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2012年08月20日

映画「闇金ウシジマくん」公開直前企画「超ヤベーぜ!TVライジング」

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山田孝之生出演!映画『闇金ウシジマくん』公開直前企画「超ヤベーぜ!TVライジング」

ニコニコ生放送 20:00〜22:33

都内某焼き肉店にて生配信

【出演】
 やべきょうすけ(MC)、希崎ジェシカ(MC)、
 山田孝之、林遣都、崎本大海、ムロツヨシ
【VTRコメント出演】
 Superfly、大島優子


昨日(8/19)から本日(8/20)にかけて、ニコニコ動画でドラマ「闇金ウシジマくん」全9話を一挙無料配信しております。全話で四時間弱ですので、六回リピートして延々と流しております。ドラマは本放送も再放送も録画し、DVD箱(ディレクターズ・カット版なので、一寸だけテレビ放映と違う部分があります)も買いましたが、うっかり覗いたら全話観てしまったじゃまいか。流石に、一巡しか見なかったけどさ。そんでもって、24時間リピート放送が終わると此の生中継が始まるらしいです。大久保千秋を演じる片瀬那奈ちゃんが出演される予定はありませんが、モコが出るから見てやるか。

二時間半の生中継で、お酒も入ってフランクなトークが展開されました。片瀬那奈ちゃんは舞台「サイケデリック・ペイン」の稽古を池袋サンシャイン劇場で行っておられたようですので、参加されておりません。VTRコメントもなく、話題にも出ず、相変わらず「ハブにされて」いましたよっ。ま、其れが「大久保千秋の立ち位置」とも云えるかもしれません。映画の撮影が「2011年7月15日〜8月20日」とハッキリと明かされたのは、資料的な価値があります。其の撮影秘話で、当初は「ヤンキーくん」編を題材にしようと考えられていたと云うのも興味深かったです。そうなっていたなら、当然「マサル」が登場したわけで、たぶん「大久保千秋」の出番はなかったかもしれません。

林遣都くんはお酒が入って顔どころか首まで真っ赤になっていましたし、コリスの要望で、山田孝之くんが「ヘビーローテーション」を踊る!なんぞと云うトンデモ映像も生中継でガッツリと放送されてしまいました。てか、孝之くんはノリが好くて面白いですね。現場では「紅一点」だった「モコ」こと「ジェシー」こと「希崎ジェシカちゃん」が、ドラマ版のラスト同様にかなりおいしいトコを持っていってましたけど、ひとりだけお酒を呑まずに頑張って進行役を務めていたのは立派でした。ウシジマくんの「ジェシカ、さいこー!」は本音でしょう。


【参考過去記事INDEX】
 「闇金ウシジマくん」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



山田孝之、林遣都ら『ウシジマくん』メンバーが焼肉屋で大放談!(ぴあ 8/20)
映画「闇金ウシジマくん」公式サイト


posted by 栗 at 22:53| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「65万アクセスを抱きしめよう」

ザ・ビートルズ’65BOX(国内盤)


片瀬那奈ちゃんにとって三年振りとなる舞台「サイケデリック・ペイン」が、8月22日より始まります。そして、撮影は昨年(2011年)の夏ですが、映画「闇金ウシジマくん」も遂に8月25日に公開されます。そうした片瀬那奈ちゃんの御活躍の御蔭で、此処のアクセス数も「65万」を超えました。ありがとうございます。何だかアクセスが増えて来ていて、些か困惑してもいるんですよね。

今後も、出来得る限り「片瀬那奈ちゃんの公的活動」を追ってゆこうと思っておりますが、なにぶん単なる「ど素人のファン」が書いておりますので、皆様のニーズに充分には応えられないとは存じます。「つまんねーな」と感じられる方々には、片瀬那奈ちゃんには研音さんの公式サイトなど公的なソースも沢山ございますので、こんなトコよりもそちらの方を御覧になって頂ければと思います。

公式サイトなどは在る程度はリンクしておりますので、此処は中間地点として使って下さい。もしも、あたくしなんぞが書いている記事を面白がって下さる奇特な片がおられるのでしたら、とても光栄です。たぶん、此処を始めて半年くらいのアクセスを考えれば、十人もおられないとは思いますが、たったひとりは確実に存在すると知っています。あたくしは、其の人の為に此処を書いてゆきます。


(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



posted by 栗 at 00:15| LOOK UP THE # | 更新情報をチェックする

FAB4-177:ONLY A NORTHERN SONG

イエロー・サブマリン [Blu-ray] northern.jpg


 w & m:HARRISON

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック
 2E:リチャード・ラッシュ('67-2/13-4/21)、グレアム・カークビー('68-10/29)
 録音:1967年2月13日(「Not Known」take 1-9)、
    2月14日(take 3 を編集し take 10-12、take 12 に SI 「歌」)、
    4月20日(take 3 に SI 「ベース、トランペット、グロッケン」、take 11 に SI 「歌」)
 MONO MIX:1967年2月14日(take 12 より 1-3)、4月19日(take 12 より 4)、
        4月21日(take 3 & 11 より 1-11)
 STEREO MIX:1968年10月29日(モノ・ミックス 6 より 1、擬似ステレオ)

 初出:1969年1月13日 アルバム発売 (「YELLOW SUBMARINE」 A-2)
 アップル(キャピトル) SW 153(ステレオ)

 1969年1月17日 英国アルバム発売 (「YELLOW SUBMARINE」 A-2)
 アップル(パーロフォン) PMC 7070(モノ)、PCS 7070(ステレオ)


ビートルズ後期のアルバムは、録音時期と発表時期が異なっており混沌としております。簡単に云えば、録音順だと、「YELLOW SUBMARINE」→「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」→「LET IT BE」→「ABBEY ROAD」なのですが、発表順だと、「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」→「YELLOW SUBMARINE」→「ABBEY ROAD」→「LET IT BE」となります。アルバム「YELLOW SUBMARINE」は同名アニメ映画のサウンドトラック盤として、1969年1月に発表されますが、映画の公開は1968年6月でした。ビートルズのオリジナル・アルバムとされているものの、アナログ盤ではA面の6曲のみがビートルズの楽曲で、新曲はたったの四曲しか収録されていません。B面は、ジョージ・マーティンによるスコアです。マーティンは、わざわざレコード用に録音し直しておりますので、映画で使われた音源ではありません。そして、ビートルズの新曲も、1967年2月から1968年2月に録音されたものでした。ビートルズは「ホワイト・アルバム」の録音や発表を優先させ、アニメのサントラ盤なんか眼中になかったのです。

「ONLY A NORTHERN SONG」はジョージ・ハリスンが書いた楽曲で、元々はアルバム「SGT. PEPPER'S LONELY HEART'S CLUB BAND」のセッションで録音された曲です。結局、ジョージの作品は完全なるソロと云える「WITHIN YOU WITHOUT YOU」が選ばれ、「ONLY A NORTHERN SONG」はボツとなります。然し、ビートルズはアニメ映画の契約も済ませていた為に「出来の悪い曲は、アニメに回そうぜ」となり、完成から二年近く経ってようやくレコード化されました。内容は、ビートルズの楽曲を管理する音楽出版社「Northern Songs」を皮肉ったものです。ブライアン・エプスタインとディック・ジェイムズが作った会社で、ジョン・レノンとポール・マッカートニーはチャッカリと株主になっていましたが、ジョージ・ハリスンは単なる専属ライター扱いだったのです。ゆえに、ジョージは自分の楽曲出版権を持つ「Harrisongs」を立ち上げ、「ホワイト・アルバム」以降の楽曲は自己管理します。アルバム「YELLOW SUBMARINE」に収録されたジョージ作品の「ONLY A NORTHERN SONG」と「IT'S ALL TOO MUCH」は共に1967年の楽曲なので「Northern Songs」管理となっているのでした。

演奏は、ジョージ・ハリスン(ヴォーカル、オルガン、効果音、ノイズ)、ジョン・レノン(ピアノ、グロッケン、効果音、ノイズ)、ポール・マッカートニー(ベース、コーラス、トランペット、効果音、ノイズ)、リンゴ・スター(ドラムス)、のビートルズの四人で行われ、如何にも1967年のビートルズらしいサイケデリックな音に仕上がっています。其れでも、ビートルズはジョージしか参加していない「WITHIN YOU WITHOUT YOU」を選んだのでした。「ボツ曲を回せばええべ」と舐めていたアルバム「YELLOW SUBMARINE」の新曲である四曲中半分の二曲がジョージ作品と云うトコに、当時のジョージの立場があからさまに出ております。二曲とも、名曲なんだけどナァ。ビートルズは流石に新曲が四曲だけではイカン!と思い、更にいくら映画で使われているからと云って「二度売り」もしたくない(「YELLOW SUBMARINE」「ALL YOU NEED IS LOVE(愛こそはすべて)」は、テーマ曲だから外せなかった)ので、コンパクト盤での発売も検討し、「ACROSS THE UNIVERSE」を加えた五曲で出す案もあったそうです。

此の「ONLY A NORTHERN SONG」は、モノラル・ミックスの際に二つのテイクをシンクロさせて完成させた為にステレオ・ミックスを作る事が出来ませんでした。ところがアルバム「YELLOW SUBMARINE」はステレオのみの発売となり擬似ステレオが作られます。英国でのモノラル盤は「擬似ステレオをモノラル化した音源」で、リアル・モノラルは、なな、なんと2009年の「MONO-BOX」まで発表されません。リアル・ステレオはそもそも存在しませんが、1999年のリミックス盤「YELLOW SUBMARINE SOUNDTRACK」でステレオ化されています。映画に使われた楽曲をリミックスして発表したアルバムは賛否両論で、個人的には「ピーター・コビンはイラネ!」と大批判する立場です。シンクロ・ミックスされる前の「take 12」はステレオで「アンソロジー2」に収録されていますが、完成版とはジョージのヴォーカルが違いますし効果音などもダビングされていません。オルガン(ジョージ)、ベース(ポール)、ドラムス(リンゴ)のみの演奏で、なかなか味わいがあります。こーゆーベーシック・トラックを聴くと、ポールとリンゴのリズム隊の凄さがよく分かりますね。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする