nana.812.png

2012年09月07日

「Oh ! どや顔サミット」#055

ものまね四天王 コロッケ[DVD]


テレビ朝日 21:00〜21:54

【MC】浜田雅功、片瀬那奈
【ゲスト】中丸雄一(KAT-TUN)、YOU、スザンヌ、芹那、他
【モノマネ軍団】コロッケ、コージー冨田、松村邦洋、原口あきまさ、ミラクルひかる、神奈月、はなわ、おかもとまり、高田紗千子
【スペシャル・ゲスト】岩崎宏美


「レパートリー700以上のモノマネ軍団集結!出し惜しみ一切ナシ!名作モノマネ、バンバン大放出SP」コロッケ、松村邦洋、コージー冨田…モノマネ芸人9人が大集結!
たけし、さんま、AKB48…コロッケ率いる最強モノマネ軍団集結!新作&裏側大公開SP名作、新作、夢のコラボに本人出演も!禁断のギャラ事情も流出!1ステージ○百万?夢のオールスター競演!モノマネ業界の裏側全部ぶっちゃけます!営業でボロ儲け?一万円札の首飾りに1ステージのギャラ○百万!プロ達が選ぶコロッケの名作モノマネBEST10&まさかの本人登場にスタジオ騒然!



今回の「どや顔」は「モノマネ特集」となるのでありましょうかしらん。収録に西村さんが欠席され、司会は浜ちゃんと片瀬那奈ちゃんの二人で行われた模様です。コレは、「36回目」(2012年3月9日放送)以来の事ですね。だったら、そこは中丸くんに雛壇に座ってないで司会の代役とアピールしてもらいたいですね。在る意味「シューイチ」と「どや顔」のコラボとなる回ですけど、思いっ切りスカされる覚悟で観ます。ちなみに、今回もバッチリとロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」とバッティングしますよっ。ところで、話は変わりますが、ミュージック・マガジン増刊「アイドル・ソング・クロニクル 2002-2012」(8月31日発売)に、「歌手・片瀬那奈」が取り上げられているみたいです。執筆陣に「同志・宇多丸」の名前がありますので、相変わらず「推し」て下さっているのではないかしらん。入手し、特筆すべき内容であれば、改めて記事にします。てか、執筆陣を見た時には、「BUBKA」増刊かと思っちゃったわよ。

そんでもってですね、内山理名ちゃんが、「だましゑ歌麿U」、「そこをなんとか」、「捜査地図の女」、に加えて、「ドルチェ」にも御出演されるので「もう、秋の理名ちゃんドラマ祭りじゃまいか!」と小躍りして大喜びしたのも束の間、おいおい、「金曜プレステージ」枠じゃまいかっ。お願いですから、其の日は「どや顔」を休止してはくれないか?でも、「どや顔」は「9/21」と「9/28」がお休みと告知されておりますから、10月はドカーン!と復活しますよね?となりますと、10月に放送予定とされる「ドルチェ」とバッティングするのは確実でしょう。今のうちから謝っておきますけど、どんなに「どや顔」が下らなくつまらなくとも、バッティングしたら「内山理名ちゃんのドラマは観れません!」すみません!どー考えたって、「ドルチェ」の方が「どや顔」なんぞよりも百万光年倍は面白いのでしょうけど、片瀬那奈ちゃんが出ているから仕方がないのです。嗚呼、なんと罪深い「どや顔」なんだっ。

「何を大袈裟に騒いでいるんだよ。今時、ダブル・チューナーで二番組同時録画が常識じゃん!」とおっしゃるかもしれません。然し!其れを認めたら「片瀬那奈ちゃん自身のバッティング」をも認める事になってしまいます。あたくしは、「バッティングは、断じて、許さん!」のだ。普通に考えて、同時間に同じ人が複数局にダブって違う番組に出演するなんて間違っているでしょ。重大ニュースとかで同じ映像が複数局で放送されるのとは、根本的に違います。「二番組同時録画が一般化しているから、別に構わんだろ?」なんぞと考えてテレビ局がやらかしてしまったら、おしまいですよ。でも「コレはチャリティーでノー・ギャラって事になってるし、保護者同伴だから20時過ぎて息子たちを出しても、ギリギリ・セーフでしょ」とか「事前にしっかりと10時間も訓練をして収録に臨んだから、安全管理はバッチリだったのに、不慮の事故が起きてしまって、どーもすいませんでしたぁ」なんぞと嘯く連中ですから、モラルもへったくれもありゃしないのだ。だから、「どや顔」なんて下らなくてつまらない下品な番組も平気で作ってしまうのだよ。

枕が長くなりましたので、本編は手短に語りましょう。片瀬那奈ちゃんは、いつもの制服姿で、髪は上を固めキリリンと分けてウエーヴをかけ下ろして、大きな耳飾りを付けています。西村さんは「役者業の為に欠席します」だそーです。やっぱり「役者さんは役者、役者は役者さん」で本業優先なのですね。だったら「舞台公演中も頑張ります!」の片瀬クンは何なのよさ。そんでもって、「モノマネ・タレント特集」でも「どや顔ブサイク劇場」とかやるのね。普通にモノマネをやってもらった方が面白いんじゃねーの?そして、ゲストで中丸くんが初参戦した(前振りネタになっていた)のと、YOUさん、スザンヌちゃん、芹那ちゃん、更にスペシャル・ゲストで登場の岩崎宏美さんはネタにされているから未だ分かるけど、他はいらないでしょ。浜ちゃんって、本当に面倒見がいいとしか申せませんです。

内容は基本的にはモノマネ名人芸で展開され、片瀬那奈ちゃんも大喜びで大笑いされておりましたので、通常の「どや顔」よりはマシでした。モノマネは、流石はプロですから普通に面白かったです。でもですね、だったら尚更ゲストに関係がない芸人がいて茶々をいれたらアカンでしょ。折角面白いネタをやったのに、まとめようと姑息につまらない解説をつけるなんて「蛇足」以外のなにものでもありませんよっ。「誰の御蔭で食えてるんじゃい!(瑞樹声で)」なのだ(杏奈声で)。あと、いくらモノマネとは云え、「昨年、反社会勢力との関係で引退した元・芸能人」をネタにするのは如何なものか。吉本さんは復帰させたくて仕方がないのかもしれませんけど、視聴者をナメ捲くりです。てか、中丸くん、どっかで「まじすか?!」って云わなきゃダメじゃん。


(小島藺子)



「Oh ! どや顔サミット」朝日放送公式サイト


posted by 栗 at 21:57| TV | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」東京公演、十四日目(18/23)

sp-b.jpg マガジン(紙ジャケット仕様)


18:30開場、 19:00開演 サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

DEVIL DELIGHT


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


片瀬那奈ちゃんが歌って踊って刀を振り回し奮闘中のロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」は、本日(9/7)も同時刻に司会を務められる「Oh!どや顔サミット」が放送されるのも何の其のとばかりに上演されます。本日の「どや顔」の収録には、西村雅彦さんが参加されなかったようで、其れは以前(2012年3月9日放送の「36回」)にもありました。そして、其の時の西村さんの欠席理由が「舞台出演中の為」だったのです。今回は如何なる理由なのかは未だ分かりませんけど、「普通だったら、俳優さんは舞台公演中には其れに専念されておられるのだな」と思わされました。

ところが、片瀬那奈ちゃんは「シューイチ」でも「舞台公演中も頑張ります」なんぞと宣言し、レギュラー司会の「シューイチ」と「Oh!どや顔サミット」に穴を開けずに過酷なスケジュールをこなしておられるのだ。特に、日曜日の朝に二時間の生放送である「シューイチ」を舞台公演中も休まずにしっかりと出ておられるのには驚かされます。えっとですね、「サイケデリック・ペイン」は土曜日に昼夜二公演があり、日曜日にも昼公演があるのですよ。土曜日に二公演目が終わるのは、夜中の21時半を回っています。帰宅は23時とかになって、のんびりする間もなく翌日に備えなければなりません。

「シューイチ」は日曜日の朝8時から生放送が始まりますので、おそらく朝の6時にはスタジオ入りしなければならないでしょう。となれば、4時とか5時とかに起きるわけで、ほとんど寝れないじゃん。そして、10時近くに生放送を終えたら、速攻で汐留の日テレから池袋のサンシャイン劇場に移動し、14時に開演する舞台に臨まれるのです。いくら仕事だからって、土曜日に昼夜公演をやって、日曜日の朝に生番組の司会をやって、更に舞台昼公演って、尋常ではないですよっ。例えば、コレを単に片瀬那奈ちゃんを観る為にあたくしが観客としてやったとしても、「只、観て居るだけ」なのに確実にギブアップします。

何度も片瀬那奈ちゃんの舞台を昼夜二公演連続で観劇した事がありますけど、マジで単に観ているだけでも結構ハードです。東京全23公演に通いつめた舞台「フラガール」の時なんて、「至福の時」ではあったものの、其の反面で「過酷な日々」でもありました。単に観ているだけでも、テンションが上がっておかしくなってしまうのです。舞台公演中は、演者にとってハードです。連日連夜、観客の前で演じ続けるのは、途轍もないプレッシャーでしょう。ましてや、片瀬那奈ちゃんが演じているのは「難役」です。あたくしは、アノ役を連日連夜演じる最中に、「シューイチ」の司会も休まなかった事実だけで感動しました。本当です。嘘だと思うなら、自分の目で「サイケデリック・ペイン」を観ればいい。

「おおかたの人は舞台終わって秋はドラマは出ないだろうと思ってたと思うけど、出ますよ♪」なんぞと、那奈ちゃんは軽やかに云った。でもね、普通は「サイケデリック・ペイン」から間髪入れずに連続ドラマに出演するなんて考えられません。舞台をやっているのに、もう衣装合わせとかやってんじゃん。「シューイチ」と「Oh!どや顔サミット」もやっているのですよ。どんだけ「働き者」なのよさ。片瀬那奈ちゃんは、強い!最強です。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 19:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

FAB4-195:MEAN MR. MUSTARD

John wr.jpg


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック、フィル・マクドナルド
 2E:ジョン・カーランダー(7/24-30)、アラン・パーソンズ(8/14-21)
 録音:1969年7月24日(「Here Comes The Sun-king」 take 1-35)、
    7月25日(take 35 に SI 「歌、ピアノ、オルガン」)
 STEREO MIX:1969年7月30日(take 35 より 1)、8月14日(take 35 より 20-24、メドレー編集)、
         8月21日(メドレー再編集)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 B-5)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


ジョン・レノンの作品で、前曲「SUN KING」と始めからメドレーとして演奏されました。然し、此の「MEAN MR. MUSTARD」は1968年にインドで書かれた楽曲のひとつで、1968年5月にジョージ・ハリスン宅で行われたデモ・レコーディングで既に演奏されています。当時のタイトルは「DIRTY OLD MAN」でした。次に登場する「POLYTHENE PAM」も同様で、そうなると既に其の時点でジョンが二曲を関連付けて書いたのか?と思えるでしょう。でも、元々は独立した楽曲であり、「MEAN MR. MUSTARD」に登場する妹の名前は最初は「シャーリー」でした。アルバム「ABBEY ROAD」のメドレーに二曲とも収録する事になったので、マスタードの妹の名前を「パン」に変えて関連性があるようにしたのです。

「MEAN MR. MUSTARD」は、1969年1月の「THE GET BACK SESSIONS」でもリハーサルが行われ、其の際には「MADMAN」と「WATCHING RAINBOWS」と呼ばれる二曲の未発表曲も演奏されています。ジョージが脱退中で、ジョン(ヴォーカル、エレクトリック・ピアノ)、ポール(リード・ギター)、リンゴ(ドラムス)の三人による演奏ですが、特に「WATCHING RAINBOWS」はカッコイイ曲なので完成させて欲しかったと思います。「I'VE GOT A FEELING」に発展したとの見方もあり、実際にリハーサルでは「I'VE GOT A FEELING」と「I AM THE WALRUS」とメドレーで演奏されました。

噺が脱線しましたが、「MEAN MR. MUSTARD」に戻すと、エンディングは次の「POLYTHENE PAM」と編集で切れ目なく繋いであります。しかし、実際にはちゃんとしたエンディングがあったのです。其れは、何故かアルバムのずっと後で唐突に登場します。前述の通り、メドレーはラフミックスの段階でポールに「一曲気にいらないから、捨てちゃって」と云われて切られます。其の曲は、「MEAN MR. MUSTARD」と「POLYTHENE PAM」の間に入っていました。そしてジョン・カーランダーは、うっかり「MEAN MR. MUSTARD」のエンディングの部分を含めて切ってしまい、其の曲のエンディングを「POLYTHENE PAM」のアタマに残してしまったのでした。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする