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2013年07月18日

「美男ですね」第8話再々放送&第9話再々再放送&第10話再々再放送

連続テレビ小説 てっぱん (NHKドラマ・ガイド)


TBS 13:55〜16:53

「チャングンソク遂に登場!!」
「最終章別れ…残酷な運命!!」
「最終話前編−衝撃の真実!!」


片瀬那奈 as RINA


片瀬那奈ちゃんが2011年に「優しく頼れるスタイリストのおねえさん・RINA」を演じられたドラマ「美男ですね」の再放送は、今週の月曜日に始まったのに「あっ。」と云う間に本日は「最終章」へ突入で、明日は最終回となります。三話連続で最終回との手法は、片瀬那奈ちゃんが御出演のドラマでは最近の「35歳の高校生」でも使われておりましたが、何とかなりませんかしらん。普通に、最終回は最終回で、一回でしょ。挙句の果てに「映画へつづく」とか「続編へつづく」とかやらかす場合も多いのです。「オチ」もつけられないなら、脚本家なんかやめちまえっ。でもですね、此の「美男ですね」と云うドラマのサブタイトルで最もトンデモだったのは、以前も書きましたが、第8話の「チャングンソク遂に登場!!」です。えっと、何じゃこりゃ?原作である韓国ドラマ版で主役を演じた俳優をゲストに呼んだのは別に構いませんが、何ゆえサブタイトルが「たかがカメオ出演のゲスト登場!」なのよさ。最終章直前でこんなサブタイトルを付けたからって「おやおや、グンちゃんが最終章に絡んで来るのかしらん?」なんぞと、視聴者が思うわけねーだろ。もう此のサブタイトルだけで「美男ですね」の制作陣は、イカレポンチ確定です。

さて、本日も「ぴんとこな」番宣テロップがデカデカと画面向かって右上にずっと入っての三話連続再放送となります。「L字テロップ」も「ぴんとこな」と来たもんだ。何せ「ぴんとこな」は本日「2時間3分拡大版の初回」なのだ。おいおい、「2時間3分拡大版の初回」って「美男ですね」と同じじゃん。どっちも玉森くんが主役で、片や高嶋弟、片や高嶋兄が助演なので、頻繁に予告が入ると、どっちがどっちなのかよく分かりません。ま、あたくしは裏で高嶋弟が「スグルちゃん」を演じる「DOCTORS 2」を観るけど、何気に「高嶋兄弟対決」なのね。第8話での片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」さんの出番は序盤のみで、コレは、「A.N.JELL」全員と「馬渕マネ」が絡んでいるので(「反省しています」と云いつつ、馬渕マネに裸締めを決める名場面もアリ!)、もう絶対に斬るわけにはゆかず、当然「ノーカット」でした。でも、第8話の「RINA」さんの出番はコレでおしまいなのだ。注目の「グンちゃん」が登場しても、何故か「A.N.JELL」専属スタイリストである「RINA」さんは不在です。ハラホロヒレハレ。ゆえに、もうこっからは、主役の「柊」を追うしかありませんナァ、むふふふふ。

「美男(ホントは美子)」を、マスコミを通じて「美子」として「恋人宣言」する事に成功した「柊」は、不屈の闘志で立ち上がり、ふたたび「美男(ホントは美子)」へ迫るのです。おいおい、アノ「赤い靴」もまだ持っていたのかよっ。「NANA」が「赤い靴」を「美男(ホントは美子)」に履かせ、事態は大混乱!「柊さんの想いが彼女に届く様に願っています!」と屈託なく云う「美男(ホントは美子)」に、「記事を見て両親が心配しているから、釈明する為に実家へ馬渕マネと三人で一緒に来てくれないか?」と、またしても「サプライズ告白」を演出しようと企みます。「廉さま」は嫉妬に狂い、今や「美男(ホントは美子)」が女の子だと知った「勇気」まで「ゾッコン☆LOVE」となり、「A.N.JELL」は三人とも「美男(ホントは美子)」に骨抜き状態です。ダンダンダンと「NANA」が可哀相に思えて来ましたよ。馬渕マネの余計な気遣いで「美男(ホントは美子)」と二人きりで実家へ行く事となった「柊」は、遂に真正面から想いを告白するのです!「柊」の大逆転!恋の下克上が達成か?と思われましたが、「廉さま」には起死回生の大技があったのだ。

満を持して、ずっと隠していた渾身の愛を「美男(ホントは美子)」へ伝え「待っている!」と決めた優しい「柊」に、「美男(ホントは美子)」の心も揺れ捲くりますが、「廉さま」は「空に飛行機で☆を描く」と云う「小野洋子さんもビックリ!」の離れ業で「美男(ホントは美子)」を引き止めます。こんな破天荒な思考は、残念乍ら常識人である「柊」にはなかったっ!嗚呼、またしても「柊」はモノの見事に爆死しました。続く第9話での片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」さんの出番も「てっぱん」の序盤のみで、「勇気」絡みと「美男(ホントは美子)」絡み(お約束の馬渕マネへの「張り手」炸裂!もアリ)なので、磐石で「ノーカット」でしたが、ハイそれまでヨ!なのよさ。ゆえに、またしても主役の「柊」を追うしかないのよさ、にやにやみあみあ。完全に憧れの「廉さま」と「相思相愛」となった「美男(ホントは美子)」ですが、今度はダークホースの「勇気」が暴走します。キャラ通りにまっすぐに告白し爽やかに振られるのですけど、「A.N.JELL」のイケメン三人の心を虜にした「美男(ホントは美子)」は「完全なる魔性の女」ですね。でも、ライバル二人は振られましたので、コレでめでたし、めでたし!

ところがどっこい、どんなにマットに這わされようとも「柊」は立ち上がるのだ。一体、此の打たれ強さは何なのでしょうかしらん。かつて高田伸彦にキックを雨霰と打ち捲くられた越中詩郎は「人間サンドバック」と呼ばれましたが、そんなエッチューさんも驚愕する程のタフネスぶりです。「オレはこれからはもっと積極的にお前をフォローする!今のお前が誰を見ていようと、構わない。オレはどんな美男(ホントは美子)でも受け止めるから!」とぶちかまします。「廉」に対しても「俺は今までお前にずっと譲って来た。でも、美男(ホントは美子)だけは譲れない。絶対に!」と、やる気マンマンになっちょるよ。「廉」は、「ホセ・メンドーサ」が、まるで「化け物」としか思えない「矢吹丈」に半狂乱となって反則を犯したが如く、「柊」の異常な執念に「底知れぬ恐怖」を感じたでしょう。最早、「柊」の「美男(ホントは美子)」に対する執着心は、彼の人生全てを賭けた壮絶な想いであり、完全に常軌を逸しております。「柊」はどんなに優しく振舞っても、全く「目が笑っていない」し、元々「ストーカー」ですからね。怖すぎる!

「ホンモノの美男」も怪我が治って帰国する事となり、「美男(ホントは美子)」も女の子に戻れるので「廉さま」との恋も成就するかと思われますが、「廉」の母親である「水沢麗子」の策略で「二人の愛」は引き裂かれそうになります。此の辺の展開は、流石は「韓流ドラマ」が原作でお約束でございます。「自分の父親が母親を捨てて、廉の母親に走った為に、廉が捨てられた!」と聞かされた挙句に、自分が捨てられたのは「美男(ホントは美子)」の父親のせいだと思っている「廉」から「もう二度と、お前の顔は見たくない!」と拒絶され、泣き崩れる「美男(ホントは美子)」!さあ、「柊」の出番ですよっ。「振られたてで落としやすい」トコに「ストーカー」ですから狙い済まして現れ、「泣いていていいよ。オレは、ずっとお前の隣にいるから!」と殺し文句をぶちかまします。そりゃ、お前さんは「美男(ホントは美子)」をずっとストーキングしてやがるんだから「ずっとそばにいた」し、此れからもそうするわけですよね。いよいよ「ツンデレ王子・廉」と「ストーカー・柊」の最終決戦が始まりましたっ。

さてさて、続く第10話での片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」さんの出番も序盤の「馬渕マネ」との絡みだけなのですが、おいおい、僅かな出番なのに途中でカットされたじゃまいかっ。アイアン・クロウで馬渕マネに「何とかしろぉー!」と恫喝する名場面がバッサリですよ!唐突な「A.N.JELL」沖縄遠征には、何故か専属スタイリストである「RINA」さんは同行しません。原作の「韓流ドラマ」版では、当然ですが同行しておりましたし、役柄として「馬渕マネ」と「RINA」さんに相当する「マ・フニ(馬渕)」が「ワン・コーディ(RINA)」と「沖縄で子供をつくった」と嘘をつくなんて展開までありました。其の嘘は、ふたたび「ミナム(ホントはミニョ)」=「美男(ホントは美子)」を身代わりにさせる為であり、重要なのだけどナァ。もう「かたちん」は出て来ないから、致し方なく「柊」を語るしかありませんね、しめしめ。第9話のラストでの「柊」の再度の告白は、続く第10話の冒頭でアッサリと「美男(ホントは美子)」に粉砕されます。ところが、まだまだ「柊」は諦めていなかったのだ。何なんだ、こいつは?絶対に死なない怪物か?

沖縄遠征に「廉」が遅れて来るのをコレ幸いと、「柊」は「初めて出会った時から美男(ホントは美子)が女の子だと気付き、ずっと好きだった。廉の事がいますぐ忘れられなくてもいい。待つのは苦手じゃない。オレじゃ廉の代わりになれないか?」と熱き心をぶつけますが、「美男(ホントは美子)」は「ごめんなさい、私の気持ちは変わりません!」と速攻で却下!それでも諦め切れない「柊」は強引に「美男(ホントは美子)」を抱きしめますが、肌と肌を合わせ「心が自分に無い!」と知った「柊」は男泣きし、遂に長き戦いに終止符を打ちます。「美男(ホントは美子)」には「昨日は悪かったな。でもハッキリと断ってくれてありがとう!お前は、此れからも最高の仲間だ!」と「友情宣言」をしますが、「廉」に対しては「ふられたよ。美男(ホントは美子)を泣かせるな。あいつは、ずっとお前だけを見てた。それは(ストーカーだった)俺が誰よりも知っている!」なんぞと、あくまでも好戦的です。

でも、もう「柊」は、真っ白に燃え尽きておりました。争いを好まないポリシーをかなぐり捨ててまで「柊」は、一心不乱に「美男(ホントは美子)」を愛した。其の道は、何度も何度も倒され、起き上がっても更に強烈な打撃を喰らい、結局はノックアウトされてしまう、余りにも惨めで残酷なものでした。されど、あたくしは其の姿に感動しました。「美男ですね」の主人公は、最後まで負け続けるしか術がなかった「藤城 柊」です。其の「柊」が壮絶に散った「第10話」こそが、本当の意味での最終回でした。明日には名目上の最終回である「第11話」がありますけど、もう完全にオマケです。まあ、遂に現れた「ホンモノの美男」の不可解過ぎる顛末とか、片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」さんと瀧本美織ちゃん演じる「美男(ホントは美子)」の感動的な場面など、見どころはございます。でも「柊の道」が終わっちゃったので、あたくしは「もう、同じテンションで話せないし(ユーサクの長男声で)」と、シオシオのパー!でございます。


「第8話」本放送:2011年9月2日
「第8話」再放送:2012年7月30日
「第9話」本放送:2011年9月9日
「第9話」再放送:2011年9月23日
「第9話」再々放送:2012年7月30日
「第10話」本放送:2011年9月16日
「第10話」再放送:2011年9月23日
「第10話」再々放送:2012年7月31日

「美男ですね」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「美男ですね」TBS公式サイト


posted by 栗 at 16:53| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「新生ショムニはオリメンに惨敗したのか?」

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10年ぶり復活「ショムニ2013」 第2話は13・8%
満島ひかり主演「Woman」第3話は11・4%
(スポニチ 7/18)


片瀬那奈ちゃんが「壇上みき」を演じるドラマ「ショムニ 2013」第2話の数字は「13.8%」でした。初回から急降下してしまいましたが、ドラマの出来栄えとしては悪くなかったと思います。裏の「Woman」第3話は「11.4%」で「水10バトル」は二連勝ですが、些か先行きが不安になってまいりましたね。「梃入れ」で「ショムニ」オリジナル版の再放送を行っておりますが、もしかしたら「オリメンと比較される」ので逆効果となっているのかもしれません。片瀬那奈ちゃんの演技に関しては、十八番のアッパー系で文句なしです。スタッフは、今後の持ち直しに期待し頑張って下さいね。ま、視聴者にとっては面白ければ数字なんてどーだっていいんだけどさ。


(小島藺子)



未亜:数字は堕ちたけど、片瀬那奈ちゃんは悪ぐね。おら、ユイちゃんが応援してくれたから、やっぱり東京さ行くだ。ユイちゃんの分まで、がんばっぺ。ユーサクの長男もおらの事をめんこいって云ってくれたんだ。

イコ:だから、未亜たんは「あまちゃん」だけ観てなさい。てか、「かたちん」が悪くないなら、第2話の主役「♪ベッキーだよ♪」に問題があったとでも云いたいのか?それとも、オリメンの塚原が裏切って裏番組の「水曜ミステリー9」に出ていたのが不味かったとでも云うのかしらん?

未亜:おら、そんなおっかねえこと、云ってねえだ。


(小島藺子/姫川未亜)



「ショムニ 2013」フジテレビ公式サイト
「満帆ブログ」


posted by 栗 at 12:54| ACTRESS | 更新情報をチェックする