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2012年06月12日

「NANA DIARY」モバイル版 #091

カエルの王女さま 公式パンフレット


サブタイトル:「梅雨」


おっと、うっかり二週間サボってしまった片瀬那奈ちゃん御本人が綴る「NANA DIARY」が配信されましたよっ。ゲロゲロ。

「今日は、カエルの最終回ショークワイアしてきました。」

と書かれていますけど、あたくしには何の事やらサッパリ分かりません。ふ〜ん、そんな事があったのですか。是非とも見てみたかったものですナァ。たぶん、もしも、あたくしがうっかり遠足とかして目撃したなら「片瀬那奈ちゃんって、途轍もなく面白い!」とか盛り上がって訳が分からない記事を熱烈に書いたりしたでしょうね。いやぁ、最終回が楽しみですけど「シャンソンズ」が大好きなので終わって欲しくないです。まわりのみんなも、そう云ってましたよ。いや、何でもないです。

それにしても「スピニング・クリオネ〜!!」の変型で「スピニング・ナナオネ〜!!」とは、恐れ入りました。やっぱり、那奈ちゃんって「ウルトラ・スーパー・デラックス」で愉快ですね。


(「THANX 4 うっぴー☆」:小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 22:00| 7D | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈を聴け!そして見よ!!」

マジカル・ミステリー・ツアー


片瀬那奈は、かつて女優活動を休止して音楽活動に専念した時期がありました。もう十年前の出来事ですが、其の時に、片瀬那奈は「三代目きれいなおねえさん」であり、連続ドラマでもタイトルロールに堂々と記される伸び盛りの女優であり、グラビア・アイドルとしても女性ファッション誌でのモデルとしても活躍するなど「マルチな活動」をしている「二十歳の旬なタレント」だったのです。ドラマ、CM、グラビアなどで引っ張りだこで、正に順風満帆の時でした。ところが、片瀬那奈は其の全てを封印し「歌手転向」へと向いました。当初は「那奈ちゃんが歌も歌うのね。そりゃまた結構」と軽く考えていたあたくしは、其の真意が詳らかにされて「何やらかしてんのよさ、片瀬那奈!」と激怒したものです。

女優が歌を歌うのは、珍しい事ではありません。然し乍ら「歌手活動をやるから、女優活動は休止します!」と宣言し、実際に其れを実行してしまった存在は稀有です。そんなトンデモな事を、十年前に片瀬那奈は何の迷いもなくやってのけたのです。其の音楽活動に対する余りにも真摯な姿勢は、片瀬那奈の音楽を「唯一無二」のものとし、多くのフォロワーを産みました。「歌手・片瀬那奈」以前に、日本には「カタセ式音楽」は無かったのです。然し、片瀬那奈の果敢な挑戦は、余りにも早過ぎた。志半ばで、片瀬那奈は女優回帰し、歌手活動に専念した「女優としての二年半の空白期間」によって「イバラの道」を歩みました。かつて自分より格下だった女優が主演を張る様になっていた世界に戻った片瀬那奈は「いちから出直し」をしたのです。

ところが、2007年に初舞台となった「僕たちの好きだった革命」に片瀬那奈をヒロインに抜擢した鴻上尚史氏は「舞台の演技に対するカンの良さがある。ずっとステージで歌っていた経験が、生かされている。抜群の運動神経とスタイルの良さで、素晴らしい舞台女優の誕生を目撃すると思います」と「歌手・片瀬那奈」を観て起用したと断言し、期待に応えた片瀬那奈を「奇跡の初舞台!」と賞賛しました。翌2008年には舞台「フラガール」に片瀬那奈は主演します。其れは、演出を手掛けた山田和也氏が「僕たちの好きだった革命」を観劇し「舞台版のまどか先生を見つけた!」と企画に乗ったのです。鴻上氏は「平成の鳳蘭になれる逸材!大女優になる」と絶賛し、山田氏も「是非、ミュージカルを!」と熱望しました。

片瀬那奈は、2009年のドラマ「歌のおにいさん」で演じた「美月うらら」役で女優デビューして10年で、ようやく助演女優賞を獲得しました。2006年のドラマ「鉄板少女アカネ !!」での「西豪寺エレナ様」から顕著になった「コメディエンヌ」路線に「歌って踊る、歌のおねえさん」をミックスした「美月うらら」は、深夜ドラマのキャラクター(しかも、当初は三番手か四番手の脇役扱い)だったにも関わらず、最上級の評価を得ました。此の「コメディエンヌ路線」は、2010年の「高瀬リコ(「プロゴルファー花」)」や「姫様(「テレビでスペイン語」)」へと受け継がれ、完全なる「片瀬那奈の十八番」となります。其れでも、其処で止まらないのが「怪優・片瀬那奈」です。「高瀬リコ」や「姫様」と同時進行で演じた「大久保千秋(「闇金ウシジマくん」)」では「シリアスとコメディを行き来するリアリズム」へと進むのです。

2011年にはレギュラー司会を二番組担当し、活動の場を広げてゆきます。女優活動でも数多くの作品に出演されましたが、新たなる司会業へと注目が集まりました。実際、片瀬那奈はドラマ「美男ですね」から「カエルの王女さま」まで、約半年間を司会専念し女優業を休止しています。そんな様々な経験が、今、爆発しようとしております。半年振りの連続ドラマ出演作となった「カエルの王女さま」で片瀬那奈が演じる「桜井玲奈」は、「キャンギャルでアイドル女優でグラビア・アイドルできれいなおねえさん」だった時も、「歌手・片瀬那奈」も、「奇跡の初舞台を成し遂げた片瀬那奈」も、「西豪寺エレナ様〜美月うらら姫〜高瀬リコちゃん」も、「大久保千秋」も、ナンモカンモぜ〜んぶ内包されているのだ。無論、「司会者としての片瀬那奈」も大きな糧となっています。

片瀬那奈は「歌って踊れる女優」です。そして「シリアスとコメディを、同じ役柄で難なく使い分け、全身で演技するリアリズム」を会得しています。ドラマ「カエルの王女さま」での「桜井玲奈」や、来るべき舞台「サイケデリック・ペイン」での「レディー・パンドラ」は、片瀬那奈が「歌って踊る」から素晴らしいのではありません。「歌って踊りながら、普通にシリアスとコメディを行き来してしまう、表情でもロングショットでも指先や背中でも魅せる、変幻自在な演技」が凄まじいのです。片瀬那奈は、今、正に「片瀬那奈にしか出来ない演技」を魅せつけています。一見、簡単にやっている様に見えて、片瀬那奈がやっている演技は深いのです。サラリと眺めて、分かってもらえなくとも構いません。でも、あたくしは其の秘密の欠片を確かに目撃しました。片瀬那奈は、スゴイんだよ。物凄いのに、其れを悟らせないんだから、全く厄介だ。なんてったって、15年近く追っかけているあたくしが驚愕してしまうんだからね。トンデモないぞ、片瀬クン。キミは面白いよ。途轍もなく、面白い。こんなに面白い存在は、他には居ないです。


(小島藺子)



posted by 栗 at 21:28| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「Wonderful」

Smile Sessions


片瀬那奈ちゃん、いやさ、桜井玲奈さんは、素晴らしいです。玲奈さんはね、所謂ひとつの「歌手・片瀬那奈」の伝承と新たなる「女優・片瀬那奈」の融合とでも云いますか、歌って踊ると云うのは、何らかのメッセージなのでしょうが、、、

ひとつは、涙が出てしまいました。ありがとーっ!いくぞーっ、7、7、7、で「777」は死なず!

♪最強、那奈!(最強、最強、最強!)最強、片瀬那奈〜♪


(小島藺子/姫川未亜/くりぼう)



posted by 栗 at 19:40| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#02(2003-part1)

Shine/REVENGE~未来(あす)への誓い~(初回)(CCCD)(DVD付)


2003年1月29日:FNSソフト工場「SUPER DIGITALIAN」(フジテレビ)
2003年2月14日:「真夜中の王国(「Babe」)」(NHK BS2)
2003年2月21日:「ミュージックステーション」(テレビ朝日)
2003年2月23日:「Tokyo club gang」(日本テレビ)
2003年3月12日:「速報!歌の大辞テン!!」(日本テレビ)

完全に「歌手・片瀬那奈」としての出演番組が始まっております。「真夜中の王国」でのスタジオ・ライヴと「ミュージックステーション」でのライヴで披露された「Babe」は、衣装が市販された「RELOADED 〜Perfect Visuals〜」でのライヴ映像とは違っているカラフルなミニワンピースで、貴重です。


2003年4月3日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)

片瀬那奈ちゃんが、SILVAさん、君嶋ゆかりさんと三人で司会を担当。三人でのレギュラー司会は壱年間続き、歌手時代に唯一レギュラーとして出演された番組です。何度かスペシャル・ライヴとして歌ってもいました。


2003年4月10日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年4月13日:「お帰りなさい!こちら本池上署」(TBS)
2003年4月17日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年5月8日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年5月15日:「真夜中の王国03」ゲスト:イエジェネ(NHK BS2)
2003年5月20日:「汐留スタイル!」(日本テレビ)
2003年5月23日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年5月24日:「王様のブランチ」(TBS)
2003年5月25日:「Melodix !」(テレビ東京)
2003年5月25日:「こちら本池上署ナビ気になる展開」(TBS)
2003年5月28日:「速報!歌の大辞テン!!」(日本テレビ)
2003年5月30日:「ミュージックステーション」(テレビ朝日)
2003年5月31日:「AX MUSIC-TV 02」FUJII ROCK 2003(日本テレビ)
2003年6月5日:「うたばん」(フジテレビ)
2003年6月5日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年6月8日:「POP JAM」(NHK)2003年5月26日収録
2003年6月8日:「とっておき!BSハイビジョン 真夜中の王国03 セレクション」(NHK)
2003年6月12日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年6月19日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年6月21日:「開運音楽堂」(TBS)
2003年6月26日〜7月9日:「マックビジョン」(マクドナルド店内)

「歌手・片瀬那奈」として、歌番組への出演がつづきます。女優として歌手時代に唯一のゲスト出演となった「こちら本池上署」の番宣番組もありますが、其れは主題歌「Shine」を片瀬那奈ちゃんが歌っていたからであり、あくまでも「歌手」としての出演でした。「Shine」は、最も多くテレビで披露された片瀬那奈ちゃんのオリジナル楽曲です。


片瀬那奈ちゃんは、かつて歌手活動に専念された時代がありました。其の期間は「2002年〜2004年」ですが、2002年の初頭にはドラマ「プリティガール」に出演されており、2004年の秋にはドラマ「ラストクリスマス」で女優回帰しますので、壱年間通して「歌手専念」は「2003年」のみとなります。「こちら本池上署」へのゲスト出演があったので、厳密には「チラリと女優もやりました」なのですけどね。其れでも「2003年の片瀬那奈」は「歌手」だったと記憶されるでしょう。2002年12月のデビュー・シングルから、2003年2月、5月と三連続シングルを出し、6月にはアルバムを発表します。今回はアルバム発表までの「2003年上半期」をまとめてみました。歌手時代の詳細は、全曲解説の「片瀬那奈がきこえる」を御覧下さい。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:03| SMiLE | 更新情報をチェックする