関西テレビ、フジテレビ 21:00〜21:54
第6話「混乱する記憶と四角関係! 雨の中の告白」
愛(小芝風花)発案の童話企画が本格始動!宗介(中島健人)は愛に扮(ふん)する梨沙(佐久間由衣)の言動に違和感を抱き、むしろ本物の愛のことが気になり始めて…!?
片瀬那奈 AS 岡島唯子
「彼女はキレイだった」の第6話です。前回の数字は関東で「6・4%」、関西で「9・3%」と、東京五輪前の数字に近くまで持ち直したものの、やはり低いです。CSで再放送している原作の同名韓国ドラマの方は、いよいよ今夜(明日の早朝)に最終話の第16話となります。第15話までに多くの問題が解決しており、もうひと波乱あるのかどうかと云ったところです。リメイク版であるこちらの方は中盤になり、愛が美しく変身した後の話になりました。原作でも全16話でヘジン(愛)が変身するのは第9話の冒頭ですからペースは同じですが、何せボリュームが倍位あるので内容も原作の方がずっと濃いです。さて、冒頭のキャスティングでは、変わらず那奈ちゃんがトメでした。編集部にも普通に、那奈ちゃんが演じる唯子さんはいます。オープニングの愛も変身しました。愛が変身する過程は、今回描かれました。愛は自らが提案した、10年前に引退した童話作家の夏川ちかげ先生を取材する事になります。会長の息子で編集長の甥が編集部にいる話がようやく出て来ましたが、原作ではかなり前に出て来た話で愛(ヘジン)と宗介(ソンジュン)が二人だけの取材旅行へ行く原因になりますが、其の正体は終盤で判明します。梨沙(ハリ)は元カレに絡まれていると宗介にまた助けられ益々宗介に惚れるわけですが、宗介は昔話ばかりするので今の自分を見て欲しくなり、遂に愛のパズルを持ち出します。此れも原作では愛が変身する前の話で、つまり原作では愛が変身する前にも関わらず宗介がかなり梨沙に疑念を抱き、変身する前の愛に魅かれているわけです。樋口(シンヒョク)はストレートに愛に告白しますが、愛は「またからかっているんですね」と相手にしません。原作のシンヒョクはお調子者なのは同じですが、かなりワイルドでバイクを乗り回し無精ひげを生やしていて、其れも終盤の展開に大きく関わっていました。梨沙が宗介にパズルを見せて告白している時に、愛が火災に巻き込まれたと聞いた宗介は駆け付けます。同じく樋口も駆けつけたのですが、雨の中で宗介が愛を抱きしめている場面を目撃してしまいます。そして、愛も宗介と梨沙が一緒のところを目撃してしまって、次週に続きます。物語も後半になっていき、宗介が愛の正体に気付くのは何時かと云う問題だけではなくなって来ました。それから、原作のヘジン(愛)とハリ(梨沙)の関係はリメイク版よりもかなり深く感じられ、お互いを「旦那」と「ハニー」と携帯に登録したりしています。
【第6話視聴率】関東「6・9%」、関西「9・9%」
(小島イコ/姫川未亜)