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2013年09月23日

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 075「色丞魔喜」

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 出演作:『HK 変態仮面』(ティ・ジョイ)

 先行公開:2013年4月6日
 全国公開:2013年4月13日

 (片瀬那奈ちゃんの撮影日:2013年3月4日)

 映像作品:DVD「HK 変態仮面」ノーマル・パック&アプノーマル・パック2種(東映)
       2013年7月12日発売


2013年に最初に公開された「女優・片瀬那奈」作品は、なな、なんと、映画「HK 変態仮面」でした。片瀬那奈ちゃんは、2013年1月から3作をほぼ同時に演じ分けておられたと、思わせぶりな「マネ日記」で小出しにされていましたが、撮影順だと、映画「二流小説家 シリアリスト」 → 映画「HK 変態仮面」 → 連続ドラマ「35歳の高校生」となります。ほぼ同時期に紙面も飾った3作品ですが、片瀬那奈ちゃんがデカク取り上げられたのは、映画「HK 変態仮面」の「色丞魔喜」役でした。片瀬那奈「やりたい」SM女王!映画「変態仮面」で新境地、片瀬那奈、ボンテージで鞭打つ「変態仮面」ドSの母親 撮影は「激しすぎて…」、片瀬那奈、網タイツで悩殺 「変態仮面」でSM女王の母親役に挑戦、片瀬那奈、映画『変態仮面』でSM女王役!変態仮面の母親に!、片瀬那奈、SM女王になってムチを振るう!罵詈雑言を浴びせる!映画『HK/変態仮面』主人公の母親役で出演決定、などなど、見出しも「かたちん」が独占!世間は「はあ?きれいなおねえさんが、何やってんの?」てなもんや。一部のテキトーな報道では「片瀬那奈は余りにもイメージと異なる役柄を演じてしまったので、所属事務所が難色を示し宣伝活動はNGとなった」なんぞと書き飛ばされましたが、「かたちん」は自らデビュー時の「水着ポロリ映像」まで解禁して宣伝活動をしていましたよっ。

無論、ずっと追いかけて来た「片瀬那奈ちゃんファン」にとっては、主人公「変態仮面」の「ファンキーなお母さんでSM女王」を演じる事に、何の驚きも無かった。寧ろ「那奈ちゃんなら、やらかすに決まっているじゃん!」と大歓迎!でございました。「怪優・片瀬那奈」の愛好者としては、正に「待ってました!」と絶賛するしかないキレ捲くりな艶姿を披露して下さった。公開は後になりましたが、映画「二流小説家 シリアリスト」と併行して臨まれた作品です。「色丞魔喜」と「長谷川千夏」と云う全く異なった役柄を、片瀬那奈ちゃんは軽々と演じ分けて魅せた!正に「静(千夏)と動(魔喜)」の両極端で、それぞれの画面には描かれていない人生までも感じさせる深みの在る演技には、感服いたしました。然し乍ら、此れほどまでに異なったキャラクターを同時期にオファーされ演じ分けるには、人知れぬ相当の努力がなければ在り得ません。片瀬那奈ちゃんは、決して「天才」ではありません。類稀なる資質は充分に兼ね備えていたけれど、ハッキリ云ってしまえば「芸能界に、そんなコは星の数ほど居る」のよさ。

女優デビュー作「美少女H2 最後のデート」に出演した時の、17歳の片瀬那奈は思い上がっていました。「あたしは出来るコだから、スカウトされて水着キャンギャルにも受かって、「ヤンサン」のグラビアも、「JJ」のモデルも決まって、今度は女優かい?軽い、軽い。テキトーにやっても平気!」と、自惚れ全開!で演じた作品を観た片瀬那奈は、己の愚かさに気付いてしまったのだよ。若干17歳での、大いなる挫折!しかも、自分でダメ出し!其の時、片瀬那奈の未来は決まってしまいました。何度も語って来たけれど、片瀬那奈ちゃんの熱狂的なファンだから云うのではなく、デビュー作「最後のデート」は名作だと思います。そもそも、ドラマと呼ぶべき作品ではないのよさ。なのに、片瀬那奈ちゃんは自ら「コレは、ダメだ!」と絶望したのです。芸能界なんてヘアメイクになる為の「社会見学」程度にしか考えていなかった片瀬那奈が、覚醒してしまった!♪あれから、15年♪、僕たちは片瀬那奈ちゃんを追い続けています。「色丞魔喜」は、突然に現れたのではありません。「片瀬那奈」と名乗る「怪優」は、デビュー作での屈辱から、僅か3ヶ月後に見事に復活した本格的な女優デビュー作「GTOドラマスペシャル」から、まっすぐに現在まで繋がっています。

「HK 変態仮面」は、片瀬那奈ちゃんが御出演された中でも、最も下らなくて面白い映画です。「色丞魔喜」を演じた片瀬那奈ちゃんと、「ニセ変態仮面」をやりたい放題で演じた「平成の怪物」こと安田顕さんは、間髪いれずにドラマ「ショムニ 2013」で再共演が実現しました。「HK 変態仮面」では絡みが無かったので、大いに絡む連ドラへの期待は高まりました。実際に、那奈ちゃんもヤスケンさんも、演技のヴォルテージは全く下がっていないどころか上昇していました。ところが、結果は皆さん御存知の通り悲惨な駄作となってしまった。「壇上みき」も「星野人事部長」も、渾身のぶっ壊れ演技で魅せたのに、何故だ?史上最悪の屑ドラマ「ショムニ 2013」を観てゲンナリした方々は、是非とも映画「HK 変態仮面」を御覧になって下さい。映画もドラマも、監督のもんなのよさ。どんなに役者さんたちがハッスルしたって、所詮はコマに過ぎません。生かすも殺すも、演出と脚本なのだ。こんな事を云っちゃうと、些かマズイのかもしれないけど、片瀬那奈ちゃんは「どんなオファーでもスタッフと慎重に話し合って、納得がいけば受けます!」と明言しています。「HK 変態仮面」への出演オファーを即決で受けた片瀬那奈ちゃんは、マジで物凄いぞ。「研音バーター」とか云われる作品よりも、単身で「かたちん」が挑んだ作品の方が、ズバリ云って圧倒的に面白い!「かたちん」は「ホンモノ」です。

「色丞魔喜」の素晴らしさは、福田監督が「まさかオファーを受けてくれるとは」と語った「SM女王」と云う奇をてらった設定にあるのではありません。「変態仮面」の母親なのですからイカレているのは当然で、全てを納得した上で「怪優・片瀬那奈」は出演を即決しました。そして、其の演技が何の迷いもなく文句なしに振り切れ捲くって、面白いのです。全ての出演場面を早朝から深夜まで掛けてたったの一日で撮影されたのだけど、異様なハイテンションでの鬼気迫る演技は圧巻です。冒頭から「色丞魔喜」が登場すると、劇場内は大爆笑!片瀬那奈ちゃんの舞台挨拶がなかったのに、わざわざ2回も新宿バルト9に足を運んでパンティまで被らされた者が証言するのですから、本当です。ブログで報告がありましたが、片瀬那奈ちゃん御本人も自腹でチケットを購入して此の映画を観ました。内容から考えて、地上波でのテレビ放送はおそらく無理だし、テレビ放送が期待出来るのはCSしかないでしょう。片瀬那奈ちゃんの演技も素晴らしかったけれど、作品としての出来栄えが好かったのが、「色丞魔喜」を高評価する理由です。予想外のヒット作となり、速攻でDVD化もされましたので、是非とも御覧になって下さい。続編の制作にも大いに期待したいですし、そうなったら当然ですが「色丞魔喜」も再登板されるでしょう。


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「怪優・片瀬那奈・進化論」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 18:58| ERENA | 更新情報をチェックする

「熟年離婚」ACT 6&ACT 7 再放送!

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テレ朝チャンネル1 9:50〜11:50

ACT 6 「戻れない二人…離婚後の試練」
ACT 7 「揺れる心夫の後悔…妻の迷い」

片瀬那奈 as 豊原みどり


2013年9月現在でも「3連休も頑張り過ぎます!」と鬼神の如く働く「かたちん」こと片瀬那奈ちゃんですが、CSでの再放送も相変わらず目白押しです。来月も此の世紀の怪作ドラマ「熟年離婚」のリピートを中心に、「GTOドラマスペシャル」や「ブラッディ・マンデイ」など、数々の名演が蘇ります。ズバリ云って「スカパー!」の基本パックを契約すれば、貴方のテレビは「片瀬那奈ちゃんねる」へと変貌しますよっ。全9話と通常の尺よりも短い「熟年離婚」は、次週で早くも最終回となります。つまり、本日に放送される第6話&第7話は後半なのですけど、「主人公・豊原幸太郎(渡哲也さん)」へ降りかかる災難は止まる所を知りません。本人も「父さんが動くと、余計に問題を大きくしてしまうから・・・」と自覚しているものの、やはり家長として家族が次から次へと大問題を抱える姿を見捨てるわけにはいきません。プライドも捨ててアタマを下げ捲くり、優しいお父さんへと変貌していく幸太郎。其れでも、どんなに頑張っても、幸太郎の苦難は続きます。「末娘・みどり」を演じた片瀬那奈ちゃんも、撮影当時に「日本のお父さんガンバレー!!」とエールを送っておりました。そー云えば「シューイチ」の一年目には、片瀬那奈ちゃんのキャッチフレーズは「お父さんの味方です!」だったナァ。

昨日は話題のドラマ「半沢直樹」が最終回との事で、昼に2時間半の第9話までのダイジェストを中心とした特番!最終回も25分拡大!と、TBSは「半沢祭り」で合計「4時間」近くやらかしておりました。イチオー録画したのだけど、特番をドラマのダイジェスト部分だけにして、最終回もCMをカットしたら(壇蜜さんのサントリーだけは残した)、合計で「2時間半」になっちゃったぞ。おいおい、残りの「1時間半」は何だったのでありましょうかしらん。最終回のオチも、予想していたとは云え、思いっ切り「続編へつづく!」だもんナァ。香川さん演じる大和田常務を土下座させる為に半沢は突っ走って来たので、土下座させちゃったから決着はついたのだろうけど、香川さんが土下座する時の芝居が大仰過ぎて笑っちゃったし、何だか映画「カイジ」も思い出しちゃったじゃまいか。面白かったけど、やっぱりラストが「つづく」じゃナァ。「カタセカイ住人」満載のキャスティングは何気にマニアックだったけど、何でいつも「ウエッティ」と「犬のお父さん」はセットなの?CMもドラマも、ずっと共演し捲くりじゃまいか。「熟年離婚」は、全9話ですけど、キチンと何もかも決着しますよっ。数字だって、高かったんだぞ。関東での平均は「19.2%」で、関西じゃ最終回が「30%」だったのよさ。しかも、底抜けに面白いドラマです。

定年退職した日に、突然に「妻・洋子(松坂慶子さん)」から「熟年離婚」を切り出された幸太郎は、「長男・俊介(徳重聡くん)」は司法試験を目指して浪人中なのに年上の子持ち人妻「聡美(桜井幸子さん)」と交際が発覚!「次女・みどり(片瀬那奈ちゃん)」は売れない自称ミュージシャンに貢いでいた挙句に避妊も虚しく妊娠!と、尋常ではない大問題に悩まされて来ました。そんなダメ息子とダメ娘に比べると「長女・律子(高島礼子さん)」は性格も自分に似たしっかり者で、既に「善三(西村雅彦さん)」と結婚し孫も産んでくれたので、イチバンのお気に入りの様です。善三が経営する工務店の倒産危機も去ったのだけど、なな、なんと、善三は出入り業者の美人従業員「奈緒(石川亜沙美さん)」と「ただならぬ関係」と発覚してしまうのでした。何ゆえ、善三がそんなにモテルのかは不可解ですが、ズバリ!浮気をしていたのだ。本日放送の第6話&第7話では「律子と善三の離婚問題」がメインとなります。自分が妻に一方的に押し切られて熟年離婚してしまったら、今度は可愛い長女まで離婚したいと云い出す!ズガーン!幸太郎でなくとも「一体、この家はどうなっているんだ?お前の躾がなってないから、子供たちが3人とも道を踏み外したんじゃないか!」と、洋子を怒鳴りたくもなるでしょう。しかし!洋子は全てを丸投げして、退職金の半額(おそらく数千万円か億単位)をゲット!して、まんまと離婚成立させて逃亡してしまったのだ。お父さん、ガンバレー!!

前回の第5話で、ついに熟年離婚した幸太郎と洋子ですが、第6話で新たな大問題が発覚!前述の通り、律子が尻に敷いている亭主・善三の浮気です。みどりは、幸太郎を敦也のライヴに招待しますが、律子と善三からはしっかりと三千円ずつ貰います。此の回は、みどりちゃんの声の調子が悪いですね。片瀬那奈ちゃんも若かったから、夜遊びの影響かしらん。またしても沙織(真中瞳さん)とデートをする幸太郎は、いきなりだナァとサンフランシスコへの旅行を誘われてドキドキ!洋子は佐竹社長(ウルトラマン80)に「渡辺洋子に戻りました!」と報告し、佐竹社長の目がギラリンコ!青山奈緒との密会を「佐竹社長との打ち合わせ」とすぐバレル嘘をついた善三は、律子に問い詰められます。幸太郎は求職活動を開始しますが、律子に「善三が浮気しているみたいだから、舞と二人で家に戻りたい。あたし、離婚するかもしれない」と泣き崩れられて大困惑!「律子・・・お前もか・・・」と絶句するのでした。洋子は母親の勘で律子の異変に気付き、幸太郎と聡美のバーで会います。「アノ(オレに似て気丈な)律子が、オレの前で泣いたんだ・・・離婚するかもしれん」と語る幸太郎。そんな心配を他所に、善三が性懲りもなく奈緒と逢っている現場を遂に律子が目撃!自分は壊れたバッグを大切にしていたのに、高級バッグを奈緒にデレデレして買い与えている善三に幻滅!愛人の奈緒は、堂々と律子に正面から挑み「奥さんにも原因があるんじゃないですか?」と言い放ち、律子姐さんは善三を張り手一閃!流石は「極道の妻」だっ!律子は娘を連れて、豊原家に出戻りするのでした。

一方、前夫のストーカー行為に悩む聡美と健志に見かねた幸太郎は、二人を豊原家に引き取る覚悟、決めました。其処へ律子と舞まで戻って来て、一気に豊原家は賑やかになりました。幸太郎は善三に会いに行き、コレ幸いと善三が律子との関係修復を頼んでいると、タイミングがバッチリ!で奈緒がやって来て、幸太郎は憤慨!「反省のない人間に、何を云っても無駄だったな」と善三を見捨てます。しかし、奥さんが高島礼子さんで愛人が石川亜沙美さんって、善三もなかなかやりますナァ。伊達や酔狂で、零細有限会社とは云え社長を務めてはおりませんねっ。聡美の前夫は、遂に豊原家に乱入!俊介は、男気爆裂!で真正面から対決し、追い返します。そんな息子の姿に、幸太郎もニンマリ。そして、俊介は遂に司法試験に合格!「こんな嬉しい事を祝わないでどうするんだ!」と幸太郎の号令で、家族でお祝いパーティーとなり、「反対したって、どうせ結婚するんだろ」と俊介と聡美の仲も認めた!幸太郎お父さん、折れ捲くって物分りの良いオヤジに大変貌だっ。そして、洋子もやって来た!でも、善三もやって来た!「律子、戻って来てくれよ!許してくれよ!」と嘆願する善三に、律子は「もう、離婚するって決めたんだから!」と拒否!

そこで幸太郎は「善三くんがアタマを下げて頼んでいるんだ。考え直せ」と諭すと、洋子に「善三さんは浮気したんですよ。律子は離婚したがっているんですよ」と口を挟まれ激昂し、「勝手に家を捨てて出ていったお前に発言する資格などない!お前はお前で好きにやれよ。その代わり、此の家の事には今後一切口を出すな!」とムキになり捲くりで宣言!みどりに「お父さん、云いすぎだよ!お兄ちゃんのお祝いの席なんだよ」と抗議されても「お父さんは、間違った事を云った覚えはない!」と返します。確かに、幸太郎は何ひとつ間違った事なんぞ云わない頑固者です。正論をぶちかまして、其れを身勝手な家族に疎まれていたのでした。でも、幸太郎は懸命に努力して折れた!なのに、どこまで続く地獄の苦難!嗚呼、幸太郎は一体どうすればいいの?悩める幸太郎がひとりぼっちでベランダでたそがれて、次回へつづく。第7話となっても、律子は豊原家に篭城中です。幸太郎は、ハローワークで求職活動の日々。洋子にはヨーロッパ研修の話が舞い込みますが、余りにも佐竹社長に優遇されているので同僚女性社員たちは「アノ二人、なにかおかしい」と疑惑を持ちます。善三は、幸太郎に律子との関係修復を頼むのですが、ガツン!と云われてションボリ。

幸太郎は、相変わらず沙織とデートを繰り返しますが、誘われた旅行には「古い考え方かもしれませんが・・・恋人同士でもない男女が二人っきりで旅行は・・・」と断ると、沙織に「じゃあ、恋人にでもなります?」とモーレツなアタック!で返されドギマギ!親友の児玉(小野武彦さん)にも紹介して、児玉も「堅物のお前さんに、こんな若い恋人が出来たとは・・・人生、何があるか分からないもんだナァ」とビックリ!小学生の娘の舞が嘘を付いてまで関係修復を望むので、律子が善三に会おうとした時、タイミング好く別れたはずの浮気相手の奈緒が押しかけていて、激しい嫁と愛人バトルへ!善三をボロクソに貶して去っていく律子を、奈緒に「あそこまで云われて、まだ奥さんがいいの?」と云われた善三は「僕には律子が必要なんだ!」と絶叫し、奈緒にピンタを喰らって関係終了!哀れ善三は、妻にも愛人にもひっぱたかれてしまいましたとさ。洋子が佐竹社長とデートし激烈なアプローチを受けている時に、偶然にも幸太郎と沙織が鉢合わせ!てか、幸太郎は英会話教室に行く日どころか年がら年中、沙織とデートし捲くっていますね。女遊びなどして来なかった堅物の幸太郎ですから、60歳になっての突然の「モテ期」到来にメロメロになりそうで不安です。

みどりがチケットを100枚も売って、たかがインディーズ・バンドなのに「みどりちゃんが捌いただけで30万円!」と健気すぎるサポートを受けた「敦也のライヴ」当日に、喜久枝(草笛光子さん)が倒れ幸太郎はドタキャン!関係修復を目論んで善三が来ています。幸太郎が来れなくなった事情を話し、妹やお腹の子供の事を真剣に考えてと訴える律子を、悪し様に鬱陶しがる敦也を見た善三が覚醒!ガツン!と敦也に意見して、律子も見直すのでした。みどりちゃんは身重なのに、ヒールを履いてそんなに走っちゃダメよ。倒れた姑のお見舞いに洋子は駆けつけ、喜久枝は詫びて幸太郎との復縁を促されるものの、洋子はキッパリと拒否!善三は夜の繁華街の路上で、大勢の通行人がいるのにも関わらず律子に土下座して復縁を嘆願!えっとですね、こんな場面を観て「シリアスなドラマ」なんて思えるわけないじゃん!しかし、律子は舞と家に戻る決意、固めました。幸太郎は洋子に「これからはお互い、それぞれの道をいく事になるな。元気でがんばれ!」と爽やかに握手して別れると、佐竹社長が駆けつけていて「僕が、あなたを支えていきます!」と猛然と洋子にプロポーズ!嗚呼、やっぱり二人は出来ていたんじゃまいか。で、つづく。律子と善三は元鞘で、俊介は合格し聡美との仲も認められました。しかし、肝心の「みどりちゃんの妊娠問題」は、どーなっとるのかね。次週の2話で完結するのに、ほったらかしの「みどりちゃん」が可哀相ではありませんか。どーやって、ヒモ男との決着をつけるのか?

どうなる?みどりちゃん!どうする?幸太郎お父さん!


ACT 6 本放送:2005年11月17日
ACT 7 本放送:2005年11月24日

「熟年離婚」INDEX


(小島藺子)



posted by 栗 at 11:37| ACTRESS | 更新情報をチェックする