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2013年06月27日

「SASUKE RISING2013」

15歳-不確かな季節-


TBS 19:00〜21:49

 MC:川平慈英、片瀬那奈
 スタジオゲスト(50音順):あき竹城、土田晃之、道端カレン

SASUKE2013夏 ついに世界大会開催へ今夜は日本代表決定戦栄光の日の丸を背負うのは…いったい誰だ!?マジに完全制覇を狙う猛者だけが集まった!サスケ史上最高の真剣勝負!妻よ子供たちよこれが俺の生き様だ!大和魂を持つ者だけが世界と戦う資格がある努力を重ねた者だけが涙を流す資格がある… 最強の漁師・長野誠山田軍団&世界王者&五輪金メダリスト

(片瀬那奈ちゃんの推定収録日:2013年6月22日)


半年振りに「SASUKE RISING」が戻って参りまして、片瀬那奈ちゃんは前回(第28回大会で「SASUKE」から「SASUKE RISING」に改名)に続いて司会を務められます。前回は、完全制覇者どころかファイナリストすらいないと云うトンデモなオチで、セレモニー会場で司会されていた片瀬那奈ちゃんも「ポカーン」となっておられました。此の番組の主役は「多種多様なSASUKEに燃える100名」ですので、片瀬那奈ちゃんの出番は少ないでしょう。6月23日(日)には「SASUKE RISING2013」ナビが放送されたのですが、あたくしは松田優作の映画を観ていて、思いっ切り見逃しました。ゆえに、ナビ番組に片瀬クンが出ておられたかどうかは分かりません。でも、最も信頼がおける「チーム片瀬」が「何の告知もしなかった」ので、片瀬クンは出ておられなかったと信じましょう。万が一、うっかり片瀬クンが出ておられたとしても前回のナビ同様に「僅か数十秒」の予告だったのでしょう。幾度と無く裏切られようとも、片瀬那奈ちゃんファンは「チーム片瀬」を信頼し続けますし、あたくしは「女子マネちゃんの味方」です。

今にして思えば、「今、この顔がスゴい! たった1品しかない!究極のこだわり専門店スペシャル」(6/6放送)への唐突なゲスト出演は、「SASUKE RISING2013」司会再登板への伏線だったのでしょう。「シューイチ」の人となられてから「地上波民放なら日テレちゃんがメイン」とも思われますが、片瀬那奈ちゃんは御存知の通り、NHKを含めた地上波全局(勿論、テレ東も!)に「ドラマ&バラエティ」での御出演経験があります。TBSに関して云えば多くの連続ドラマにレギュラー出演されましたが、何よりも初主演舞台「フラガール(2008年)」はTBS主催であり、あたくしも赤坂へ毎日通いました。ゆえに、かつては「サンジャポ・ファミリー」入りまで噂された(実際にゲスト出演し、「サンジャポ・ファミリー」のお墨付きまで貰っていた)ものの、寸での処で「シューイチ」に持っていかれたわけですよ。個人的には「サンジャポ」ではなく「シューイチ」で、本当に好かったと思っております。

テレ朝やフジばかりか天下のNHKでも片瀬クンはレギュラー司会を任されて、完全に出遅れたTBSですが、何せ系列のMBSも含めれば、ドラマで「荒木理恵子」「西豪寺エレナ様」「森福みちる」「手塚モモコ」「宝生小百合」「大久保千秋」「RINA」「マリア」等々の女優としての重要な役柄を与えて来ましたし、前述の通り「平山まどか先生」を全面的にバックアップした実績があります。見す見す「司会者・片瀬那奈」を他局に囲われてはならん!とばかりに、「SASUKE RISING」となってからの司会へ抜擢!となったのかもしれません。公式サイトの煽りでは、「なんと今大会は今年の11月にマレーシアで開催される予定の「SASUKE ASEAN OPEN CUP 2013」の日本代表を決める重要な大会でもあるのです。」って事で、片瀬クンもマレーシアへ連れて行ってもらえるのかしらん。ま、お忙しいから東京のスタジオで司会をされるのでしょうね。

さて、いよいよ三時間弱の長尺番組が始まりました。今や世界157カ国で放送!世界大会も決定!と鼻息も荒く、最早「オリンピック日本代表」を決めるが如き前振りでございます。えっと、裏のスカパー!では、五代目と阿部ちゃんの「TRICK 3」とか、中村主水の「必殺商売人」とか、ヒデちゃん主演で石田ゆり子さんがヒロインの「静かなるドン」とか、「カタセカイ住人」が犇めくドラマをやっているのだけど、そりゃまあ、迷わず「こっちでしょ」と録画しつつ視聴しております。片瀬那奈ちゃんは白地に黒が入ったノースリーブ・ワンピース姿(上半身しか観えないけどたぶん、そうだと思います)でスタジオで司会を始めましたが、速攻で本編である「SASUKE」となります。小窓ちゃんも入らず、延々と競技が流れるのですけど、最初の方は「売名で出ているとしか思えない芸人」とかが登場で、もうゲンナリですよ。前回の経験上、編集したら「数分」となるのは分かっているのですが、イチオー初見では全篇に付き合わなくてはいけないのです。片瀬クンの小窓ちゃんが入らないのは、大助かりなのですけどね。

ハッキリ云って「リアルタイムで早送り機能器」をドラえもんに出して欲しいです。最近は、片瀬那奈ちゃんと内山理名ちゃんが御出演される番組以外は地上波民放は全く観ていないので、矢鱈と入るコマーシャルも辟易するし、序盤で脱落していく芸人たちなんて見ていられませんよ。おやまあ、前回で引退宣言した人も撤回して戻って来ちゃったのね。お前さんは、大仁田か?あらま、レーナちゃんだ。あらら、落ちちゃった。おっと、「ミスター SASUKE・山田」じゃん。潔く引退したのは立派ですが、コーチとして「山田軍団」を結成!って、なるほど、TBSは「SASUKE で人生を狂わせた男」を子飼いにしたのね。でも、「山田軍団」は全滅じゃん。てか、そんなこたぁどーだってええから、さっさと片瀬那奈ちゃんを出さんかいっ!「1st STAGE」がたっぷりと流れ、「19:44」になってスタジオに移り、ようやく片瀬那奈ちゃんがチラリンコと登場しますが、ふたたび「1st STAGE」後半へと進みます。

名の在るアスリートも次々と脱落する事で、如何に「SASUKE」が過酷なのかを、実況アナも絶叫して大いにアピールします。気が付けば既に「20時」を回りましたが、スタジオで司会を務めておられる片瀬那奈ちゃんの出番は「一分」あったか分からない程でした。ま、前回みたいに「セレモニー会場」とかを用意しなかったのでマシなのでしょうけど、果たして番組的にスタジオは必要なのでありましょうかしらん。そりゃ、こっちとらはスタジオの片瀬クンがお目当てだけど、「SASUKE」ファンにとっては邪魔でしかないざんしょ。「SASUKE」ファンの編集ではスタジオ部分が斬られ、未亜たんの編集では片瀬クンのみが遺されるわけですね。長野も敗れ去り、「1st STAGE」が終わり、ようやくスタジオの片瀬那奈ちゃんが三度目の登場となったのは「20:14」ですが、「あっ。」と云う間に「2nd STAGE」へ。もう片瀬那奈ちゃんの次なる登場は「3rd STAGE」の前振りだと誰にでも予測可能で、まるで半年前を「デジャヴしてるよ、那奈ちゃん」状態です。そんな中で、あたくしには密林ちゃん&HMVさんから同時に宅配されたのだけど、其れに関しては別記事で書きます。

其の商品(五枚組CDと、CD十六枚+DVD一枚が収められている「黒い箱」)を「えへらえへら」と笑いつつ慈しんでいたら、21時も回ろうとしていました。「2nd STAGE」が終了して片瀬那奈ちゃんが四度目の登場となったのは「20:59」ですが、「あっ。」と云う間も無く「3rd STAGE」へと向かいます。そりゃ、もう番組の尺が50分も無いのです。さっさと「3rd STAGE」をクリアしないと、肝心の「ファイナル・ステージ」が放送出来なくなっちゃうのよさ。今回は「日本代表決定戦」でもあるわけですから、まさか前回みたいに全員が「ファイナル・ステージ」にすら行けないなんてこたぁ、無いよね?那奈歳から「SASUKE」に憧れ♪あれから十四年♪の21歳の若武者「サスケくん」が、一歩手前で無念の脱落!おいおい、たっぷり尺を取ったのに堕ちちゃったよ。続く「コング高橋」も早々と堕ちて、小学生の息子に「何だよ!(使えないオヤジだな)」と吐き捨てられました。

残るは二人!植木職人の「朝」が挑戦するのだけど、おいおい、もう「21:30」を回っているではありませんか。残り「19分」で、どーすんの?まだ「3rd STAGE」の途中ですよっ。嗚呼、植木屋も堕ちちゃったよ。もう、「シルバーアクセサリーデザイナー・菅野」しかいない!「3rd STAGE」チャレンジは「21:37」からです。鬼門に差し掛かったらコマーシャルで、もう「21:42」ですが、CM明けに、嗚呼、堕ちちゃった。あららららん、今回も誰も「ファイナル・ステージ」にすら進めないってオチですか。「21:43」にスタジオの総括となり、片瀬那奈ちゃんが登場です。「日本代表者、無しよ!」との「欽ちゃんオチ」かと思えば、「サスケくん」が「日本代表内定」だってさ。はあ、そうですか。速攻で荒く編集したら「たったの五分余り」でございました。う〜む、「二時間四十九分」も拘束されて「五分」ですか。相変わらず、御本尊様はファンをお試しになられておられますナァ。「どS」なのは「SASUKE」ではなく、片瀬クンです。


【2012年版】
 2012年12月27日:「SASUKE RISING」


(小島藺子/姫川未亜)



「SASUKE RISING」TBS公式サイト


posted by 栗 at 21:47| TV | 更新情報をチェックする

「2013年6月27日の片瀬那奈ちゃんブログ」

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ズガーン!

なな、なんと、昨日のブログ記事に未亜たんが我侭なリクエストをしたら、速攻で女子マネちゃんが応えて更新しているじゃまいかっ。えっと、昨日のココで「たべものがたり 彼女のこんだて帖」第十四回(最終回)再放送!本放送は「2013年6月16日」でした。と「チーム片瀬」をバッシングしているとも思える(あたくし的には、叱咤激励の心算)記事を書いたのに、懐が深いですナァ。

女子マネちゃんとは何度もお逢いした事もありますし、僅か乍らも会話した事もあり、当然の如くあたくしの正体はバレバレでございます。こりゃ、イッポン取られたかしらん。確かに「片瀬那奈ちゃんを愛している」との宣言に嘘偽りはなかったのね。だからさ、あたくしはずっと「女子マネちゃん贔屓」だって云ってるでしょーがっ。てへぺろ。


【2013年6月27日の更新記事】
 『たべものがたり〜彼女のこんだて帖』(女子マネちゃん)
 (日付が「6/26」となっていますが、間違いなく「6/27」更新記事です。)


(小島藺子/姫川未亜)



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posted by 栗 at 16:07| 7D | 更新情報をチェックする

「あしたはどっちだ?」

あしたのジョー ソングファイル


片瀬那奈ちゃんの「奇跡の初舞台」である「僕たちの好きだった革命」の目次を「あしたの小野未来」と名付けた事でもお分かりでしょうけど、あたくしは「あしたのジョー」が大好きです。梶原一騎先生(「あしたのジョー」は同時期に「巨人の星」も連載していたので「高森朝雄」名義)の原作マンガには大きな影響を受けましたが、どれかひとつと問われたなら「あしたのジョー」と答えるしかありません。そして、御存知の通り「あしたのジョー」は「梶原一騎(高森朝雄)先生と、ちばてつや先生が、原作者と作画者を超えてガチで合作した作品」でもあり、虚構世界が現実を侵食(力石の葬儀が実際に行われたり、ハイジャック犯がジョーの名を語った、等)した「至上の名作マンガ」です。

CSの「ファミリー劇場」で、アニメと実写の「あしたのジョー」を放送し捲くっていて、一通り観たのですが、結論から申しますと「原作マンガには、どれも及ばない」となります。でも、其れじゃ記事になりませんね。現在放送中なのはアニメ版「あしたのジョー」劇場版(1980年)で、此れは1970年のテレビアニメ版を再編集した作品です。実写版は「石橋正次さん主演の1970年版」と「山P主演の2011年版」で、此の三作品は「力石の死」までを描いていて、基本的なストーリー構成は同じです。ゆえに、原作は別格として、此の三作品を比較してみましょう。まず、最新の「山P主演2011年版」は、思ったよりもずっとマトモで、普通に楽しめました。アニメ版は、リアルタイムでも観ていたから懐かしかったです。アニメ版なら「あしたのジョー2」もありますが、「力石の死」以後のストーリーなので比較対象外です。

問題は「石橋正次さん主演の実写1970年版」で、あたくしは公開当時から「少年マガジン」誌上で其の存在を知ってはいたものの、四十年以上経って初めて観ました。そして、コレが物凄かったのだ。申し訳ありませんが、コレを観ちゃったら「山P主演2011年版」など「ちゃんちゃらおかしい」としか云えません。1970年当時だからこその風景が映像に刻み込まれていて、リアルタイムならではの空気感が素晴らしい。「山P主演2011年版」は「石橋主演1970年版」の「イヤミがシェー!ざんす」なパチモンと断じるしかありません。スカパー!ですので「オリジナルを尊重して放送」なわけで、石橋正次さん演じる矢吹丈は丹下段平を「メッカチの拳闘キチガイじじい」なんぞと平気で何度も云うのです。もう、其れだけで「ラベルが違い過ぎる」のだ。

確かに、山Pと伊勢谷友介さんの肉体改造した役作りは立派だとは思いますけど、石橋正次さんと亀石征一郎さんの「ギラギラした迫力」には遠く及ばない。そんでもって、香川照之さんは幾ら熱狂的なボクシング愛好家だからって「やり過ぎ」だし、山Pはボソボソと何をしゃべっているのか聞き取れません。白木葉子は、片瀬那奈ちゃんに演じて欲しかったナァ。いえ、ホント、「山P主演2011年版」も思っていたよりもずっと好かったんですよ。でも「石橋主演1970年版」が凄すぎだったし、アニメもリアルタイムの再編集だから「あしたのジョー」の時代が鮮やかに刻まれているのです。やっぱり「ジョーの声は、あおい輝彦さん」で「丹下段平は藤岡重慶さん」だよナァ。

コレは、もう、どうしようもないのだよ。実写作品としてのテクニックならば、「1970年作品」よりも圧倒的に「2011年作品」が優れています。でも、どんなに頑張ったって「アノ時代」を再現する事は不可能です。とかなんとか云っても、アニメも実写も「原作の足元にも及ばない」のだけどね。原作では、特に「力石が死んだ後に、ジョーが草拳闘に堕ちてゆくトコ」が好きです。ジョーのライバルはみんな魅力的で、最後のホセ・メンドーサ戦で過去の名勝負が走馬灯の様に蘇るトコなんて、素晴らしすぎますね。主役は落ちぶれても再起し激闘を繰り返し燃え尽きて、脇役のデブがチャッカリと美人と結婚するってのが、正に「カジワライズム」なのだ。三上寛さんは「何故、葉子を抱きしめなかったんだ!」と絶唱しましたが、ジョーが(顔がそっくりなのに)紀子ではなく葉子を深く愛していた気持ちは、グローブを渡す場面だけで痛い程に分かる。「あしたのジョー」は、あたくしなんぞが喚くまでもない、至上の名作です。其れを無謀にもアニメや実写にした勇気を、素直に讃えましょう。


(小島藺子)



posted by 栗 at 02:46| KINASAI | 更新情報をチェックする