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2012年06月13日

「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#04(2004-part1)

EXTENDED(初回)(CCCD)(DVD付)


2004年1月15日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年1月22日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年2月5日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年2月12日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年3月4日:「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ)
2004年3月5日:「真夜中の王国04 公開スペシャル!」(NHK BS2)
2004年3月11日:「真夜中の王国04 公開スペシャル!」(NHK BS2)
2004年3月13日:「GIRLS A GOGO ! 美少女クラブ21」(テレビ朝日)
2004年3月18日:「真夜中の王国04 生放送スペシャル!」最終回(NHK BS2)
2004年3月28日:「EXPO MUSIC PARK 2004」(中京テレビ)

2004年に入りますと、片瀬那奈ちゃんは冠イベント「NANA KATASE WEEKEND FEVER 777」を開催し、歌手としてのライヴに加え、DJとしての活動も公にしました。然し、肝心の新曲はカヴァー路線へと変更されます。1月と2月には「真夜中の王国」しかテレビ出演がなく、レギュラーも3月で終了します。其処で、久しぶりに地上波出演へとなるのです。「みなおか」の「食わず嫌い王決定戦」に登場し、後の「女優回帰」や「食いしん坊」を予感させていました。


2004年4月9日:「POP JAM」(NHK)2004年3月29日収録
2004年4月10日:「AX MUSIC TV」(テレビ東京)
2004年4月18日:「Bring Back! MUSIC!」(BS日テレ)2004年3月23日収録
2004年4月22日:「汐留スタイル!」(日本テレビ)
2004年4月28日:「速報!歌の大辞テン!!」(日本テレビ)

4月には、カヴァー路線第一弾シングル「ミ・アモーレ」を多くの音楽番組で披露しました。歌い踊る「歌手・片瀬那奈」の姿を最後にテレビで観れたのが此の時でした。


2004年5月5日:「笑っていいとも!」(フジテレビ)
2004年5月22日:「Under-CDTV」(TBS)
2004年5月25日:「げりらっパ」(メーテレ)

5月にはミニ・カヴァー・アルバム「EXTENDED」のプロモーションで地上波に出演。此の時期には、他にも「Channel@」、「カラントダウン10」、「BREAK TV」、「FUZZ」などのBSやCSの番組へも多く出演し、ラジオでのプロモーションやライヴ活動も多く行っておりました。


2004年6月12日:「くりくりぃむ」(ABC)

歌手としての活動がつづく中で、関西ローカルの「くりくりぃむ」への出演を最後に、遂に片瀬那奈ちゃんは完全にテレビから消えてしまいました。なな、なんと、2004年7月と8月には全くテレビ出演がなかったのです。冠イベント「777」は僅か三回で頓挫し、カヴァー路線はオリジナルよりもセールスがダウン!ライヴ活動も7月で休止となり、何かが動き出しておりました。


2004年の片瀬那奈ちゃんは、歌手活動専念路線を続行し始まりました。但し、折角盛り上がっていたオリジナル路線からカヴァー路線へとシフト・チェンジし、より幅広く「カタセ式音楽」を浸透させようと試みました。冠イベントも開始し、ライヴとDJを披露します。然し、そうした片瀬那奈の新たなる果敢な挑戦はことごとく失敗してしまいます。特に「777」が会場であった六本木ベルファーレ改装工事の影響で、たったの三回で中止されたのは誤算でした。ミニアルバム「EXTENDED」が発売された4月に「777」を開催出来なかったのは痛かったっ。

ライヴ活動が7月で休止され、7月と8月にはテレビ出演が全くなくなってしまいました。そして、2004年8月18日に「片瀬那奈、女優回帰」が公表されるのでした。其のドラマ「ラストクリスマス」への出演発表が、事実上「歌手・片瀬那奈」の終焉を意味していたと思います。然し、片瀬那奈が歌手活動に賭けた二年半が無駄ではなかった事は、其の後の歴史が証明しています。そして、此処からふたたび女優活動へ向った片瀬那奈の苦闘が始まるのです。其れは、歌手時代よりも更に厳しい道のりとなります。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 20:08| SMiLE | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#03(2003-part2)

Necessary/EVERY***(初回限定盤)(CCCD)(DVD付)


2003年7月1日:「片瀬那奈ミニスペシャル」(viewsic)
2003年7月3日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年7月10日:「真夜中の王国03」ゲスト:星村麻衣(NHK BS2)
2003年7月17日:「Rhythm(&)Babe」(スペースシャワーTV)
2003年7月17日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年7月18日:「ちちんぷいぷい」(MBS)
2003年7月18日:「a-ha-N」(テレビ愛知)

片瀬那奈ちゃんのアルバム「TELEPATHY」が2003年6月25日に発売され、発売記念のイベントが多く行われていました。2003年7月には、上記以外でも、BSやCSでの「MUSIC B.B.」「チャンネルa」「カタセ日和」などにも出演されましたが、ほぼ全てが「歌手・片瀬那奈」のプロモーションで、在京地上波での出演はありません。


2003年8月2日:「a-ha-N」(テレビ愛知)
2003年8月7日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年8月9日:「サンダー5」(名古屋テレビ)
2003年8月14日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年8月31日:「日曜スタジオパーク」(NHK)

8月になっても地方局と「真夜中の王国」絡みのNHKしか見当たらず。勿論「カタセ日和」と「真夜中の王国」は続行しておりましたが、兎も角、地上波番組出演が無さ過ぎです。BSやCSなどが未だ普及していなかった時代に敢えて其処でのプロモーションにチカラを入れ、名古屋ローカル局への尋常ではない拘りも注目に値します。其の分、歌手としてのライヴやイベントが多くなり「歌手・片瀬那奈」は、正に早過ぎた「逢いに行けるアイドル」となっておりました。ピクチャー・レーベル多種仕様とか、イベント参加券を付属とか、常設箱でのイベント開催とか、何もかもが余りにも時代の先を行き捲くっていたのです。


2003年9月1日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月2日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月3日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月4日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月11日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年9月18日:「真夜中の王国03」ゲスト:大塚愛(NHK BS2)
2003年10月9日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年10月16日:「真夜中の王国03」ゲスト:Sowelu(NHK BS2)
2003年10月18日:「TVおじゃマンボウ」(日本テレビ)
2003年10月18日:「ナイナイサイズ!」(日本テレビ)
2003年10月22日:「速報!歌の大辞テン!!」(日本テレビ)
2003年10月23日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年11月6日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年11月13日:「真夜中の王国03」ゲスト:市川由衣(NHK BS2)
2003年11月18日:「真夜中の王国03 学園祭スペシャル!」(NHK BS2)
2003年11月21日:「真夜中の王国03 学園祭スペシャル!」(NHK BS2)
2003年12月1日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年12月4日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年12月11日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年12月19日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)

9月には謎の「シングル発売中止騒動」があり、仕切り直しで新曲が出た10月には日テレでプロモーションを行いますが、新曲が歌われることはありませんでした。「カタセ日和」「チャンネルa」「真夜中の王国」は続いており、「真夜中の王国」では待望の新曲「Necessary」の貴重な「この格好なら、何を歌うか分かるよね?」スタイリング映像が放映されています。相変わらず「歌手・片瀬那奈」はライヴ活動やイベント、ラジオ公開生出演などに邁進しており「テレビには余り出ないのに、毎日の様に本物に逢える」と云う「ファンにとっては桃源郷」の如き世界が展開されていました。avex本社での「CD持参者にポートレート手渡しイベント」などと云うトンデモな事までやらかしておりました。11月と12月には、遂に「真夜中の王国」でしかテレビで片瀬那奈ちゃんを観れなくなります。然し!怒涛の如くライヴが行われており、聖地・六本木ヴェルファーレには全国から那奈ヲタがワラワラと集っていたのでした。


片瀬那奈ちゃんのバラエティ番組への出演歴を綴る時に、やはり「歌手時代」は異質です。基本的に、音楽活動に専念された時代の片瀬那奈ちゃんは、バラエティ番組どころか音楽番組以外の地上波テレビ番組には「ほとんど出演されなかった」のです。当然、女優活動も休止しておりましたからドラマにも出ません。よーするに、片瀬那奈ちゃんは「テレビに出ない人」になっていたのです。「昭和チックなアーティスト」って戦略だったのかもしれません。其の分、ラジオ出演が増え、イベントやライヴも頻繁に行っていました。ブラウン管の向こう側に居た那奈ちゃんが、うっかりファンの前に抜け出して来たのです。其れは、驚愕すべき出来事でした。僕たちは、其の時に「おもしろい那奈ちゃん」を生で体感しました。其の後、ふたたび那奈ちゃんが「テレビの中の人」になっても、僕たちは実際に逢って話した那奈ちゃんを知っているから、嘘がないと分かります。

今でも、かつての様に逢えなくなっても、逢えば変わらぬ那奈ちゃんが居ます。僕たちは、片瀬那奈ちゃんの事を何にも分かっていないのかもしれない。特に僕は、此の世界で最も片瀬那奈ちゃんを理解していない頓珍漢な間抜けなのでしょう。だって、分かっていたらこんなブログなんか書く必要がないのです。僕は、那奈ちゃんが全くサッパリ分かりません。分からないから、知りたいのだ。でも、此れだけは云える。片瀬那奈ちゃんは、僕たちファンの気持ちを知っています。自分が愛されている事実を受け止め、ずっと責任を持って生きています。僕は、もう其れで充分です。


(姫川未亜/小島藺子)



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