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2012年10月01日

「ABBEY ROAD」INDEX

アビイ・ロード


 プロデューサー:ジョージ・マーティン
 エンジニア:ジェフ・エマリック、フィル・マクドナルド、他
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1969年2月22日〜8月20日)

 1969年9月26日 アルバム発売(最高位、英米1位)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


side-A

1. COME TOGETHER
2. SOMETHING
3. MAXWELL'S SILVER HAMMER
4. OH ! DARLING
5. OCTOPUS'S GARDEN
6. I WANT YOU(SHE'S SO HEAVY)

side-B

1. HERE COMES THE SUN
2. BECAUSE
3. YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY
4. SUN KING
5. MEAN MR. MUSTARD
6. POLYTHENE PAM
7. SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW
8. GOLDEN SLUMBERS
9. CARRY THAT WEIGHT
10. THE END
11. HER MAJESTY


ビートルズの第11作目オリジナル・アルバム「ABBEY ROAD」は、実質的なラスト・アルバムと云われています。ビートルズは1969年1月に「THE GET BACK SESSIONS」を敢行し、それをまとめたアルバム「GET BACK」が1969年5月に完成しました。ところが、色々とあってですね、其の音源は1970年5月にアルバム「LET IT BE」となるのです。ゆえに、録音順だと「ABBEY ROAD」が最後とされるわけですよ。でもですね、アルバム「LET IT BE」には「ABBEY ROAD」以後に録音された音源も含まれています。然し乍ら、ビートルズ四人が揃って録音した最後の音源は、確かに「ABBEY ROAD」です。

「THE GET BACK SESSIONS」の失敗から、ポール・マッカートニーは再びジョージ・マーティン&ジェフ・エマリックと組んでガツン!と一発決めたいと思いました。ポールはマーティン&エマリックに頭を下げ「前みたいに、ちゃんとレコードを作りたい」とお願いします。アレだけ屈辱を味わいビートルズに匙を投げた二人が本気を出して加わったのですから、ビートルズ(特にポール)も反省したのでしょう。いや、誰もが「もう、コレが最後になるかもしれない」と覚悟して挑んだとしか思えない緊張感があります。素晴らしい名演ばかりが揃っていて、B面メドレーには圧倒されますが、どこか冷めたビートルズが居ます。「COME TOGETHER」をジョンと歌ったポールが「昔の様には、ハモれなかった」と云ったのが、とっても切ないです。

1969年9月17日にアメリカアイオワ州ドレイク大学の学生新聞に「ポール死亡説」が掲載され、瞬く間に噂が広まった時にタイミングよく「ABBEY ROAD」が発売されました。「ポール死亡説」の根拠は全てビートルズの楽曲やアルバム・ジャケットにあるとされ、余りにも多くのヒントがビートルズ自身によって示唆されていたので「自作自演ではないのか?」との疑惑もあります。何にせよ、「ポール死亡説」によってアルバム「ABBEY ROAD」の売り上げが増したのだけは事実です。

キング・クリムゾンのデビュー・アルバム「クリムゾン・キングの宮殿」が「ABBEY ROAD」をチャート首位から引き摺り下ろし「新旧交代」が成し遂げられた!と云うのは、かなり盛っています。確かに「クリムゾン・キングの宮殿」は傑作ですが、英国では最高5位、米国では最高28位です。てか、「チャート首位から引き摺り下ろした」のが誰であろうが、「ABBEY ROAD」は18週連続首位!で、もう四ヶ月半も首位だったんですから自然に落ちますよ。


(C)2002-2012 (小島藺子)



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「LET IT BE」INDEX

レット・イット・ビー


 プロデューサー:フィル・スペクター
 エンジニア:ピーター・ボーン
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1968年2月4日〜2月8日、1969年1月22日〜1月31日、1970年1月3日〜4月1日)

 1970年5月8日 アルバム発売(最高位、英米1位)
 アップル(パーロフォン) PCS 7066(ステレオ)


side-A

1. TWO OF US
2. DIG A PONY
3. ACROSS THE UNIVERSE
4. I ME MINE
5. DIG IT
6. LET IT BE
7. MAGGIE MAE

side-B

1. I'VE GOT A FEELING
2. ONE AFTER 909
3. THE LONG AND WINDING ROAD
4. FOR YOU BLUE
5. GET BACK


ビートルズの第12作目となるオリジナル・アルバム「LET IT BE」は、彼らのラスト・アルバムです。但し、ほとんどの音源は1969年1月の「THE GET BACK SESSIONS」を元にしており、本来なら「ABBEY ROAD」よりも前に発表されるはずでした。内容に納得しなかったビートルズは、グリン・ジョンズによってまとめられたアルバム「GET BACK」を二度もダメ出し!あわや幻の音源となるかとも思われましたが、映画公開が決定しており、サントラ盤としてのアルバムを出さなければとなります。其れで、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、アラン・クライン、ついでにリンゴ・スターが、フィル・スペクターに依頼するのです。よーするに、スペクターは頼まれたから要望に応えるべく頑張っただけなのだ。

特に強く推したのはジョンの様で、ジョージ・マーティンは「THE GET BACK SESSIONS をオーヴァー・ダビングなしで行うと望んだのはジョンだったのに、そのジョンが過剰なオーヴァー・ダビングを許して作り直させていると聞いた時には、流石に驚いたよ」と語っております。マーティンよりも驚愕したのは、何の相談も無しにスペクター起用が決められ其のアレンジを聴いたポール・マッカートニーでした。ハブにされたポールは怒髪天を突き発狂モードとなり「ビートルズ脱退宣言」をぶちかまし、其れを知った(先に脱退したのに公表を禁じられていた)ジョンは怒り百万馬力でポールを憎み、ビートルズは崩壊します。

各曲解説でも散々と繰り返し書いていますが、あたくしはアルバム「LET IT BE」をプロデュースしたフィル・スペクターの手腕を大いに評価しています。確かに「THE LONG AND WINDING ROAD」は些かやり過ぎだったかもしれませんが、「THE GET BACK SESSIONS」に関して過剰なオーヴァー・ダビングをしたのは其れだけです。「ACROSS THE UNIVERSE」と「I ME MINE」は、そもそも「THE GET BACK SESSIONS」音源ではありませんからね。少なくとも「LET IT BE...NAKED」なんてヘッポコ盤の十万光年倍は好い作品ですよ。フィル・スペクターはイカレポンチの大奇人ですけど、其れと作品の評価は全く別です。イカレポンチで大奇人って云い出したら、ビートルズだって他の多くのミュージシャンだって変わらないじゃん。


(C)2002-2012 (小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



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「シューイチスピンオフ 庵野秀明・樋口真嗣が語る『特撮博物館』のすべて!」

館長 庵野秀明 特撮博物館 会場限定 巨神兵東京に現る ヴィネットフィギュア 「巨神兵現わる」カラーver


CS 日テレプラス 23:00〜24:00

【リピート】
 10月3日(水)19:00〜20:00
 10月4日(木)11:00〜12:00
 10月6日(土)1:00〜2:00
 10月6日(土)19:00〜20:00

日テレ毎週日曜あさ8時から放送中の「シューイチ」MC・中山秀征と片瀬那奈が、「特撮博物館」の会場へ! そこには、本博物館「館長」を務める庵野監督や、企画制作協力をしたスタジオジブリらスタッフが手を尽くして集めた、日本の特撮史を彩る「貴重なミニチュア」と「特撮に関する資料」の数々が…

【出演】 中山秀征、片瀬那奈、庵野秀明、樋口真嗣


7月10日に始まった「特撮博物館」開催期間も、早いもので10月8日の終了日が近づいてまいりました。「シューイチ」では7月15日に取り上げ、7月22日には関東限定で『「館長庵野秀明・特撮博物館」SP コレが決定版!最強特撮ベスト10』が放送されています。

今回、CS 日テレプラスで放送されるのは其の時の映像の再編集版の様です。尺も長くなっておりますしインタビューや対談を中心にした構成になって、未公開映像も含まれるのでしょう。五回リピートされるみたいですので、視聴可能な方々は是非とも「巨大化し暴れる片瀬那奈ちゃん」を御覧になって頂きたいと思います。


【参考過去記事】
 2012年7月15日:「シューイチ」#065
 2012年7月22日:『「館長庵野秀明・特撮博物館」SP コレが決定版!最強特撮ベスト10』


(小島藺子)



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2012年10月02日

「PAST MASTERS」INDEX

パスト・マスターズ vol.1&2


 プロデューサー:ジョージ・マーティン
 エンジニア:ノーマン・スミス、ジェフ・エマリック、ケン・スコット、グリン・ジョンズ、他
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1962年9月4日〜1970年1月4日)

 1988年3月7日 アルバム発売
 アップル(パーロフォン)


side-A

1. LOVE ME DO (1962年)
2. FROM ME TO YOU (1963年)
3. THANK YOU GIRL (1963年)
4. SHE LOVES YOU (1963年)
5. I'LL GET YOU (1963年)
6. I WANT TO HOLD YOUR HAND (1963年)
7. THIS BOY (1963年)
8. KOMM, GIB MIR DEINE HAND (1964年)
9. SIE LIEBT DICH (1964年)

side-B

1. LONG TALL SALLY (1964年)
2. I CALL YOUR NAME (1964年)
3. SLOW DOWN (1964年)
4. MATCHBOX (1964年)
5. I FEEL FINE (1964年)
6. SHE'S A WOMAN (1964年)
7. BAD BOY (1965年)
8. YES IT IS (1965年)
9. I'M DOWN (1965年)

side-C

1. DAY TRIPPER (1965年)
2. WE CAN WORK IT OUT (1965年)
3. PAPERBACK WRITER (1966年)
4. RAIN (1966年)
5. LADY MADONNA (1968年)
6. THE INNER LIGHT (1968年)
7. HEY JUDE (1968年)
8. REVOLUTION (1968年)

side-D

1. GET BACK (1969年)
2. DON'T LET ME DOWN (1969年)
3. THE BALLAD OF JOHN AND YOKO (1969年)
4. OLD BROWN SHOE (1969年)
5. ACROSS THE UNIVERSE (1969年)
6. LET IT BE (1970年)
7. YOU KNOW MY NAME(LOOK UP THE NUMBER) (1970年)


ビートルズには、英国オリジナル・アルバム未収録曲がごまんとあります。それらは主にシングル曲であり、ビートルズはシングル曲を基本的にはアルバムには収録しなかったのです。どんなに大ヒット曲でも、其れをアルバムの売りにはしなかったのは、大いなる自信と云うよりも「ファンに二度買いさせたくない」との気持ちゆえでした。

其れで33曲ものアルバム未収録曲をCD化する際にまとめたのが「PAST MASTERS」です。以前は、バラ売りで二枚で発売されていましたが、現在では二枚組となっています。アナログ盤は当初から二枚組でした。実は、米国編集盤の「MAGICAL MYSTERY TOUR」に収録された10曲も英国オリジナルだとシングルとEPだったわけで、なな、なんと、「43曲」もオリジナル・アルバム未収録となります。凄すぎ。


(C)2002-2012 (小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



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「GET BACK」INDEX

Getback-1.jpg


【第一版】

 プロデューサー:ジョージ・マーティン
 エンジニア:グリン・ジョンズ
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1969年1月22日〜1969年1月31日、4月30日)

 1969年5月28日 ステレオ・ミックス完成(未発表)


side-A

1. ONE AFTER 909
2. ROCKER
3. SAVE THE LAST DANCE FOR ME
4. DON'T LET ME DOWN
5. DIG A PONY
6. I'VE GOT A FEELING
7. GET BACK

side-B

1. FOR YOU BLUE
2. TEDDY BOY
3. TWO OF US
4. MAGGIE MAE
5. DIG IT
6. LET IT BE
7. THE LONG AND WINDING ROAD
8. GET BACK(reprise)


【改訂版】

 プロデューサー:グリン・ジョンズ
 エンジニア:グリン・ジョンズ
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1968年2月4日〜2月8日、1969年1月22日〜1月31日、4月30日、1970年1月3日)

 1970年1月5日 ステレオ・ミックス完成(未発表)


side-A

1. ONE AFTER 909
2. ROCKER
3. SAVE THE LAST DANCE FOR ME
4. DON'T LET ME DOWN
5. DIG A PONY
6. I'VE GOT A FEELING
7. GET BACK
8. LET IT BE

side-B

1. FOR YOU BLUE
2. TWO OF US
3. MAGGIE MAE
4. DIG IT
5. THE LONG AND WINDING ROAD
6. I ME MINE
7. ACROSS THE UNIVERSE
8. GET BACK(reprise)


ビートルズには、現役時代に唯一の「幻のアルバム」が存在します。噂レベルの「HOT AS SUN」などとは違い、実際に二度もミックスが完成し曲順も決まりジャケット用の撮影まで行われていたのが「GET BACK」です。1969年1月に行われた「THE GET BACK SESSIONS」を元にしたアルバムは、結局はフィル・スペクターのプロデュースで1970年5月にアルバム「LET IT BE」として発表されました。「GET BACK」は曲目だけを見ると「LET IT BE」と其れ程変わらないと思えるでしょう。然し、使われたテイクも違い、オーヴァー・ダビングやミックスも大きく異なっています。

此のアルバムは、初期コンセプトであった「原点回帰し、一切オーヴァー・ダビングも行わない」に合わせて、ビートルズのデビュー・アルバム「PLEASE PLEASE ME」と同じジャケット・デザインが考案され、実際に同じ場所(EMIオフィスの階段)で、同じカメラマン(アンガス・マクビーン)によって撮影されました。ビートルズも同じポーズを決めた写真は、後に1973年発表のベスト盤「赤盤」と「青盤」のジャケットに使われて日の目を見る事となります。公式で未発表となった三曲は、「ROCKER」は即興のインスト、「SAVE THE LAST DANCE FOR ME」はザ・ドリフターズのカヴァーで「HEY JUDE」の元ネタですがテキトーな演奏、「TEDDY BOY」はポールが録音し直してソロ・アルバム「McCARTNEY」に収録しました。

アルバム「GET BACK」を実質的にプロデュースしたのは、グリン・ジョンズです。フィル・スペクターは、何度も繰り返しておりますが「THE GET BACK SESSIONS」音源に過剰なオーヴァー・ダビングを加えたのは「THE LONG AND WINDING ROAD」だけです。ほとんどの楽曲は「THE GET BACK SESSIONS」での録音素材のみを使っているわけで、よーするに両者の「ミックス方法の違い」で印象が変わっていると云えます。尚、2003年に発表されたアルバム「LET IT BE...NAKED」は、アルバム「LET IT BE」とは当然乍ら違うミックスですけど、幻のアルバム「GET BACK」とも似ても似つかぬ作品です。



(C)2002-2012 (小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



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「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#43(2012-part3)

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2012年5月1日:「フジテレビに出たい人TV」(フジテレビ)
2012年5月6日:「シューイチ」55(日本テレビ)
2012年5月11日:「Oh ! どや顔サミット 2時間スペシャル」41(テレビ朝日)
2012年5月13日:「シューイチ」56(日本テレビ)
2012年5月18日:「Oh ! どや顔サミット」42(テレビ朝日)
2012年5月20日:「シューイチ」57(日本テレビ)
2012年5月23日:「ドラマナビ」(フジテレビ)
2012年5月24日:「魁!音楽番付 Eight」(フジテレビ)
2012年5月25日:「Oh ! どや顔サミット」43(テレビ朝日)
2012年5月27日:「シューイチ」58(日本テレビ)

2012年5月の片瀬那奈ちゃんは、ドラマ「カエルの王女さま」、レギュラー司会を務める「シューイチ」と「Oh ! どや顔サミット」と三本のレギュラー番組を持っていました。「カエルの王女さま」関連での番宣番組もありました。映画「闇金ウシジマくん」への出演もようやく公表され、大好評の「麦のごちそう」CM第三弾「雨の日」篇も公開されています。


2012年6月1日:「Oh ! どや顔サミット」44(テレビ朝日)
2012年6月3日:「シューイチ」59(日本テレビ)
2012年6月9日:「青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ9」(再)(フジテレビ)
2012年6月10日:「シューイチ eco スペシャル」60(日本テレビ)
2012年6月15日:「Oh ! どや顔サミット」45(テレビ朝日)
2012年6月17日:「シューイチ」61(日本テレビ)
2012年6月22日:「Oh ! どや顔サミット」46(テレビ朝日)
2012年6月24日:「シューイチ」62(日本テレビ)

6月も週に三本のレギュラー出演が続きます。ドラマ「カエルの王女さま」は6月17日にクランクアップしますが、すぐさまロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」へ向けての本格的な稽古が始まったと思われます。6月23日には製作発表が行われました。


2012年の片瀬那奈ちゃんは、2011年4月からレギュラー司会を務める「シューイチ」と「Oh ! どや顔サミット」を続行しつつ、女優としての活動も活発化します。4月から6月に放送された連続ドラマ「カエルの王女さま」、そして8月から9月には三年振りの舞台となったロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」と続くわけですが、どちらも劇中で「片瀬那奈ちゃんが歌って踊る!」と云うオールド・ファンには感涙の設定です。僕たちは「女優・片瀬那奈」と「歌手・片瀬那奈」のコラボレーションを、ずっと待ち望んでいました。確かに「歌のおにいさん」(2009年)で歌い踊ったけれど、アレは「女優・片瀬那奈」が演じた「美月うらら」です。助演女優賞も獲得された素晴らしい演技でした。

かつて2002年から2004年まで、片瀬那奈ちゃんは歌手活動を行いました。そして、其の期間に女優活動を休止してしまったのです。当時は単純に「何故、女優活動と歌手活動を併行して行わないのだ?」と思いました。「音楽活動に専念します!」と宣言した時には「冗談でしょ?」と思ったし、「女優に戻るので、歌手はベスト盤を出しておしまい!」となった時には激しく憤りました。でも、其れは浅はかな考えだったと、安見市民ホールと由芽市立音楽堂で歌い踊る桜井玲奈さんを観て思い知らされました。其処に存在したのは、当然乍ら「女優・片瀬那奈」が演じる「桜井玲奈」なのだけど、僕には思いっきり「歌手・片瀬那奈」の幻影も重なって観えました。片瀬那奈ちゃんは10余年を掛けて、見事にファンを納得させ捻じ伏せて魅せたのです。完敗です。



(小島藺子/姫川未亜)



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「THE BEATLES 1962-1966」INDEX

ザ・ビートルズ1962-1966


 プロデューサー:ジョージ・マーティン
 エンジニア:ノーマン・スミス、ジェフ・エマリック
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1962年9月11日〜1966年6月6日)

 1973年4月2日(米国)、4月19日(英国) アルバム発売
 アップル SKBO-3403、PCSP-717 (ステレオ)


side-A

1. LOVE ME DO (1962年)
2. PLEASE PLEASE ME (1963年)
3. FROM ME TO YOU (1963年)
4. SHE LOVES YOU (1963年)
5. I WANT TO HOLD YOUR HAND (1963年)
6. ALL MY LOVING (1963年)
7. CAN'T BUY ME LOVE (1964年)

side-B

1. A HARD DAY'S NIGHT (1964年)
2. AND I LOVE HER (1964年)
3. EIGHT DAYS A WEEK (1964年)
4. I FEEL FINE (1964年)
5. TICKET TO RIDE (1965年)
6. YESTERDAY (1965年)

side-C

1. HELP ! (1965年)
2. YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY (1965年)
3. WE CAN WORK IT OUT (1965年)
4. DAY TRIPPER (1965年)
5. DRIVE MY CAR (1965年)
6. NORWEGIAN WOOD(THIS BIRD HAS FLOWN) (1965年)

side-D

1. NOWHERE MAN (1965年)
2. MICHELLE (1965年)
3. IN MY LIFE (1965年)
4. GIRL (1965年)
5. PAPERBACK WRITER (1966年)
6. ELEANOR RIGBY (1966年)
7. YELLOW SUBMARINE (1966年)


1973年4月に発売されたビートルズ2枚組2セットのベスト盤は、通称「赤盤」「青盤」として親しまれています。当時は未だ法的にはビートルズの解散が確定していなかったので、此のベスト盤が「ビートルズ現役時代」最後のアルバムとこじつける事も出来ます。アルバム・ジャケットは、1963年と1969年のビートルズが「同じ場所で、同じカメラマンで、同じポーズを決めた」ショットが使われています。アルバム「PLEASE PLEASE ME」用の別ショットと、幻のアルバム「GET BACK」用のショットなのですけど、上手い具合にベスト盤に相応しい出来栄えになっちゃったのだ。

選曲は、当時ビートルズのマネジャーだったアラン・クラインが担当したのですけど、ジョージ・ハリスンに助言を得ておりまして「ジョージが選曲した」と云う事になっています。「赤盤」はシングル曲を中心とした選曲で、全曲「レノン・マッカートニー」によるオリジナルです。英国オリジナル・アルバムではシングル・カットがなかった「RUBBER SOUL」から、何故か6曲も選曲しています。米盤では「HELP !」の前に「ジェームス・ボンドのテーマ」が入っていました。てか、ジョージが選曲に大きく関わったのならば「赤盤」にも「IF I NEEDED SOMEONE」とか「TAXMAN」を捻じ込めたはずなのに、そうしなかったのが「如何にもジョージらしい」とも云えます。ま、「青盤」で覆されますけどね。


(C)2002-2012 (小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



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「THE BEATLES 1967-1970」INDEX

ザ・ビートルズ1967-1970 (紙ジャケット仕様)


 プロデューサー:ジョージ・マーティン、フィル・スペクター
 エンジニア:ジェフ・エマリック、ケン・スコット、フィル・マクドナルド、グリン・ジョンズ、他
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1966年11月24日〜1970年4月1日)

 1973年4月2日(米国)、4月19日(英国) アルバム発売
 アップル SKBO-3404、PCSP-718 (ステレオ)


side-A

1. STRAWBERRY FIELDS FOREVER (1967年)
2. PENNY LANE (1967年)
3. SGT. PEPPER'S LONELY HEART'S CLUB BAND (1967年)
4. WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS (1967年)
5. LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS (1967年)
6. A DAY IN THE LIFE (1967年)
7. ALL YOU NEED IS LOVE (1967年)

side-B

1. I AM THE WALRUS (1967年)
2. HELLO, GOODBYE (1967年)
3. THE FOOL ON THE HILL (1967年)
4. MAGICAL MYSTERY TOUR (1967年)
5. LADY MADONNA (1968年)
6. HEY JUDE (1968年)
7. REVOLUTION (1968年)

side-C

1. BACK IN THE U.S.S.R. (1968年)
2. WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS (1968年)
3. OB-LA-DI, OB-LA-DA (1968年)
4. GET BACK (1969年)
5. DON'T LET ME DOWN (1969年)
6. THE BALLAD OF JOHN AND YOKO (1969年)
7. OLD BROWN SHOE (1969年)

side-D

1. HERE COMES THE SUN (1969年)
2. COME TOGETHER (1969年)
3. SOMETHING (1969年)
4. OCTOPUS'S GARDEN (1969年)
5. LET IT BE (1970年)
6. ACROSS THE UNIVERSE (1970年)
7. THE LONG AND WINDING ROAD (1970年)


さて、「青盤」でございます。こちらは後期からの選曲ですので、シングル曲は網羅されているものの「やっぱり、オリジナル・アルバムで聴きたいナァ」と思わせる展開もあります。特に「SGT. PEPPER'S LONELY HEART'S CLUB BAND」や「ABBEY ROAD」は解体しちゃイカンでしょ。「赤盤」には傑作「REVOLVER」からシングルの2曲しか選曲されていませんし、「青盤」でも二枚組30曲入りの超名作「ホワイト・アルバム」から3曲のみと云うのも納得がゆかないトコでしょう。「赤盤」と「青盤」がイギリスよりも二週間も早くアメリカで先に発売されたのは、アラン・クライン主導だったからでもあるのでしょうけど、明確な理由がありました。

そもそも、1973年に何ゆえビートルズの全キャリアを網羅した初のベスト盤が発売されたかと云いますとですね、其れは「ΑΩ」なる四枚組の海賊盤ベストがアメリカで出てバカ売れしてしまったからなのです。なな、なんと、堂々とテレビやラジオでも大宣伝されたと云うのですから現在では考えられませんね。選曲も滅茶苦茶でソロ作品も混じり「盤落とし」としか思えない代物でしたが、何せビートルズは1966年の「オールディーズ」以外には公式ベスト盤を発売していなかったわけですよ。よーするに、此の「青盤」の時期は全てが「初のベスト盤収録!」なのだ。其の後もビートルズの公式盤は沢山発売されてゆくのですが、必ず海賊盤が先行して其れを駆逐する目的もあって公式化するとの展開となります。

「青盤」も全曲オリジナルで固めておりますが、興味深いのはジョージ・ハリスン作品が4曲も選曲されている点です。実質的にはリンゴとの共作(あたくしは、ハッキリ云ってジョージ単独作品と云っても好いと思っています)の「OCTOPUS'S GARDEN」も加えれば5曲!特に後半は「如何にジョージがのし上がったのか」とあからさまに示す様な展開になっています。ま、確かに其の通りなわけで、「SOMETHING」は勿論、「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」と「HERE COMES THE SUN」も納得の選曲(でも、チャッカリと「HERE COMES THE SUN」をD面トップに配置)なのだけど、どさくさ紛れに「OLD BROWN SHOE」まで入っているトコに「なるほど、ジョージが選曲に関わっていたのだナ」と思わされます。

そんでもって解せないのは、何ゆえ「赤盤」は26曲で「青盤」は28曲なのか?ですよ。ビートルズのオリジナル・アルバムは大体が14曲入りですから、何故「赤盤」も一枚に14曲で28曲にしなかったのか?が全く分かりません。収録時間の問題では無い事は、「青盤」の方が「HEY JUDE」なんぞと云う長げぇ〜曲も入っていて「赤盤」よりも長げぇ〜から明白です。それゆえに、後にCD化されたら「赤盤なんか一枚に収まるのに二枚組にしてボッタクリじゃん!」なんぞと云われちゃったのよさ。てか、何となくビートルズに興味を持って今更「赤盤」と「青盤」なんか買うくらいだったら、大人しく「1」だけ買って「ビートルズを分かった気になった方が宜しい」かとも思います。永遠に「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」は聴けなくとも、別に其の人の人生には何の支障もありません。


(C)2002-2012 (小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



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「68万アクセスを越えて、初心忘るべからず」

White Album [12 inch Analog]


「片瀬那奈ちゃんを追っかけるだけの単なるど素人のファン」が綴る「the diary of nana katase 片瀬那奈全記録」も、御蔭様で「68万アクセス」を越えました。片瀬那奈ちゃん、片瀬那奈ちゃんを支えるスタッフの皆さん、そして片瀬那奈ちゃんを愛するファンの皆様に、感謝いたします。片瀬クンは、本当に頑張っていますねっ。ファンとして喜ばしい限りです。

「おいおい、其れにしては近頃、枝葉ネタのビートルズばっかじゃん!」と御不満の方々も、数多くおられるでしょう。申し訳ございません。イチオー、此処は以前は「COPY CONTROL」って名前だったわけでして、其の前は「月刊・未亜」で、更に前は「日本人の為のビートルズ講座」だったのよさ。書いている内容は「全く変わっていない」のですけどね。だから昔は「何でビートルズって看板を掲げているのに、片瀬那奈の事を書いているんだ?」と罵倒されたものです。ま、ちゃんと決着はつけますよ。では、今後とも何卒宜しくお願い致します。


(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



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2012年10月03日

「THE BEATLES 全曲解説」完結に寄せて

ビートルズレコーディングセッション ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版


此の「THE BEATLES 全曲解説」は、2008年6月に「COPY CONTROL AGAIN」で連載を始め、サイト閉鎖により2008年8月から「COPY CONTROL」でやり直し、更にサイト合併により2009年3月から「the diary of nana katase 片瀬那奈全記録」で三度目の正直とばかりに再々チャレンジし、ようやく完結しました。書き始めた時には「お茶の子さいさいで三ヶ月くらいで終わるだろう」と高を括っておりましたが、四年以上も掛かってしまいました。此れを「書こうかしらん」と思ったのは、2002年に「hilite」さんで「日本人の為のビートルズ講座」(「月刊・未亜」の前身)を書かせて頂き、同時期に「2ちゃんねる」のビートルズ板スレッド「ビートルズの曲は全曲カヴァーされている」に参加したのがキッカケです。其の当時の記述や連載開始までの「COPY CONTROL」でのビートルズ関連記事からも多く引用しておりますので、十年も掛かってしまったのですね。もっと云えば、1973年に「赤盤」と「青盤」でビートルズに出逢ってから40年の物語です。結構ビートルズのメムバーに対して「ホントにお前はファンなのか?」と感じられる様な酷い記述もありますが、愛ゆえにと思って下さい。

あたくしは確かにビートルズが大好きですけど、世の中にはあたくしなんぞが足元にも及ばない研究家やマニアの方々が大勢いらっしゃいます。ゆえに、あたくし如きがビートルズを語るのは大変におこがましい事だと思っております。そもそも、何ゆえ「片瀬那奈全記録」なる場所で「THE BEATLES 全曲解説」を書いたのか?と疑問を持つ方々が大多数でしょう。其れは、単なるあたくしの個人的な事情です。数多のビートルズ研究家が書かれた書物に、あたくしは大いに刺激を受け「片瀬那奈全記録」を始めました。特に影響を受けたのは、マーク・ルーイスン氏の「ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ」です。日記形式で淡々とビートルズの録音記録を追っただけの其の書物は、他の如何なるビートルズ関連本よりも面白く、ボロボロになるまで読み返しています。其の対象を「ビートルズから片瀬那奈ちゃんに代えてやってみようかしらん」と始めたのが此処でした。実際に「COPY CONTROL」から分家する時は三日間(2004年12月29日〜31日)で100以上の記事を書きましたが、傍らに「ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ」を置いて、ポール・マッカートニー気分で思いっきりパクリましたよ。

そんなわけで、原典への敬意を込めて真摯に書かせて頂きました。繰り返しますが、あたくしなんぞが「THE BEATLES 全曲解説」を書くのは分不相応です。途中で投げ出して知らんぷりしようかとも、何度も思いました。だからこそ、こんなにも時間が掛かってしまったのです。でも、此れを完結できないのなら、あたくしには「片瀬那奈ちゃんを語る資格もない」と思いました。きっと「片瀬那奈全記録」と掲げた場所でなければ、最後まで書き通す事は不可能でした。特に、一年半も中断した時に現れた「桜井玲奈」と「レディー・パンドラ」には最大級の感謝を捧げます。もう、みんなこんな連載はすっかり忘れてくれたと思っていたのですけど、御本尊様に歌って踊られたんじゃ完結させなきゃダメじゃん!と燃えましたよ。ハッキリ云いましょう。あたくしは、片瀬那奈ちゃんに向けて此の「THE BEATLES 全曲解説」を書きました。単純に、大好きな人に「こんなにもビートルズが大好きなのだけど、片瀬那奈ちゃんはもっともっと大好きなんですよー!」って云っているだけなのよさ。「何じゃ、そりゃ?」ってオチで、どーもすいません。なんてったって、此処は「片瀬那奈全記録」なのですから、これでいいのだ。


(小島藺子)



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「THE BEATLES 全曲解説」INDEX

ザ・ビートルズ・ボックス ザ・ビートルズ・モノ・ボックス(アンコール・プレス) ザ・ビートルズ・アンソロジー DVD BOX 通常盤


「PLEASE PLEASE ME」 (1963年)

「WITH THE BEATLES」 (1963年)

「A HARD DAY'S NIGHT」 (1964年)

「BEATLES FOR SALE」 (1964年)

「HELP !」 (1965年)

「RUBBER SOUL」 (1965年)

「REVOLVER」 (1966年)

「A COLLECTION OF BEATLES' OLDIES」 (1966年)

「SGT. PEPPER'S LONELY HEART'S CLUB BAND」 (1967年)

「MAGICAL MYSTERY TOUR」 (1967年)

「THE BEATLES」 (1968年)

「YELLOW SUBMARINE」 (1969年)

「GET BACK」 (1969年、1970年)

「ABBEY ROAD」 (1969年)

「LET IT BE」 (1970年)

「PAST MASTERS」 (1962年〜1970年)

「THE BEATLES 1962-1966」 (1962年〜1966年)

「THE BEATLES 1967-1970」 (1967年〜1970年)


【主要参考文献】
 「ビートルズ事典」(香月利一)
 「ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ」(マーク・ルーイスン)
 「ザ・ビートルズ ワークス The Complete BEATLES Chronicle 1957-1970」(マーク・ルーイスン)
 「レノン・リメンバーズ」(ジョン・レノン)
 「ジョン・レノン Playboy インタビュー」(ジョン・レノン)
 「ポール・マッカートニー メニー・イヤーズ・フロム・ナウ」(ポール・マッカートニー、バリー・マイルズ)
 「ジョージ・ハリスン自伝 I ME MINE」(ジョージ・ハリスン、デレク・テイラー)
 「ビートルズ・サウンドを創った男 耳こそはすべて」(ジョージ・マーティン)
 「メイキング・オブ・サージェント・ペパー」(ジョージ・マーティン)
 「ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実」(ジェフ・エマリック)
 「ザ・ビートルズ / リメンバー」(クラウス・フォアマン)
 「ビートルズ」(ハンター・デイヴィス)
 「ジョン・レノン」(レイ・コールマン)
 「ビートルズをつくった男 ブライアン・エプスタイン」(レイ・コールマン)
 「ビートルズ全曲解説」(ティム・ライリー)
 「全曲解説シリーズ ザ・ビートルズ」(ジョン・ロバートソン、速水丈)
 「ビートルズ大百科」(ネヴィル・スタナード)
 「THE BEATLES アンソロジー」(ザ・ビートルズ、他)
 「ビートルズ語録」(バリー・マイルズ)
 「ジョン・レノン語録」(バリー・マイルズ)
 「Revolution in the Head: The Beatles Records and the Sixties」(イアン・マクドナルド)
 「ジョン・レノン全仕事」(ザ・ビートルズ・クラブ)
 「ジョージ・ハリスン全仕事」(ザ・ビートルズ・クラブ)
 「フィル・スペクター 甦る伝説」(マーク・リボウスキー)
 「ブライアン・ウイルソン自叙伝 ビーチボーイズ光と影」(ブライアン・ウイルソン)
 「アストリット・キルヒヘア ビートルズが愛した女」(小松成美)
 「ジョン・レノンに恋して」(シンシア・レノン)
 「パティ・ボイド自伝 ワンダフル・トゥディ」(パティ・ボイド)
 「ビートルズ・レポート」(話の特集)
 「ビートルズ現役時代 The Days of The Beatles 1964〜1970」(ミュージック・ライフ)
 「ビートルズ海賊盤事典」(松本常男)
 「ザ・ビートルズ日本盤ディスコグラフィ」(ピーター・インガム)
 「Get Back / The Beatles' Let It Be Disaster」(Doug Sulpy / Ray Schweighhardt)
 「アビイ・ロードからの裏通り」(松村雄策)
 「ビートルズ&アップル・マテリアル with ブリティッシュ・ビートニクス」(和久井光司)
 「ザ・ビートルズ・リマスターCDガイド」(森山直明)
 「ザ・ビートルズ コンプリート・ワークス 1〜3」(ミュージックマガジン)
 「ザ・ビートルズ ソロ・ワークス」(ミュージックマガジン)
 「オール・シングス・アバウト・ジョージ・ハリスン」(ミュージックマガジン)
 「ザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド」(日経エンタテインメント!)
 「ウクレレでビートルズ」(山口岩男)
 「Beatle Vibrations ビートルズのフォロワーたち」(赤岩和美、大鷹俊一、小川隆夫)
 「レコスケくん COMPLETE EDITION」(本秀康)
 「日本人の為のビートルズ講座」(hilite)
 「ビートルズの曲は全曲カヴァーされている」(2ちゃんねる)
 他、多数。



Special Thanks to 小野未来、手塚モモコ、桜井玲奈、レディー・パンドラ&片瀬那奈

(C)2002-2012 (小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)

and IT'S FOR YOU, NANA KATASE.

Produced by IKO KOJIMA



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2012年10月04日

「ROCK'N'ROLL MUSIC」INDEX

BeatlesRockNRollMusicalbumcover.jpg


 プロデューサー:ジョージ・マーティン、フィル・スペクター
 エンジニア:ノーマン・スミス、ジェフ・エマリック、ケン・スコット、他
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1963年2月11日〜1969年1月30日)

 1976年6月7日(米国)、6月11日(英国) アルバム発売
 キャピトル SKBO-11537、パーロフォン PCSP-719 (ステレオ)


side-A

1. TWIST AND SHOUT (1963年)
2. I SAW HER STANDING THERE (1963年)
3. YOU CAN'T DO THAT (1964年)
4. I WANNA BE YOUR MAN (1963年)
5. I CALL YOUR NAME (1964年)
6. BOYS (1963年)
7. LONG TALL SALLY (1964年)

side-B

1. ROCK AND ROLL MUSIC (1964年)
2. SLOW DOWN (1964年)
3. KANSAS CITY 〜 HEY,HEY,HEY,HEY (1964年)
4. MONEY(THAT'S WHAT I WANT) (1963年)
5. BAD BOY (1965年)
6. MATCHBOX (1964年)
7. ROLL OVER BEETHOVEN (1963年)

side-C

1. DIZZY MISS LIZZY (1965年)
2. ANYTIME AT ALL (1964年)
3. DRIVE MY CAR (1965年)
4. EVERYBODY'S TRYING TO BE MY BABY (1964年)
5. THE NIGHT BEFORE (1965年)
6. I'M DOWN (1965年)
7. REVOLUTION (1968年)

side-D

1. BACK IN THE U.S.S.R. (1968年)
2. HELTER SKELTER (1968年)
3. TAXMAN (1966年)
4. GOT TO GET YOU INTO MY LIFE (1966年)
5. HEY BULLDOG (1969年)
6. BIRTHDAY (1968年)
7. GET BACK (1970年)


ビートルズは、1976年2月6日に1967年に交わした「9年間のレコーディング契約」が切れました。其れでようやくビートルズだった四人は、晴れて自由の身となったわけです。遂にビートルズは完全に解散した!と思ったら大間違いで、なな、なんと、EMIには「過去に発表されたビートルズ音源を再発出来る!」との権利が残ったのでした。「赤盤」と「青盤」がバカ売れしましたし、海賊盤「ΑΩ」も懲りずに第二弾四枚組を出しやがりましたから、こりゃもう「公式盤でガツン!とやらねばならぬっ」とばかりに編集盤を出したわけですよ。第一弾は「ロケンロール集」となりました。選曲は何故か東芝EMIが行い米キャピトルが最終決定するのですが、二枚組で28曲とロケンロールの名演を集めております。

「赤盤」&「青盤」とダブるのは4曲のみで、其の内の1曲「GET BACK」は「青盤」収録のシングル・ヴァージョンではなくアルバム・ヴァージョンですから、実に良心的な選曲でした。しかも、当時は英国オリジナル・アルバム未収録だったEP盤「LONG TALL SALLY」4曲とシングルB面でしか聴けなかった「I'M DOWN」も「初のステレオ!」で入っていたのです。「PAST MASTERS」が在る現在では有り難味は無いでしょうけど、当時は事件でした。どーせなら「DRIVE MY CAR」と「REVOLUTION」と「BACK IN THE U.S.S.R.」も外して、「SHE'S A WOMAN」とか「EVERYBODY'S GOT SOMETHING TO HIDE EXCEPT ME AND MY MONKEY」とか「ONE AFTER 909」とかを入れたらもっと好かったのにね。でもですね、「赤盤」と「青盤」で知った「遅れて来たビートルズ世代」にとって、生まれて初めて手にしたビートルズの新作はコレでした。

此のアルバムは、ジョージ・マーティンが「こんな音じゃ出せん!」とノー・ギャラでリミックスしました。然し「ビートルズの音源に手を加えてはイカン!」とする英国では元の侭で発売され、「いい音になった方がええじゃん!どーせ、ノー・ギャラだしさ」との米国ではマーティンによるリミックスが採用されています。ジャケットも英米では紙質が異なり、米盤はギンギラギン!でした。優柔不断な日本は「音源は英国盤の元の侭で、ジャケットは派手な米国盤のギンギラギン仕様」と云う「最もつまらない選択」をしております。ジャケット・デザインは、ジョン・レノンが自ら「ロケンロール集なら、俺様の出番だろ?」と立候補したのに却下され、何だかヘンチクリンなイラストにされてしまいました。

内容は、もう1976年当時でも「イエスタデイでしょ?あたし好きだな(片瀬那奈ちゃん声で)」となっていた世間の印象を覆そうと、「ビートルズはロック・バンドだったのだ!」とロケンロール路線の楽曲を集めたものです。前述の通り、三年前に発売され売れ続けていた「赤盤」&「青盤」との重複曲を出来るだけ避けたかったからか、カヴァー曲が12曲も収録されています。些か初期の楽曲が多く、中期や後期が駆け足すぎるきらいもありますし、リンゴ・スターが3曲も歌っていやがるのも気に食わないものの、なかなか好い編集盤です。コレがCD化されていないのは、残念ですね。でも、ジャケットは酷い。後に廉価版でバラ売りされた時のジャケットも酷かったナァ。其れでも、売れました。シングル・カットされた曲もヒットしました。昔の音源を集めただけでバカ売れしちゃうなんて、こんな美味しい商売はないわけで、其れは2012年の現在まで延々と続いております。


(小島藺子)



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「月刊・未亜 リターンズ #121004」2012年10月号

血の轍


未亜:姐御!もう好い加減にして下さいよっ。ぷんすかぷんぷん!

イコ:まあまあ、そーコーフンしないで。何を怒っているのよさ。

未亜:アノですね、此処は「片瀬那奈ちゃんを賛美する場所」だと、何度云えばお分かりになるのか?って話ですよっ。「ビートルズ全曲解説」が終わって、目次も完成して、もうそれでええでしょ?其れを、またしてもヘッポコ編集盤とか語り始めちゃって、那奈ちゃんを蔑ろにするのはやめてけれ!オレ、まげねっ。

イコ:だって、明日(10/5)は「ザ・ビートルズ・デビュー50周年記念日」だぞ。お祭りなんだから、踊らにゃ損じゃん。よいのよいのよい!

未亜:姐御は、広末か三田村ですか?ダンスと云ったら片瀬那奈ちゃんでしょ。高校時代にダンス部だったんですよっ。ちなみに内山理名ちゃんもそうですよっ。

イコ:片瀬クンは全然テレビに出てないから、話題がありませんがな。舞台で疲れて、サボってんのかしらん。

未亜:な、何を云う!いくら姐御でも其の発言は許しがたいですよっ。那奈ちゃんは舞台「サイケデリック・ペイン」終了後にすぐさま多くのお仕事をされていますよ!「マネ日記」にも書いてあったじゃないですかっ。来週は、テレビに那奈ちゃんがいっぱい出るって決まっているんですぅ!!ぜいぜい、はあはあ。

イコ:そんな涙目になって訴えなくとも分かっているわよ。だったら、来週になって片瀬クンがいっぱいテレビに出たら思う存分書けばええだろ。此処は単なるど素人のファンが書いているのだから、マネジャーみたいに現場の様子なんか分かりゃしないのよさ。そりゃ早々と公表された11月末放送の「裸にしたい男」に関してなら調べたけど、綾野剛くんの特集番組にメッセージ出演するだけだろ?兎も角、あたくしたちは公的に発表されてからしか何も書けないの。そんなに慌てないで、のんびりいきまっしょい。

未亜:それは、まあ、そーなんだけどさ。あっ。別にハリケンレッドのマネッコじゃないですよ。

イコ:もう、そんなネタは誰も知らないって云っているざんしょ。其れにさ、未亜たんは、ちゃんとあたくしが入魂で書いた「THE BEATLES 全曲解説」を読んだのかね?

未亜:那奈ちゃんに関係ないネタは華麗にスル〜していますから、詳しくは読んでいませんよ。長げぇ〜し、ボキも無理矢理に手伝わされて資料集めとかさせられたので、もう思い出したくもありません。

イコ:何だよ、そりゃ?アレはさ、オチが「片瀬那奈に捧ぐ」ってなっているのが「肝」なのよさ。

未亜:えっ。(読み返して)ホントだ!姐御、やっぱり片瀬那奈ちゃんが大好きなんですねっ。ボキは今、モーレツに感動しましたよっ。

イコ:ん?万人が読んで「ぎゃふん!」となる「最高のオチ」だと思って狙っただけなんだけど。如何にも片瀬クンとビートルズに何らかの関連性があるかの如く書いていたりもするけど、そんなもん全部こじつけですよ。大体、片瀬クンが生まれた時にはビートルズはとっくに解散していたどころかジョン・レノンが殺された後だぞ。例えば、片瀬クンに「TOMORROW NEVER KNOWS」って曲を知っていますか?と訊いたら、自信満々で「知ってる!ミスチルの曲でしょ」って応えるざんしょ?たぶん「抱きしめたい」も「あっ。それも、ミスチルの曲!」って云うぞ。そんでもって、、、

未亜:(遮って)もういいです。だったら、尚更もう枝葉のビートルズはやめてけろっ。オレ、まげね!

イコ:あのさ、其のネタも、もう誰も原典を知らないから通じないぞ。其れよりさ、「BUBKA」の発行元が変わっちゃったのよさ。内容は前号と大して変わっていないのだけど、それは徐々に変化して来たからであって、随分とつまらない雑誌になっちゃったよナァ。今月号なんか表紙が「さしこ&知らない子」だぞ。付録ファイルや巻頭インタビューもそうなんだけど、此の「さしこ」って人は何でこんなに推されているんだ?何か問題を起こして騒動になったんじゃなかったのか?「AKB48」のルールだと、普通ならクビなんだろ?

未亜:そんな事、ボキに訊かれても分かりませんよっ。そもそも、ボキは「AKB48」には興味がありませんからね。せいぜい、那奈ちゃんと共演したコくらいしか知りませんよ。姐御も知らない最近のアイドル事情なんて、分かりっこないじゃん。アンテツあにいにでも訊いてけろ。

イコ:ホラ、そーやって都合が悪くなるとアンテツの名前を出して逃げるんだ。未亜たんは、ヘタレよのぉ。

未亜:はいはい、何と罵倒されようが構いませんから、さっさと本題の片瀬那奈ちゃんを語りましょう。

イコ:だって、明日の「どや顔」もお休みなんだろ?次の「シューイチ」まで話題がないんだから放っておけばええざんしょ。何にも話題がなくとも此処は片瀬クンを取り上げると思ったら大間違いだし、本人の為にもならないわよ。そーゆー時には心を鬼にしてだな、敢えて暫くは片瀬那奈ちゃんの話題には触れずもっとグローバルに視野を広げて語ろうではないか。其れが、将来的には片瀬クンの成長にも繋がるのだよ。

未亜:何をテキトーな事を捲くし立てているのですかっ。そーやって、姐御は枝葉のビートルズとかプロレスとか那奈ちゃんと関係ないネタを書きたいだけでしょ。何なんですか、「大食い王座決定戦」とか、那奈ちゃんと全く関連性がないのに「片瀬クンなら、勝てる!」なんぞと無理矢理こじつけて記事にしちゃってさっ。

イコ:「大食いネタ」は、こじつけじゃないぞ。片瀬クンは「食いしん坊」だろ。「ラーメン大好き」だし、決勝戦まで行けたら楽勝じゃん。問題は「苦手の甘味」って、ズバリ的確なアドバイスも送っているじゃまいか。でも苦手があった方が対戦が盛り上がるから「片瀬クンは甘味が苦手」って事にしといて、相手を油断させておいて、密かにトレーニングで克服していて本番で披露ってのも好いナ。そー云えば、ケーキならロール食いするらしいから完全に甘味がダメなわけじゃないだろ?うん、勝てるぞ。むふふ。

未亜:何を猪木みたいに勝手に皮算用して、ひとりで悦に入っておるのですかっ。

イコ:猪木?そっか、片瀬クンはレスラー転向の選択肢もあったナァ。三十路なら、プロレスラーとして伸び盛りだぞ。「サイケデリック・ペイン」で悪魔メイクをした時も「試合前みたいな気分になるのよ♪」と思わず本音が出たとみたね。

未亜:姐御!もう好い加減にして下さいよっ。ぷんすかぷんぷん!

イコ:未亜たん、デジャヴしてるぞ。


(小島藺子/姫川未亜)



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2012年10月05日

「THE BEATLES AT THE HOLLYWOOD BOWL」INDEX

At_the_hollywood_bowl.JPG


 プロデューサー:ヴォイル・ギルモア、ジョージ・マーティン
 エンジニア:ヒュー・デイヴィス、ピート・アボット、ジェフ・エマリック
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1964年8月23日、1965年8月29日、30日)

 1977年5月4日(米国)、5月6日(英国) アルバム発売
 キャピトル SMAS-11638、パーロフォン EMTV-4 (ステレオ)


side-A

1. TWIST AND SHOUT (1965年8月30日)
2. SHE'S A WOMAN (1965年8月30日)
3. DIZZY MISS LIZZY (1965年8月29日、30日)
4. TICKET TO RIDE (1965年8月29日)
5. CAN'T BUY ME LOVE (1965年8月30日)
6. THINGS WE SAID TODAY (1964年8月23日)
7. ROLL OVER BEETHOVEN (1964年8月23日)

side-B

1. BOYS (1964年8月23日)
2. A HARD DAY'S NIGHT (1965年8月30日)
3. HELP ! (1965年8月29日)
4. ALL MY LOVING (1964年8月23日)
5. SHE LOVES YOU (1964年8月23日)
6. LONG TALL SALLY (1964年8月23日)


ビートルズは、米キャピトルの要請で1964年8月23日と1965年8月29日、30日のハリウッド・ボウル公演を正式レコーディングしました。然し、3トラックで録音された音源は当時の劣悪なライヴ環境(モニターがなく観客の絶叫が凄まじく、ビートルズは自分たちが歌い演奏している音が全く聴こえていなかった!)で、とても発売出来る内容ではありませんでした。十余年の時が過ぎ、キャピトルに「こんなの出て来たけど、、、(商売にならないかナァ?)」と其のテープを聴かされたジョージ・マーティンは「此れは歴史的遺産だから遺さねばならん!よし、分かった。私に任せなさいっ」とばかりに、ジェフ・エマリックと共に、マーティン所有のエア・スタジオで丹念に音源を磨き上げ、ベストのテイクを選びアルバムにしました。自分のスタジオでやったのですから、スタジオ代はチャラでしょう。編集盤のリミックスもノー・ギャラでしたし、マーティンさん、好い様に使われちゃってますね。「マーティンはビートルズに関しては、銭よりもプライドを選ぶアホやから、乗せてタダでもろとけばええんや」てなもんや。

1977年になってようやくビートルズの公式ライヴ盤が発表されたのは色々と事情はあるのですが、1962年にハンブルグのスタークラブでビートルズが行ったライヴを当時の家庭用テープ・レコーダーでモノラル録音した音源が、1977年4月にドイツで発売された事も関係しているのでしょう。其のテープの存在はビートルズも知っていたどころか、1972年にはアップル(ジョージとリンゴ)に売り込みに来られていました。しかし、当時は財政難だったアップルは買取を拒否し「どうせ著作権があるから発売など出来まい」と高を括っていたのです。ところが「イギリスでダメでも、ドイツなら平気だよ〜ん」と「Live ! at the Star-Club in Hamburg, Germany; 1962」は発売され、「ドイツで平気だったから、イギリスでも出すのだ!」と訴訟覚悟で強行発売しました。

慌てたビートルズは訴訟を起こすものの「此れは歴史的な文化遺産だから出して宜しい!」との判決でまさかの敗訴!アメリカや日本でも普通に堂々と発売されてしまいました。無名時代のライヴで録音状態も最悪なレコードを出された侭では堪ったもんじゃありませんので、ジョージ・マーティン&ジェフ・エマリックが「こっちが本物だ!」とばかりに対抗したのでしょう。驚くべき事に、13年も前の実況録音盤が英国1位、米国3位の特大ヒットとなってしまいます。「やっぱり、ビートルズは売れるナ」とレコード会社はホクホクですよ。「THE BEATLES AT THE HOLLYWOOD BOWL」は、ビートルズ唯一の公式ライヴ盤ですが、未だにCD化されてはいません。


(小島藺子)



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「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#44(2012-part4)

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2012年7月1日:「シューイチ」63(日本テレビ)
2012年7月6日:「Oh ! どや顔サミット 2時間スペシャル」47(テレビ朝日)
2012年7月8日:「シューイチ」64(日本テレビ)
2012年7月13日:「Oh ! どや顔サミット」48(テレビ朝日)
2012年7月15日:「シューイチ」65(日本テレビ)
2012年7月20日:「Oh ! どや顔サミット」49(テレビ朝日)
2012年7月22日:「シューイチ」66(日本テレビ)
2012年7月22日:「特撮博物館SP 最強特撮ベスト10」(日本テレビ)
2012年7月27日:「ハピくるっ!」(関西テレビ)
2012年7月27日:「Oh ! どや顔サミット」50(テレビ朝日)
2012年7月29日:「シューイチ」67(日本テレビ)

2012年7月の片瀬那奈ちゃんは、8月から始まるロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の稽古に邁進しつつ、レギュラー司会を務める「シューイチ」と「Oh ! どや顔サミット」に出ておられました。大好評の「麦のごちそう」CM第四弾「プール」篇も公開されています。更に、ドラマ「闇金ウシジマくん」「浅見光彦〜最終章〜」「美男ですね」が再放送されました。


2012年8月5日:「シューイチ」68(日本テレビ)
2012年8月9日:「ピーチケ♡プチ!」(関西テレビ)
2012年8月10日:「Oh ! どや顔サミット」51(テレビ朝日)
2012年8月13日:「炎の体育会TV」(再)(TBS)
2012年8月15日:「ピカルの定理」(再)(フジテレビ)
2012年8月17日:「Oh ! どや顔サミット」52(テレビ朝日)
2012年8月19日:「シューイチ」69(日本テレビ)
2012年8月21日:「たべものがたり〜彼女のこんだて帖〜」(NHK BSプレミアム)
2012年8月24日:「Oh ! どや顔サミット」53(テレビ朝日)
2012年8月31日:「Oh ! どや顔サミット」54(テレビ朝日)

8月には、いよいよ舞台「サイケデリック・ペイン」が初日を迎え、映画「闇金ウシジマくん」も公開されました。そんな多忙な時でも片瀬那奈ちゃんは、レギュラー番組を元気に務められつつ、「たべものがたり〜彼女のこんだて帖〜」にも案内役として御出演されています。ドラマ「闇金ウシジマくん」の再放送も続き、ネット配信も行われていました。


2012年の「ナナノナツ」は、熱かったですね。8月22日からの舞台「サイケデリック・ペイン」へ向けて、如何にハードなレッスンをされていたのかは、実際に舞台を御覧になった方々ならお分かりでしょう。其れで、週に二本のレギュラー司会番組をキチンと務めておられたのですから、スゴイですよ。9月には、「シューイチ」生放送の後で舞台「サイケデリック・ペイン」に臨まれる事もありましたが、本番以前の段階でどれだけ苦労を重ねておられたのか計り知れません。余程の鍛錬がなければ、初日であれだけ完璧なレディー・パンドラを演じるのは不可能です。

此の時期は「夏休み」と云う事もあってか、片瀬那奈ちゃん出演ドラマが多く再放送されました。特に、8月25日から映画が公開された「闇金ウシジマくん」は、テレビだけではなくネットでの無料配信も行われ多くの方々が視聴されたと思われます。映画での大久保千秋は、些か期待とは違った役どころとなっておりましたけどね。まあ、アレはアレで好いでしょう。あたくしとしては「ドラマ版を観ている大久保千秋ファンへのサービス」だと思っております。


(小島藺子/姫川未亜)



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「AFTER THE BEATLES」INDEX

プレイズ“ザ・ビートルズ”アット・チルアウト・ラウンジ Plays


01. 「1968-1970」

02. 「1970」

03. 「1971」

04. 「1971-1973」

05. 「1973」

06. 「1974」

07. 「1975」

08. 「1975-1976」

09. 「1976」

10. 「1976-1978」

11. 「1978-1979」

12. 「1979-1980」

13. 「1981-1982」

14. 「1982-1983」

15. 「1984-1985」

16. 「1985-1986」

17. 「1987-1988」

18. 「1988-1989」

19. 「1989-1990」

20. 「1990-1992」

21. 「1992-1993」


此の「AFTER THE BEATLES」は、「全曲解説」の途中で煮詰まった時に「息抜き気分」で書いていたものです。思いっきり中断したまんまなのですけど、「そろそろ続きを書こうかしらん」と云う気分にもなってきたので、とりあえず「目次」を作りました。よーするに、ビートルズが解散してからの噺なのですけど、やっぱり此の四人はずっとビートルズでもあるわけですよ。だから、例えばジョン・レノンのソロ活動だけを追ったのでは、本質が見えないんじゃまいか?と、あたくしは思っています。其れは、ビートルズだけを追っても本当の事は分からないって事にもなりますね。

だからこそ、あたくしは此処で「片瀬那奈ちゃんを中心にしたグローバルな世界を記録しようとしている」のだけど、分かってもらえないんだよナァ。ビートルズがアルバム「LET IT BE」を発表した頃には、日本では藤圭子さんがシングル18週連続首位!アルバム37週連続首位!だったわけです。そーゆー事を併行して考えないと、あたくしはよく分からなくなっちゃうのよさ。色々と時事ネタも交えておけば、何年か経った時に「そっか、片瀬那奈ちゃんが桜井玲奈やレディー・パンドラを演じていた頃には、AKB48ってグループが人気者だったんだナァ」って思い出せるざんしょ。いや、別に他意はありません。


(小島藺子)



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「NANA DIARY」モバイル版 #099

トイ・ストーリー スペシャル・エディション [DVD]


サブタイトル:「トイストーリーマニア☆」


「また、ご無沙汰しちゃいましたね。」と片瀬那奈ちゃんからの日記が届きました。そー云えば「NANA DIARY」だとパンドラ隊長が大阪へ行ったきりになっていました。舞台後もシャカリキに働いておられるようですが、キチンと遊んでもおられるとの事です。「シューイチ」の「現場で那奈ちゃん!」、「Oh ! どや顔サミット 3時間スペシャル」、そしてドラマ「匿名探偵」と、片瀬那奈ちゃんがテレビに帰って来る時が近づいています。「そうそう、今週の「シューイチ」は久々のディズニーリゾート特集でーす♪是非、見てね(^O^)/」「そして、来週から、ついに「匿名探偵」も放送されます♪金曜は「どや顔」と2回もテレ朝に私が登場するので、よろしくですm(__)m」と、思いっきり宣伝されていますので、期待しましょう。


(「THANX 4 うっぴー☆」:小島藺子/姫川未亜)



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2012年10月06日

「LOVE SONGS」INDEX

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 プロデューサー:ジョージ・マーティン、フィル・スペクター
 エンジニア:ノーマン・スミス、ジェフ・エマリック
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1962年9月11日〜1970年4月1日)

 1977年10月21日(米国)、11月19日(英国) アルバム発売
 キャピトル SKBL-11711、パーロフォン PCSP-721 (ステレオ)


side-A

1. YESTERDAY (1965年)
2. I'LL FOLLOW THE SUN (1964年)
3. I NEED YOU (1965年)
4. GIRL (1965年)
5. IN MY LIFE (1965年)
6. WORDS OF LOVE (1964年)
7. HERE, THERE AND EVERYWHERE (1966年)

side-B

1. SOMETHING (1969年)
2. AND I LOVE HER (1964年)
3. IF I FELL (1964年)
4. I'LL BE BACK (1964年)
5. TELL ME WHAT YOU SEE (1965年)
6. YES IT IS (1965年)

side-C

1. MICHELLE (1965年)
2. IT'S ONLY LOVE (1965年)
3. YOU'RE GOING TO LOSE THAT GIRL (1965年)
4. EVERY LITTLE THING (1964年)
5. FOR NO ONE (1966年)
6. SHE'S LEAVING HOME (1967年)

side-D

1. THE LONG AND WINDING ROAD (1970年)
2. THIS BOY (1963年)
3. NORWEGIAN WOOD(THIS BIRD HAS FLOWN) (1965年)
4. YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY (1965年)
5. I WILL (1968年)
6. P.S. I LOVE YOU (1962年)


「ロケンロールの寄せ集めも売れた!そして、大昔のライヴ盤も売れた!やっぱり、ビートルズは何でも出せば売れるのだ!!」と調子に乗ったレコード会社は、今度は「ラヴ・ソング集で一儲けしようぜ」と二枚組編集盤を発売します。二枚組2セット計四枚組のベスト「赤盤」と「青盤」は1973年発売で、其れとはなるべくダブリが無い様に編集したロケンロール集二枚組「ROCK'N'ROLL MUSIC」が1976年発売です。其れで、1977年にまたしても編集盤二枚組って、何じゃそりゃ?合計八枚も買うなら、オリジナル・アルバムを集めた方がええじゃん。しかも此の「LOVE SONGS」は「25曲」入りとケチった挙句に、「赤盤」&「青盤」と「9曲」もダブっております。好い点を挙げれば「リンゴの歌が、一曲も入っていない!」ってトコかしらん。

選曲は、またしても何故か東芝EMIが行い、米キャピトルが修正しました。日本としては「ロケンロール集が出たから、次はバラード集でしょ」てなもんやで、定番の「HEY JUDE」や「LET IT BE」なども加えた大甘な選曲をしたらしいです。ところが、米キャピトルは「LOVE SONGS って云ったのに、何を考えてんだ?」と歌詞の内容を重視した内容に変えたのです。まあ、それにしたってトロリンコな展開となっておりましてですね、特にポールの寝ぼけ節が多く収録されておりますので、コレだけ聴いたら「ポールはロックじゃないからナァ」なんぞと云う頓珍漢な感想が出ても仕方ないでしょう。

目玉は当時はシングルB面のみでしか聴けなかった「THIS BOY」と「YES IT IS」が収録されているトコなのですけど、期待ハズレの「擬似ステレオ」でした。「P.S. I LOVE YOU」も擬似ステレオで、「THE LONG AND WINDING ROAD」のミックスも米盤「青盤」仕様で、アルバム「RUBBER SOUL」からの曲は明らかにリミックスされていたりもします。曲順は年代順ではなく、ランダムに甘いビートルズ・メロディーが続きます。発売当時には「流石に、コレは如何なものか?」とへたり込んだ記憶もありますが、後にもっと甘い「THE BEATLES' BALLADS」なんてトンデモ盤も出てしまいますから、まだまだこんなもんで驚いてはいけません。ナンダカンダ云って、大して宣伝もしなかったのに売れました。此の作品も、CD化されていません。歳をとったせいなのか、今聴いてみたらコレはコレで「結構泣ける」から困ったもんですよ。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「COVERS」#187

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「2001 take 3」


(2012年9月作)



引き続き「sabra」が素材です。
此の当時の片瀬那奈ちゃんは「ゲロマブ」でした。
でも、今の方がもっと好いです。いや、マジで。



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:15| COVERS | 更新情報をチェックする

「匿名探偵」予告に冴島響子が登場!

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テレビ朝日 0:12(「俺たちが司会者!!」終了後)
テレビ朝日 0:50〜1:20(「『ぷっ』すま」での番宣)
テレビ朝日 3:20〜5:10(「匿名探偵」スタート目前!朝まで「只野仁」にて)


10月5日に遂に公式サイトで相関図が公開され、片瀬那奈ちゃんが演じる「冴島響子」のビジュアルが明かされた新ドラマ「匿名探偵」の放送が迫ってまいりました。冴島響子は、髪はウエーヴをかけ、シックなボルドーの服を着て、キンキラキンのカチューシャやネックレスを付けて、不敵な笑みを浮かべております。う〜む、写真一枚だけでも役作りが出来ていますねっ。

そして、とうとう「動く冴島響子」も観れました!「匿名探偵」の新たな予告で、主演の高橋克典さんと隣合わせで何やら語る場面に加え、有ろう事か、カツノリの顔面に豪腕パンチを炸裂させる衝撃映像です。コレは、もう期待度「777%」で待っていて宜しいでしょう。片瀬那奈ちゃんの、いやさ、冴島響子さんの素晴らしいパンチが観れるだけでも最高のドラマになる事は確実です。

更に、「0:50〜1:20」に放送された「『ぷっ』すま」には高橋克典さんがゲスト出演されました。番宣告知をされた際に、「冴島響子のパンチ場面」の予告にはなかった映像(探偵と冴島響子が対面で全身ショット!)も含まれた別ヴァージョンで流れました。いやはや、期待通りの展開で「録画しておいた甲斐」がありましたよ。今後も、こうした予告映像などは「研音公式で未告知」でも多く流れると思われます。「3:20〜5:10」の「匿名探偵」スタート目前!朝まで「只野仁」も当然、録画予約済みです。

えっと、まとめておきますと、まず「俺たちが司会者!!」終了後に通常の「30秒」版が流れ「片瀬那奈ちゃん演じる冴島響子」が初めて公開されました。続いて、「『ぷっ』すま」では別編集版(コレはかなり貴重!)が高橋克典さんの告知時に流れました。そして、「匿名探偵」スタート目前!朝まで「只野仁」では、冒頭と最後に長尺版(120秒)の予告(片瀬那奈ちゃん演じる冴島響子が煙草をふかして語るセリフもアリ!)に加え、番組内でも繰り返し「15秒」と「30秒」の予告編が流されました。

編集したら、「匿名探偵」スタート目前!朝まで「只野仁」内で「那奈分!」も「匿名探偵」の告知があったのですよ。勿論、「15秒」にも「30秒」にも「120秒」にも、片瀬那奈ちゃん演じる冴島響子はガッツリと登場しているのだっ。えっとですね、「匿名探偵」スタート目前!朝まで「只野仁」くらいは「マネ日記」とかでコッソリと告知しても好かったのではないでしょうかしらん。


(小島藺子/姫川未亜)



「匿名探偵」テレビ朝日公式サイト


posted by 栗 at 00:18| ACTRESS | 更新情報をチェックする