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2012年09月06日

「秋のテレ朝は、那奈理名祭り!」

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本日(9/6)に放送された「京都地検の女」最終回の終わりに、10月スタートの真矢みきさん主演ドラマ「捜査地図の女」予告が流れました。ええ、バッチリと録画予約していて捕獲しましたよっ。と申しますのは、此のドラマには内山理名ちゃんが「河本麻里」役でレギュラー出演されるからなのだ。「よろしくお願いします」と予告にも理名ちゃんが登場!そして、石黒賢さん(片瀬那奈ちゃんと「プロゴルファー花」(2010年)で共演)、阿部力くん(片瀬那奈ちゃんと「ミラクルボイス」(2008年)、「フラガール」(2008年)、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(2009年)、「子育てプレイ&MORE」(2009年)で共演)、宇梶剛士さん(片瀬那奈ちゃんと「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」(2005年)で共演、「20世紀少年」(2008年、2009年)でも名を連ね、片瀬那奈ちゃんが司会を務めた「フェイク・オフ〜完全なる相関図〜」(2006年〜2007年)にも初回ゲストとして登場)、渡辺いっけいさん(片瀬那奈ちゃんと「プリティガール」(2002年)、「信長の棺」(2006年)、「キミ犯人じゃないよね?」(2008年)で共演)、草笛光子さん(片瀬那奈ちゃんと「熟年離婚」(2005年)で共演)、中村梅雀さん(片瀬那奈ちゃんと「信長の棺」(2006年)で共演)と、主要キャストが「カタセカイ住人」だらけじゃまいか。

対する片瀬那奈ちゃんも、負けじとばかりに10月スタートの同じテレビ朝日系連続ドラマ「匿名探偵」に「冴島響子」役でレギュラー出演されます。主演は高橋克典さんで、思えば「Oh!どや顔サミット」の前番組はドラマで、同じ高橋克典さん主演の「悪党〜重犯罪捜査班」だったのです。そして、ヒロインの「飯沼玲子」を演じたのは、他ならぬ内山理名ちゃんだったのだ。「那奈理名」史に燦然と輝く「神番組」である「都のかほり」や、「徹子の部屋」での「那奈理名コラボレーション」など、テレビ朝日はやってくれますねっ。「那奈理名」出演ドラマが同クールで放送されるなんて、もう其れだけで嬉しい!しかもだ、同じ局で放送されるから「絶対にバッティングしない!」のだ。そんでもって、互いが十二分に意識せざる得ないキャスティングと来ています。もう、此の秋のドラマは「匿名探偵」と「捜査地図の女」で好いでしょ。「どや顔」がスットコドッコイでも、此の際、目をつぶりましょう。「那奈理名」の同クール同局ドラマ対決なんて、2006年の「西豪寺エレナ様 vs 嫌われ松子」(TBS)以来ではありませんか。う〜ん、ワクワクするねっ。ちなみに、明日の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」最終回は録画予約済みです。


「那奈理名」でTV!INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「捜査地図の女」テレビ朝日公式サイト
「匿名探偵」テレビ朝日公式サイト


posted by 栗 at 22:25| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」東京公演、十三日目(17/23)

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18:30開場、 19:00開演 サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

DEVIL'S HAIRCUT


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


片瀬那奈ちゃんがレディー・パンドラを絶賛熱演中のロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」も、17公演目となります。那奈ちゃんは日々モリモリ食べて、スタミナ充分でハードな舞台に臨まれておられる御様子です。やっぱ、那奈ちゃんは「食いしん坊」じゃなきゃ那奈ちゃんじゃないです。「シューイチ」も、たまには「トレナビ」に片瀬那奈ちゃんを起用して、ガッツリと好きなだけ食べさせてあげてはくれないか。兎に角、片瀬クンの食いっぷりは豪快さんなので、観ていてスカッと爽快な気分になります。其れは演技にも通じておりましてですね、特に今回のレディー・パンドラの様な役柄ですと、其の迷いのない振り切れた怪演が清々しいのですよ。

昨日(9/5)には、片瀬那奈ちゃんが10月スタートの新ドラマ「匿名探偵」に「冴島響子」役でレギュラー出演されると公表されました。舞台が終わっても「女優・片瀬那奈」に休息はありません。更に先を急ぎ過ぎれば、此の「匿名探偵」は好評ならばシリーズ化される事も大いに期待できるドラマです。「未だ始まってもいないのに、何を先走っているのだ?」と思われるでしょうが、スタッフも「シリーズ化するぞ!」とやる気マンマンでいるに決まっているじゃまいか。そうなれば、レギュラー・キャラクターを演じる片瀬那奈ちゃんの女優活動も安泰となるわけですから、コレはもう是が非でもヒットしてもらわなければなりませんよっ。

然し、今は未だ「レディー・パンドラ」の時なのです。東京公演も残り少なくなってまいりましたが、大阪公演も控えております。東京最終日(9/11)にはふたたび観劇いたしますので、とっても楽しみにしています。でも、「サイケデリック・ペイン」の東京最終公演が楽しみになったのは、新ドラマが決定したからでもあるのです。次の展開が明かされたから、安堵しているわけですよ。あたくしは常に「片瀬那奈ちゃんの未来」が不安なのです。突然にいなくなってしまうんじゃないかと、ずっと思って追っかけて来たんです。だってさ、いきなりアイドル女優を辞めて歌手になったり、歌手を辞めて女優回帰したり、「結婚したら引退!宣言」したり、司会を始めちゃったり、散々振り回されて来たのよさ。あたくしには、未だに「あしたの那奈ちゃん」は予測不能です。だからこそ、追っかけるしかないのだ。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 19:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

FAB4-194:SUN KING

FAB4EVER(初回限定盤) 聖なる鳥(紙ジャケット仕様)


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック、フィル・マクドナルド
 2E:ジョン・カーランダー(7/24-30)、アラン・パーソンズ(8/14-21)
 録音:1969年7月24日(「Here Comes The Sun-king」 take 1-35)、
    7月25日(take 35 に SI 「歌、ピアノ、オルガン」)
 STEREO MIX:1969年7月30日(take 35 より 1)、8月14日(take 35 より 20-24、メドレー編集)、
         8月21日(メドレー再編集)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 B-4)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


ジョン・レノンが書いた楽曲で、当初は「HERE COMES THE SUN-KING」と呼ばれていて、B面一曲目のジョージ・ハリスン作「HERE COMES THE SUN」と混同させますが、関連性は全くありません。フリートウッド・マックの「Albatross」に影響されてジョンが書いたと云われ、確かに雰囲気がよく似ています。A面最後の「I WANT YOU(SHE'S SO HEAVY)」も「Black Magic Woman」からの影響が感じられますので、ジョンはピーター・グリーン時代のフリートウッド・マックがお気に入りだったのでしょう。ゆったりとして穏やかな楽曲ですけど、歌詞は後半が出鱈目なスペイン語とイタリア語が混じっていて意味不明です。此の頃のジョンはラリラリパッパラパーでしたから、意味なんてないのでしょう。

アルバム「ABBEY ROAD」の片面をメドレーにする事は、1969年7月1日に録音が再開された時点では決定していたようで、此の「SUN KING」と次の「MEAN MR. MUSTARD」は最初からメドレーとして録音されています。演奏は、ジョン(ギター、マラカス)、ポール(ベース)、ジョージ(ギター)、リンゴ(ドラムス、ボンゴ)のビートルズ四人に鍵盤でジョージ・マーティンが加わった、初期から御馴染みの布陣です。ジョンのリード・ヴォーカルにポールとジョージがコーラスをつけるのも、デビュー当時からの定番スタイルでありまして、恰も過去の自分たちを模倣するかの様な展開が此の後のメドレーでも顔を出します。

「THE GET BACK SESSIONS」とは違ったカタチで、ビートルズは過去の総決算を「ABBEY ROAD」で試みていたのかもしれません。デビュー当時に戻ろうとした「THE GET BACK SESSIONS」は頓挫します。ビートルズがメジャー・デビューした1962年から経た7年間は、目まぐるしい変化の足跡でした。ビートルズは原点回帰するのではなく、其の歴史の全てを飲み込んで「ビートルズを演じる」事で決着をつけようとしたのでしょう。此の曲のセッション中には、ジーン・ヴィンセントの「Ain't She Sweet」も演奏されジョンが歌っておりますが、其れはビートルズがトニー・シェリダンのバック・バンドとして初めて正式にレコーディングした際(1961年5月)に、シェリダンの計らいでビートルズのみで演奏されジョンが歌った曲でした。現在では、どちらも「アンソロジー1&3」で聴けます。20歳の荒々しく瑞々しい歌声と、28歳となった余裕の鼻歌の違いは、時の流れの残酷さを感じさせます。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする