@ Shibuya-AX Open 16:00 / Start 17:00
出演バンド
SKOMB
are
岡崎 司(ギター)、冠 徹弥(ボーカル)、
大桃俊樹(六弦ベース)、梅棹裕也(ドラムス)、
高井 寿(ギター)、松田信男(キーボード)
&
サイケデリック・ペイン
are
福士誠治 as 詩音 (ボーカル)
綾野 剛 as 魁人 (ギター)
内田朝陽 as 麗次 (キーボード)
前川紘毅 as 準 (ベース)
松田 翔 as 翔太 (ドラムス)
サポート・メムバー
岡崎 司(ギター)、松田信男(キーボード)
アンコール・スペシャル・ゲスト
冠 徹弥(ボーカル)
from SKOMB
with
片瀬 那奈 as レディー・パンドラ (ゲスト・ボーカル)
出演バンド
SKOMB
are
岡崎 司(ギター)、冠 徹弥(ボーカル)、
大桃俊樹(六弦ベース)、梅棹裕也(ドラムス)、
高井 寿(ギター)、松田信男(キーボード)
&
サイケデリック・ペイン
are
福士誠治 as 詩音 (ボーカル)
綾野 剛 as 魁人 (ギター)
内田朝陽 as 麗次 (キーボード)
前川紘毅 as 準 (ベース)
松田 翔 as 翔太 (ドラムス)
サポート・メムバー
岡崎 司(ギター)、松田信男(キーボード)
アンコール・スペシャル・ゲスト
冠 徹弥(ボーカル)
from SKOMB
with
片瀬 那奈 as レディー・パンドラ (ゲスト・ボーカル)
「レディー・パンドラ」様を名乗る「歌手・片瀬那奈」、
今宵も渋谷で大暴れ!
今宵も渋谷で大暴れ!
【サイケデリック・ペインのセット・リスト】
00.Opening BGM (制作:麗次こと内田朝陽)
01.神様!アンタにケンカを売ってやる!
02.Psychedelic Boogie Man
03.“悪”ってなあに?
04.みんなロックが教えてくれた
05.時は来たれり (A/K/A 救世主の復習 〜 組曲:降臨前夜)
06.救世主の恋
07.ハンマー
08.A Million Secrets of Angel
(アンコール)
09.タイトル不明のインストロメンタル (新曲、作曲:麗次こと内田朝陽)
10.Invisible Battles
11.リセット (新曲、作詞・作曲:準こと前川紘毅)
12.Psychedelic Boogie Man
13.神様!アンタにケンカを売ってやる!
(新曲以外の全曲「作詞:森雪之丞、作曲:布袋寅泰」)
(ピンク色が「レディー・パンドラ」様が参加した楽曲)
series epitaph vol.1「ゲキ×ソニック!」2DAYSの二日目も素晴らしいライヴでした。今宵も、片瀬那奈ちゃん、じゃないや、レディー・パンドラ様を中心に、じっくりとリポートさせて頂きます。朝に「シューイチ」を実況していた時には大雨だったのに、仮眠して起きたらピーカンの快晴になっていました。其れで、傘も持たずに出掛けたのだけど、どうやら地下鉄で渋谷へ向う間に夕立があったらしいですね。あたくしが渋谷に着いた時には晴れていました。流石は「晴れ女・片瀬那奈ちゃん」ですねっ。本日の整理番号は「1,100番台」と昨夜よりも千番も後でしたので、最初からフロアではなく後方のPA卓横の一段上がった場所を狙っていました。アッサリと「レディー・パンドラ様の立ち位置正面」をゲット!出来ましたよ。此の辺は、昨夜も参戦した者の強味です。入場まで30分くらい待ったので、関係者を何人か目撃しました。ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の作者である森雪之丞さんと、女優の尾野真千子さんです。待っているファンは、尾野さんが普通に目の前を通って行くのに全く無関心でした。もうアタマの中は「サイケデリック・ペイン」でいっぱいだったのでしょうね。尾野さんは、おそらく魁人に招待されたのでしょうけど、スタッフさんに「はじめまして、尾野真千子です」と頭を下げて挨拶しておりました。云われなくともスタッフさんは認識していると思うのだけど、礼儀正しい方なのですね。
最初はSKOMBのノリノリなヘビメタ・ライヴですが、昨晩についついぶっ飛ばしてしまい、肝心のメインで息切れしちゃったので抑え気味で行きました。あたくしは「ロックの人」ですから、ハード・ロックやヘビメタのライヴはヤバイのよさ。アレは、一旦ノッテしまったら途中で止められない止まらない魔力があります。昨夜はステージのすぐそばでしたから、目の前で冠さんが絶叫し汗まみれで煽っているのにノラナイなんて失礼な事は出来ず、思いっ切りフルパワーでやらかしてしまったのですが、今宵は後ろの方なのでキメのトコで拳を上げてりゃ格好がつくわけよ。会場を埋め尽くしていたのは、2日目も冗談ぬきで「1475 対 25」で圧倒的に女性ばっかでした。今宵はフロア全体が見渡せる場所にいましたので、試しに男性を数えたら、マジで20人前後しか発見できなかったのよさ。でも「サイケデリック・ペイン」の女性ファンの方々は優しいですね。初めて観るSKOMBをノリノリで盛り上げて、メムバーも感動していましたよ。楽屋弁当も、昨日は「松茸弁当」と「ステーキ弁当」で、本日は「うな重」だったそうです。「いつもは海苔弁当なのに、サイケデリック・ペインの御蔭です!」と爆笑を誘っていました。てか、SKOMBってマジで演奏も客のノセ方も上手いんですけどね。今度、CDや「五右衛門ロック」のDVDとか、買ってやろうかしらん。音楽って存在自体がコミカルなのですから、正しいやり方です。
お待ちかねの「サイケデリック・ペイン」の登場となり、会場はBGMから大盛り上がりです。セット・リストは昨夜と同じでしたが、ライヴですから出来は全く違っておりますし、MCも新ネタばかりでした。えっと、昨夜のセット・リストで、現在は改訂しましたが、「麗次が作った2曲」を外していたのはワザとです。「サイケデリック・ペイン」の麗次以外のメムバーの合意で「敢えて、麗次の曲には触れず、無かった事にしよう」とネタにされていたのですよ。未亜たんも、麗次には「ビバ!山田バーバラ」での遺恨(片瀬那奈ちゃんとのキス・シーンがあった!)があるので、敢えて無視しやがったのでした。昨夜の様に間近でライヴを観るのも好いのですが、やはり近過ぎると何が何だか分からないものなのです。今宵の位置だとステージの全貌が視界に入りますし、音もうるさくなくて耳にも優しいです。昨夜は、SKOMBの爆音で完全に耳がやられてしまったもんナァ。とか何とか云いつつも、結局はレディー・パンドラ様が登場すると目は釘付けなのだが。でも、常にパンドラ様のダンスが全身で視界に入るのですから、在る意味、美味しいのよさ。スタイリングは初日と同じだったのだけど、どうやらゼブラ柄のミニワンピースに黒いショルダー付きのミニスカートを重ね着している様でした。其れと、昨日は気付かなかったけれど左腕には「蝶のタトゥー・シール」を舞台同様に貼っていました。ウイッグも、毛先を赤くしたパンドラ仕様で、ブレスレッドは昨夜と今宵で違っていました。那奈ちゃん、もとい、レディー・パンドラの衣装がモノトーンだったのは、バンマスの魁人(全身、真っ黒の衣装)が決めたらしく、ハブにされたであろう麗次以外は全員が「白黒」ファッションでした。
全身での動きが観えると、レディー・パンドラのダンスやステージ・アクションの物凄さがよりハッキリと分かり、本当に圧倒されました。いえ、片瀬那奈ちゃん、じゃないや、レディー・パンドラの動きが素晴らしいのは舞台を御覧になられた方々ならご理解されているでしょう。其れよりも驚愕したのは、片瀬那奈ちゃん、じゃなくて、レディー・パンドラの「歌の上手さと声域の広さと音感の良さ」でしょう。ライヴではオープニングのBGMを含めれば「14曲」が披露され、ボーカル入りは「11曲」ですが、レディー・パンドラは半数以上にも及ぶ「6曲」に参加しました。そして、それら全てで「リード・ボーカル」と「サイド・ボーカル」と「コーラス」を担当していました。詩音がメイン・ボーカルなので主旋律を歌うと、レディー・パンドラはハモるのだけど、其れが「低音パート」だったり「高音パート」だったり「1オクターブ上の主旋律」だったりと変化するのです。軽々とやっている様に見えたでしょうが、トンデモな技です。レディー・パンドラは、基本的には「男声」の詩音の音域に合わせてハモっていたのよさ。表現力抜群のボーカルとアクション、そして切れ味バツグン!の驚異的なダンス、更に観客への煽りやMCの面白さ、「歌手・片瀬那奈」は完璧に成長していました。本当にステージ栄えがするし、舞台向きだと思います。アンコールでマジマジと冠さんのお尻を凝視する「かたちん」ではなくって「レディー・パンドラ」には、時の流れを感じたりもしました。もう、すっかり「下ネタ、全然オッケー!です」となってしまわれた。
おっと、失礼。肝心の「サイケデリック・ペイン」にも触れておきましょう。今宵は、魁人が「みんなロックが教えてくれた」のイントロを思いっ切りトチっていましたが、ハッキリ云って観客のイチバン人気ですから、何をやらかしても「カッコイイ!」で、間違えても「可愛いー!」なのよさ。ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」でも、事実上の主役でヒーローは魁人ですからね。イチオー、バンマスって事になってますし。でも、ギターの腕前は、本業の役者が多忙過ぎて練習もなかなか出来ないのでしょう。岡崎さんがバッチリとサポートしておりましたけど、昔のGSみたいに影武者で裏で弾くのではなく、ちゃんとステージで並んで弾いたのは立派だと思います。詩音は、歌も上手いけどMCも軽妙で、フロントマンとしては完璧でした。「救世主の恋」を聴いていたら、涙が出そうになっちゃったわよ。舞台の時は、そこまで感情移入出来なかったのに、音楽のチカラって凄いナァ。準は本業なだけに、観客へのコーラス指導も上手いし、作詞・作曲した新曲「リセット」もクオリティーが高かったです。翔太のドラムスに関しては、プロなのですから文句なし!麗次は、キーボードはサポートの松田さんに助けられ捲くりだったけど、DJとして作った音源は結構好かったです。Shibuya-AX が超満員になる人気があるのだから、今後も活動を続けて欲しいですね。レディー・パンドラ様をまた呼んでくれたら、必ずライヴには行きますよ。
でも、あたくしが series epitaph vol.1「ゲキ×ソニック!」2DAYSに足を運んだのは、其処に「レディー・パンドラ」を名乗る「歌手・片瀬那奈」が降臨したからです。アンナ物凄いパフォーマンスを観てしまったら、どうしても「歌手・片瀬那奈」の完全復活を望まずにはおれません。新曲も聴きたいし、アルバムも出して欲しい。でも、アレ程までに進化を遂げてしまった「歌手・片瀬那奈」のライヴが、どうしても観たい!ふたたび「女優・片瀬那奈」としてドラマで歌ったり、舞台でミュージカルに挑戦したりもするかもしれません。されど、やはり「歌手・片瀬那奈」を終わらせてはならないのです。今宵はカメラが入っていましたので、何らかのカタチで映像が公開されるかもしれません。でも、ライヴは生で観なきゃ絶対に本当の素晴らしさを体感する事は出来ません。「レディー・パンドラ」名義ながら、かつての歌手時代を知るファンに途轍もなくデカクなっていたライヴ・パフォーマンスを魅せてしまった片瀬那奈ちゃんは、責任を取って頂かなければなりますまい。もう、待ったなしだ。そうじゃなきゃ、僕たちは納得がいかない!
「片瀬那奈よ、今こそ歌え!踊れ!真の姿を魅せてくれ!」
「サイケデリック・ペイン」INDEX(完全版)
「片瀬那奈がきこえる INDEX」
(小島藺子/姫川未亜)
「サイケデリック・ペイン」 (「Hiro-King」 9/16)
「今宵もサイペ」 (「Hiro-King」 9/17)
「サイケデリック・ペイン」公式サイト
「Smart River」公式サイト