2004年1月15日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年1月22日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年2月5日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年2月12日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年3月4日:「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ)
2004年3月5日:「真夜中の王国04 公開スペシャル!」(NHK BS2)
2004年3月11日:「真夜中の王国04 公開スペシャル!」(NHK BS2)
2004年3月13日:「GIRLS A GOGO ! 美少女クラブ21」(テレビ朝日)
2004年3月18日:「真夜中の王国04 生放送スペシャル!」最終回(NHK BS2)
2004年3月28日:「EXPO MUSIC PARK 2004」(中京テレビ)
2004年に入りますと、片瀬那奈ちゃんは冠イベント「NANA KATASE WEEKEND FEVER 777」を開催し、歌手としてのライヴに加え、DJとしての活動も公にしました。然し、肝心の新曲はカヴァー路線へと変更されます。1月と2月には「真夜中の王国」しかテレビ出演がなく、レギュラーも3月で終了します。其処で、久しぶりに地上波出演へとなるのです。「みなおか」の「食わず嫌い王決定戦」に登場し、後の「女優回帰」や「食いしん坊」を予感させていました。
2004年4月9日:「POP JAM」(NHK)2004年3月29日収録
2004年4月10日:「AX MUSIC TV」(テレビ東京)
2004年4月18日:「Bring Back! MUSIC!」(BS日テレ)2004年3月23日収録
2004年4月22日:「汐留スタイル!」(日本テレビ)
2004年4月28日:「速報!歌の大辞テン!!」(日本テレビ)
4月には、カヴァー路線第一弾シングル「ミ・アモーレ」を多くの音楽番組で披露しました。歌い踊る「歌手・片瀬那奈」の姿を最後にテレビで観れたのが此の時でした。
2004年5月5日:「笑っていいとも!」(フジテレビ)
2004年5月22日:「Under-CDTV」(TBS)
2004年5月25日:「げりらっパ」(メーテレ)
5月にはミニ・カヴァー・アルバム「EXTENDED」のプロモーションで地上波に出演。此の時期には、他にも「Channel@」、「カラントダウン10」、「BREAK TV」、「FUZZ」などのBSやCSの番組へも多く出演し、ラジオでのプロモーションやライヴ活動も多く行っておりました。
2004年6月12日:「くりくりぃむ」(ABC)
歌手としての活動がつづく中で、関西ローカルの「くりくりぃむ」への出演を最後に、遂に片瀬那奈ちゃんは完全にテレビから消えてしまいました。なな、なんと、2004年7月と8月には全くテレビ出演がなかったのです。冠イベント「777」は僅か三回で頓挫し、カヴァー路線はオリジナルよりもセールスがダウン!ライヴ活動も7月で休止となり、何かが動き出しておりました。
2004年の片瀬那奈ちゃんは、歌手活動専念路線を続行し始まりました。但し、折角盛り上がっていたオリジナル路線からカヴァー路線へとシフト・チェンジし、より幅広く「カタセ式音楽」を浸透させようと試みました。冠イベントも開始し、ライヴとDJを披露します。然し、そうした片瀬那奈の新たなる果敢な挑戦はことごとく失敗してしまいます。特に「777」が会場であった六本木ベルファーレ改装工事の影響で、たったの三回で中止されたのは誤算でした。ミニアルバム「EXTENDED」が発売された4月に「777」を開催出来なかったのは痛かったっ。
ライヴ活動が7月で休止され、7月と8月にはテレビ出演が全くなくなってしまいました。そして、2004年8月18日に「片瀬那奈、女優回帰」が公表されるのでした。其のドラマ「ラストクリスマス」への出演発表が、事実上「歌手・片瀬那奈」の終焉を意味していたと思います。然し、片瀬那奈が歌手活動に賭けた二年半が無駄ではなかった事は、其の後の歴史が証明しています。そして、此処からふたたび女優活動へ向った片瀬那奈の苦闘が始まるのです。其れは、歌手時代よりも更に厳しい道のりとなります。
(小島藺子/姫川未亜)