フジテレビ 22:00〜22:54
「千夏さよなら…どうなる?庶務二課」
満帆商事解体、ショムニ、地方の食品会社へ出向!配属先は豆腐二課、通称トフニ!?新社長の陰謀を阻止せよ、ミッションは全員終結。千夏、最後のメッセージ!
■ キャスト
江角マキコ :坪井千夏(庶務二課)
ベッキー :三波まどか(庶務二課)
本田 翼 :円山詩織(庶務二課)
安藤サクラ :安倍麗子(庶務二課)
森カンナ :小島美鈴(庶務二課)
堀内敬子 :福田益代(庶務二課)
三浦翔平 :左門大介(海外事業部員)
片瀬 那奈 :壇上みき(経営企画室長)
泉 里香 :三田 茜(キラキラガールズ)
高田有紗 :柏木アオバ(キラキラガールズ)
東野佑美 :恩田ゆず(キラキラガールズ)
戸次重幸 :剣崎社長(第9話&最終話ゲスト)
石黒 賢 :右京友弘(最終話ゲスト)
升 毅 :前川 進(代表取締役社長)
鈴木浩介 :下落合耕ー(人事部員)
安田 顕 :星野ケンジ(人事部長)
、ほか
■ スタッフ
原作:安田弘之「ショムニ」(メディアファクトリー)
脚本:森ハヤシ
演出:鈴木雅之
音楽:大島ミチル
主題歌:Serena「ピンクの弾丸」(アリオラジャパン)
編成企画:石井浩二、清水一幸
プロデュース:岩田祐二(共同テレビ)
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ
片瀬那奈ちゃんが「壇上みき」を怪演された「ショムニ 2013」も、遂に最終回です。「満帆ブログ」から判断しますと、片瀬那奈ちゃんのクランクアップは「2013年9月16日」の午前中と思われます。えっとですね、確か、あたくしは、前々日の「2013年9月14日」の夜にレディー・パンドラ様が渋谷で歌い踊る姿を間近で目撃し、前日である「2013年9月15日」に片瀬那奈ちゃんが生放送で司会を務められた「シューイチ」を実況してから、渋谷で夜にレディー・パンドラ様がふたたび降臨された艶姿を目に焼き付けたはずです。夢のようだったけど、現実に起こった事なのよさ。「ゲキ×ソニック!」の第二夜が終演したのは、もう20時半を超えていて、当然乍ら打ち上げもあったでしょう。なのに、翌朝には壇上さんとして最後の撮影に臨まれておられたのかっ。マジで、那奈ちゃん働き過ぎなんじゃねーの?公式でクランクアップが発表されたのは「2013年9月17日」でありまして、最終回の前日ギリギリまで撮影が押していたのが俄かに信じられないですね。こんなスットコドッコイなドラマに、何ゆえそんなに時間が掛かってしまったのかしらん。今更、右京さんを登場させてどーすんの?
「ゲキ×ソニック!」を観たばかりだから、益々「ショムニ 2013」に対しての評価は厳しくなってしまいます。該当記事でも書きましたが、「ゲキ×ソニック!」は、正しくロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の完結篇とも云えるライヴ・イベントでした。「続編とは、斯くあるべし!」と、舞台本編を愛したファンが納得が出来る「素晴らしい決着」を魅せてくれた。劇中のバンドが実際にライヴをやってしまうと云う夢が一年越しで実現して、出来栄えも素晴らしかった。其れで歓喜しないファンなどいません。対して「ショムニ」は、何ぞや?10年ぶりの唐突な復活に、かつてのファンは其れでも期待しました。ところが、蓋を開けたら何じゃらホイ。余りの酷さに潮が引くよりも早く撤退し、気が付けば「ひと桁」連発!の体たらく。片瀬那奈ちゃんが渾身で演じる壇上さんは「10人にひとりも観てもらえない」のよさ。何じゃ、そりゃ?此の辱めを、どーしてくれるの?責任者、出て来い!経営企画室の壇上さん&キラキラガールズが「ショムニ」に転属されるとか、右京さんが遂に登場!とか、制作陣は「してやったり!」とネタバレしたのでしょうけど、全てが予測可能で意外性が無く、中途半端にネタバレされたらドッチラケです。煽りが下手過ぎて、サプライズが何ひとつ起こらないのよさ。
マジで「2013年9月16日」がオールアップだったと「ショムニ 2013」フジテレビ公式サイトで公表されていて、目が点になりました。はあ?放送日の前々日にようやく撮影終了って、何だ?最終回の予告が思わせぶりな手抜きだったのは、全く撮影が進んでいなかったからなのかしらん。其れじゃ「ショムニ 2013」は、テレビ東京版の「エヴァンゲリオン」ではありませんか。始まったけど、満帆商事の無能社員どもが降格出向されるって、大昔と全くおんなじ展開じゃん。片瀬那奈ちゃん演じる壇上さんの「ショムニ」制服コスプレしか見どころ無し!どーせ、また訳が分からない大逆転をやらかして、めでたしめでたしってオチなんざんしょ。千夏のセリフとは裏腹に、壇上さん&キラキラガールズは「だっさいショムニの制服」もバッチリと着こなしております。流石は、全員がモデル出身!左門の稚拙な策略は、アッサリと剣崎社長にバレバレでハメられ、遂に右京が登場!ココまでの前半で、何もかもが視聴者の予想可能な通りに進んでいくのでしょう。「ショムニ」のクズどもが左遷された社員を説得して満帆商事を取り戻し、剣崎社長を「ぎゃふん!」と云わせようって・・・、ネタが「完全無欠のリメイク」じゃまいか。
キャスティングが変わっただけで、脚本も演出も劣化コピーでBGMも同じって、どこまで視聴者をコケにすれば気が済むのかしらん。千夏がエラソーにぬかす啖呵も、どこかで聞いたもんばかり。「半沢直樹」のマネッコをするまで堕ちたのかっ。坪井千夏は、水戸黄門でもアントニオ猪木でもなく、オリジナルな坪井千夏だったのに、どーしてこーなった?そんな中でも、壇上さんは魅せますナァ。千夏をフォローし和解する場面は、実に好かった。「千夏に認められても反発しつつ、内心は嬉しくて堪らない」と云う見事な感情表現!軽々と脚立も持ち上げ「どーせなら、かたちんが二代目・千夏を襲名すれば好かった!」とまで思ってしまうのは、「片瀬那奈ちゃんファンの贔屓目」なのでありましょうかしらん。最終回も、余りにも安易で幼稚園児でも「なんだよ、コレ?くだらねー!」と云うしかない、サイテーな展開です。何ゆえ、最後まで「ショムニ」のクズどもは英雄気取りなのかが、全く理解不能です。何にも変わらない「ショムニ」が復活ってオチには「トホホ」です。おいおい、DVD箱を「2013年12月18日」に発売!って、アタマ平気か?でも、壇上さんが面白かったからナァ。さてと、約一時間後にCSで再放送される「ショムニ FOREVER」を観て、鬱憤を晴らすとしましょう。
(最終話視聴率「7.8%」) ←「最終回で最低数字を更新!」
「THANX 4 うっぴー☆」 (小島藺子/姫川未亜)
「ショムニ 2013」フジテレビ公式サイト
「満帆ブログ」