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2013年07月05日

「COVERS」#230(もしくは「週刊・未亜」)

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「三代目」


(2013年6月作)



未亜:姐御、大変ですよっ。今度は9ちゃんが「FRIDAY」されましたっ!しかも、カラーで掲載ですよっ。

イコ:榮倉サマも「25歳」の立派な大人なのだから、恋愛くらい自由にさせてあげればいいじゃん。其れに、未亜たんはどーせ「あまちゃん」の岩手ロケ目当てで買ったんざんしょ。もう、すっかり「能年玲奈ちゃんヲタ」にスッテンコロリンしちゃって、全く「かたちん」こと片瀬那奈ちゃんが不憫でならないわ。

未亜:アノね、おらは「FRIDAY」なんか買っていませんよっ。うっかり立ち読みしただけです。

イコ:何だよ、未亜たんは「能年玲奈ちゃんヲタ」に転んだんだから、買いなさいよ。

未亜:おらは「片瀬那奈ちゃん命」だって、何度も云っているべっ。でも、おら大女優の付き人になったから、毎日お寿司が食えるんだ。フォーゼ先輩も、おらの説教が効いて寿司屋で修行してるんだ。ユイちゃんもグレちゃって「片瀬那奈ちゃん演じる藤田千秋」みたいに万引きしたけど、おらのママに説教されて改心したんだ。

イコ:おいおい、すっかり「あまちゃん口調」になっていて、思いっ切り「今週のあまちゃん」を語っているんじゃ、全く説得力がないぞ。ちゃんちゃらおかしいわね。

未亜:おや?其れは大女優・鈴鹿ひろ美さんの口癖じゃないですか。さては、姐御も「あまちゃん」にハマリましたねっ。

イコ:お莫迦さん。「ちゃんちゃらおかしい」ってのはさ、大昔に吉田美奈子さんが「吉田さんは日本でR&Bやソウル、ゴスペルなどの黒人音楽から強い影響を受けた音楽を始められた先駆者ですけど、最近は例えば久保田利伸くんとか若手が出て来ました。吉田さんから見て、どうですか?」と訊かれて、たったひとこと「ちゃんちゃらおかしい!」と応えた事から頂いているのよさ。

未亜:アノですね、ドサクサ紛れに関係ない人をディスるのはやめてけろ。

イコ:はあ?あたくしは「吉田美奈子さんが云った事実」を伝えただけじゃん。そー云えば、吉田美奈子さんは片瀬クンと同じ頃にエイベックス系に移籍してCCCDを批判されたら「生音を聴いた事もないど素人のリスナーが批判?ちゃんちゃらおかしい」とも云っていたっけナァ。挙句に「かつてのパートナーだった山下達郎さんの最近の御活躍は、どう感じられますか?」と訊かれれば、吉田姐御は「山下くん?最近のレコードなんか聴いていないから、何やってんのか知らないわよ」と来たもんだ。

未亜:そんな事よりも、ボキは9ちゃんのデート報道がカラーだったのに、片瀬那奈ちゃんと中丸くんのデート報道がモノクロだった事が許せませんよっ。表紙にも9ちゃんは名前が載ったのに、片瀬那奈ちゃんは載らなくて「中丸くんと美女」とかだったし。

イコ:そりゃもう、今や研音で「ナナちゃん」と云ったら「榮倉サマ」なんだから仕方ないざんしょ。なんてったって、榮倉サマはかつて「NHK朝の連続テレビ小説」で主役も演じたんだから全国区の人気者よ。だから、あたくしは片瀬那奈ちゃんには新しく「かたちん」と云う愛らしいニックネームを考えて広めておるのだよ。それからさ、「片瀬クンと中丸くんの牛タンデート」なんて、もうみんな忘れちゃったんだから蒸し返さないでね。全く、未亜たんは「甘ちゃん」ね。

未亜:だから、おらは能年玲奈ちゃんじゃねーだ!おら、「片瀬那奈ちゃん命」なんだ。

イコ:未亜たんの釈明には説得力ないって、云っているだろーが。この甘栗小僧がっ。でも「あまちゃん」が日曜日はお休みで助かっただろ?「シューイチ」とバッティングしちゃうもんナ。

未亜:「あまちゃん」は再放送もあるし、BSプレミアムでも朝と深夜に放送しているから平気なんだ。

イコ:もう分かったから、大人しく「あまちゃん」を見てなさい。



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 17:43| MIAMIA | 更新情報をチェックする

「もっと!CDラジオで聴くビートルズ」第15回

Red Rose Speedway - 1981


片瀬那奈ちゃんの追っかけブログなのに「枝葉ネタ」を連発で、どーもすいません。と云う枕も御馴染みになってまいりましたが、元々、ココは「片瀬那奈ちゃんをメインにしているけど、他の話題も語ります」と云うトコだったのです。そりゃまあ、看板に掲げちゃったから「かたちん」推しではありますけど、所詮は「ど素人の片瀬那奈ちゃんファン」が勝手気ままに綴っているだけでございますから、本来ならば、いちいち「かたちん」の顔を立てて「枝葉ネタで申し訳ありません」なんぞと断り書きする必要などありません。あたくしは単なる「かたちん」推しのファンであり、何の利害関係もないわけで、いつなんどき「おいおい、ウチの大事な商品である片瀬の名を掲げて、訳が分からない事ばっか書き飛ばしやがって、ただで済むと思うなよ!」なんぞと恫喝されようものなら、スタコラサッサと一切合切の「片瀬那奈」と云う名称を「かたちん」にでも変えてしまいますし、画像にもモザイクをかけるなり目線でも入れちゃう覚悟、決めております。たったの「91万アクセス」超えた程度の場末のブログなんぞに、そんな理不尽な事をされるとも思えませんけどね。

あたくしは、別に「片瀬那奈」と声を張り上げなくとも構わないのです。「かたちん」でも好いし、もしくは全く「片瀬那奈」を連想させない様な名称でも構いません。いっその事「片瀬那奈」と云う名称部分を全て「××××」と伏字にしてしまったって「どーって事ねえよ」なのよさ。逆にそうしちゃった方が、ココの真意は伝わるのかもしれません。だからこそ、あたくしは当初「COPY CONTROL」って名前で始めたのにナァ。ま、もう「the diary of nana katase 片瀬那奈全記録」で定着してしまったのですから、仕方ないですね。未亜たんがどう考えているのかは分かりませんが、あたくしにとって「片瀬那奈」は「愛する虚構の象徴」です。あたくしが愛する「虚構」の「最高峰」であり「全てを内包する存在」です。ゆえに、無人島に何かひとつだけ持っていけるとしたならば、あたくしはビートルズでも手塚マンガでもゴジラ映画でも他のなんでもなく、迷わず「片瀬那奈の作品」を選ぶでしょう。「だから、どーした?」と問われても、どーにもお応え出来ません。答えは風の中ではなく「かたちん」にあります。

「ザ・ビートルズ」とは、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの四人組バンドです。ソロになっても四人とも「元・ビートルズ」と云われましたし、其れは事実です。でも、ジョンは「ジョンの魂」で「ビートルズを信じない。夢は終わった」と宣言したし、ジョージは元々ジョージだったのでビートルズ(レノン・マッカートニー)の呪縛から解放され華々しいソロ・デビューを成し遂げます。リンゴに至っては「ビートルズではアルバムでお情けで一曲だけ歌わせてもらっていた」にも関わらず、うっかりソロでバカ売れしちゃったりもしました。されど、唯ひとり、ポール・マッカートニーだけはセールス的には好くともボロクソに叩かれたのです。其れは何故かと申しますと、何度も繰り返してまいりましたが「ビートルズの音楽を創っていたのは、ポール・マッカートニー」だったからなのだ。他の三人と違って、ポールにはビートルズ以外の音楽など永遠に創れないのです。

ビートルズの音楽性は「何でもアリ」ですが、全てがビートルズとなっている摩訶不思議な世界です。其の音楽性の要だったのは、紛れも無くポール・マッカートニーでした。ジョンやジョージやリンゴのソロからも、確かにビートルズの香りはします。でも、より強く「個人」が感じられます。ところが、ポールはたったひとりぼっちで宅録したファースト・アルバムからも、強烈な「ビートルズ臭」が鼻を直撃するのです。当たり前田は「猪木さんは北朝鮮から拉致被害者を連れて帰ってくる」と預言!ですが、ビートルズの音楽とはポール・マッカートニーの音楽なのですから、どーしよーもねーザンスなのだ。「ラム」なんて、今でこそ傑作と云われていますが、発表当時(1971年)には評論家からはケチョンケチョンに叩かれたし、ジョンには「イマジン」で完膚なきまでに叩きのめされました。ま、評論家は叩くのが仕事だし、ジョンはポールを愛しているからこそやらかしたのだけど、リンゴ如きに「ポールは自分の才能をスポイルしている」なんぞと云われたのですから、当時のポールの気持ちを思うと涙が出ます。

ポールだけが、ずっとビートルズの音楽を背負って生きて来ました。シングル「MY LOVE」や「死ぬのは奴らだ」、そしてアルバム「BAND ON THE RUN」で酷評を捻じ伏せ、ウイングスとして大成功!当時、ジョンは「ビートルズが見たいなら、ウイングスへ行けばいい」と発言しました。然し、当の本人は「自分がビートルズである」と云う事実を、頑なに認めたくなかった。「僕にも、ジョンやジョージの様に、僕だけの音楽があるのだ!(おいおい、リンゴの立場は?)」と悪戦苦闘しますが、どう転んだってポールにはビートルズ以外の音楽などありません。ジョンが殺され、ジョージも亡くなり、ポールは覚悟、決めました。71歳にもなって、三時間も歌い捲くるツアーを行い、半数以上がビートルズ・ナムバー!となっている現在ですが、ポールは自らが創造した音楽を高らかに歌っているだけなのです。ジョンやジョージの曲も歌う様になったのは、ポールの中に今でも彼らが居るからなのだ。其れは、今に始まった事ではありません。至上の名曲「YESTERDAY」=「イエスタデイでしょ?あたし好きだな(片瀬那奈ちゃん声で)」は、ポールが書き、レコーディングもポール以外のメムバーは参加していません。其れでも、紛れも無く「ザ・ビートルズ」の傑作です。ポールは、ずっとそうやって来たのです。きっとジョンもジョージも「ビートルズが見たいなら、ポールのライヴへ行けばいい」と云うでしょう。さあ、皆さん、御一緒に!

「おいおい、リンゴの立場は?」


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:44| FAB4 | 更新情報をチェックする