、当然ながら舞台が日本になっているので改変ポイントもあります。此の辺になってくると四角関係の４人の内３人が事の成り行きを理解していて、つまりは宗介（ソンジュン）だけが何も知らずにいて、如何にして気が付くのかと云う展開になります。愛（ヘジン）と宗介（ソンジュン）はそれ程には原作のイメージと変わりませんが、他の二人はちょっと違っています。まず梨沙（ハリ）は、佐久間由衣ちゃんも普通に美人なのですが、原作のハリはお人形さんみたいな現実離れした超美人さんなんですよ。そして樋口（シンヒョク）は、コミカルな謎の男と云うのは同じなのですが、原作のシンヒョクは無精ひげをはやしてバイクを乗り回すワイルドな男なのです。其の無精ひげを最後の展開でそり落として変身するので、登場人物たちも視聴者も驚かされるわけなんですよ。樋口を演じた赤楚衛二くんは仮面ライダーなのに、何故バイクに乗る設定を変えたのでしょう。

本放送：２０２１年７月２０日（関西テレビ、フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「彼女はキレイだった」第４話（再）

日本映画専門チャンネル　６：０５〜７：００

第４話「二人きりの出張旅行 鬼上司の最高の笑顔」

片瀬那奈　AS　岡島唯子

「彼女はキレイだった」第４話の、今年２回目の再放送です。此の第４話ではサブタイトル通りに愛と宗介が二人きりで取材旅行に行く事になり二人の仲が急接近するのですが、此れが少々原作と違っています。リメイク版でも編集部に会長の息子で編集長の甥がいる話が出てきますが、其の展開が原作の方がずっと早く出てきます。此の取材旅行の時には既に出ていて、本当は４人で行く予定が若手編集部員を社長の息子と考えている女子編集者が二人きりになろうとして、結果的に愛（ヘジン）と宗介（ソンジュン）が二人きりになるのです。梨沙（ハリ）がパズルを持ち出すところも原作の方がずっと早く、つまりは愛（ヘジン）が中盤で残念女子から綺麗なおねえさんに変身する前に起こっています。要するに原作だと宗介（ソンジュン）が、残念女子の段階の愛（ヘジン）に既に強く惹かれていってからの変身となるのです。

本放送：２０２１年７月２７日（関西テレビ、フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）

「片瀬のNANA CHANNEL」＃３８ プラベ写真公開！【海外ディズニー】の思い出語る

YouTube「片瀬のNANA CHANNEL」　２０：００配信開始（１１分３０秒）

那奈ちゃんのYouTube第３８弾で、今回は「フロリダ・ウォルト・ディズニー・ワールドリゾート５０周年記念のスペシャルランチ体験会」動画だそうです。モノトーンのストライプのワンピースにベージュのコート姿でまだ明るかった髪を真ん中分けでストレートに下している那奈ちゃんが、会員限定の食事会に参加する為に東京ディズニーランドホテルに登場です。食事中はアフレコになって解説しながら、本場のフロリダでの想い出話も写真や映像を流して語っています。コロナ禍の前は毎年カウントダウンで２週間位滞在していた事もあったと云う那奈ちゃんが、ディズニー愛を熱弁しています。ランチも美味しそうですが、ここまでガッツリとディズニーをフィーチャーしているのは当然ながら許可を得て広告にもなっているのでしょう。こういう事が出来ると云う事は、つまりはそう云う事なのです。

（小島イコ/姫川未亜）

「彼女はキレイだった」第５話（再）

日本映画専門チャンネル　６：００〜７：００

第５話「まさかの解雇！？ 運命の決断と涙の理由」

片瀬那奈　AS　岡島唯子

「彼女はキレイだった」第５話の、今年２回目の再放送です。此の第５話では愛が車を動かす為に現場を離れた間に衣装が倒されていて、クライアントが激怒して愛は解雇されてしまいます。愛の責任では無かったと判明して編集部も副編集長の宗介も復帰を望み、愛は変身した美しい姿で出社するターニングポイントの回です。原作ドラマでも全１６話の第９話冒頭なので丁度真ん中あたりで愛（ヘジン）が大変身しますが、何せヘジンの場合は髪は爆発しているだけではなくほっぺたも赤くなっていて、リメイク版以上に大変身のインパクトは強いです。宗介が撮った愛の写真を樋口が見てしまう展開も、原作ドラマでは宗介（ソンジュン）が残念女子の時の愛（ヘジン）の絵を描いていて、其れを樋口（シンヒョク）が目撃してしまうので、より宗介（ソンジュン）の想いが愛（ヘジン）に向いていると分かります。ゆえに宗介（ソンジュン）に対して、樋口（シンヒョク）が愛（ヘジン）が好きだと宣言するのも納得がゆきます。要するに原作ドラマの半分の尺しかないので、リメイク版は展開が性急で登場人物の心情の描写も浅いのです。さて、ここまでは連日にトントントンと再放送されて来ましたが、GW中は放送がなくて次回は５月９日になります。

本放送：２０２１年８月１０日（関西テレビ、フジテレビ）

（小島イコ/姫川未亜）