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2012年07月30日

「月刊・未亜 リターンズ #120730」2012年7月号

タイガーマスク 永久保存版/全105話パーフェクトガイド


未亜:姐御!もう7月も終わりって時になってようやく対談って、サボってませんか?

イコ:おいおい、毎回おんなじ事ばっかり云わないでよ。「7月にやれば7月号」でしょ。

未亜:片瀬那奈ちゃんは大活躍されているのですから、毎週でもやらなきゃダメですよっ。

イコ:今月は「100記事」越えそうなくらい書いてますわよ。

未亜:へへん、うっかり「FAB4」を再開したからじゃん!其の分が増えているだけじゃん!ビートルズなんて片瀬那奈ちゃんと関係ないじゃん!

イコ:「イエスタデイでしょ、あたし好きだナ」

未亜:あっ。

イコ:「ミラクルボイス」の音楽って何だっけ?「絶景!アジア紀行」で片瀬クンはビートルズの「ホワイト・アルバム」を持ってインドに行ってなかったっけ?

未亜:そりゃ、まー、そーなんだけどさ。

イコ:おまえは、ハリケンレッドかよ。其れにさ、6月で「カエルの王女さま」が終わって、片瀬クンはふたたび「司会者・片瀬那奈」の道へ戻ったじゃまいか。

未亜:那奈ちゃんは8月22日からの舞台「サイケデリック・ペイン」の稽古をされていますよっ。

イコ:だったら舞台が始まってから語ればええわけでしょ。ウチらは単なるファンなんだから「マネ日記」みたいに「本日も片瀬さんはレッスンしていました」なんて書けないざんしょ。

未亜:他にも「麦のごちそう」の新作とか「Message 2012」とか、話題満載だったではありませんか。「シューイチ」も毎週絶好調だし、ホラ「特撮博物館」訪問も好かったでしょ。

イコ:そんなの公表されたら全部記事にしてるざんしょ。「Message 2012」なんて、あんなに細かく書いているのはココだけだろ。マスコミ報道もないから、記憶だけが頼りで結構ナンギなのよさ。再放送ドラマまでチェックしとるではないか。正直「美男ですね」なんか一日に二話連続で長げぇし、途中を早送りして見ちゃったけどさ。片瀬クンの出番が何処かは分かっているし、そもそも少ないし。

未亜:ダメですよ!片瀬那奈ちゃんが御出演されたドラマは、全篇を通して観賞して下さいっ。

イコ:おまえが云うな。未亜たんが速攻で「片瀬クン・ヴァージョン」に編集しちゃうから、見たくとも見れないだろ。

未亜:いえ、ドラマは完全版も遺してありますよ。「シューイチ」だってオリジナル版はあります。最初から斬り捲くるのは「どや顔」だけですよっ。えっへん!

イコ:何が「えっへん!」なのよさ。「FAB4」を再開したってのはさ、片瀬クンが舞台「サイケデリック・ペイン」に挑むからタイミングが好いと思ったのよさ。「ロック・オペラ」なんざんしょ?

未亜:でも、此処の読者は片瀬那奈ちゃんファンなのですから、姐御の枝葉ネタはスル〜していると思いますよ。「ホワイト・アルバム」なんて誰も聴いていないでしょう。しかも、何日に録音したとかミックスしたとか誰も興味ないですよ。

イコ:いいじゃん。あたくしが自分のブログで楽しんで書いているのだからさ。そもそも「ビートルズ・レコーディング・セッション」が此処の参考書なのよさ。此処は、あーゆー記録を片瀬那奈ちゃんでやろうって試みなんだからさ。プロレス・ネタもたまには書きたいのだけど、最近は面白い試合がないからナァ。やっぱ、片瀬クンにプロレスラーになってもらって喝を入れてもらわないとアカンのかしらん。

未亜:那奈ちゃんは女優ですってばさ。司会業も順調なのですから、プロレスなんてやっている暇はありませんよっ。今は倫敦五輪で盛り上がっているんですし、せめてサッカー選手とかテニス選手とかにして下さい。

イコ:昔だったら、とっくに定年だけど、今は25歳過ぎたって女子もずっと続けられる様になったから大丈夫だぞ。天龍なんか還暦過ぎているんだからさ。ルー・テーズは70歳過ぎてもリングに上がっていたしさ。片瀬クンなら、少しトレーニングすればすぐにメインエベンターになれそうなんだけどナァ。やっぱり、ライバルには瀬戸朝香さんに満を持してレスラー転向してもらいましょう。ナンシー関師匠も天国で大喜びだ!

未亜:アノね・・・そーゆーのは妄想企画でやってケロヨン。

イコ:確かに、片瀬クンのキャラで前にプロレス対決をやったけどさ、他の女優さんとかも絡めると色々と面倒な問題が起きそうだからナァ。

未亜:えっと、片瀬那奈ちゃんが演じたキャラクターを勝手に使ってプロレス対決させただけでも、充分過ぎるほど大問題だったと思いますけどね。

イコ:おいおい、未亜たんも実況役でノリノリだったじゃまいか。あたくしだけに罪をなすりつけないでよね。ただでさえ、悪役ブッカーだったのにさ。

未亜:もうプロレスの噺はやめてけれ!オレ、まげねっ。

イコ:だから、おまえは、金星人かよ。

未亜:姐御!もうすぐBlu-rayとDVDが発売されるのですから、ネタバレはやめてけろっ。

イコ:そんなのニノが自分で云っているんだから、みんな知ってるじゃん。でも、あたくしは夢を壊すから云わないけどさ。

未亜:姐御は、マサ斎藤かよっ。てか、やっぱりプロレス・ネタじゃん!


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 18:25| MIAMIA | 更新情報をチェックする

「美男ですね」第8話再放送&第9話再々放送

Boys in the Trees


TBS 13:55〜15:50

「チャングンソク遂に登場!!」
「最終章別れ…残酷な運命!!」


片瀬那奈 as RINA


片瀬那奈ちゃんがスタイリスト「RINA」を演じられたドラマ「美男ですね」の再放送も、本日と明日で終了です。伝説のトンデモ・サブ・タイトル「チャングンソク遂に登場!!」の第8話は初めての再放送で、最終章三部作の第一部である第9話は再々放送となります。片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」の出番は、両話共に序盤の僅かな時間だけですので、お見逃しなく。第8話は序盤で「A.N.JELL」全員と馬渕マネが絡んでおりますので「斬れるもんなら、斬ってみやがれ!」と啖呵をきれるほどにカットなど考えられません。馬渕マネに「お前が余計な事をするからだ!」と責められ「すみません、反省しています!」と口では謝罪しつつも裸締めを決める「RINA」が好いですね。でも、第8話の出番は此処までなのだ。

注目のグンちゃんが登場して撮影をしているのに、「A.N.JELL」の専属スタイリストである「RINA」の姿はありません。「NANA」の現場には常にメイクのトオルが同行していて、其れが普通なのですけどね。見どころはやはり「永遠の噛ませ犬:柊」の余りにも悲惨な道でございます。遂に「美男(ホントは美子)」に面と向って告白をした「柊」ですが、「廉さま」の「空に飛行機で星を描く」と云うヨーコ・オノばりの大技でモノの見事に粉砕されてしまいます。今回の再放送は、第2話以降は「ほぼノーカット」となっているみたいですので、片瀬那奈ちゃんの出番も初回以外は斬られておりません。てか、毎回「RINA」の出番はワン・シーン位しかないので、斬られたら堪ったもんじゃないのだけどさ。

第9話では、片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」の出番は序盤で「勇気」と楽屋で会話し、「美男(ホントは美子)」が「廉」を好きだと知った「勇気」が失踪した件で、「美男(ホントは美子)」と「馬渕マネ」の三人で会話するトコまででおしまいです。馬渕マネに張り手をバシッと決める名場面もありますけど、兎に角出番が少ないのぉ。「勇気」も「美男(ホントは美子)」に告白し、爽やかにふられてしまいます。然し、「柊」は諦めていなかったのでした。散々ふられ続けても「柊」は「美男(ホントは美子)」に迫り続けます。最早、半分意地になっているのかもしれません。「美男(ホントは美子)」は「廉」と相思相愛となり、キスしてめでたし、めでたし。

と思いきや「柊」は「廉」に「俺は今までお前にずっと譲って来た。でも、美男(ホントは美子)だけは譲れない。絶対!」と宣戦布告!なるほど、「美男(ホントは美子)」に拘り続けるのは、ずっと「二番手」に甘んじて来たとの「廉」への対抗心もあっての事だったのかしらん。本物の「美男」が帰って来るとのニュースも入りますが、コレもトンデモな展開となりますよ。「廉」の母親(水沢麗子)の策略で、「廉」との仲を引き裂かれた「美男(ホントは美子)」が泣き崩れているところに、狙いすまして現れ、ふたたび告白する「柊」!遂に「美男(ホントは美子)」の心も揺らいだのか?で「つづく」なのだ。明日で再放送も終わるのですけど、此処まで期待をもたせられ、やはり完膚なきまでに叩きのめされてしまう「柊」の「敗北の美学」にご注目下さい。


「第8話」本放送:2011年9月2日
「第9話」本放送:2011年9月9日
「第9話」再放送:2011年9月23日


【参考過去記事INDEX】
 「美男ですね」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「美男ですね」TBS公式サイト


posted by 栗 at 15:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

FAB4-156:I'M SO TIRED

Blues White Album Numbers & Mumbles


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ケン・スコット
 2E:マイク・シーディ(10/8)、ジョン・スミス(10/15)
 録音:1968年10月8日(take 1-14)
 MONO MIX:1968年10月15日(take 14 より 1-3)
 STEREO MIX:1968年10月15日(take 14 より 1-5)

 1968年11月22日 アルバム発売 (「THE BEATLES」 B-2)
 アップル(パーロフォン) PMC 7067-7068(モノ)、PCS 7067-7068(ステレオ)


ジョン・レノンがインドで書いた曲のひとつで、デモの段階では「HAPPINESS IS A WARM GUN」の終盤部分に発展するパートも含まれていました。1967年には、アルバム「SGT. PEPPER'S LONELY HEART'S CLUB BAND」やEP盤「MAGICAL MYSTERY TOUR」で明らかにポールが書いた曲が多くなります。然し、インドで他にやる事がなかったからなのか、1968年の「ホワイト・アルバム」では半数近くをジョンが書いています。ポールはもちろん、ジョージやリンゴも曲を書いていますので、「ホワイト・アルバム」に最も多く曲を提供したのはジョンです。しかも「ホワイト・アルバム」に未収録になった曲も多く、それらは「ABBEY ROAD」や、ソロになってからの「ジョンの魂」や「イマジン」に収録されます。

「ホワイト・アルバム」の頃には、ジョン・レノンは後のソロ活動と変わらない姿勢で曲を書く様になっていました。其れは、とても個人的な感情を有りの侭に吐露する「私小説」的な方法です。此の「I'M SO TIRED」も、インドでのマハリシによる講義に疲れきった事実をそのまんま歌っています。けだるいムードで歌い出し、中盤から絶叫モードに移り、一旦大人しくなって、またしてもシャウト!と、僅か二分余りしかない曲で強弱をつけ捲くる「ジョン・レノン、魂の熱唱」が爆裂しております。物凄い表現力です。此の人は、本当に歌が桁違いに上手い!上手すぎるのだ。ジョンは「天性の歌手」です。

レコーディングはビートルズの四人によって、10月8日のセッションで全てが行われ完成しました。ポールのバック・ヴォーカルが、ステレオよりもモノラルの方が明らかに大きくミックスされています。「ポール死亡説」の根拠のひとつとして、此の曲のエンディングでジョンが「Monsieur,monsieur,how about another one ?」と意味不明なことをつぶやいている部分を逆回転させると「Paul is a dead man. Miss him. Miss him. Miss him.」と聴こえると云うのもありました。それでは、此の曲でベースとエレクトリック・ピアノを弾いて、バック・ヴォーカルを担当しているのは誰なのでしょう?「ポール死亡説」にはそれらしい根拠が沢山ありますが、全てがビートルズの楽曲やアルバムのジャケットを元にしています。偶然と云うには出来すぎた展開ですので「ビートルズが自ら仕掛けた悪戯だったのではないか」とも思えます。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする