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2013年05月29日

「ラストクリスマス」#02 CSで再放送

ラストクリスマス DVD-BOX


フジテレビTWO 13:00〜13:50

「奇跡の夜」(本放送:2004年10月18日

片瀬那奈 as 藤澤律子


思いっ切りネタバレしますが、第二話での片瀬那奈ちゃん演じる藤澤律子の出番も第一話と同じく僅か一分弱しかありません。過剰な期待はなさらずに、2004年に女優回帰して懸命にもがき苦しむ片瀬那奈ちゃんの御姿を御覧下さい。余りにも出番が少ないので、うっかりしていると見逃してしまいますよっ。そんでもって、今回の再放送では本放送や映像ソフトよりも画質が向上しております。どうやら、映像ソフト版ではなく、本放送当時のオリジナルをブラッシュアップしたと思われます。いえ、地デジになったから綺麗になった様に観えているだけかもしれません。本放送はアナログ視聴したし、当時の映像ソフトはヴィデオもDVDも地デジ映像に劣りますからね。

前述の通り、第二話での片瀬那奈ちゃん演じる藤澤律子の出番は約一分です。第一話と第二話を合わせて二分程度で「日垣(主人公の春木と同じ会社)と律子(人気デザイナー)は元・美大の同級生で、現在は同じプロジェクトで共に仕事をしていて、プレイボーイの日垣は実は一途で律子に学生時代から四年越しで想いを寄せアプローチしているが、律子は死んだ婚約者である恩師を忘れられずにいて、つれない態度を取っている」事が説明されます。たったの二分で此れだけの情報が説明され、第三話の予告では「あらま、もうくっつくの?」と示唆されます。九年前のドラマで本放送時に既に観ているからではなく、物語の行方はバレバレです。

そもそも初回が最終回で描かれるであろう雪山の場面から始まり、云わば回顧録として描かれるドラマです。主人公である春木(婚約者に逃げられた)と偶然に隣人となったヒロインの青井は日垣を好き(肉体関係もあり)で、その会社の御曹司(春木の学生時代からの親友)は青井を見初め秘書にしてモーレツにアタックする、さらに春木の高校時代の後輩で人気DJとかも絡み、青井の元・ヤンキー仲間である派遣社員と春木の後輩社員(受付嬢に想いを寄せている)は初回でうっかり寝てしまい、春木の母が入院していて、実は難病を抱える青井のかつての主治医も偶然に会社の健康診断で再会する、等々、ぐちゃぐちゃな恋愛模様が何故か狭い世界で都合よく展開します。

春木と青井がカップルとなる事は最初からの「お約束」で、取り巻く人物たちは主役カップルを成立させる為のコマに過ぎません。「勝手にやってろ」としか云い様が無い「ご都合主義全開の下らないシナリオ」です。「ヒロインはヤンキーで男関係も派手だけど、難病を抱えている」とかで「さあ、泣いて頂きましょう!ゲヘヘヘヘ」って姑息な制作陣の顔が浮かんでしまいます。第二話までで、既にオチまですっかり予想が出来て、寸分の狂いもなく最終回まで完璧に進行し、感動を強要するのです。おいおい、プロレスじゃまいか。いえ、其れじゃプロレスに対して失礼ですね。改めて観ても、本当に「ラストクリスマス」は、最悪のドラマです。

ところで「ラストクリスマス」と云うタイトルは如何なものなのかしらん。御丁寧に主題歌はワム!の同名曲を主演の織田さんが華麗にカヴァーしているのだけど、えっと、思いっ切り「失恋ソング」なのよさ。「去年のクリスマスに君に愛を捧げたけど、翌日に振られたから、今年は別のカワイコちゃんをみつけよう」ってサビざんしょ。正に「悲しみにさよなら」な内容(ええ、他意はあり捲くりです)じゃん。てかさ、有名な洋楽のタイトルを曲の雰囲気だけで安易にパクっているって時点で、視聴者を舐め捲くっています。「織田ちゃん主演でクリスマス絡みで、かつての東京なんちゃらみたいなテキトーなラヴ・ストーリーをスタッフも同じにしてでっち上げちゃったら、バカな視聴者は大喜びでしょ?タイトルは、クリスマスだから、定番のラストクリスマスで行きましょ」ってなノリでやらかしたんでしょうね。


「ラストクリスマス」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 13:47| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「たべものがたり 彼女のこんだて帖」第十回再放送

追憶 [Blu-ray]


NHK BSプレミアム 12:30〜13:00

「豚柳川できみに会う」

妻に先立たれた星野秋男(52)(渡辺哲)は、ひとり調理学校に通う。亡き妻が得意にしていた、ある料理を再現するために。その料理は“豚柳川”。一心不乱につくっていくと、料理の香りとともに、妻と過ごした日々の思い出もよみがえっていった。トークのテーマは“追憶のレシピ”。

【出演】
 案内人:片瀬那奈
 ドラマキャスト:渡辺哲、波瑠、松尾諭、堀ひろこ、徳永えり
 トークゲスト:小野武彦、吉岡英尋(料理人)


片瀬那奈ちゃんが案内人を務めておられる「たべものがたり 彼女のこんだて帖」第十回の再放送です。おやおや、再放送とは云え「ラスクリ」第二話と「華麗なるギャツビー」ならぬ「華麗なる片瀬那奈ちゃんリレー」ですナァ。其れにしても、研音ちゃん公式では再放送の告知もしてくれないし、本放送の告知も日時が間違っているのに訂正せずですね。日々のお仕事がお忙しくて予告したら「ハイ!それまでヨ」なのでしょうけど、明らかな誤報を放置して、訂正や謝罪もなく「終わったら消せばいい」じゃ如何なものかしらん。って十年一日の如く全くおんなじ苦言を呈するしかないので、今後も変わらないのでしょうね。現場マネ担当になると、片瀬クンのお誕生日にアルバムをプレゼントして喜ばれているらしいのだけど、其れだけ毎日近くに居るのにファンに対して好い加減な告知、しかも、一部は有料!を連発するって、明らかにピントがズレ捲くり!なのよさ。「人は、そんなに簡単に変わりませんよ」って、長峰あかり先生も云っていた通りですナァ。


本放送:2013年5月19日

「たべものがたり 彼女のこんだて帖」INDEX

【今後の本放送予定】
 6/2(日) 第12回「決心の干物」 22:50〜23:20 
 6/9(日) 第13回「結婚30年目のグラタン」 22:50〜23:20
 6/16(日) 第14回「恋のあとの五目ちらし」 22:50〜23:20


(小島藺子/姫川未亜)



「美力 BS for WOMEN」
 vol.23 料理は愛のバロメーター 片瀬那奈

「たべものがたり・彼女のこんだて帖」NHK ONLINE


posted by 栗 at 12:57| TV | 更新情報をチェックする

「20世紀少年 第1章 終わりの始まり」今年だけで十度目

映画「20世紀少年」オリジナル・サウンドトラック


ファミリー劇場 2:30〜5:00

片瀬那奈 as 敷島ミカ (公開:2008年8月30日)


何度も「これで、おしまい」と云われても蘇る「ともだち」が、今宵から三夜連続で深夜から明け方まで「今年だけで十回目の三部作を一挙放送!」です。過去に戻って無限ループする噺ですから、もう悪夢の如く繰り返し流されるのでしょう。もう好い加減にして欲しいとは思うものの、片瀬那奈ちゃんが例えチラリンコとカメオ出演されているだけの駄作映画でも、片瀬那奈ちゃんが出ておられる限りは無視するわけにはいきませんナァ。オールナイト上映なので、片瀬那奈ちゃんの新作とのバッティングも無いので三夜とも録画予約はしました。もう今年だけで十回目だし、未亜たんが「片瀬那奈ちゃんヴァージョン」に編集しちゃっても文句は云わないわ。でも、其れだと三部作を合わせたモンを観ても「カップラーメンも出来ない」って事になりそうだナ。


「20世紀少年」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 02:00| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「新・CDラジオで聴くビートルズ」第四回

Simon & Garfunkel The Collection Old Friends (Repackaged) Collection


片瀬那奈ちゃんがブログにアップされた夕陽の写真を観たら、何故かサイモンとガーファンクルを思い出しました。たぶん、ベスト盤のジャケットで夕暮れの海岸ってのがあったからかもしれません。先日、うっかり酔っ払って密林ちゃんで購入した21枚の内の6枚は箱で「Simon & Garfunkel The Collection」です。味気ない箱のジャケットですけどオリジナル・アルバム五枚(ボーナス・トラックあり)に1981年再結成ライヴのDVD(PAL形式なので、日本製プレイヤーでは再生不可ですが、ま、観れますよ)と云う内容です。サイモンとガーファンクルのセットは沢山あるのだけど、イチオー紙ジャケでオリジナル・アルバムを網羅してあるし(映画「卒業」サントラ盤は除く)、価格も安かった(あたくしがポチッとした時は三千円しなかった)のです。さっき見たら何故か那奈百円くらい高くなっていました。

サイモンとガーファンクルは、二枚組のベストでもレコードで百円で売っています。其れだけ売れたのですよ。あたくしが大昔に最初に買ったLPはビートルズの「オールディーズ」ですが、次に買ったのはサイモンとガーファンクルの二枚組ベスト盤でした。たぶん、いや、間違いなく「SIMON & GARFUNKEL THE COLLECTION」よりも高額(たぶん、四千円くらいはしたと思う)でしたし、ズバリ云って物価も違う四十年前の話ですから、中学生にとってどれだけ大きな買い物だったのか今では計り知れません。そんな大昔を思い出すと、まるで二束三文の如く名盤が投売り状態の現在に「♪世の中、間違っとるよ♪」と植木屋節で遺憾に存じますと云いたくもなりますが、音楽は聴かれてナンボです。ところで、奇しくも片瀬那奈ちゃんは唯一「役が抜けなかった」のが「小早川妙子」と語っております。小早川妙子と云えば、サイモンとガーファンクルなんだよナァ。

「ORIGINAL ALBUM SERIES」の様に洋楽名盤を五枚で二千円とかで買えてしまうって過去を思い起こせば信じ難いのだけど、ベスト盤よりもオリジナルで聴いた方が好いに決まっているので、歓迎すべき事なのでしょう。かつて十代の子供だった頃に「ORIGINAL ALBUM SERIES」五枚で二千円!中古ならもっとバカ安!なんて状況だったなら、あたくしは発狂していたでしょうね。1970年代後半に洋楽LP旧譜が「1,500円」になった時とか、タワレコが進出して来てLPが千円一寸で買える様になった時ですら、驚愕したものです。いくらでも価格が安くなってくれて大いに結構だ。重要なのは、ずっと聴き続けられる事です。確かに、あたくしは洋楽もプロレスも、古いモンばかり聴いたり観たりしています。最新のモンなんて、片瀬那奈ちゃんの女優作品しかないのかもしれません。そう考えると「やっぱり片瀬クンって、スゴイんじゃまいか?」とも思えるのでした。てかさ、未亜たん、あたくしの領域にまで踏み込んで「片瀬クン推し」はやめなさい。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:54| FAB4 | 更新情報をチェックする