関西テレビ、フジテレビ 21:00〜21:54
第9話「史上最大のピンチ!恋の嵐と驚愕の正体」
幸せの絶頂から一転、『ザ・モスト』史上最大のピンチ到来!勝負をかけた目玉企画が、まさかのお蔵入り!?決断を迫られた宗介(中島健人)が選んだ道は…。
片瀬那奈 AS 岡島唯子
「彼女はキレイだった」の第9話です。前回の数字は関東で「7・2%」と横ばいで、関西では「9・5%」と一桁に転落しました。第7話のクライマックスで安心してしまったのかもしれませんが、尺が原作の半分位しかないリメイク版でも全10話中の第7話の段階で最大の見せ場とも思える愛と宗介の本当の再会が描かれてしまったのは、実は其の後にもドラマティックな展開が待っているからなのです。番宣も相変わらず頑張っていて、今朝の「めざましテレビ」にも小芝風花ちゃんたちメインキャスト陣が出ていました。さて、遂に本物の愛と巡り会い恋人になってウキウキだった宗介ですが、過労で倒れてしまいました。愛は病院に駆けつけますが、おいおい宗介くん、病院のベッドでキスしていますよ。そこへ今回もキャスティングでトメの那奈ちゃんが演じる唯子さんが登場して、愛が隠れて小芝居をします。初っ端からデレデレの宗介は、廃刊危機を救う為に起死回生の企画を出しました。樋口は愛を食事に誘って、これからも親友でいようと云います。そして愛にキャップを快く買ってもらいますが、原作だとシンヒョクが選ぶのはニット帽で愛であるヘジンに無理矢理買わせていました。梨沙であるハリが仕事を辞めるのは同じですが、継母が登場しません。故に其の絡みでハリが日本に行く事になって、ヘジンがずっとハリは日本で暮らすと誤解して嘆き悲しむ展開がありません。愛の手弁当を一緒に食べた宗介は、「ザ・モスト」が廃刊危機から脱したらプロポーズすると云います。ラヴラヴな展開ばかりだとドラマにならないので、宗介の起死回生のネタがスキャンダルで潰れてしまいます。そこで謎の小説家・楠瀬凛にインタビューしようと試みますが、全くの正体不明で実現は不可能と思われます。原作だと、謎の小説家は「TEN」です。里中が会長の息子で編集長の甥ではなく美里がガッカリするのは原作と同じですが、原作だとずっと前から疑っていて二人きりになろうとしてヘジンとソンジュンが二人だけで取材旅行に行く展開でした。愛と宗介は夜に二人でバスケをして、宗介はメインインタビューを取りやめる決断をします。愛は夏川先生に再び会いにゆき、絵本作家になるのが夢だったと云います。編集部の描写も多いので、唯子さんの出番も多いです。宗介は自ら印刷所に行き、編集部は打ち上げをします。宗介が来ないので心配した愛が編集部に行くと、宗介は自分の力不足を悔いて男泣きし愛に膝枕してもらいます。其の様子を陰から見ていた樋口は、何かを決意します。印刷所に何者かからストップする様に電話が入り、謎の小説家から取材を受けると連絡が入ります。会長の息子で編集長の甥で新副社長は、文太さんでした。そして、謎の小説家の正体は樋口でした。原作だとスーツ姿になるだけではなく、無精ひげを剃ってビシッとキメるところです。次回は最終話ですが、一部生放送と告知されました。原作だと第14話の終わりまで来ていて、残り2話分を最終話に詰め込む事になります。
【第9話視聴率】関東「7・1%」、関西「9・7%」
(小島イコ/姫川未亜)