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2012年09月22日

「サイケデリック・ペイン」大阪公演、初日(1/5)

sp-b.jpg ジギー・スターダスト40周年(LP+DVD) [Analog]


18:30開場、 19:00開演 森ノ宮ピロティホール

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

SOUL LOVE


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


「パンドラ隊長」こと片瀬那奈ちゃんが、いよいよロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」大阪公演に臨まれます。僅か三日間で五公演!と云う過酷なスケジュールですが、番組開始以来初となる「シューイチ」欠席をして賭ける心意気を存分に魅せて下さるでしょう。日曜日の朝に「シューイチ」の生放送が入った昨年(2011年)4月から、片瀬那奈ちゃんを関東以外で目撃できる機会は稀となりました。関西に於いては、公的なイベントとしては「2009年12月の阪神競馬場」以来かと思われます。約三年振りとなりますので、片瀬那奈ちゃん、いやさ「レディー・パンドラ様」は、正に「魂の愛」を込めた熱演を披露されるでしょう。

大阪公演には残念乍らあたくしは参加できませんが、盟友・うっぴー☆が本日夜と明日昼を観劇するとの事です。迫真のリポートも期待できるでしょう。ところで、本日から三日間の大阪公演に関しては「キャッチ・コピー」を「DEVIL」縛りではないものに変えています。そろそろ「盛大なるネタバレ」が迫ってまいりました。いえ、実は「DEVIL」縛りだった東京公演の曲名も、かなりきわどい「ネタバレ」スレスレなセレクトだったのですけどね。

さて、大阪初日を観劇した盟友・うっぴー☆から報告がありました。会場は立ち見や追加席も発売した超満員で、大いに盛り上がった模様です。大阪での公演はあたくしも「僕たちの好きだった革命」と「フラガール」で経験しており予想は出来ますが、やはり観客の反応が東京とは違っていたみたいです。「パンドラ隊長」は更にパワーアップしており、パンドラ様を含むダークネス参人衆、そして「浪速出身!ドクター鏡」と云った「劇団の片ですか?」面々のノリが凄かったらしいです。色々と面白い事もあったみたいですけど、詳しくは「ネタバレ」記事まで寝かせます。そー云えば、小栗旬くんが観劇されていたらしいのだけど、何ゆえ大阪で観たのかしらん。


「サイケデリック・ペイン」INDEX #1
「サイケデリック・ペイン」INDEX #2


「THANX 4 うっぴー☆」:(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 19:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「COVERS」#185

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「2001」


(2012年9月作)



かつて「iCupid」と云う雑誌がありましてですね、
コレは片瀬那奈ちゃんが表紙だった「2002年1月号」が素材です。
2012年の現在では「はあ?CD-ROMマガジンって、何じゃらホイ」となりますね。
ちなみに、片瀬那奈ちゃん掲載号は、CD-ROMは未開封で保存していたりします。
ま、当然乍ら開封して観てもいるわけだが。こーゆーのは、普通に「三冊買い」でしょ。



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 02:44| COVERS | 更新情報をチェックする

「匿名探偵」予告が流れたものの、冴島響子は現れず!

探偵物語 VOL.4 [DVD]


テレビ朝日 0:11(「死と彼女とぼく」終了後)


片瀬那奈ちゃんが「冴島響子」役で出演される10月12日スタートの新ドラマ「匿名探偵」は無事にクランクインされ、片瀬那奈ちゃんも「早くもみんなの呼吸が合ってる感じで、面白いドラマになりそうです。」と語っておられます。徐々に情報も解禁されていますが、やはり同じ枠での予告編は見逃せないところでしょう。先々週、先週とバッチリと予告編が流れており、今週も期待通りに登場だっ。

が、しかし!ふたたび主演の高橋克典さんがひとりで登場するヴァージョン(最初に流れていたもの同じかもしれません)が流れ、無情にも片瀬那奈ちゃん演じる「冴島響子」の御姿は拝めなかったのだ。う〜む、コレは完全に出し惜しみしているとしか思えなくなってまいりました。果たして、冴島響子はいつなんどき現れるのでありましょうかしらん。期待が高まりますナァ。


(小島藺子/姫川未亜)



「匿名探偵」テレビ朝日公式サイト


posted by 栗 at 00:18| ACTRESS | 更新情報をチェックする

FAB4-210:I'VE GOT A FEELING

Getback-1.jpg Encouraging Words フィル・スペクター 甦る伝説 増補改訂版


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン('69-1/22、24、27、28、30、2/5、3/10、13)、フィル・スペクター('70-3/23)
 E:グリン・ジョンズ('69-1/22、24、27、28、30、2/5、3/10、13)、ピーター・ボーン('70-3/23)
 2E:ニール・リッチモンド('69-1/24)、アラン・パーソンズ('69-1/27、28、30、2/5)、
    ロジャー・フェリス('70-3/23)
 録音:1969年1月22日、
    1月24日(アルバム「GET BACK」に収録)、
    1月27日、
    1月28日、
    1月30日(アルバム「LET IT BE」に収録)
 STEREO MIX:1969年2月5日、3月10日、3月13日、
         1970年3月23日(1/30 のテイクより 1-6、1&2 を編集し 3、4&5&6 を編集し 4)
 
 1970年5月8日 アルバム発売 (「LET IT BE」 B-1)
 アップル(パーロフォン) PCS 7066(ステレオ)


アルバム「LET IT BE」B面一曲目を飾るのは、ジョン・レノンとポール・マッカートニーによる合作で正真正銘の「レノン・マッカートニー」作品である「I'VE GOT A FEELING」です。前半と中間部の「I'VE GOT A FEELING」をポールが書き、其の後でジョンが書いた「EVERYONE HAD A HARD YEAR」を繋いでいます。前述の通りジョンが書いた未発表曲「WATCHING RAINBOWS」の展開も流用されていると思えます。そして、それぞれ別に作り歌われたパートが実は対位法になっており、最後にポールとジョンが重ねて歌います。発売順だと此の楽曲が最後の「レノン・マッカートニー」新曲であり、此の展開は感動的すぎます。「THE GET BACK SESSIONS」ではリハーサルから演奏され、映画で観れるリハーサルではポールがジョンのギターに何度もダメ出しして、ジョンは勿論、ジョージとリンゴも嫌気がさしているのに、ポールだけノリノリで「Good Morning !」などと絶叫しています。

正式レコーディングとなり、ビリー・プレストンが加わってからも何度も録音され、幻のアルバム「GET BACK」には1969年1月24日のスタジオ・テイクが収録予定でした。然し、映画にはクライマックスの「ルーフトップ・コンサート」が使われたので、フィル・スペクターも1969年1月30日の最初のテイク(「ルーフトップ・コンサート」では二回演奏されました)を採用し、一切オーヴァー・ダビングは行っていません。スペクターは「ルーフトップ・コンサート」音源を多く採用しましたが、其れに関しては過剰なオーヴァー・ダビングなどやっていないのです。いや、もっとハッキリと云えば、アルバム「LET IT BE」に収録された全12曲でスペクターが新たにオーケストラなどを録音し加えたのは、「ACROSS THE UNIVERSE」「I ME MINE」、そして「THE LONG AND WINDING ROAD」の3曲のみなのですよ。

2003年の「LET IT BE...NAKED」には「ルーフトップ・コンサート」で二度演奏されたテイクを、複雑怪奇にひとつにまとめたリミックスが収録されました。えっと、どー考えたってフィル・スペクター版の方が「有りの侭のビートルズ!」ではありませんか。其れなのに、何ゆえ「フィル・スペクターによる過剰なオーヴァー・ダビング」なんぞと喧伝されるのでありましょうかしらん。其の理由は、「THE LONG AND WINDING ROAD」の項で語ります。「LET IT BE...NAKED」の制作には、ジョージ・マーティン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター(既にジョン・レノンとジョージ・ハリスンは他界していた)は一切関わっていないそうですが、彼らが許可しなければ公式発表などされないわけですから責任は十二分にあります。ポールなんか、ライヴのセットに「LET IT BE...NAKED」で自分が書いた曲(ジョンとの共作である此の「I'VE GOT A FEELING」も含む)を全曲加え、大いにプロモーションしやがりました。

其れは其れとして、「I'VE GOT A FEELING」はカッコイイ曲です。アルバム「LET IT BE」ではB面最初とおいしいポジションで、ドライヴ感のあるライヴ演奏が聴けます。リハーサル映像を観ると「どうなることやら」と不安になるものの、本番のライヴではビシッと決めるのがビートルズです。何より、ジョンとポールが対位法で歌を重ねる後半の展開にはゾクゾクします。「ビートルズ史上、最低最悪のセッション」と云われ四人の関係も険悪だった時でも、ジョンとポールはいざとなればバッチリと決めやがるのです。ポールは現在でも此の曲をライヴの定番として元気溌溂で披露しています。もういっその事、調子に乗って「Good Morning !」と叫んでも構いませんよ。今や、ビートルズをライヴで宣伝しえるのは、ポール・マッカートニーしか居ないのですからね。ん?リンゴも居るって?おいおい、リンゴはアルバム「LET IT BE」で一曲も歌ってないじゃん。公式213曲で歌ったのは、たったの11曲ですよっ。しかも其の中で有名な「YELLOW SUBMARINE」「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」を書いたのは、他ならぬポール・マッカートニーなのだよ。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする