関西テレビ、フジテレビ 21:00〜21:54
第7話「明かされる正体!? 止まらぬ思いとキス」
愛(小芝風花)への思いが加速する宗介(中島健人)!宗介を思いながらも、梨沙(佐久間由衣)の本心が気になる愛。それぞれの思いが交差し、恋の四角関係はどうなる!?
片瀬那奈 AS 岡島唯子
「彼女はキレイだった」の第7話です。前回の数字は関東で「6・9%」関西で「9・9%」と低空飛行を続けておりますが、初回からずっと関西の方が関東よりも「3%」位高い数字をキープしており、前回は二桁復帰目前まで盛り返しております。今の時代は視聴率だけでは測れないとは云え、東京五輪の開会式が「50%」以上の数字を叩き出したり、ドラマでも「20%」を超える作品が未だにあるわけで、ひとつの目安とはなるでしょう。我々視聴者にとっては面白ければ数字が低くても全く問題はありませんが、民放ドラマはスポンサーで成り立っているわけでそちらにとっては数字が高くなければダメなのです。此のドラマはカンテレ制作なので、関西で二桁近く取っているのは良い事でしょう。さて、物語は後半になりました。今回もオープニングのキャストでは那奈ちゃんがトメですし、唯子さんは普通に編集部に居ます。愛は、梨沙が自分を名乗ったまま宗介に会い続けている事を知ってしまいました。宗介が無理矢理に愛をコーヒーショップに誘うものの、愛は逃げ出します。副編集長室に呼ばれてもぎこちなくしていますが、原作の愛であるヘジンならばコントみたいなオーバーリアクションをやっているところですね。樋口が愛を食事に誘って、愛は梨沙と宗介の関係を相談します。原作の樋口であるシンヒョクは主役ふたりを食う位に美味しい役どころなんですけど、樋口も頑張っているし面白いのにキメるところはキメて美味しいですね。本家からSNSでエールも送られていた様で、赤楚くんもやりがいがあるでしょうね。樋口からの電話で、梨沙は真実を打ち明ける決心をします。愛は引退した絵本作家の夏川先生に取材許可を得て、会いに行きました。唯子さんに頼まれた愛は、宗介の部屋にワインを届ける事になります。毎回あまり唯子さんの事を書いていませんが、那奈ちゃんらしく小技も効いた良い演技だと思います。宗介に部屋に通された愛は、またしてもソワソワしていますが、宗介は愛に告白し始めます。コーヒーをこぼして着替えた愛に、宗介は告白を続行します。「君が好きだ」と直球で来た宗介に感激して泣きだす愛ですが、梨沙を思い出して逃げてしまいます。夏川先生は、コラムの執筆をオーケーしました。前回の雨の日に愛を迎えに行ってずぶ濡れになった樋口は風邪をひいて愛は心配しますが、樋口は抱きしめて未練を語ります。宗介は梨沙が打ち明ける前に、仕事のパンフレットで正体を知ってしまいます。正直に話した梨沙を、宗介は見向きもせずに去ってゆきました。宗介は愛に電話をして「会いたい」と云い、樋口が「行くなよ」と云うものの愛は「ごめんなさい」と云って駆け出します。回想シーンも入って、もう最終回の様な展開です。遂に巡り合ったふたりがキスして、次週に続きます。原作でも正体が明かされてからが、実は見どころ満載の話になります。
【第7話視聴率】関東「7・2%」、関西「10・4%」
(小島イコ/姫川未亜)