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2012年06月07日

「カエルの王女さま」第九話の主役はサリーなのか?

ヒューマン・ルネッサンス


片瀬那奈ちゃんが「歌って踊る桜井玲奈さん」を演じるドラマ「カエルの王女さま」も、いよいよ残すところ三回と終盤へ向います。今回は、ズバリ云って「サリーが主役」でしょう。シャンソンズのメムバーは、「香奈絵先生(元「劇団・四季」)、澪コーチ(元「宝塚」)、玉子さん(デカピンクで有名となったが、デビューはミュージカル「アニー」)、南さん(歌手)、まひるちゃん(AKB48)、玲奈さん(伝説の歌手時代アリ)」と「歌える人」が多くキャスティングされています。更に、桜ママも「モダンチョキチョキズ」なわけで「一体いつ歌うのかしらん」と注目されております。然し、何と云いましても悪役のサリーの存在がツボなのだ。ザ・タイガースのリーダーで、PYG、井上堯之バンドと、ベーシストとして活躍したサリーが、単に悪役を演じるだけでは、到底、許される事ではありませんよっ。官房長!

本日(6/7)の「知りたがり!」では「カエルの王女さま」関連映像が流れると告知されていたので録画したら、案の定「アナウンサーの宴会芸特集」でした。「シャンソンズのメイキング映像」ならば「お宝」ですけど、何ゆえ「知りたがり!」推しなのでしょうかしらん。再三再四申し上げておりますが、絶対に「カエルの王女さま」のDVDには、入れないで下さいね。選抜総選挙首位のまひるちゃんと生電話までして引っ張ったネタが「楽屋オチ」って何だ?「ショークワイアコンテスト」って、「知りたがり!」の為のイベントだったのかしらん。

ちなみに「笑っていいとも!」も録画したのですけど、「カエルの王女さま」関連ネタはありませんでした。但し、片瀬那奈ちゃんと舞台「サイケデリック・ペイン」で共演する前川クンが「二世タレント」で出ていて、片瀬那奈ちゃんが司会の「どや顔」でのネタをリピートしていました。「テレフォンショッキング」が松田聖子ちゃんで、明日は「りこりこ」こと成海璃子ちゃんだそうです。聖子ちゃんは「Rock'n Rouge」に言及されていましたが、御存知の通り片瀬那奈ちゃんがカヴァーした楽曲です。りこりこは、名画「きみにしか聞こえない」で片瀬那奈ちゃんと「奇妙な共演」をしております。「カエルの王女さま」の話題が出なくとも、充分に「カタセカイ」ではありました。さて、注目の第九話を待ちましょう。「AKB・選抜総選挙」でブッチギリの首位を獲得した大島優子ちゃんが「まひるちゃん」役で出ていますから、数字もドドンガドーン!と爆上げしないと変ですよっ。


(小島藺子)



「カエルの王女さま」フジテレビ公式サイト


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「カエルの王女さま」#09

ゴールデン☆ベスト PYG BEST


フジテレビ 22:00〜22:54

号泣…真夜中のライブ決行!歌が引き裂いた親子の絆…音楽堂に隠された市長の秘密とは!?時を超えて君を愛せるか、次の世代に何が残せるか…父に届いた娘の想い

■ キャスト
 天海祐希 :倉坂澪
 石田ゆり子 :井坂忠子
 大島優子 :野々村まひる
 大島蓉子 :馬場みぞれ
 菊地美香 :皆川玉子
 福原美穂 :羽田南
 千葉雄大 :高垣忍
 玉山鉄二 :乾一希
 片瀬 那奈 :桜井玲奈
 濱田マリ :熊園桜
 小泉孝太郎 :井坂哲郎
 久野綾希子 :森香奈絵
 岸部大輔 :井坂清忠(青年期)
 岸部一徳 :井坂清忠
 、ほか

■ スタッフ
 脚本:吉田智子
 演出:西坂瑞城
 音楽:山崎耀(「フジオカ」役でドラマにも出演)
 主題歌:家入レオ「Shine」
 プロデュース:渡辺恒也、大木綾子
 制作:フジテレビドラマ制作センター



前回では県大会で素晴らしいパフォーマンスを披露したシャンソンズでしたが、失格となってしまいました。やはりサリー市長が手を回していたわけで、シャンソンズは解散決定!となりました。練習場も使用禁止となり、忠子さんは父であるサリーを説得に市役所へ行くものの突っぱねられます。何とかサリーの弱点を探ろうとした澪コーチは、香奈絵さんから昔の写真を見せられました。其処には、なな、なんとフォークギターを持つ若き日のサリーが映っていたのでした。澪コーチと忠子さんが桜ママの店で作戦を練りますが、何故か三人で「夢の中へ」を熱唱。ようやく桜ママの歌が聴けましたよっ。

サリーを誘き出そうと市内放送で「Don't Stop the Music」を流す玲奈さんと澪コーチですが、サリーは激怒!し相手にしません。腹ばいになって双眼鏡で見ている玲奈さんが可愛いね。澪コーチは井坂家に乗り込みますが、サリーの決意は変わりません。サリーの父(忠子さんの祖父)が作った音楽堂が諸悪の根源だと云うのですが、どうやら秘密があるようです。一希くんは忍ちゃんの実家である写真店で「サリーが若い頃に、音楽堂の前でにこやかに笑う写真」を発見。其れを元に忠子さんが説得しますが「音楽堂でコンサートを開催しようとしたサリーが父親につぶされてしまった苦い過去」を告白!父への憎しみが音楽堂閉鎖に固執する原因だったのでした。澪コーチたちが歌う「時には昔の話を」に乗せて、サリーの回想が描かれます。忠子さんと脱ぼんくら亭主は自宅の蔵でサリーの過去に関する何かを発見し、澪コーチは作戦を立てました。

シャンソンズは練習場に立て篭り、サリーを呼び出しました。音楽堂の使用許可を求める澪コーチには耳を貸さないサリーでしたが、忠子さんに「父親が若き日のサリーの東京でのコンサートを録音し批評していた事実」を知らされます。娘の忠子さんが情に訴え「たしかなこと」をシャンソンズが熱唱。頑なだったサリーも遂に陥落!かつての「あの素晴しい愛をもう一度」を歌う自分の歌声を聴き、サリーは香奈絵さんに音楽堂の使用許可を出します。サリーは「だが、予定通り取り壊しは行う」と云い、シャンソンズは音楽堂での公演へ向け再結成します。モブシーンでは、長い手足を活かし全身で喜びを表現する玲奈さんが目立っております。やっぱ、片瀬クンのデカさは武器ですね。ところが、香奈絵さんが病で倒れてしまい、ゲロゲロとつづく。

今回は、やはり思いっきりサリーが主役でした。青年期を演じたのは、サリーの実の息子さんです。どーりで、似てらっしゃる。片瀬那奈ちゃん演じる玲奈さんの出番は極端に少なかったものの細かい芝居は健在でしたし、お話の内容は泣かせましたね。此れまで散々な極悪人を演じたサリーも人の子だったとの展開も丁寧に描かれていたし、だからと云ってあっさりとシャンソンズ派に転ずる事なく「政はやるのだ」とのスタンスは崩さないのが好いです。次回は、香奈絵さんの病気に加え、澪コーチにブロードウェイからのオファーが来てシャンソンズとの二者択一を迫られるような予告でした。サリーの心は軟化したものの、まだまだシャンソンズの試練はつづくようです。あと二回、最終回まで頑張れ!シャンソンズ。


【今回の玲奈さんの歌】
 「Don't Stop the Music」オリジナル楽曲(シャンソンズ)←市内放送
 「たしかなこと」小田和正(シャンソンズ)



(第9話視聴率「8.5%」)


(小島藺子/姫川未亜)



「カエルの王女さま」フジテレビ公式サイト


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2012年06月08日

浜辺で「シルビー!シルビー!」とジュリーが叫び、UFOは飛び去った。

ザ・タイガース 世界はボクらを待っている [DVD]


片瀬那奈ちゃんが「歌って踊る桜井玲奈さん」を演じておられるドラマ「カエルの王女さま」は、残すところ二話となりました。此の作品での「桜井玲奈さん」は、片瀬那奈ちゃんを愛するファンにとって「待ってました!」と云うべき適役です。デビューから14年の歴史に裏打ちされた、正に「片瀬那奈にしか出来ない演技」を見せ付けて下さっております。然し乍ら、ドラマとしては大絶賛すべき作品とは云えないのです。確かに楽しく見させて頂いておりますし面白いと思っておりますが、グダグダな展開もありツッコミどころも沢山あります。

此のドラマは、ショークワイアが売りです。ゆえに毎回、多くの楽曲がシャンソンズによって披露され、ストーリーも其の歌詞に沿って展開したりもしております。合唱団が主役なので、歌うのは自然です。が、然し、重要な時に解決するのが「歌のチカラなのだ」とする為なのか、ヘンテコリンな事が何度も起こりました。第3話では、元・ゼルエルを陥落させる為に公開処刑を澪コーチがやらかした後にシャンソンズが「終わらない歌」を歌うのですが、あたくしが一希くんだったら「はあ?おまえら、何やってんの?」と思いますよ。何ゆえ歌うのか、分からんのだ。第4話で南さんが「せっかく、歌ってやったのに」とか云ってましたけど、アノですね、ゼルエルは頼んでないっすから。第6話で澪コーチを呼び戻す為に「何度でも」を市内放送するのも、かなり強引なチカラ技でした。

第7話では、散々引っ張った不倫ネタを「ウエディング・ベル」を歌って解決ってトンデモ展開となり、第9話でも最大の敵と思われたサリーを「たしかなこと」を歌って陥落させてしまいます。「ゼルエルの加入」も「忠子さん、ぼんくら亭主、玲奈さんの三角関係」も「サリーの改心」も、全てが物語を引っ張って来た重要な事なのに、其れが全部「歌で解決」って何だ?いえ、歌で解決でも構わないしテーマとしてはそうしなければならないのでしょうけど、思いっきり無理矢理なのです。「ウエディング・ベル」なんて、玲奈さんに「くたばっちまえ!」と云わせる為だけに選曲したわけでしょ。アレで「めでたし、めでたし」って、那奈話も引っ張って如何なものか。

昨夜の第9話で「たしかなこと」をいきなりだナァと歌われてサリーが心を揺るがす場面は、もう「カエルの王女さま」の世界に慣れてしまった方々にとっては感動的としか云えない名場面でした。でもですね、忠子さんが説得するのはリアリティがありますけど、何ゆえ歌うのよさ。しかも、ガッツリとレッスンしてシャンソンズがハモるわけですよ。あたくしがサリーなら、それこそ憤慨して「ふざけるな!」と去りますよ。何でサリーは、黙って座って聴いて感動しちゃってんのよさ。サリーは熱演でしたけど、笑いを堪えるのに大変だったんじゃまいか。こんなの現実じゃ有り得ないでしょ。必死に語っていた娘が、いきなり歌い出して合唱しちゃうって、ファンタジーではありませんか。

此の「カエルの王女さま」と云うドラマは、ミュージカルではありません。でも、突然に歌い出す事もあり、其れがかなり重要な場面で行われています。あたくしが想起したのは、クレイジー・キャッツの映画です。植木さんは、何の脈略もなく、唐突に歌い出すのですよ。社長の家に勝手に行ったら社長の息子たちがバンドの練習をしていて「一寸、拝借」とか云ってギターを奪いいきなり歌い出すなんてのは序の口で、歩いていたら気分が高揚して踊りながら歌ったりもするのです。そうそう、アキラも歌うんだよね。敵陣に乗り込んで行くのにギターを背負っていて、階段の上に登場するとギター弾いて歌っちゃうのですよ。敵はアキラが歌い終わるまで待っているのだ。う〜む、「カエルの王女さま」って深いぞ。


(小島藺子)



「カエルの王女さま」フジテレビ公式サイト


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時をこえろ!「カエルの王女さま」

太陽にほえろ!全曲集 「傷だらけの天使」 MUSIC FILE


カエルの王女さま #9『時には昔の話を』完全版
カエルの王女さま #9『たしかなこと』完全版


片瀬那奈ちゃんの最新作にして最高傑作であります「桜井玲奈さん」を演じておられるドラマ「カエルの王女さま」の、お楽しみであります別ヴァージョン動画でございます。第9話からは「時には昔の話を」と「たしかなこと」が歌唱シーンの完全版で公開されました。玲奈さんは「たしかなこと」にしか参加しておりません。本編では、どちらもサリーの回想シーンが加えられており感動的な場面でした。

こうして歌唱のみになりますと、Singers で「時には昔の話を」を歌っているのは練習として不自然ではないものの、やはりサリーを囲んでの「たしかなこと」は異空間です。歌っているシャンソンズと突っ立ってるぼんくら亭主に包囲され、ただただ聴くしか術がないサリーの熱演がギラリンコ!と光りますねっ。りりちゃんのソロ歌唱も貴重です。いえね、とっても感動的であたくしもホロリとしたのですけどね。

第9話の数字は「8.5%」と相変わらずの低さでしたが、もう此のドラマは本当に、本当に、本当にぃ、数字じゃない!でしょ。毎回、澪コーチや玲奈さんなどが細かいギャグをやっておりますが、第9話では澪コーチの「THIS IS IT !」がツボでした。シリアスとギャグを行き来するのは近年の片瀬クンが得意とする演技ではありますが、「カエルの王女さま」はどこか変なのだ。香奈絵せんせいが倒れた緊迫したラストで、練習場からはおそらく玲奈さんの素っ頓狂な絶叫が聞こえ、挙句に「ゲロゲロ」って笑わせてませんかしらん。


(小島藺子/姫川未亜)



「カエルの王女さま」フジテレビ公式サイト


元フリートウッド・マックのボブ・ウェルチさん、自殺 66歳(シネマトゥデイ 6/8)
元FLEETWOOD MACのボブ・ウェルチが銃で自殺(OOPS! 6/8)


ボブ・ウェルチが自殺したみたいです。ショックです。御冥福をお祈り致します。


(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



posted by 栗 at 12:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「追悼・ボイスハンサム」

His Fleetwood Mac Years & Beyond Two


ボブ・ウェルチが自殺しました。66歳でした。彼を知ったのはフリートウッド・マック時代で、ラジオで「Sentimental Lady」と云う曲をエア・チェックした時です。でも、其の時には曲を書いて歌っているのがロバート・ウェルチとは知らず、曲名も分からず、ただただ繰り返しテープを聴きました。十代の僕は、渋谷陽一氏の「ヤングジョッキー」を聴いてロックの知識を得ており、彼が「ツェッペリンに似ている」との理由で推した「PARIS」と出会います。其の3ピース・バンドで曲を書き、ギターを弾いて歌う「ロバート・ウェルチ」が「Sentimental Lady」の人とは思いもしませんでした。何せ、パリスはハードロック・バンドだったのですから。

「PARIS 3」として製作が開始されたソロ・アルバム「フレンチ・キッス」が発売され、初めて全てが繋がったのです。一曲目には「Sentimental Lady」の再演が収録されていました。其れで、フリートウッド・マック時代のアルバムを探して聴き捲くったのです。現在でも、マック、パリス、ソロと全てを愛聴しています。あたくしは、奇奇怪怪なフリートウッド・マックと云うバンドの全キャリアが好きですが、最も好きなのが「ロバート・ウェルチ時代」です。彼の書くロマンチックな曲が好きです。ポップスでもハードロックでも、元の曲は全て「ボブ・ウェルチ色」でした。そして、ボイスハンサムと云われた声が素晴らしい。

病に悩み、遺書を遺して、覚悟の拳銃自殺だったと伝えられています。自殺してしまったのは残念でなりません。まだ訃報を知ったばかりで、頭が混乱しています。謹んで御冥福をお祈り致します。僕は生涯、彼の音楽を愛すると思います。合掌。



(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)



posted by 栗 at 14:59| FAB4 | 更新情報をチェックする

「COVERS」#170

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「WIND」


(2012年6月作)



素材は、片瀬那奈ちゃんが2006年に出演されたCM「クアトロ4 フォーウーマン」です。



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:23| COVERS | 更新情報をチェックする

2012年06月09日

「青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ<ゴールデンブレイク>」

A Cappella


フジテレビ 2:05〜4:05

【MC】 ネプチューン(名倉潤、原田泰造、堀内健)
【審査委員長】 研ナオコ
【審査員】 つんく♂、武田鉄矢、森公美子、ISSA、片瀬那奈、城田優、柳原可奈子、イモトアヤコ、RAG FAIR、INSPi



来週の火曜日(6/12)に放送される「芸能人アカペラ選手権ハモネプスターリーグ」の前振りとして、二年半前(2010年1月19日)に片瀬那奈ちゃんが「ズンドコ審査員」を務められた「青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ9」が再放送されます。片瀬クンが出演されたバラエテイ番組の再放送は滅多にありませんので、お見逃しなく。2010年1月当時の片瀬那奈ちゃんは「グータンヌーボ」のMCを務め「ジョージア」のCMに出演されていました。ドラマ「泣かないと決めた日」が「1/26」から始まっていますから、藤田千秋を演じておられた時期の映像です。そう考えると、全く違った柔らかい表情の那奈ちゃんが居るわけで、興味深いです。

そんでもって内容なのですけど、丸っきり再放送ですから新たな映像は無い様です。てゆーか、ずっと画面の左右両脇に「芸能人アカペラ選手権ハモネプスターリーグ」の煽りテロップ帯が入っていて、見づらくって仕方ないんですけど。鬱陶しいので画面モードを切り替えて視聴しております。おっと、髪の長い那奈ちゃんの「ズンドコ」が出ましたね。審査員席では、シスターとマリアが並んでおりますが、「荒川アンダー ザ ブリッジ」が撮影されるよりも一年以上も前の映像です。桜井玲奈さんを演じる現在ならば、コーラスへの批評も違ってくるかもしれませんが、何せ二年半も前の番組でございます。

えっと、左右がテロップで隠れていると云う事は、厳密に云うと本放送とは別の映像となります。矢鱈と「芸能人アカペラ選手権ハモネプスターリーグ」の番宣映像も挿入されるので、本編をカットしているかもしれません。オリジナル版もありますから検証は可能ですけど、那奈ちゃんは審査員でありまして、主役はアカペラ甲子園の出場者たちです。「那奈ちゃんがいるな」って感じですし、小窓ちゃんもありませんので、其処まで拘る物件でもないでしょう。

其れでもザッと見てみますと、前述の通り「実質的な画面サイズがワイドからブラウン管サイズに変更されている」こと、「本編は五分くらいカットされている(本放送は1時間54分枠で本編が1時間36分、再放送は二時間枠ですが本編は壱時間半!残りの30分のほとんどが番宣)」こと、「当時、片瀬那奈ちゃんが出演されたドラマ「泣かないと決めた日」の番宣ワイプが消えた」などの差異がありました。但し、「ズンドコ」や「たけおくん」や「テクってました」などの片瀬クンの印象的なコメントは、再放送でも残っております。那奈ちゃんは審査員席に座っていて胸元から上しか映らないのですけど、うっかりド派手な衣装を着てらっしゃる。最後にチラリと全身スタイリングが観れるだけでは、実に、勿体無いっ。ちなみに、散々番宣していた「芸能人アカペラ選手権ハモネプスターリーグ」には、片瀬那奈ちゃんは御出演されません。


本放送:2010年1月19日


(小島藺子/姫川未亜)



「青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ」フジテレビ公式サイト


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「シューイチも、つなげよう eco ハート!」

マガジン(紙ジャケット仕様)


明日(6/10)の「シューイチ」は、二時間半の拡大版で「シューイチ eco スペシャル」となります。片瀬那奈ちゃんも現場へ御出陣されたと告知されていますので、楽しみですね。日テレでは「eco ウィーク」として各番組で連動しておりますが、「つなげよう eco ハート」のアイキャッチが色んな番組のヴァージョンで流れております。本日の早朝に、「シューイチ」ヴァージョンをようやく捕獲出来ました。

注目の「シューイチ」ヴァージョンは、ヒデちゃん、片瀬那奈ちゃん、中丸くんの三人が登場。那奈ちゃんの衣装(「JILL STUART」)から「2012年5月13日」に撮影されたと分かります。こうした番宣アイチャッチは、通常のCMよりも捕獲困難な物件ですが、其の分「捕獲のしがいがある」とも云えます。


「THANX 4 うっぴー☆」(小島藺子/姫川未亜)



「シューイチ」日本テレビ公式サイト


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2012年06月10日

「シューイチ eco スペシャル」(#060)

Three Hearts


日本テレビ 8:00〜10:25

【MC】中山秀征、片瀬那奈
【コメンテーター】中丸雄一(KAT-TUN)、手嶋龍一、尾木直樹、濱田龍臣
【プレゼンター】笛吹雅子、辻岡義堂
【シューイチガールズ】加藤多佳子黒田有彩三原勇希上田眞央浅賀優美

(1)亀治郎から猿之助へ…大襲名に密着(2)日本×ヨルダン戦を総力取材…試合の注目点を独自解説(3)綾瀬はるかに独自直撃 番組後半はecoSP、レギュラー陣が日本ecoタウンを旅します。中山秀征は世界自然遺産・北海道知床へ、五湖ツアーに参加し自然の生命力を体感しました。片瀬那奈と名越康文は国の特別天然記念物コウノトリと共生する街を取材。中丸雄一と笛吹雅子は高知県四万十川へ、カヌー下りや川えび漁を体感しました。


二時間半に拡大版の「シューイチ eco スペシャル」です。片瀬那奈ちゃんも、名越せんせいと一緒に兵庫県豊岡市へ御出陣された模様です。然し!「コウノトリと共生する街」の取材とは、鳥が苦手な片瀬クンにとって難関ですねっ。此れは、絶対に見逃せません!限りなく白に近い麻絹色のミニワンピース姿で生脚全開!の片瀬那奈ちゃんが日曜日も頑張ります。髪はストレートに下ろしています。おや、シューイチくんの中の人が顔出ししてますね。御挨拶の後で、今週は笛吹さんのニュースから始まりました。「シューマツ5Min.」は無しで、サッカーの特集を義堂アナと加藤多佳子ちゃんが担当し、多佳子ちゃんはリポーターも務め、中丸くんが「シューイチ」代表で応援。小窓ちゃんの那奈ちゃんは、当然乍ら盛り上がっております。「あたしも行きたい」が出ました。

「中山のイチバン」は歌舞伎の話題。歌舞伎がよく取り上げられるのは、シューイチくんの趣味かしらん。小窓ちゃんの片瀬クンは、興味深く見入っておりますが、何故か「変顔」を披露したりもしました。「ショービズ」は、黒田有彩ちゃんと義堂アナが担当。おっと、片瀬クンが「高校三年生」を口ずさみましたよ。古い歌もよく知ってらっしゃる。今週も「カタセカイ住人」が多く出て来ます。「独断ですが」は「ダジャレ」ネタに戻った感じですが、もうハリケンレッド弄りはいいじゃないですか。AKB総選挙の話題が一位でしたが、ドサクサ紛れにADを出すの、いらないから。玲奈さんは、まひるちゃんと「ご褒美で、あたしと一緒に遊園地へ行く」約束をされたそうです。すげぇ〜「上からカタセ」だっ。流石は片瀬クン。

九時を回って、上田眞央ちゃんのコカコーラCMがあり、濱田龍臣くんが参加し、本日のメインエベントであります「eco スペシャル」が始まりました。ヒデちゃんは知床で、此れは先週の「中山のイチバン」と二本撮りですね。てか、今週は大好評の「まじっすか!?」と「トレナビ」はぶっ飛ばしてしまうのでありましょうかしらん。中丸くんは「サッカー特集」にも出たし「eco の旅」へも笛吹さんと向かいますが、上田眞央ちゃんと三原勇希ちゃんの「出番が無しですよ」となってしまうのか。上田ちゃんは前述の通りCMがあったけど、三原ちゃんは小窓ちゃんだけで飼い殺しになりそうです。

さあ、本日のメインエベントが始まったっ。片瀬那奈ちゃんが現場へ御出陣です。「コウノトリと共生する街」である兵庫県豊岡市へ名越せんせいと、、、おいおい、片瀬クン、何だ其のド派手なマフラーはっ。那奈ちゃんがナレーションも担当されておりますので、実に宜しい。コウノトリは遠目に見ておられたので平気だった御様子でした。そして、田植えに挑戦です。おいおい、何だ其のデカいスマイルくんのTシャツはっ。カエルが指にとまっているって、さりげなく「カエルの王女さま」の番宣かしらん。田植えを終えた片瀬クンが、おにぎりを食べております。食ってます。食い捲くっております。コメントする時も食ってます。食うか話すか、どっちかにしなさい。物凄い数のおにぎりが置かれておりますが、片瀬クン、、、まさか全部食べたのでありましょうかしらん。てか、名越せんせいは何処へ。いつの間にか「片瀬スペシャル」になっていました。オンエアを見た名越せんせいは「おにぎり食べたい」と思っているでしょう。いえ、他意はありません。

メインが終わり、濱田くんと義堂ちゃんが東京でリポート。相変わらず、義堂ちゃんは出捲くっておりますね。中丸くんと笛吹さんは、高知県四万十川へ。おっと、いつもの放送時間が過ぎて小窓ちゃんの片瀬クンがトロリンコ・モードになっております。お腹ペコリンコになられたのでありましょうかしらん。30分延長は初めてですし、今回は「60回目」の「シューイチ」です。慣れ親しんだタイム・スケジュールに自然とカラダが慣れているのでしょう。メインの出番も終わって、お目目が眠そうだぞ、片瀬クン。頑張れ!此処からが正念場だっ。ほらほら、食いしん坊ネタが出ましたよ。然し、反応が鈍い!スタミナ切れか、片瀬クン。未知の領域に踏み込んで、苦闘しておられるのかぁ!てか、笛吹さんが弾け捲くっております。

おっと、うな重が出て、小窓ちゃんの片瀬クンが一瞬、覚醒しましたよっ。スタジオ映像に戻ると、ラストスパートで張り切りモードへ向います。おや、上田ちゃん、浅賀優美ちゃん、三原ちゃんがイベントの紹介だ。「トレナビ」がないから、無理矢理に捻じ込んだ感じもします。ゆみすけは、そのまま天気予報へ進んだのでズッコケません。スティーヴィーの「サー・デューク」に乗せて、ヒデちゃんの始球式リベンジを伝えて、エンディングでした。やっぱり「現場で那奈ちゃん」は素晴らしいですね。二時間半の生放送でもありまして、現場では苦手な鳥にもめげずに、那奈ちゃん、がんばった、がんばった、がんばった。


【参考過去記事 INDEX】
 「片瀬那奈ちゃん漫遊記」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



【6/10の衣装】「MATERIA(マテリア)」(「マネ日記」情報)


「シューイチ」日本テレビ公式サイト
「シューイチ」Facebook


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サイケデリックペイン「神様!アンタに喧嘩を売ってやる!」PV公開

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サイケデリックペイン「神様!アンタに喧嘩を売ってやる!」(PV Full)


片瀬那奈ちゃんが「秘密結社“ダークネス”のセクシー・デビル、レディー・パンドラ」を演じられる舞台「サイケデリック・ペイン」は、音楽劇です。主役はバンド「サイケデリック・ペイン」でありまして、彼等による「神様!アンタに喧嘩を売ってやる!」のプロモーション映像が公開されました。片瀬那奈ちゃん演じる「レディー・パンドラ」は登場しません。

公式サイトの東京公演チケット先行発売は、本日(6/10)の「23:59」までです。一般発売(7/1)まで待てない片は、お早めにお求めになっては如何でしょう。でも、あたくしの気持ちは、未だ「カエルの王女さま」にあります。


(小島藺子)



「サイケデリック・ペイン」公式サイト


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2012年06月11日

「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#01(1998〜2002)

スポコン! ~ sports music compilation ~


2000年4月17日:「スポコン!」(テレビ朝日)

片瀬那奈ちゃんが準レギュラー出演された最初期のスポーツ・バラエティ番組。確認出来た出演日は「4/17」「5/8」「5/29」「6/5」「6/19」「7/3」。尚、其れ以前の出演バラエティ番組としては、1998年の「トゥナイト2」で「1999年度水着キャンペーンガール特集」を放送しビキニ姿でインタビューに応えたりしております。


2000年8月25日:「笑っていいとも!」(フジテレビ)

増刊号なども含めれば、2011年まで「29回」の片瀬那奈ちゃん出演歴を記録しています。確認出来た最初の出演が、当日放送の「ほんとにあった怖い話2〜遠い夏〜」番宣で出演された此の日です。


2000年9月28日:「20世紀最強 !! 人気番組ナンバーワン決定戦 !!」(日本テレビ)
2000年10月14日:「新宿暴走救急隊の裏側すべて公開」(日本テレビ)
2000年11月4日:「土ドラPR」(日本テレビ)
2000年11月19日:「ロンブー龍」(日本テレビ)

ドラマ「新宿暴走救急隊」の番宣で出演。「20世紀最強 !! 人気番組ナンバーワン決定戦 !!」は、放送開始日(10/14)に再放送もされました。


2001年1月9日:チャンネルα「21世紀新ドラマ(秘)見どころ」(フジテレビ)

ドラマ「2001年のおとこ運」のナビを放送。


2001年7月2日:「笑っていいとも!」(フジテレビ)
2001年7月2日:「見逃せない!この夏話題の新ドラマ&バラエティSP」(フジテレビ)

ドラマ「できちゃった結婚」放送開始日に番宣で出演。「見逃せない!この夏話題の新ドラマ&バラエティSP」は「できちゃった結婚」DVD箱に特典映像として収録されています。


2001年12月28日:「オールスター赤面申告ハプニング大賞」(TBS)
2002年1月4日:「運命の携帯リダイヤルすごろく!史上最低の5日間スペシャル」(TBS)
2002年1月9日:「今夜10時まで待てない!プリティガール完全密着!」(TBS)

ドラマ「プリティガール」(1/9から放送)の番宣で出演された番組。「プリティガール」は、「今夜のプリティガール」や「倶楽部6」などのミニ番組でも推し捲くられておりました。


2002年8月31日:「映画「命」のススメ〜人気女子アナの徹底追跡 !!」(TBS)

「第一期女優時代」から「第一期歌手時代」の狭間である「沈黙期」の出演番組。江角さん主演映画の宣伝で、研音オールスターズが協力しました。


2002年11月30日:「逮捕しちゃうぞ」番外編・ウラまで全部みせちゃうぞ!(テレビ朝日)
2002年12月8日:「Tokyo club gang」(日本テレビ)
2002年12月13日:「真夜中の王国」(NHK BS2)

驚愕の「片瀬那奈・歌手転向」が明らかになる!「真夜中の王国」での「赤いレザー姿でのライヴ映像」は貴重です。


片瀬那奈ちゃんのバラエティ番組出演に関しては主要な番組ごとにまとめて来ましたが、改めて時系列順に振り返ってみます。古い記録に関しては不備も多いので、今後、より探究すべきでしょう。初期の出演は其のほとんどが出演ドラマの番宣であり「スポコン!」での準レギュラーが唯一のバラエティ出演作と云ってもいいかもしれません。より詳しい履歴は「TV」カテゴリを御覧下さい。


(小島藺子/姫川未亜)



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「微熱少年」

BAND WAGON 2008-Special Edition-


あしたは「えんそく」です。つゆいりしたので「あめがふったらこまるね」と、ぼくはイコおねえちゃんにいった。イコおねえちゃんは「くりぼう、あめがふってもやきにくももたろうにはあえるからへいきだよ」といいました。ぼくは、すべてをさっしたのだけど、ゆめをこわすからいいません。でも、ドキドキして、なかなかねむれません。


(くりぼう)



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2012年06月12日

「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#02(2003-part1)

Shine/REVENGE~未来(あす)への誓い~(初回)(CCCD)(DVD付)


2003年1月29日:FNSソフト工場「SUPER DIGITALIAN」(フジテレビ)
2003年2月14日:「真夜中の王国(「Babe」)」(NHK BS2)
2003年2月21日:「ミュージックステーション」(テレビ朝日)
2003年2月23日:「Tokyo club gang」(日本テレビ)
2003年3月12日:「速報!歌の大辞テン!!」(日本テレビ)

完全に「歌手・片瀬那奈」としての出演番組が始まっております。「真夜中の王国」でのスタジオ・ライヴと「ミュージックステーション」でのライヴで披露された「Babe」は、衣装が市販された「RELOADED 〜Perfect Visuals〜」でのライヴ映像とは違っているカラフルなミニワンピースで、貴重です。


2003年4月3日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)

片瀬那奈ちゃんが、SILVAさん、君嶋ゆかりさんと三人で司会を担当。三人でのレギュラー司会は壱年間続き、歌手時代に唯一レギュラーとして出演された番組です。何度かスペシャル・ライヴとして歌ってもいました。


2003年4月10日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年4月13日:「お帰りなさい!こちら本池上署」(TBS)
2003年4月17日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年5月8日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年5月15日:「真夜中の王国03」ゲスト:イエジェネ(NHK BS2)
2003年5月20日:「汐留スタイル!」(日本テレビ)
2003年5月23日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年5月24日:「王様のブランチ」(TBS)
2003年5月25日:「Melodix !」(テレビ東京)
2003年5月25日:「こちら本池上署ナビ気になる展開」(TBS)
2003年5月28日:「速報!歌の大辞テン!!」(日本テレビ)
2003年5月30日:「ミュージックステーション」(テレビ朝日)
2003年5月31日:「AX MUSIC-TV 02」FUJII ROCK 2003(日本テレビ)
2003年6月5日:「うたばん」(フジテレビ)
2003年6月5日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年6月8日:「POP JAM」(NHK)2003年5月26日収録
2003年6月8日:「とっておき!BSハイビジョン 真夜中の王国03 セレクション」(NHK)
2003年6月12日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年6月19日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年6月21日:「開運音楽堂」(TBS)
2003年6月26日〜7月9日:「マックビジョン」(マクドナルド店内)

「歌手・片瀬那奈」として、歌番組への出演がつづきます。女優として歌手時代に唯一のゲスト出演となった「こちら本池上署」の番宣番組もありますが、其れは主題歌「Shine」を片瀬那奈ちゃんが歌っていたからであり、あくまでも「歌手」としての出演でした。「Shine」は、最も多くテレビで披露された片瀬那奈ちゃんのオリジナル楽曲です。


片瀬那奈ちゃんは、かつて歌手活動に専念された時代がありました。其の期間は「2002年〜2004年」ですが、2002年の初頭にはドラマ「プリティガール」に出演されており、2004年の秋にはドラマ「ラストクリスマス」で女優回帰しますので、壱年間通して「歌手専念」は「2003年」のみとなります。「こちら本池上署」へのゲスト出演があったので、厳密には「チラリと女優もやりました」なのですけどね。其れでも「2003年の片瀬那奈」は「歌手」だったと記憶されるでしょう。2002年12月のデビュー・シングルから、2003年2月、5月と三連続シングルを出し、6月にはアルバムを発表します。今回はアルバム発表までの「2003年上半期」をまとめてみました。歌手時代の詳細は、全曲解説の「片瀬那奈がきこえる」を御覧下さい。


(小島藺子/姫川未亜)



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「Wonderful」

Smile Sessions


片瀬那奈ちゃん、いやさ、桜井玲奈さんは、素晴らしいです。玲奈さんはね、所謂ひとつの「歌手・片瀬那奈」の伝承と新たなる「女優・片瀬那奈」の融合とでも云いますか、歌って踊ると云うのは、何らかのメッセージなのでしょうが、、、

ひとつは、涙が出てしまいました。ありがとーっ!いくぞーっ、7、7、7、で「777」は死なず!

♪最強、那奈!(最強、最強、最強!)最強、片瀬那奈〜♪


(小島藺子/姫川未亜/くりぼう)



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「片瀬那奈を聴け!そして見よ!!」

マジカル・ミステリー・ツアー


片瀬那奈は、かつて女優活動を休止して音楽活動に専念した時期がありました。もう十年前の出来事ですが、其の時に、片瀬那奈は「三代目きれいなおねえさん」であり、連続ドラマでもタイトルロールに堂々と記される伸び盛りの女優であり、グラビア・アイドルとしても女性ファッション誌でのモデルとしても活躍するなど「マルチな活動」をしている「二十歳の旬なタレント」だったのです。ドラマ、CM、グラビアなどで引っ張りだこで、正に順風満帆の時でした。ところが、片瀬那奈は其の全てを封印し「歌手転向」へと向いました。当初は「那奈ちゃんが歌も歌うのね。そりゃまた結構」と軽く考えていたあたくしは、其の真意が詳らかにされて「何やらかしてんのよさ、片瀬那奈!」と激怒したものです。

女優が歌を歌うのは、珍しい事ではありません。然し乍ら「歌手活動をやるから、女優活動は休止します!」と宣言し、実際に其れを実行してしまった存在は稀有です。そんなトンデモな事を、十年前に片瀬那奈は何の迷いもなくやってのけたのです。其の音楽活動に対する余りにも真摯な姿勢は、片瀬那奈の音楽を「唯一無二」のものとし、多くのフォロワーを産みました。「歌手・片瀬那奈」以前に、日本には「カタセ式音楽」は無かったのです。然し、片瀬那奈の果敢な挑戦は、余りにも早過ぎた。志半ばで、片瀬那奈は女優回帰し、歌手活動に専念した「女優としての二年半の空白期間」によって「イバラの道」を歩みました。かつて自分より格下だった女優が主演を張る様になっていた世界に戻った片瀬那奈は「いちから出直し」をしたのです。

ところが、2007年に初舞台となった「僕たちの好きだった革命」に片瀬那奈をヒロインに抜擢した鴻上尚史氏は「舞台の演技に対するカンの良さがある。ずっとステージで歌っていた経験が、生かされている。抜群の運動神経とスタイルの良さで、素晴らしい舞台女優の誕生を目撃すると思います」と「歌手・片瀬那奈」を観て起用したと断言し、期待に応えた片瀬那奈を「奇跡の初舞台!」と賞賛しました。翌2008年には舞台「フラガール」に片瀬那奈は主演します。其れは、演出を手掛けた山田和也氏が「僕たちの好きだった革命」を観劇し「舞台版のまどか先生を見つけた!」と企画に乗ったのです。鴻上氏は「平成の鳳蘭になれる逸材!大女優になる」と絶賛し、山田氏も「是非、ミュージカルを!」と熱望しました。

片瀬那奈は、2009年のドラマ「歌のおにいさん」で演じた「美月うらら」役で女優デビューして10年で、ようやく助演女優賞を獲得しました。2006年のドラマ「鉄板少女アカネ !!」での「西豪寺エレナ様」から顕著になった「コメディエンヌ」路線に「歌って踊る、歌のおねえさん」をミックスした「美月うらら」は、深夜ドラマのキャラクター(しかも、当初は三番手か四番手の脇役扱い)だったにも関わらず、最上級の評価を得ました。此の「コメディエンヌ路線」は、2010年の「高瀬リコ(「プロゴルファー花」)」や「姫様(「テレビでスペイン語」)」へと受け継がれ、完全なる「片瀬那奈の十八番」となります。其れでも、其処で止まらないのが「怪優・片瀬那奈」です。「高瀬リコ」や「姫様」と同時進行で演じた「大久保千秋(「闇金ウシジマくん」)」では「シリアスとコメディを行き来するリアリズム」へと進むのです。

2011年にはレギュラー司会を二番組担当し、活動の場を広げてゆきます。女優活動でも数多くの作品に出演されましたが、新たなる司会業へと注目が集まりました。実際、片瀬那奈はドラマ「美男ですね」から「カエルの王女さま」まで、約半年間を司会専念し女優業を休止しています。そんな様々な経験が、今、爆発しようとしております。半年振りの連続ドラマ出演作となった「カエルの王女さま」で片瀬那奈が演じる「桜井玲奈」は、「キャンギャルでアイドル女優でグラビア・アイドルできれいなおねえさん」だった時も、「歌手・片瀬那奈」も、「奇跡の初舞台を成し遂げた片瀬那奈」も、「西豪寺エレナ様〜美月うらら姫〜高瀬リコちゃん」も、「大久保千秋」も、ナンモカンモぜ〜んぶ内包されているのだ。無論、「司会者としての片瀬那奈」も大きな糧となっています。

片瀬那奈は「歌って踊れる女優」です。そして「シリアスとコメディを、同じ役柄で難なく使い分け、全身で演技するリアリズム」を会得しています。ドラマ「カエルの王女さま」での「桜井玲奈」や、来るべき舞台「サイケデリック・ペイン」での「レディー・パンドラ」は、片瀬那奈が「歌って踊る」から素晴らしいのではありません。「歌って踊りながら、普通にシリアスとコメディを行き来してしまう、表情でもロングショットでも指先や背中でも魅せる、変幻自在な演技」が凄まじいのです。片瀬那奈は、今、正に「片瀬那奈にしか出来ない演技」を魅せつけています。一見、簡単にやっている様に見えて、片瀬那奈がやっている演技は深いのです。サラリと眺めて、分かってもらえなくとも構いません。でも、あたくしは其の秘密の欠片を確かに目撃しました。片瀬那奈は、スゴイんだよ。物凄いのに、其れを悟らせないんだから、全く厄介だ。なんてったって、15年近く追っかけているあたくしが驚愕してしまうんだからね。トンデモないぞ、片瀬クン。キミは面白いよ。途轍もなく、面白い。こんなに面白い存在は、他には居ないです。


(小島藺子)



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「NANA DIARY」モバイル版 #091

カエルの王女さま 公式パンフレット


サブタイトル:「梅雨」


おっと、うっかり二週間サボってしまった片瀬那奈ちゃん御本人が綴る「NANA DIARY」が配信されましたよっ。ゲロゲロ。

「今日は、カエルの最終回ショークワイアしてきました。」

と書かれていますけど、あたくしには何の事やらサッパリ分かりません。ふ〜ん、そんな事があったのですか。是非とも見てみたかったものですナァ。たぶん、もしも、あたくしがうっかり遠足とかして目撃したなら「片瀬那奈ちゃんって、途轍もなく面白い!」とか盛り上がって訳が分からない記事を熱烈に書いたりしたでしょうね。いやぁ、最終回が楽しみですけど「シャンソンズ」が大好きなので終わって欲しくないです。まわりのみんなも、そう云ってましたよ。いや、何でもないです。

それにしても「スピニング・クリオネ〜!!」の変型で「スピニング・ナナオネ〜!!」とは、恐れ入りました。やっぱり、那奈ちゃんって「ウルトラ・スーパー・デラックス」で愉快ですね。


(「THANX 4 うっぴー☆」:小島藺子/姫川未亜)



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2012年06月13日

「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#03(2003-part2)

Necessary/EVERY***(初回限定盤)(CCCD)(DVD付)


2003年7月1日:「片瀬那奈ミニスペシャル」(viewsic)
2003年7月3日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年7月10日:「真夜中の王国03」ゲスト:星村麻衣(NHK BS2)
2003年7月17日:「Rhythm(&)Babe」(スペースシャワーTV)
2003年7月17日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年7月18日:「ちちんぷいぷい」(MBS)
2003年7月18日:「a-ha-N」(テレビ愛知)

片瀬那奈ちゃんのアルバム「TELEPATHY」が2003年6月25日に発売され、発売記念のイベントが多く行われていました。2003年7月には、上記以外でも、BSやCSでの「MUSIC B.B.」「チャンネルa」「カタセ日和」などにも出演されましたが、ほぼ全てが「歌手・片瀬那奈」のプロモーションで、在京地上波での出演はありません。


2003年8月2日:「a-ha-N」(テレビ愛知)
2003年8月7日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年8月9日:「サンダー5」(名古屋テレビ)
2003年8月14日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年8月31日:「日曜スタジオパーク」(NHK)

8月になっても地方局と「真夜中の王国」絡みのNHKしか見当たらず。勿論「カタセ日和」と「真夜中の王国」は続行しておりましたが、兎も角、地上波番組出演が無さ過ぎです。BSやCSなどが未だ普及していなかった時代に敢えて其処でのプロモーションにチカラを入れ、名古屋ローカル局への尋常ではない拘りも注目に値します。其の分、歌手としてのライヴやイベントが多くなり「歌手・片瀬那奈」は、正に早過ぎた「逢いに行けるアイドル」となっておりました。ピクチャー・レーベル多種仕様とか、イベント参加券を付属とか、常設箱でのイベント開催とか、何もかもが余りにも時代の先を行き捲くっていたのです。


2003年9月1日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月2日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月3日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月4日:「真夜中の王国03スペシャル パーソナリティー全員集合!」(NHK BS2)
2003年9月11日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年9月18日:「真夜中の王国03」ゲスト:大塚愛(NHK BS2)
2003年10月9日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年10月16日:「真夜中の王国03」ゲスト:Sowelu(NHK BS2)
2003年10月18日:「TVおじゃマンボウ」(日本テレビ)
2003年10月18日:「ナイナイサイズ!」(日本テレビ)
2003年10月22日:「速報!歌の大辞テン!!」(日本テレビ)
2003年10月23日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年11月6日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年11月13日:「真夜中の王国03」ゲスト:市川由衣(NHK BS2)
2003年11月18日:「真夜中の王国03 学園祭スペシャル!」(NHK BS2)
2003年11月21日:「真夜中の王国03 学園祭スペシャル!」(NHK BS2)
2003年12月1日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年12月4日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年12月11日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)
2003年12月19日:「真夜中の王国03」(NHK BS2)

9月には謎の「シングル発売中止騒動」があり、仕切り直しで新曲が出た10月には日テレでプロモーションを行いますが、新曲が歌われることはありませんでした。「カタセ日和」「チャンネルa」「真夜中の王国」は続いており、「真夜中の王国」では待望の新曲「Necessary」の貴重な「この格好なら、何を歌うか分かるよね?」スタイリング映像が放映されています。相変わらず「歌手・片瀬那奈」はライヴ活動やイベント、ラジオ公開生出演などに邁進しており「テレビには余り出ないのに、毎日の様に本物に逢える」と云う「ファンにとっては桃源郷」の如き世界が展開されていました。avex本社での「CD持参者にポートレート手渡しイベント」などと云うトンデモな事までやらかしておりました。11月と12月には、遂に「真夜中の王国」でしかテレビで片瀬那奈ちゃんを観れなくなります。然し!怒涛の如くライヴが行われており、聖地・六本木ヴェルファーレには全国から那奈ヲタがワラワラと集っていたのでした。


片瀬那奈ちゃんのバラエティ番組への出演歴を綴る時に、やはり「歌手時代」は異質です。基本的に、音楽活動に専念された時代の片瀬那奈ちゃんは、バラエティ番組どころか音楽番組以外の地上波テレビ番組には「ほとんど出演されなかった」のです。当然、女優活動も休止しておりましたからドラマにも出ません。よーするに、片瀬那奈ちゃんは「テレビに出ない人」になっていたのです。「昭和チックなアーティスト」って戦略だったのかもしれません。其の分、ラジオ出演が増え、イベントやライヴも頻繁に行っていました。ブラウン管の向こう側に居た那奈ちゃんが、うっかりファンの前に抜け出して来たのです。其れは、驚愕すべき出来事でした。僕たちは、其の時に「おもしろい那奈ちゃん」を生で体感しました。其の後、ふたたび那奈ちゃんが「テレビの中の人」になっても、僕たちは実際に逢って話した那奈ちゃんを知っているから、嘘がないと分かります。

今でも、かつての様に逢えなくなっても、逢えば変わらぬ那奈ちゃんが居ます。僕たちは、片瀬那奈ちゃんの事を何にも分かっていないのかもしれない。特に僕は、此の世界で最も片瀬那奈ちゃんを理解していない頓珍漢な間抜けなのでしょう。だって、分かっていたらこんなブログなんか書く必要がないのです。僕は、那奈ちゃんが全くサッパリ分かりません。分からないから、知りたいのだ。でも、此れだけは云える。片瀬那奈ちゃんは、僕たちファンの気持ちを知っています。自分が愛されている事実を受け止め、ずっと責任を持って生きています。僕は、もう其れで充分です。


(姫川未亜/小島藺子)



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「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#04(2004-part1)

EXTENDED(初回)(CCCD)(DVD付)


2004年1月15日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年1月22日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年2月5日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年2月12日:「真夜中の王国04」(NHK BS2)
2004年3月4日:「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ)
2004年3月5日:「真夜中の王国04 公開スペシャル!」(NHK BS2)
2004年3月11日:「真夜中の王国04 公開スペシャル!」(NHK BS2)
2004年3月13日:「GIRLS A GOGO ! 美少女クラブ21」(テレビ朝日)
2004年3月18日:「真夜中の王国04 生放送スペシャル!」最終回(NHK BS2)
2004年3月28日:「EXPO MUSIC PARK 2004」(中京テレビ)

2004年に入りますと、片瀬那奈ちゃんは冠イベント「NANA KATASE WEEKEND FEVER 777」を開催し、歌手としてのライヴに加え、DJとしての活動も公にしました。然し、肝心の新曲はカヴァー路線へと変更されます。1月と2月には「真夜中の王国」しかテレビ出演がなく、レギュラーも3月で終了します。其処で、久しぶりに地上波出演へとなるのです。「みなおか」の「食わず嫌い王決定戦」に登場し、後の「女優回帰」や「食いしん坊」を予感させていました。


2004年4月9日:「POP JAM」(NHK)2004年3月29日収録
2004年4月10日:「AX MUSIC TV」(テレビ東京)
2004年4月18日:「Bring Back! MUSIC!」(BS日テレ)2004年3月23日収録
2004年4月22日:「汐留スタイル!」(日本テレビ)
2004年4月28日:「速報!歌の大辞テン!!」(日本テレビ)

4月には、カヴァー路線第一弾シングル「ミ・アモーレ」を多くの音楽番組で披露しました。歌い踊る「歌手・片瀬那奈」の姿を最後にテレビで観れたのが此の時でした。


2004年5月5日:「笑っていいとも!」(フジテレビ)
2004年5月22日:「Under-CDTV」(TBS)
2004年5月25日:「げりらっパ」(メーテレ)

5月にはミニ・カヴァー・アルバム「EXTENDED」のプロモーションで地上波に出演。此の時期には、他にも「Channel@」、「カラントダウン10」、「BREAK TV」、「FUZZ」などのBSやCSの番組へも多く出演し、ラジオでのプロモーションやライヴ活動も多く行っておりました。


2004年6月12日:「くりくりぃむ」(ABC)

歌手としての活動がつづく中で、関西ローカルの「くりくりぃむ」への出演を最後に、遂に片瀬那奈ちゃんは完全にテレビから消えてしまいました。なな、なんと、2004年7月と8月には全くテレビ出演がなかったのです。冠イベント「777」は僅か三回で頓挫し、カヴァー路線はオリジナルよりもセールスがダウン!ライヴ活動も7月で休止となり、何かが動き出しておりました。


2004年の片瀬那奈ちゃんは、歌手活動専念路線を続行し始まりました。但し、折角盛り上がっていたオリジナル路線からカヴァー路線へとシフト・チェンジし、より幅広く「カタセ式音楽」を浸透させようと試みました。冠イベントも開始し、ライヴとDJを披露します。然し、そうした片瀬那奈の新たなる果敢な挑戦はことごとく失敗してしまいます。特に「777」が会場であった六本木ベルファーレ改装工事の影響で、たったの三回で中止されたのは誤算でした。ミニアルバム「EXTENDED」が発売された4月に「777」を開催出来なかったのは痛かったっ。

ライヴ活動が7月で休止され、7月と8月にはテレビ出演が全くなくなってしまいました。そして、2004年8月18日に「片瀬那奈、女優回帰」が公表されるのでした。其のドラマ「ラストクリスマス」への出演発表が、事実上「歌手・片瀬那奈」の終焉を意味していたと思います。然し、片瀬那奈が歌手活動に賭けた二年半が無駄ではなかった事は、其の後の歴史が証明しています。そして、此処からふたたび女優活動へ向った片瀬那奈の苦闘が始まるのです。其れは、歌手時代よりも更に厳しい道のりとなります。


(小島藺子/姫川未亜)



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2012年06月14日

「片瀬那奈ちゃんバラエティ出演録」#05(2004-part2)

ラスト・クリスマス


2004年9月20日:「英語でしゃべらナイト」(NHK)
2004年9月22日:「トリビアの泉〜素晴らしきムダ知識〜」(フジテレビ)

2004年8月に「女優回帰」が発覚した片瀬那奈ちゃんは、9月になってテレビに還って来ました。「英語でしゃべらナイト」ではミラ・ジョヴォヴィッチさんに英語でインタビューし、プレゼントを渡す時にうっかり「あたしをあげます!」と云い間違え、ミラさんとハグしました。「トリビアの泉」では、音楽と映画のトリビアに「満へぇ」を出します。


2004年10月2日:「もしもツアーズ 秋のおいしいとれたてドラマツアーズ」(フジテレビ)
2004年10月4日:「笑っていいとも!2004秋の祭典☆スペシャル」(フジテレビ)11/6 再放送
2004年10月11日:「笑っていいとも!」(フジテレビ)
2004年10月18日:チャンネルα「ラストクリスマススペシャル」PR(フジテレビ)
2004年11月27日:「もしもツアーズ」(フジテレビ)
2004年11月29日:「今夜恋が急展開!!ラストクリスマススペシャル」(フジテレビ)

2004年10月から12月に放送されたドラマ「ラストクリスマス」で、片瀬那奈ちゃんは女優活動を再開しました。其れに伴って、フジテレビのバラエティ番組に番宣でガツンガツン!と御出演されます。特筆すべきなのは2004年11月27日:「もしもツアーズ」でしょう。女優回帰した片瀬那奈ちゃんは、以前とは違う「クールビューティー」なお嬢様路線の役柄を演じましたが、「もしもツアーズ」では「汚れ」を嬉々として受け持つ大いなるギャップを魅せます。片瀬クンの本質は、「もしもツアーズ」での「豪快さん」です。


2004年10月に、満を持して「女優回帰」となった片瀬那奈ちゃんですが、与えられた役柄は「藤澤律子」と云う「かつての片瀬那奈ちゃんが演じていた溌溂としたイメージとは正反対のクールビューティー」でした。出番も少なく、ストーリー展開からも乖離してゆく「どーでもいいキャラ」で「別に片瀬那奈でなくともええじゃまいか?」と思われる存在です。二年半振りの連続ドラマ出演としては、余りにもガッカリとさせられる展開となってしまいました。新たなる「女優・片瀬那奈」を打ち出す為に、敢えてキャスティングされたのかもしれませんが、折角頑張って来た音楽活動を休止してまで臨んだのですから、ファンとしての失望感は大きかったのです。

そんな中で「もしもツアーズ」への出演が、ひとすじの光明と感じられました。「月9女優」のイメージを星一徹が卓袱台を引っくり返すが如く、木っ端微塵に砕いてしまった「汚れ街道まっしぐら」な「おもしろいおねえさん」である片瀬那奈ちゃんの魅力が炸裂しております。当時の片瀬クンは、テレビから消えた時期も含めて文化放送のラジオ番組「レコメン!」に月イチでレギュラー出演しており、そこでも「ものまね」を披露するなど「面白イズム路線」を貫いていました。ドラマ「ラストクリスマス」や「AUBE」のCMでの「クールビューティー路線」の裏で、着々と「バラエティ路線」を狙う片瀬クンが爪を研いでいたのです。

あたくしは「ラストクリスマス」を、片瀬那奈ちゃんが出演されたドラマで「最悪の駄作」だと断じております。然し乍ら、繰り返し「ラストクリスマス」と「藤澤律子」を語り続けてもいるのです。何ゆえ、片瀬那奈が歌手活動を志半ばで休止し二年半振りに女優活動を再開したのが「ラストクリスマス」であり、役柄が「藤澤律子」だったのか?との謎が解けません。あたくしが此処を始めたのは、其の不可解な展開に対する「激しい憤り」からでした。そして、フジテレビは、ちっとも変わっていません。ぷんすかぷんぷん!なのだ。


(小島藺子/姫川未亜)



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「カエルの王女さま 公式パンフレット」

カエルの王女さま 公式パンフレット


発行/扶桑社


「シャンソンズラストコンサート in 由芽市立音楽堂」とサブタイトルがある通り、「ドラマで使われたシャンソンズ・ラストコンサートのパンフレット(帯より)」の形態をとったドラマの公式本です。桜井玲奈さんを演じる片瀬那奈ちゃんも、バッチリと登場しております。

オールカラーで92頁のボリューム!表紙も加えれば96頁でカバー付きなので、百頁と云ってもいいでしょう。ドラマのパンフレットは、ほぼ確実に発売される映画や舞台と違い、あまり多くはありません。内容は資料的な価値が充分にある出来栄えで、シャンソンズ・ファンは絶対に買い!です。「パンフレット&プログラム」INDEXを参照して頂ければお分かりでしょうが、コレが映画や舞台のパンフレットだったら、とても「税込み、1,365円」で売られるとは思えません。ま、アッチが高いわけだが。

数字は高くないドラマなのに、此れだけ丁寧な作りの公式本が発売されたのは素晴らしいですね。作品に対するスタッフやキャストの愛が溢れています。ファンにとっても、ドラマ「カエルの王女さま」は特別に思い入れがある作品になっていると思います。公式ブログでのリクエストにも真摯に応えたと思われる内容は、文句なしでしょう。此れは、片瀬那奈ちゃんのファン向けと云うよりも、シャンソンズを愛するファンへの贈り物です。


(小島藺子/姫川未亜)



「カエルの王女さま」フジテレビ公式サイト


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