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2012年09月20日

「NANA DIARY」モバイル版 #098

sp-b.jpg 水曜スペシャル「川口浩 探検シリーズ」 川口浩探検隊『古代恐竜魚ガーギラス(前・後編)』 [DVD]


サブタイトル:「パンドラ隊長、大阪へ!」


明後日(9/22)からロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」大阪公演に挑まれる「パンドラ隊長」こと片瀬那奈ちゃんから、気合充分なメッセージが届きました。「悔いのないよう、きっちりパンドラ隊長をやりきるわよ〜。」とのコメントに加え、「久しぶりの金曜ナイトにワクワクしながら撮影してます!」と、しっかりと「匿名探偵」の宣伝もやらかしております。

今に始まった事ではありませんが、今回もガッツリと「レディー・パンドラ」&「冴島響子」を同時進行で演じ分けておられるわけで、そう考えれば「サイケデリック・ペイン」での「サプライズ」も片瀬クンにとっては「お茶の子さいさい」なのかもしれません。大阪公演は、既に五公演とも完売!とも聞いておりますが、もしかしたら、キャンセルなどで若干の当日券が劇場へ行けばうっかり入手できるかもしれませんよ。まずは、現場へ行く事です。行けば、何とかなるもんなのだ。銀河系中の同志諸君に告ぐ。

「レディー・パンドラ様を、見逃さないで!」


「サイケデリック・ペイン」INDEX #1
「サイケデリック・ペイン」INDEX #2


(「THANX 4 うっぴー☆」:小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 17:46| 7D | 更新情報をチェックする

2012年09月21日

FAB4-209:MAGGIE MAE

アンソロジー Servin' Up Seconds 「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」オリジナル・サウンドトラック


 w & m:不詳(traditional song)、arr.:LENNON / McCARTNEY / HARRISON / STARKEY

 P:ジョージ・マーティン('69-1/24、3/13)、フィル・スペクター('70-3/26)
 E:グリン・ジョンズ('69-1/24、3/13)、ピーター・ボーン('70-3/26)
 2E:ニール・リッチモンド('69-1/24)、ロジャー・フェリス('70-3/26)
 録音:1969年1月24日(アルバム「GET BACK」、「LET IT BE」に収録)
 STEREO MIX:1969年3月13日、1970年3月26日
 
 1970年5月8日 アルバム発売 (「LET IT BE」 A-7)
 アップル(パーロフォン) PCS 7066(ステレオ)


アルバム「LET IT BE」のA面最後に、名曲「LET IT BE」の余韻を打ち消すが如く登場する楽曲です。此れはリヴァプールに伝わる春歌で、1969年1月24日に「TWO OF US」をレコーディング中に突発的に歌われました。ゆえに、編成は「TWO OF US」と全く同じで、ジョン・レノン(歌、アコースティック・ギター)、ポール・マッカートニー(歌、アコースティック・ギター)、ジョージ・ハリスン(ギター)、リンゴ・スター(ドラムス)で行われています。ジョンはリヴァプール訛りを強調して歌っていて、此の曲が好きだったのかソロになってからの未発表音源をまとめた「ジョン・レノン・アンソロジー」にも再演ヴァージョンが収録されていました。「MAGGIE MAE」は、映画「LET IT BE」に演奏シーンがないのですが、何故かアルバム「GET BACK」第一版、改訂版、そしてアルバム「LET IT BE」と全てに収録されました。

1970年1月の「GET BACK」改訂版で、グリン・ジョンズはポール作の「TEDDY BOY」(映画で演奏シーンがなく、ポールは既にソロ・アルバム「McCARTNEY」への収録を決めていた)を外し、ジョン作の「ACROSS THE UNIVERSE」とジョージ作の「I ME MINE」を加えます。そして、フィル・スペクターも選曲は其の「GET BACK」改訂版に準じていますが、何曲か外しました。お遊び演奏の「ROCKER」や「SAVE THE LAST DANCE FOR ME」(ビートルズは「HEY JUDE」の元ネタも、いけしゃあしゃあと披露していたのだ!)は兎も角、何ゆえ映画でもハイライト・シーンで歌われる「DON'T LET ME DOWN」を外したのか?なのに何故「MAGGIE MAE」は残したのでありましょうかしらん。更に収録しなかったものの、何故か既に外されていた「TEDDY BOY」もミックスしているのです。「DON'T LET ME DOWN」は全く無視してミックスすら行っていないのに、どーなっとるのだ?

しかも、スペクターは「MAGGIE MAE」に関しては何ひとつ手を加えたとも思えません。いや、そもそも手を加えようがなかったのでしょうけど。スペクターは過剰なオーヴァー・ダビングを施してアルバム「LET IT BE」を仕上げたと云われますが、映画との整合性を保つ為に会話や「DIG IT」と「MAGGIE MAE」を残したのです。よーするに、スペクターは「曲は聴ける様にして、しかもサントラ盤らしくもしてくれ」との無理難題をジョン・レノンとジョージ・ハリスンに押し付けられ、膨大なクズ音源と格闘したのだよ。たぶん「MAGGIE MAE」は、「GET BACK」改訂版にも入っていたから「映画に使われている」と誤認したのでしょう。「THE GET BACK SESSIONS」とは、ジョンが「あんな惨めなセッションはない」と云い、ジョージも「最低最悪」と断じた世紀のクズ音源です。現にビートルズは二度もアルバムの発売を拒否したではありませんか。「DON'T LET ME DOWN」が外されたのは解せませんけど、会話の挿入などは効果的です。

其れに対して「裸のビートルズ!」なんぞと謳われた2003年の「LET IT BE...NAKED」では、フィル・スペクターによるオーヴァー・ダビングだけではなく、会話なども削除し、「DIG IT」と「MAGGIE MAE」も外してしまったのだよ。「DON'T LET ME DOWN」は復活したものの、其れは「ルーフトップ・コンサート」で二度演奏されたものをツギハギしたリミックスだし、他の曲もヒョータンツギみたいに切り張りし捲くったリミックスでした。あたくしは「THE GET BACK SESSIONS」が大好きでおそらく最も身銭も切り捲くった音源ですが、最もつまらなかったのが「LET IT BE...NAKED」です。アンナもんを四半世紀も経ってから出しやがって、フィル・スペクターの1970年の悪戦苦闘の成果を貶すなんて言語道断です。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#42(2012-part2)

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2012年3月1日:「テレビでスペイン語」19(再)(NHK Eテレ)
2012年3月1日:「テレビでスペイン語」20(再)(NHK Eテレ)
2012年3月2日:「Oh ! どや顔サミット」35(テレビ朝日)
2012年3月4日:「シューイチ」46(日本テレビ)
2012年3月8日:「テレビでスペイン語」20(再)(NHK Eテレ)
2012年3月8日:「テレビでスペイン語」21(再)(NHK Eテレ)
2012年3月9日:「Oh ! どや顔サミット」36(テレビ朝日)
2012年3月11日:「シューイチ」47(日本テレビ)
2012年3月15日:「テレビでスペイン語」21(再)(NHK Eテレ)
2012年3月15日:「テレビでスペイン語」22(再)(NHK Eテレ)
2012年3月18日:「シューイチ」48(日本テレビ)
2012年3月22日:「テレビでスペイン語」22(再)(NHK Eテレ)
2012年3月22日:「テレビでスペイン語」23(再)(NHK Eテレ)
2012年3月25日:「シューイチ」49(日本テレビ)
2012年3月29日:「テレビでスペイン語」23(再)(NHK Eテレ)
2012年3月29日:「テレビでスペイン語」24(再)最終回(NHK Eテレ)
2012年3月30日:「Oh ! どや顔サミット 2時間SP(37)」(テレビ朝日)
2012年3月31日:「極上空間」もう一度見たい&未公開大放出SP(BS朝日)

2012年3月の片瀬那奈ちゃんは、レギュラー番組と再放送のみの御出演でした。其れでも此の数なのですから、驚いてしまいます。「麦のごちそう」のCMも好評で、いよいよ新ドラマが4月から始まります。


2012年4月1日:「シューイチ」50(日本テレビ)
2012年4月5日:「テレビでスペイン語」24(再)最終回(NHK Eテレ)
2012年4月7日:「世界一受けたい授業 春の番組対抗SP」(日本テレビ)
2012年4月8日:「シューイチ」51(日本テレビ)
2012年4月11日:「ピカルの定理初回2時間SP」(フジテレビ)
2012年4月12日:「世界は言葉でできている チャンピオンシップ 2012」(フジテレビ)
2012年4月13日:「Oh ! どや顔サミット」38(テレビ朝日)
2012年4月15日:「シューイチ」52(日本テレビ)
2012年4月20日:「Oh ! どや顔サミット」39(テレビ朝日)
2012年4月22日:「シューイチ」53(日本テレビ)
2012年4月27日:「Oh ! どや顔サミット」40(テレビ朝日)
2012年4月29日:「シューイチ」54(日本テレビ)

4月には「テレビでスペイン語」の再放送が終わってしまいます。然し!同じ木曜日に片瀬那奈ちゃんが「桜井玲奈さん」を演じる新ドラマ「カエルの王女さま」がバトンタッチするかの如く始まります。


片瀬那奈ちゃんはレギュラー司会を務める「シューイチ」と「Oh ! どや顔サミット」を無事に一年間常勤し、大好評で二年目も続投!となりました。司会業は順調で万々歳ですけど、やはり那奈ちゃんは女優なので新作が待たれていました。其の期待に応え、2012年4月からはドラマ「カエルの王女さま」へ御出演されたのです。片瀬那奈ちゃんにとって、「美男ですね」「荒川アンダー ザ ブリッジ」に同クール二本出演!(2011年7月〜9月)されて以来、半年ぶりの連ドラ出演となりました。

其の時期には「週に四本レギュラー番組!」と云う「超売れっ子ちゃん」ぶりを魅せましたが、ドラマ二本への出演場面は多くなかったのです。ところが、「カエルの王女さま」では出番も多く、しかも「歌って踊る」と云う歌手時代を知るオールド・ファンには堪らない役どころとなりました。「宣伝隊長」の異名を持つ片瀬クンにしては、些か番宣番組への登板が少なくも感じられましたが、「主演・あまみん」が鬼神の如く番宣をされておりましたので、舎弟分である片瀬クンは一歩引いておられたのでしょう。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:15| SMiLE | 更新情報をチェックする

「龍が如く5 夢、叶えし者」発売日決定!

龍が如く5 夢、叶えし者 予約特典 龍うた -龍が如く5 THE BEST SONGS SELECTION- 全国5大都市マップ 付き


【TGS 2012】発売日は12月6日に決定!『龍が如く5 夢、叶えし者』を名越稔洋氏が語る(iNSIDE 9/20)


片瀬那奈ちゃんが「まゆみ」役でCGキャラとなり声優も務められた人気ゲームソフト「龍が如く5 夢、叶えし者」の発売日が公表されました。「東京ゲームショウ」で昨日(9/20)に「龍が如くシリーズ」総合監督の名越稔洋さんがトークショーを行い「2012年12月6日」と明かされたとの事です。ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」や新ドラマ「匿名探偵」の話題の陰に隠れておりますが、此れも立派な「女優活動歴」となるでしょう。

有名な声優陣に加え、映画さながらに豪華な俳優陣も多く起用した作品で、片瀬那奈ちゃんも本物そっくりなCGキャラとして登場しています。劇中で使われる楽曲は氷室京介さん(テーマ曲は書き下ろしの新曲!)と、これまた豪華です。ヒムロックと布袋さんは共演しなくとも、うっかり片瀬那奈ちゃんは両者と絡んでしまいましたよっ。ゲームに出て、BOOWYも独り占め!全く、片瀬クンには敵わんのぉ。


「ゲーマーで片瀬那奈ちゃん」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「龍が如く5 夢、叶えし者」セガ公式サイト


posted by 栗 at 06:53| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2012年09月22日

FAB4-210:I'VE GOT A FEELING

Getback-1.jpg Encouraging Words フィル・スペクター 甦る伝説 増補改訂版


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン('69-1/22、24、27、28、30、2/5、3/10、13)、フィル・スペクター('70-3/23)
 E:グリン・ジョンズ('69-1/22、24、27、28、30、2/5、3/10、13)、ピーター・ボーン('70-3/23)
 2E:ニール・リッチモンド('69-1/24)、アラン・パーソンズ('69-1/27、28、30、2/5)、
    ロジャー・フェリス('70-3/23)
 録音:1969年1月22日、
    1月24日(アルバム「GET BACK」に収録)、
    1月27日、
    1月28日、
    1月30日(アルバム「LET IT BE」に収録)
 STEREO MIX:1969年2月5日、3月10日、3月13日、
         1970年3月23日(1/30 のテイクより 1-6、1&2 を編集し 3、4&5&6 を編集し 4)
 
 1970年5月8日 アルバム発売 (「LET IT BE」 B-1)
 アップル(パーロフォン) PCS 7066(ステレオ)


アルバム「LET IT BE」B面一曲目を飾るのは、ジョン・レノンとポール・マッカートニーによる合作で正真正銘の「レノン・マッカートニー」作品である「I'VE GOT A FEELING」です。前半と中間部の「I'VE GOT A FEELING」をポールが書き、其の後でジョンが書いた「EVERYONE HAD A HARD YEAR」を繋いでいます。前述の通りジョンが書いた未発表曲「WATCHING RAINBOWS」の展開も流用されていると思えます。そして、それぞれ別に作り歌われたパートが実は対位法になっており、最後にポールとジョンが重ねて歌います。発売順だと此の楽曲が最後の「レノン・マッカートニー」新曲であり、此の展開は感動的すぎます。「THE GET BACK SESSIONS」ではリハーサルから演奏され、映画で観れるリハーサルではポールがジョンのギターに何度もダメ出しして、ジョンは勿論、ジョージとリンゴも嫌気がさしているのに、ポールだけノリノリで「Good Morning !」などと絶叫しています。

正式レコーディングとなり、ビリー・プレストンが加わってからも何度も録音され、幻のアルバム「GET BACK」には1969年1月24日のスタジオ・テイクが収録予定でした。然し、映画にはクライマックスの「ルーフトップ・コンサート」が使われたので、フィル・スペクターも1969年1月30日の最初のテイク(「ルーフトップ・コンサート」では二回演奏されました)を採用し、一切オーヴァー・ダビングは行っていません。スペクターは「ルーフトップ・コンサート」音源を多く採用しましたが、其れに関しては過剰なオーヴァー・ダビングなどやっていないのです。いや、もっとハッキリと云えば、アルバム「LET IT BE」に収録された全12曲でスペクターが新たにオーケストラなどを録音し加えたのは、「ACROSS THE UNIVERSE」「I ME MINE」、そして「THE LONG AND WINDING ROAD」の3曲のみなのですよ。

2003年の「LET IT BE...NAKED」には「ルーフトップ・コンサート」で二度演奏されたテイクを、複雑怪奇にひとつにまとめたリミックスが収録されました。えっと、どー考えたってフィル・スペクター版の方が「有りの侭のビートルズ!」ではありませんか。其れなのに、何ゆえ「フィル・スペクターによる過剰なオーヴァー・ダビング」なんぞと喧伝されるのでありましょうかしらん。其の理由は、「THE LONG AND WINDING ROAD」の項で語ります。「LET IT BE...NAKED」の制作には、ジョージ・マーティン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター(既にジョン・レノンとジョージ・ハリスンは他界していた)は一切関わっていないそうですが、彼らが許可しなければ公式発表などされないわけですから責任は十二分にあります。ポールなんか、ライヴのセットに「LET IT BE...NAKED」で自分が書いた曲(ジョンとの共作である此の「I'VE GOT A FEELING」も含む)を全曲加え、大いにプロモーションしやがりました。

其れは其れとして、「I'VE GOT A FEELING」はカッコイイ曲です。アルバム「LET IT BE」ではB面最初とおいしいポジションで、ドライヴ感のあるライヴ演奏が聴けます。リハーサル映像を観ると「どうなることやら」と不安になるものの、本番のライヴではビシッと決めるのがビートルズです。何より、ジョンとポールが対位法で歌を重ねる後半の展開にはゾクゾクします。「ビートルズ史上、最低最悪のセッション」と云われ四人の関係も険悪だった時でも、ジョンとポールはいざとなればバッチリと決めやがるのです。ポールは現在でも此の曲をライヴの定番として元気溌溂で披露しています。もういっその事、調子に乗って「Good Morning !」と叫んでも構いませんよ。今や、ビートルズをライヴで宣伝しえるのは、ポール・マッカートニーしか居ないのですからね。ん?リンゴも居るって?おいおい、リンゴはアルバム「LET IT BE」で一曲も歌ってないじゃん。公式213曲で歌ったのは、たったの11曲ですよっ。しかも其の中で有名な「YELLOW SUBMARINE」「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」を書いたのは、他ならぬポール・マッカートニーなのだよ。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「匿名探偵」予告が流れたものの、冴島響子は現れず!

探偵物語 VOL.4 [DVD]


テレビ朝日 0:11(「死と彼女とぼく」終了後)


片瀬那奈ちゃんが「冴島響子」役で出演される10月12日スタートの新ドラマ「匿名探偵」は無事にクランクインされ、片瀬那奈ちゃんも「早くもみんなの呼吸が合ってる感じで、面白いドラマになりそうです。」と語っておられます。徐々に情報も解禁されていますが、やはり同じ枠での予告編は見逃せないところでしょう。先々週、先週とバッチリと予告編が流れており、今週も期待通りに登場だっ。

が、しかし!ふたたび主演の高橋克典さんがひとりで登場するヴァージョン(最初に流れていたもの同じかもしれません)が流れ、無情にも片瀬那奈ちゃん演じる「冴島響子」の御姿は拝めなかったのだ。う〜む、コレは完全に出し惜しみしているとしか思えなくなってまいりました。果たして、冴島響子はいつなんどき現れるのでありましょうかしらん。期待が高まりますナァ。


(小島藺子/姫川未亜)



「匿名探偵」テレビ朝日公式サイト


posted by 栗 at 00:18| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「COVERS」#185

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「2001」


(2012年9月作)



かつて「iCupid」と云う雑誌がありましてですね、
コレは片瀬那奈ちゃんが表紙だった「2002年1月号」が素材です。
2012年の現在では「はあ?CD-ROMマガジンって、何じゃらホイ」となりますね。
ちなみに、片瀬那奈ちゃん掲載号は、CD-ROMは未開封で保存していたりします。
ま、当然乍ら開封して観てもいるわけだが。こーゆーのは、普通に「三冊買い」でしょ。



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 02:44| COVERS | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」大阪公演、初日(1/5)

sp-b.jpg ジギー・スターダスト40周年(LP+DVD) [Analog]


18:30開場、 19:00開演 森ノ宮ピロティホール

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

SOUL LOVE


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


「パンドラ隊長」こと片瀬那奈ちゃんが、いよいよロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」大阪公演に臨まれます。僅か三日間で五公演!と云う過酷なスケジュールですが、番組開始以来初となる「シューイチ」欠席をして賭ける心意気を存分に魅せて下さるでしょう。日曜日の朝に「シューイチ」の生放送が入った昨年(2011年)4月から、片瀬那奈ちゃんを関東以外で目撃できる機会は稀となりました。関西に於いては、公的なイベントとしては「2009年12月の阪神競馬場」以来かと思われます。約三年振りとなりますので、片瀬那奈ちゃん、いやさ「レディー・パンドラ様」は、正に「魂の愛」を込めた熱演を披露されるでしょう。

大阪公演には残念乍らあたくしは参加できませんが、盟友・うっぴー☆が本日夜と明日昼を観劇するとの事です。迫真のリポートも期待できるでしょう。ところで、本日から三日間の大阪公演に関しては「キャッチ・コピー」を「DEVIL」縛りではないものに変えています。そろそろ「盛大なるネタバレ」が迫ってまいりました。いえ、実は「DEVIL」縛りだった東京公演の曲名も、かなりきわどい「ネタバレ」スレスレなセレクトだったのですけどね。

さて、大阪初日を観劇した盟友・うっぴー☆から報告がありました。会場は立ち見や追加席も発売した超満員で、大いに盛り上がった模様です。大阪での公演はあたくしも「僕たちの好きだった革命」と「フラガール」で経験しており予想は出来ますが、やはり観客の反応が東京とは違っていたみたいです。「パンドラ隊長」は更にパワーアップしており、パンドラ様を含むダークネス参人衆、そして「浪速出身!ドクター鏡」と云った「劇団の片ですか?」面々のノリが凄かったらしいです。色々と面白い事もあったみたいですけど、詳しくは「ネタバレ」記事まで寝かせます。そー云えば、小栗旬くんが観劇されていたらしいのだけど、何ゆえ大阪で観たのかしらん。


「サイケデリック・ペイン」INDEX #1
「サイケデリック・ペイン」INDEX #2


「THANX 4 うっぴー☆」:(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 19:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2012年09月23日

FAB4-211:ONE AFTER 909

ヤァ!ヤァ!ヤァ!~ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード~ sessions.jpg


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン('69-1/28、29、30、2/5)、フィル・スペクター('70-3/23)
 E:グリン・ジョンズ('69-1/28、29、30、2/5)、ピーター・ボーン('70-3/23)
 2E:アラン・パーソンズ('69-1/28、29、30、2/5)、ロジャー・フェリス('70-3/23)
 録音:1969年1月28日、
    1月29日、
    1月30日(アルバム「GET BACK」、「LET IT BE」に収録)
 STEREO MIX:1969年2月5日、1970年3月23日(1/30 のテイクより 1-3)
 
 1970年5月8日 アルバム発売 (「LET IT BE」 B-2)
 アップル(パーロフォン) PCS 7066(ステレオ)


ジョン・レノンとポール・マッカートニーの合作で真の「レノン・マッカートニー」楽曲と思われる「ONE AFTER 909」は、既に1960年には曲が出来ておりスチュアート・サトクリフがベースを担当していた時代の音源も遺っています。1963年3月5日の「FROM ME TO YOU」「THANK YOU GIRL」が録音されたセッションでも取り上げられていました。ジョンは「俺様が書いた」と云い、ポールは「ジョンと二人で10代の頃に書いた初期の合作さ」と云っておりますが、おそらくポールが主張する通りの合作なのでしょう。映画「LET IT BE」に、ポールが「昔の曲をやろう」と云って此の曲をアカペラで歌う場面がありますし、本番となった「ルーフトップ・コンサート」でもジョンとポールが二人でハモっています。

幻のアルバム「GET BACK」では、初版も改訂版もA面の一曲目が此の「ONE AFTER 909」でした。アルバム「GET BACK」に採用予定だった「ルーフトップ・コンサート」音源は此の曲だけです。フィル・スペクターも映画に合わせて当然乍ら「ルーフトップ・コンサート」を採用し、一切オーヴァー・ダビングは行っていません。更に「LET IT BE...NAKED」でも同じ「ルーフトップ・コンサート」を珍しく切り張りのリミックスはせずに収録しています。「ONE AFTER 909」は「ルーフトップ・コンサート」で一回しか演奏されなかったので、切り張りのしようがなかったのでしょう。1960年頃の最初期ヴァージョンは映像版「アンソロジー」でチラリと聴けますし、1963年ヴァージョンも「アンソロジー 1」に収録されています。

其のボツになった1963年ヴァージョンを聴くと、明らかにジョージ・ハリスンのリード・ギターがヘッポコだったからダメだったのだと思わされます。約6年後の「ルーフトップ・コンサート」では見違える様なソロを弾いており、ジョージの成長を感じますね。「ONE AFTER 909」は、ジョンとポールの息が合ったデュエットが聴けるだけでも素晴らしいのです。「THE GET BACK SESSIONS」のハイライトは、1969年1月30日にアップル屋上で敢行された「公開ゲリラ・ライヴ・レコーディング」である「ルーフトップ・コンサート」です。其処には、当時の最悪最低な状況など感じさせない「天下無敵のビートルズ」が居ます。十年も前に書いた曲を活き活きと歌うジョンとポールの姿からは、解散危機など微塵も感じられません。然し、映画「LET IT BE」では舞台裏まで明かされてしまったのです。解散が決定的となったからこそ、映画「LET IT BE」は公開されたのでしょう。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「シューイチ」#073、片瀬那奈ちゃん初の欠席!

Wish You Were Here


日本テレビ 8:00〜9:55

【MC】中山秀征、杉野真実(日本テレビアナウンサー)
【コメンテーター】中丸雄一(KAT-TUN)、手嶋龍一、名越康文
【プレゼンター】笛吹雅子、辻岡義堂
【シューイチガールズ】加藤多佳子黒田有彩三原勇希上田眞央浅賀優美

巨人3年ぶりにリーグ制覇…その時東京ドーム前は&優勝セールに沸く百貨店は 中山のイチバンは農業シリーズ第1弾!人手不足が課題となる中、定年世代を雇って成功中の農業ビジネスを取材しました トレナビは注目の秋家電特集、来月発売のスゴイ炊飯器に注目の癒し家電など続々登場 まじっすかは噂のスマートBBQを中丸が取材、バーベキューが格段に楽しくなるスゴ技一挙紹介【生放送につき番組内容は変更可能性があります】


今週の「シューイチ」は、片瀬那奈ちゃんがロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」大阪公演に御出演中の為、番組開始以来初めての欠席となります。代役は、日テレの杉野真実アナウンサーとの事です。あたくしは女子アナ界事情には疎いので「Wikipedia」を見たら、今年(2012年)に入社された新人さんらしいく、大抜擢じゃないですか。「日テレちゃん期待の新人さん」なのかしらん。片瀬那奈ちゃんが出ないなら、観なくともいいわけですけど、「那奈ちゃんがいないシューイチって、どーなるの?」との興味もあり、シューイチガールズにも情があり、毎週録画を解除するのも面倒なので、仕方ないから見てやるか。ちなみに昨日(9/22)の「ズームイン!!サタデー」内予告では、普通に「ヒデちゃん、片瀬那奈ちゃん、中丸くん」トリオの「明日のシューイチは!」って映像が流れていました。

さて、御馴染みのドゥービー・ブラザーズ「チャイナ・グローヴ」に乗せて、今週も「シューイチ」が始まりました。が、しかし、やはり、ヒデちゃんの隣に片瀬那奈ちゃんはいない!分かってはいたものの、淋しいぞ。ヒデちゃんが「大阪で舞台公演中の那奈ちゃんに代わりまして」と杉野真実アナを紹介し、加藤多佳子ちゃん&義堂アナが担当の「シューマツ5Min.」へ進みました。嗚呼、本当に片瀬那奈ちゃんは欠席なのね。物凄い違和感があるのですけど、シューイチガールズが交代した時もそうだったから見ていれば慣れてしまうのかもしれません。でも、もしも片瀬那奈ちゃんが降板したら、もう「シューイチ」は見ませんから慣れる事もないでしょう。杉野アナは背が低いから、いつもの目線で見ていると顔が見えないぞ。いや、片瀬クンがデカイのか。てか、片瀬クンが出ていないから実況する気も失せました。此処は「片瀬那奈全記録」なのだから、片瀬クンが欠席した「シューイチ」まで記録する必要はないのだ。

多佳子ちゃんがリポートをしていますけど、小窓ちゃんに片瀬クンがいないから盛り上がりません。日テレで読売優勝でビールかけなんて、面白くも何ともないじゃん。どんなに日テレ重視!でも、スタッフを出して楽屋落ちをやらかしても、其処に片瀬那奈ちゃんが居るからこそ観て来たのだよ。何だよ、那奈ちゃんがいないと「つまんない番組」じゃまいか。「トレナビ」は食いしん坊ネタじゃない様だから、上田ちゃんの豪快な呑みっぷりも期待できないし、もう「ゆみ介のズッコケ天気予報でのへんちくりんなブローチ」くらいしか、楽しみはありませんよ。果たして、其れまで我慢して見ていられるかどうかも怪しくなってまいりました。「中山のイチバン」は、もう完全に上の空で何をやっていたのか全く記憶にございません。なるほど、毎回内容をよく覚えていたのは「小窓ちゃんの片瀬クン」を観ていたからだったのだ。

黒田有彩ちゃん&義堂アナが担当の「ショービズ」には、何故かアンガールズがゲスト出演。いつもなら片瀬那奈ちゃんの愉快な小窓ちゃん芸が映るトコに、アンガールズが映るって何だ?アノですね、こっちとら「72回」も「シューイチ」を観て、目線が決まっているわけ。那奈ちゃんが映るトコに目が自然と行くわけ。其れを何なんだ、此の仕打ちはっ。もう、ゲンナリですよ。三枝さん、勘弁して下さい。しずくちゃんが出て来たら、片瀬クンの出番でしょ。何故、いない?大阪で舞台だったら読売テレビで劇場まで行って二元中継しろ!レディー・パンドラ様メイクで一向に構わないから、片瀬那奈ちゃんを出さんかい!どいつもこいつも「小窓ちゃん芸」を分かっていない!ダメだ、ダメだ!「シューイチ」は、片瀬那奈ちゃんがいなければ、まるでお話にならないぞ。1位が「AKBじゃんけん大会」で「独断ですが」も「じゃんけん」ネタって、なめとんのか?緊迫した世界情勢の中で、何が「AKBじゃんけん大会」ですかっ。ぜいぜい、はあはあ。

大好評の「まじっすか!?」は「スマート・バーベキュー」を調査。新企画「まじすか ザ・ワークス」とは、何だったのか?片瀬クンが弾けるコーナーで食いしん坊ネタなのに、いません。番宣が終わったのにアンガールズが居残っているし、もうイヤだ、こんな「シューイチ」は見たくない!てか、中丸くん「まじすか!?」はどーした?片瀬クンにキュー出しされないと云えないのかしらん。上田眞央ちゃん&三原勇希ちゃん担当の「トレナビ」は、「秋の最新家電特集」です。おいおい、「家電の女王」片瀬那奈ちゃんの出番だろ!でも、しつこいけど、片瀬クンはいません。やっぱり、読売テレビが二元中継すべきだった。ん?何か馴染みの名前の店員さんが出て来たぞ。当たり前田のあっちゃんは頭隠してお尻隠さずですが、同姓同名です。でも、少し「片瀬那奈ちゃんモード」になれました。何だかナァ。あらら「シューイチラボ」もやるのですか。片瀬クンがいないから、全く面白味がありません。アンガールズの全身スタイリングを見て、どーしろと?

ようやく唯一の期待と云える、浅賀優美ちゃんの「ズッコケ天気予報」になりました。ゆみ介は、今回も「栗の三点セット」でぶちかましてくれましたよ。栗の耳飾りって、何じゃらホイ。しれっと「来週も楽しみにして下さい!」と完全に持ちネタにしております。コレがなかったら、最後まで見てなかったよ。でも、いつもは「中山さん、片瀬さん」と呼びかけるのが「中山さん」だけじゃ、さみしいぞ。片瀬那奈ちゃんが番組始まって以来初の欠席となった今回の「シューイチ」は、如何に此の番組で片瀬那奈ちゃんが重要であるかを思い知らされる内容でした。やはり「シューイチ」に片瀬那奈ちゃんは不可欠です。別に、代役をされた杉野アナを貶しているのではありません。初めての登板で、一生懸命に頑張っておられたと思います。でもですね、片瀬那奈ちゃんは「72回」も務めて来られたのですよ。其れが、代役になっても全く違わない印象だったら、あたくしも立場的に困ってしまいます。「予想以上に、片瀬那奈ちゃんの不在は大きかった!」と心底思えた事に、在る意味、納得しています。


(小島藺子/姫川未亜)



「シューイチ」日本テレビ公式サイト
「シューイチ」Facebook


posted by 栗 at 09:57| TV | 更新情報をチェックする

「たべものがたり〜彼女のこんだて帖〜」再放送

彼女のこんだて帖 (講談社文庫)


NHK BSプレミアム 10:30〜11:00


【出演】
 案内人:片瀬那奈
 ドラマキャスト:浅見れいな、中野裕太
 トークゲスト:光浦靖子、ヨンア


(2012年8月3日収録)


生放送の「シューイチ」は欠席となる片瀬那奈ちゃんですが、再放送なら平気とばかりに登場されます。此の番組は、約一ヶ月前に放送された「新感覚の料理番組」でありまして、ドラマとトークを交差させる展開です。注目の片瀬那奈ちゃんは「案内人」として登場しトークにも御出演されますが、残念ながらドラマには出ておられません。浅見れいなさんとの共演を久しぶりに観たかったナァ。

「司会者・片瀬那奈」としての登板でありまして、「女優・片瀬那奈」を期待されると、思いっ切りスカされますよ。但し、片瀬クンの衣装やぶっちゃけトークなど見どころはあります。出来れば、地上波での放送もお願いしたいところなのですけど、あたくしが日本放送協会さんに大昔からしつこく嘆願しておりますのは、「FLY 航空学園グラフィティ」の再放送もしくは商品化です。


本放送:2012年8月21日


「THANX 4 アンテツ」(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 11:07| TV | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」大阪公演、二日目(2/5-3/5)

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昼の部:13:30開場、 14:00開演
夜の部:18:30開場、 19:00開演
森ノ宮ピロティホール

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

METAL GURU


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


初日から立ち見もありの超満員大盛況!と伝えられる、「パンドラ隊長」こと片瀬那奈ちゃんが熱演中のロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」大阪公演二日目でございます。片瀬那奈ちゃんは大阪での舞台出演の為に、生放送「シューイチ」司会の皆勤記録を「72回」で途切れさせてしまいました。其れはやはり「女優は女優さん、女優さんは女優」との「ごもっともな選択」です。流石の片瀬クンでも土曜日の大阪夜公演と日曜日の大阪昼夜公演の間に東京へ戻って「シューイチ」に生出演は不可能でした。でもですね、責任感が強い片瀬那奈ちゃんは「嗚呼、コピー・ロボットかどこでもドアがあれば、シューイチも出れたのにナァ」と忸怩たる思いでしょう。

大阪二公演目となる昼公演を観劇した盟友・うっぴー☆からの報告によりますと、現地で誰かさんと合流し、結構おいしい展開後に臨んだようです。本日も超満員!森ノ宮ピロティホールはサンシャイン劇場よりも音響が抜群に好かったとの事ですが、東京4公演、大阪2公演に足を運んだうっぴー☆の発言ですから本当でしょう。レディー・パンドラ様は益々ヒートアップし、大阪の観客の心も鷲掴みにされている御様子です。サー・ポール・マッカートニーの「モウカリマッカ?事件」ではありませんが、演者も浪速仕様にアドリヴを変えて盛り上げているみたいですね。

うっぴー☆は昼公演を「5列目ど真ん中」の良席で観劇したので、レディー・パンドラ様の細かい「顔芸」などもバッチリと観れたそうです。そうなんですよ、マキノさん!アレって、東京公演で二階席2列目から観た時ですらハッキリと伝わってきましたからね。カーテンコールでのお楽しみも、レディー・パンドラ様のボルテージは天井知らずで上がっているみたいです。昼公演終演後には、ロビーで「菅原永二 罰ゲーム サイン会」が急遽開催されたとの事。大阪公演も半端なく盛り上がっている様子で、片瀬那奈ちゃんへの声援も主要男性キャストに劣らず、浪速のお笑い通な女性客からも大絶賛されていたそうです。何故かカーテンコールが大きな見せ場のひとつとなっているのが、此の舞台の面白いところです。盟友・うっぴー☆の観劇は昼公演で終わりましたが、本日の夜公演と明日の昼夜公演が残っております。お楽しみは、これからなのだ。


「サイケデリック・ペイン」INDEX #1
「サイケデリック・ペイン」INDEX #2


「THANX 4 うっぴー☆」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 14:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2012年09月24日

FAB4-212:THE LONG AND WINDING ROAD

Beatles-singles-the-long-and-winding-road-1.jpg Come on Over ヤァ!ブロード・ストリート(紙ジャケット仕様)


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン('69-1/26、31、3/10、11、12)、フィル・スペクター('70-3/26、4/1、2)
 E:グリン・ジョンズ('69-1/26、31、3/10、11、12)、ピーター・ボーン('70-3/26、4/1、2)
 2E:ニール・リッチモンド('69-1/26)、アラン・パーソンズ('69-1/31)、
    ロジャー・フェリス('70-3/26、4/2)、リチャード・ラッシュ('70-4/1)
 録音:1969年1月26日(アルバム「GET BACK」、「LET IT BE」に収録?)、
    1月31日(映画「LET IT BE」に使用)、
    1970年4月1日(take 17-18 を作成し、take 18 に SI 「オーケストラ、コーラス、ドラムス」)
 STEREO MIX:1969年3月10日、3月11日、3月12日、1970年3月26日、
         4月2日(take 18 より 10-13、10&13 を編集)
 
 1970年5月8日 アルバム発売 (「LET IT BE」 B-3)
 アップル(パーロフォン) PCS 7066(ステレオ)


ポール・マッカートニーが書いた傑作で、米国と日本ではビートルズのラスト・シングル(B面はジョージ・ハリスン作「FOR YOU BLUE」)として発売されています。其のシングルが米国ではビルボードで首位を獲得したので、「1」にも堂々と最後を飾る曲として収録されました。ジョージが選曲したと云われる「青盤」でもラストを飾っております。其れだけならビートルズ有終の美を飾る名曲で、めでたし、めでたし!なのですけど、そーは問屋が卸さないのだ。なな、なんと、此の「THE LONG AND WINDING ROAD」がビートルズ解散の一因となってしまったのです。ポールは、当初のコンセプトに沿ってビートルズとビリー・プレストンの五人によるシンプルな演奏を望みました。幻のアルバム「GET BACK」には1969年1月26日のテイクが、映画「LET IT BE」には1月31日のテイクが、一切のオーヴァー・ダビングなしで使われています。

ところが、アルバム「GET BACK」が二度に渡り却下され、テープはフィル・スペクターに委ねられます。スペクターを推したのはジョン・レノンとジョージ・ハリスンで、リンゴ・スターも従い、彼ら三人がビートルズの新マネジャーと推したアラン・クラインも認め依頼します。然し、ポール・マッカートニーはアラン・クラインとは契約せず、リンダの父親と兄をマネジャーに推していました。ゆえに、スペクターにアルバムが任された事をポールは全く知らなかったのです。そして、完成したアルバム「LET IT BE」の視聴盤を聴いたポールは激怒し、有ろう事かこっそり作っていた宅録ソロ・アルバム「McCARTNEY」をアルバム「LET IT BE」の三週間前に強行発売して妨害したばかりか、うっかり「ビートルズ脱退宣言」までマスコミ向けにぶちまかしてしまいます。其れを受けたジョンも大激怒し「ポールの野郎は、ソロ・アルバムの宣伝に脱退を利用しやがった。ビートルズを脱退したのは俺様が先だったのに、ふざくんな!」となり、泥沼の「解散裁判」へと雪崩れ込んでゆくのでした。

一体、ポールは何故そんなに怒って常軌を逸し、ビートルズ脱退宣言などしてしまったのでしょう。ビートルズの存続を誰よりも望んでいたはずのポールが、何を血迷ったのでありましょうかしらん。其れは「THE LONG AND WINDING ROAD」にフィル・スペクターが加えた「過剰なアレンジ」だったのです。前述の通り、スペクターがアルバム「LET IT BE」で新たにオーケストラやコーラスなどを録音し加えたのは、ジョン作「ACROSS THE UNIVERSE」、ジョージ作「I ME MINE」、そして此のポール作「THE LONG AND WINDING ROAD」の、たった3曲のみです。ポール作の「LET IT BE」も大胆なミックスにはなっていますが、素材は未だジョージ・マーティンとグリン・ジョンズが関わっていた頃の録音しか使っていません。他の曲に関しては1969年1月の「THE GET BACK SESSIONS」を元にしており、オーヴァー・ダビングなどやっていないのです。「ACROSS THE UNIVERSE」は1968年2月の素材ですし、「I ME MINE」も1970年1月に追加録音されたわけで、作者のジョンとジョージがスペクターに任せた張本人なのですからアレンジには満足しました。

でもですね、完全にハブにされ、自分が全く知らない内にフィル・スペクターがオーケストラや女性コーラスを加えてドラマティックに仕立て上げてしまった「THE LONG AND WINDING ROAD」を聴いたポールは、「酷く、うろたえていたよ(ジョージ・マーティン談)」と、正に「青天の霹靂」と大ショックを受けました。「オーヴァー・ダビングしないってアイディアは、ジョンが望んだはずなのに、何故なんだ?」と混乱したポールは、矛先をスペクターへ向け「ビートルズの有りの侭のシンプルな演奏に、過剰なオーケストラや女性コーラスなんぞを勝手に加えて台無しにしたトンチキ野郎だ!」を喚き出したわけですよ。えっとですね、何度も繰り返しますけど、スペクターが新たにオーケストラやコーラスなどを録音し加えたのは、たったの三曲で、ポールの曲は「THE LONG AND WINDING ROAD」一曲だけなのだよ。其れなのにポールは恰も全てが「フィル・スペクターが過剰にアレンジした」かの様に喧伝し、後年に「Q MAGAZINE」の賞にスペクターが選ばれた時にコメントを求められたら、「早く帰らないと、勝手にストリングスやコーラスをダビングされちゃうよ」なんぞと云いやがったのだ。ま、フィル・スペクターも「天下無敵の大奇人」ですけどね。

でもですね、ポールは「シンプルなアレンジが好いのだ」と主張していたはずなのに、1984年のソロ・アルバム「GIVE MY REGARDS TO BROAD STREET(ヤア!ブロード・ストリート)」で再演した「THE LONG AND WINDING ROAD」は、何じゃらホイ。いきなりだナァ、とサックスで始まる「AOR」アレンジにしやがって、あたしゃ、アレを聴いた時こそ「青天の霹靂」でガックリしちゃったわよ。自分でスットコドッコイな改悪ヴァージョンをやらかしといて、よくもフィル・スペクターを貶し捲くれたもんですよ。ま、ポールも少しは大人になって、1989年頃からはスペクター版に近いアレンジでライヴでも披露する様になりました。オーケストラがイヤだったわけじゃないのよさ。現にポールは「THE LONG AND WINDING ROAD」のオーケストラ・スコアを書いたリチャード・ヒューソンと翌1971年に録音され1977年に発表した「Thrillington」(「RAM」のオーケストラ盤)で組んでいます。だったら、何ゆえポールはスペクターのアレンジに過剰な拒否反応を起こしたのか?其れはですね、実は終止コードが変えられているのですよ。本来は「Cm」で切なく終わるのに、オーケストラは「E♭」でドドンガドーン!と大団円になっています。そして、其れって1月26日のテイクで「ジョン・レノンが六弦ベースを弾き間違えたから起こった」と思われるのです。だったら、根本的な原因はジョンではありませんか!いや、実際その通りで、ポールは「ジョンにハブにされたから拗ねただけ」です。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」大阪公演、千秋楽(4/5-5/5)

sp-b.jpg In the Court of the Crimson King: 40th Anniversary Series


昼の部:13:30開場、 14:00開演
夜の部:18:30開場、 19:00開演
森ノ宮ピロティホール


EPITAPH



「サイケデリック・ペイン」公式サイト

■ キャスト

 福士誠治 :詩音 (「サイケデリック・ペイン」の Vocal 担当)
 北乃きい :ソフィ (「ガーディアンズ」の天使)
 綾野 剛 :魁人 (「サイケデリック・ペイン」の Guitar 担当)

 片瀬 那奈レディー・パンドラ / ミツコ (「ダークネス」の悪魔、そして、、、)

 内田朝陽 :麗次 (「サイケデリック・ペイン」の DJ & Keyboard 担当)
 前川紘毅 :準 (「サイケデリック・ペイン」の Bass 担当)
 松田 翔 :翔太 (「サイケデリック・ペイン」の Drums 担当)
 内田 慈 :リナ (魁人の恋人、Dr. 鏡の孫)
 中谷さとみ:緑川玲子 (「サイケデリック・ペイン」のマネジャー)
 安田栄徳:クラッシュ (「ダークネス」の悪魔)
 右近健一 :キザーラ (「ダークネス」の悪魔)
 菅原永二 :天野 (Dr. 鏡の助手)

 橋本 じゅん :Dr. 鏡 (マッド・サイエンティスト)
 、他

■ スタッフ

 作:森 雪之丞
 音楽:布袋寅泰
 演出:いのうえひでのり
 企画製作:ヴィレッヂ


大相撲秋場所千秋楽は二場所連続で大関・日馬富士が全勝優勝し、横綱昇進確定!ドルジも大喜び!となり昨日(9/23)終わりました。しかし!片瀬那奈ちゃん演じるレディー・パンドラ様が躍動するロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の大千秋楽は、本日(9/24)でございます。当初は昼公演である大阪四公演目で最後の予定でしたが、大好評で夜公演が追加されました。東京公演と合わせて一ヶ月「28公演」の幕が閉じる時がやってまいりました。パンドラ隊長には、悔いが残らぬよう思う存分に暴れていただきたい!

大千秋楽の幕が上がったので、キャストとスタッフを明かしましょう。「そんなの、みんな知っているじゃん!」とおっしゃるなかれ。注目すべき点は「片瀬那奈:レディー・パンドラ / ミツコ」でございます。なな、なんと、片瀬那奈ちゃんはロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」で「レディー・パンドラ」を演じられただけではなかった!との驚愕の事実が、此のキャスティング表だけでも分かってしまうのだよ。ゆえに、大千秋楽までキャスト&スタッフを記録せずにいたのです。

無事に全28公演が終了したと思われますので、片瀬那奈ちゃんには「お疲れさまでした」と云いたいですね。大阪公演は三日間で五公演!の超ハード・スケジュールでした。実際に舞台を御覧になられた方々ならば、レディー・パンドラを昼夜二公演続けて演じる過酷さがお分かりでしょう。歌って踊って刀を振り回し、あっ。と驚く早変わりも魅せ、全ての場面で細かい芸も交え会場を恐怖と爆笑の渦に巻き込んだ「レディー・パンドラ様」は、「流石は片瀬那奈ちゃんだ!」とファンに絶賛されましたが、「シューイチの人」として認識していた一般の方々にも大きな衝撃を与えたでしょう。

あたくしは、「やはり、片瀬クンは華麗なる盗人だ」と思いました。「サイケデリック・ペイン」はいのうえひでのりさんが演出で、「劇団☆新感線」で御馴染みの俳優さんも多くキャスティングされておりましたが、片瀬クンは完全に馴染んでいました。今回に限った事ではありませんが、片瀬那奈と云う名の怪優は正に真の「カメレオン」です。女優業に限らず多くの仕事で様々な方々と御一緒され、見事に得意技を吸収してしまいます。ただコピーするだけなら大した事ではないのですけど、片瀬クンは自然と其の世界に溶け込みつつも、強烈に「片瀬那奈」で在る事も主張しています。ハッキリ云って、途轍もない存在ですよ。だから、大昔から喚いてるのだけど、観れば分かるのだ。


「サイケデリック・ペイン」INDEX #1
「サイケデリック・ペイン」INDEX #2


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 19:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」DVD化決定!

sp-b.jpg トミー [DVD]


『サイケデリック・ペイン』DVD化決定!(9/24)

 発売日:2012年12月19日(水)

  ※『ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックV』物販コーナーにて発売予定
  ※イーオシバイドットコムで10月25日(木)より事前予約開始

 価格:6,800円(税込)
 映像特典:PV、PVのメイキング映像、大阪公演千秋楽カーテンコール
 封入特典:リーフレット(配役表、劇中楽曲リスト付き)
 著作:(c)2012 ヴィレッヂ
 発売元:ヴィレッヂ
 販売:http://www.e-oshibai.com/



片瀬那奈ちゃんが「レディー・パンドラ様&ミツコ」を演じられ、大好評で本日(9/24)千秋楽を迎えたロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」が、期待通りに「DVD化決定!」です。おそらく、本編は2012年9月5日の東京昼夜公演を元にしているのでしょうが、特典映像に「大阪公演千秋楽カーテンコール」が収録されると告知されました。う〜む、DVDが12月に出るんじゃ「ネタバレ」記事を書くのは些か早いかもしれませんね。ま、小出しにして何となく書いてゆこうかしらん。


「サイケデリック・ペイン」INDEX #1
「サイケデリック・ペイン」INDEX #2


(小島藺子/姫川未亜)



「サイケデリック・ペイン」公式サイト


posted by 栗 at 23:51| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

FAB4-213:FOR YOU BLUE

Definitive Elmore James Concert for George [DVD] [Import] Slide to Freedom 2: Make a Better World (Dig) 


 w & m:HARRISON

 P:ジョージ・マーティン('69-1/25、3/10)、マルコム・デイヴィス('70-2/28)、
   フィル・スペクター('70-3/25)
 E:グリン・ジョンズ('69-1/25、3/10)、ピーター・ボーン('70-2/28、3/25)
 2E:アラン・パーソンズ('69-1/25)、リチャード・ランガム('70-2/28)、ロジャー・フェリス('70-3/25)
 録音:1969年1月25日(「George's Blues」)(アルバム「GET BACK」に収録)
     1970年1月8日(take 6 に SI 「歌」)(アルバム「LET IT BE」に収録)
 STEREO MIX:1969年3月10日、1970年2月28日、3月25日(take 6 より 1&2-8、1&5 を編集し 1)
 
 1970年5月8日 アルバム発売 (「LET IT BE」 B-4)
 アップル(パーロフォン) PCS 7066(ステレオ)


ジョージ・ハリスンが書いたブルース風の楽曲で、1969年1月に行われた「THE GET BACK SESSIONS」をまとめたアルバム「GET BACK」には当初は此の曲しかジョージの作品は収録されていません。後に改訂版「GET BACK」から「I ME MINE」もラインナップに加わりますが、前述の通り「I ME MINE」は「THE GET BACK SESSIONS」では正式レコーディングされておらず、1970年1月に録音されました。1969年1月の「THE GET BACK SESSIONS」の時期に、ジョージ・ハリスンはソングライターとしてのピークを迎えました。毎日、湯水の様に曲が出来てしまい、それは「FOR YOU BLUE」と「I ME MINE」だけではなく、「SOMETHING」「OLD BROWN SHOE」、「LET IT DOWN」、「ALL THINGS MUST PASS」、「ISN'T IT A PITY」、「HEAR ME LOAD」、などなどでした。

ところが、あくまでも「レノン・マッカートニー」体制であったビートルズでは、ジョージの出番は極端に少なかった。正式レコーディングで採用されたのは、「FOR YOU BLUE」のたった一曲のみ!クライマックスの「ルーフトップ・コンサート」でも一曲も採用されず、当然乍らアルバム収録予定は「FOR YOU BLUE」だけ。挙句に、イントロでギターをトチるトコまで入れられてしまいます。堪りに堪ったジョージの鬱憤が、三枚組アルバム「ALL THINGS MUST PASS」で爆発するわけですが、発表が1970年11月と云う事実だけでもお分かりの通り、収録された名曲の数々のほとんど全ては「ビートルズ時代に書いてボツにされた」楽曲でした。ジョージが生前に最後に手掛けたのは「ALL THINGS MUST PASS」のリマスター最新盤でしたが、発表当時に大絶賛され「ビートルズが解散して、最も得した男」と称賛された事がジョージにとって如何に嬉しかったのかを思わされます。「それ見たことか!ポール、ざまーみろっ」てな気分だったのでしょう。

此の楽曲は、当時のビートルズに於けるジョージの立場を象徴するが如く、1969年1月25日のセッションだけで完成されています。映画「LET IT BE」でも演奏シーンが観れまして、ジョージ・ハリスン(歌、アコースティック・ギター)、ジョン・レノン(ラップ・スティール・ギター)、ポール・マッカートニー(ピアノ)、リンゴ・スター(ドラムス)のビートルズ四人による演奏です。ジョージは、チャッカリと1970年1月8日にヴォーカルを録音し直しており、アルバム「LET IT BE」では差し替えたヴォーカル・ヴァージョンが収録されています。もう既にアルバム「GET BACK」改訂版が1970年1月5日に完成していましたので、1月8日に新たなヴォーカルを録音した時点でジョージには「他の誰かにプロデュースを任せたい」との思惑があったのでしょう。そんな時にジョン・レノンから「新曲のインスタント・カーマをさっさと録音して発売したいから、協力しろ!」と云われたジョージは「だったら、フィル・スペクターにプロデュースさせたらどうかな?」と持ちかけるわけですよ。

ジョージ・ハリスン、実は「食えない男」でございます。

「FOR YOU BLUE」は、アメリカと日本では「THE LONG AND WINDING ROAD」とのカップリングでシングル・カットされました。特に日本では、英国仕様のシングルでの「SOMETHING」、「OLD BROWN SHOE」の他に、「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」「HERE COMES THE SUN」、そして「FOR YOU BLUE」と、なな、なんと、後期シングル那奈作中で五作にジョージの作品が収録されています。どんだけ、日本人はジョージ・ハリスンが好きなのでありましょうかしらん。さて、「ビートルズ公式レコーディング全213曲解説」も此の「Because You're Sweet and Lovely」と云う仮題もあったジョージ・ハリスン作品で最後となりました。別にジョージが「片瀬那奈ちゃんは可愛いナ」と歌っているわけではない事は分かり切っておられるでしょうが、イチオー「のっぽのサリー」しておきましてですね、それでは皆さん、レコスケ声でアレを御唱和下さい。

「ジョージ、愛してる」



(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「月刊・未亜 リターンズ #120925」2012年9月号

sp-b.jpg ザ・ビートルズ・ボックス


未亜:姐御!「ビートルズ公式全213曲解説」完結、おめでとうございます!!

イコ:おいおい、未亜たん、片瀬クンがロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の千秋楽を無事に終えて、「DVD化も決定!」って話題満載なのに、アータが枝葉と忌み嫌う「FAB4」ネタで始めるって何よ?此処は「片瀬那奈全記録」なのだから、イチオー話題は片瀬クンから入らないとヤバイんじゃないの?

未亜:いえ、片瀬那奈ちゃんは今後もドラマ「匿名探偵」などでの御活躍が確定しています。「サイケデリック・ペイン」も未だ終わったばかりですから、DVDも出ますし、じっくりと語れるではありませんか。姐御の枝葉ネタで最大のウスラトンチキだった「ビートルズ全曲解説」が終わったのが、ボキは嬉しいのですよ。コレで、もう枝葉へはゆかず片瀬那奈ちゃんを賛美し捲くる正常なカタチになるわけでしょ。

イコ:アノね、どこが枝葉なのよさ。此処は「The COMPLETE BEATLES Recording sessions」って本を参考にしてあたくしが立ち上げたんだから、「ビートルズ全曲解説」は王道だろ。ビートルズなくして、片瀬那奈はなし!なのよさ。

未亜:そんなわけがわからないことを云っているのは、姐御だけじゃん!何が「片瀬那奈ちゃんは、ジョン・レノンに、どことなく似てらっしゃる」ですかっ。ジョンも天国で大笑いして、那奈ちゃんもおへそでお茶を沸かしちゃいますよっ。云われる前に云っときますけど「イエスタデイでしょ?あたし、好きだな」って返してもダメですよ。アレはポールの曲だから、ジョンも困っちゃうでしょ。

イコ:そーやって、すぐに「ジョン派」と「ポール派」へ話を持ってゆくのがイカンのよさ。「レノン・マッカートニー」はチームなのだし、ジョンとポールが同じバンドに居たのがビートルズじゃまいか。

未亜:だからぁ、もうビートルズの連載はめでたく終了したわけでしょ?そーゆー枝葉がなくなって、ボキはせいせいしているのですよ。どーせ、姐御が途中で枝葉へ持ってゆくに決まっているから、最初に取り上げておしまいにしたわけです。ボキも成長しましたよっ。えっへん!さあ、大いに片瀬那奈ちゃんを語りましょう!

イコ:そうそう、片瀬クンがロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」に出たから、あたくしも一年半くらい中断していた「ビートルズ全曲解説」を再開して、一気に終わりまで書けたのよさ。レディー・パンドラの御蔭と云っても過言ではありません。筆がノリ捲くって、とっくの昔に終わりまで書き終わっちゃってさ、毎日一曲ずつ公開してストックがたんまりあってラクチンだったナァ。片瀬クン、ありがとー!

未亜:姐御は猪木かよっ。そんなの姐御の勝手なモチベーションであってですね、那奈ちゃんには無関係です!大体、「サイケデリック・ペイン」では開演前や休息中や閉幕後にビートルズは流れていなかったじゃん!

イコ:確かに、♪ジョンやミックが♪とか♪ボウイやディランが♪とか歌われていて、おいおい、ポールは?と思ったナ。愛しのジョージも出て来ないし、ま、リンゴはどーでもええけどさ。

未亜:それみたことか。せいぜいジョン・レノンまでで、ビートルズは関係ないじゃん!マーク・ボランやデビット・ボウイとかのグラム・ロックや、フーやキンクスなんかのロック・オペラが中心じゃん!10ccやピンク・フロイドも使われて、ストーンズやキッスのロゴもあったけど、ぜ〜んぶ、所詮はビートルズのマネッコで始めたパチモンじゃん!挙句に、最後にはキング・クリムゾンが流れていたじゃん!アレはビートルズの「アビイ・ロード」をチャート首位から引きずり下ろしたと些か大袈裟に盛られて伝説になった名盤からのセレクトじゃん!ロック・バーの名前は「エピタフ」じゃん!ビートルズなんて、何の関係もないじゃん!ぜいぜい、はあはあ、、、。

イコ:アノさ、未亜たん、分かっていて、わざと絡んでないか?

未亜:はいはい、ボキだって分かっていますから、もういいでしょ。片瀬那奈ちゃんを語ろう!

イコ:だって、片瀬クンは一昨日の「シューイチ」をお休みしたぞ。「どや顔」も二週お休みだし、CMは旧作の焼き直しで、話題がないざんしょ。まさか、片瀬クンが「シューイチ」を欠勤するとはナァ。折角「シューイチの人」として全国区で有名になったのに、あたくしも残念無念でございます。大衆は厳しいから「アラ、シューイチのおねえさんは代わっちゃったのね。新しいコもちっちゃくて可愛いから、好い感じよね。そー云えば、前の人はデカクてオッサンみたいに笑っていて女らしさに欠けていたかしらん」とか思っているぞ。

未亜:だからぁ、それは「サイケデリック・ペイン」大阪公演に御出演されていたからですってばさ。那奈ちゃんは「シューイチ」を降板していませんってばさ。そんでもって、世間の評価とか云って、しれっと那奈ちゃんを莫迦にするのはやめてけろ!オレ、まげね!!那奈ちゃんは女優なのですから、「サイケデリック・ペイン」を語ればいいではありませんかっ。

イコ:DVDが12月に出るのに、ネタバレしちゃマズイかしらんと思い直したのよさ。てか、なんで「シューイチ」では一度も具体的に「サイケデリック・ペイン」って云わなかったのかしらん。「舞台公演中も頑張ります!」とか「那奈ちゃんは舞台に出ていまして」とか「悪魔を演じています」とか「大阪で舞台公演中の那奈ちゃん」とか、舞台に出ている事実は伝えていたけど「サイケデリック・ペイン」の「サ」の字も出ないって、何だ?

未亜:色々とあるのですよっ。てか、もう全公演が終わったんだから「ネタバレ」してもいいじゃん!姐御だって「ミツコ」を明かしたではありませんかっ。完全なる「ネタバレ」じゃん!

イコ:そんなの「ネタバレ」にならないざんしょ。単に片瀬クンがパンフレットの役名に「レディー・パンドラ / ミツコ」って載っていますよ、って事実を書いただけじゃまいか。具体的に「何ゆえ、役名が二つあるのか?」って事は書いてないざんしょ。ストーリーだって、劇中歌だって、片瀬クンのセリフや踊りや歌や演技だって、何ひとつ詳しい事は明かしてないざんしょ。

未亜:ええ、分かりましたよ。では、新ドラマ「匿名探偵」の展望を語りましょー!

イコ:まだ始まってもいないドラマの話をしたら、それこそ「ネタバレ」になるだろーが。莫迦か、お前は。アノさ、此処は「片瀬那奈全記録」なのよさ。既に公開された作品や公表された情報などを淡々と記録するしかないわけ。なんてったって、あたくしたちは「単なるど素人のファン」なわけだから「マネ日記」みたいに極秘情報なんか知らないのだよ。此処は、ただひたすら「本日、僕たちは、片瀬那奈ちゃんのこんな公的な活動を目撃いたしました」って事を延々と書き連ねているだけじゃまいか。「原さっちんが結婚していた!」って事も報道で知って「あららん、おめでとうございます」って云うしかないわけで、其れは片瀬クンだって同じざんしょ。もしも事前に片瀬クンの予定を知ったとしても、そんな公式未公開情報は書けるわけないだろ。

未亜:それは、そーなんだけどさ。いや、ボキはハリケンレッドじゃありませんからっ。

イコ:もうそんなネタは誰も分かんないわよ。そんでもってだな、未亜たんに任せると「那奈ちゃん、可愛い!」とか「那奈ちゃん、最高!」とかしか書かないから、そんなもんは他の人が読んでも面白くも何ともないだろ。だからこそ、あたくしが心を鬼にして「片瀬クンはデカイ!」とか「片瀬クンよ、プロレスラーになってはくれないか?」とか「片瀬クンは、食いしん坊!」とか「片瀬クンは、大食い女王になれる!」とか「2012年の「カエルの女王さま」でおへそを出した時に、胃下垂だからなんちゃら、と云っていたけど、2004年の「ミ・アモーレ」でおへそを出して歌った時でも、其れはよく分かっていましたよ」とか、色々と万人受けする様に盛っているわけざんしょ。ビートルズとかプロレスとかも、其れで釣ってあわよくば「片瀬那奈ちゃんのファン」にならないかしらんとだな、グローバルな観点から「カタセカイ」の啓蒙を試みておるのだよ。

未亜:えっと、姐御、ドサクサに紛れて云いたい放題になっていませんか?

イコ:全然、云いたい放題じゃありませんことよ。あたくしがマジで片瀬クンを語ったらマズイでしょ。其れとも、やっぱり役割を交代して、未亜たんが「アンチ・片瀬クン」で、あたくしが「片瀬クン・絶対主義者」ってキャラ設定にするか?ドラマとかで、いきなりだナァとキャラが変わるって事もあるから、ええんじゃまいか。初めは違和感があっても、そのうち慣れるって。

未亜:姐御は、エスペランサーかよっ。あっ。那奈ちゃんが演じた清美ちゃんネタですか?

イコ:おいおい、未亜たん、そりゃ「高田」違いだぞ。


(小島藺子/姫川未亜)



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2012年09月26日

「PLEASE PLEASE ME」INDEX

プリーズ・プリーズ・ミー


 プロデューサー:ジョージ・マーティン
 エンジニア:ノーマン・スミス
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1962年9月11日、11月26日、1963年2月11日、2月20日)

 1963年3月22日 アルバム発売、パーロフォン PMC 1201(モノ)
 1963年4月26日 ステレオ盤発売、パーロフォン PCS 3042(最高位、英国1位)


side-A

1. I SAW HER STANDING THERE
2. MISERY
3. ANNA(GO TO HIM)
4. CHAINS
5. BOYS
6. ASK ME WHY
7. PLEASE PLEASE ME

side-B

1. LOVE ME DO
2. P.S. I LOVE YOU
3. BABY IT'S YOU
4. DO YOU WANT TO KNOW A SECRET
5. A TASTE OF HONEY
6. THERE'S A PLACE
7. TWIST AND SHOUT


ビートルズの記念すべきデビュー・アルバム「PLEASE PLEASE ME」は、先行シングルの4曲を除く10曲が、なな、なんと、「1963年2月11日」にスタジオ・ライヴで録音されました。当時は「2トラック」であり、ほとんどオーヴァー・ダビングも行われていません。若き日の躍動感溢れるビートルズの姿が、ダイレクトに音盤へ刻まれた名盤です。特に、録音当日に風邪をひいて高熱が出て追い込まれた「ジョン・レノン、魂の絶唱」が凄まじい!


(C)2002-2012 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「WITH THE BEATLES」INDEX

ウィズ・ザ・ビートルズ


 プロデューサー:ジョージ・マーティン
 エンジニア:ノーマン・スミス
 歌と演奏:ザ・ビートルズ

 (録音:1963年7月18日〜10月23日)

 1963年11月22日 アルバム発売(最高位、英国1位)
 パーロフォン PMC 1206(モノ)、PCS 3045(ステレオ)


side-A

1. IT WON'T BE LONG
2. ALL I'VE GOT TO DO
3. ALL MY LOVING
4. DON'T BOTHER ME
5. LITTLE CHILD
6. TILL THERE WAS YOU
7. PLEASE MISTER POSTMAN

side-B

1. ROLL OVER BEETHOVEN
2. HOLD ME TIGHT
3. YOU REALLY GOT A HOLD ON ME
4. I WANNA BE YOUR MAN
5. DEVIL IN HER HEART
6. NOT A SECOND TIME
7. MONEY(THAT'S WHAT I WANT)


ビートルズの二作目のアルバムである「WITH THE BEATLES」は、デビュー・アルバム「PLEASE PLEASE ME」がまだチャートの首位に居座る時期に発表されました。29週連続首位だった「PLEASE PLEASE ME」を引きずり落としたのが「WITH THE BEATLES」であり、其の首位は21週続きます。つまり、ビートルズは50週連続で首位を独走したのです。構成は「オリジナル8曲、カヴァー6曲」と「PLEASE PLEASE ME」と同じですが、全曲がアルバムのみの新録音で、大ヒットしたシングルも収録せず、アルバムからのシングル・カットもありません。「アルバムはアルバム」とのビートルズの考え方は、余りにも斬新でした。ハーフ・シャドウのジャケットも人気があります。


(C)2002-2012 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:15| FAB4 | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」INDEX(完全版)

sp-b.jpg 「魔王ダンテ」オリジナル・サウンドトラック/元倉宏(CCCD)


「サイケデリック・ペイン」INDEX #1
(2012年1月27日〜8月21日:「出演公表から初日前日まで」)

「サイケデリック・ペイン」INDEX #2
(2012年8月22日〜9月24日:「初日から千秋楽まで」)

「サイケデリック・ペイン」INDEX #3
(2012年10月25日〜2013年9月20日:「後日談」)


片瀬那奈ちゃんが「レディー・パンドラ様」と「ミツコ」を演じられたロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の目次です。「レディー・パンドラ」で画像検索してお馬さんが出て来たら、其れは「レディパンドラ」と云う本物のお馬さんです。別に、片瀬那奈ちゃんがお馬さんの着ぐるみで走っているわけではありません。「そんな事は云わなくとも分かっているぞ!」なのだけど、何となく「片瀬クンならお馬さんになって走ったとしても、おかしくはないナァ」と誤解されちゃう可能性もあるかしらんと思いまして、云ってみました。てか、片瀬クンは千秋楽の翌日も働いていたのですね。前川くんと御一緒で火曜日と云う事は、「どや顔」の収録かしらん。相変わらず、馬車馬の如く働いていますね。

「サイケデリック・ペイン」は舞台が終わった後も存続し、2012年11月30日には武道館でバンドとして復活しました。其の楽屋には、レディー・パンドラ様こと片瀬那奈ちゃんも応援に駆けつけたのです。そして、2013年9月14日と15日に「ゲキ×ソニック!」で、まさかのライヴが敢行され、レディー・パンドラ様もゲスト・ボーカルで参加しました。ズバリ云って、パンドラ様は、主役である「サイケデリック・ペイン」を「食べちゃうぞ!」とばかりの圧倒的なパフォーマンスを披露されてしまった。2002年に順風満帆だった「アイドル女優」の座を自ら捨てて歌手転向してしまった片瀬那奈ちゃんの「十年殺し」が爆裂した現場に立ち会えて、心の底から感動に打ち震えました。本当に、物凄いもんを魅せてもらったよ。「歌手・片瀬那奈」に熱狂した僕たちは、全く間違っていなかった。銀河系のど真ん中で叫んでやる。

「片瀬那奈ちゃんは、色んな意味で素晴らしいのだ!」


THANX 4 アンテツ&うっぴー☆ 「2013年9月20日 補足改訂」 (小島藺子/姫川未亜)



「サイケデリック・ペイン」公式サイト


posted by 栗 at 00:31| INDEX | 更新情報をチェックする