nana.812.png

2013年09月15日

series epitaph vol.1「ゲキ×ソニック!」第二夜

『サイケデリック・ペイン』 DVD



@ Shibuya-AX Open 16:00 / Start 17:00

出演バンド

SKOMB
are
岡崎 司(ギター)、冠 徹弥(ボーカル)、
大桃俊樹(六弦ベース)、梅棹裕也(ドラムス)、
高井 寿(ギター)、松田信男(キーボード)



サイケデリック・ペイン
are
福士誠治 as 詩音 (ボーカル)
綾野 剛 as 魁人 (ギター)
内田朝陽 as 麗次 (キーボード)
前川紘毅 as 準 (ベース)
松田 翔 as 翔太 (ドラムス)

サポート・メムバー
岡崎 司(ギター)、松田信男(キーボード)
アンコール・スペシャル・ゲスト
冠 徹弥(ボーカル)
from SKOMB

with

片瀬 那奈 as レディー・パンドラ (ゲスト・ボーカル)



「レディー・パンドラ」様を名乗る「歌手・片瀬那奈」、
今宵も渋谷で大暴れ!


【サイケデリック・ペインのセット・リスト】

 00.Opening BGM (制作:麗次こと内田朝陽)
 01.神様!アンタにケンカを売ってやる!
 02.Psychedelic Boogie Man
 03.“悪”ってなあに?
 04.みんなロックが教えてくれた
 05.時は来たれり (A/K/A 救世主の復習 〜 組曲:降臨前夜)

 06.救世主の恋
 07.ハンマー
 08.A Million Secrets of Angel
 (アンコール)
 09.タイトル不明のインストロメンタル (新曲、作曲:麗次こと内田朝陽)
 10.Invisible Battles
 11.リセット (新曲、作詞・作曲:準こと前川紘毅)
 12.Psychedelic Boogie Man
 13.神様!アンタにケンカを売ってやる!


 (新曲以外の全曲「作詞:森雪之丞、作曲:布袋寅泰」)

 (ピンク色が「レディー・パンドラ」様が参加した楽曲)


series epitaph vol.1「ゲキ×ソニック!」2DAYSの二日目も素晴らしいライヴでした。今宵も、片瀬那奈ちゃん、じゃないや、レディー・パンドラ様を中心に、じっくりとリポートさせて頂きます。朝に「シューイチ」を実況していた時には大雨だったのに、仮眠して起きたらピーカンの快晴になっていました。其れで、傘も持たずに出掛けたのだけど、どうやら地下鉄で渋谷へ向う間に夕立があったらしいですね。あたくしが渋谷に着いた時には晴れていました。流石は「晴れ女・片瀬那奈ちゃん」ですねっ。本日の整理番号は「1,100番台」と昨夜よりも千番も後でしたので、最初からフロアではなく後方のPA卓横の一段上がった場所を狙っていました。アッサリと「レディー・パンドラ様の立ち位置正面」をゲット!出来ましたよ。此の辺は、昨夜も参戦した者の強味です。入場まで30分くらい待ったので、関係者を何人か目撃しました。ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の作者である森雪之丞さんと、女優の尾野真千子さんです。待っているファンは、尾野さんが普通に目の前を通って行くのに全く無関心でした。もうアタマの中は「サイケデリック・ペイン」でいっぱいだったのでしょうね。尾野さんは、おそらく魁人に招待されたのでしょうけど、スタッフさんに「はじめまして、尾野真千子です」と頭を下げて挨拶しておりました。云われなくともスタッフさんは認識していると思うのだけど、礼儀正しい方なのですね。

最初はSKOMBのノリノリなヘビメタ・ライヴですが、昨晩についついぶっ飛ばしてしまい、肝心のメインで息切れしちゃったので抑え気味で行きました。あたくしは「ロックの人」ですから、ハード・ロックやヘビメタのライヴはヤバイのよさ。アレは、一旦ノッテしまったら途中で止められない止まらない魔力があります。昨夜はステージのすぐそばでしたから、目の前で冠さんが絶叫し汗まみれで煽っているのにノラナイなんて失礼な事は出来ず、思いっ切りフルパワーでやらかしてしまったのですが、今宵は後ろの方なのでキメのトコで拳を上げてりゃ格好がつくわけよ。会場を埋め尽くしていたのは、2日目も冗談ぬきで「1475 対 25」で圧倒的に女性ばっかでした。今宵はフロア全体が見渡せる場所にいましたので、試しに男性を数えたら、マジで20人前後しか発見できなかったのよさ。でも「サイケデリック・ペイン」の女性ファンの方々は優しいですね。初めて観るSKOMBをノリノリで盛り上げて、メムバーも感動していましたよ。楽屋弁当も、昨日は「松茸弁当」と「ステーキ弁当」で、本日は「うな重」だったそうです。「いつもは海苔弁当なのに、サイケデリック・ペインの御蔭です!」と爆笑を誘っていました。てか、SKOMBってマジで演奏も客のノセ方も上手いんですけどね。今度、CDや「五右衛門ロック」のDVDとか、買ってやろうかしらん。音楽って存在自体がコミカルなのですから、正しいやり方です。

お待ちかねの「サイケデリック・ペイン」の登場となり、会場はBGMから大盛り上がりです。セット・リストは昨夜と同じでしたが、ライヴですから出来は全く違っておりますし、MCも新ネタばかりでした。えっと、昨夜のセット・リストで、現在は改訂しましたが、「麗次が作った2曲」を外していたのはワザとです。「サイケデリック・ペイン」の麗次以外のメムバーの合意で「敢えて、麗次の曲には触れず、無かった事にしよう」とネタにされていたのですよ。未亜たんも、麗次には「ビバ!山田バーバラ」での遺恨(片瀬那奈ちゃんとのキス・シーンがあった!)があるので、敢えて無視しやがったのでした。昨夜の様に間近でライヴを観るのも好いのですが、やはり近過ぎると何が何だか分からないものなのです。今宵の位置だとステージの全貌が視界に入りますし、音もうるさくなくて耳にも優しいです。昨夜は、SKOMBの爆音で完全に耳がやられてしまったもんナァ。とか何とか云いつつも、結局はレディー・パンドラ様が登場すると目は釘付けなのだが。でも、常にパンドラ様のダンスが全身で視界に入るのですから、在る意味、美味しいのよさ。スタイリングは初日と同じだったのだけど、どうやらゼブラ柄のミニワンピースに黒いショルダー付きのミニスカートを重ね着している様でした。其れと、昨日は気付かなかったけれど左腕には「蝶のタトゥー・シール」を舞台同様に貼っていました。ウイッグも、毛先を赤くしたパンドラ仕様で、ブレスレッドは昨夜と今宵で違っていました。那奈ちゃん、もとい、レディー・パンドラの衣装がモノトーンだったのは、バンマスの魁人(全身、真っ黒の衣装)が決めたらしく、ハブにされたであろう麗次以外は全員が「白黒」ファッションでした。

全身での動きが観えると、レディー・パンドラのダンスやステージ・アクションの物凄さがよりハッキリと分かり、本当に圧倒されました。いえ、片瀬那奈ちゃん、じゃないや、レディー・パンドラの動きが素晴らしいのは舞台を御覧になられた方々ならご理解されているでしょう。其れよりも驚愕したのは、片瀬那奈ちゃん、じゃなくて、レディー・パンドラの「歌の上手さと声域の広さと音感の良さ」でしょう。ライヴではオープニングのBGMを含めれば「14曲」が披露され、ボーカル入りは「11曲」ですが、レディー・パンドラは半数以上にも及ぶ「6曲」に参加しました。そして、それら全てで「リード・ボーカル」と「サイド・ボーカル」と「コーラス」を担当していました。詩音がメイン・ボーカルなので主旋律を歌うと、レディー・パンドラはハモるのだけど、其れが「低音パート」だったり「高音パート」だったり「1オクターブ上の主旋律」だったりと変化するのです。軽々とやっている様に見えたでしょうが、トンデモな技です。レディー・パンドラは、基本的には「男声」の詩音の音域に合わせてハモっていたのよさ。表現力抜群のボーカルとアクション、そして切れ味バツグン!の驚異的なダンス、更に観客への煽りやMCの面白さ、「歌手・片瀬那奈」は完璧に成長していました。本当にステージ栄えがするし、舞台向きだと思います。アンコールでマジマジと冠さんのお尻を凝視する「かたちん」ではなくって「レディー・パンドラ」には、時の流れを感じたりもしました。もう、すっかり「下ネタ、全然オッケー!です」となってしまわれた。

おっと、失礼。肝心の「サイケデリック・ペイン」にも触れておきましょう。今宵は、魁人が「みんなロックが教えてくれた」のイントロを思いっ切りトチっていましたが、ハッキリ云って観客のイチバン人気ですから、何をやらかしても「カッコイイ!」で、間違えても「可愛いー!」なのよさ。ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」でも、事実上の主役でヒーローは魁人ですからね。イチオー、バンマスって事になってますし。でも、ギターの腕前は、本業の役者が多忙過ぎて練習もなかなか出来ないのでしょう。岡崎さんがバッチリとサポートしておりましたけど、昔のGSみたいに影武者で裏で弾くのではなく、ちゃんとステージで並んで弾いたのは立派だと思います。詩音は、歌も上手いけどMCも軽妙で、フロントマンとしては完璧でした。「救世主の恋」を聴いていたら、涙が出そうになっちゃったわよ。舞台の時は、そこまで感情移入出来なかったのに、音楽のチカラって凄いナァ。準は本業なだけに、観客へのコーラス指導も上手いし、作詞・作曲した新曲「リセット」もクオリティーが高かったです。翔太のドラムスに関しては、プロなのですから文句なし!麗次は、キーボードはサポートの松田さんに助けられ捲くりだったけど、DJとして作った音源は結構好かったです。Shibuya-AX が超満員になる人気があるのだから、今後も活動を続けて欲しいですね。レディー・パンドラ様をまた呼んでくれたら、必ずライヴには行きますよ。

でも、あたくしが series epitaph vol.1「ゲキ×ソニック!」2DAYSに足を運んだのは、其処に「レディー・パンドラ」を名乗る「歌手・片瀬那奈」が降臨したからです。アンナ物凄いパフォーマンスを観てしまったら、どうしても「歌手・片瀬那奈」の完全復活を望まずにはおれません。新曲も聴きたいし、アルバムも出して欲しい。でも、アレ程までに進化を遂げてしまった「歌手・片瀬那奈」のライヴが、どうしても観たい!ふたたび「女優・片瀬那奈」としてドラマで歌ったり、舞台でミュージカルに挑戦したりもするかもしれません。されど、やはり「歌手・片瀬那奈」を終わらせてはならないのです。今宵はカメラが入っていましたので、何らかのカタチで映像が公開されるかもしれません。でも、ライヴは生で観なきゃ絶対に本当の素晴らしさを体感する事は出来ません。「レディー・パンドラ」名義ながら、かつての歌手時代を知るファンに途轍もなくデカクなっていたライヴ・パフォーマンスを魅せてしまった片瀬那奈ちゃんは、責任を取って頂かなければなりますまい。もう、待ったなしだ。そうじゃなきゃ、僕たちは納得がいかない!

「片瀬那奈よ、今こそ歌え!踊れ!真の姿を魅せてくれ!」


「サイケデリック・ペイン」INDEX(完全版)
「片瀬那奈がきこえる INDEX」


(小島藺子/姫川未亜)



「サイケデリック・ペイン」 (「Hiro-King」 9/16)
「今宵もサイペ」 (「Hiro-King」 9/17)
「サイケデリック・ペイン」公式サイト
「Smart River」公式サイト


posted by 栗 at 21:49| EVENT | 更新情報をチェックする

2013年09月16日

「102万アクセスで、片瀬那奈ちゃんはライヴなのだ!」

Back in the Us Live 2002


「the diary of nana katase 片瀬那奈全記録」が、御蔭様で「102万アクセス」を超えました。何だか、最近は毎週みたいにコレを書いている気もするのですけど、其れは片瀬那奈ちゃんがトンデモな御活躍を続けておられるからでしょう。一昨日と昨日に行われた「歌手・片瀬那奈☆復活祭!」と此処で大騒ぎ預言を繰り返した「ゲキ×ソニック!」は、あたくしの期待を大きく上回る圧巻のライヴ・パフォーマンスでした。未亜たんなんか、余りの感動で声は枯れカラダもボロボロです。でも、其れは初日にSKOMBでハシャギ過ぎたせいだと思われます。

冗談はさておき、「レディー・パンドラ」名義とは云え、純然たるライヴに「歌手」として片瀬那奈ちゃんが降臨されたのは、其れだけで大事件でした。ところが、歌手としてのライヴが9年ぶりだったにも関わらず、絶句するしかない程の完璧なパフォーマンスを披露してしまったのですから、長年のファンとしては感動するしか術がございません。会場を埋め尽くしたのは「99.9%」が「サイケデリック・ペイン」の熱狂的な女性ファンでした。出演者で女性は片瀬那奈ちゃんだけです。

バンドのイケメンたちみんなと仲良く慕われている「頼れるおねえさん」である「かたちん」を見る女性ファンの目は、嫉妬に燃え上がり厳しいのです。あたくしは初日に、うっかり、もっとも行ってはいけない「魁人ゾーン」の最前列ブロックど真ん中に行ってしまいました。まわりは全員が熱狂的な「魁人ファン」の女性ばかりでした。開演前に、後ろの若い女の子たちが物凄い事を云い捲くっていて、あたくしは居た堪れなくなっちゃったわよ。曰く、

「なんで、片瀬がゲストなの?片瀬って、若いイケメンといっぱい付き合っているんだよね?確かに脚は長くて綺麗だけど、もう30過ぎているんでしょ?若い男の子が好きなのかな?エキス吸ってんのかな?リアルでも、悪魔じゃん!あたしの大切な魁人サマのことも、特番でエラソーに上から目線でけなしていたんだよ!許せない!なんで、魁人サマはだまっているの?キーッ!片瀬なんか大キライ!」

ところが、いざ、レディー・パンドラ様がゲストで登場したら、コロリンコと態度を変えて「可愛いーっ!パンドラ様キレイ!サイコー!」とかコールをしていてですね、あたくしは「女の子って、おっかねえナァ」と思いました。でも、まあ、「かたちん」の場合は本当にサバサバした性格で男友達も沢山いますので、まだ「許してやるか」って感じなのでしょうね。ゲストがもしも「天使・ソフィ」だったなら、阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されたかもしれません。スタッフは、上手いゲスト選択をしましたね。

今後とも、僕たちが愛する片瀬那奈ちゃんの応援を、贔屓のイケメン俳優さんのついででも構いませんので、何卒よろしくお願い致します。きっと本当は、大半の女性ファンの方々は「ゲストが片瀬でよかった。とっても盛り上げてくれたし、楽しかった」と思っていらっしゃるんでしょ?もう、那奈ちゃんに逢ってしまったのですから、悪い印象なんて持たないと確信しております。みんなで仲良く贔屓さんを応援した方が、絶対に楽しいじゃないですか。「天使・ソフィ」だって、イイコなんですよ。いじめないでね。


(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



posted by 栗 at 02:22| LOOK UP THE # | 更新情報をチェックする

「熟年離婚」ACT 4&ACT 5 再放送!

いつも私で生きていく


テレ朝チャンネル1 9:50〜11:50

ACT 4 「嫁V.S姑、ついに夫が倒れる」
ACT 5 「涙の別れ…最後の結婚記念日」

片瀬那奈 as 豊原みどり


片瀬那奈ちゃんが「レディー・パンドラ」名義とは云え、完全なる「歌手復活ライヴ」を成し遂げた「ゲキ×ソニック!」2DAYSが、大成功で終わりました。台風をも吹き飛ばしてしまい、二日間共に超満員!ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」を観劇しただけでは分からなかった「歌手・片瀬那奈」の凄みが、訪れた多くの女性ファンの方々に伝わったと思われます。芸能界、特に興行をを動かすのは女性ファンです。圧倒的に「サイケデリック・ペイン」がお目当てで足を運ばれたライヴで、SKOMBと片瀬那奈ちゃんは「アウェー」でした。確かに、女性ファンは其の場では優しい。でも、本音は別です。されど、SKOMBも片瀬那奈ちゃんも好印象の方が強かったと、あたくしは信じております。「ゲキ×ソニック!」に関しては、まだまだ書き足りないので補足の記事を書きたいのですけど、本日も世紀の怪作ドラマ「熟年離婚」の再放送がございます。これまた、見逃せない!此のドラマも、主役はズバリ云って「女性陣」でございます。もう、おっかねえ女性が目白押しで、すげえっす。

先週に再放送された「第3話」では、片瀬那奈ちゃん演じる「豊原みどり」の妊娠発覚!と云う重大問題を、アッサリと松坂慶子さん演じる母親「洋子」がかっさらってしまいました。ところが「第4話」では、遂に草笛光子さん演じる「姑・喜久枝」が登場します。余りにも強烈な「嫁VS姑」に困惑し、次女も大問題を抱え、苦悩しまくる「幸太郎(渡哲也さん)」の運命や如何に?いや、幸太郎のまわりの女性陣は他にもモーレツな面子が揃っております。長女の「律子(高島礼子さん)」は、しっかり者で亭主・善三(西村雅彦さん)を尻に敷いていますが、問題発覚は間近に迫っています。長男の「俊介(徳重聡くん)」の問題は、交際相手の「聡美(桜井幸子さん)」が7歳も年上で子持ちで離婚成立前からの不倫関係だった事なのよさ。挙句に、何故か長女よりも若いと思われる英会話教室の「バツイチ美人先生(真中瞳さん)」に明らかに言い寄られております。正に「幸太郎、女難地獄変!」ではありませんか。そんでもって、男性陣がどいつもこいつも情けないのよさ。おいおい、もしかして、原案はレノン夫人の「女性上位ばんざい」ですか?

洋子が家を出たものの、幸太郎は未練があって離婚届に判を押せずにいます。其処へ退職祝いを渡しに何も知らない「幸太郎の母親・喜久枝」が上京!バツイチ英会話先生・沙織と会話している時に、幸太郎は心労から神経性胃炎でダウン!律子に看病する沙織から連絡があり「まさか、愛人?」と疑われますが、沙織は律子に堂々と幸太郎へ好意を抱いている事を宣言するのでした。一方、喜久枝は、善三の経営する工務店が倒産寸前である事と、幸太郎と洋子の離婚の件を知ってしまったから、さあ、大変!「あたしが、ここに住めばいいだけの話なんですから」と、勝手に「豊原家」に居座る覚悟、決めました!幾つになっても母は母、幸太郎は全くアタマが上がりません。喜久枝は「洋子へは金など渡さず、善三の会社を救え」と進言し、幸太郎も長女夫婦が危機的状況に陥っている事実を知ってしまいます。洋子は、幸太郎を見舞いに行くものの、自分を貶し捲くっている喜久枝を陰から目撃!逢わずに帰ってしまい、ブルーな気分になっていると、佐竹社長(ウルトラマン80)が相談に乗ると近寄って来ましたよっ。てか、幸太郎は、完全なる「マザコン」だったのかっ。

みどりは、遂に敦也に妊娠を報告するも、あっちゃんは「自信・・・ないわ」と情けない返答。不安なみどりは洋子に相談し「やっぱり、お母さんに帰って来て欲しいナァ」と誘い、うっかり姑が居ぬ間にお見舞いに来てしまいます。母と子の四人で久しぶりに食卓を囲んでいる時に、絶妙のタイミングで、喜久枝が予定を早めて帰宅!ネチネチと罵詈雑言を投げかけますが、洋子も反論!然し、離婚を云い出した洋子は追い出されてしまいます。善三の会社を助けようと、幸太郎は児玉(小野武彦さん)に相談し、洋子は佐竹社長に相談しますが、喜久枝が大反対!児玉のチカラ及ばず断られた幸太郎は「退職金は洋子に半分、残りは善三くんの会社へ」と宣言するも、喜久枝が猛反対!律子に「お母さんに頼ってもいいかな?」と嘆願された幸太郎は「いや、父さんが行く」と云い、「マザコンの俺が、お袋とケンカしたよ。すまなかった」と洋子に詫びるものの、善三への仕事と融資の件はやはりプライドがあるのか云い出せず、振り向きもせずに去り行く洋子を見送って、第4話は終了です。

つづく第5話も「嫁VS姑」バトルが続きます。律子は自ら洋子に会い、佐竹社長に頼んでしまいます。幸太郎は、チャッカリと沙織とデートしやがっておりました。佐竹社長、洋子、善三、律子で契約している時に、喜久枝が乗り込み、完全に「佐竹と洋子はデキている!」と誤解!喜久枝に叱責された幸太郎は、佐竹社長からの申し出を断ってしまいます。一方、聡美は別れた前夫に付きまとわれ、俊介は聡美の息子・健志を幸太郎に預かって欲しいと嘆願!渋々預かった幸太郎ですが、子供には勝てず、すっかり情が湧いてしまうのでした。喜久枝は聡美にまでイヤミを云いますが、云っている事は正論です。善三の提案で子供たちは「サプライズ結婚記念日パーティー」を計画している頃、喜久枝は洋子と会い「私に仕送りや贈り物を幸太郎の名前で送っていたのは、あなただったの?」と問い詰めると、洋子は必殺の泣き落としにかかり、姑の頑固な気持ちも揺るがせてしまい、喜久枝はコロリンコと陥落して山梨へ帰ってしまいましたとさ。幸太郎はまたしても、沙織とデートしてプライベートな相談までしちゃっているぞ。

姑は去ったものの、子供たちの大問題は未解決どころか、益々泥沼化しています。みどりちゃんは献身的に敦也をサポートしますが、将来は不安でいっぱい!善三が美人出入り業者社員と「ただならぬ関係」と律子が気付き、聡美の前夫は俊介にも魔の手を!確信犯的に「俊介に暴行された」と聡美が勤めるワイン・バーに乗り込みますが、タイミングがバッチリ!で幸太郎が客としていて、ガツン!と一発かまします。挙句に、なな、なんと、幸太郎は佐竹社長にアタマを下げて「善三くんの会社も、洋子も、宜しく頼みます!」と折れた!もう、幸太郎は折れ捲くりです。其の姿を目撃した洋子も幸太郎を見直して、何やら好いムードになり「サプライズ結婚記念日パーティー」となります。律子に「お父さん、例の指輪を今こそ渡して!」と復縁を促された時に、幸太郎が渡したのは・・・遂に判を押した離婚届でした!自ら望んだ一方的な熟年離婚を成立させ、姑との確執にも勝利し、退職金の半額もゲット!して、豊原家の門でアタマを下げて、去ってゆく洋子!嗚呼、幸太郎、バカ負けじゃん!で、次回へつづく。

全9話の中盤を過ぎて、ようやく「熟年離婚」が決定しました。然し!子供たちに降りかかった問題は、更に悪化!長女・律子の夫・善三が経営する会社の倒産危機は去ったものの、新たなる浮気問題が発覚!長男・俊介と恋人・聡美&息子・健志の事を認めようと傾いたのに、聡美の前夫がストーカー化して迫る!次女・みどりの妊娠問題は全く進展がなく、下手しなくとも「シングル・マザー」と予想するしかない状況!悩める幸太郎は、うっかり何度も沙織とデートを繰り返し癒しを求めているので、沙織の恋心も燃え上がり捲くり!いや、沙織に言い寄られているのは幸太郎も嬉しいんでしょうけどね。第4話の冒頭で、沙織の事を「まさか、お父さんの愛人?」と勘ぐるのは善三ですが、思いっ切り伏線でした。まだまだ続く幸太郎の試練!こんなにもアタマを下げ捲くって、頑固な自分の意志を曲げ捲くって、家族想いの優しいお父さんに変貌していく幸太郎なのに、どこまで続くぬかるみぞ!折れても折れても、更に「もっともっと」と迫られて、プライドがズタズタになっていく幸太郎よ、ガンバレ!でもですね、タイトルが「熟年離婚」なので、第5話で成立して解決ではないのよさ。洋子の恐ろしさは、まだまだこんなもんじゃありません。35年の積年の恨みは、物凄いのだよ。


ACT 4 本放送:2005年11月3日
ACT 5 本放送:2005年11月10日

「熟年離婚」INDEX


(小島藺子)



posted by 栗 at 11:37| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「千の川物語〜富士川」で内山理名ちゃん!

NIAGARA TRIANGLE Vol.2 20th Anniversary Edition


BSジャパン 22:54〜23:54

ナレーター:内山理名


ボキは「片瀬那奈ちゃん絶対主義者」だけど、ちゃんと、那奈ちゃんの大親友である「内山理名ちゃん」がナレーションを務める「千の川物語 にっぽんの美しき水風景」の第13回目も録画予約していますよっ。内山理名ちゃんは、10月から「雲霧仁左衛門」、「ハニー・トラップ」と連続ドラマが2本決まっておりまして、実力派で演技派の「女優」としての御活躍も楽しみです。「ハニー・トラップ」は「五代目」との共演に注目したいですね。「雲霧仁左衛門」は、来年1月からは「三代目」片瀬那奈ちゃんが久しぶりの時代劇「鼠、江戸を疾る」に挑みますから、2クールで「NHK時代劇での那奈理名対決!」となります。おっと、何やら「きれいなおねえさん」の「三代目」と「五代目」と「三代目の一生のともだち」が、奇しくもトライアングルを形成しております。いえ、他意はございません。

今宵も、しっとりとした語り口調で、内山理名ちゃんが詳しく「富士川」を解説してくれました。ズバリ云って、画面は熱心に見ていないのだけど、ナレーションはしっかりと聞いておりますし、録画してBDにも焼いているのです。内山理名ちゃんがナレーションを担当していなければ、月曜日の深夜にBSで放送している紀行番組を観るわけがありません。だって、画面は「川とおじさん」ばっかですからね。CSでよく「スピード・なんちゃら」とか云う英会話教材の宣伝をしていますが、確かに聞き流すだけでもアタマに入って来るってのはウソではないでしょう。たまに、さほど興味もないのに「アレ?何でこんな事を知っているのかしらん」と思う時がありますが、其れは「片瀬那奈ちゃんと内山理名ちゃんが、いつかテレビで語っていたこと」なのでした。「那奈理名」ありがとう。

尚、「千の川物語〜にっぽん美しき水風景」は、此の第13回目が最終回でした。各2回ずつ計26回の2クールで終了なのでしょう。最終回の「富士川」は、9月23日にも放送されます。


(姫川未亜/小島藺子)



「千の川物語〜にっぽん美しき水風景」BSジャパン公式サイト


posted by 栗 at 23:57| RINA | 更新情報をチェックする

2013年09月17日

「月刊・未亜 リターンズ #130917」2013年9月実演号

In the Court of the Crimson King: 40th Anniversary Series


未亜:姐御!観ましたかっ、片瀬那奈ちゃんのライヴを。アレが那奈ちゃんの実力です!

イコ:あのさ、未亜たん、あたくしたちが行ったのは「ゲキ×ソニック!」ってライヴで、SKOMBとサイケデリック・ペインの対バンざんしょ。ゲストで登場したのは「かたちん」こと片瀬那奈ちゃんではなくて、魔界から蘇ったレディー・パンドラ様ですよ。ちなみに「SKOMB」は「新感線・冠・岡崎・メタル・バッテリー」の略なのよさ。中丸くんの「KAT-TUN」とおんなじね。

未亜:うんにゃ、やっぱりアレは姐御が預言した通りに「歌手・片瀬那奈☆復活祭!」でしたよ。どうですか、アノ素晴らしいステージング!歌は上手いし、ダンスも完璧で、MCは面白く、客いじりも巧みで、バカうけだったではないですか。

イコ:だったら「かたちん」には、あんなに女性ファンがいたのかよ。超満員の観客はほぼ全員が「サイケデリック・ペイン」の熱狂的な女性ファンだったじゃまいか。未亜たんは、さぞかし肩身が狭かっただろうね。よりによって、初日は「魁人ゾーン」の最前ブロックに行ってしまったしさ。

未亜:ええっ。そうだったの?でも、パンドラ様は「綾野剛くんファン」じゃなくて「魁人ファン」にも大好評でしたよっ。

イコ:女性ファンは、自分が支払ったチケット代の分だけキッチリとイベントを楽しもうとするのよさ。だから、SKOMBもノリノリで盛り上がったし、パンドラ様の事も内心は自分が贔屓のメムバーと馴れ馴れしくしていて気に入らなくとも「可愛いー!」とコールするのですよ。ま、其れを受けたパンドラ様も「食べちゃうぞ!」とか威嚇して、ステージとフロアでバチバチと「女の闘い」が繰り広げられていたけどね。

未亜:那奈ちゃん、じゃないや、パンドラ様は、悪魔のような振る舞いから一転してカワイコぶりっこな態度に変わったりして、面白いMCでしたよ。サイケデリック・ペインのメムバー全員と分け隔てなくステージで絡んでいたし、司会者としての経験も活かされていましたね。

イコ:だから、あーゆーパンドラ様の全方位外交が、女性ファンの嫉妬心を煽るのよさ。特にイチバン人気の「魁人ファン」は、パンドラ様がずっと昔から魁人とプライベートでも友達で、思いっ切り姐さん気取りで舎弟あつかいしているのを知っているから、ムカついて仕方がないのよさ。今回のライヴでも魁人に対して最も鋭いツッコミを入れ捲くっていて、完全に上から目線だったじゃん。それだけ、メムバーの中ではイチバン古くからの付き合いがあって、仲がいいって証明なのだけど、そんな「パンドラ様と魁人」の姿を見せ付けられたら、ジェラシーを感じない「魁人ファン」はいないざんしょ。

未亜:でも、俳優さんがやっているのにイケテル演奏で盛り上がったし、好かったですよ。

イコ:其れだって、会場では大盛り上がりだけど、一歩外に出た女性ファンの評価はシビアだぞ。曰く「やっぱり、マトモに演奏出来るのは準と翔太だけね。ギターとキーボードは、ほとんどSKOMBの助っ人にお任せだったじゃない。魁人なんて、カッティングしかやれないんだもん。俳優で忙しくてロクに練習も出来ないんだろうけどさ」とかボロクソに云っていたぞ。でも、事実だからナァ。女って怖いぞ。

未亜:そー云えば、ボキも片瀬那奈ちゃんの悪口を、特に初日の「魁人ゾーン」では開演前に物凄くいっぱいまわりで話しているのが聞こえた様な記憶もありますけど、ライヴが素晴らしかったので全て水に流しました。

イコ:お前さんは、初日にSKOMBで年甲斐もなくヘビメタのり全開で騒いじゃったから、ガス欠したヘタレじゃまいか。「かたちん」を観に行って「かんむり」でノッテ、どーすんのよさ。

未亜:だって、SKOMBは演奏も上手いし、面白かったし、ハード・ロックは血が騒ぎますよ。

イコ:おいおい、何だか「サイペは演奏も下手で、つまんなかった」って誤解を招くぞ。

未亜:な、なな、なにを訳が分からない世迷言を云いだすのですかっ。ボキが片瀬那奈ちゃんがゲスト・ボーカルで参加されたバンドをディスるわけがないでしょーが。邦衛のモノマネは姐御の担当でしょーが。ぜいぜいはあはあ・・・。

イコ:まーそーコーフンしないで。未亜たんは、「かたちん」じゃなくて「パンドラ様」だって、何万光年回おせーてあげたら覚えるの?まったくもう、甘ちゃんね。

未亜:ボキは、ブログにツールを使って疑惑のコメントを大量に投稿したりしませんよっ。でも、其れは誤解なんだ・・・

イコ:おやおや、今度はこないだまで夢中だった「あまちゃん」をディスるのか?

未亜:だから、誤解だって解説しようとしているではありませんかっ。そんなことより、片瀬那奈ちゃんを語りましょう。てか、今回の画像は何なのですか。

イコ:「サイケデリック・ペイン」と云ったらコレでしょ。今回の「ゲキ×ソニック!」も「シリーズ・エピタフ」だったし、客出しBGMは相変わらず「クリムゾン・キングの宮殿」だったぞ。最後にアノ曲を流されると物悲しくなっちゃうから止めて欲しいのよさ。サイペの女性ファンはキング・クリムゾンなんて知らないだろーから、カンケーないんだろーけどね。最後にみんなで手をつないで挨拶する時に、パンドラ様は敢えてイチバンはじっこに自ら行って目立たない様にして立派でしたね。でも、本番のライヴでは詩音を差し置いてステージのど真ん中でギンギンにノリ捲くりで歌っていて、そりゃもう目立ち捲くっていたんだけどね。なんてったって、パンドラ様には輝かしい「プロ歌手」としての経歴があるのですから、俳優の余技なんかに負けてらんないのよぉ!デカイ箱ばっかしか経験していないサイペなんか、まだ顔じゃないのよさ。SKOMBやパンドラ様みたいに、地道に小さい箱でドサ回りもやらなくてはいけませんよ。お前さんたちは、狭い名古屋のディスコのお立ち台で歌った事があるのかい?富士急ハイランドの野外ステージで歌った事があるのかい?パンドラ様はあるんだぞ。イベントでドサクサ紛れに武道館に立ったくらいで威張ってもらっちゃ困るのよさ。いっつもファンに囲まれているだけなんだから、完全なるアウェーの「ViVi night」でも歌ったパンドラ様よりも、十万光年を遥かに超えて打たれ弱いに決まっているわよ。

未亜:えっと・・・姐御がデジャヴした上に何やら本格的にディスり出したから、このへんでお開きにしませんか。

イコ:なによ!これから面白くなるトコなのに、コノ、バカ未亜たん!


「サイケデリック・ペイン」INDEX(完全版)
「片瀬那奈がきこえる INDEX」


予告!当然ですが「レディー・パンドラ歌唱全曲解説(改訂版)」をやらかします。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 01:27| MIAMIA | 更新情報をチェックする

「レディー・パンドラ歌唱全曲解説」2013年改訂新版!

sp-b.jpg Ziggy Stardust and the Spiders from Mars


2012年に片瀬那奈ちゃんが挑んだ舞台「サイケデリック・ペイン」は、「ロック・オペラ」と謳われた所謂ひとつのミュージカルでした。ゆえに、全篇に渡って歌が披露され、片瀬那奈ちゃんが演じた悪魔「レディー・パンドラ」も歌って踊りました。其の楽曲を解説いたします。


01 : “悪”ってなあに?
 (作詞:森雪之丞、作曲:布袋寅泰)

片瀬那奈ちゃん演じる「レディー・パンドラ」が第一幕で初登場し歌われる楽曲です。ロック・オペラなのに、ボードヴィル風の曲調で、とてもコミカルでありしかもセクシーな演技も求められる見せ場でした。「レディー・パンドラ」が初めて現れる時に、彼女は椅子に座って観客に背を向けています。振り向くと美脚を組み替えるムーヴをやらかすのですが、其れは「西豪寺エレナ様」の初登場シーンを鮮明に思い起こさせるものでした。悪魔メイクでセクシーな衣装よりも、その登場シーンの動きが感動的でした。悪魔三人組は明らかに「タイムボカン」シリーズを意識したもので、片瀬那奈ちゃんはドロンジョ様の役どころです。お色気たっぷりの♪あは〜ん♪を連発したり「ぐわおぉー!!」と吠える等、かつての歌手時代には隠していた牙が露わになりました。


02 : ザ・ミュージカル〜天使と悪魔は双子の兄弟〜
 (作詞:森雪之丞、作曲:布袋寅泰)

結論から申しますと、「サイケデリック・ペイン」の本編で片瀬那奈ちゃんが歌ったのは2曲のみです。こちらは第二幕で披露された楽曲で、正にタイトル通りの内容。非常に表現力を要求された楽曲で、曲調もコロコロコロリンコと変化します。歌手時代を彷彿とさせる見事なダンス、そして観客の爆笑を誘った演歌歌手パフォーマンスなど、片瀬那奈ちゃんの引き出しの多さを魅せつける凄技が連発されました。二幕構成でパンドラ様が担当した楽曲は、2曲共に難易度が高く、ロック・オペラの見せ場となりました。余りの悪魔ぶりに、通路を威嚇しながら通る場面では、そばで観劇していたチビッ子が泣き出してしまった程の迫力の熱演ではありました。然し!最も素晴らしかったのは、片瀬那奈ちゃんの生歌です。本当に、歌が上手い!片瀬那奈ちゃんの生歌を聴けただけでも、「サイケデリック・ペイン」を観劇する価値は充分にありました。


以上、舞台本編では「たったの2曲」しか片瀬那奈ちゃんは歌っておりません。ゆえに劇場限定で発売されたCDでも此の2曲でしか那奈ちゃんの歌声は聴けません。いや、2曲も新たなる曲が聴けるだけでも「大事件」なのですけどね。其れでも宝の持ち腐れとも思えますが、実は劇場へ足を運ぶと他にも那奈ちゃんが歌って踊る姿が観れました。全公演でのカーテンコールで「Paychedelic Boogie Man」が披露されたのですが、「レディー・パンドラ」も乱入し、歌ったり踊ったり楽器を演奏したりと、やりたい放題でした。さらに、大阪千秋楽では「神様!アンタにケンカを売ってやる!」もオーラスで披露され、片瀬那奈ちゃんも参加しました。其の模様は、DVDの特典映像で観れます。那奈ちゃんはマイクを奪い、バッチリと歌っちゃっているではありませんかっ。此のカーテンコールでの大騒ぎを観る為だけでも「サイケデリック・ペイン」を観劇する意義は在ったと思います。

そして、2013年9月14日と15日に「ゲキ×ソニック!」が敢行され、「サイケデリック・ペイン」がライヴを行いました。「レディー・パンドラ様」を名乗る片瀬那奈ちゃんもゲスト・ボーカルとして参加し、なな、なんと、「6曲」も披露された!まさかの純然たるライヴでの9年ぶりの降臨に、発表された途端に心臓がバクバク状態でしたが、期待を遥かに上回る「歌手・片瀬那奈」の大復活には、コトノハを失うメガトン級の衝撃を受けました。以下は、其の全貌です。


03 : “悪”ってなあに?(another version)
 (作詞:森雪之丞、作曲:布袋寅泰)

ゲストとして降臨されたレディー・パンドラ様を、詩音が「やはり、パンドラ様と云えばコノ曲を」と紹介して歌われました。でも、舞台では「パンドラ様、キザーラ、クラッシュ」の悪魔トリオが披露した楽曲です。そこで、なな、なんと、詩音が「キザーラ&クラッシュ」のパートを担当したのです。しかも、舞台ではボードヴィル調のカラオケ伴奏だったのに、バックを務めるのは宿敵であるバンド「サイケデリック・ペイン」だ!バンド・アレンジに変わり、パンドラ様もバリバリのロッカー仕様ファッションとなり、初っ端からぶちかまして下さいました。初日には緊張からか歌詞を間違えましたが、2DAYSでのパンドラ様の失敗は其れのみです。トチる「かたちん」は、レアですよっ。


04 : みんなロックが教えてくれた
 (作詞:森雪之丞、作曲:布袋寅泰)

前述の通り、舞台本編で片瀬那奈ちゃん演じるレディー・パンドラ様が歌ったのはたったの2曲です。「ザ・ミュージカル〜天使と悪魔は双子の兄弟〜」をバンド・スタイルで再現するのは困難と思われたので、「“悪”ってなあに?」をやっちゃったら持ち歌が無くなってしまいました。ところが、ココからが初登場音源満載のトンデモな展開となります。コノ曲は、舞台ではサイケデリック・ペインのメムバーとリナ&玲子によって歌われた楽曲です。魁人がメイン・ボーカルで始まり、準、麗次、翔太、そして詩音とまわっていく、云わば「サイケデリック・ペインの絆」を歌った讃歌でした。ライヴでもメムバー全員がメイン・ボーカルを取りましたが、パンドラ様もうっかりメインで歌ってしまった!しかも、詩音の主旋律に低音パートでハーモニーをつけやがりました。更に、準がコーラス指導して観客のコーラスと詩音&パンドラ様のデュエットでのアカペラとなり、大いに盛り上がったのです。よーするに「ヘイ・ジュード」ノリなのですけど、片瀬那奈ちゃん、いやさ、パンドラ様と一緒に歌う感動に、ウルルンしてしまいました。


05 : 時は来たれり (救世主の復習 〜 組曲:降臨前夜)
 (作詞:森雪之丞、作曲:布袋寅泰)

舞台では、詩音と天使・ソフィによって歌われた楽曲で、何度かリプライズされた組曲となっていました。ライヴでは「天使もやりたい!」とパンドラ様がおねだりし、チャッカリとソフィのパートを強奪!バンド・アレンジにして組曲をひとつにまとめ、一旦ブレイクした後にビートが早まりハード・ロックとなってギンギンにキメ捲くりました。「ダンスはちょっと」なんぞとぬかしていたパンドラ様ですが、鬼神の如き弾けたキレキレのパフォーマンスで圧倒!詩音に合わせて低音でハモっていたものの、後半には高音で主旋律を絶叫し、観客を煽り捲くってガンガンとノリ捲くりで、完全に主役を食う気マンマン!のロッカーぶりを魅せつけました。髪を振り乱し、全身で躍動し、シャウトする、余りにも神々しいパンドラ様!そう、コレが観たかった!文句なしに、「ゲキ×ソニック!」でのパンドラ様のベスト・パフォーマンスでした。感動した!


06 : A Million Secrets of Angel
 (作詞:森雪之丞、作曲:布袋寅泰)

3曲を全く違ったパフォーマンスで魅せたパンドラ様は退場しましたが、本編のラストにコッソリと後方に登場し、感動的なコノ楽曲でしっとりとしたコーラスを決めました。先ほどの大暴れから一転した「静」の魅力で、メイン・ボーカルまでチラリンコと披露!個人的には、コノ前が苦手な「ハンマー」だったので、物凄く癒されてしまいましたよ。魁人が音楽を愛しているのも、やりたい事は分かるのだけど、如何せん技術や歌唱力が決定的に欠けています。ロックは、ただ喚けば好いってもんじゃないのだ。其の点、詩音はマジで歌が上手いですね。純然たるライヴである「ゲキ×ソニック!」で聴いたら「救世主の恋」の熱唱には、マジで泣きそうになりましたよ。森雪之丞さんは、やっぱり偉大な作詞家です。脚本なんか書かないで、素晴らしい曲を作り続けて下さい。


07 : Psychedelic Boogie Man
 (作詞:森雪之丞、作曲:布袋寅泰)

アンコールでパンドラ様が乱入するのは、舞台でのカーテンコールでもお約束でした。でも、あくまでも主役はサイケデリック・ペインだったので、舞台を縦横無尽に暴れ回りながらも、些か遠慮がありました。でも、ライヴではマイクを初めから握って出て来やがりましたので、もうやりたい放題となってしまわれた。メイン・ボーカルは奪うわ、魁人、麗次、翔太、準、そして詩音と絡み捲くるわ、観客を煽り捲くるわ、もう「紅一点」の女王様状態で乱れ咲きでございました。「Fuー!」のキメは、パンドラ様ならではのハイ・テンションで、詩音もタジタジです。詩音は素直で正直なので、ライヴ中に何度も「パンドラ様には敵わないナァ」って表情をしちゃっていました。あたくしは、胸がすく思いで「やれ!やれ!那奈ちゃん、じゃないや、パンドラ様、もっとやれ!」と大コーフンでしたけど、サイペのファンは「ちょっと、パンドラが目立ちすぎなんじゃないの?」と不満だったかもしれません。


08 : 神様!アンタにケンカを売ってやる!
 (作詞:森雪之丞、作曲:布袋寅泰)

オーラスは、やはりコノ曲です。冠さんも加わって、正にお祭り騒ぎの大盛り上がり!舞台では大阪での大千秋楽でのみパンドラ様も参加されてDVD化されていますが、ズバリ云って一年後のライヴでのパンドラ様は比べ物にならない程に進化しておりました。オーラスなので、詩音は左右の観客も盛り上げようと移動しながら歌っていたのですが、気が付けばチャッカリとステージのど真ん中にパンドラ様がいて、前方のPAに片足を乗せてガンガンバリバリに前のめり状態でメイン・ボーカルを絶唱しているではありませんかっ。おいおい、コレじゃ「レディー・パンドラ様&サイケデリック・ペイン」ですよ。主役はパンドラ女王様で、サイケデリック・ペインは下部のバック・バンドじゃん!やっちまったな、パンドラ様。最後の御挨拶でしおらしくはじっこに行ってサイケデリック・ペインを立てたって、もう遅いのよさ。一旦点火した「歌手・片瀬那奈」の暴走を止める事など不可能でした。本当に物凄いもんを魅せて頂きまして、ありがとうございます!


以上が、2012年の舞台と2013年のライヴで披露された「レディー・パンドラ歌唱全曲」です。あたくしは舞台に関してはかなり辛口な評価をしておりますし、其れはDVDで何度か再見している現在でも変わりません。但し、楽曲に関しては高い評価をして来ましたし、実際に劇場限定販売だった「サイケデリック・ペイン」のCDはヘビロしております。ライヴを体感し「コレこそが求めていたカタチだ」と実感しました。勿論、舞台を観劇したからこそライヴが楽しめたとは分かっていても、圧倒的に舞台よりもライヴが好かったし、感動しました。其れは、決して、パンドラ様と名乗った片瀬那奈ちゃんのパフォーマンスだけではありません。バンド「サイケデリック・ペイン」としても、ライヴの方が比較にならない程に素晴らしかった。

確かに、演奏は稚拙な部分もありました。でも、本気度がビンビンと伝わって来たよ。ココまで来たら解散なんかするなよ!まだ、コレからだぞ。尚、パンドラ様の名称表記は「レディー・パンドラ」と「レディ・パンドラ」のふたつが公式でも混用されており「ゲキ×ソニック!」では「レディ・パンドラ」となっておりますが、ココでは公式プログラムでの「レディー・パンドラ」表記に統一しています。そして、ライヴで完璧に魁人をフォローしていたSKOMBのリーダーである岡崎司さんは、舞台「サイケデリック・ペイン」の音楽監修をされております。サントラや舞台で聴いたギターは、実は岡崎さんが弾いていました。魁人の影武者だったパパが、息子と並んでギターを弾いた!正に天界から蘇った救世主親子の共演であり、物語の大団円ではありませんか。余りにも感動的なライヴでした。


「サイケデリック・ペイン」INDEX(完全版)
「片瀬那奈がきこえる INDEX」


「2012年12月30日初出を大幅に補足改訂」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 20:16| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

2013年09月18日

「ショムニ 2013」最終話(第10話)

shomu2.jpg


フジテレビ 22:00〜22:54

「千夏さよなら…どうなる?庶務二課」

満帆商事解体、ショムニ、地方の食品会社へ出向!配属先は豆腐二課、通称トフニ!?新社長の陰謀を阻止せよ、ミッションは全員終結。千夏、最後のメッセージ!

■ キャスト
 江角マキコ :坪井千夏(庶務二課)
 ベッキー :三波まどか(庶務二課)
 本田 翼 :円山詩織(庶務二課)
 安藤サクラ :安倍麗子(庶務二課)
 森カンナ :小島美鈴(庶務二課)
 堀内敬子 :福田益代(庶務二課)
 三浦翔平 :左門大介(海外事業部員)
 片瀬 那奈 :壇上みき(経営企画室長)
 泉 里香 :三田 茜(キラキラガールズ)
 高田有紗 :柏木アオバ(キラキラガールズ)
 東野佑美 :恩田ゆず(キラキラガールズ)
 戸次重幸 :剣崎社長(第9話&最終話ゲスト)
 石黒 賢 :右京友弘(最終話ゲスト)
 升 毅 :前川 進(代表取締役社長)
 鈴木浩介 :下落合耕ー(人事部員)
 安田 顕 :星野ケンジ(人事部長)
 、ほか

■ スタッフ
 原作:安田弘之「ショムニ」(メディアファクトリー)
 脚本:森ハヤシ
 演出:鈴木雅之
 音楽:大島ミチル
 主題歌:Serena「ピンクの弾丸」(アリオラジャパン)
 編成企画:石井浩二、清水一幸
 プロデュース:岩田祐二(共同テレビ)
 制作:フジテレビ
 制作著作:共同テレビ



片瀬那奈ちゃんが「壇上みき」を怪演された「ショムニ 2013」も、遂に最終回です。「満帆ブログ」から判断しますと、片瀬那奈ちゃんのクランクアップは「2013年9月16日」の午前中と思われます。えっとですね、確か、あたくしは、前々日の「2013年9月14日」の夜にレディー・パンドラ様が渋谷で歌い踊る姿を間近で目撃し、前日である「2013年9月15日」に片瀬那奈ちゃんが生放送で司会を務められた「シューイチ」を実況してから、渋谷で夜にレディー・パンドラ様がふたたび降臨された艶姿を目に焼き付けたはずです。夢のようだったけど、現実に起こった事なのよさ。「ゲキ×ソニック!」の第二夜が終演したのは、もう20時半を超えていて、当然乍ら打ち上げもあったでしょう。なのに、翌朝には壇上さんとして最後の撮影に臨まれておられたのかっ。マジで、那奈ちゃん働き過ぎなんじゃねーの?公式でクランクアップが発表されたのは「2013年9月17日」でありまして、最終回の前日ギリギリまで撮影が押していたのが俄かに信じられないですね。こんなスットコドッコイなドラマに、何ゆえそんなに時間が掛かってしまったのかしらん。今更、右京さんを登場させてどーすんの?

「ゲキ×ソニック!」を観たばかりだから、益々「ショムニ 2013」に対しての評価は厳しくなってしまいます。該当記事でも書きましたが、「ゲキ×ソニック!」は、正しくロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の完結篇とも云えるライヴ・イベントでした。「続編とは、斯くあるべし!」と、舞台本編を愛したファンが納得が出来る「素晴らしい決着」を魅せてくれた。劇中のバンドが実際にライヴをやってしまうと云う夢が一年越しで実現して、出来栄えも素晴らしかった。其れで歓喜しないファンなどいません。対して「ショムニ」は、何ぞや?10年ぶりの唐突な復活に、かつてのファンは其れでも期待しました。ところが、蓋を開けたら何じゃらホイ。余りの酷さに潮が引くよりも早く撤退し、気が付けば「ひと桁」連発!の体たらく。片瀬那奈ちゃんが渾身で演じる壇上さんは「10人にひとりも観てもらえない」のよさ。何じゃ、そりゃ?此の辱めを、どーしてくれるの?責任者、出て来い!経営企画室の壇上さん&キラキラガールズが「ショムニ」に転属されるとか、右京さんが遂に登場!とか、制作陣は「してやったり!」とネタバレしたのでしょうけど、全てが予測可能で意外性が無く、中途半端にネタバレされたらドッチラケです。煽りが下手過ぎて、サプライズが何ひとつ起こらないのよさ。

マジで「2013年9月16日」がオールアップだったと「ショムニ 2013」フジテレビ公式サイトで公表されていて、目が点になりました。はあ?放送日の前々日にようやく撮影終了って、何だ?最終回の予告が思わせぶりな手抜きだったのは、全く撮影が進んでいなかったからなのかしらん。其れじゃ「ショムニ 2013」は、テレビ東京版の「エヴァンゲリオン」ではありませんか。始まったけど、満帆商事の無能社員どもが降格出向されるって、大昔と全くおんなじ展開じゃん。片瀬那奈ちゃん演じる壇上さんの「ショムニ」制服コスプレしか見どころ無し!どーせ、また訳が分からない大逆転をやらかして、めでたしめでたしってオチなんざんしょ。千夏のセリフとは裏腹に、壇上さん&キラキラガールズは「だっさいショムニの制服」もバッチリと着こなしております。流石は、全員がモデル出身!左門の稚拙な策略は、アッサリと剣崎社長にバレバレでハメられ、遂に右京が登場!ココまでの前半で、何もかもが視聴者の予想可能な通りに進んでいくのでしょう。「ショムニ」のクズどもが左遷された社員を説得して満帆商事を取り戻し、剣崎社長を「ぎゃふん!」と云わせようって・・・、ネタが「完全無欠のリメイク」じゃまいか。

キャスティングが変わっただけで、脚本も演出も劣化コピーでBGMも同じって、どこまで視聴者をコケにすれば気が済むのかしらん。千夏がエラソーにぬかす啖呵も、どこかで聞いたもんばかり。「半沢直樹」のマネッコをするまで堕ちたのかっ。坪井千夏は、水戸黄門でもアントニオ猪木でもなく、オリジナルな坪井千夏だったのに、どーしてこーなった?そんな中でも、壇上さんは魅せますナァ。千夏をフォローし和解する場面は、実に好かった。「千夏に認められても反発しつつ、内心は嬉しくて堪らない」と云う見事な感情表現!軽々と脚立も持ち上げ「どーせなら、かたちんが二代目・千夏を襲名すれば好かった!」とまで思ってしまうのは、「片瀬那奈ちゃんファンの贔屓目」なのでありましょうかしらん。最終回も、余りにも安易で幼稚園児でも「なんだよ、コレ?くだらねー!」と云うしかない、サイテーな展開です。何ゆえ、最後まで「ショムニ」のクズどもは英雄気取りなのかが、全く理解不能です。何にも変わらない「ショムニ」が復活ってオチには「トホホ」です。おいおい、DVD箱を「2013年12月18日」に発売!って、アタマ平気か?でも、壇上さんが面白かったからナァ。さてと、約一時間後にCSで再放送される「ショムニ FOREVER」を観て、鬱憤を晴らすとしましょう。


(最終話視聴率「7.8%」) ←「最終回で最低数字を更新!」


「THANX 4 うっぴー☆」 (小島藺子/姫川未亜)



「ショムニ 2013」フジテレビ公式サイト
「満帆ブログ」


posted by 栗 at 22:54| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2013年09月19日

「ショムニ 2013」INDEX

nana598.png



2013年6月5日:「ショムニ 2013」に出演決定、千夏と敵対する経営企画室室長・檀上みきを片瀬那奈さん!

2013年7月1日:「ショムニ 2013」制作発表!然し、壇上みきは登場せず。
2013年7月3日:「片瀬那奈ちゃんは、想い出の破壊女王!」
2013年7月8日:「壇上みきが、ようやく辿り着いたショムニ」
2013年7月9日:「月刊・未亜 リターンズ #130709」2013年7月号
2013年7月9日:「壇上みきは、坪井千夏を叩き潰すのだ!」
2013年7月10日:「ショムニ 2013」第1話の前説(研音ちゃんLOVE篇)
2013年7月10日:「2013年7月10日の片瀬那奈ちゃんブログ」

2013年7月10日:「ショムニ 2013」第1話

2013年7月11日:「月刊・未亜 リターンズ #130711」2013年7月増刊号
2013年7月11日:「坪井千夏は健在だった!」
2013年7月12日:「COVERS」#231(もしくは「週刊・未亜」)
2013年7月14日:「ほこ×たて」に、壇上みき室長が参上!

2013年7月17日:「ショムニ 2013」第2話

2013年7月18日:「新生ショムニはオリメンに惨敗したのか?」
2013年7月19日:「FRIDAY」2013年8月2日号
2013年7月19日:「COVERS」#232(もしくは「週刊・未亜」)
2013年7月24日:「2013年7月24日の片瀬那奈ちゃんブログ」

2013年7月24日:「ショムニ 2013」第3話

2013年7月25日:「壇上みきサマ、踏んだり蹴ったりの木曜日」
2013年7月26日:「COVERS」#233(もしくは「週刊・未亜」)
2013年7月31日:「2013年7月31日の片瀬那奈ちゃんブログ」
2013年8月3日:「COVERS」#234(もしくは「週刊・未亜」)
2013年8月7日:「チャンネルα・ショムニ2013 みどころ」
2013年8月7日:「2013年8月7日の片瀬那奈ちゃんブログ」

2013年8月7日:「ショムニ 2013」第4話

2013年8月8日:「舞台荒らし壇上みきサマは、どこまで壊れるのか?」
2013年8月9日:「COVERS」#235(もしくは「週刊・未亜」)
2013年8月14日:「2013年8月14日の片瀬那奈ちゃんブログ」

2013年8月14日:「ショムニ 2013」第5話

2013年8月15日:「遂に逆転!それでも壇上みきサマは面白い!」
2013年8月15日:「VS嵐」みたび!
2013年8月16日:「COVERS」#236(もしくは「週刊・未亜」)
2013年8月21日:「2013年8月21日の片瀬那奈ちゃんブログ」

2013年8月21日:「ショムニ 2013」第6話

2013年8月22日:「壇上みき、今こそショムニを愛で殺せ!」
2013年8月23日:「COVERS」#237(もしくは「週刊・未亜」)
2013年8月28日:YOUPAPERドラマ「ショムニ2013特別版」

2013年8月28日:「ショムニ 2013」第7話

2013年8月29日:「これでいいのか?壇上みき」
2013年8月30日:「COVERS」#238(もしくは「週刊・未亜」)
2013年8月30日:「せめて壇上みきが咲き誇れば、もうそれでいい」
2013年8月31日:「片瀬那奈ちゃん、平成仮面ライダー・キラー伝説」
2013年8月31日:「ドラマよりも、ずっとリアリティが感じられます」
2013年9月3日:週刊「SPA!」2013年9月10日号
2013年9月3日:「月刊・未亜 リターンズ #130903」2013年9月号
2013年9月4日:「ショムニ 2013」第8話へのプレリュード

2013年9月4日:「ショムニ 2013」第8話

2013年9月5日:「「テキトーに聴くビートルズ」第28回
2013年9月5日:「もう壇上さんだけじゃダメなんだよ!」
2013年9月6日:「COVERS」#239(もしくは「週刊・未亜」)
2013年9月8日:「ショムニ 2013」は、永遠に「Woman」に勝てない!
2013年9月11日:「月刊・未亜 リターンズ #130911」2013年9月安穏号
2013年9月11日:「2013年9月11日の片瀬那奈ちゃんブログ」

2013年9月11日:「ショムニ 2013」第9話

2013年9月12日:「プロレスは、仕事だ・・・」
2013年9月12日:「ショムニ 2013」は、このまま、壇上みきの象の墓場となってしまうのかっ!
2013年9月12日:「VS嵐」で片瀬那奈ちゃん、4回目だよん!
2013年9月13日:「COVERS」#240(もしくは「週刊・未亜」)

2013年9月18日:「ショムニ 2013」最終話(第10話)

2013年9月19日:「壇上みきよ、永遠なれ!」
2013年9月20日:「COVERS」#241(もしくは「週刊・未亜」)

2013年9月26日:「怪優・片瀬那奈・進化論」act 078「壇上みき」

2013年12月4日:「壇上みき、正月にCSで大復活!!!!!!!」



「ショムニ 2013」

片瀬那奈 as 壇上みき

放送:2013年7月10日〜9月18日(毎週水曜日 22:00〜22:54 フジテレビ)
 全10話(※ 第1話、第2話、第4話は、15分拡大) 平均視聴率「11.14%」

(撮影:2013年6月16日〜9月16日)


片瀬那奈ちゃんが、渾身の怪演で「壇上みき」を演じきったドラマ「ショムニ 2013」の目次です。壇上さんに関しては正に最高の弾けっぷりで、惚れ惚れいたしました。但し、ドラマは近年でも稀に見る「最低最悪の駄作」で、記録でも無茶苦茶に貶し捲くっています。あたくしは「数字なんかカンケーねーや!」と主張していますが、其れは「面白いドラマなら」との大前提があります。「ショムニ 2013」が、せっかく初回は「18.3%」と高い数字を取ったのに、驚くべき急降下で第3話では「ひと桁」となったのは、単純明快に「ドラマがつまらない」からです。其れでも、ファンの贔屓目を抜きにしても「片瀬那奈ちゃん演じる壇上さんだけは、最初から最後まで、底抜けに面白かった!」のだよ。壇上さんを観る為だけに、最後まで付き合いました。

放送期間中も何度も繰り返し文句ばかり云いましたが、やはり、どんなに片瀬那奈ちゃんを始めとした役者さんが頑張っても、こんなスットコドッコイなドラマでは「宝の持ち腐れ」なのです。10年前まで人気シリーズだった旧作「ショムニ」は、現在に再見しても充分に面白い。だからと云ってキャスティングに問題があったとも思えない。「かたちん」と「ニセ変態仮面」が共演した映画「HK 変態仮面」は、あんなにも面白かったではありませんか。しかも、僅か数ヶ月前に撮影された作品なのよさ。千夏だって、旧作と全くブレない演技だったし、キャラが被って「オリメン」と比較されるのは当然だった「新メン」も、プレッシャーに負けずに懸命に演じていましたよ。ズバリ云って、フジテレビが役者を潰しているのだ。「あまちゃん」でブレイクした「フォーゼ&若い春子ママ」も、平気でぶっ潰してしまったじゃまいか。コレじゃ「半沢直樹」で大ブレイクした「菅ちゃんの旦那サマ」も危ういですよっ。

正に「片瀬那奈ちゃんの無駄遣い」としか云えない酷い作品ではありましたが、何万光年回でも繰り返しますけど、「壇上さんは、サイコー!」でした。ナンダカンダと文句ばかり云いつつも、其処に片瀬那奈ちゃんが演じる壇上さんが居るだけで「値千金!」なのよさ。「壇上さんは、素晴らしかった!」のは、紛れも無い事実です。常に進化する片瀬那奈ちゃんが、またしても「過去の自分自身を超えた」圧倒的な演技でした。堂々と現時点での「ベスト・アクト」と云えるでしょう。本当に、ファンの贔屓目なんぞを抜きにして、壇上さんは凄かったよ。図抜けて面白くって、期待を遥かに上回ってくれました。那奈ちゃんのファンとしては、鼻高々ですよっ。だからこそ、ドラマの出来が酷過ぎた事が、口惜しくて仕方が無いのです。壇上さんの評価がどんなに高くとも、作品として認められないのだから、お話になりません。「ショムニ 2013」は、大いに期待されたドラマでした。其れは、初回の数字に表れています。其の期待感を平気で裏切ったフジテレビには、幻滅しました。片瀬那奈ちゃんと内山理名ちゃんが御出演される番組以外は、金輪際、フジテレビは観ません。


「2013年12月4日 補足改訂」 (小島藺子/姫川未亜)



「ショムニ 2013」フジテレビ公式サイト
「満帆ブログ」


posted by 栗 at 02:47| INDEX | 更新情報をチェックする

「壇上みきよ、永遠なれ!」

shomu2.jpg


10年ぶりも苦戦 「ショムニ2013」最終回は7・8%
(スポニチ 9/19)


片瀬那奈ちゃんが「壇上みき」サマを演じたドラマ「ショムニ 2013」最終話の数字は「7.8%」と、最終回にして史上最低数字を大幅に更新!当ブログの予想通りに「惨めで砂を噛む様な結末」を迎えました。ちなみに、前座だった「AKB48第4回じゃんけん大会SP」も「7.5%」と大惨敗!フジテレビの無策無能ぶりを満天下に改めて知らしめたのでした。アノですね、最終回で「7.8%」って、何じゃらホイ!初回が「18.3%」だったドラマが、遊園地のアトラクションも驚く急降下!こんなに数字が堕ちたドラマなんて聞いた事がありません。平均で「11.14%」とギリギリで「二桁」を死守したものの、其れは初回だけ好かった貯金があったからです。しかも、たまたま15分拡大の時だけ「二桁」を取っての加重平均値であって、全10話を普通に平均すると「10.85%」じゃまいか。

此の無惨な結果を、スタッフ陣は真剣に受け止めているのでありましょうかしらん。あたくしには、全く反省などしていないとしか感じられません。ドラマの数字が悪いと、何故か出演俳優さんたちに批判が向きますが、数字を持っている役者なんぞ此の世には存在しないのだ。「家政婦のミタ」が最終回で「40%」を叩き出した直後に、おなじ「二代目」主演の映画「ゴースト」を放送したら「ひと桁」だったのだよ。「半沢直樹」でイケイケの「菅ちゃんの旦那」だって、次が「ショムニ 2013」の後番組では不安です。「リーガル・ハイ」は、もともとが平均「12.47%」のそこそこな数字しか残していませんので、今期のブッチギリ首位で前回は「35.9%」で平均も「27%」に迫り、最終回は「40%」超えを期待されている「半沢直樹」と比べたら「ショボイよ」なのよさ。どう転んだって「半沢」超えなど望めず、フジテレビが「また数字を持っている役者を潰した」と非難される未来が見えます。

「ショムニ 2013」は、本当にどーしよーもない駄作でした。昨夜の最悪な最終回を観た後で、CSで放送された10年前の「ショムニ FOREVER」を観たら、もう末期で飽きられていた最終作だったにも関わらず、「ショムニ 2013」の何十倍も面白かった。同じ千夏が主演で、基本的なノリは全く変わっていないのに、全くの別ものでした。千夏は「ちょっと待ちな!」と云うけれど、結局は自己中心的で好い加減なクズ社員です。でも、かつてはみんなに愛されていました。蛍光灯を取り替えるのに「ショムニ」全員でぞろぞろと徘徊していても、別に変だとは思わなかった。ところが、10年後に同じ事をやらかしたら、其の長所が全て裏目に出て「単なる我が侭で呑んでばっかりのお局ダメ社員が、エラソーに社長や上司を説教する噺」となってしまった。新生「ショムニ」の連中もキャラ設定は踏襲しているのに、千夏のコバンザメ軍団で尻馬に乗ってエラソーにしているイヤなクズ社員にしか見えなかった。

どーしてこーなった?そりゃ、脚本が酷過ぎるからです。アンナ出鱈目なホンでは、どんなに片瀬那奈ちゃん演じる壇上さんが孤軍奮闘したって、どーしよーもねーざんしょ。何も悪いことなどしていない壇上さんを「こいつは外せないだろ」なんぞと云う千夏の気分だけで何度も陥れ苛めるなんて、視聴者が面白がると思っていたのかしらん。完全なる「いじめ」だし、まっすぐに仕事を頑張る壇上さんが可哀相で、不快感しか抱かなかったわよ。確かに酷いドラマだったし、コレばっかりは「数字は正しい!」と申し上げなければなりません。其れでも、片瀬那奈ちゃんだけは間違いなく素晴らしかったのも厳然たる事実です。「ショムニ 2013」と云う、近年でも稀に見るホンモノの「ゴミクズドラマ」の廃墟で、たった一輪の美しい花が咲きました。其れは「壇上みき」さん、アナタです。あたくしは、片瀬那奈ちゃんのファンであることを誇りに思います。ありがとう、壇上さん。お疲れ様でした。「ニセ変態仮面」や「キノコ」とは、もっとマトモな作品で再共演して下さい。大いに期待しております。


「ショムニ 2013」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「ショムニ 2013」フジテレビ公式サイト
「満帆ブログ」


posted by 栗 at 15:28| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2013年09月20日

「COVERS」#241(もしくは「週刊・未亜」)

no_image_large.gif



「最強絶対女神!西豪寺エレナ様!」


(2013年9月作)



未亜:姐御!大変ですよっ。片瀬那奈ちゃんの「経営企画室長・壇上みき」最終話が、なな、なんと、史上最低の「7.8%」で完膚なきまでに叩き潰されて終焉しました!いや、失礼しました。「ショムニ 2013」でしたね。片瀬那奈ちゃんはあくまでも助演ですから、数字の責任はありませんよっ(キッパリ)!

イコ:アノさ、そーやって都合が悪くなると「かたちん」こと片瀬那奈ちゃんの責任を回避しちゃうのって、熱狂的な信者の常套手段じゃん。未亜たんは、ずっと「主演は片瀬那奈ちゃん演じる壇上さん!」とか、タイトルは「経営企画室長・壇上みき」です!、とか絶叫していたのですから、最期まで責任を取りなさいね。じゃなきゃ、スットコドッコイなスタッフと「同じ穴の狢」よ。

未亜:だって、那奈ちゃんは素晴らしい演技だったじゃないですか。壇上さん、サイコー!最終回では「だっさいショムニの制服」を見事に着こなして、正に「格の違い」を見せ付けて下さった!壇上さんには何の責任もないどころか、ズバリ云って那奈ちゃんが出ていなきゃ「消費税割れして打ち切り確定!」のクズドラマですよ。辛うじて平均で二桁になったのは、壇上さんが掛け値なしに面白かったからです!

イコ:そんなのとっくの大昔からあたくしがバッチリと預言していたのですから、「ショムニ 2013」の話題は終了でしょ。確かに「かたちん」演じる「壇上さん」は凄かったわよ。でも、ドラマがアレじゃ、♪からからからから、哀しい音を立てる♪しかないざんしょ。アンナ酷いドラマなのに、♪咲いた花がひとつになればいい♪の結果が、予想を裏切らずに「壇上みき」だったのだから、もう其れで充分よ。ハッキリと云ってしまえば、初回の「18.3%」は新キャストへの期待であって、最終回の「7.8%」は其れを全く活かせなかったヘッポコリンな制作陣の罪ざんしょ。江角さんも代表作を潰されて、旧作を演出していた旦那さんと共に泣くに泣けないわよ。憂さ晴らしに「肉弾なんちゃら」でもやらかしてんのかしらん。

未亜:でも、作品がしっかりしていたなら、片瀬那奈ちゃんは確実に「助演女優賞」を獲得されたはずですよっ。もう、ボキは金輪際、フジテレビなんか観ません!

イコ:おいおい、内山理名ちゃんが出る「ハニー・トラップ」はどーするのよさ。「かたちん」だって、女優デビューの「美少女H2」からフジテレビ出身!なのだから、また出るぞ。ポッと出の新人が「GTO」のヒロインに抜擢されたり、いきなりだナァと「月9」の「氷の世界」に出たりしたじゃん。其の後だって、フジテレビ系のドラマでは「2001年のおとこ運」とか「できちゃった結婚」とか、明らかに優遇されていましたよ。歌手転向後に女優回帰した2004年から2005年に掛けて「ラストクリスマス」、「不機嫌なジーン」、「離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜」と「3クール連投!」で復帰した恩もあるじゃまいか。そっからだって、「小早川伸木の恋」、「暴れん坊ママ」、「アベレイジ」、「泣かないと決めた日」、「外交官・黒田康作」、「カエルの王女さま」、そして「ショムニ 2013」等々、数々のドラマでお世話になったし、2009年の舞台「僕たちの好きだった革命」再演なんて、フジテレビが主催ざんしょ。理名ちゃんだって、おんなじだぞ。

未亜:それは、もう「フジテレビ」ではなくて「那奈理名ちゃんねる」なので、平気なんだ。オレまげね!心配といえば、おら、鈴鹿さんがリサイタルするって聞いて「じぇじぇじぇ!」連発だぞ。

イコ:お前さんは、未だに「あまちゃん」を追っかけていたのね。そりゃ、リアルでは歌も上手い鈴鹿さんなのだから、春子社長にレッスンされたって設定で真の実力を魅せておかないと「紅白」に出れないじゃん。もう、今年の「紅白」は「あまちゃん祭り」に決定!なのだから、来週の最終回まで盛り上げ捲くっていくんざんしょ。

未亜:だったら、ドサクサ紛れに「フォーゼ」とかも「紅白」に応援で駆けつけるんですか?「サイペ」が武道館に立った時にパンドラ様は楽屋まで駆けつけたのに、ステージには立てなかったじゃん!挙句に、何だよ、片瀬那奈ちゃんは歌手時代には「紅白」に出れなかったのに、NHKのチカラは強いんですね!「サイペ」も主要メムバーが「NHK連続テレビ小説」でブレイクした連中3人と、バリバリの2世タレントの2人で構成されていますもんねっ。もう、NHKサマサマではありませんかっ。

イコ:未亜たんは、いつから「エロス」になったのよさ。其れに「フォーゼ」はイベントで逢ったりトーク番組で観たりしたけど、いまどき信じられない位に「性格が好いコ」だぞ。もう、みんな「星男」の事なんか無かった事にしているのだから、「かたちん」の可愛い後輩を応援しなきゃダメよ。でも、またしても「ブレイク役者キラー」のフジテレビが「月9」にキャスティングしちゃっているのが不安ね。

未亜:片瀬那奈ちゃんは、NHKも民放も全て制覇されて数々の名演を遺して来られたのです!映画や舞台でも素晴らしい演技を披露されていますし、司会も絶好調!で、遂に歌手としての真の実力も魅せて下さったではありませんかっ。それなのに、アンナにもダメダメなドラマで渾身の演技で壇上さんを演じられたのに、最終回が「7.8%」じゃ、あんまりですよ。壇上さんは、素晴らしかった!

イコ:其処で「千秋万歳」ですよ。大丈夫、あたくしに任せなさい!壇上みきの本当の実力を、あたくしが満天下に知らしめてあげるわよ。ズバリ云って、西豪寺エレナ様も壇上さんの動向には目を光らせておりました。

未亜:姐御・・・そりゃ、ちょっと違うと思うんですけど。


「ショムニ 2013」INDEX
「怪優・片瀬那奈・進化論」INDEX
「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」INDEX 完全版
「片瀬那奈ちゃん、平成仮面ライダー・キラー伝説」


空想格闘メタフィクション

「千秋万歳」

COMING SOON !



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:00| MIAMIA | 更新情報をチェックする

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 072「レディー・パンドラ/ミツコ」 

sp-b.jpg


 出演作:『サイケデリック・ペイン』(ヴィレッヂ)

 公演日:2012年8月22日〜9月24日(サンシャイン劇場、森ノ宮ピロティホール)
  (東京23公演、大阪5公演、全28公演)

 サウンドトラック盤:CD「サイケデリック・ペイン」(ヴィレッヂ) 2012年8月22日発売
  (スタジオ録音された劇中全曲収録盤!劇場限定販売)

 映像作品:DVD「サイケデリック・ペイン」(ヴィレッヂ) 2012年12月19日発売
  本編収録日:2012年9月5日(サンシャイン劇場)
  特典映像収録日:2012年6月23日(新宿BLAZE)、9月24日(森ノ宮ピロティホール)

 ライヴ「ゲキ×ソニック!」:2013年9月14日〜9月15日(Shibuya-AX)全2公演


2012年に片瀬那奈ちゃんは、2009年「僕たちの好きだった革命」再演以来、3年ぶりとなる舞台に挑戦されました。しかも「ロック・オペラ」と謳われたミュージカル作品で、其の名は「サイケデリック・ペイン」!前作である連続ドラマ「カエルの王女さま」で「シャンソンズ」の一員「桜井玲奈」として歌い踊った片瀬那奈ちゃんは、引き続き観客の前で「歌手」としての牙をも剥いたのです。作詞と脚本は森雪之丞さん、作曲は布袋寅泰さん、演出はいのうえひでのりさん、と大物がスタッフで揃った期待作です。製作発表時から公表されていた片瀬那奈ちゃんの役柄は「秘密結社ダークネスのセクシー・デビル:レディー・パンドラ」でした。つまり、バリバリの悪魔で敵役でございます。子供も泣き出すほどの「ど迫力」で、セクシーな悪魔を演じました。ところが、観劇すると思わぬハプニングがあったのです。片瀬那奈ちゃんは「レディー・パンドラ」の化身である「ミツコ」も早変わりで演じられた!更に、オチでは「アンドロイド・ミツコ」も演じると云う、まさかの「ひとり3役!」を、コロコロコロリンコと舞台上でやらかしたのです。舞台本編が終わった時には「アンドロイド・ミツコ」だったのに、直後のカーテンコールでは「レディー・パンドラ」へ瞬時に変わってしまう技には、歌手時代の早着替えを思い出して、ぐっと来ました。

思いっ切り「ドロンジョ様」風で、悪役なのに憎めないキャラクターである「レディー・パンドラ」は、セクシーな衣装や仕草も好かったのですが、殺陣にも挑戦し、キレキレのダンスを魅せ、何よりも抜群の生歌による圧倒的な歌唱力にシビレました。劇中で、たったの2曲しか持ち歌がなく、劇場限定販売CDでも其の2曲でしか片瀬那奈ちゃんの歌声は聴けません。然し!たったの2曲でも片瀬那奈ちゃんの歌がCDとなったのは、2008年の「bash featuring KATASE NANA」以来、実に4年ぶりの大事件でした。公演は大盛況で、DVD化もされ、舞台全篇の他に特典映像で製作発表会見や大阪の大千秋楽でのカーテンコール等も収録された2枚組です。カーテンコールでは、片瀬那奈ちゃん演じるパンドラ様が乱入して持ち歌以外の2曲でも大暴れしております。片瀬那奈ちゃんのパフォーマンスに関しては文句のつけようがない素晴らしさで、「劇団☆新感線」の面々と絡んでも全く違和感がなく、観客の爆笑を誘っていました。でも、あたくしはズバリ云って「ロック・オペラ」が苦手なので、東京公演の初日と千秋楽のたったの2回しか足を運ばなかったのだ。「僕たちの好きだった革命」は13公演、「フラガール」は27公演を観たのですから、「サイケデリック・ペイン」も10公演くらいは行かなきゃってトコだったのだけど、ストーリーがつまんないんだもん。

いえ、あたくしは「ロックのひと」なので、THE KINKS も THE WHO も好きですし、デヴィッド・ボウイ様なんて「神様」ですよ。プログレだって「やっぱ、スゴイ!」と、ドップリとハマッタ時期もあります。何気に「未亜イコ対談」の看板にプログレばっか貼っているくらいですからね。でも、やっぱり「音楽は音楽」なのよさ。コンセプト・アルバムも好きだけど、例えば「トミー」や「四重人格」はレコードで聴いた方が感動するのです。映画「トミー」は中途半端に訳が分からないし、映画「さらば青春の光」は好かったけど、レコードで聴いて空想した世界には及ばなかった。40分前後のアルバムで、音楽だけで勝負したのが「ロック・オペラ」だったと思うんだよナァ。ロックの映画で好きなのって、ライヴをそのまんま撮ったとかドキュメンタリー風な作品なのよさ。ビートルズの「HELP!」とか、ポールの「ヤア!ブロード・ストリート」なんて、演奏シーンしか観ないのです。そう考えると、ビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」って、トンデモな大傑作なのですね。アレはぶっ飛び過ぎていて、未だに「訳が分からないけど、面白い!」もんナァ。関係ないけど「ジュールズ倶楽部」にボーイ・ジョージがゲストで出ていて(マツコ・デラックスみたいになっていた・・・)、日本語の字幕が「思いっ切り、オネエ口調」って、何だ?いや、分かるけどさ。

そんな「恋するモヤモヤ」を晴らしてくれたのが「ゲキ×ソニック!」でした。舞台が終演した後も「サイケデリック・ペイン」は活動を続けていて、2012年11月30日の「AAA」でまさかの武道館で復活!楽屋には片瀬那奈ちゃんも駆けつけ「シューイチ」で報告されました。そして、舞台から一年後に、まさかまさかの「Shibuya-AX」での2DAYSが敢行されたのです。「劇団☆新感線」の音楽を担当する「SKOMB」との「対バン」ですが、主役は「サイケデリック・ペイン」でした。でも「SKOMB」のリーダーである岡崎司さんは「サイケデリック・ペイン」の音楽監修も務めていて、魁人のギターの影武者でもあり、ライヴでは堂々と魁人と並んでギターを弾き捲くり完璧にフォローしていました。いや、そうじゃなくって、なな、なんと、片瀬那奈ちゃん、いやさ、パンドラ様がゲスト・ボーカルとして参戦し「6曲」も歌ったのが天地もスッテンコロリンするほどのサプライズ!でした。片瀬那奈ちゃんが「歌手」としてステージに立つのは9年ぶりだったのだよ。そして、其のパフォーマンスは驚愕するしかない進化を遂げていました。「レディー・パンドラ」の評価は、うなぎのぼりでございます。そうだよ、那奈ちゃん。僕たちは、コレが観たかったのだ。「ロック・オペラ」も悪くはなかったけど、僕たちが観たかったのは「歌手・片瀬那奈」のライヴでした。其の夢を叶えてくれた「パンドラ様」は、「悪魔」じゃなくって「女神様」なのよさ。


「サイケデリック・ペイン」INDEX(完全版)
「片瀬那奈がきこえる INDEX」
「怪優・片瀬那奈・進化論」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 20:49| ERENA | 更新情報をチェックする

2013年09月21日

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 073「冴島響子」

匿名探偵 Blu-ray BOX(5枚組)



 出演作:『匿名探偵』(テレビ朝日)

 放映日:2012年10月12日〜12月7日(金曜日 23:15〜24:15)

 撮影日:2012年9月16日〜12月5日
     全9話 平均視聴率 10.5%

 映像作品:Blu-ray「匿名探偵 Blu-ray BOX」(東宝)
        DVD「匿名探偵 DVD-BOX」(東宝)
        2013年3月22日発売


2012年の「女優・片瀬那奈」は、2011年からの「司会者路線」を糧とし、大いに躍進しました。連続ドラマ「カエルの王女さま」に続き、舞台「サイケデリック・ペイン」と来て、撮影は2011年ですが映画「闇金ウシジマくん」も公開!「カエルの王女さま」は演技だけではなくショークワイアのレッスンもあったので、1月から始まっていましたし、ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」へのオファーは、製作発表時に那奈ちゃんが「お話を頂いたのは、一年以上も前」とゲロした事から判断して「2011年初め」だったと思われます。「かたちん、司会ばっか、やってんじゃねーよ!」なんぞと苦言を呈していた愚かなあたくしをせせら笑うかの様に、片瀬那奈ちゃんは「核は女優で、そこから色んな枝がニョキニョキと生えているという感じです」を貫いておられた!「桜井玲奈」と「レディー・パンドラ/ミツコ」の熱演を生で目撃し、もう、2012年の「女優・片瀬那奈」は充分過ぎると思いました。片瀬那奈ちゃんは、通常のドラマよりも倍の撮影期間が掛かった「カエルの王女さま」と、完成まで一年半以上も掛けた舞台「サイケデリック・ペイン」をやり遂げたのです。正に、鬼気迫る満身創痍の「かたちん」が居ました。

そして「シューイチ」と「どや顔」の司会も務めておられた。「サイケデリック・ペイン」公演中も大阪公演の日以外は「シューイチ」の生放送を休まず、大阪での大千秋楽の翌日には東京で「どや顔」の収録に臨んだのです。もう声がガラガラで、明らかに「働き過ぎだよ、かたちん!」と思うしかなかった。「もういいじゃないか、かたちん!」と叫びたかった。ところが、片瀬那奈ちゃんは10月クールの連続ドラマ「匿名探偵」へもレギュラー出演されました。撮影は、舞台「サイケデリック・ペイン」公演中から開始されていました。なんと云う不屈の闘魂!何が「かたちん」を、そこまで仕事へ向わせているのかっ。余りの過密スケジュールゆえに、序盤での「冴島響子」の声は潰れてガラガラです。「匿名探偵」は、金曜ナイトドラマの切り札である大人気シリーズ「特命係長・只野仁」を、思いっ切り意識した作品でした。スタッフも同じで、主演は高橋克典さんで助演に三浦理恵子さん&田山涼成さんと来て、もう堂々と「二番煎じです!」と開き直ったドラマです。片瀬那奈ちゃん演じる「冴島響子」は、新参者として参入しました。

果たして、探偵に依頼をする謎の美人弁護士である「冴島響子」を、片瀬那奈ちゃんは実に魅力的に演じました。探偵とのバーのシーンでは、誰憚る事なく煙草をくゆらせ、大久保千秋も驚く豪腕パンチも炸裂させ、狙われた時には、車に轢かれそうになって路上に倒れ虫に食われたり、サウナに素っ裸で監禁されたり、正に体当たりの大熱演!毎回のオチで探偵から報酬を搾取して「ぎゃふん!」と云わせる「昭和ノリでショーケンやユーサク的な展開」も、オッサンは嬉しかったでしょう。番宣隊長としても大活躍で、深夜ドラマなのに堂々の「二桁!」を叩き出し、大いに続編への期待を抱かせる人気ドラマとなりました。実は、最も数字が好かったのは「壇蜜ぬるぬる蜜まみれ!」の第6話「12.0%」だったのよさ。2013年に話題のドラマ「半沢直樹」にも壇蜜さんは出ておられましたが、「匿名探偵」が「一歩先を行っていた」とも云えるでしょう。オヤジにチャンネルを合わせさせるには、エロしかありませんよっ。「かたちん」演じる「冴島響子」も、充分にセクシーなのだけど、些かマニアックなのかもしれません。誰にでも分かり易い壇蜜さんには、敵いませんナァ。そもそも「かたちん」の「セクシー感」は、一般的な其れとは、かなりズレていると思うのよさ。ファンには、其れがまた堪らないわけですけどね。


「匿名探偵」INDEX

「怪優・片瀬那奈・進化論」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)

posted by 栗 at 00:05| ERENA | 更新情報をチェックする

「2013年9月21日の片瀬那奈ちゃんブログ」

Myこれ!チョイス 24 Belong To You+シングルコレクション


「期間限定 NANA KATASE OFFICIAL BLOG」は、気が付けば「女子マネちゃんがハッスルして片瀬那奈ちゃんを大いに宣伝するブログ」と化してしまったのですけど、片瀬那奈ちゃんの貴重なオフショットが観れますのでファンにとっては嬉しいのです。今回も、壇上さんのクラックアップ画像や、お待ちかねの新CM「Choice !」を紹介してくれました。思いっ切り、「Choice !」を買って下さいって云っちゃっているのが、女子マネちゃんらしくて、頬が緩みましたわよ。

新CM「Choice !」に関しては、未亜たんは公式コメントで「まだ拝見しておりません」なんぞとすっ呆けておりますが、既に公式サイトで片瀬那奈ちゃんが御出演されている「新しいセンタク篇」と「片瀬さんのChoice篇」は勿論、他のヴァージョンも最後に「かたちん」が出るので、鬼の様にヘビロしています。未亜たんは、テレビで捕獲して「初めて観た!」となるのでございます。その拘りは、些か常軌を逸しておりますね。あたくしは、ネットで動画を見たら其れで満足なんだけどナァ。

ところが、頑固者の未亜たんは「本日は決戦!ですよっ。もう「伝えてピカッチ」で「あまちゃん」なんぞを見ている場合ではありません!「めちゃイケSP」と「嵐にしやがれ」をバッチリと録画予約して、片瀬那奈ちゃんの新CMを捕獲しますよぉ!」と、狂気をはらんだ目付きで燃えております。おいおい、「伝えてピカッチ」まで録画予約していたのかよ!と思わずツッコミたくなったものの、いざとなれば能年玲奈ちゃんがいっぱい観れる番組を、アッサリとたかが「かたちん」のCM如きの為に捨てた「カタセ莫迦」ぶりに絶句してしまいました。ゆえに、新CMに関しては「捕獲後に別記事で書く」そうです。何だかナァ。


【2013年9月21日の更新記事】
 『choice!』(女子マネちゃん) ←「9/19」付けになっていますが、例によってミスでしょう。


「THANX 4 姫川未亜」 (小島藺子)



期間限定 NANA KATASE OFFICIAL BLOG

「Choice !」公式サイト


posted by 栗 at 17:21| 7D | 更新情報をチェックする

「Choice !」で片瀬那奈ちゃん!

Myこれ!チョイス 25 Crystal Eyes+シングルコレクション


「Choice !」公式サイト

【公式】Choice!CM「新しいセンタク篇」
【公式】Choice!CM「片瀬さんのChoice篇」
【公式】Choice!CM「hitomiさんのChoice篇」
【公式】Choice!CM「桐島さんのChoice篇」
【公式】Choice!CM「滝沢さんのChoice編」
(YouTube 9/20)


片瀬那奈ちゃんの新CM「Choice !」が、満を持して公開されました。女子マネちゃんによれば、昨日(2013年9月20日)からオンエア開始されたらしいのだけど、最近は片瀬那奈ちゃん&内山理名ちゃんが御出演される番組以外は、ほとんど全く地上波民放を観ておりませんので、全く気付かなかった!でも、那奈ちゃんが新CM「Choice !」に登場される情報は得ておりましたので、提供番組は出来る限り録画予約し、早送りして「アレレ?那奈ちゃんのCMをやってないじゃん・・・」と、幾度と無くスカされ捲くっていたのでした。虚しい気分で番組を全削除する日々が続いたものの、ネットに公式サイトが出現!片瀬那奈ちゃんがメインの「片瀬さんのChoice篇」は当然ですが、全篇のダイジェストとも云える「新しいセンタク篇」も、「滝沢さんのChoice篇」、「hitomiさんのChoice篇」、「桐島さんのChoice篇」も、全てまるっとヘビーローテーションしていたのです。押っ取り刀で女子マネちゃんが公表するまでは、イコ姐御から「絶対に、フライングはしないでね!」と脅されていたのですよ。

そんな事をぬかしやがった姐御は、チャッカリと「Wikipedia」でフライング更新していたと思うのだけど、ボキの気のせいでしょうか?あっ。しまった・・・また余計なことをバラしてしまって、姐御にぶん殴られます。さて、肝心の片瀬那奈ちゃん新作CM「Choice !」ですが、前述の通り5ヴァージョンが公式サイトと、公式動画として「YouTube」でも公開されています。片瀬那奈ちゃんがメインなのは「片瀬さんのChoice篇」で、15秒間全篇で純白の衣装で踊る那奈ちゃんが大フューチャーされた麗しい作品となっております。公式サイトのトップ画像でもお分かりの通り、此のCMは「片瀬那奈ちゃん、hitomiさん、桐島かれんさん、滝沢眞規子さん」の4人が御出演されています。それぞれがメインのヴァージョンと、4人そろってのヴァージョンがあり、全てのヴァージョンに片瀬那奈ちゃんは登場しておられるのです。コレは「コンプリ魂」を大いに刺激される「片瀬那奈ちゃんらしいやり方」だと、古参ファンは萌えるでしょう。ボキは未だに「体感!スバル!」を何十回も捕獲し続けているのだけど、新たなる獲物には「小窓ちゃんから食い物を凝視する片瀬那奈ちゃん」の如く、ガチンコで挑まなければなりません!

そして、期待を裏切らずに、能年玲奈ちゃんをボロ雑巾の様に捨てて録画した「めちゃイケSP」で、
「新しいセンタク篇」と「滝沢さんのChoice篇」をゲット!だよん。
幸先が好いスタートに、心はトキメクばかりです。やっぱり、地デジ最高画質で捕獲してこそ、ナンボでしょう。さあ、来い!もっと来い!残りの3ヴァージョンも全部やらかしてしまえ!イチバンのお目当てである「片瀬那奈ちゃんヴァージョン」を、プリーズ・プリーズ・ミー!えっ。何で「タコちゃんねる」なんか録画していると申されますか?だから、コレは「片瀬那奈ちゃんねる」であって、ボキはCM以外はスル〜し捲くっているし、速攻でCM「Choice !」以外を削除する覚悟、決めました(キリリンコ)!結局、2時間も付き合って「たったの30秒」だったのですけど、まだまだ今宵の挑戦は続きますよっ。CM捕獲の極意とは、先手必勝!公開されたなら、むしゃぶりつかなければならないっ!ぜいぜい、はあはあ・・・。さあ、期待の「嵐にしやがれ」だっ。頼むぜ、おーちゃん!バッチリと「ジャパンゲートウェイ提供テロップ」は出ましたよっ。そらそら、かかってキナサイ!ドンと来い!出来れば、本命の「片瀬さんのChoice篇」をズバット!流しちゃって頂戴!コレでスカされたら、ションボリだよ。

おいおい、トークなんかどーだっていいから、さっさとCMを流してケロヨン!いつもなら「地上波民放って、何でこんなにCMが入るのですかっ」と不満なんて事なんぞ、スカッとスッキリ忘却しております。「チョイス!チョイス!チョイス!」と脳内でコールが起こり、いつの間にか「チョイス!那奈ちゃん!チョイス!那奈ちゃん!チョイス!那奈ちゃん!」とコール&レスポンスになって来たぞ。そして、来た、やっと来た!本日2度目、またしても、「新しいセンタク篇」と「滝沢さんのChoice篇」をゲット!だよん。やった、やったーっ!って、いきなりだナァで「ダブルでダブリ」ではありませんかっ。出た、出たぁーっ!コレぞ「片瀬那奈ちゃんの常套手段」だっ。ボキはもう「10年前のCCCD大量買いのデジャヴ」に、眩暈がしますよっ。3時間も録画して、結果は「60秒」で2ヴァージョンのダブリでございました。でも、やるだけやった結果です。残りの3ヴァージョンも血眼になって捕獲いたしますよっ。速攻で「60秒」に編集しましたし、もう金輪際、洗濯用洗剤は「Choice !」しか買わない覚悟、決めました!


「THANX 4 小島藺子」 (姫川未亜)



posted by 栗 at 22:54| CM | 更新情報をチェックする

2013年09月22日

「シューイチ」#123

Memory Almost Full


日本テレビ 7:30〜9:55

【MC】中山秀征、片瀬那奈
【レギュラー出演者】中丸雄一(KAT-TUN)、笛吹雅子、佐藤義朗、辻岡義堂、後藤晴菜
【コメンテイター】尾木直樹、名越康文
【シューイチガールズ】黒田有彩上田眞央小池花瑠奈大坪あきほ小林麗菜

楽天・田中将大開幕22連勝&バレンティン58本塁打&巨人は優勝マジック1…注目のプロ野球をまとめてお伝えします ルール改正後初の世界大会で優勝…吉田沙保里選手14連覇の道のりを辿ります 中山のイチバンは青空の下で子供を育てる“森の教室”を取材しました 中丸のまじっすかはスターバックスコーヒー本社にテレビ初潜入…得するコーヒーカスタマイズ術を学びます LiLiCoと下町飲み歩き 掃除家電の売れ筋 劇団四季に潜入 3連休の天気は【放送内容は変更可能性があります】


まったくもう、未亜たんの「カタセ莫迦」ぶりには、流石のあたくしも呆れてモノも云えません。たかが「15秒」のCM如きに、何を死に物狂いになっているのかが「理解不能」です。自分でも「ようつべ」のリンクを貼っているのだから、未亜たんは既に何万光年回も「Choice !」の「片瀬さんのChoice篇」を観ているのですよ。なのに何故、アンナにも必死になって捕獲しようとしているのでありましょうかしらん。ちなみに、性懲りも無く本日も提供番組を録画予約していやがりました。おそらく「シューイチ」を実況した後には、ドラッグストアに行って「Choice !」を購入するのでしょう。そんな「不毛な追っかけの熱情」なんぞ気にも留めない「かたちん」こと片瀬那奈ちゃんは、本日は早朝から「シューイチ」の生放送司会を務められた後に、夕方16時から「富井義夫×片瀬那奈 世界遺産写真展 スペシャルトークショー」に御出演される予定です。でも、アノですね、「シューイチ」は東京都汐留の日本テレビから10時近くまで生放送されるのです。そして、トークショーが行われるのは大阪なのよさ。何じゃ、そりゃ?「かたちん」ったら、頑張り過ぎ!なのに「チーム片瀬」は告知が遅すぎです!3連休のど真ん中のイベントを、僅か1週間前に告知されて「遠足」出来るわけないじゃん!「東京ー大阪」間の交通手段は、とっくに完売状態でしたよっ。「チーム片瀬」は「巌流島決戦」時の猪木みたいに、ファンならば歩いてでも行け!と云いたいのかしらん。

新CM「Choice !」も始まった「かたちん」ですが、大好評の「体感!スバル!」も続行中です。土曜日の朝と深夜にBSの「粋男流儀」が「SUBARU1社提供」なので毎週録画しているのだけど、未亜たんが速攻で「かたちん」の「体感!スバル!」だけに編集してしまうので、一体どんな番組なのか分からなかったのよさ。昨晩は、未亜たんが新CM「Choice !」捕獲に血眼になっていたので、うっかり編集が遅れて、あたくしは初めて全篇を観れたのです。そしたら、滝沢沙織ちゃん&風間トオルさんと云う「カタセカイ住人」が「ドライブ・デート」して野菜を作って食ったりしていて、なかなか面白いじゃないのよさ。「かたちん」もCMだけじゃなくて本編にも出て、イケメン俳優さんとデートして欲しいわね。でも、片瀬クンは大人しく助手席に座っていないで、自分で運転するとか云い出しそうだよナァ。大阪での「かたちん」のトークショーは観覧無料!なので、お近くの方々は是非とも足を運んで下さいね。観覧無料と云えば、昨日(9/21)には上田ちゃんが表参道ヒルズでの「ユニクロのファッションショー」に出ていたのでした。普通に入場無料で観れたらしいじゃん!未亜たんが「チョイス!チョイス!」と五月蝿くて、うっかりブログの告知を見逃しちゃったじゃまいか。「大酒呑み同志」の上田ちゃんは、あたくしの「シューイチガールズ」での「推しメン」だから、観たかったナァ。

いきなりだナァ、と「嵐フェス」から始まりまして、小窓ちゃんの「かたちん」も口ずさんでノリノリ!4分間も特集して、よーやくオープニングです。「3連休も頑張ります!」とモノトーンのギザギザ・ボーダー柄ミニワンピースで生脚全開!髪は真ん中ワ〜ケワケでオデコも全開!の片瀬那奈ちゃんが参上です。「かたちん」は「3連休も頑張り過ぎです!」じゃまいか。思いっ切り、みんなで「嵐」を推しております。後輩である中丸くんの「たまたま近くを通りました」のボケも絶好調!コレが「ゆっち」の個性でしょう。佐藤アナ&後藤アナが担当の「SHOWBIZ&SPORTS」では、おっと今度は「かたちん」の後輩「フォーゼ」じゃまいか。すっかり人気者になりましたね。「石田太郎さん急死」は、ショックです。「外道」ではなく義堂アナが担当の「イチ☆ドク」から、小池花瑠奈ちゃんと大坪あきほちゃんが担当の「ウレスジ」へ。家電ネタですから、小窓ちゃんの「家電の女王」のお目目もギラリンコ!お掃除ロボットに、金色ネイルの「かたちん」は「可愛いね!」と感心しています。8時のトクシューは「霊長類最強の女」吉田沙保里選手を大特集です。東京五輪も決定し、レスリングも実施競技に残り、吉田選手は前人未到の世界大会14連覇を達成!強い!「中山のイチバン」は好評の教育シリーズ「森の教室」です。子供好きの「かたちん」も、小窓ちゃんからニコニコ笑顔。

片瀬那奈ちゃん&佐藤アナが担当の「スポイチ」は、今回もプロ野球の話題が満載です。読売ジャイアンツは「マジック1」だけど、優勝がかかった本日の試合は地上波放送はないのね。CSの日テレG+で完全生中継ですか。マーくんは、負けないのぉ。バレンティン選手も遂にホームラン日本記録を大幅に大更新!スゴイですナァ。親族としか思えないほど似ているアジャ・コング選手も大喜びでしょう。「かたちん」はサッカーに大コーフン!「かたちん」と「ゆっち」は、サッカー観戦やゲームとか趣味が合うのよさ。でも「頼れるおねえさん」です!何だ?小池花瑠奈ちゃんと大坪あきほちゃんと小林麗菜ちゃんが、♪シューイチガールズのCM〜♪とか歌って、クルマのCMに出ているじゃまいか。「かたちん」の「体感!スバル!」に対抗したのかしらん。「SHOWBIZ 1週間」となったけど、此のコーナーってタイトルがコロコロコロリンコと変わりすぎざんしょ。「こじはる」のお付きで「AKB48じゃんけん大会」に登場した「ふなっしー」の入浴に、「生乾きはキツイ!」と苦言を呈する「かたちん」ですけど、思いっ切り「じゃんけん大会」はスルーかよ。「AKBのおねえさん」の目は厳しいのだ。「ももクロちゃん」は、マチャアキまで引っ張り出しましたか。絶対に、中年オヤジ層もモノノフとして想定していますね。

またまた、後藤アナを「劇団四季」の舞台に上げたりしちゃって、推し捲くりですね。ど素人の女子アナをミュージカルに出しちゃって、観客は納得したのかしらん。大好評の「まじっすか !?」は、スターバックスコーヒー本社にテレビ初潜入!ちなみに、今回の画像がポールの「Memory Almost Full」なのは、アタマが固いEMIとケンカ別れして移籍した第1弾アルバムだったからなのよさ。「Hear Music」って、元々は「スタバ」と組んで作ったレーベルだったんだよナァ。「スタバ」の店頭で売っていたし、ポールも洒落で店員をやらかしたりしたもんだった。片瀬那奈ちゃんは「スタバ」で注文を悩んでも「イチバン大きなサイズで!」なのね。おやおや、「トレナビ」は上田眞央ちゃん&義堂アナが担当で、黒田有彩ちゃんは飼い殺し!ですか。宙ガールのクロアリちゃんの深い宇宙トークに、スタッフが敬遠しているのかしらん。LiLiCoさんと下町呑み歩きですから、大酒呑みの上田ちゃんも大喜び!おっと、ヒデちゃんの「じぇじぇじぇ」に、片瀬那奈ちゃんは「ぎょぎょぎょ」と返したぞ。アキちゃん&サカナくんの掛け合いじゃまいか。「かたちん」が「あまちゃん」をバッチリとチェックしているのが分かりました。

下町で食べ歩きと来たら、下町娘の「かたちん」も血が騒ぎ、小窓ちゃんから食い物を虎の目で凝視しております。てか、なにゆえBGMがハーマンズ・ハーミッツ?上田ちゃん・・・ワインの減りが「LiLiCoさんより早い」ですよっ。おいおい、今度は真っ昼間からレモンサワーかよ。明らかに、上田ちゃんの減りが多いぞ。「LiLiCoさんよりも先に飲み干している」じゃまいか!だから、なにゆえBGMがニール・セダカ?まだまだ続く梯子酒。上田ちゃんは、どんなに呑んでも変わりませんナァ。こりゃ、ホンモノの大酒呑みだぞ。是非とも、いちど呑んでみたいものです。イーグルスに乗せた小林麗菜ちゃんの「天気予報」は、「今日の一文字」が復活で「鳴」の書を披露し、相変わらずのマイペース「爆弾娘」ノリです。片瀬那奈ちゃんの全身スタイリングを拝んで今週もお別れですけど、片瀬那奈ちゃんはコレから大阪へと向います。ガンバレ!かたちん!今週の「シューイチ」は、片瀬那奈ちゃんも絶好調で好い出来栄えでしたけど、クロアリちゃんが最近明らかに出番が減っているのが気がかりです。ちなみに、未亜たんは本日も「Choice !」の「新しいセンタク篇」と「滝沢さんのChoice篇」をゲット!両方とも3度目のダブリですが、満足しておりました。本当に「しあわせなオヤジ」です。余談ですが、読売ジャイアンツは広島と試合中に、マジック対象の阪神タイガースがヤクルト敗れて、セリーグ優勝が決まってしまいました。負けても優勝!ですよっ。でも、ビールかけやらかすのだから、勝たないとカッコつかないわね。あららららん、次週の「シューイチ」は「読売優勝でバカ騒ぎの巻」に決定!ですよ。トホホ。


【9/22の衣装】 「YLANG YLANG」


「シューイチ」INDEX(現在進行形)


「THANX 4 うっぴー☆」 (小島藺子/姫川未亜)



「シューイチ」日本テレビ公式サイト
「シューイチ」Facebook


posted by 栗 at 09:57| TV | 更新情報をチェックする

「富井義夫×片瀬那奈 世界遺産写真展 スペシャルトークショー」へ行こう!

世界遺産×富井義夫「地球への讃歌」自然遺産編 (写真工房BOOKS)


「富井義夫×片瀬那奈 世界遺産写真展 スペシャルトークショー」

@ ハービスPLAZA ENT 3F バルコニー(大阪府大阪市北区梅田)

2013年9月22日(日) 16:00〜(観覧無料!)

写真家富井義夫さんが、世界遺産の魅力や撮影秘話などを語ります。また、旅をすることが大好きで世界遺産にも興味を持つ女優の片瀬那奈さんがトークショーにゲストとして参加します。


あたくしが此のイベントを知ったのは、一週間前の9月14日に「ゲキ×ソニック!」初日が終わって「へとへとね!」と「Shibuya-AX」を出てベンチでへたり込んでいたら、盟友・うっぴーが見つけてくれて「お疲れ様でした。ところで、さっきトンでもないイベント情報告知がありましたよ!22日に大阪で那奈ちゃんがトークショーですって。またしても、一週間前のギリギリで告知ですよ!」と聞かされた時です。あたくしは翌日も「ゲキ×ソニック!」参戦が決定していて、初日は「SKOMB」からぶっ飛ばし過ぎてヘロヘロ状態だったけれど、「何じゃ、そりゃ?」と憤慨しました。何万光年回でも繰り返しますが、3連休ど真ん中の大阪でのイベントを急に告知されて、一体どーしろと云うのですか?常識的に考えて、遠方のファンが参加するなんて無理じゃん。しかも、レディー・パンドラ様の艶姿に熱狂している時にコッソリとやらかすとは、恐れ入りました。コレは、ずっと昔からの「チーム片瀬」の「常套手段」です。其れでも「挑戦者」と「かたちん」こと片瀬那奈ちゃんに云わしめた古参ファンは、懸命に頑張ったぞ。意味不明な条件付きでも「かたちん」が「現場に来なきゃ分からないじゃない。あたしが来いと云ったら、とにかく現場に来いよ!」と云うから、如何なる難関でも乗り越えて参加したよ。

あたくしだって、遠足なんてする気はサラサラなかったのに、2004年3月のアノ夜に「かたちん」が「いつも、ありがとう!」って、まっすぐに目を見つめて云ってくれたから、うっかり「あしたも行きます!」って口走ってしまい、徹夜して翌日(もう日付越えしてたから同日)の名古屋まで行っちゃったんだぞ。あたくしがプロレスや洋楽以外で遠足したなんて初めてだった。もう、其れからは「かたちん」が呼べば何処へだって駆けつけたわよ。新宿で女子マネちゃんには「あしたの大阪は、たぶん行けない」なんぞと云っていたら、いきなりだナァと「かたちん」に「よっ!いつもありがとね!」と声を掛けられて、思わず「あしたの大阪も、必ず行きます!」なんぞと勝手に口が動いてしまい、全く予定していなかった大阪でのトークイベントへ行ったりもしたっけナァ。広島でのイベントからトンボ帰りして、緊急告知された銀座のイベントに参加したり、前日告知の名古屋へも駆けつけたら雨でパレードが中止になって逢えなかったりもしたよ。何処でも観光なんて全くした事がなくって、あたくしは、其処に片瀬那奈ちゃんが居るから飛んで行っただけです。そして、其れは全て「幸せな記憶」なのだ。どうしてそんなに夢中になれるのかと問われたなら、「片瀬那奈ちゃんに逢えば分かる」と返すしかありません。

本日のトークショーには、無念の不参加です。でも、もう大昔から「チーム片瀬」の「やり方」を分かっているにも関わらず、後手に回ったあたくしが大莫迦者なだけです。おそらく、主催者サイドでの告知はとっくの昔にあったはずです。余りにも「ゲキ×ソニック!」にのめり込み過ぎて、よもや僅か1週間後にもイベントがあるなんぞとは、夢想だにしなかったのです。15年も片瀬那奈ちゃんを追っかけているのに、大失態でございます。本当に、申し訳ございません。大阪での片瀬那奈ちゃんのイベントは、舞台「サイケデリック・ペイン」大千秋楽以来、一年振りです。参加出来る片瀬那奈ちゃんファンの方々は勿論ですが、朝に「シューイチ」の生放送を終えたばかりで御出陣される「かたちん」の勇姿を、少しでも興味がある方々には是非とも御覧になって頂きたいと願うばかりです。片瀬那奈ちゃんに逢えば、誰もがみんな好きになります。女子マネちゃんは、いくら「那奈ちゃんゾッコン☆LOVE」だからと云って、ファンが那奈ちゃんに逢える機会を妨害するのは、好い加減にやめてけろ!心の底から、お願い致します。


【トークショーでの衣装】 「YLANG YLANG」


「THANX 4 うっぴー☆」 (小島藺子/姫川未亜)



「まだ操れず。」(「山量日記」 9/22) ←司会を担当された山本量子さんのブログ


posted by 栗 at 16:00| EVENT | 更新情報をチェックする

「103万アクセスの Wah-Wah!」

Concert for George [Blu-ray] [Import]


御蔭様で、「the diary of nana katase 片瀬那奈全記録」の総アクセス数が「103万」を超えました。一週間も経たずに「キリ番記事」を書けるのは、レディー・パンドラ様としての「歌手・片瀬那奈☆復活祭!」や、壇上みきさんの最後まで諦めない熱演ぶり!そして、東京での「シューイチ」の生放送司会から、大阪でのトークショーへと駆けつけた「馬車馬の如き働き者のかたちん」が、いつもより多く回して下さったからでしょう。本当に、片瀬那奈ちゃんの御活躍ぶりにはシャッポを脱いで、ただただひたすらに「日々是カタセ」の精神でお供するしか術がございません。「かたちん」みたいな「永遠のアイドル」を見つけ追い続けられるあたくしたちは、其れだけで幸せ者なのでしょう。♪あれから、15年♪、まさかこんなにも長く応援していられるなんて、予想しておりませんでした。長く応援していればエライわけなどなく、単純明快に那奈ちゃんが魅力的だから追っかけているだけでございます。

2002年11月29日に、英国のロイヤル・アルバート・ホールで「コンサート・フォー・ジョージ」が開催されました。一年前の2001年11月29日に亡くなったジョージ・ハリスンを追悼するコンサートで、親友のエリック・クラプトンが主催し、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、クラウス・フォアマン、ラヴィ・シャンカル、ビリー・プレストン、ゲイリー・ブルッカー、ジム・ケルトナー、トム・スコット、ジェフ・リン、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、モンティ・パイソン、そして愛息のダーニ・ハリスンなどなどが集い、ジョージの楽曲を演奏する感動的なコンサートで、2003年にCDとDVDとして発表され、現在ではBD化もされています。あたくしは、1991年12月のジョージ・ハリスン来日公演を初日と最終日の2回観ました。何度も繰り返し語っておりますが、あたくしが洋楽アーティストの同一ツアーを2回も観たのは、ジョージだけです。でも、来るべきポール来日公演も、コレまでは1回ずつだったけれど、2回行く予定です。いえ、チケットは先行で2日間分ゲット!したものの、仕事や「かたちんバッティング!(コレが最も厄介)」でどちらかを断念するかもしれないんだけどさ。

逢える時に逢わなければ、永遠に機会を失ってしまう残酷な現実を、あたくしはジョンやジョージに教わりました。ジョージの様に幸運にもライヴを体感!した方々も、何人も既に亡くなってしまった。尊敬する手塚治虫先生には2度お逢いした事があるのだけれど、もう永遠に逢えないし新作を読めなくなって四半世紀近くも経ってしまった。片瀬那奈ちゃんに逢いに行くのは、其の時しかないと思うからです。幸いにも、那奈ちゃんは大活躍を続けてておられて、数え切れない程にお目にかかる機会が在りました。でも「あしたのことは分からない」のよさ。いつもいつだって、片瀬那奈ちゃんに相対する時には「真剣勝負」です。ドキドキして、胸がいっぱいになってしまうよ。今後とも皆さまには「単なるど素人のファン」が綴る記録なんぞは、テキトーに読み流して頂いてですね、片瀬那奈ちゃんの応援を宜しくお願い致します。此処なんか、御本尊様の偉業に比べたら「虫けら」同然のチッポケな存在です。僕たちは、片瀬那奈ちゃんの単なる観客にすぎません。みんなが真剣に観るべき対象は、片瀬那奈ちゃんです。此処は、太陽で明星である御本尊様のまわりを、クルクルクルリンコと回るしかない、哀れなスターダストです。おんなじ星屑でも、ジギーには遥かに及びません。コツコツと、長く続ける事しか出来ませんよ。


(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



posted by 栗 at 18:03| LOOK UP THE # | 更新情報をチェックする

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 074「まゆみ」 

龍が如く5 夢、叶えし者


 出演作:『龍が如く5 夢、叶えし者』(セガ)
 2012年12月6日発売


2011年の「J.LEAGUEプロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS」に続き、2012年には「龍が如く」にも片瀬那奈ちゃんは御出演!2年連続で大人気ゲーム・キャラクターに抜擢されました。筋金入りのゲーマーでもある片瀬那奈ちゃんですから、趣味と実益を兼ねたお仕事に萌えておられた。片瀬那奈ちゃん御本人が登場するのではなく、あくまでも「CGキャラクター」なのですけど、ホンモノそっくりに描く為に片瀬那奈ちゃんがモデルとなってキャプチャーされて丁寧に制作され、吹き替えも片瀬那奈ちゃん御自身が担当しています。

役どころの「まゆみ」は、主人公である「桐生」と暮らす「キャバクラ嬢」です。あたくしはゲームに全く興味がないので、「サカつく7」もコレも実際にプレイした事がなく、ネットや雑誌などで得た情報でしか知りません。2012年にはロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」で布袋さんの曲を歌った片瀬那奈ちゃんですが、此の作品の主題歌は氷室さんでした。「かたちん」を中心として、何やら幻のバンドが蘇った気にもさせられましたね。キャスティングも那奈ちゃん以外にも有名俳優陣を多く起用していて、きっとプレイしたら面白いのでしょうね。あたくしは、やらないけど。

また、同時期にドラマ「匿名探偵」で片瀬那奈ちゃんは壇蜜さんと名を連ねておりますが、壇蜜さんは、本名で2009年にゲーム「龍が如く4 伝説を継ぐもの」のオーディションに合格して「キャバクラ嬢」役でゲーム・キャラクターとして出演したのがデビューとも云われております。壇蜜さんの大ブレイクにも「あげまん・かたちん」が関わっていた!と考えるのは、ファンの贔屓目でありましょうかしらん。そー云えば、片瀬那奈ちゃんが御出演された映画「二流小説家 シリアリスト」初日舞台挨拶付き上映を観に行ったら、予告編でいきなりだナァと壇蜜さん主演「甘い鞭」が流れて、場内を埋め尽くしていた大半の女性客が「どん引き」しておりました。「半沢直樹」も「カタセカイ住人」だらけのドラマだし、やっぱり「かたちん」と「壇蜜さん」は密かに通じているんじゃねーの?


「龍が如く5 夢、叶えし者」INDEX
「ゲーマーで片瀬那奈ちゃん」INDEX
「怪優・片瀬那奈・進化論」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 19:42| ERENA | 更新情報をチェックする

2013年09月23日

「熟年離婚」ACT 6&ACT 7 再放送!

さまよえる脳髄 [DVD] 極道の妻たち 赤い殺意 [DVD] 極道の妻たち 死んで貰います [DVD] 極道の妻たち リベンジ [DVD]

極道の妻たち 地獄の道づれ [DVD] 極道の妻たち 情炎 [DVD] R40’S 本命魅惑の女優たち TKCA-73899



テレ朝チャンネル1 9:50〜11:50

ACT 6 「戻れない二人…離婚後の試練」
ACT 7 「揺れる心夫の後悔…妻の迷い」

片瀬那奈 as 豊原みどり


2013年9月現在でも「3連休も頑張り過ぎます!」と鬼神の如く働く「かたちん」こと片瀬那奈ちゃんですが、CSでの再放送も相変わらず目白押しです。来月も此の世紀の怪作ドラマ「熟年離婚」のリピートを中心に、「GTOドラマスペシャル」や「ブラッディ・マンデイ」など、数々の名演が蘇ります。ズバリ云って「スカパー!」の基本パックを契約すれば、貴方のテレビは「片瀬那奈ちゃんねる」へと変貌しますよっ。全9話と通常の尺よりも短い「熟年離婚」は、次週で早くも最終回となります。つまり、本日に放送される第6話&第7話は後半なのですけど、「主人公・豊原幸太郎(渡哲也さん)」へ降りかかる災難は止まる所を知りません。本人も「父さんが動くと、余計に問題を大きくしてしまうから・・・」と自覚しているものの、やはり家長として家族が次から次へと大問題を抱える姿を見捨てるわけにはいきません。プライドも捨ててアタマを下げ捲くり、優しいお父さんへと変貌していく幸太郎。其れでも、どんなに頑張っても、幸太郎の苦難は続きます。「末娘・みどり」を演じた片瀬那奈ちゃんも、撮影当時に「日本のお父さんガンバレー!!」とエールを送っておりました。そー云えば「シューイチ」の一年目には、片瀬那奈ちゃんのキャッチフレーズは「お父さんの味方です!」だったナァ。

昨日は話題のドラマ「半沢直樹」が最終回との事で、昼に2時間半の第9話までのダイジェストを中心とした特番!最終回も25分拡大!と、TBSは「半沢祭り」で合計「4時間」近くやらかしておりました。イチオー録画したのだけど、特番をドラマのダイジェスト部分だけにして、最終回もCMをカットしたら(壇蜜さんのサントリーだけは残した)、合計で「2時間半」になっちゃったぞ。おいおい、残りの「1時間半」は何だったのでありましょうかしらん。最終回のオチも、予想していたとは云え、思いっ切り「続編へつづく!」だもんナァ。香川さん演じる大和田常務を土下座させる為に半沢は突っ走って来たので、土下座させちゃったから決着はついたのだろうけど、香川さんが土下座する時の芝居が大仰過ぎて笑っちゃったし、何だか映画「カイジ」も思い出しちゃったじゃまいか。面白かったけど、やっぱりラストが「つづく」じゃナァ。「カタセカイ住人」満載のキャスティングは何気にマニアックだったけど、何でいつも「ウエッティ」と「犬のお父さん」はセットなの?CMもドラマも、ずっと共演し捲くりじゃまいか。「熟年離婚」は、全9話ですけど、キチンと何もかも決着しますよっ。数字だって、高かったんだぞ。関東での平均は「19.2%」で、関西じゃ最終回が「30%」だったのよさ。しかも、底抜けに面白いドラマです。

定年退職した日に、突然に「妻・洋子(松坂慶子さん)」から「熟年離婚」を切り出された幸太郎は、「長男・俊介(徳重聡くん)」は司法試験を目指して浪人中なのに年上の子持ち人妻「聡美(桜井幸子さん)」と交際が発覚!「次女・みどり(片瀬那奈ちゃん)」は売れない自称ミュージシャンに貢いでいた挙句に避妊も虚しく妊娠!と、尋常ではない大問題に悩まされて来ました。そんなダメ息子とダメ娘に比べると「長女・律子(高島礼子さん)」は性格も自分に似たしっかり者で、既に「善三(西村雅彦さん)」と結婚し孫も産んでくれたので、イチバンのお気に入りの様です。善三が経営する工務店の倒産危機も去ったのだけど、なな、なんと、善三は出入り業者の美人従業員「奈緒(石川亜沙美さん)」と「ただならぬ関係」と発覚してしまうのでした。何ゆえ、善三がそんなにモテルのかは不可解ですが、ズバリ!浮気をしていたのだ。本日放送の第6話&第7話では「律子と善三の離婚問題」がメインとなります。自分が妻に一方的に押し切られて熟年離婚してしまったら、今度は可愛い長女まで離婚したいと云い出す!ズガーン!幸太郎でなくとも「一体、この家はどうなっているんだ?お前の躾がなってないから、子供たちが3人とも道を踏み外したんじゃないか!」と、洋子を怒鳴りたくもなるでしょう。しかし!洋子は全てを丸投げして、退職金の半額(おそらく数千万円か億単位)をゲット!して、まんまと離婚成立させて逃亡してしまったのだ。お父さん、ガンバレー!!

前回の第5話で、ついに熟年離婚した幸太郎と洋子ですが、第6話で新たな大問題が発覚!前述の通り、律子が尻に敷いている亭主・善三の浮気です。みどりは、幸太郎を敦也のライヴに招待しますが、律子と善三からはしっかりと三千円ずつ貰います。此の回は、みどりちゃんの声の調子が悪いですね。片瀬那奈ちゃんも若かったから、夜遊びの影響かしらん。またしても沙織(真中瞳さん)とデートをする幸太郎は、いきなりだナァとサンフランシスコへの旅行を誘われてドキドキ!洋子は佐竹社長(ウルトラマン80)に「渡辺洋子に戻りました!」と報告し、佐竹社長の目がギラリンコ!青山奈緒との密会を「佐竹社長との打ち合わせ」とすぐバレル嘘をついた善三は、律子に問い詰められます。幸太郎は求職活動を開始しますが、律子に「善三が浮気しているみたいだから、舞と二人で家に戻りたい。あたし、離婚するかもしれない」と泣き崩れられて大困惑!「律子・・・お前もか・・・」と絶句するのでした。洋子は母親の勘で律子の異変に気付き、幸太郎と聡美のバーで会います。「アノ(オレに似て気丈な)律子が、オレの前で泣いたんだ・・・離婚するかもしれん」と語る幸太郎。そんな心配を他所に、善三が性懲りもなく奈緒と逢っている現場を遂に律子が目撃!自分は壊れたバッグを大切にしていたのに、高級バッグを奈緒にデレデレして買い与えている善三に幻滅!愛人の奈緒は、堂々と律子に正面から挑み「奥さんにも原因があるんじゃないですか?」と言い放ち、律子姐さんは善三を張り手一閃!流石は「極道の妻」だっ!律子は娘を連れて、豊原家に出戻りするのでした。

一方、前夫のストーカー行為に悩む聡美と健志に見かねた幸太郎は、二人を豊原家に引き取る覚悟、決めました。其処へ律子と舞まで戻って来て、一気に豊原家は賑やかになりました。幸太郎は善三に会いに行き、コレ幸いと善三が律子との関係修復を頼んでいると、タイミングがバッチリ!で奈緒がやって来て、幸太郎は憤慨!「反省のない人間に、何を云っても無駄だったな」と善三を見捨てます。しかし、奥さんが高島礼子さんで愛人が石川亜沙美さんって、善三もなかなかやりますナァ。伊達や酔狂で、零細有限会社とは云え社長を務めてはおりませんねっ。聡美の前夫は、遂に豊原家に乱入!俊介は、男気爆裂!で真正面から対決し、追い返します。そんな息子の姿に、幸太郎もニンマリ。そして、俊介は遂に司法試験に合格!「こんな嬉しい事を祝わないでどうするんだ!」と幸太郎の号令で、家族でお祝いパーティーとなり、「反対したって、どうせ結婚するんだろ」と俊介と聡美の仲も認めた!幸太郎お父さん、折れ捲くって物分りの良いオヤジに大変貌だっ。そして、洋子もやって来た!でも、善三もやって来た!「律子、戻って来てくれよ!許してくれよ!」と嘆願する善三に、律子は「もう、離婚するって決めたんだから!」と拒否!

そこで幸太郎は「善三くんがアタマを下げて頼んでいるんだ。考え直せ」と諭すと、洋子に「善三さんは浮気したんですよ。律子は離婚したがっているんですよ」と口を挟まれ激昂し、「勝手に家を捨てて出ていったお前に発言する資格などない!お前はお前で好きにやれよ。その代わり、此の家の事には今後一切口を出すな!」とムキになり捲くりで宣言!みどりに「お父さん、云いすぎだよ!お兄ちゃんのお祝いの席なんだよ」と抗議されても「お父さんは、間違った事を云った覚えはない!」と返します。確かに、幸太郎は何ひとつ間違った事なんぞ云わない頑固者です。正論をぶちかまして、其れを身勝手な家族に疎まれていたのでした。でも、幸太郎は懸命に努力して折れた!なのに、どこまで続く地獄の苦難!嗚呼、幸太郎は一体どうすればいいの?悩める幸太郎がひとりぼっちでベランダでたそがれて、次回へつづく。第7話となっても、律子は豊原家に篭城中です。幸太郎は、ハローワークで求職活動の日々。洋子にはヨーロッパ研修の話が舞い込みますが、余りにも佐竹社長に優遇されているので同僚女性社員たちは「アノ二人、なにかおかしい」と疑惑を持ちます。善三は、幸太郎に律子との関係修復を頼むのですが、ガツン!と云われてションボリ。

幸太郎は、相変わらず沙織とデートを繰り返しますが、誘われた旅行には「古い考え方かもしれませんが・・・恋人同士でもない男女が二人っきりで旅行は・・・」と断ると、沙織に「じゃあ、恋人にでもなります?」とモーレツなアタック!で返されドギマギ!親友の児玉(小野武彦さん)にも紹介して、児玉も「堅物のお前さんに、こんな若い恋人が出来たとは・・・人生、何があるか分からないもんだナァ」とビックリ!小学生の娘の舞が嘘を付いてまで関係修復を望むので、律子が善三に会おうとした時、タイミング好く別れたはずの浮気相手の奈緒が押しかけていて、激しい嫁と愛人バトルへ!善三をボロクソに貶して去っていく律子を、奈緒に「あそこまで云われて、まだ奥さんがいいの?」と云われた善三は「僕には律子が必要なんだ!」と絶叫し、奈緒にピンタを喰らって関係終了!哀れ善三は、妻にも愛人にもひっぱたかれてしまいましたとさ。洋子が佐竹社長とデートし激烈なアプローチを受けている時に、偶然にも幸太郎と沙織が鉢合わせ!てか、幸太郎は英会話教室に行く日どころか年がら年中、沙織とデートし捲くっていますね。女遊びなどして来なかった堅物の幸太郎ですから、60歳になっての突然の「モテ期」到来にメロメロになりそうで不安です。

みどりがチケットを100枚も売って、たかがインディーズ・バンドなのに「みどりちゃんが捌いただけで30万円!」と健気すぎるサポートを受けた「敦也のライヴ」当日に、喜久枝(草笛光子さん)が倒れ幸太郎はドタキャン!関係修復を目論んで善三が来ています。幸太郎が来れなくなった事情を話し、妹やお腹の子供の事を真剣に考えてと訴える律子を、悪し様に鬱陶しがる敦也を見た善三が覚醒!ガツン!と敦也に意見して、律子も見直すのでした。みどりちゃんは身重なのに、ヒールを履いてそんなに走っちゃダメよ。倒れた姑のお見舞いに洋子は駆けつけ、喜久枝は詫びて幸太郎との復縁を促されるものの、洋子はキッパリと拒否!善三は夜の繁華街の路上で、大勢の通行人がいるのにも関わらず律子に土下座して復縁を嘆願!えっとですね、こんな場面を観て「シリアスなドラマ」なんて思えるわけないじゃん!しかし、律子は舞と家に戻る決意、固めました。幸太郎は洋子に「これからはお互い、それぞれの道をいく事になるな。元気でがんばれ!」と爽やかに握手して別れると、佐竹社長が駆けつけていて「僕が、あなたを支えていきます!」と猛然と洋子にプロポーズ!嗚呼、やっぱり二人は出来ていたんじゃまいか。で、つづく。律子と善三は元鞘で、俊介は合格し聡美との仲も認められました。しかし、肝心の「みどりちゃんの妊娠問題」は、どーなっとるのかね。次週の2話で完結するのに、ほったらかしの「みどりちゃん」が可哀相ではありませんか。どーやって、ヒモ男との決着をつけるのか?

どうなる?みどりちゃん!どうする?幸太郎お父さん!


ACT 6 本放送:2005年11月17日
ACT 7 本放送:2005年11月24日

「熟年離婚」INDEX


(小島藺子)



posted by 栗 at 11:37| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 075「色丞魔喜」

nana593.png



 出演作:『HK 変態仮面』(ティ・ジョイ)

 先行公開:2013年4月6日
 全国公開:2013年4月13日

 (片瀬那奈ちゃんの撮影日:2013年3月4日)

 映像作品:DVD「HK 変態仮面」ノーマル・パック&アプノーマル・パック2種(東映)
       2013年7月12日発売


2013年に最初に公開された「女優・片瀬那奈」作品は、なな、なんと、映画「HK 変態仮面」でした。片瀬那奈ちゃんは、2013年1月から3作をほぼ同時に演じ分けておられたと、思わせぶりな「マネ日記」で小出しにされていましたが、撮影順だと、映画「二流小説家 シリアリスト」 → 映画「HK 変態仮面」 → 連続ドラマ「35歳の高校生」となります。ほぼ同時期に紙面も飾った3作品ですが、片瀬那奈ちゃんがデカク取り上げられたのは、映画「HK 変態仮面」の「色丞魔喜」役でした。片瀬那奈「やりたい」SM女王!映画「変態仮面」で新境地、片瀬那奈、ボンテージで鞭打つ「変態仮面」ドSの母親 撮影は「激しすぎて…」、片瀬那奈、網タイツで悩殺 「変態仮面」でSM女王の母親役に挑戦、片瀬那奈、映画『変態仮面』でSM女王役!変態仮面の母親に!、片瀬那奈、SM女王になってムチを振るう!罵詈雑言を浴びせる!映画『HK/変態仮面』主人公の母親役で出演決定、などなど、見出しも「かたちん」が独占!世間は「はあ?きれいなおねえさんが、何やってんの?」てなもんや。一部のテキトーな報道では「片瀬那奈は余りにもイメージと異なる役柄を演じてしまったので、所属事務所が難色を示し宣伝活動はNGとなった」なんぞと書き飛ばされましたが、「かたちん」は自らデビュー時の「水着ポロリ映像」まで解禁して宣伝活動をしていましたよっ。

無論、ずっと追いかけて来た「片瀬那奈ちゃんファン」にとっては、主人公「変態仮面」の「ファンキーなお母さんでSM女王」を演じる事に、何の驚きも無かった。寧ろ「那奈ちゃんなら、やらかすに決まっているじゃん!」と大歓迎!でございました。「怪優・片瀬那奈」の愛好者としては、正に「待ってました!」と絶賛するしかないキレ捲くりな艶姿を披露して下さった。公開は後になりましたが、映画「二流小説家 シリアリスト」と併行して臨まれた作品です。「色丞魔喜」と「長谷川千夏」と云う全く異なった役柄を、片瀬那奈ちゃんは軽々と演じ分けて魅せた!正に「静(千夏)と動(魔喜)」の両極端で、それぞれの画面には描かれていない人生までも感じさせる深みの在る演技には、感服いたしました。然し乍ら、此れほどまでに異なったキャラクターを同時期にオファーされ演じ分けるには、人知れぬ相当の努力がなければ在り得ません。片瀬那奈ちゃんは、決して「天才」ではありません。類稀なる資質は充分に兼ね備えていたけれど、ハッキリ云ってしまえば「芸能界に、そんなコは星の数ほど居る」のよさ。

女優デビュー作「美少女H2 最後のデート」に出演した時の、17歳の片瀬那奈は思い上がっていました。「あたしは出来るコだから、スカウトされて水着キャンギャルにも受かって、「ヤンサン」のグラビアも、「JJ」のモデルも決まって、今度は女優かい?軽い、軽い。テキトーにやっても平気!」と、自惚れ全開!で演じた作品を観た片瀬那奈は、己の愚かさに気付いてしまったのだよ。若干17歳での、大いなる挫折!しかも、自分でダメ出し!其の時、片瀬那奈の未来は決まってしまいました。何度も語って来たけれど、片瀬那奈ちゃんの熱狂的なファンだから云うのではなく、デビュー作「最後のデート」は名作だと思います。そもそも、ドラマと呼ぶべき作品ではないのよさ。なのに、片瀬那奈ちゃんは自ら「コレは、ダメだ!」と絶望したのです。芸能界なんてヘアメイクになる為の「社会見学」程度にしか考えていなかった片瀬那奈が、覚醒してしまった!♪あれから、15年♪、僕たちは片瀬那奈ちゃんを追い続けています。「色丞魔喜」は、突然に現れたのではありません。「片瀬那奈」と名乗る「怪優」は、デビュー作での屈辱から、僅か3ヶ月後に見事に復活した本格的な女優デビュー作「GTOドラマスペシャル」から、まっすぐに現在まで繋がっています。

「HK 変態仮面」は、片瀬那奈ちゃんが御出演された中でも、最も下らなくて面白い映画です。「色丞魔喜」を演じた片瀬那奈ちゃんと、「ニセ変態仮面」をやりたい放題で演じた「平成の怪物」こと安田顕さんは、間髪いれずにドラマ「ショムニ 2013」で再共演が実現しました。「HK 変態仮面」では絡みが無かったので、大いに絡む連ドラへの期待は高まりました。実際に、那奈ちゃんもヤスケンさんも、演技のヴォルテージは全く下がっていないどころか上昇していました。ところが、結果は皆さん御存知の通り悲惨な駄作となってしまった。「壇上みき」も「星野人事部長」も、渾身のぶっ壊れ演技で魅せたのに、何故だ?史上最悪の屑ドラマ「ショムニ 2013」を観てゲンナリした方々は、是非とも映画「HK 変態仮面」を御覧になって下さい。映画もドラマも、監督のもんなのよさ。どんなに役者さんたちがハッスルしたって、所詮はコマに過ぎません。生かすも殺すも、演出と脚本なのだ。こんな事を云っちゃうと、些かマズイのかもしれないけど、片瀬那奈ちゃんは「どんなオファーでもスタッフと慎重に話し合って、納得がいけば受けます!」と明言しています。「HK 変態仮面」への出演オファーを即決で受けた片瀬那奈ちゃんは、マジで物凄いぞ。「研音バーター」とか云われる作品よりも、単身で「かたちん」が挑んだ作品の方が、ズバリ云って圧倒的に面白い!「かたちん」は「ホンモノ」です。

「色丞魔喜」の素晴らしさは、福田監督が「まさかオファーを受けてくれるとは」と語った「SM女王」と云う奇をてらった設定にあるのではありません。「変態仮面」の母親なのですからイカレているのは当然で、全てを納得した上で「怪優・片瀬那奈」は出演を即決しました。そして、其の演技が何の迷いもなく文句なしに振り切れ捲くって、面白いのです。全ての出演場面を早朝から深夜まで掛けてたったの一日で撮影されたのだけど、異様なハイテンションでの鬼気迫る演技は圧巻です。冒頭から「色丞魔喜」が登場すると、劇場内は大爆笑!片瀬那奈ちゃんの舞台挨拶がなかったのに、わざわざ2回も新宿バルト9に足を運んでパンティまで被らされた者が証言するのですから、本当です。ブログで報告がありましたが、片瀬那奈ちゃん御本人も自腹でチケットを購入して此の映画を観ました。内容から考えて、地上波でのテレビ放送はおそらく無理だし、テレビ放送が期待出来るのはCSしかないでしょう。片瀬那奈ちゃんの演技も素晴らしかったけれど、作品としての出来栄えが好かったのが、「色丞魔喜」を高評価する理由です。予想外のヒット作となり、速攻でDVD化もされましたので、是非とも御覧になって下さい。続編の制作にも大いに期待したいですし、そうなったら当然ですが「色丞魔喜」も再登板されるでしょう。


「HK 変態仮面」INDEX

「怪優・片瀬那奈・進化論」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 18:58| ERENA | 更新情報をチェックする