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2012年09月05日

「サイケデリック・ペイン」東京公演、十二日目(15/23-16/23)

sp-b.jpg Bent Out of Shape


昼の部:13:30開場、 14:00開演
夜の部:18:30開場、 19:00開演 
サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

DRINKING WITH THE DEVIL


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


昨日(9/4)は休演日だった片瀬那奈ちゃんがレディー・パンドラを演じるロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」ですが、本日(9/5)は平日でも昼夜二公演を敢行です。そして、本日から東京最終日(9/11)までは一週間ぶっ通しで休みなく公演が続きます。土曜日(9/8)は昼夜二公演、日曜日(9/9)は片瀬那奈ちゃんが「シューイチ」で「舞台公演中も頑張ります」と生出演してから昼公演とハードな日程でございます。本日は昼夜ともにカメラが入ると告知されており、おそらく二公演を編集してDVD化されると思われます。

そして、本日は片瀬那奈ちゃんが10月スタートの連続ドラマ「匿名探偵」に「冴島響子」役でレギュラー出演されると公表されました。「金曜ナイトドラマ」枠で高橋克典さん主演作となれば、片瀬那奈ちゃんも「レディー・パンドラ」につづき「冴島響子」も「セクシー路線」で挑まれるのは確実でしょう。那奈ちゃん、「サイケデリック・ペイン」が終わったら、また「司会者専念」ですか?なんぞと云ってしまって、正直すまんかった!舞台は大好評!司会も順調!映画もヒット中!そして、連ドラも決まりましたよっ。那奈ちゃんの爆走は、もうどうにもとまらない!!

とは云え、ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」は東京公演が9月11日まで続き、9月22日から24日には大阪公演もあります。「シューイチ」も休まずに生出演を敢行されておりますし、「どや顔」の収録もあるでしょう。10月スタートの連続ドラマと云う事はですね、そんな最中に撮りに入らねば間に合わないわけですよ。片瀬那奈ちゃんのバイタリティには、シャッポを脱ぐしかありませんね。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 14:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「NANA DIARY」モバイル版 #097

快獣ブースカ DVDメモリアルBOX


サブタイトル:「大事な話!」


ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の昼公演と夜公演の狭間に、片瀬那奈ちゃん御本人が日記を書いて送って下さいました。ありがたや、ありがたや。てか、思いっ切り「食いしん坊」噺(「大好きなラーメン屋さんに行こうとたくらんでたら、お弁当がでたので断念!でも、お弁当おいしかった♪」とか、「昼前にサブウェイに行って、いつものツナを食べようと思ったら、ツナが無くなってた。(中略)超ショック!!あーもう!復活してぇ〜。」など)じゃまいか!那奈ちゃん、ホントにラーメンが好きなのね。ブースカと好い勝負かもしれません。

然し、気を取り直して「大事な話!」と10月からの連続ドラマ「匿名探偵」に御出演される事をご報告されました。「おおかたの人は舞台終わって秋はドラマは出ないだろうと思ってたと思うけど、出ますよ♪」えっと、本当に申し訳ございませんでした!あたくしともあろう者が、思いっ切り「年内は司会者専念だべさ」なんぞと高を括っておりましたよ。全くもう、15年近く片瀬那奈ちゃんの何を見て来たのか?と海よりも深く反省しております。とか云いつつも、密かに期待はしていたわけだが。


(「THANX 4 うっぴー☆」:小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 20:42| 7D | 更新情報をチェックする

2012年09月06日

FAB4-194:SUN KING

FAB4EVER(初回限定盤) 聖なる鳥(紙ジャケット仕様)


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック、フィル・マクドナルド
 2E:ジョン・カーランダー(7/24-30)、アラン・パーソンズ(8/14-21)
 録音:1969年7月24日(「Here Comes The Sun-king」 take 1-35)、
    7月25日(take 35 に SI 「歌、ピアノ、オルガン」)
 STEREO MIX:1969年7月30日(take 35 より 1)、8月14日(take 35 より 20-24、メドレー編集)、
         8月21日(メドレー再編集)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 B-4)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


ジョン・レノンが書いた楽曲で、当初は「HERE COMES THE SUN-KING」と呼ばれていて、B面一曲目のジョージ・ハリスン作「HERE COMES THE SUN」と混同させますが、関連性は全くありません。フリートウッド・マックの「Albatross」に影響されてジョンが書いたと云われ、確かに雰囲気がよく似ています。A面最後の「I WANT YOU(SHE'S SO HEAVY)」も「Black Magic Woman」からの影響が感じられますので、ジョンはピーター・グリーン時代のフリートウッド・マックがお気に入りだったのでしょう。ゆったりとして穏やかな楽曲ですけど、歌詞は後半が出鱈目なスペイン語とイタリア語が混じっていて意味不明です。此の頃のジョンはラリラリパッパラパーでしたから、意味なんてないのでしょう。

アルバム「ABBEY ROAD」の片面をメドレーにする事は、1969年7月1日に録音が再開された時点では決定していたようで、此の「SUN KING」と次の「MEAN MR. MUSTARD」は最初からメドレーとして録音されています。演奏は、ジョン(ギター、マラカス)、ポール(ベース)、ジョージ(ギター)、リンゴ(ドラムス、ボンゴ)のビートルズ四人に鍵盤でジョージ・マーティンが加わった、初期から御馴染みの布陣です。ジョンのリード・ヴォーカルにポールとジョージがコーラスをつけるのも、デビュー当時からの定番スタイルでありまして、恰も過去の自分たちを模倣するかの様な展開が此の後のメドレーでも顔を出します。

「THE GET BACK SESSIONS」とは違ったカタチで、ビートルズは過去の総決算を「ABBEY ROAD」で試みていたのかもしれません。デビュー当時に戻ろうとした「THE GET BACK SESSIONS」は頓挫します。ビートルズがメジャー・デビューした1962年から経た7年間は、目まぐるしい変化の足跡でした。ビートルズは原点回帰するのではなく、其の歴史の全てを飲み込んで「ビートルズを演じる」事で決着をつけようとしたのでしょう。此の曲のセッション中には、ジーン・ヴィンセントの「Ain't She Sweet」も演奏されジョンが歌っておりますが、其れはビートルズがトニー・シェリダンのバック・バンドとして初めて正式にレコーディングした際(1961年5月)に、シェリダンの計らいでビートルズのみで演奏されジョンが歌った曲でした。現在では、どちらも「アンソロジー1&3」で聴けます。20歳の荒々しく瑞々しい歌声と、28歳となった余裕の鼻歌の違いは、時の流れの残酷さを感じさせます。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」東京公演、十三日目(17/23)

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18:30開場、 19:00開演 サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

DEVIL'S HAIRCUT


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


片瀬那奈ちゃんがレディー・パンドラを絶賛熱演中のロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」も、17公演目となります。那奈ちゃんは日々モリモリ食べて、スタミナ充分でハードな舞台に臨まれておられる御様子です。やっぱ、那奈ちゃんは「食いしん坊」じゃなきゃ那奈ちゃんじゃないです。「シューイチ」も、たまには「トレナビ」に片瀬那奈ちゃんを起用して、ガッツリと好きなだけ食べさせてあげてはくれないか。兎に角、片瀬クンの食いっぷりは豪快さんなので、観ていてスカッと爽快な気分になります。其れは演技にも通じておりましてですね、特に今回のレディー・パンドラの様な役柄ですと、其の迷いのない振り切れた怪演が清々しいのですよ。

昨日(9/5)には、片瀬那奈ちゃんが10月スタートの新ドラマ「匿名探偵」に「冴島響子」役でレギュラー出演されると公表されました。舞台が終わっても「女優・片瀬那奈」に休息はありません。更に先を急ぎ過ぎれば、此の「匿名探偵」は好評ならばシリーズ化される事も大いに期待できるドラマです。「未だ始まってもいないのに、何を先走っているのだ?」と思われるでしょうが、スタッフも「シリーズ化するぞ!」とやる気マンマンでいるに決まっているじゃまいか。そうなれば、レギュラー・キャラクターを演じる片瀬那奈ちゃんの女優活動も安泰となるわけですから、コレはもう是が非でもヒットしてもらわなければなりませんよっ。

然し、今は未だ「レディー・パンドラ」の時なのです。東京公演も残り少なくなってまいりましたが、大阪公演も控えております。東京最終日(9/11)にはふたたび観劇いたしますので、とっても楽しみにしています。でも、「サイケデリック・ペイン」の東京最終公演が楽しみになったのは、新ドラマが決定したからでもあるのです。次の展開が明かされたから、安堵しているわけですよ。あたくしは常に「片瀬那奈ちゃんの未来」が不安なのです。突然にいなくなってしまうんじゃないかと、ずっと思って追っかけて来たんです。だってさ、いきなりアイドル女優を辞めて歌手になったり、歌手を辞めて女優回帰したり、「結婚したら引退!宣言」したり、司会を始めちゃったり、散々振り回されて来たのよさ。あたくしには、未だに「あしたの那奈ちゃん」は予測不能です。だからこそ、追っかけるしかないのだ。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 19:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「秋のテレ朝は、那奈理名祭り!」

那奈理名.jpg


本日(9/6)に放送された「京都地検の女」最終回の終わりに、10月スタートの真矢みきさん主演ドラマ「捜査地図の女」予告が流れました。ええ、バッチリと録画予約していて捕獲しましたよっ。と申しますのは、此のドラマには内山理名ちゃんが「河本麻里」役でレギュラー出演されるからなのだ。「よろしくお願いします」と予告にも理名ちゃんが登場!そして、石黒賢さん(片瀬那奈ちゃんと「プロゴルファー花」(2010年)で共演)、阿部力くん(片瀬那奈ちゃんと「ミラクルボイス」(2008年)、「フラガール」(2008年)、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(2009年)、「子育てプレイ&MORE」(2009年)で共演)、宇梶剛士さん(片瀬那奈ちゃんと「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」(2005年)で共演、「20世紀少年」(2008年、2009年)でも名を連ね、片瀬那奈ちゃんが司会を務めた「フェイク・オフ〜完全なる相関図〜」(2006年〜2007年)にも初回ゲストとして登場)、渡辺いっけいさん(片瀬那奈ちゃんと「プリティガール」(2002年)、「信長の棺」(2006年)、「キミ犯人じゃないよね?」(2008年)で共演)、草笛光子さん(片瀬那奈ちゃんと「熟年離婚」(2005年)で共演)、中村梅雀さん(片瀬那奈ちゃんと「信長の棺」(2006年)で共演)と、主要キャストが「カタセカイ住人」だらけじゃまいか。

対する片瀬那奈ちゃんも、負けじとばかりに10月スタートの同じテレビ朝日系連続ドラマ「匿名探偵」に「冴島響子」役でレギュラー出演されます。主演は高橋克典さんで、思えば「Oh!どや顔サミット」の前番組はドラマで、同じ高橋克典さん主演の「悪党〜重犯罪捜査班」だったのです。そして、ヒロインの「飯沼玲子」を演じたのは、他ならぬ内山理名ちゃんだったのだ。「那奈理名」史に燦然と輝く「神番組」である「都のかほり」や、「徹子の部屋」での「那奈理名コラボレーション」など、テレビ朝日はやってくれますねっ。「那奈理名」出演ドラマが同クールで放送されるなんて、もう其れだけで嬉しい!しかもだ、同じ局で放送されるから「絶対にバッティングしない!」のだ。そんでもって、互いが十二分に意識せざる得ないキャスティングと来ています。もう、此の秋のドラマは「匿名探偵」と「捜査地図の女」で好いでしょ。「どや顔」がスットコドッコイでも、此の際、目をつぶりましょう。「那奈理名」の同クール同局ドラマ対決なんて、2006年の「西豪寺エレナ様 vs 嫌われ松子」(TBS)以来ではありませんか。う〜ん、ワクワクするねっ。ちなみに、明日の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」最終回は録画予約済みです。


「那奈理名」でTV!INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「捜査地図の女」テレビ朝日公式サイト
「匿名探偵」テレビ朝日公式サイト


posted by 栗 at 22:25| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2012年09月07日

FAB4-195:MEAN MR. MUSTARD

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 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック、フィル・マクドナルド
 2E:ジョン・カーランダー(7/24-30)、アラン・パーソンズ(8/14-21)
 録音:1969年7月24日(「Here Comes The Sun-king」 take 1-35)、
    7月25日(take 35 に SI 「歌、ピアノ、オルガン」)
 STEREO MIX:1969年7月30日(take 35 より 1)、8月14日(take 35 より 20-24、メドレー編集)、
         8月21日(メドレー再編集)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 B-5)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


ジョン・レノンの作品で、前曲「SUN KING」と始めからメドレーとして演奏されました。然し、此の「MEAN MR. MUSTARD」は1968年にインドで書かれた楽曲のひとつで、1968年5月にジョージ・ハリスン宅で行われたデモ・レコーディングで既に演奏されています。当時のタイトルは「DIRTY OLD MAN」でした。次に登場する「POLYTHENE PAM」も同様で、そうなると既に其の時点でジョンが二曲を関連付けて書いたのか?と思えるでしょう。でも、元々は独立した楽曲であり、「MEAN MR. MUSTARD」に登場する妹の名前は最初は「シャーリー」でした。アルバム「ABBEY ROAD」のメドレーに二曲とも収録する事になったので、マスタードの妹の名前を「パン」に変えて関連性があるようにしたのです。

「MEAN MR. MUSTARD」は、1969年1月の「THE GET BACK SESSIONS」でもリハーサルが行われ、其の際には「MADMAN」と「WATCHING RAINBOWS」と呼ばれる二曲の未発表曲も演奏されています。ジョージが脱退中で、ジョン(ヴォーカル、エレクトリック・ピアノ)、ポール(リード・ギター)、リンゴ(ドラムス)の三人による演奏ですが、特に「WATCHING RAINBOWS」はカッコイイ曲なので完成させて欲しかったと思います。「I'VE GOT A FEELING」に発展したとの見方もあり、実際にリハーサルでは「I'VE GOT A FEELING」と「I AM THE WALRUS」とメドレーで演奏されました。

噺が脱線しましたが、「MEAN MR. MUSTARD」に戻すと、エンディングは次の「POLYTHENE PAM」と編集で切れ目なく繋いであります。しかし、実際にはちゃんとしたエンディングがあったのです。其れは、何故かアルバムのずっと後で唐突に登場します。前述の通り、メドレーはラフミックスの段階でポールに「一曲気にいらないから、捨てちゃって」と云われて切られます。其の曲は、「MEAN MR. MUSTARD」と「POLYTHENE PAM」の間に入っていました。そしてジョン・カーランダーは、うっかり「MEAN MR. MUSTARD」のエンディングの部分を含めて切ってしまい、其の曲のエンディングを「POLYTHENE PAM」のアタマに残してしまったのでした。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」東京公演、十四日目(18/23)

sp-b.jpg マガジン(紙ジャケット仕様)


18:30開場、 19:00開演 サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

DEVIL DELIGHT


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


片瀬那奈ちゃんが歌って踊って刀を振り回し奮闘中のロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」は、本日(9/7)も同時刻に司会を務められる「Oh!どや顔サミット」が放送されるのも何の其のとばかりに上演されます。本日の「どや顔」の収録には、西村雅彦さんが参加されなかったようで、其れは以前(2012年3月9日放送の「36回」)にもありました。そして、其の時の西村さんの欠席理由が「舞台出演中の為」だったのです。今回は如何なる理由なのかは未だ分かりませんけど、「普通だったら、俳優さんは舞台公演中には其れに専念されておられるのだな」と思わされました。

ところが、片瀬那奈ちゃんは「シューイチ」でも「舞台公演中も頑張ります」なんぞと宣言し、レギュラー司会の「シューイチ」と「Oh!どや顔サミット」に穴を開けずに過酷なスケジュールをこなしておられるのだ。特に、日曜日の朝に二時間の生放送である「シューイチ」を舞台公演中も休まずにしっかりと出ておられるのには驚かされます。えっとですね、「サイケデリック・ペイン」は土曜日に昼夜二公演があり、日曜日にも昼公演があるのですよ。土曜日に二公演目が終わるのは、夜中の21時半を回っています。帰宅は23時とかになって、のんびりする間もなく翌日に備えなければなりません。

「シューイチ」は日曜日の朝8時から生放送が始まりますので、おそらく朝の6時にはスタジオ入りしなければならないでしょう。となれば、4時とか5時とかに起きるわけで、ほとんど寝れないじゃん。そして、10時近くに生放送を終えたら、速攻で汐留の日テレから池袋のサンシャイン劇場に移動し、14時に開演する舞台に臨まれるのです。いくら仕事だからって、土曜日に昼夜公演をやって、日曜日の朝に生番組の司会をやって、更に舞台昼公演って、尋常ではないですよっ。例えば、コレを単に片瀬那奈ちゃんを観る為にあたくしが観客としてやったとしても、「只、観て居るだけ」なのに確実にギブアップします。

何度も片瀬那奈ちゃんの舞台を昼夜二公演連続で観劇した事がありますけど、マジで単に観ているだけでも結構ハードです。東京全23公演に通いつめた舞台「フラガール」の時なんて、「至福の時」ではあったものの、其の反面で「過酷な日々」でもありました。単に観ているだけでも、テンションが上がっておかしくなってしまうのです。舞台公演中は、演者にとってハードです。連日連夜、観客の前で演じ続けるのは、途轍もないプレッシャーでしょう。ましてや、片瀬那奈ちゃんが演じているのは「難役」です。あたくしは、アノ役を連日連夜演じる最中に、「シューイチ」の司会も休まなかった事実だけで感動しました。本当です。嘘だと思うなら、自分の目で「サイケデリック・ペイン」を観ればいい。

「おおかたの人は舞台終わって秋はドラマは出ないだろうと思ってたと思うけど、出ますよ♪」なんぞと、那奈ちゃんは軽やかに云った。でもね、普通は「サイケデリック・ペイン」から間髪入れずに連続ドラマに出演するなんて考えられません。舞台をやっているのに、もう衣装合わせとかやってんじゃん。「シューイチ」と「Oh!どや顔サミット」もやっているのですよ。どんだけ「働き者」なのよさ。片瀬那奈ちゃんは、強い!最強です。


(小島藺子/姫川未亜)



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「Oh ! どや顔サミット」#055

ものまね四天王 コロッケ[DVD]


テレビ朝日 21:00〜21:54

【MC】浜田雅功、片瀬那奈
【ゲスト】中丸雄一(KAT-TUN)、YOU、スザンヌ、芹那、他
【モノマネ軍団】コロッケ、コージー冨田、松村邦洋、原口あきまさ、ミラクルひかる、神奈月、はなわ、おかもとまり、高田紗千子
【スペシャル・ゲスト】岩崎宏美


「レパートリー700以上のモノマネ軍団集結!出し惜しみ一切ナシ!名作モノマネ、バンバン大放出SP」コロッケ、松村邦洋、コージー冨田…モノマネ芸人9人が大集結!
たけし、さんま、AKB48…コロッケ率いる最強モノマネ軍団集結!新作&裏側大公開SP名作、新作、夢のコラボに本人出演も!禁断のギャラ事情も流出!1ステージ○百万?夢のオールスター競演!モノマネ業界の裏側全部ぶっちゃけます!営業でボロ儲け?一万円札の首飾りに1ステージのギャラ○百万!プロ達が選ぶコロッケの名作モノマネBEST10&まさかの本人登場にスタジオ騒然!



今回の「どや顔」は「モノマネ特集」となるのでありましょうかしらん。収録に西村さんが欠席され、司会は浜ちゃんと片瀬那奈ちゃんの二人で行われた模様です。コレは、「36回目」(2012年3月9日放送)以来の事ですね。だったら、そこは中丸くんに雛壇に座ってないで司会の代役とアピールしてもらいたいですね。在る意味「シューイチ」と「どや顔」のコラボとなる回ですけど、思いっ切りスカされる覚悟で観ます。ちなみに、今回もバッチリとロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」とバッティングしますよっ。ところで、話は変わりますが、ミュージック・マガジン増刊「アイドル・ソング・クロニクル 2002-2012」(8月31日発売)に、「歌手・片瀬那奈」が取り上げられているみたいです。執筆陣に「同志・宇多丸」の名前がありますので、相変わらず「推し」て下さっているのではないかしらん。入手し、特筆すべき内容であれば、改めて記事にします。てか、執筆陣を見た時には、「BUBKA」増刊かと思っちゃったわよ。

そんでもってですね、内山理名ちゃんが、「だましゑ歌麿U」、「そこをなんとか」、「捜査地図の女」、に加えて、「ドルチェ」にも御出演されるので「もう、秋の理名ちゃんドラマ祭りじゃまいか!」と小躍りして大喜びしたのも束の間、おいおい、「金曜プレステージ」枠じゃまいかっ。お願いですから、其の日は「どや顔」を休止してはくれないか?でも、「どや顔」は「9/21」と「9/28」がお休みと告知されておりますから、10月はドカーン!と復活しますよね?となりますと、10月に放送予定とされる「ドルチェ」とバッティングするのは確実でしょう。今のうちから謝っておきますけど、どんなに「どや顔」が下らなくつまらなくとも、バッティングしたら「内山理名ちゃんのドラマは観れません!」すみません!どー考えたって、「ドルチェ」の方が「どや顔」なんぞよりも百万光年倍は面白いのでしょうけど、片瀬那奈ちゃんが出ているから仕方がないのです。嗚呼、なんと罪深い「どや顔」なんだっ。

「何を大袈裟に騒いでいるんだよ。今時、ダブル・チューナーで二番組同時録画が常識じゃん!」とおっしゃるかもしれません。然し!其れを認めたら「片瀬那奈ちゃん自身のバッティング」をも認める事になってしまいます。あたくしは、「バッティングは、断じて、許さん!」のだ。普通に考えて、同時間に同じ人が複数局にダブって違う番組に出演するなんて間違っているでしょ。重大ニュースとかで同じ映像が複数局で放送されるのとは、根本的に違います。「二番組同時録画が一般化しているから、別に構わんだろ?」なんぞと考えてテレビ局がやらかしてしまったら、おしまいですよ。でも「コレはチャリティーでノー・ギャラって事になってるし、保護者同伴だから20時過ぎて息子たちを出しても、ギリギリ・セーフでしょ」とか「事前にしっかりと10時間も訓練をして収録に臨んだから、安全管理はバッチリだったのに、不慮の事故が起きてしまって、どーもすいませんでしたぁ」なんぞと嘯く連中ですから、モラルもへったくれもありゃしないのだ。だから、「どや顔」なんて下らなくてつまらない下品な番組も平気で作ってしまうのだよ。

枕が長くなりましたので、本編は手短に語りましょう。片瀬那奈ちゃんは、いつもの制服姿で、髪は上を固めキリリンと分けてウエーヴをかけ下ろして、大きな耳飾りを付けています。西村さんは「役者業の為に欠席します」だそーです。やっぱり「役者さんは役者、役者は役者さん」で本業優先なのですね。だったら「舞台公演中も頑張ります!」の片瀬クンは何なのよさ。そんでもって、「モノマネ・タレント特集」でも「どや顔ブサイク劇場」とかやるのね。普通にモノマネをやってもらった方が面白いんじゃねーの?そして、ゲストで中丸くんが初参戦した(前振りネタになっていた)のと、YOUさん、スザンヌちゃん、芹那ちゃん、更にスペシャル・ゲストで登場の岩崎宏美さんはネタにされているから未だ分かるけど、他はいらないでしょ。浜ちゃんって、本当に面倒見がいいとしか申せませんです。

内容は基本的にはモノマネ名人芸で展開され、片瀬那奈ちゃんも大喜びで大笑いされておりましたので、通常の「どや顔」よりはマシでした。モノマネは、流石はプロですから普通に面白かったです。でもですね、だったら尚更ゲストに関係がない芸人がいて茶々をいれたらアカンでしょ。折角面白いネタをやったのに、まとめようと姑息につまらない解説をつけるなんて「蛇足」以外のなにものでもありませんよっ。「誰の御蔭で食えてるんじゃい!(瑞樹声で)」なのだ(杏奈声で)。あと、いくらモノマネとは云え、「昨年、反社会勢力との関係で引退した元・芸能人」をネタにするのは如何なものか。吉本さんは復帰させたくて仕方がないのかもしれませんけど、視聴者をナメ捲くりです。てか、中丸くん、どっかで「まじすか?!」って云わなきゃダメじゃん。


(小島藺子)



「Oh ! どや顔サミット」朝日放送公式サイト


posted by 栗 at 21:57| TV | 更新情報をチェックする

2012年09月08日

FAB4-196:POLYTHENE PAM

All Night Lotus Party Anthology 3 Late Orchestration: Live at Abbey Road Studios


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック、フィル・マクドナルド
 2E:ジョン・カーランダー(7/25-30)、アラン・パーソンズ(8/14)
 録音:1969年7月25日(take 1-39)、
    7月28日(take 39 に SI 「歌、ギター、エレクトリック・ピアノ、ピアノ」、編集し take 40)、
    7月30日(take 40 に SI 「歌、打楽器、ギター」)
 STEREO MIX:1969年7月30日(take 40 より 1)、8月14日(take 40 より 20-32、メドレー編集)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 B-6)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


ジョン・レノンが1968年2月から3月に滞在したインドで書いた楽曲のひとつで、1968年5月にジョージ・ハリスン宅で行われた「ホワイト・アルバム」用のデモ・レコーディング(通称「イッシャー・デモ」)で既に披露されています。アルバム「ABBEY ROAD」のB面メドレーは此の曲まで三曲ジョンの作品が続きますが、其の後は「ポール・マッカートニー劇場」が幕を開けます。メドレーを「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」から始まると考えれば、8曲中で3曲しかジョンは書いていません。しかも、前曲の「MEAN MR. MUSTARD」と「POLYTHENE PAM」は「ホワイト・アルバム」でお蔵入りになった旧作ですので、ジョンがメドレーに関しては積極的ではなかったと思われます。事実、ジョンは「ABBEY ROAD」のB面メドレーを酷評していました。

楽曲は実在の女性がモデルになっており、ツアー先でジョンを励まそうとポリエチレンの袋を被っておどけた女の子を題材にしたらしいです。メドレーで続くポール作の「SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW」とは、最初から続けて演奏され録音されました。そちらも、ファンの女の子を題材にしたと思われます。演奏はビートルズの四人で行われ、ジョンが弾く12弦アコースティック・ギターのカッティングが爽快です。初期ビートルズの代名詞とも云える「Yeah!Yeah!Yeah!」をキメるジョンは、敢えてリヴァプール訛りを強調して歌っています。ポールとジョージがコーラスをつけ、まるで初期ビートルズのセルフ・パロディの様な疾走感が溢れた瑞々しい演奏が展開されます。次の「SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW」へ雪崩れ込む部分でのジョンの「Oh!Look Out!」ってセリフがゾクゾクする程にカッコイイ!

当初からメドレーとして構想され、部分的に二曲を続けて演奏されたアルバム「ABBEY ROAD」のB面で、ジョンの曲とポールの曲をレコーディング時から繋いで演奏されたのは「POLYTHENE PAM」から「SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW」だけです。云わば、此の二曲のメドレーこそが「最後のレノン・マッカートニー作品」なのです。そして、其れはメドレーで最も高揚感がある部分とも云えます。ポール・マッカートニー&リンゴ・スターの鉄壁なリズム・タッグに、ジョージ・ハリスンのリード・ギターもノリノリで、ビートルズのやる気がビンビンと伝わってくる素晴らしい演奏です。此のアルバムが最後になるとは思えない、四人の気合充分な姿があります。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「匿名探偵」予告!

探偵物語 VOL.1 [DVD]


テレビ朝日 0:13(「ボーイズ・オン・ザ・ラン」最終回、終了後)


片瀬那奈ちゃんが「冴島響子」役でレギュラー出演される10月スタートの新ドラマ「匿名探偵」の予告が、遂に公開されました。内容は、主演の高橋克典さんがドドドドーン!と単独で御出演された最初期ヴァージョンではありましたが、コレはコレで貴重でしょう。

未だ、片瀬那奈ちゃんは衣装合わせをされただけで、撮影に入られていないのかもしれません。そりゃ、連日連夜「サイケデリック・ペイン」に御出演中なのですから、当然でしょう。10月からのスタートの前には、新たな予告やナビ番組などが公開されてゆくと思われます。


(小島藺子/姫川未亜)



「匿名探偵」テレビ朝日公式サイト


posted by 栗 at 00:18| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「COVERS」#183

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「2010」


(2012年8月作)



「テレビでスペイン語」時代の片瀬那奈ちゃんが素材。
パッチリお目目が印象的だったので、思いっきりアップにしました。
でも、笑った時の那奈ちゃんの三日月お目目も好きです。



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:24| COVERS | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」東京公演、十五日目(19/23-20/23)

sp-b.jpg No Rest for the Wicked


昼の部:13:30開場、 14:00開演
夜の部:18:30開場、 19:00開演 
サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

DEVIL'S DAUGHTER(HOLY WAR)


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


片瀬那奈ちゃんがレディー・パンドラを演じるロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」は、東京公演のクライマックスを迎えます。本日(9/8)は昼夜二公演、明日(9/9)は「シューイチ」の生放送を経て昼公演、明後日(9/10)は夜公演、そして最終日(9/11)の昼公演と、怒涛のハード・スケジュールで、片瀬那奈ちゃんが歌って踊って刀を振り回します。那奈ちゃんにとっては、先週に続いての「過酷な土日」となりますので、是非ともモリモリ食べて頑張って頂きたい。公演は、連日連夜大入りで大盛況と伝えられます。ほとんど東京公演に関する宣伝がテレビで行われなかったので、前売り段階で相当売れてしまったのでしょう。評判が好いから当日券で行ってみようと思っても、なかなか入手困難のようです。観客は、劇団や出演俳優さんのファン、そして関係者で占められていると思えますので、其れは其れで「幸福な空間」とも云えるでしょう。でも、世間には届きませんね。

前回の「シューイチ」では、冒頭から片瀬那奈ちゃんに「舞台公演中も頑張ります」とテロップが入り、ヒデちゃんも言及されました。でも、ヒデちゃんは「かなりセクシーな役どころ」と云い、片瀬クンも「悪魔をやらせてもらっています」と応えるだけで、具体的に「サイケデリック・ペイン」とか「レディー・パンドラ」と云う名前すら出さなかったのだ。まさか、「今更、宣伝してもチケットが無いから」って理由じゃありませんよね?テレビ桟敷の多くの方々にとっては「へぇ〜、シューイチの人は、舞台とかもやっているんだ」と聞き流したに過ぎないでしょう。思えば、片瀬那奈ちゃんの初舞台である「僕たちの好きだった革命」初演(2007年)はDVD化されましたが、其の後の「フラガール」(2008年)と「僕たちの好きだった革命」再演(2009年)はDVD化されていません。映像作品としてすら観る事が出来ない「一期一会」の記憶の中にしか存在しないのが舞台作品です。

今回の「サイケデリック・ペイン」は、おそらくDVD化されるでしょうけど、演劇のDVDは其の辺のお店で気軽に入手できる商品ではありません。そもそも、舞台を収録したDVDでは「実際の舞台の魅力を100としたら、20くらいしか伝えられない」と鴻上尚史さんも語っておられます。確かに、舞台のチケットは決して安くはありませんが、「僕たちの好きだった革命」の地方公演では学割で「千五百円!」とか信じられない低価格のサービスも行っていました。「サイケデリック・ペイン」でも「ヤングチケット」として「たったの二千円」で、ナウでヤングな若人は観れちゃうわけですよ。映画を観るのと変わらない価格で舞台が観れるなんて、凄すぎなんですけどね。ほんの僅かでしょうが、劇場へ足を運べばキャンセルなどもあって若干の当日券が発売される可能性はあります。少しでも多くの方々に、片瀬那奈ちゃんが舞台に立つ艶姿を目撃して頂きたい。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 14:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「ラーメン大好き!片瀬那奈ちゃん」

小池さん!大集合


『龍が如く5 夢、叶えし者』とラーメン・つけ麺通販サイトがコラボ(iNSIDE 9/8)


片瀬那奈ちゃんが「まゆみ」役でCGキャラとなり声優も務められた人気ゲーム・ソフト「龍が如く5 夢、叶えし者」(2012年12月発売予定)と、ラーメン・つけ麺通販サイト「宅麺.com」のコラボレート企画が始まったようです。何ゆえ「龍が如く」と「ラーメン」がコラボするのかは、サッパリ分かりませんけど、「其れを繋ぐのは片瀬クン」と考えると何となく納得がゆきます。

と申しますのはですね、2012年の片瀬那奈ちゃんは、ドラマ「カエルの王女さま」でおへそを出して歌い踊るシーンがあった為に我慢し「でも、やっと終わったので、大好きなラーメンを食べたよ(笑)」や、舞台「サイケデリック・ペイン」でも「大好きなラーメン屋さんに行こうとたくらんでたら、お弁当がでたので断念!」などと、わざわざ「NANA DIARY」に綴るほどに、「ラーメン大好きアピール」が目立っております。

もはや「ブースカか?小池さんか?片瀬那奈ちゃんか?」とも思える程の「ラーメン大好き」に連動するが如く、此のコラボと来ましたよっ。またしても、片瀬クンの新たな引き出しが明かされつつあるのかもしれません。気が付いたら、片瀬那奈ちゃんが「ラーメン特集番組」に御出演されても、あたくしはちっとも驚きません。ところで、話は変わりますが、「匿名探偵」のエキストラ募集が始まっているみたいですよ。


【参考過去記事 INDEX】
 「ゲーマーで片瀬那奈ちゃん」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「龍が如く5 夢、叶えし者」セガ公式サイト
「龍が如く.com」
「龍が如く」セガ公式ブログ


posted by 栗 at 15:52| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2012年09月09日

FAB4-197:SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW

High on a Ridge Top Feel Good [Analog] スヌーピーのビートルズ


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック、フィル・マクドナルド
 2E:ジョン・カーランダー(7/25-30)、アラン・パーソンズ(8/14)
 録音:1969年7月25日(take 1-39)、
    7月28日(take 39 に SI 「歌、ギター、エレクトリック・ピアノ、ピアノ」、編集し take 40)、
    7月30日(take 40 に SI 「歌、打楽器、ギター」)
 STEREO MIX:1969年7月30日(take 40 より 1)、8月14日(take 40 より 20-32、メドレー編集)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 B-7)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


ポール・マッカートニーが書いた楽曲で、前曲であるジョン・レノン作の「POLYTHENE PAM」とは当初からメドレーとして続けて演奏され録音されました。アルバム「ABBEY ROAD」B面メドレーの前半を締めくくる曲で、メドレー全体でもクライマックスを演出するのが「POLYTHENE PAM」から「SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW」の部分です。此の曲も、実際にポール宅へバスルームの窓から忍び込んだファンの女の子を題材としており、メドレーのクライマックスでジョンとポールが初期からの「追っかけ」を歌ったのは、ファンを大切にするビートルズらしさが現れています。ポールは、泥棒に入られたのにあんまり怒っていないと思われる内容です。ジョージ・ハリスンも翌1970年の三枚組ソロ・アルバム「ALL THINGS MUST PASS」で「APPLE SCRUFFS」と云うそのまんまズバリ「追っかけに捧げた曲」を収録しています。

此の曲は、既に「THE GET BACK SESSIONS」で披露されており、ブルージーでスローな初期ヴァージョンは「アンソロジー3」で聴けます。然し、アルバム「ABBEY ROAD」のメドレーに組み込まれるとなり、アップ・テンポの痛快なナムバーに生まれ変わりました。前述の通り、「POLYTHENE PAM」と「SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW」のメドレーこそが、最後の「レノン・マッカートニー合作」であり、其れは走馬灯の様にビートルズの歴史を思い起こさせる余りにも感動的な展開です。何度聴いても、あたくしは此の部分で涙腺が崩壊しますよっ。「A→Dsus4→D」のAメロも「A→Dm」のミドル部分も完全なるブルース進行なのに、オチで強引に「G→C→A」とメジャーに持っていくのが「ポール節」です。てか、物凄く単純なコードしか使っていないのだ。そんでもって「Dsus4」が効いているんですよ。「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」や、同じ旋律が出てくる「CARRY THAT WEIGHT」でも効果的なコードです。

ジョンとジョージのコーラスも、否が応でも気持ちを高まらせてくれます。ジョージのリード・ギターが滅茶苦茶いいのですけど、ポールはよくぞ思う存分にジョージに弾かせましたね。此れまでだったら「え〜い、下手くそ野郎!どけ、ボクが代わりに弾いてやるぅ!!」となるトコですけど、ポールもたぶん「もう最後になるかもしれないから、ジョージに好きな様に弾かせよう」と思ったのかもしれません。最後は「Oh,Yeah!」と矢張り初期ビートルズの代名詞をポールがキメて終わります。メドレーの第一部が終わり、いよいよビートルズの最後を飾る第二部が始まります。そして、其れは全てポール・マッカートニーが書いた楽曲となるのです。ところで、ポール・マッカートニー宅にバスルームの窓から侵入したのはファンですが、ジョン・レノンは塀を乗り越えて進入しました。

アルバム「ABBEY ROAD」の録音中に、遅刻の常習犯でもあったポールがスタジオに来ないのに激怒したジョンはポール宅へ塀を登って乗り込み、リビングでいちゃついていたポールとリンダを見て更に頭に血が上ります。そして、ジョンが取った行動とは、壁に飾られていた「自分が若い頃に描いてポールに贈った絵」を外し、足で踏みつけて破壊する事だったのです。えっとですね、ジョン・レノン、子供かよっ。元々「キレたら何をするか分からない」と、ジョンは他の三人に恐れられていました。ジョンによる鉄拳制裁も、何度もあったらしいです。挙句に、此の頃は完全なるヘロイン中毒でしたから、最凶最悪だったのでしょう。いきなりだナァと「重大会議をやるぞ!」と云って、集まったみんなの前で、ジョンがたったひとこと「俺は、キリストだ!」と宣言して帰ったとか、トンデモ噺が多々あります。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「麦のごちそう」の「じゃんけん」篇がリニューアル!

上からマリコ【多売特典生写真付き】【初回製造分のみ生写真1種封入】(Type-A) 【多売特典生写真無し】上からマリコ(Type-B)(初回製造分のみ生写真1種封入)


盟友・うっぴー☆から、「麦のごちそう」新ヴァージョンCMを捕獲失敗しました!とのメールをもらって、あたくしは「おいおい、麒麟麦酒さんの公式サイトでも公表されていないのに、うっぴー☆ったら、片瀬那奈ちゃんが好きすぎて夢でも見たんじゃまいか?」と思いました。然し、うっぴー☆も伊達や酔狂で片瀬那奈ちゃんを追っかけ続けているわけではありませんので、信憑性があり捲くりなのです。

其れで、昨日(9/8)の「美の巨人たち」で捕獲した「じゃんけん」篇を抜き出して、再見したら「アレレ?コレって前のと違うじゃん!」と気付いたのです。公式サイトで公開されている、2012年2月22日からオンエアされていたヴァージョンは、画面が半分に区切られ、片方には宣伝コピーが大きく入っていました。ところが、今回は其れがなくなって、全面に片瀬那奈ちゃんと西島秀俊さんが映っているではありませんかっ。

完全なる別ヴァージョンに生まれ変わった「じゃんけん」篇 take 2 だったのだ。あたしゃ、流し見していて「ああ、じゃんけん篇をまた流し出したのね」とスル〜していたのですよ。もう、すっかり初期ヴァージョンの画面構成なんて忘れておりました。いやはや、瞬時に見分けたうっぴー☆の眼力には恐れ入りましたよ。てか、あたくしがボケちゃったのかもしれません。


「THANX 4 うっぴー☆」(小島藺子/姫川未亜)



KIRIN「麦のごちそう」公式サイト


posted by 栗 at 02:42| CM | 更新情報をチェックする