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2012年09月01日

「COVERS」#182

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「2000」


(2012年8月作)



アイドル時代、18歳の片瀬那奈ちゃんが素材です。
可愛いですね。いえ、現在も片瀬那奈ちゃんは益々、可愛いですよっ。



(小島藺子/姫川未亜)



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FAB4-189:OCTOPUS'S GARDEN

In My Room Vh1 Storytellers


 w & m:STARKEY

 P:クリス・トーマス(4/26-29)、ザ・ビートルズ(4/26)、ジョージ・マーティン(7/17-18)
 E:ジェフ・ジャラット(4/26-29)、フィル・マクドナルド(7/17-18)
 2E:リチャード・ランガム(4/26)、ニック・ウェブ(4/29)、アラン・パーソンズ(7/17-18)
 録音:1969年4月26日(take 1-32)、
    4月29日(take 32 に SI 「歌」)、
    7月17日(take 32 に SI 「コーラス、ピアノ、効果音」)、
    7月18日(take 32 に SI 「歌、打楽器」)
 MONO MIX:1969年7月18日(take 32 よりラフ・モノ・ミックス 1-7)
 STEREO MIX:1969年4月26日(take 32 より 1-4)、7月18日(take 32 より 10-14)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 A-5)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


リンゴ・スターが単独名義で作者としてクレジットされたビートルズ作品で、其れは「ホワイト・アルバム」に収録された「DON'T PASS ME BY」と此の「OCTOPUS'S GARDEN」のたった二曲しかありません。「DON'T PASS ME BY」を作曲するのに四年も掛かったリンゴが、僅か半年後には其れなりの名曲を書けてしまったのにはカラクリがあります。元々、此の曲の発想は「ホワイト・アルバム」録音中にリンゴが脱退してブラブラしていた時(1968年8月下旬)に得たらしく、例によって単純なコード進行で雛型を作り、1969年1月の「THE GET BACK SESSIONS」でリハーサルが行われています。そして、其の様子は映画「LET IT BE」で観ることが出来るのです。リンゴがたどたどしくピアノを弾きながら歌うと、アコースティック・ギターでジョージ・ハリスンが合わせコーラスも付けます。そして、思いっ切りジョージが作曲を手伝っているのだ!よーするに、此の曲はリンゴとジョージの共作なのです。いや、曲はほとんどジョージが書いたと云っても過言ではありません。

ダンダンダンとカタチが出来たところに、ジョンがヨーコと共に現れ、煙草にをふかしながらジョンがドラムスを担当!三人による楽しげな演奏が展開されていると、ポール・マッカートニーが登場し、場の雰囲気が凍りつきます。其処でポールが「酷い演奏だ!」と言い放つわけですが、其れは編集で演出されたもので、ポールは「前日の演奏のプレイバックを聴いてどう思った?」と訊かれて「酷い演奏だった。マシだったのは、「GET BACK」くらいだね」と応えたのです。でも、映画の編集だと恰もポールは他の三人による演奏を酷評したとしか思えないのです。他にも、有名なポールとジョージの口論のシーンで、映画ではジョンが仲裁しているように編集されていますが、実際にはジョンが一旦収まりかけた口論を蒸し返すように、原因となった「TWO OF US」を「もういっかい演奏しようぜ!」と言い放つのでした。

兎も角、此の時期のビートルズの関係は冷え切った状態でした。然し、此の曲が正式レコーディングされた1969年4月26日のセッションは、ビートルズの四人で実に仲良く楽しげに行われています。オーヴァーダビングされる前の其の日のテイク(take 2)は「アンソロジー3」で聴けますが、既にアレンジがしっかりと出来上がっています。作者のリンゴもノリノリで、実質的には共作者であるジョージも演奏面でも大活躍しています。効果音を多用したアレンジは、リンゴが歌った代表曲「YELLOW SUBMARINE」を思い出させる演出です。全体的に重いムードのアルバム「ABBEY ROAD」の中では、和やかで楽しい楽曲となっています。然し、詩の内容は「オラ、海のタコさんたちのお庭に行ってのんびりしたいだ」と云う「現実逃避願望」を歌っており、当時の最悪だったビートルズから逃げ出したいリンゴの心境を表しています。

尚、此の曲は、1969年12月2日に「ベース、ピアノ、リード・ギター」を除いた新たなステレオ・ミックスが作られました。12月8日にリンゴの新たなリード・ヴォーカルと外部ミュージシャンによる「ベース、ピアノ、リード・ギター」を録音し、ミックスします。其れは、12月24日に放送されたジョージ・マーティンが主役の特番「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」にリンゴが出演し、此の曲を歌う為に作られたものです。英国ではテレビでの擬似演奏が禁じられていたので、実際に出演する外部ミュージャシャンの演奏に差し替えたわけです。てか、其れでも「クチパク」で「マイム演奏」じゃまいか。


(小島藺子)



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「サイケデリック・ペイン」東京公演、九日目(11/23-12/23)

sp-b.jpg PHOBIA


昼の部:13:30開場、 14:00開演
夜の部:18:30開場、 19:00開演 
サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

DANCE WITH THE DEVIL


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


片瀬那奈ちゃんが、赤毛で悪魔メイクで生脚全開!でレディー・パンドラ様を熱演中のロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」は、本日(9/1)から明日(9/2)に掛けて中盤の山場を迎えます。本日は昼夜二公演、そして、明日は「シューイチ」の生放送を終えてから昼公演と、ハード過ぎるスケジュールとなっております。そして其れは、来週の土日にも敢行されるのです。でも、片瀬那奈ちゃんなら立派に務めるでしょう。此れまでも片瀬那奈ちゃんは舞台に出演され、全国公演も経験されています。然し!なな、なんと、那奈ちゃんは東京での仕事も在った為に、全国公演中も公演各地と東京を行き来しておられたのだ!明日に再放送されるドラマ「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」は、初舞台「僕たちの好きだった革命」初演の次に挑まれた作品で、奈良と京都で撮影されました。其の時も片瀬那奈ちゃんは、奈良、京都と東京を三往復しております。

「サイケデリック・ペイン」の公式サイトや「マネ日記(8/31)」では、劇場にペンライトの持ち込みを奨励されております。コレは先週の土曜日(8/25)に初めて告知されたわけで、あたくしが観劇した初日(8/22)の時点ではなかった趣向となります。他にも演出は日々変わってゆくわけで、最終日(9/11)の観劇を楽しみにしておりますよ。舞台「フラガール」の東京全23公演制覇して思った事があります。確かに舞台は毎回が一期一会で、其の全てを観たいと思い実行した事には何ひとつ後悔しておりませんし、最高の日々でした。でも、連日連夜23回も観続けて、記憶が曖昧模糊となってしまったのです。此処に記録しているので、読み返せば「あっ。アレは此の日に起きたアクシデントだったんだっけ」と思い出せますが、ほとんどが同じ席だった事もあって、ごっちゃになっています。流石に最前列ど真ん中で観た日は、別格で記憶していますけどね。

其れで東京公演が終わって四日後にいわき市での公演を観たのですが、其れは鮮烈に憶えているのですよ。其の後の大阪と名古屋もそうです。確かに、舞台「フラガール」は東京公演よりも地方公演の方が観客のノリが違っていて、明らかに東京公演は負けていました。でも、もしかしたら全23公演を観劇してしまった事にも、記憶の曖昧さを生む原因があったのではないかと思うのです。そりゃ、何度でも云いますけど「其処に片瀬那奈ちゃん演じるレディー・パンドラ様が居る限り、全公演を観たい!」ですよ。幾ら単なるど素人のファンとは云え「the diary of nana katase 片瀬那奈全記録」と云う看板を掲げているわけですから、久しぶりの舞台なのに「たったの二公演しか観劇しない」なんてぇのは言語道断で恥ずべき事です。どんなに非難されても、「正直、すまんかった」としか返すコトノハはございません。

其れでも、あたくしはロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」を東京公演の初日と最終日の二公演しか観ません。あたくしは、確かに「片瀬那奈ちゃんの熱狂的なファン」です。でもね、此れでもイチオー「ロックの人」でもあるのですよ。子供の頃からロックにイカレちゃったわけですよ。あたくしは、サー・ポール・マッカートニーのライヴを三回観ました。キャロル・キング、ジョージ・ハリスン、スティーヴィー・ワンダー、キンクス、などのライヴは二回ずつ観ました。ポールですら、たったの三回しか観ていないのに、サイケデリック・ペインのライヴを三回も観るわけにはゆかないのだ!片瀬那奈ちゃんはもう100回以上は観ておりますし、レディー・パンドラ様は最高です。然し、其れと此れとは全く別の問題です。此れだけは、幾ら片瀬那奈ちゃんが出ておられても譲れないのです。

ところで、片瀬那奈ちゃんの「バッティング問題」ばかり取り上げておりますけど、此処は片瀬那奈ちゃんに関するブログなので御了承下さい。別に舞台とテレビがバッティングするのは、片瀬クンに限った事ではありません。例えば、北乃きいちゃんは本日の「天才!志村どうぶつ園」にゲスト出演されておりましたが、思いっきり19時開演の「サイケデリック・ペイン」夜公演とバッティングしました。番組の最後に舞台の告知が流れておりましたが、其の時刻には正に舞台の本番が行われていたわけです。


(小島藺子/姫川未亜)



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2012年09月02日

FAB4-190:I WANT YOU(SHE'S SO HEAVY)

Games Dames & Guitar Thangs (Ogv) [12 inch Analog] Unfinished Music #2: Life With The Lions


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:グリン・ジョンズ(2/22-23)、クリス・トーマス(4/18-20)ジョージ・マーティン(8/8-20)
 E:バリー・シェフィールド(2/22-23)、ジェフ・ジャラット(4/18-20)、
   フィル・マクドナルド(8/8-20)、ジェフ・エマリック(8/8-20)
 2E:ジョン・カーランダー(4/18-8/11)、アラン・パーソンズ(8/20)
 録音:1969年2月22日(take 1-35)、
    2月23日(take 9、20、32 を編集し、マスターとする)、
    4月18日(マスター に SI 「ギター」、編集した take 1 に SI 「ギター」)、
    4月20日(take 1 に SI 「ハモンド・オルガン、コンガ・ドラムス」)、
    8月8日(マスター に SI 「モーグ・シンセサイザー、ドラムス」)、
    8月11日(take 1 に SI 「コーラス」、take 1 の一部をマスターへも挿入)
 STEREO MIX:1969年4月18日(take 1 より ラフ・ミックス)、
         8月20日(take 1 より 1-8、マスターより 9-10、8 と 10 を編集)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 A-6)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


ジョン・レノンがヨーコに捧げたヘビーなナムバーで、演奏時間は「7分44秒」もあり、サウンド・コラージュである「REVOLUTION 9」を除けば、ビートルズの楽曲では最も長いナムバーです。ところが、歌詞は非常に単純で、ほとんどがタイトルの「I WANT YOU」と「SHE'S SO HEAVY」を繰り返すわけで、発表当時には評論家に「ジョン・レノンの素晴らしい作詞能力は枯渇した!」と酷評されました。然し乍ら、此の手法は翌1970年のソロ・アルバム「ジョンの魂」にも踏襲されており、ジョン・レノンの新たな創作法として大いに評価される事となります。此の楽曲も、既に「THE GET BACK SESSIONS」で取り上げられていました。結局はアルバム「ABBEY ROAD」に収録され、アルバムで最初に録音が開始され、最後に完成した楽曲となります。

1969年2月22日に録音が開始された時には、グリン・ジョンズがプロデュースし、ビリー・プレストンがハモンド・オルガンで参加しています。「THE GET BACK SESSIONS」から三週間も経ってビートルズがレコーディングを再開したのは、ジョージ・ハリスンが扁桃腺摘出手術の為に入院(2/7-15)していた事も原因ですが、グリン・ジョンズとビリー・プレストンがアメリカへ行っていて不在だったからでもあります。つまり、此の曲の録音を開始した時点では、未だビートルズは「THE GET BACK SESSIONS」を投げ出してはいなかったと思われます。ジョン(ヴォーカル、ギター)、ポール(ベース)、ジョージ(ギター)、リンゴ(ドラムス)、ビリー(オルガン)の五人でベーシック・トラックが35テイク録音されます。当然乍らジョンが歌いましたが、一回だけポールも歌ったそうです。翌日に take 9、20、32 と三つのテイクを繋いでマスターとされます。

暫く放置されていましたが、4月18日と20日に、クリス・トーマスがプロデューサーとなり、ジョンとジョージのリード・ギターをマスター・テイクにオーヴァーダビングし、編集して「take 1」とし、更に、ギター、オルガン、コンガなどを重ねました。此の辺りまでは、未だ「ABBEY ROAD」の具体的な構想は無かったと思われます。そして、「ABBEY ROAD」制作が本格化した後で、今度はジョージ・マーティンがプロデューサーとなって、8月8日に何故か元のマスターへ戻って、ジョンのモーグ・シンセサイザーによるホワイト・ノイズとリンゴのドラムスが加えられます。此の日には「ABBEY ROAD」のジャケット撮影も行われました。ジャケットでポールが裸足なのは、真夏で暑かったし近所に住んでいるからポールが素足にサンダルで来て、脱いだショットが使われたからです。8月11日には、ジョン、ポール、ジョージのコーラスを録音し、何故か take 1 とマスターの両方へダビングします。此の曲のレコーディングは此れで終了しましたが、二つのヴァージョンが出来てしまいました。

二つのヴァージョンのどちらを採用するか決めかねたジョン・レノンは、またしても「だったら、二つを繋いじゃえばいいだけだ!」と考え実行します。8月20日に行われたミックスで、両ヴァージョンをそれぞれミックスし、更に其の二つのミックスを途中で繋いだのです。前半が「take 1」で、後半がマスターとなりました。そもそも、ベーシック・トラックで三つを繋いでいるわけで、かなり複雑な行程を経て完成されていますね。そして、此処からがジョン・レノンの才気が爆裂するトコなのですが、完成したミックス(8分4秒)を聴いていたジョンが「そこだ!そこでテープを切れ!」と叫び、ジェフ・エマリックが切ったので「7分44秒」で唐突に音が切れる衝撃のエンディングとなりました。其の日にはアルバム「ABBEY ROAD」の曲順が決められ、ビートルズの四人が立ち会いました。其れが、ビートルズが四人揃ってスタジオに集った最後の日となってしまいます。アナログではA面の最後が「I WANT YOU(SHE'S SO HEAVY)」となっていますので、最初に聴いた時には本当に驚きました。

然し、なな、なんと、アルバム「ABBEY ROAD」はAB面を逆にする案も検討されたのです。つまり、アルバムの最後が「I WANT YOU(SHE'S SO HEAVY)」となり、衝撃のカット・アウトで終わっていたかもしれないのですよ。其れは其れで、ビートルズの最後に相応しいエンディングとなったでしょう。ジョンはモーグ・シンセサイザーで作ったホワイト・ノイズを敢えてガツンガツンと入れましたが、エンジニアは堪ったもんじゃなかったようです。然し、其れはジョンだけが望んだ事ではなく、ビートルズの総意でした。此の曲のレコーディング中にジェフ・ジャラットが、ジョージに「(他のマイクが音を拾うので)ギターのヴォリュームを下げて欲しい」と云ったら、ジョージはジェフ睨みつけ、こう言い放ったそうです。

「ビートルズのメムバーに向って、そんな口はきくな!」


(小島藺子)



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「シューイチ」#070

佐々木健介&北斗晶 最強夫婦VS最凶都市伝説[DVD]


日本テレビ 8:00〜9:55

【MC】中山秀征、片瀬那奈
【コメンテーター】中丸雄一(KAT-TUN)、尾木直樹、渋谷和宏
【プレゼンター】笛吹雅子、辻岡義堂
【シューイチガールズ】加藤多佳子黒田有彩三原勇希上田眞央浅賀優美

24時間テレビ名場面をまとめて紹介します(1)家族4人でタスキリレー!健介&北斗一家のマラソンたっぷり…中山秀征がゴール後の4人直撃(2)武道館で熱唱!日本の名曲まとめて(3)フラガールが武道館に登場…シューイチカメラが密着 「ひみつのアッコちゃん」綾瀬はるか&岡田将生を直撃 大久保佳代子&いとうあさこと行く富士山麓グルメ旅…ワイン試飲し放題&ウマいバーベキュー三昧【生放送につき内容は変更の可能性があります】


先週は「24時間テレビ」でお休みだった「シューイチ」が帰って来ます。ところが「24時間テレビ」特集って、何じゃらホイ。片瀬那奈ちゃんは、本日は舞台「サイケデリック・ペイン」の昼公演の前に生出演となりますので、頑張って頂きたい!ところで、内山理名ちゃんのドラマ情報がドドンガドン!と入って来ましたね。既にお伝えした水谷豊さん主演で「相棒」出演陣もてんこ盛りな「だましゑ歌麿U」(9/15)に加え、NHK BSプレミアム「そこをなんとか」第一話(10/21)にゲスト出演、更に、10月スタートの連続ドラマ「捜査地図の女」(テレビ朝日系)にレギュラー出演!と怒涛の快進撃が始まります。地上波連ドラのレギュラー出演は「どや顔」の前番組だった「悪党〜重犯罪捜査班」以来ですから、嬉しいです。対して、片瀬那奈ちゃんはロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」後の女優活動がサッパリ分かりません。またしても「司会業に専念!」となってしまうのでありましょうかしらん。

「舞台公演中も頑張ります」と、片瀬那奈ちゃんが髪をキリリン!とまとめ、染め込み花柄の派手なミニワンピース姿で生脚全開!オデコも全開!で登場です。早速、ヒデちゃんが「セクシーな舞台」と持ち上げると、片瀬クンは「(悪魔メイクをしていないので)久しぶりに自分に戻った様な気がして恥ずかしい」なんぞと御挨拶。加藤多佳子ちゃんが義堂アナと担当の「シューマツ5Min.」から始まるのも久しぶりです。おや、「小窓ちゃん」の位置が左へ変わった。おっと、上田眞央ちゃんがモデルとして取り上げられました。「トレナビ」で大酒かっくらってる姿とは全く違う凛とした姿は、流石は現役「ノンノ」モデルさんです。続いて「24時間テレビ」特集へ向かいまして、なるほど、ココで元のワイプが右に出るから移動したのね。「フラガール」の話題では、昨年(2011年)に片瀬那奈ちゃんがいわき市を訪れた映像や、2008年の主演舞台映像も流れました。そして、「フラガール〜虹を〜」に合わせて「小窓ちゃん」の那奈ちゃんが歌っております。う〜む、やっぱり「フラガール」は好いナァ。

「舞台フラガールは、いっぱい観たので記憶が曖昧」なんぞと書きましたが、とんでもない間違いでした。「フラガール〜虹を〜」が流れた瞬間に、デスノートを再び手にしたキラの如く舞台「フラガール」の記憶が蘇り、「あたくしは、伊達や酔狂で27公演も観てなかったのだナァ」と思い知らされましたわよ。てか、やっぱり「小窓ちゃん」の場所が変わると慣れてないので困っちゃうナァ。「健介&北斗一家のマラソン」をヒデちゃんがゴール後に取材(「中山のイチバン」の代わり?)していますけど、誠之介が眠くて欠伸しとるじゃまいか。生放送でゴールのトコだけ流していたのですけど、「息子二人は20時まわっているのにテレビに出ていて平気なのかしらん」と思ってしまったぞ。現役プロレスラー時代の北斗には、何度かサインしていただいたり握手してもらったりしたものでございます。あたくしが最も多く年間50興行くらいプロレスを生観戦していた頃って、北斗がエースでしたからね。「デンジャラス・クイーン」とか「女・猪木」とか呼ばれていたのですよ。

さて、ガッツリと「24時間テレビ」に尺を取って、9時近くなって黒田有彩ちゃんと義堂アナが担当の「ショービズ」です。おっと、「小窓ちゃん」が右に戻った。クロアリちゃんは突撃リポートでも登場だ。「恒例シューイチカード」って、まだ二回目だし、先週がお休みだったからすっかり忘れていましたよ。あらら、思いっ切り短縮版じゃん。「ZIP!」からの呼びかけに、「MOCO'Sキッチン!」と事務所の後輩をフォローをする片瀬クン。大好評の「まじっすか!?」は、渋谷で話題のカフェを調査です。中丸くんも「MOCO'Sキッチン!」とか云っていますね。「シューイチ」は、もこみち推しなの?てか、もこみちが浅見光彦でいいの?中丸くんは、今週の「どや顔」にも登場しますよ。上田眞央ちゃんと三原勇希ちゃんが担当の「トレナビ」は、ようやく富士山麓グルメ旅が蔵出しです。コレって、8月5日に放送予定だった分ですから、お蔵入りにならずに好かったですね。

「グルメ旅」ですから、片瀬那奈ちゃんの「お腹ぺこりんこタイム」でございます。本日は此の後に舞台が控えておりますので、生放送後にガツガツと食べるヒマもないでしょう。上田ちゃんは相変わらず、ひとりだけ大ジョッキでビールを呑んでいるぞ!おいおい、今度はワインかよ。食い道楽の旅じゃなくて、大酒呑み紀行じゃまいか。まだ呑むんかい。手元に白ワインをキープしとるじゃまいか。上田ちゃんにとって「トレナビ」担当は、願ったり叶ったりで天職だ。中丸くんの「ボク、ワインはちょっと(苦手)」とのボケに、片瀬クンのおっさん笑いも炸裂しました。「シューイチラボ」は片瀬那奈ちゃんの全身スタイリングが観れましたが、いきなりだナァとボードが落下!宝くじで一億円当たったら「ドンキホーテで全部買いたい!」と片瀬クンらしい回答です。浅賀優美ちゃんの天気予報は、強烈すぎる「秋刀魚のブローチ」にスタジオが大爆笑!の完璧なズッコケだっ。ゆみ介、スゲェな。

クロアリちゃんが最後のニュースを担当し、EW&Fの「セプテンバー」で、また来週。今週の「シューイチ」は、片瀬那奈ちゃんも絶好調!で、シューイチガールズも全員がレギュラー・ポジションに戻りました。些か「24時間テレビ」特集が長すぎた気もしますけど、日テレちゃんですからねぇ。てか、ゆみ介の「秋刀魚のブローチ」が物凄くって、細かい事はどーでもよくなりました。もう完全に初代・ズッコケお天気おねえさんの谷中ちゃんを超えましたね。「シューイチ」のオチ担当じゃん。那奈ちゃんなんて、ゆみ介のブローチを待ち構えていましたよ。さあ、此れから片瀬那奈ちゃんはロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」に向かいます。爽やかな「シューイチ」での御姿から、可愛い悪魔「レディー・パンドラ」に変わりますよ。がんばれ!那奈ちゃん。


(小島藺子/姫川未亜)



【9/2の衣装】「Paul Smith」(「マネ日記」情報)


「シューイチ」日本テレビ公式サイト
「シューイチ」Facebook


posted by 栗 at 09:57| TV | 更新情報をチェックする

「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」再々放送

時の剣―告発弁護士シリーズ (講談社文庫)


テレビ東京 14:00〜16:00

片瀬那奈 as 夏目理恵子

(撮影:2007年5月/京都、奈良ロケ)


2007年11月に放送された、今は亡き名優・藤田まことさん主演のドラマ「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」が蘇ります。片瀬那奈ちゃんが新人弁護士・夏目理恵子を演じられた此の作品は、テレビ東京では今回が三度目の放送となり、BS JAPAN や系列局でも何度も繰り返し放送されている人気作です。撮影は2007年5月で、片瀬那奈ちゃんにとっては初舞台「僕たちの好きだった革命」初演の次に挑まれた作品でした。もう五年前のドラマですから、片瀬那奈ちゃんが若いですね。髪は長いし、メイクも現在とは違っています。此の作品の前には、2006年に「鉄板少女アカネ!!」で西豪寺エレナを演じコメディエンヌとしての評価が確立し、前述の初舞台を経験し演技に深みが増していました。

2007年2月に放送された「らんぼう2」(撮影は、2006年12月)と此の作品の間に、初舞台「僕たちの好きだった革命」初演(2007年2月〜4月)がありました。同じ二時間ドラマが前後にあるので、初舞台前と後の演技の違いがとてもよく分かります。基本的にはシリアス路線での演技で、2007年に出演された連続ドラマ「地獄の沙汰もヨメ次第」や「暴れん坊ママ」でのコメディ路線とは違った魅力があります。新人弁護士の役ですので地味なスーツ姿ですけど、場面ごとにバリエーションを変えています。ロケ・シーンでの奈良と京都の風景も美しいですし、スタジオ・シーンも京都の撮影所で撮られたのでしょう。余談ですが、先日「ウチくる !?」で福士誠治くんがゲスト出演された時に、俳優の先輩として尾美としのりさんが出てらして「確か、尾美さんも片瀬クンとガッツリ共演された作品があった気がするナァ」と思ったのですけど、コレでしたね。

本編に関しては、本放送通りノーカットだと思います。本放送時には、未だ地デジ番組が一回しかダビング出来なかった為、CMもカットせずに「1時間48分」丸ごと焼いたので正確な数字は分かりません。今回はCMをカットして「1時間29分余り」でしたので、通常の二時間ドラマの尺です。然し、CMが「30分」もあるんですね。こうした単発の二時間ドラマは、DVD化される機会もほとんどありませんので、再放送は大歓迎です。テレビ東京さんには期待できそうなので、何れは昨年(2011年)の「ボクら星屑のダンス」も再放送されるでしょう。他局も沢山持っているのですから出し惜しみしないで、もっともっと片瀬那奈ちゃん出演ドラマを再放送して下さい。


 本放送:2007年11月18日(BS JAPAN)、2007年11月21日(テレビ東京)
 再放送:2009年10月25日(テレビ東京)

「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「日曜ミステリー」テレビ東京公式サイト


posted by 栗 at 16:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」東京公演、十日目(13/23)

sp-b.jpg In the Wake of Poseidon : 40th Anniversary Series


13:30開場、 14:00開演 サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

THE DEVIL'S TRIANGLE


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


本日(9/2)、片瀬那奈ちゃんは朝から「シューイチ」に生出演された後で、ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」昼公演でレディー・パンドラ様を演じられます。リアル・タイムでの片瀬那奈ちゃんの動向はそうなっておりますが、大久保千秋を演じられた映画「闇金ウシジマくん」も絶賛上映中であり、更に夏目理恵子を演じられたドラマ「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」の再放送もあると云う、贅沢過ぎる日曜日となります。そして、「サイケデリック・ペイン」の上演時間は「14:00〜16:30」で、「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」の放送時間は「14:00〜16:00」で、「闇金ウシジマくん」もメイン上映館である新宿バルト9では「13:45〜16:05」の回があります。えっと、女優・片瀬那奈が、まさか、まさかの「トリプル・バッティング」じゃまいかっ。

此の事態には、コピー・ロボットを一台持つパーマンでも、どこでもドアを持つドラえもんでも、完全制覇は不可能だ。藤子・F・不二雄先生も天国で「参ったナァ」と頭を抱えていますよっ。正に、片瀬那奈ちゃんが三つ巴の大決戦に、キングギドラも尻尾を巻いて宇宙の彼方に逃げ出し、「二人の猪木が闘っている!」とフルタチに絶叫された「1988・8・8」の「猪木 vs 藤波」も霞んでしまいます。「でも、藤波は、参ったはしてませんよ!」と小鉄が叫んでも勝負あった。「猪木 vs 海賊男」や「武藤 vs グレート・ムタ」でも歯が立ちません。おっと、何だかネタバレしそうになったじゃまいか。「シューイチ」での片瀬那奈ちゃんの肩書きは、以前は「お父さんの味方」でしたが、現在は「日曜日も頑張ります」となっております。(本日は「舞台公演中も頑張ります」に変わっていました)。えっと、ひとこといいかしら。

「片瀬那奈ちゃん、日曜日も頑張り過ぎですよ!」

さて、本日はうっぴー☆が三回目の観劇に出かけ感想を伝えてくれました。演出にも更に変化があり、カーテンコールでのレディー・パンドラはかなりテンションが高かったようです。


「THANX 4 うっぴー☆」(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 16:37| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2012年09月03日

FAB4-191:HERE COMES THE SUN

フェイス・トゥ・フェイス TAIYO ヒア・カムズ・ザ・サン


 w & m:HARRISON

 P:ジョージ・マーティン
 E:フィル・マクドナルド、ジェフ・エマリック(8/11-19)
 2E:ジョン・カーランダー(7/7-8、8/11)、アラン・パーソンズ(7/16-8/6、8/15-19)
 録音:1969年7月7日(take 1-13)、
    7月8日(take 13 に SI 「歌、コーラス」、編集し take 14-15)、
    7月16日(take 15 に SI 「手拍子、ハーモニウム」)、
    8月6日(take 15 に SI 「ギター」)、
    8月11日(take 15 に SI 「ギター」)、
    8月15日(take 15 に SI 「オーケストラ」)、
    8月19日(take 15 に SI 「モーグ・シンセサイザー」)
 STEREO MIX:1969年8月19日(take 15 より 1)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 B-1)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


アルバム「ABBEY ROAD」のアナログ盤ではB面一曲目を飾る、ジョージ・ハリスン作の爽やかな名曲です。「ABBEY ROAD」からは「SOMETHING」がシングル・カットされ全米首位の大ヒットとなり、此の「HERE COMES THE SUN」も日本でのみシングル・カットされ、ジョージが提供した二曲ともが名曲として認知されました。実質的なビートルズのラスト・アルバムで打率十割!と云う快挙は、翌1970年の本格的なジョージのソロ・デビュー作で三枚組の「ALL THINGS MUST PASS」を大ヒットさせ「ビートルズが解散して、最も得した男」と賞賛されます。其れ以前にジョージはサントラ盤の「不思議の壁」と実験作と称するガラクタ「電子音楽の世界」をリリースしていて、やっぱりジョージはヘンテコリンな奴だと思われていたギャップも大きかったかもしれません。

バディ・ホリーに影響されたと思われるキャッチーなメロディーに、アコースティック・ギター中心の温かいアレンジ、更にジョージによるモーグ・シンセサイザーの効果的な使い方(何度も云いますが、ジョージはお気楽な気分で「電子音楽の世界」なんぞと云うガラクタ盤を出したわけじゃなかった!)、そして希望に満ち溢れたポジティブな歌詞と、非の打ち所がない名曲です。然し此の曲は、アップルでの経営会議に疲れ果てたジョージがサボタージュし、親友のエリック・クラプトン宅へ遊びにゆきお庭でのんびりしている時に浮かんだのだそうです。自分たちで望んで設立した会社アップルですが、ビートルズは経営に関してはど素人ですから音楽部門以外は次々に大失敗します。ポールも「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」などアップルの経営困難を題材にした曲を書いており、しかも後にWINGSで発表した大ヒット曲「BAND ON THE RUN」もアップルの経営会議でジョージ・ハリスンが発した言葉から発想しています。

ジョン・レノンが交通事故で入院中に録音が開始されましたので、演奏はジョージ、ポール、リンゴの三人で行われています。ジョンは復帰後に手拍子で参加したとも云われておりますが、ほとんど関与していません。ジョージが弾くモーグ・シンセサイザーと共に効果的なのが、ジョージ・マーティンが指揮したオーケストラです。アルバム「ABBEY ROAD」のB面は、三曲目の「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」からメドレーが始まります。然し、一曲目の「HERE COMES THE SUN」と二曲目のジョンが書いた「BECAUSE」(そちらでも、ジョージが弾くモーグ・シンセサイザーが好い!)も含めて、片面全体がメドレーと考えてもいいでしょう。其のB面でのシンフォニックな展開のイニシャティヴを取ったのは、明らかにジョージ・マーティンとポール・マッカートニーです。マーティンとポールは、再び「SGT. PEPPER'S LONELY HEART'S CLUB BAND」の頃に立ち返ってガッツリとタッグを組んだのです。

其れは、特にマーティンが望んだ事で張り切ってスコアを書き、見事にメドレーを交響曲的に盛り上げております。ポールに「ABBEY ROAD」のプロデュースを依頼された時に、マーティンは「私に指図する様な無礼な振る舞いは二度としないと誓ってくれなければ、断る!」とハッキリと云っております。やっぱりマーティンは「OB-LA-DI, OB-LA-DA」での屈辱を根に持っていたのだ。ジョンもトンデモな要求をスタッフに平気でし捲くりましたけど、上手い具合に「マーティン、キミなら出来るだろ?」などと相手のプライドを立てていました。そーゆー相手に対する気配りが天然バカボンのポールには全くないから、気が付いたらハブにされちゃったのよさ。とは云え、ビートルズとして演奏するとなればそんな険悪な関係は何の其のとばかりに、「HERE COMES THE SUN」でもジョージとポールによる素晴らしいコーラスが聴けます。ナンダカンダ云っても、二人は中学校からの仲ですからね。

ジョージもお気に入りの自信作のようで、ソロになってからも1972年のバングラデシュ・コンサートや、1991年の来日公演などで披露しています。1976年には「サタデー・ナイト・ライヴ」でポール・サイモンと二人でアコースティック・ギター弾き語りでデュエットしてもいます。更に、なな、なんと、1979年のソロ・アルバム「慈愛の輝き(原題は、ズバリ!GEORGE HARRISON)」では「HERE COMES THE MOON」と云うセルフ・パロディまで発表してしまいました。何気にイントロが1969年にポールがメアリー・ホプキンに提供した名曲「GOODBYE」にソックリだったりもして、芸が細かい!ジョージは、ラトルズのTV映画にも出演しておりましたし、元々モンティ・パイソン人脈との交流は深いので、そう云うユーモア・センスは抜群です。

「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」や「HERE COMES THE SUN」が日本でのみシングル化されたり、世界的なセールスではイマイチだった「慈愛の輝き」が愛される様に、日本人はジョージが大好きなのです。1982年の「GONE TROPPO」は確かに全世界的に散々なセールスでしたけど、内容に関して「裏切られた!」とか「こんなの、金持ちの道楽だ!」とかボロクソに叩き捲くったのは日本だけでしょう。つまり、其れだけジョージに期待していたのです。だから、1987年に「CLOUD NINE」で大復活した時の「手のひら返しの大盛り上がり」は尋常ではありませんでした。ジョージ本人もそんな日本のファンを知っていたからこそ、生涯最後となってしまったライヴ・ツアーを日本でのみ行ったのでしょう。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」東京公演、十一日目(14/23)

sp-b.jpg Wild Planet


18:30開場、 19:00開演 サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

DEVIL IN MY CAR


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


片瀬那奈ちゃんがレディー・パンドラを演じるロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」は、東京公演が早くも後半へ向います。大阪公演を含めると全28公演ですから、本日で丁度半分となります。レディー・パンドラに関して此処では手放しで絶賛しておりますが、「そんなもん、片瀬那奈の狂信的なファンが書いておるのだから信用ならん!」とお思いの方々もおられるでしょう。でもですね、検索して観劇された方々のブログなどの感想を読むと大変好評のようです。

あたくしたちは同じ作品を鑑賞しても、それぞれが違った印象を受けます。他者と寸分も違わぬ同じ感動は、決して得られません。まして、舞台は各公演で演出や演者も変化し、観客席の位置や他の観客のノリによっても印象が違ってしまいます。正に、百聞は一見に如かず。是非とも、自分自身でロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」を体感して下さい。

明後日(9/5)の昼夜公演にはカメラが入るそうですので、DVDが発売されるとは思います。然し、舞台のDVDはハッキリ云えば「単に記録に遺す」との意味合いしかありません。特に、演劇とライヴが一体となったロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」は、劇場で観劇しなければ何も分からないと思います。レディー・パンドラを目撃する機会を、逃さないで下さい。レディー・パンドラを生で観ても何も感じないのであれば、もうお芝居なんて観ない方が好いですよ。

そんでもって、「マネ日記」によりますと、明後日に片瀬那奈ちゃんに関する「重大発表!」があるらしいです。おそらく新たなる作品の告知が解禁されると思えますが、「重大発表!」となりますと生半可なものではないのでしょう。予想されるのは、例えば「NHKの朝ドラもしくは大河ドラマにレギュラー出演!」とか、「民放の連続ドラマに主演!」とか、「主演映画が、決まりました!」とか、「あっ。と驚く歌手活動再開!」とか、「まさか、まさかの、シャンソンズ再結成!」とか、色々とあります。ブロントザウルスの様に首を長くして、楽しみに待ちましょう!


(小島藺子/姫川未亜)



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「パンフレット&プログラム」INDEX(改訂版)

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片瀬那奈ちゃんが出演した映画と舞台作品のパンフレットやプログラムに関しては、以前に「パンフレット&プログラム」INDEXとしてまとめ、其の後に補足改訂を行ってまいりました。映画「闇金ウシジマくん」と舞台「サイケデリック・ペイン」が加わったのを機に、全面的に改稿し新たな記事とします。


【映画パンフレット】

00.「冷静と情熱のあいだ」
発行/東宝(株)出版・商品事業室(2001年11月10日)A4:28頁
片瀬那奈ちゃんの銀幕デビュー作品ですが、パンフレットには写真はおろか名前すら載っていません。

01.「デスノート the Last name」
発行/松竹株式会社事業部(2006年11月3日)A4:36頁
高田清美を演じた片瀬那奈ちゃんの、映画からのシーン、宣伝用スチール、プロフィール&コメントが掲載されています。表紙はレム・ヴァージョンの「デスノート」と同じデザインで、当然乍ら高田清美が使用していたのも此のタイプです。話題作でしたからムック本も発売されており、資料的にはそちらの方がオススメです。

02.「きみにしか聞こえない」
発行/株式会社ザナドゥー(2007年6月16日)B5変型(210X210):30頁
原田リョウ役で出演した片瀬那奈ちゃんの、映画からのカットと写真入りプロフィールを掲載。通常のパンフレットに比べ半分近く小さいサイズ。

03.「20世紀少年 第1章 終わりの始まり」
発行/東宝(株)出版・商品事業室(2008年8月30日)A4:44頁
04.「20世紀少年 第2章 最後の希望」
発行/東宝(株)出版・商品事業室(2009年1月31日)A4:42頁
05.「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」
発行/東宝(株)出版・商品事業室(2009年8月29日)A4:40頁
三作共に敷島ミカ役で出演した片瀬那奈ちゃんのプロフィールを掲載しています。予告DVD付きとか万博パンフ・ヴァージョンなど様々な形態が在りますが、通常版は「ともだち」マークが表紙です。第1章はタイムカプセルの蓋、第2章はシンプルにマークのみ、最終章は「ともだち」のアップ。コレも、ムック本の方が価格的にも資料的な価値もあるかと思われます。

06.「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」
発行/東宝(株)出版・商品事業室(2010年5月8日)A4:42頁
杉尾園子を演じた片瀬那奈ちゃんの、映画からのカット、プロフィール、コメントを掲載。折り返しの多い凝ったツクリのパンフレットです。ポスターと同じデザインのカバー付き。

07.「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」
発行/「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」製作委員会(2010年11月6日)B5:20頁
マリリンこと長谷部真理を演じた片瀬那奈ちゃんの映画からのカットとプロフィールを総天然色で掲載。完全に準主役のヒロインとして大きく取り上げています。通常のパンフレットよりも小さいサイズで、黄色が眩しい良作。

08.「ジーン・ワルツ」
発行/映画「ジーン・ワルツ」製作委員会(2011年2月5日)A4:16頁
田中美紀役で出演した片瀬那奈ちゃんの写真とプロフィールをカラーで掲載。カメオ出演ながら主要キャストと同等の扱いです。尚、あたくしが所有しているのは試写会で頂いたブツですので、市販されたパンフレットと同じなのかは未確認です。

09.「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」
発行承認/ソニーME、発行/松竹(2012年2月4日)A5変型(148×191):64頁
マリア役で御出演された片瀬那奈ちゃんは、表紙にも全身ショットで掲載され、映画のスチールやプロフィールもカラーで載っております。更に、映画プログラムとしては異例の小サイズながら、読み応え充分な64頁にも渡る資料価値が「在り捲くりですよ!」な一品です。片瀬那奈ちゃんが出演された映画のプログラムで、文句なしに「最高傑作」と呼べるでしょう。

10.「闇金ウシジマくん」
発行/SPD(2012年8月25日)A4:24頁
ドラマ版の最終回でカウカウファイナンスを退社した大久保千秋役で映画版にも華を添えた、片瀬那奈ちゃんのプロフィールやスチールがカラーで掲載されています。表紙は原作者の真鍋昌平先生による書き下ろしイラスト。制作秘話、山口監督と真鍋先生の対談、ドラマ版の各話紹介など、資料的な価値もある丁寧な編集です。

※ 「HK 変態仮面」は、残念ながらパンフレットが製作されませんでした。

11.「二流小説家 シリアリスト」
発行/東映 事業推進部(2013年6月15日)B5:24頁
片瀬那奈ちゃんが「長谷川千夏」役を、新たなるシリアス演技で挑んだミステリー作品です。プロフィール、相関図、スチールがオールカラーで掲載されています。ほぼ同時期に撮影された「HK 変態仮面」での「色丞魔喜」役との、余りにも違う演技に「怪優・片瀬那奈、此処にあり!」を示しました。とても綺麗な作りですけど、片瀬那奈ちゃんのプロフィールはもっと大きくして欲しかったナァ。


【舞台プログラム】

01. KOKAMI@network vol.9「僕たちの好きだった革命」
発行/サードステージ(2007年2月28日)A4:52頁
片瀬那奈ちゃんの初舞台作品で、初演ヴァージョン。表紙は赤い旗。見開きでの紹介頁ではポスター撮影時のみで披露された片瀬那奈ちゃん演じる小野未来ちゃんのセーラー服姿!インタビュー、稽古場風景などボリューム満点です。

02.「舞台 フラガール」
発行/TBS(2008年7月18日)B5変型(225X225):52頁
平山まどか役で片瀬那奈ちゃんが初主演した舞台のプログラム。見開きの紹介、稽古場風景、カレイナニ早川先生&福田沙紀ちゃんとの鼎談、など見どころ充分。正方形の可愛い判型です。ちなみに、あたくしが所有するのは「カレイナニ早川先生直筆サイン入り」でございます。

03. KOKAMI@network vol.10「僕たちの好きだった革命」
発行/サードステージ(2009年5月19日)A4:52頁
こちらは再演ヴァージョンで表紙はヘルメットです。初演時とは全く別の新しく作られたプログラムで、小野未来を演じた片瀬那奈ちゃんの見開きでの紹介は再演用稽古場ショット。鴻上さん&ハリケンレッドとの鼎談や、全員が学生服とセーラー服で臨んだ制作発表のカットなども収録し、相変わらず力の入ったツクリです。

04. 「サイケデリック・ペイン」
発行/ヴィレッヂ(2012年8月22日)A4変型(235X235):64頁
正方形の変型サイズは、レコードを意識したのでしょうかしらん。レディー・パンドラ役の片瀬那奈ちゃんは、インタビュー(4頁)や稽古風景などがカラーで掲載されています。インタビューは、かなり読み応えのある内容ですし、レディー・パンドラのアップや全身スタイリングもバッチリと掲載され、稽古着姿での那奈ちゃんも舞台を観た後だと大変興味深いショットとなっています。劇中で披露される曲目リストもあり、価格は高いものの充実した内容です。


映画や舞台のパンフレットやプログラムは、確かに資料的な価値も高く、上質な紙でオール・カラーで丁寧な仕上がりです。然し、高い!例えば、映画「闇金ウシジマくん」は中綴じの24頁で「700円」、舞台「サイケデリック・ペイン」は64頁で「1,800円」もします。う〜む、高い!でもですね、そんな事を云い出したら、たった1頁でも片瀬那奈ちゃんが載っていれば片っ端から雑誌を買い続けている立場といたしましては、「確実に全編が片瀬那奈ちゃん関連なのだから、寧ろコスト・パフォーマンスは、映画や舞台の記念パンフの方が遥かに上じゃん!」てな事になってしまいます。

特に舞台に関してはムック本なども出ませんから、大変貴重です。「僕たちの好きだった革命」のように、再演されれば新たに作り直されますし、ナンダカンダ云っても必須アイテムと云えるでしょう。でもですね、例えば「カエルの王女さま 公式パンフレット」なんかは、オールカラー96頁(しかも、カバー付き)で「1,365円」なのよさ。一般の書店で販売しているので、取次ぎを通していても其の価格で出せるわけです。対して、映画や舞台のパンフは基本的に劇場売りであり、中間マージンは発生しないはずなのだ。やっぱ、高いぞ!


「初出:2010年8月10日を全面改稿、2013年6月15日 補足改訂」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:17| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

2012年09月04日

FAB4-192:BECAUSE

Music Garden How Late Do U Have 2B B4 UR Absent 電子音楽の世界(紙ジャケット仕様)


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:フィル・マクドナルド、ジェフ・エマリック
 2E:ジョー・カーランダー
 録音:1969年8月1日(take 1-23、take 16 に SI 「コーラス」)、
    8月4日(take 16 に SI 「コーラス」)、
    8月5日(take 16 に SI 「モーグ・シンセサイザー」)
 STEREO MIX:1969年8月(take 16 より、詳細不明)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 B-2)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


ジョン・レノンが書いた美しい楽曲で、ポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンも絶賛している名曲です。ヨーコがピアノでベートーヴェンの「月光」を弾いていた時に、ジョンが譜面をさかさまにしたら、ヨーコも面白がって逆進行で弾いて、其の旋律にピキ〜ン!と着想を得て書かれたと云われております。此の辺の捻りが、ジョン・レノンにはあってポール・マッカートニーにはないんですよね。ポールは普通に「モロパク」しちゃいますから。レコーディングはベーシック・トラックを、ジョン(ギター)、ポール(ベース)、ジョージ・マーティン(ハープシコード)、そしてリンゴがハイハットでリズムを刻んで行われました。でも、リンゴの演奏は録音されず、マーティンは「リンゴは私たちの、ドラム・マシンだったのです」とトンデモ発言をかましております。嗚呼、哀れなり、リンゴ・スター。

ベスト・テイクとなった「take 16」に、ジョン、ポール、ジョージの三人がそれぞれ三回、合計で九声によるハーモニーをつけました。初期から御馴染みの三人による美しいコーラスを、クラシック畑のマーティンがガッツリと指導しキメております。「アンソロジー3」などでアカペラ・ヴァージョンが聴けますが、其れはヴォーカル・トラックのみを抜き出したものでテイク違いではありません。そして、間奏にジョージ・ハリスンがビートルズ史上初となるモーグ・シンセサイザーを加えて完成しました。つまり、音源的には此の楽曲にリンゴ・スターは参加していない事となりました。デビュー・シングルでもハブにされ、ラスト・アルバムでポールとジョージが「アルバムのベスト・トラックだ!」と語る楽曲でも蚊帳の外とは、嗚呼、リンゴ・スターが余りにも不憫だっ。

ジョージ・マーティンはアルバム「ABBEY ROAD」に関して「A面はジョンの趣味でストレートなロックにして、B面はポールと私で交響曲的に仕上げた」と、かなり大雑把に語っております。確かにA面の最初と最後はジョンの曲ですが、ポールも二曲、ジョージとリンゴも一曲ずつ提供しています。B面も最初はジョージの曲で、次がジョンの此の楽曲で、其の後のメドレーはレノン・マッカートニーの、そしてビートルズの四人による総決算とも云うべき展開となります。メドレーに雪崩れ込む前の二曲が、ジョージの爽やかな傑作で始まり、続く「BECAUSE」はジョンが書いたものの、ジョン、ポール、ジョージの三人が重ねたコーラスが主役です。明らかに、ビートルズは「此れが最後のアルバムになるかもしれない」と覚悟してレコーディングに臨んでいたのでしょう。

アルバム「ABBEY ROAD」のB面は、まるでビートルズの歴史を自ら振り返った様な構成と感じられます。前述の通り、メドレーは既にB面の一曲目から始まっていました。「HERE COMES THE SUN」の軽快な響きから、哀愁が漂う「BECAUSE」をクオリーメンからの盟友三人が歌い、いよいよビートルズの最後がやって来ます。彼らは、自分たちがやって来た輝かしいビートルズの足跡を「THE GET BACK SESSIONS」で終わりにしたくはなかった。どうしても、最後にもう一度「天下のザ・ビートルズ、此処にあり!」と満天下に示したかった。いや、自らのプライドを賭けて、過去の自らの栄光の全てに挑戦したのです。何故なら、彼らはビートルズだからなのだ。他の誰でもなく、此の連中がビートルズを作ったからこそ、常に己を超えなければならなかった。此処から始まるメドレーは、天下無敵のビートルズが己自身と闘い、壮絶に自爆する最終決戦です。


(小島藺子)



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「66万アクセスをぶっ飛ばせ!」

Chuck Berry - Roll Over Beethoven


片瀬那奈ちゃんが大活躍されておられるので、此処のアクセス数も「66万」を超えました。片瀬那奈ちゃん、片瀬那奈ちゃんを支えるスタッフの皆さん、そして片瀬那奈ちゃんを愛する銀河系中のみんなに感謝いたします。いやはや南友、此処に来て明らかにアクセス数が増えてまいりました。其の理由は、片瀬那奈ちゃんの注目度がジワリジワリと増しているからとしか考えられません。

そして、「マネ日記」によれば明日(9/5)に、片瀬那奈ちゃんに関する「重大発表!」が行われると云うではありませんかっ。こりゃまた大変な事になってまいりました。いよいよ、ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の後に控える「何か」が明かされるのでありましょうかしらん。まだまだ、此処ものんびりとしてはいられないようです。

「全くもう、困っちゃうナァ!」(←無茶苦茶、喜んでいます。)


(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



posted by 栗 at 00:21| LOOK UP THE # | 更新情報をチェックする

そろそろ、映画「闇金ウシジマくん」を語ろうか?

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初めに申しておきますけど、此の記事は、思いっきりネタバレしますので、読むかどうかは自己責任でお願い致します。

片瀬那奈ちゃんは現在、ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」にレディー・パンドラ役で御出演中で、明日(9/5)には「重大発表!」があると告知されております。レギュラー司会を務められている「シューイチ」と「Oh!どや顔サミット」も好調ですし、「麦のごちそう」のCMもヘビーローテーションされています。でもですね、片瀬那奈ちゃんが大久保千秋を演じられた映画「闇金ウシジマくん」が「ハブにされている」んじゃまいか?TOKYO MX でのドラマ版再放送も先週で終わり、映画公開から十日以上経過いたしましたので、今回はネタバレし捲くりで映画「闇金ウシジマくん」を語ります。もう一度くりかえしますが、

完全にネタバレしますので、読むかどうかは自己責任で宜しく!

結論から云いますと、映画「闇金ウシジマくん」は「まあ、まあ、面白かった」です。あたくしは原作マンガが好きで全て読んでおりますが、ドラマも映画も好く出来ているとは思います。原作も好いし、キャスティングにも文句はありません。只、些か演出で気になった部分はありました。特にクライマックスの「ウシジマくん vs 肉蝮」の場面をイベントと交差させたのは、意図は分かりますけど延々と続くので観辛かったです。「ウシジマくん vs 肉蝮」の決戦に集中したいのに、別に観たくもないおねーちゃんのパフォーマンスとかが入り込むのは、「大久保千秋のスットコドッコイ援護」以上にシラケました。原作だと路上で行われるので、イベント会場内でおっぱじめてどーすんの?と思ったら、いつの間にか外に出ているし、失神していたはずの柄崎や千秋も蘇生しているし、わけわからん!

次に、最大の注目であります片瀬那奈ちゃん演じる大久保千秋ですが、ドラマ版では原作の多くのキャラクターの役割を奪っていました。ところが、映画版では、登場シーンこそ原作での小百合の役を奪ったものの(受付嬢が「あつ子」に変わっていた。「あっちゃん」かよっ)、其の後は完全なるオリジナルでありました。いや、其れは別に好いし、千秋がプロレスラーも吃驚とばかりに肉蝮にパイプ椅子で殴りかかるなんておいしい場面もありましたけど、オチが「思いっきり、ハブにされる」ってのは何だ?いえいえ、無茶苦茶面白くって笑ってしまったのだけど、ハッキリ云って「映画に大久保千秋が再登場する意味」ってなかったんじゃまいか。完全なるドラマ版から観ている方々への「ファン・サービス」で、希崎ジェシカちゃん演じる葉山朋子(モコ)が看護師としてチラリと登場したのとおんなじでしょう。

完璧に「KY」で「スットコドッコイ」な千秋には大笑いしましたけど、あたくしが期待した「大久保千秋の復活」とは大いに違っていました。てか、益々「大久保千秋が分からなくなった」と云うのが率直な感想です。ドラマの時から多重人格としか思えないキャラクターでしたが、映画で更におかしくなってしまわれた。片瀬那奈ちゃんともあろう御方が、こんな無茶苦茶な一貫性のないキャラクターを云われるが侭に演じたとは思えません。つまり、片瀬那奈ちゃんは意識的に此のミステリアスな大久保千秋を演じたのでしょう。ゆえに、映画を観てあたくしは「やっぱり、大久保千秋が最強だ!」と思いました。でも、キャラが変わりすぎ!いくら肉蝮が最凶でも、千秋は一撃で失神したりしませんよっ。すぐに蘇生したトコをみると、死んだ振りしやがったんだろ?其れに、ウシジマくんに気持ち悪いほど従順すぎ!ウシジマくんはエスパーで相手の心を読むから「千秋は、何か企んでる」とばかりに路上に置き去りにされたのだ。きっと、そうなのだ!(映画に出してもらえなかったのに絶賛した、杏奈こと横山美雪ちゃん声で)

映画のストーリーは、原作の「ギャル汚くん」編と「出会いカフェくん」編を元にしていると云われています。でも、基本的には「ギャル汚くん」編を中心に、ほぼ原作に忠実に展開されています。細かい部分での違いはありますが、小川純(林遣都くん)の残酷な結末はしっかりとやらかしてくれました。アレは流石にテレビでは描けなかったかもしれません。でも、そこで最後に電話をかけてくるのが鈴木未來(大島優子ちゃん)で、其の会話が丸っきり「サラリーマンくん」編での「板橋と小堀」の焼き直しってのはどーなのよさ?「出会いカフェくん」編の鈴木未來を小川純の幼馴染にしてリンクさせちゃったのには目をつぶっても、オチでドラマでも使ったネタをやっちゃうのはマズイでしょ。原作では他の女の子が云うセリフを担当した「まいたん」のキャラも豹変しちゃうしさ。おいしいトコをてんこ盛りにしちゃったから、キャラクターの良さが逆に殺されちゃっているのよさ。

鈴木未來に関するエピソードは「テレクラくん」編の美奈も混じっていたし、ラストシーンのウシジマくんたちの会話は「ゲイくん」編から持って来たりと、原作のおいしいトコが色々と鏤めてありました。でも映画の構成だと、鈴木未來も別に登場しなくとも構わないキャラではありませんか。未來や美奈のエグイ展開がスッポリと抜けちゃっているわけで、いきなりだナァとアキトが登場したんじゃ自転車二人乗りのシーンもサッパリ感動できません。他にも、無理矢理に出したとしか思えないキャラが何人もいました。ドラマの時も思ったのですけど、色んな話をリンクさせて強引すぎる相関図を作りすぎなんですよ。「ギャル汚くん」編だけで充分に面白いのに、何ゆえ混ぜてしまうのかしらん。原作を読んでいなくとも、些か過剰で冗漫と感じたナァ。「大久保千秋が何で出てきたか分からない」との意見もありますけど、其れは千秋に限った事ではありませんよっ。

冒頭のホーム・パーティー場面には、しらたま姉さんこと白田久子さんがバッチリと出ておられて、其れは「スピリッツ」付録のDVDにも収録されていたのです。片瀬那奈ちゃんとの絡みはありませんが、伝説の「香港バタフライ」タッグが同じ映画に再び名を連ねた作品となりました。色々と不満もありますが、DVD化されたなら買います。其の時には、原作との違いなどをもっと詳しく検証する心算です。其れにしても、映画のプロモーションで片瀬那奈ちゃんが「ハブにされていますよ!」なんぞと書いていたら、本編でも大久保千秋が「ハブにされ捲くる役どころ」だったのだ。ホント、滅多な事は書くもんじゃありませんね。片瀬クン、正直すまんかった!そー云えば、ケンスキーって後輩に嫌われてますね。「BUBKA」の菊田インタビューでもケチョンケチョンじゃん。何で「24時間テレビ」でマラソンしたりして「いいひとキャラ」になってんのよさ。


【参考過去記事INDEX】
 「闇金ウシジマくん」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



映画「闇金ウシジマくん」公式サイト


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2012年09月05日

FAB4-193:YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY

アビイ・ロード バンド・オン・ザ・ラン You Never Give Me Your Money: The Battle for the Soul of the


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:グリン・ジョンズ(5/6)、フィル・マクドナルド(7/1-8/21)、ジェフ・エマリック(7/30-8/21)
 2E:スティーヴ・ヴォーン(5/6)、クリス・ブレア(7/1)、
    ジョン・カーランダー(7/11、7/30-31)、アラン・パーソンズ(7/15、8/13-21)
 録音:1969年5月6日(take 1-36)、
    7月1日(take 30 に SI 「歌」)、
    7月11日(take 30 に SI 「ベース」)、
    7月15日(take 30 に SI 「歌、チャイム」)、
    7月30日(take 30 を編集し take 37-42、take 40 に SI 「歌」)、
    7月31日(take 30 に SI 「ベース、ピアノ」)、
    8月5日(「効果音」take 1-5)
 STEREO MIX:1969年5月6日(take 30 より 1)、7月15日(take 30 より 1-6)、
         7月30日(take 40 より 1、メドレー編集)、8月13日(take 30 より 20-27)、
         8月14日(メドレー再編集)、8月21日(メドレー再々編集)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 B-3)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


ポール・マッカートニーが書いた楽曲で、此の曲からアルバム「ABBEY ROAD」は最後のメドレーが始まっています。但し、実際には「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」から「SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW」までが第一部で、「GOLDEN SLUMBERS」から「THE END」までが第二部となっており、制作中には総称して「THE LONG ONE」とか「HUGE MELODY」と呼ばれていました。楽曲は三つのパートから成り、これはポールが「ホワイト・アルバム」でのジョン・レノン作「HAPPINESS IS A WARM GUN」から影響を受けたと思われます。後の「BAND ON THE RUN」にも通じる作曲法ですけど、となりますと「BAND ON THE RUN」は詩はジョージの発言がキッカケだし、曲の展開はジョンの影響と云う「思いっ切り、ビートルズに未練が在り捲くり!」な楽曲だと云えるでしょう。

此の曲の所謂ひとつの「Aメロ」は、メドレーの後半で「CARRY THAT WEIGHT」にも登場し盛り上がりますが、ポールは此のメロディーがよっぽど気に入っているようで、1970年に発表した初めてのソロ・アルバム「McCARTNEY」に収録された「EVERY NIGHT」にも転用しています。歌詞は、明らかに当時のアップルが経営難に陥った事に対するポールの愚痴とやけっぱちな感情であり、最後には自暴自棄になって車で自殺でもするんじゃまいか?と云う悲惨な内容です。ポールの甘いメロディーに誤魔化されたのか、日本では有名な自動車のCMに使われた事がありますけど、あたくしは絶対にそんな車は買わないし乗りたくないです。此の曲は、ビートルズの四人によって1969年5月6日にベーシック・トラックが録音されます。其の段階ではメドレーの構想はなかったのでしょうけど、此の曲自体がメドレーのようなものですので、少なくともポールは何となく意識していたと思えます。

ビートルズは1969年6月は休暇を取ったので、7月になってから録音が再開されます。其の時にはアルバム「ABBEY ROAD」を本格的に作る気になった模様です。メドレーの構想も決まっていたようで、此の後に登場する幾つかの楽曲は最初からメドレーとして録音されています。但し「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」に関しては、5月6日に四人で録音した「take 30」にポールがひとりでオーヴァー・ダビングして完成されたとも思われるのです。7月30日にはメドレーのラフ・ミックスが行われ、ポールから「一曲気にいらないから、切って捨てちゃって」と云われたジョン・カーランダーは、確かに切りました。でも「ビートルズの音源は、どんなクズでも捨ててはいけない!」と上司から云われていた彼は、捨てずにメドレーの最後に繋いで残してしまいました。視聴用のラッカー盤を作ったマルコム・エヴァンスも「絶対にビートルズの音源は捨ててはいけない!」との教えに従って其の侭にしました。

そして、其れを聴いたポールは「コレは好いじゃん!」と正式音盤にも採用してしまったのでした。其れが、アルバム「ABBEY ROAD」のトンデモなエンディングを演出した経緯です。ま、其れはまた後にじっくりと語りましょう。メドレーにしてはみたものの、冒頭の「YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY」だけがメドレー構想以前に録音を開始していた為に、次の「SUN KING」との繋ぎが問題となります。試行錯誤した結果、ポールは自宅でコウロギの鳴き声などの効果音のテープを作り、8月5日にスタジオに持参します。其れが最終的には採用されて、見事にメドレーは繋がるわけです。ま、其れはいいのですけど、ポールは頼まれもしないのに、ジョージの「HERE COMES THE SUN」用にも効果音を作って来たのだ。余計なお世話だとばかりに、ジョージは却下し、間奏のモーグ・シンセサイザーを弾いたのでした。ま、ポールには全く悪気はないんですけどね。だからこそ、始末に置けないわけだが。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「匿名探偵」に、片瀬那奈ちゃんが冴島響子役で出演!

特命係長・只野仁 ファイナル 完全版 [DVD]


高橋克典 : 特命係長から匿名探偵に 金曜夜にカムバック(毎日 9/5)
“特命”係長から“匿名”探偵へ華麗なる転身!? 高橋克典が古巣の金曜ナイト枠に復帰!(ザテレビジョン 9/5)


10月スタートの高橋克典さん主演連続ドラマ「匿名探偵」(テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠)に、

片瀬那奈ちゃんが冴島響子役でレギュラー出演されます!

コレが「重大発表!」の正体でしょう。やりました。片瀬那奈ちゃん、10月からもドラマに出演決定だ!高橋さんの代表作「特命係長・只野仁」シリーズの枠で、共演には三浦理恵子さん(♪あなたイジワル♪)、田山涼成さん(キチホンさん!)と「特命係長・只野仁」で御馴染みの面子も揃うようです。其処に、主要キャラ「謎の美人仲介人・冴島響子」として片瀬那奈ちゃんが加わるのです。コレは楽しみだ!

「美女からの依頼を探偵に回す辣腕女性弁護士・冴島響子を演じるのは片瀬那奈。自らの武器でもある完璧なスタイルと美貌、大人の色気を最大限に生かしながら、“有能でセクシーな最強美女”を完璧なまでに立体化する!」って、おいおい、、、。

「金曜ナイトドラマ」は、片瀬那奈ちゃんにとって、コメディエンヌ路線の発端ともなった「ビバ!山田バーバラ(2006年)」や、助演女優賞を受賞された「歌のおにいさん(2009年)」など、思い出深い作品もある枠です。片瀬那奈ちゃんの代表作には他局でも「プロゴルファー花(2010年)」や「闇金ウシジマくん(2010年)」など深夜枠ドラマが多く、大いに期待出来るでしょう。

個人的には、高橋克典さん主演ドラマ「悪党〜重犯罪捜査班(2011年)」に内山理名ちゃんが飯沼玲子役で出演されていた事も興味深いです。同じ主演男優を相手にしての「那奈理名対決!」とも云えますよっ。内山理名ちゃんも10月からテレビ朝日系の連ドラ「捜査地図の女」に河本麻里役でレギュラー出演されます。もう、最高ですよ。ありがとう!テレ朝。流石は伊達や酔狂で「ワールドプロレスリング」を長年放送していませんねっ。


(小島藺子/姫川未亜)



「匿名探偵」テレビ朝日公式サイト


posted by 栗 at 05:34| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」東京公演、十二日目(15/23-16/23)

sp-b.jpg Bent Out of Shape


昼の部:13:30開場、 14:00開演
夜の部:18:30開場、 19:00開演 
サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

DRINKING WITH THE DEVIL


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


昨日(9/4)は休演日だった片瀬那奈ちゃんがレディー・パンドラを演じるロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」ですが、本日(9/5)は平日でも昼夜二公演を敢行です。そして、本日から東京最終日(9/11)までは一週間ぶっ通しで休みなく公演が続きます。土曜日(9/8)は昼夜二公演、日曜日(9/9)は片瀬那奈ちゃんが「シューイチ」で「舞台公演中も頑張ります」と生出演してから昼公演とハードな日程でございます。本日は昼夜ともにカメラが入ると告知されており、おそらく二公演を編集してDVD化されると思われます。

そして、本日は片瀬那奈ちゃんが10月スタートの連続ドラマ「匿名探偵」に「冴島響子」役でレギュラー出演されると公表されました。「金曜ナイトドラマ」枠で高橋克典さん主演作となれば、片瀬那奈ちゃんも「レディー・パンドラ」につづき「冴島響子」も「セクシー路線」で挑まれるのは確実でしょう。那奈ちゃん、「サイケデリック・ペイン」が終わったら、また「司会者専念」ですか?なんぞと云ってしまって、正直すまんかった!舞台は大好評!司会も順調!映画もヒット中!そして、連ドラも決まりましたよっ。那奈ちゃんの爆走は、もうどうにもとまらない!!

とは云え、ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」は東京公演が9月11日まで続き、9月22日から24日には大阪公演もあります。「シューイチ」も休まずに生出演を敢行されておりますし、「どや顔」の収録もあるでしょう。10月スタートの連続ドラマと云う事はですね、そんな最中に撮りに入らねば間に合わないわけですよ。片瀬那奈ちゃんのバイタリティには、シャッポを脱ぐしかありませんね。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 14:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「NANA DIARY」モバイル版 #097

快獣ブースカ DVDメモリアルBOX


サブタイトル:「大事な話!」


ロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」の昼公演と夜公演の狭間に、片瀬那奈ちゃん御本人が日記を書いて送って下さいました。ありがたや、ありがたや。てか、思いっ切り「食いしん坊」噺(「大好きなラーメン屋さんに行こうとたくらんでたら、お弁当がでたので断念!でも、お弁当おいしかった♪」とか、「昼前にサブウェイに行って、いつものツナを食べようと思ったら、ツナが無くなってた。(中略)超ショック!!あーもう!復活してぇ〜。」など)じゃまいか!那奈ちゃん、ホントにラーメンが好きなのね。ブースカと好い勝負かもしれません。

然し、気を取り直して「大事な話!」と10月からの連続ドラマ「匿名探偵」に御出演される事をご報告されました。「おおかたの人は舞台終わって秋はドラマは出ないだろうと思ってたと思うけど、出ますよ♪」えっと、本当に申し訳ございませんでした!あたくしともあろう者が、思いっ切り「年内は司会者専念だべさ」なんぞと高を括っておりましたよ。全くもう、15年近く片瀬那奈ちゃんの何を見て来たのか?と海よりも深く反省しております。とか云いつつも、密かに期待はしていたわけだが。


(「THANX 4 うっぴー☆」:小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 20:42| 7D | 更新情報をチェックする

2012年09月06日

FAB4-194:SUN KING

FAB4EVER(初回限定盤) 聖なる鳥(紙ジャケット仕様)


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック、フィル・マクドナルド
 2E:ジョン・カーランダー(7/24-30)、アラン・パーソンズ(8/14-21)
 録音:1969年7月24日(「Here Comes The Sun-king」 take 1-35)、
    7月25日(take 35 に SI 「歌、ピアノ、オルガン」)
 STEREO MIX:1969年7月30日(take 35 より 1)、8月14日(take 35 より 20-24、メドレー編集)、
         8月21日(メドレー再編集)

 1969年9月26日 アルバム発売 (「ABBEY ROAD」 B-4)
 アップル(パーロフォン) PCS 7088(ステレオ)


ジョン・レノンが書いた楽曲で、当初は「HERE COMES THE SUN-KING」と呼ばれていて、B面一曲目のジョージ・ハリスン作「HERE COMES THE SUN」と混同させますが、関連性は全くありません。フリートウッド・マックの「Albatross」に影響されてジョンが書いたと云われ、確かに雰囲気がよく似ています。A面最後の「I WANT YOU(SHE'S SO HEAVY)」も「Black Magic Woman」からの影響が感じられますので、ジョンはピーター・グリーン時代のフリートウッド・マックがお気に入りだったのでしょう。ゆったりとして穏やかな楽曲ですけど、歌詞は後半が出鱈目なスペイン語とイタリア語が混じっていて意味不明です。此の頃のジョンはラリラリパッパラパーでしたから、意味なんてないのでしょう。

アルバム「ABBEY ROAD」の片面をメドレーにする事は、1969年7月1日に録音が再開された時点では決定していたようで、此の「SUN KING」と次の「MEAN MR. MUSTARD」は最初からメドレーとして録音されています。演奏は、ジョン(ギター、マラカス)、ポール(ベース)、ジョージ(ギター)、リンゴ(ドラムス、ボンゴ)のビートルズ四人に鍵盤でジョージ・マーティンが加わった、初期から御馴染みの布陣です。ジョンのリード・ヴォーカルにポールとジョージがコーラスをつけるのも、デビュー当時からの定番スタイルでありまして、恰も過去の自分たちを模倣するかの様な展開が此の後のメドレーでも顔を出します。

「THE GET BACK SESSIONS」とは違ったカタチで、ビートルズは過去の総決算を「ABBEY ROAD」で試みていたのかもしれません。デビュー当時に戻ろうとした「THE GET BACK SESSIONS」は頓挫します。ビートルズがメジャー・デビューした1962年から経た7年間は、目まぐるしい変化の足跡でした。ビートルズは原点回帰するのではなく、其の歴史の全てを飲み込んで「ビートルズを演じる」事で決着をつけようとしたのでしょう。此の曲のセッション中には、ジーン・ヴィンセントの「Ain't She Sweet」も演奏されジョンが歌っておりますが、其れはビートルズがトニー・シェリダンのバック・バンドとして初めて正式にレコーディングした際(1961年5月)に、シェリダンの計らいでビートルズのみで演奏されジョンが歌った曲でした。現在では、どちらも「アンソロジー1&3」で聴けます。20歳の荒々しく瑞々しい歌声と、28歳となった余裕の鼻歌の違いは、時の流れの残酷さを感じさせます。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「サイケデリック・ペイン」東京公演、十三日目(17/23)

sp-b.jpg Odelay


18:30開場、 19:00開演 サンシャイン劇場

片瀬那奈 as レディー・パンドラ

DEVIL'S HAIRCUT


「サイケデリック・ペイン」公式サイト


片瀬那奈ちゃんがレディー・パンドラを絶賛熱演中のロック・オペラ「サイケデリック・ペイン」も、17公演目となります。那奈ちゃんは日々モリモリ食べて、スタミナ充分でハードな舞台に臨まれておられる御様子です。やっぱ、那奈ちゃんは「食いしん坊」じゃなきゃ那奈ちゃんじゃないです。「シューイチ」も、たまには「トレナビ」に片瀬那奈ちゃんを起用して、ガッツリと好きなだけ食べさせてあげてはくれないか。兎に角、片瀬クンの食いっぷりは豪快さんなので、観ていてスカッと爽快な気分になります。其れは演技にも通じておりましてですね、特に今回のレディー・パンドラの様な役柄ですと、其の迷いのない振り切れた怪演が清々しいのですよ。

昨日(9/5)には、片瀬那奈ちゃんが10月スタートの新ドラマ「匿名探偵」に「冴島響子」役でレギュラー出演されると公表されました。舞台が終わっても「女優・片瀬那奈」に休息はありません。更に先を急ぎ過ぎれば、此の「匿名探偵」は好評ならばシリーズ化される事も大いに期待できるドラマです。「未だ始まってもいないのに、何を先走っているのだ?」と思われるでしょうが、スタッフも「シリーズ化するぞ!」とやる気マンマンでいるに決まっているじゃまいか。そうなれば、レギュラー・キャラクターを演じる片瀬那奈ちゃんの女優活動も安泰となるわけですから、コレはもう是が非でもヒットしてもらわなければなりませんよっ。

然し、今は未だ「レディー・パンドラ」の時なのです。東京公演も残り少なくなってまいりましたが、大阪公演も控えております。東京最終日(9/11)にはふたたび観劇いたしますので、とっても楽しみにしています。でも、「サイケデリック・ペイン」の東京最終公演が楽しみになったのは、新ドラマが決定したからでもあるのです。次の展開が明かされたから、安堵しているわけですよ。あたくしは常に「片瀬那奈ちゃんの未来」が不安なのです。突然にいなくなってしまうんじゃないかと、ずっと思って追っかけて来たんです。だってさ、いきなりアイドル女優を辞めて歌手になったり、歌手を辞めて女優回帰したり、「結婚したら引退!宣言」したり、司会を始めちゃったり、散々振り回されて来たのよさ。あたくしには、未だに「あしたの那奈ちゃん」は予測不能です。だからこそ、追っかけるしかないのだ。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 19:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「秋のテレ朝は、那奈理名祭り!」

那奈理名.jpg


本日(9/6)に放送された「京都地検の女」最終回の終わりに、10月スタートの真矢みきさん主演ドラマ「捜査地図の女」予告が流れました。ええ、バッチリと録画予約していて捕獲しましたよっ。と申しますのは、此のドラマには内山理名ちゃんが「河本麻里」役でレギュラー出演されるからなのだ。「よろしくお願いします」と予告にも理名ちゃんが登場!そして、石黒賢さん(片瀬那奈ちゃんと「プロゴルファー花」(2010年)で共演)、阿部力くん(片瀬那奈ちゃんと「ミラクルボイス」(2008年)、「フラガール」(2008年)、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(2009年)、「子育てプレイ&MORE」(2009年)で共演)、宇梶剛士さん(片瀬那奈ちゃんと「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」(2005年)で共演、「20世紀少年」(2008年、2009年)でも名を連ね、片瀬那奈ちゃんが司会を務めた「フェイク・オフ〜完全なる相関図〜」(2006年〜2007年)にも初回ゲストとして登場)、渡辺いっけいさん(片瀬那奈ちゃんと「プリティガール」(2002年)、「信長の棺」(2006年)、「キミ犯人じゃないよね?」(2008年)で共演)、草笛光子さん(片瀬那奈ちゃんと「熟年離婚」(2005年)で共演)、中村梅雀さん(片瀬那奈ちゃんと「信長の棺」(2006年)で共演)と、主要キャストが「カタセカイ住人」だらけじゃまいか。

対する片瀬那奈ちゃんも、負けじとばかりに10月スタートの同じテレビ朝日系連続ドラマ「匿名探偵」に「冴島響子」役でレギュラー出演されます。主演は高橋克典さんで、思えば「Oh!どや顔サミット」の前番組はドラマで、同じ高橋克典さん主演の「悪党〜重犯罪捜査班」だったのです。そして、ヒロインの「飯沼玲子」を演じたのは、他ならぬ内山理名ちゃんだったのだ。「那奈理名」史に燦然と輝く「神番組」である「都のかほり」や、「徹子の部屋」での「那奈理名コラボレーション」など、テレビ朝日はやってくれますねっ。「那奈理名」出演ドラマが同クールで放送されるなんて、もう其れだけで嬉しい!しかもだ、同じ局で放送されるから「絶対にバッティングしない!」のだ。そんでもって、互いが十二分に意識せざる得ないキャスティングと来ています。もう、此の秋のドラマは「匿名探偵」と「捜査地図の女」で好いでしょ。「どや顔」がスットコドッコイでも、此の際、目をつぶりましょう。「那奈理名」の同クール同局ドラマ対決なんて、2006年の「西豪寺エレナ様 vs 嫌われ松子」(TBS)以来ではありませんか。う〜ん、ワクワクするねっ。ちなみに、明日の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」最終回は録画予約済みです。


「那奈理名」でTV!INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「捜査地図の女」テレビ朝日公式サイト
「匿名探偵」テレビ朝日公式サイト


posted by 栗 at 22:25| ACTRESS | 更新情報をチェックする