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2012年07月26日

「美男ですね」第4話再々再放送&第5話再々放送

Simple Dreams


TBS 13:55〜15:50

「告白!!届け…切ない片想い」
「マジでキスした!?」


片瀬那奈 as RINA


片瀬那奈ちゃんが「RINA」を演じられたドラマ「美男ですね」の第4話再々再放送と第5話再々放送が連続で放送されました。此の両話では、片瀬那奈ちゃんの出番は此れまでカットされた事がありません。今回もバッチリとノーカットでございました。と申しますのも、そもそも「RINA」の出番自体が極端に少ないからなのだ(杏奈声で)。専属スタイリストなのに、重要な場面で不在と云う奇妙な展開が多いのです。第2話での「美男(ホントは美子)」デビュー・ライヴでは姿が確認できないのに、第3話のつづきでは唐突に安藤社長と共に登場したりもしました。

第4話では、序盤で「NANA」と偽装交際宣言した「廉」をみんなで祝うパーティーから、「廉」と相部屋になった「美男(ホントは美子)」にスタンガンを渡す流れのシーンに登場するのみです。今回は右上に「ビギナーズ!」告知テロップに加え、丁度「RINA」が映っている時に「美男ですね」DVD箱(TBSだとセット売りでコンプリート)告知テロップがドカン!と被っていました。「美男(ホントは美子)」のソロ・デビュー曲レコーディングには、何故か「RINA」は専属スタイリストなのに立ち会っていません。

第5話は、序盤で馬渕マネジャーに肩を揉ませる場面と、「美男(ホントは美子)」のソロ・デビュー曲のPV撮りに立ち会った楽屋での場面のみの登場です。馬渕マネとの二人芝居は面白いので、もっとあっても好かったと思います。そして今回の再放送は、第2話以降はノーカット版に限りなく近いと思えます。例えば第4話で「NANA」が「美男(ホントは美子)」デビューを伝える新聞を叩きつける場面や、「美男(ホントは美子)」が部屋を変わる時にタンスからピンを出す場面などは、再放送と再々放送ではカットされていましたが、今回は復活していました。


「第4話」本放送:2011年8月5日
「第4話」再放送:2011年8月12日
「第4話」再々放送:2011年8月26日
「第5話」本放送:2011年8月12日
「第5話」再放送:2011年8月26日


【参考過去記事INDEX】
 「美男ですね」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「美男ですね」TBS公式サイト


posted by 栗 at 15:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

FAB4-152:THE CONTINUING STORY OF BUNGALOW BILL

THE PUNKLES FOR SALE! Grapefruit: A Book of Instructions and Drawings by Yoko Ono


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ケン・スコット
 2E:マイク・シーディ(10/8)、ジョン・スミス(10/9)
 録音:1968年10月8日(take 1-3)
 MONO MIX:1968年10月9日(take 3 より 1)
 STEREO MIX:1968年10月9日(take 3 より 1-2)

 1968年11月22日 アルバム発売 (「THE BEATLES」 A-6)
 アップル(パーロフォン) PMC 7067-7068(モノ)、PCS 7067-7068(ステレオ)


ジョン・レノンがインドで書いた楽曲のひとつで、5月のデモ録音時には既に完成していましたが、レコーディングは「ホワイト・アルバム」の録音が大詰めになった1968年10月8日に、やはりジョン作で同じ様にとっくに出来上がっていた「I'M SO TIRED」と一気に行われています。イントロの印象的なスパニッシュ・ギターは当時使用していたメロトロンMkIIのサンプル音源で、ビートルズの演奏ではありません。ノヴェルティ・ソングの形態をとっているものの、ジョンは辛辣な社会批判を込めて書いています。ビートルズの四人に加えて、クリス・トーマスがメロトロンで参加し、ヨーコとモーリン(当時のリンゴ夫人)がコーラスに加わっています。ヨーコは、なな、なんと、ワン・フレーズのみですがリード・ヴォーカルまで担当しております。

女性がビートルズの楽曲でリード・ヴォーカルをやらかすなんて、前代未聞であり、此の曲以外にありません。ジョンは「ホワイト・アルバム」で最初に録音された「REVOLUTION 初期ヴァージョン」でも既にヨーコを参加させており、結局その部分は「REVOLUTION 9」で発表されてしまいます。此の曲にモーリンも参加させたり、「BIRTHDAY」にもヨーコと共にパティ(当時のジョージ夫人)を参加させたりしたのは、よーするにジョンが「ヨーコを参加させる為の大義名分をつくる為」だったと思えます。コーラスで最も目立っているのは、リンゴ・スターですけどね。

演奏は敢えて雰囲気を重視している為にかなりラフで、コーラスもリンゴが中心でヨーコにモーリンと素人ばっかが目立っております(おいおい、リンゴの立場は)。挙句に最後にはジョンが「Eh, up!」と叫んで終わってしまいます。アルバムでは次の「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」に曲間なしで繋いであって、其のタイミングが絶妙です。二つは別々に録音されておりミックスで上手く合わせたわけでもなく単純に繋いでいるだけなのですが、其れがズバリ!と決まる辺りはビートルズの真骨頂なのかもしれません。ソロの寄せ集めの様な「ホワイト・アルバム」は、曲順の妙で見事にまとまっているわけです。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする