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2012年01月21日

「COVERS」#142

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「2012年1月中旬の看板」


(2012年1月作)



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| COVERS | 更新情報をチェックする

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」準々決勝 #04
「小早川妙子 VS 手塚モモコ」

GREAT MUTA大全集~神秘の毒霧伝説1990-2008~ 公式完全保存盤 [DVD]


未亜:銀河系那奈億人の勇敢な片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」も準々決勝の最後を迎えようとしておりますがぁ、実況は姫川、解説は小島藺子さんでお届けいたしますっ。小島さん!先ほどの試合は藤田千秋の頑張りで白熱した名勝負となりましたが、勝者である大久保千秋が試合終了後にまさかの暴走をしましたっ。

イコ:全く解せない「不可解な行動」でしたね。大久保選手は準決勝へ進出しましたが、孤立無援となってしまったでしょう。確かに此の大会は個人戦ですが、此れまでの流れを見ますと「如何に援軍を得るか」も勝敗のポイントとなっていると思えます。準決勝、決勝と進めば、敗退した多くの選手たちが「どちらかの援護に付く」と予想されますが、先ほどの暴走によって、おそらくもう誰も大久保選手の味方にはならないでしょう。

未亜:さて、その大久保千秋と準決勝で対戦する相手がコノ試合で決まります!狂乱ファイトで一回戦を突破した小早川妙子と、「美月うらら姫を大逆転で撃破したものの負傷により無念のリタイアとなった小野未来」に代わってリザーバーとしてチャンスを得た手塚モモコが相対しますっ。ゲスト解説としまして、美月うらら姫をお迎えする予定ですがぁ、案の定、うらら姫はやって来ませんっ。小島さんっ、うらら姫は何をやっているのでしょうっ。

イコ:うららちゃんは、今度はレフェリーをやりたいと云い出しましてですね、さっきレフェリーを務めた高瀬選手も大久保選手の思わぬ攻撃で負傷しておりますので、此の試合は美月うらら選手に特別レフェリーとして参加してもらう事になったのですよ。いくらエースとは云え、うららちゃんの我侭にも困ったもんです。

未亜:おおっと、確かに美月うらら姫がお相撲の行司姿でリングに登場だっ。物凄く目立っておりますっ。会場のチビッ子は大喜びですがぁ、おっとマイクを持って歌い始めた!またしても「美月うらら姫オンステージ」が始まってしまったぁ!お客さんもノリノリだっ。コレでは試合が台無しになってしまいます!うらら姫が大会を乗っ取ったのかぁ!!小島さんっ、トンデモナイ事態になりましたねっ。

イコ:そりゃまぁ、お客さんは片瀬那奈ちゃんのファンですから、大人気キャラクターである美月うらら選手が歌えば熱狂しますよ。此れは、妙子選手と手塚選手にとって大きなプレッシャーとなりますね。うらら選手は、本来なら自分が妙子選手と対戦するべきだったと思っているでしょうから、レフェリーとしてでも大いに目立って、己の強さや人気をアピールしたいんじゃないですかね。

未亜:どうにもとまらない「美月うらら姫の童謡ショー」が続くリングへ、今、小早川妙子が愛娘みーちゃんと共にお揃いのピンクのドレス姿で入場だっ。おっと、みーちゃんはうらら姫に熱狂してぇ、母である小早川妙子を置き去りに走ってリングへ向かっているぞ!観戦していた大輝くんや他の子供たちもワラワラとうらら姫の元に集まってゆきますっ。うらら姫はクラリネットを吹いて子供たちを先導し花道を去ってゆく!子供が連れ去られた花輪倫子、三浦純、森瑠衣、鳴海京子、三浦真由、A教師たちが追いかけるっ。小早川妙子もぉ、みーちゃんを連れ戻そうと後に続いたぁ!おおっと、そこに手塚モモコが呑気に入場だっ。

イコ:手塚選手は相手の心を読めますが、妙子選手は心と行動が一致しない無軌道な攻撃を得意としていますから、興味深い対決になるでしょう。しかし、此れはマズイですね。レフェリーが居なくなったんじゃ試合になりませんので、プロデューサー権限で警備に就いている木田敦子選手をサブ・レフェリーとして任命します。

未亜:ええっ?何で都合よくあっちゃんが警備してるのですかっ。おおっと、何だか事情が飲み込めていない手塚モモコがポカンと立っているリング上にぃ、あっちゃんこと木田敦子が代理のレフェリーとして入った途端に試合開始のゴングが鳴ったっ。何だ、何だぁ!木田レフェリーがいきなりだナァとカウントを取り出した!おいおい、それはないでしょっ。みーちゃんを追いかけていた小早川妙子が気付き、みーちゃんを抱いてリングへダッシュしているがぁ、もう時すでに遅し!20カウントが数えられリングアウトで、何もしないで手塚モモコが勝ってしまったぁ!!場内騒然だぁっ。余りにも期待ハズレな展開に怒号が飛び交っておりますっ。小島さん!確か、小島さんは小早川妙子を贔屓されていたはずですから、コレは完全なアクシデントですよねっ。お客さんもコレじゃ納得しませんよっ。

イコ:う〜ん、試合は成立してしまいましたからね。妙子選手は、試合放棄したとも云えますね。

未亜:おっと、小早川妙子とみーちゃんが放送席へやって来たっ。当然、小島さんに抗議して試合のやり直しを求めるのでしょう!何だ?小島さん、何をやってるっ。今、アンタ、何を渡したんですかっ。小早川親子はニンマリしてぇ、意気揚々と退場だっ。ボキは見たっ。小島さん!アンタ、買収したでしょっ!!八百長だよっ。皆さんっ、姫川は確かに小島プロデューサーが小早川親子に小切手を渡す現場を目撃しましたっ。しかも、チラリと「西豪寺グループ」との署名が見えたっ。

イコ:姫川さん、残念だったね。さっきから、音声切ってますよ。よし、此処で再び音声を入れろ。

いやぁ〜、驚きました。

未亜:小島さん、、、アンタってぇ人はっ。

イコ:姫川さん、一寸待って下さい。勝者の手塚モモコ選手がマイクを持ってますよ。

未亜:タナボタ勝利を得た手塚モモコがぁ、マイクを持ったっ。ココは潔く再戦要求でしょうかっ。おっとぉ、何もしないで試合が決まってしまったので気付いておりませんでしたがぁ、ボキの目が確かならば、アノ選手は手塚モモコではないっ。手塚モモコを名乗る選手がマイク・アピールだっ。「大久保千秋さん、聞こえるかしら?今どき、アナタの様なスタイルは、流行らなくってよ!」コノ科白回しとアノ尊大な立ち居振る舞いはっ。小島さん!西豪寺エレナ様ですよね!おいおい、エレナ様は準々決勝で敗退しているじゃまいかっ。こんな滅茶苦茶な事が許されていいのでありましょうかっ。

イコ:えっとですね、あたくしが調査しましたトコロ、どうやら「一回戦でマリア選手に勝って準々決勝で柏木選手に負けた西豪寺エレナ選手」が「手塚モモコ選手」だったとの事です。どうも、エレナ選手がお見合いをしていてですね、手塚選手を代役にしていたみたいなのですよ。つまり、現在リングに立っているのが本物の「西豪寺エレナ選手」でありまして、手塚選手も「此れまでは代役をした」と認めておりましてですね、準決勝は「大久保千秋 VS 西豪寺エレナ」となるわけです。いやはや、参りましたナァ。あたくしも、まんまとエレナ選手の策略に騙されておりましたよ。ニヤニヤ。

未亜:はあ?何じゃそりゃっ。小島さんっ、アンタ、西豪寺グループに(ピー!)されてるんじゃないんですかっ。おおっと、しかし場内は思わぬビッグ・カードである「大久保千秋 VS 西豪寺エレナ」が実現する事に狂喜乱舞となっておりますっ。手塚モモコを名乗っていた西豪寺エレナ様も御満悦の御様子でぇ、再びマイクを持ち「絶対に、優勝いたします!ありがとう、子羊ちゃんたち」と満面の笑顔で花道を退場して行きますっ。そりゃ、ボキもエレナ様が蘇ったのは嬉しいのですがぁ、それではこのブロックで争って来た「小早川妙子、山田バーバラ、小野未来、美月うらら姫」は、一体何だったのか?とも思えてなりません!さて、いよいよ「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」は次回から準決勝となりますっ。それでは皆さん、ごきげんよう!


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 03:59| ERENA | 更新情報をチェックする

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」準決勝展望!

プロレス リングとカネ 暗黙の掟を破った男たち (宝島SUGOI文庫 A へ 1-63)


未亜:銀河系那奈億人の疑心暗鬼となった片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」は、遂に準決勝へコマを進めますが、ココで注目のカードをご紹介しましょう!


「準決勝」

 1. 柏木礼奈 VS 姫様
 2. 大久保千秋 VS 西豪寺エレナ



未亜:小島さん!あっ。と驚く展開で、まさかのまさかの裏技により「西豪寺エレナ様が復活」し「大久保千秋 VS 西豪寺エレナ」と云う夢のカードが実現する運びとなりましたっ。

イコ:いやはや、あたくしもスッカリ騙されておりました。流石はエレナ選手ですね。手塚選手がエレナ選手の代役をしていたなんて、全く気が付きませんでした。確かにお二人は姉妹の様に似ておりますから、まんまと引っ掛かってしまいましたよ。ニヤニヤ。

未亜:柏木礼奈と姫様のヒール対決も楽しみですが、小島さんっ、よもや高瀬リコちゃんや美月うらら姫も再び何らかの策略で復活させたりはしませんよね?

イコ:ん?もしかして、期待してますか?何なら「敗者復活戦」とかやって、うららちゃんとリコちゃんにもチャンスを与えましょうかしらん。特に、高瀬選手は疑惑のフォール負けをしたうえ、何故か大久保選手にも不意打ちで殴り倒されていますからね。うららちゃんは、もう此の大会には其れ程には拘っていない様子だけど、リコちゃんは納得していないとは思いますよ。う〜む、確かにリコちゃん復活もアリかもしれないわね。ニヤニヤ。

未亜:そんなことをしたら、コレまでの熱戦が台無しじゃん!大体、小島さんは西豪寺グループに(ピー!)されているんでしょっ。エレナ様を(ピー!)させると(ピー!)しているんじゃないんですか?ボキもエレナ様贔屓ではありますけど、そんな(ピー!)な(ピー!)で(ピー!)されてもねぇ!エレナ様だったら別に(ピー!)しなくとも(ピー!)できるじゃないんですか?

イコ:ピー!ピー!五月蝿いナァ。

未亜:そう云えば、小島さんは準々決勝の予想で、準決勝は「西豪寺エレナ VS 高瀬リコ」と「大久保千秋 VS 小早川妙子」で決まりです、なんぞと自信マンマンに語っておられましたが、完全に外しているじゃありませんかっ。エレナ様は裏技で勝ち上がったけれど、当たったのは「大久保千秋の勝利」だけじゃん!

イコ:ブックを書いていると公言しているあたくしの予想が外れたら「ガチンコ」って証明になるざんしょ。みんな真剣勝負をしているのですから、予想通りにはゆきませんよ。実際に、柏木礼奈が勝ったのはガチですからね。御蔭で、色々と大変だったんだから、全くもう。

未亜:では、そんな「喰えない」小島さんの「準決勝予想」を、ズバッと決めて下さい!

イコ:云っちゃってええの?此の二人が勝ち上がって、優勝は、ズバリ云って、、、

未亜:やっぱ、云わないでくんしぇいっ。ボキの予想は、西豪寺エレナ様が優勝ですっ。もう(ピー!)が(ピー!)でも、エレナ様が勝てば好いんですよっ。それでは、皆さん、準決勝でお逢いしましょう!ごきげんよう!


【一回戦 INDEX】
 「○ 西豪寺エレナ VS マリア ×」(15秒、エレナ様ビームで失神TKO)
 (※ 西豪寺エレナが準々決勝進出)
 「○ 柏木礼奈 VS 花輪倫子 ×」(53分46秒、天国固め)
 (※ 柏木礼奈が準々決勝進出)
 「× 有森みさと VS 姫様 ○」(7分7秒、リングアウト)
 (※ 姫様が準々決勝進出)
 「○ 高瀬リコ VS 荒木理恵子 ×」(3分0秒、パンチの連打で、TKO)
 (※ 高瀬リコが準々決勝進出)
 「○ 大久保千秋 VS 平山まどか ×」(17分2秒、裸締め)
 (※ 大久保千秋が準々決勝進出)
 「△ 迫田七海 VS 高田清美 △」(13分13秒、両者死亡により引き分け)
 (※ 両選手失格で、藤田千秋がリザーバーとして準々決勝進出)
 「○ 小早川妙子 VS 山田バーバラ ×」(9分58秒、タオル投入でTKO)
 (※ 小早川妙子が準々決勝進出)
 「× 美月うらら VS 小野未来 ○」(33分8秒、ハイキック一閃!大逆転、KO!)
 (※ 小野未来が棄権し、手塚モモコがリザーバーとして準々決勝進出)

【準々決勝 INDEX】
 「× 西豪寺エレナ VS 柏木礼奈 ○」(21分39秒、頭部を踏みつけ、KO!)
 (※ 柏木礼奈が準決勝進出)
 「○ 姫様 VS 高瀬リコ ×」(15分31秒、疑惑の3カウント)
 (※ 姫様が準決勝進出)
 「○ 大久保千秋 VS 藤田千秋 ×」(23分45秒、豪腕パンチで、KO!)
 (※ 大久保千秋が準決勝進出)
 「× 小早川妙子 VS 手塚モモコ ○」(20秒、リングアウト)
 (※ 手塚モモコと入れ替わっていたと主張する西豪寺エレナが準決勝進出)


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 07:44| ERENA | 更新情報をチェックする

2012年01月22日

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」準決勝 #01
「柏木礼奈 VS 姫様」

プロレス「リングとカネ」裏事件史 (宝島社文庫)


未亜:銀河系那奈億人の生真面目な片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!いよいよ「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」も、残すは準決勝と決勝の三試合となりましたっ。実況は姫川、解説は「疑惑のプロデューサー」と呼ばれる小島藺子さんでお送りいたしますがぁ、小島さんっ、Aブロックの準決勝が「柏木礼奈 VS 姫様」とダークホース同士の対決となったのは、意外な展開ですね!

イコ:何が「疑惑」ですか?あたくしは「カラクリ」も包み隠さずお話しているざんしょ。此のAブロック準決勝は「西豪寺エレナ VS 姫様」との筋書きだったわけですが、アクシデントで柏木選手が勝ち上がってしまいました。そうした不測の事態を想定して、手塚モモコ選手をリザーバーとして仕込んでおいたわけですよ。此処で姫様選手がエレナ選手を破るとの波乱を演出した後で「実はAブロックのエレナ選手は替え玉で、Bブロックから復活したエレナ選手と決勝で対決!」と云うドラマチックな展開を考えていたのですけどねぇ。

未亜:しかしですね、小島さんっ、手塚モモコを影武者としていたと主張する西豪寺エレナ様がBブロックの準々決勝にリザーバーとして進出したのは、一回戦で美月うらら姫を大逆転勝利で下した小野未来が負傷欠場となったからですよねっ。もしも小野未来が怪我をしてでも出場していたら、手塚モモコは出られなかったんじゃないんですか?

イコ:おいおい、未亜たん。あたくしが、美月うらら選手にだけ「寝てくれ」と頼んだとでも思っているわけ?大流血で両腕を破壊された小野未来選手がハイキック一発で大逆転勝利なんて、そんなドラマみたいな事が起こるわけがないんですよ。未来選手にも根回しをして、うららちゃんと未来ちゃんは一回戦の前日に「西豪寺グループ」が所有する某所で綿密なリハーサルも行っています。流血はフェイクだし、腕も折れてるわけないでしょ。「WARスペシャル」で腕が折れますかぁ?何と申しましても、此の大会のスポンサーは「西豪寺グループ」なのですからね。ほとんどの選手は「エレナ社長にお世話になっている」わけで、、、。

未亜:あわわわわっ。もうやめてけれ!そんな内幕を明かされたら、夢も希望もないぢゃん!

イコ:いえ、だからこそ此れからの対戦が興味深いのですよ。柏木選手は学生で在りながらモデルとしても活躍しておりますが、師匠としてのプライドからか愛弟子のエレナ社長からの援助をキッパリと断って独立プロダクションを設立しています。姫様選手は「民間のスポンサーが付けない決まり」となっており、姫様の国家が全面的にバックアップしています。そして、孤立無援となった大久保千秋選手も買収しようと動いたのですが「私は、もうお金では動かない。昔、自分を見失ったからっ!」と頑なに拒否されました。つまり、準決勝に進出したエレナ社長以外の三選手は、何れも「西豪寺グループ」がコントロール出来なかった輩なのです。ま、あたくしとしましては、今後の事も考えて「姫様サイドにも有利な絵図」を書きましたけどね。ムフフフ。

未亜:それでは、ココからはガチンコと云うことなのでしょうかっ。さあ、柏木礼奈の入場だっ。あっ。ところで、特別ゲスト解説の美月うらら姫はどーしたんでしょう?

イコ:うららちゃんは、横浜アリーナでのライヴに向かいましたから、もう会場にはいませんよ。ダブルブッキングになっちゃったので、そもそも準決勝以降は出場不可能だったのです。此れからステージがあるのに準々決勝に出すわけにもいかず、一回戦でスッテンコロリンしてもらって、時間が許す限りゲストで出てもらったわけですよ。エレナ社長は当初「決勝はチャンピオンのうららちゃんとやりたいわね」とお望みだったのですけど、何せ人気者ですし、スタッフもバッティングを承知で仕事を入れてますからねぇ。困ったもんです。エレナ社長もご立腹だったのですが、チャッカリと横浜アリーナでの「美月うらら姫ショー」もエレナ社長が全面的にプロデュースしていますから、転んでもタダでは起きないですよ。エレナ社長は、横浜国際総合競技場と横浜アリーナを行き来して八面六臂の大活躍中なんです。凄いナァ、やっぱり。

未亜:はぁ、どうりで、会場からチビッ子が消えておりますっ。さて、柏木礼奈がぁ、軍団を率いてぇ、おっと、山口梨香と二人きりで入って来た!「高田清美とマリア様」は、どーしたっ。そして「柏木組」の弟子である「西豪寺エレナ様と小野未来と藤田千秋」の姿も見えないぞっ。小島さん!どーなってますかっ。

イコ:そりゃ、姫川さん、西豪寺エレナ社長に「柏木組」が乗っ取られただけざんしょ。マリアちゃんは今頃、横浜アリーナで映画の宣伝をしていると思いますよ。高田清美ちゃん、小野未来ちゃん、藤田千秋ちゃんも、「美月うらら姫ショー」に駆り出されたんじゃないんですかね。みんな、なかなかの演技派ですから、エレナ社長も高額で引き抜いたと思われます。唯一、山口梨香選手だけが買収に応じず「一蓮托生」とばかりに残ったのでしょう。

未亜:そして、対する姫様の入場だっ。おや?軍団で入場するかと思われましたがぁ、単身でオドオドとリングへ向かっているぞっ。おっと、眼鏡をしています!

イコ:おやおや、柏木選手も舐められましたね。アレは、加藤絵里選手ですよ。

未亜:おおっと、姫様軍団はリングサイド最前列の観客席で和やかに観戦しておりますっ。大事な準決勝に影武者としてぇ、加藤絵里を出場させたぁ!小島さんっ、片瀬那奈ちゃんファンでも正式名称が「加藤絵里」とは認識していないと云われるキャラクターを、敢えて姫様は身代わりとして出場させましたねっ。しかし、眼鏡と黒子でバレバレだっ。柏木礼奈が怒った!リングサイド最前列に陣取る姫様軍団に「本物を出せ!」とアピールしているぞっ。レフェリーの木田敦子が構わずゴングを要請したっ。おっと、加藤絵里は木田敦子と共にぃ、何故か「レジ打ち」をして遊んでいるぞ!一体、何をやっているのでありましょうかっ。

イコ:随分と仲が好いですね。まるで親子の様です。

未亜:完全に無視された柏木礼奈がぁ、加藤絵里に怒りの一本足頭突きを炸裂させたっ。レフェリーのあっちゃんは素早く逃れ、強烈な頭突きをマトモに喰らった加藤絵里が真っ二つに割れたぁ!柏木礼奈、コレはやり過ぎだっ。洒落にならないガチ攻撃で、まさに姫様に扮した加藤絵里を一刀両断!!うわっと、まるでウランちゃんの如く姫様に扮した加藤絵里が分裂したっ。小島さん!何ですかっ。

イコ:実にシュールですね。姫様軍団の技は、読めません。

未亜:おおっと、二人に分裂した加藤絵里が扮する姫様を見て、それならばとぉ、セコンドの山口梨香が乱入だっ。まるで双子の様な柏木礼奈と山口梨香がぁ、妖しげな分身の術を使う加藤絵里が扮する二人の姫様とタッグマッチで対戦しようとしております!うわっ、何だ、どうしたっ。ココでレフェリーの「あっちゃん」こと木田敦子がゴングを要請した!なな、なんと、柏木礼奈の「反則負け」とコールしているっ。小島さんっ、納得いかないですね!

イコ:柏木選手に山口選手が加勢しましたからね。シングル戦に第三者が加わったのですから、確かに反則です。

未亜:だって、加藤絵里だって二人に分裂したじゃん!それに、そもそも姫様が相手だったはずなのに、ニセモノで加藤絵里が出た事の方が反則ではありませんかっ。汚い!徹底的に姫様軍団は卑劣な手段を駆使して、まんまと決勝へ進出してしまったぁ!しかもぉ、裁いた木田敦子レフェリーは準々決勝で「明らかに西豪寺エレナ様に雇われた」と思えるレフェリングを行い、此の試合でも不可解な行動が目立ち過ぎたっ。小島さん!よもや、西豪寺グループと姫様軍団が結託しているんじゃないでしょうね?姫様軍団は木田レフェリーともども、さっさと退場だっ。勝ち逃げだぁ!場内騒然だっ。権威ある「KNKGP」が汚されてゆく展開に、ファンの堪忍袋の緒が切れたか!おっと、ココで高瀬リコちゃんが花道を突っ走ってリングに入ったぁ!呆然としている柏木礼奈と山口梨香に、何やらアピールだっ。そして、三人がガッチリと手を合わせぇ、リコちゃんがマイクを持った!小島さんっ、リコちゃんは小島さんを睨んでいますよっ。

イコ:負け犬の遠吠えです。柏木選手も高瀬選手も、姫様に負けたんですよ。

未亜:小島さんに対してぇ、高瀬リコちゃんが「そっちがその気なら、やってやるよっ。こんな茶番はもう沢山だ!柏木先輩と山口先輩とあたしは、新団体を創る。こんなの全部、八百長じゃないかっ。誰が優勝しても、あたしたちがそいつと闘って勝つ!お客さんっ、どーですかっ。柏木さんやあたしが負けたのはおかしいと思っていませんか?」と一気に捲くし立てたっ。おおっと、お客さんも支持しています!小島さんっ、どーしますかっ。

イコ:勝手に喚いていればいいでしょ。兎に角、姫様が決勝へ進出するのは確定で、覆りません。アノ三人が離脱したって、西豪寺グループの天下は揺るぎなく磐石ですよ。リコちゃんみたいなお嬢様に、何が出来るって云うのですか。高瀬グループも、礼奈や梨香のお父さんが社長の会社も、ぜ〜んぶまるっと「西豪寺グループの関連企業」なんですよ。莫迦莫迦しい。今や海外進出と打って出た西豪寺グループは、姫様とも友好関係を確立しています。決勝は「姫様とエレナ社長」と始めから決まっていたんですよ。ファンだって、分かっていたはずです。

未亜:ココまであからさまな仕掛けで、姫様が決勝に進出してしまったっ。コレで西豪寺エレナ様も勝ち上がったならば、ドッチラケの出来レースとなってしまいます!反乱を宣言した高瀬リコちゃんと柏木礼奈、山口梨香の動向も気になりますがぁ、此の辺で暴動寸前となった会場から一旦お別れいたしますっ。次回は準決勝第二試合「大久保千秋 VS 西豪寺エレナ」でお目にかかりましょう!皆さん、ごきげんよう!


(小島藺子/姫川未亜)


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「シューイチ」#040

Saeko One&only 「私は私」。ルールに縛られない、おしゃれな生き方


日本テレビ 8:00〜9:55

【MC】中山秀征、片瀬那奈
【コメンテーター】中丸雄一(KAT-TUN)、手嶋龍一、名越康文
【プレゼンター】笛吹雅子(日本テレビ報道局)、辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)
【シューイチガールズ】木村好珠、中村アン、中村果生莉、ヒガリノ、三宅ひとみ、谷中麻里衣

速報!ダルビッシュ入団会見&懐かしい映像 最新AKB48&チャン・グンソク 中丸調査!外国人が喜ぶ日本土産は?&アキバツアー イエナカ快適グッズとは?


ブラウンの柄ミニワンピースに黒い細身のパンツ姿で、片瀬那奈ちゃんが日曜日の朝に登場です。先週から始まった「シューマツ5Min.」は、今回は義堂アナと木村好珠ちゃんが担当ですね。ダルビッシュ投手のメジャー契約をたっぷりと特集しましたが、ヒデちゃんは「まだご家族が幸せだった時代」ってさりげなく毒を吐いてました。原発の話題には、片瀬クンも険しい表情で見入っております。東大の秋入学、アメリカ人の屏風絵師と続き、「ショービズ」となりました。片瀬クンは共演歴がある「AKB48」よりも「秋葉原」に興味がおありの御様子です。へぇ〜、ゴクミはもう37歳なのですね。映画公開の話題では「カタセカイ住人」がぞくぞくと登場しておりました。

あちゃ〜、またしても「AD」投入かよっ。全くもう、呆れて文句も云えなくなってしまいますよ。「独断ですが」では、片瀬那奈ちゃんの豪快なオッサン笑いが炸裂しましたね。前半は些かお疲れモードにも見えましたが、徐々にメートルが上がってまいりました。薬師丸さんや堤さんと温水さんが同い年と云うのも驚きですが、三浦友和さんが年男と云う事は今年で還暦ですか。てか、紹介された映画には全てに「カタセカイ住人」が御出演されておりましたね。「大好評のまじっすか!?」では、小窓ちゃんの片瀬クンが何やら話していて気になります。秋葉原散策でELOが流れていて何事か?と一瞬思いましたが、ドラマ「電車男」に使われていたのでしたね。思えば此処は「電車男の時刻表」からヒントを得て立ち上げたのでしたが、最近はアキバへ行かなくなったナァ。片瀬那奈ちゃんに声を掛けたら同行して下さるのでしたら、ホイホイと出掛けますけどね。あっ。そう云えば昨年(2011年)も那奈ちゃんのイベントでアキバに出掛けたのでした。ところで、此処までシューイチガールズでは木村好珠ちゃんしか出番がありません。其れなのに「AD」如きが着物姿で出しゃばったのは、納得がゆかない!

片瀬那奈ちゃんは、司会で映る時のズッコケるリアクションが実に可愛いですね。上半身しか映っておりませんが、腕を使っての派手な動きが好いです。「トレナビ」では、木村好珠ちゃん、中村果生莉ちゃん、三宅ひとみちゃん、とシューイチガールズ三人を一挙に投入と来ました。「イエナカグッズ」の特集で、「家電の女王」である片瀬クンも「あたしは、大抵は知っているぞ」と云わんばかりに、ニタニタして見ております。おっと、今度は男性のシューイチ・スタッフまで出て来たぞ。此の「楽屋オチ」は、どーにかならんのか。スタッフを出さなきゃならないほど「シューイチ」は予算がないのでありましょうかしらん。焼き鳥やたこ焼きにはギラリンコ!と目を輝かせた片瀬クンは、そろそろお腹ペコリンコ・モードか?スピリッツの表紙にも登場の谷中麻里衣ちゃんによる「ズッコケ天気予報」は、磐石ですね。「シューイチラボ」では片瀬那奈ちゃんの全身ファッションが拝めて、とっても宜しい。おっと、笛吹さんが「小窓発言」だっ。「爪を噛む癖」と云えば、あたくしは「サー・ポール・マッカートニー」が思い浮かびます。

おおっと、ジョージだ!嬉しい選曲です。「シューイチTwitter」は、ヒガリノちゃんが担当し、今週の「飼い殺しシューイチガール」は中村アンちゃんでした。後半に向けて調子を上げた片瀬那奈ちゃんは好かったものの、スタッフを出し捲くったのは大減点ですね。まぁ「シューイチくん」の正体も三枝プロデューサーと云われておりますので、楽屋オチがお好きなのかもしれませんが、「シューイチくん」は顔出しもせず声も変えてますから「お遊び」として成立しています。「AD」をそのまんま出したら洒落にならないざんしょ。さて、来週の日曜日は「シューイチ」の生放送に続いて「ヤンヤンJUMP !」と「ほこ×たて」に片瀬那奈ちゃんが御出演される模様です。ヒデちゃんとは、「シューイチ」と「ほこ×たて」で「朝と晩に共演」となるみたいですよ。


(小島藺子/姫川未亜)



「シューイチ」日本テレビ公式サイト

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2012年01月23日

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」準決勝 #02
「大久保千秋 VS 西豪寺エレナ」

アントニオ猪木名勝負十番I [DVD]


未亜:銀河系那奈億人の勇猛果敢な片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!いよいよ「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」も大詰めとなってまいりましたっ。準決勝の模様を、実況は姫川、解説は「鬼畜系プロデューサー」と呼ばれる小島藺子さんでお届けいたします!さあ、注目の大一番が始まりますっ。「孤高のグラップラー」大久保千秋とぉ、今大会のスポンサーでもあります「西豪寺グループの若き女社長」西豪寺エレナ様の対決の時が近づいておりますっ。小島さん!コレは楽しみですねっ。

イコ:誰が「鬼畜」ですか。失敬だナ。姫川さんのギャラだって、エレナ社長から出ているのですよ。姫川さんだって「エレナ様贔屓」と公言して憚らないのですから、もうエレナ社長が余裕ぶっこいて決勝へ進出で、好いでしょ。

未亜:おっと、小島さんっ、今、決戦を前にする大久保千秋の控え室前から緊急リポートが入ってまいりましたっ。リポーターの「さかつくナナ」さん!どーしました?

ナナ:はい!リポーターの「さかつく」です。大久保千秋選手の決戦に向けてのインタビューをお伝えするために控え室前に来ましたが、何者かが控え室に乱入した模様です!

未亜:映像が入ってまいりましたっ。おおっ、確かに覆面をした二人組がぁ、大久保千秋を襲っている!小島さんっ、コレは大変な事になりましたねっ。

イコ:念には念をいれる、と云ったトコじゃないんですかね。エレナ社長らしい用意周到な仕掛けです。

ナナ:放送席の姫川さん!大久保千秋選手の左腕を破壊した謎の二人組は、逃走しました!以上、控え室前から「さかつくナナ」がリポートいたしました。

未亜:逃げる二人組が「してやったり」とばかりにぃ、おっと、覆面を取ったっ。駆けつけた救急車に乗り込み逃亡しました!おや?運転しているのは村井ひろみだっ。姫様軍団の村井が運転していると云う事は、やはり西豪寺グループと姫様は結託していたのかぁ!

イコ:暴漢の正体は、新村慶子選手と白石理恵選手ですね。二人とも、筋金入りの前科者です。逃走に姫様軍団の村井選手を使うなど、エレナ社長の「自分の手は汚さない」と云う美学が感じられますね。しかも、村井選手は大久保選手が襲われたとの緊急連絡でやって来たのであって、新村選手と白石選手に脅されて無理矢理に逃走を手伝わされたとの完璧な筋書きでしょう。新村選手と白石選手は、大久保選手が以前に勤めていた闇金から借金をして追い込まれたとの「私怨」がありますから、エレナ社長や姫様は「全く無関係」とシラを切れます。

未亜:ボキも、エレナ様がそんな汚い手を使ったとは信じたくありません!しかしですねっ、大久保千秋は一回戦も準々決勝も熱戦を制して、立ってよし寝てよしと圧倒的な強さで勝ち上がって来ましたっ。対してエレナ様は、一回戦は何もせずの不可解な秒殺、準々決勝では師匠である柏木礼奈にセメントを仕掛けて敗退、それを手塚モモコが代役だったと裏技で蘇った準々決勝でも木田敦子の疑惑のレフェリングによるリングアウト勝ちでしたっ。柏木との試合以外では、何もしないで勝っているのですよっ。柏木との師弟対決でも、エレナ様は「土下座」と「ノーガード」しかやっていませんし、挙句に負けてしまったわけで、全く実力は未知数ですよね!

イコ:ま、どんな手を使おうとも「決勝へ進出した者が強い」んです。エレナ社長には、其の「権力」がありますからね。

未亜:そうは申しましても、小島さんっ。既に決勝進出を決めた姫様と、これから準決勝を闘うエレナ様の勝ち上がり方には疑惑が多すぎませんか?このままでは「KNKGP」の権威が地に堕ちてしまいますよっ。さて、西豪寺エレナ様の入場です!煌びやかな黄金のフード付きガウンで颯爽とリングイン!セコンドには手塚モモコと藤波紹子を帯同しておりますっ。おおっと、ガウンを脱いだっ。なな、なんと、虹色のど派手なレスリング・コスチューム姿だっ。美しいプロポーションがバッチリと分かるピッチピチの艶姿です!そしてぇ、髪の毛はピンクのきのこ頭だぁ!完璧な本気モードですねっ、小島さん!

イコ:う〜ん、最もシンプルなセパレートの水着姿ですが、背中が大胆に開いていますし、美しいとしか云えませんナァ。腰のあたりに鏤められたスワロフスキーが「キラキラ光るエレクトロ」と云った感じでオシャレですねぇ。

未亜:セコンドは二人ですがぁ、観客席には大応援団が詰め掛けておりますっ。おやおや、片瀬那奈ちゃんが演じられたキャラクターのほとんどがエレナ様の応援だ!50名位はいるんじゃないんですか?おっと、姫様軍団の姿も見えますっ。

イコ:反旗を翻した「高瀬、柏木、山口」の三人と、此れから対戦する大久保選手以外は全てエレナ社長サイドに回ったと見て間違いないでしょう。横浜アリーナでライヴ中の「美月うらら選手」と付き添っていった「マリア選手、高田清美選手、小野未来選手、藤田千秋選手」たちも、ライヴを中断してお客さんと共に大型ビジョンで観戦しているみたいですよ。マリア選手は、そんな中でも映画の宣伝で自らチラシ配りをしている様です。ま、此れは「エレナ社長の為の大会」ですからね。

未亜:おおっと、大相撲初場所で初優勝した大関・把瑠都もお母さんと奥さんと共に観戦しておりますっ。

イコ:バルタンの奥さんの名前も「エレナさん」ですからね。

未亜:まさにぃ、西豪寺エレナ様を讃えるお祭りとなってしまったのかっ。余裕の表情でエレナ様が待つリングへ、大久保千秋がやって来た!おおっと、真っ赤なレザー姿だっ。伝説の歌手デビュー時に片瀬那奈ちゃんが着ておりましたぁ、アノ勇姿が蘇った!しかし、左腕には包帯が巻かれておりますっ。先ほどの控え室での突然の暴行でぇ、完全に左腕を破壊されたかっ。そして、準々決勝での謎の暴走によって、今や誰一人として大久保千秋のセコンドには付いておりません!会場全体が西豪寺エレナ様の味方となり、たった一人で手負いの大久保千秋がリングインだぁ!

イコ:大久保選手は、棄権した方がいいんじゃないですかね。意地を張らずに、此処は大人しくエレナ社長に頭を下げてもらえば、実力は折り紙つきですから、エレナ社長も悪い様にはしないと思います。高瀬選手、柏木選手、山口選手と云った「ガチンコ至上主義」の反乱した連中に対抗する為にも、大久保選手は配下に置きたいでしょう。あたくしも、此処で大久保選手が潰されるのは勿体無いと思っておりますよ。

未亜:そして、此の試合のレフェリーは引き続き疑惑の多い木田敦子がぁ、おっと、あっちゃんではないっ。高瀬だ、高瀬だっ、高瀬リコちゃんがレフェリーとしてリングに上がった!小島さんっ、反乱したはずのリコちゃんがレフェリーとは、一体どーなっているんですかっ。

イコ:分かりません。でもですね、高瀬選手は大久保選手に意味不明の攻撃を受けてしまった屈辱がありますね。お父さんの会社も「西豪寺グループの子会社」ですから、もしかしたら、考えを改めてエレナ社長の手先となったのかもしれません。

ナナ:放送席の姫川さん!リポーターの「さかつく」です。最新情報が入って来ました。高瀬リコ選手は、柏木礼奈選手と山口梨香選手を監禁し、西豪寺エレナ選手に忠誠を誓ったとの事です!エレナ選手に「大久保千秋だけは許せない!」と直訴して、レフェリーを務める事になった模様です。

未亜:「さかつく」さんから緊急リポートが入りましたっ。なな、なんと、高瀬リコちゃんが寝返ったんですね!コレは驚きましたっ。

イコ:ま、当然の結果でしょ。高瀬選手は、利口な選択をしましたね。親思いの立派な娘さんです。

未亜:さあ、ゴングが鳴ったっ。大久保千秋は四面楚歌だ!おっと、土下座だっ。潔く負けを認めたかっ。いや、違う!コレは「掟破りの逆土下座」を得意とする西豪寺エレナ様に対する挑発だっ。「アンタの手は喰わないよ」と不敵な笑みで大久保千秋が先手必勝とばかりに「土下座」を繰り出した!大久保千秋、ふてぶてしいぞっ。エレナ様は、おおっと、ニヤリと笑って大久保千秋の頭を踏みつけたぁ!柏木礼奈にやられた非情な攻撃を、既に自分の技としていたのかぁ!

イコ:エレナ選手、アブナイですよ。此れは、大久保選手の罠です。

未亜:踏み付けられた大久保千秋はぁ、いや、頭がない!クルリと丸まって「MIU逆立ち」からカンガルー・キックでエレナ様を吹っ飛ばした!しかしぃ、左腕の負傷が「MIU逆立ち」で悪化したっ。最早、大久保千秋の左腕は完全に壊れた!西豪寺エレナ様が、チャンスとばかりにタックルで大久保千秋を倒し、マウント状態でパンチの連打だぁ!エレナ様、マジギレしているっ。物凄いラッシュだ!堪らず体を反転させた大久保千秋に、チョーク・スリーパーだぁ!強いっ、こんなエレナ様は見た事がない!!

イコ:此れが、西豪寺エレナ選手の怖ろしさです。セメントでの実力もあるからこそ、誰も逆らえないのですよ。大久保選手は「禁断の扉」を開けてしまいましたね。あたくしも、久しぶりに本気になったエレナ社長を見ました。此れは、もう決まったでしょう。

未亜:完全に決まっているっ。大久保千秋、失神か!おっと、噛み付いたっ。苦し紛れに大久保千秋がエレナ様の腕を噛んで、一瞬ひるんだ隙を見てエレナ様の顔面に己の後頭部を下から振り上げた!エレナ様、鼻血を出して悶絶だっ。しかし、立ち上がった大久保千秋に再びエレナ様がタックルを敢行!うわっと、大久保千秋がタックルで飛び込んで来たエレナ様の顔面にキック!!バッタリと前のめりにエレナ様がダウン!ココでセコンドが乱入かっ。おっと、レフェリーの高瀬リコちゃんがぁ、セコンド陣や観客席から雪崩込んで来たエレナ様の援軍をなぎ倒しているぞっ。リコちゃんはエレナ様に寝返ったのではなかったのかぁ!

イコ:高瀬レフェリーは、エレナ選手と大久保選手の熱戦に心を打たれたのでしょう。邪魔するな、と云う事ですよ。でもですね、エレナ選手も此の侭で終わりませんよ。

未亜:エレナ様がユラリと立ったっ。笑っています!ヨロヨロと大久保千秋に向かってゆくっ。大久保千秋は猛然とラッシュだ!ミドルキックの雨霰っ。エレナ様、まるで人間サンドバック状態だ!ハイキックでエレナ様が膝から崩れ落ちたっ。高瀬レフェリーがカウントを取っておりますっ。おおおっ、立ちました!西豪寺エレナ様が立ち上がったっ。それならばとぉ、大久保千秋が得意の寝技に持ち込んだっ。しかし、西豪寺エレナ様はギブアップしない!それどころか、寝技でも互角の攻防だっ。おっと、大久保千秋はマウントになって絶叫しながらパンチを振り下ろす!それでも、西豪寺エレナ様の心は折れない!またしても大久保千秋がキックの乱れ打ちだっ。もんどりうって倒れるエレナ様ぁ!ああっ、エレナ様が笑顔で立ち上がったぁ!「ちっとも効いていませんわ」とばかりにぃ、大久保千秋の真正面に立っておりますっ。小島さん!凄まじい熱戦となりましたねっ。

イコ:う〜む、此れはもう、エレナ選手は意地でも「参った」はしないでしょう。此の侭では、大久保選手が攻め疲れてしまい、エレナ選手が何らかの必殺技を繰り出せば決まってしまうでしょう。但し、エレナ選手もマトモに大技を喰らってますから、反撃する余力が残っているのか分かりません。

未亜:立ちはだかる西豪寺エレナ様にぃ、大久保千秋が真空飛び膝蹴りだ!そして一本足頭突きだっ。おっと、助走をつけてラリアットだぁ!ランニング・ネックブリーカーだぁ!!必殺技のオンパレードで何度もダウンしたエレナ様は、それでもすぐさま立ち上がるっ。ならばと延髄斬りだぁ!!前方に回転して倒れたエレナ様はぁ、また立ち上がったぁ!西豪寺エレナ様には、何をやっても通じないのかっ。大久保千秋は、化け物を見たかの様に半狂乱となって、エレナ様の顔面に豪腕パンチを炸裂させたぁ!!何だっ。必殺の豪腕パンチを喰らった西豪寺エレナ様が倒れない!!満面の笑顔で、リング中央で仁王立ちだっ。何という打たれ強さでありましょうかっ。大久保千秋も驚愕しております!!おっと、しかし、高瀬レフェリーが試合を止めたっ。小島さん!コレはどういった理由でしょう?

イコ:レフェリー・ストップで、大久保選手の勝ちですね。西豪寺エレナ選手は、立った侭で失神しています。もう最後は、プライドだけで何度も立ち上がったのでしょう。素晴らしい試合でした。何ゆえエレナ選手が正攻法で闘い敗れたのか、あたくしも困惑しましたが、今大会のベストバウトと云える激闘でしたね。此れは、両選手を褒めるべきですよ。特にエレナ選手が真の実力を魅せて、大久保選手の猛攻を受け捲くった不屈の闘志には感服しました。あれだけ真摯に向き合ってくれた事に、大久保選手も感動したんじゃないんですかね。策略で簡単に勝てたはずなのに、敢えて「真っ向勝負」を選んだエレナ選手は、立派でしたよ。此の心意気があるからこそ、エレナ選手は若くして大社長となったのです。あたくしも、不覚にも涙が出てしまいました。

未亜:おおっと、高瀬リコちゃんと大久保千秋がガッチリと握手をしたっ。準々決勝での暴走で完全に盟友関係が終わったと思われていた二人が、またしても謎の和解だっ。二人で仲良く肩を組んで退場していきます!リング上には、仁王立ちして失神KO状態となった西豪寺エレナ様が残されたっ。天女の様な微笑みを浮かべ、西豪寺エレナ様が立ち往生だ!15万の大観衆から惜しみない拍手喝采が送られておりますっ。さて、次回は遂に決勝戦です!小島さん、ありがとうございましたっ。それでは皆さん、ごきげんよう!


(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ


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「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」決勝戦展望!

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未亜:銀河系那奈億人の愉快痛快な片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!遂に「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」は決勝戦を迎えますっ。16名によるトーナメントを勝ち抜き、決勝へ進出した二人によるカードを発表しましょう!


「決勝戦」

  姫様 VS 大久保千秋



未亜:小島さんっ、紆余屈折はありましたが、四強から大久保千秋が決勝まで勝ち上がりましたねっ。大久保千秋は、一回戦、準々決勝、準決勝と、全てが今大会の「ベストバウト候補」としてノミネートされています!コレで優勝したなら「MVP」も確定となりますねっ。

イコ:確かに、準決勝の西豪寺エレナ選手との激闘は素晴らしかったですね。現時点では「大久保千秋 VS 西豪寺エレナ」が「ベストバウト」の最有力候補と云えるでしょう。然しですね、プロレスは対戦相手が居てこそ成立するのです。大久保選手も頑張りましたが、西豪寺エレナ選手と云う懐の大きい存在があったからこそ、名勝負となったとあたくしは強く主張したいですね。個人的には、やはり西豪寺エレナ選手こそが「MVP」に相応しいと思っております。あれ程の「敗北の美学」は、他の選手には逆立ちしても出来ませんよ。

未亜:ボキもエレナ様の勇姿には惚れ直しましたがぁ、決勝戦の展望をお願いしますっ。圧倒的な強さを魅せている大久保千秋に対して、姫様は「薄汚い卑劣極まる手段」で決勝まで来てしまった様に思えますよねっ。一回戦は軍団を駆使して「チャッカリとリングアウト勝ち」で、準々決勝では高瀬リコちゃんが完全に優勢だったのに「疑惑のフォール勝ち」となり、準決勝に至っては替え玉を投入した挙句に「疑惑の反則勝ち」ですよ!ぷんすかぷんぷんっ。

イコ:姫川さん、確証も無いのに憶測だけで姫様選手を貶してはいけませんよ。姫様選手が決勝へ勝ち上がったのは事実なのですからね。そりゃ、一試合くらいだったら姑息な手段で勝てるかもしれませんが、三試合もそんな事が通用するわけが無いでしょ。あたくしは、高瀬選手との試合でブリッジしてフォールした巧みな戦法に舌を巻きましたよ。柏木選手を反則へと導いた幻惑の技も見事でした。大久保選手も、決して侮ってはいけませんね。

未亜:う〜む、ボキは納得がいかないナァ。

イコ:エレナ社長も立ち往生で見せ場を作りましたが、本来なら優勝出来たわけですよ。敢えて真っ向勝負で負けて魅せたのには、何らかの理由が在ると考えられます。例えば、今後のビジネス展開の為に「姫様を優勝させる」と決めたのかもしれませんよ。其れならば、自分は格好良く大久保選手と正々堂々と闘い敗れる事で株を上げちゃおうなんて気になってですね。

未亜:はいはい、もういいですっ。小島さんの予想は外れ捲くってますから、そろそろファンも「あっ。イコちゃんは、わざと逆の予想をしてるんじゃまいか」と気付いてますってばさ!だったら、大久保千秋ちゃんが優勝するわけですよねっ。そりゃ、そーですよっ。コレで姫様が優勝なんて茶番が起こったら、暴動になりますよっ。

イコ:暴動もプロレスの醍醐味なんだけどね。姫川さん、此れ見せちゃうけどさ、最初から絵図は出来ているわけよ。でも、ホラ、決勝は姫様と大久保千秋が両方とも勝ちあがっているざんしょ。結末だけ決められなかったのよさ。だから、どーなるのか分かりませんよ。

未亜:おおっと、では、遂に最後はガチですかっ。でも、ボキは大久保千秋ちゃんが正攻法で勝つと信じますよっ。

イコ:そー云われると、あたくしは姫様を優勝させたくなっちゃうナァ。

未亜:ええっ。そんにゃ、酷いよ、姉御!さあ、全く予想がつかない決勝戦の行方はどうなるのでありましょうかっ。それでは皆さん、ごきげんよう!


【一回戦 INDEX】
 「○ 西豪寺エレナ VS マリア ×」(15秒、エレナ様ビームで失神TKO)
 (※ 西豪寺エレナが準々決勝進出)
 「○ 柏木礼奈 VS 花輪倫子 ×」(53分46秒、天国固め)
 (※ 柏木礼奈が準々決勝進出)
 「× 有森みさと VS 姫様 ○」(7分7秒、リングアウト)
 (※ 姫様が準々決勝進出)
 「○ 高瀬リコ VS 荒木理恵子 ×」(3分0秒、パンチの連打で、TKO)
 (※ 高瀬リコが準々決勝進出)
 「○ 大久保千秋 VS 平山まどか ×」(17分2秒、裸締め)
 (※ 大久保千秋が準々決勝進出)
 「△ 迫田七海 VS 高田清美 △」(13分13秒、両者死亡により引き分け)
 (※ 両選手失格で、藤田千秋がリザーバーとして準々決勝進出)
 「○ 小早川妙子 VS 山田バーバラ ×」(9分58秒、タオル投入でTKO)
 (※ 小早川妙子が準々決勝進出)
 「× 美月うらら VS 小野未来 ○」(33分8秒、ハイキック一閃!大逆転、KO!)
 (※ 小野未来が棄権し、手塚モモコがリザーバーとして準々決勝進出)

【準々決勝 INDEX】
 「× 西豪寺エレナ VS 柏木礼奈 ○」(21分39秒、頭部を踏みつけ、KO!)
 (※ 柏木礼奈が準決勝進出)
 「○ 姫様 VS 高瀬リコ ×」(15分31秒、疑惑の3カウント)
 (※ 姫様が準決勝進出)
 「○ 大久保千秋 VS 藤田千秋 ×」(23分45秒、豪腕パンチで、KO!)
 (※ 大久保千秋が準決勝進出)
 「× 小早川妙子 VS 手塚モモコ ○」(20秒、リングアウト)
 (※ 手塚モモコと入れ替わっていたと主張する西豪寺エレナが準決勝進出)

【準決勝 INDEX】
 「× 柏木礼奈 VS 姫様 ○」(2分9秒、疑惑の反則判定)
 (※ 姫様が決勝進出)
 「○ 大久保千秋 VS 西豪寺エレナ ×」(37分25秒、レフェリー・ストップ)
 (※ 大久保千秋が決勝進出)


(小島藺子/姫川未亜)




てか、こんな酔狂な妄想企画で遊んでいたら、1/28(土)のBS朝日「極上空間」での「那奈理名共演!」が発覚しましたよっ。トンデモな濃い内容の様です。嗚呼、やっぱりBS導入すべきだったっ。


(姫川未亜)


posted by 栗 at 08:41| ERENA | 更新情報をチェックする

2012年01月24日

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」決勝戦
「姫様 VS 大久保千秋」

私、プロレスの味方です (新風舎文庫)


未亜:銀河系那奈億人の心優しき片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!とうとう「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」も決勝戦となりましたっ。遂に、片瀬那奈ちゃんが演じたキャラクターの頂点に立つ王者が決まりますっ。実況は姫川、解説は小島藺子さんでお送りいたします!小島さんっ、いよいよコノ時がやって来ましたねっ。

イコ:大久保選手は、準々決勝と準決勝を合わせて既に60分を超える激闘を勝ち上がって来ましたし、左腕も負傷しています。対する姫様選手は、準々決勝こそ高瀬選手と15分闘いましたが、準決勝では替え玉を投入しましたので、余力は充分でしょう。更に、姫様選手には軍団が付いていますから、大久保選手は不利ですよ。

未亜:さて、決勝戦を前にリング上ではライヴが行われております。

イコ:此のライヴの為に特別に組んだユニットで、ヴォーカルがレイカ選手で、ピアノが原田リョウ選手です。水と油かとも思えましたが、素晴らしい演奏です。いやはや、再び「Shine」を生で聴けるとは嬉しいですね。

未亜:そして、おっと準決勝で大久保千秋に敗れた西豪寺エレナ様が、驚異の回復力で復活だっ。ビシッとタキシード姿に決め、今、西豪寺エレナ様がリング・アナを張る!「此の西豪寺のエレナさんを倒した、大久保千秋ちゃん、出ていらっしゃい!」とのコールを受けて「孤高のグラップラー」大久保千秋が決戦のリングへと向かいますっ。「Change this World」に乗せてぇ、セコンドには高瀬リコちゃん、柏木礼奈、山口梨香の「ガチンコ・トリオ」が付いているぞっ。

イコ:矢張り、繋がっていましたか。準々決勝での大久保選手の謎の暴走から、高瀬選手の反乱、そして西豪寺エレナ選手に寝返ったと思わせてレフェリーになり、結果的にエレナ選手を本気にさせたとの流れは、全て綿密に練られた事だったんでしょう。もしも木田敦子レフェリーだったら、疑惑のレフェリングでエレナ様を勝たせてしまったでしょうからね。

未亜:おおっ、大久保千秋の前時代的で地味なコスチュームは何だ?白いトレーナーにグレーのミニスカート、そして黒いフード付きのコート、小島さんっ。コレは、もしかしたらっ。

イコ:アレは「最後のデート」で片瀬クンが着ていた衣装ですね。山口選手と柏木選手のアドバイスがあったと思われます。原点回帰と云った意味でしょう。

未亜:なな、なんと、片瀬那奈ちゃんの女優デビュー当時の姿でリングインした大久保千秋!おおっと、そのコスチュームを脱いだっ。戦闘モードとなったのかっ。ああっ、コレは!

イコ:う〜む、此れは「きれいなおねえさん」時代の「ぬけちゃう、ぬけちゃう、ぬけちゃうの」ファッションです。クリーム色のキャミソールに黒いショートパンツで、此れは動きやすいですね。おや、左腕の包帯も外しサポーターもしていませんね。此の辺の「プロ意識」の高さは立派です。

未亜:大久保千秋には「片瀬那奈ちゃんの歴史」が内包されているぞっ。さあ、西豪寺エレナ様がコールだ!「大久保千秋ちゃん、アナタと闘うのは、此の軍団よ!」姫様の入場ですっ。おおっ、那奈人の姫様軍団が入って来たーっ!レイボー・カラーに頭を染めておりますっ。本物はどれだ?いや、其の後ろからさらに二人の姫様が現れたぁ!金と銀の頭だっ。9人の色とりどりな髪の色をした姫様軍団がぁ、おおっと、最後に黒髪の姫様が続いております!総勢10名の姫様だっ。小島さん!コレは大変な事になりましたね!

イコ:派手な演出ですが、髪の色が全員違いますから増殖した意味がありません。虹色の那奈人は、おそらく「村井ひろみ選手、柴田広子選手、柚木さくら選手、長谷部真理選手、加藤絵里選手、新村慶子選手、白石理恵選手」といった面々でしょう。銀髪は「レイカ選手」で、金髪が本物の「姫様選手」と、あたくしには見抜けましたが、最後の黒髪の選手だけはよく分かりません。一寸、考える時間を下さい。えっと、未だ出てないのって誰だったかしらん。

未亜:おおっと、小島さんが考え込んでしまいましたっ。ボキの記憶が正しければ、残っているのは「実在の人物」である「夏目雅子さん」や「横田めぐみさん」と「再現ドラマやコントに出たキャラクター」である「仁藤智美、西田陽子、キシモト、カンザキ、バーに来た女性」くらいじゃないですかっ。あっ。「伊藤ハナ」も出てない!

イコ:夏目さんや横田さんを出すわけにも行かないし、再現ドラマやコントのキャラが「ラスボス」なわけないざんしょ。ハナちゃんは「スジナシ」だから、何をやらかすか分からなくてプロレスには使えませんよ。そっか、分かった。アノ黒髪の戦士は「片瀬那奈」其の人ですよ。

未亜:はあ?だってコレは那奈ちゃんが演じたキャラクターによる対戦じゃまいかっ。那奈ちゃん本人が出て来たら反則じゃん!誰も勝てませんよっ。

イコ:姫川さん、片瀬クンは「最後のデート」や「残り夏」で「片瀬那奈」を演じています。う〜む、姫様も考えましたね。確かに「片瀬那奈」も片瀬クンが演じたキャラクター名です。其れを利用して「テレビでスペイン語」でのコネクションを活かして「司会者としての片瀬那奈」をも味方に引き込んだのでしょう。西豪寺エレナ社長とも通じていますから、大久保選手の味方は「ガチンコ三人娘」だけですよ。他の60名以上は全員「西豪寺グループと姫様軍団」と云う図式で、しかも本家本元の御本尊様であらせられる「片瀬那奈」様まで担ぎ出して来たのです。勝負ありましたね。

未亜:おおっと、御本尊様の登場にぃ、山口梨香と柏木礼奈が寝返ったぁ!高瀬リコちゃんは「レフェリーをやります」とぉ、どっちつかずでレフェリーになったっ。横浜アリーナでのライヴを終えた美月うらら姫たちも駆けつけたっ。コレはもう「70対1」だ!大久保千秋がぁ、たった一人で他の全てと闘うのかっ。しかもぉ、姫様サイドには片瀬那奈ちゃん本人も加勢したっ。コレは酷い!こんな状況で大久保千秋が勝てるわけがありません!!おおっと、ウシジマくんだっ。ウシジマ社長が元・部下である大久保千秋の窮地にやって来たのかぁ!いや、違うっ。「そんな甘っちょろい考えじゃ、生き残れないぞ」とボソッとつぶやいて去って行きましたっ。どうやら、姫様に大金を賭けている模様です!もはや、誰も味方がいないのかぁ!頑張れっ、大久保千秋ちゃん!!と叫びたいっ。

イコ:姫川さん、叫びたいって、もう涙目で絶叫していますよ。ま、所詮は正義感だけでは勝てないと云う事ですね。西豪寺グループと姫様の国家が手を組み、御本尊様までも味方としたとなればね。ま、大久保選手も健闘しましたよ。意地をはらずに長いものに巻かれれば、実力はあるのですからスター選手として活躍出来るでしょう。

未亜:おっと、片瀬那奈ちゃんがリングに入ったっ。エレナ様に何やら耳打ちをしておりますっ。そして、エレナ様とリコちゃんを伴ってリングを降りた!リング上には、大久保千秋ちゃんと本物の姫様だけが残りぃ、何だっ、金網が下りて来たぁーっ!おおっと、リングがオクタゴンに変わって金網に囲まれ、大久保千秋ちゃんと姫様の一騎打ちとなったぁ!!

イコ:またまた、勝手な事をやらかしますナァ。エレナ社長もいざとなると真面目になってしまいますし、御本尊様は頑固ですからねぇ。ま、ガチンコになっても姫様は強いですよ。大久保選手は手負いですし、此処までの激闘でスタミナも消耗しています。

未亜:流石は、片瀬那奈ちゃん!そして、西豪寺エレナ様!さらには、高瀬リコちゃん、美月うらら姫、など全ての片瀬那奈ちゃんが演じて来られたキャラクターが、勢揃いでリングを見守りますっ。おおっと、死んだはずのキャラクターも全員よみがえっているぞっ。

イコ:アレは演出ですから。どうも皆さん「死ぬ役をやりたい!」と云うもんですから、結構いっぱい死んでもらいました。

未亜:さあ、姫様がぁ「ゴングじゃ、ゴングじゃ、早くゴングを鳴らすのじゃあーっ!」とマジキチ・モードとなり、今、決戦のゴングだっ。小島さんっ、姫様はココまでの戦歴では全く実力が分かりませんねっ。おっと、しかし、姫様がいきなりだナァとばかりに大久保千秋にローリング・ソバットを炸裂だっ。姫様はフワリと浮いて回し蹴り!延髄に入ったぁ!ガクリと膝をついた大久保千秋にシャイニング・ウイザードだっ。倒れた大久保千秋の顔面にぃ、姫様は狂った様にサッカーボール・キックを撃ち捲くる!大久保千秋、何も出来ずに沈没かぁ!!

イコ:姫様選手は此れほどの実力が在り乍ら、決勝戦まで省エネ戦法で勝ち上がったわけです。スタミナも充分ですし、大久保選手は圧倒的に不利です。但し、姫様選手は、矢張り大久保選手の寝技にだけは気をつけないといけません。

未亜:おおっと、小島さんの指摘通り、ボコボコに蹴られながらも大久保千秋は狙っていたっ。姫様のドレスに隠された美脚を掴んでぇ、得意の寝技地獄へ持ち込んだ!さあ、こうなりますとぉ、大久保千秋の逆襲かっ。ああっと、しかしぃ、姫様が負傷している大久保千秋の左腕を決めた!小島さんっ、姫様は寝技もなかなかのもんですねっ。

イコ:大久保選手、高瀬選手、姫様選手、藤田選手の四人は「カタセ四天王」として将来を嘱望された同期生でした。何れも才能豊かな四人で、切磋琢磨し強くなったのです。此の決勝戦も、新時代の二人による同期生対決となりました。実力は互角でしょうから、負傷している大久保選手は苦しいですね。

未亜:しかし、寝技で負けるわけにはいかない大久保千秋は、全然効いてないと余裕の表情だっ。姫様が決まらないと見て立ち上がり、おおっと蹴りだ、蹴りだ!早すぎて分からないっ。ミドルだローだハイキックだ!右左と滅多打ちだっ。ダウン!!大久保千秋、絶体絶命だ!!おおおっ、立ったぁ!大久保千秋が立ち上がったっ。ならばと姫様がぁ、ケンカ・キックを真正面から放ったぁ!うわっ、負傷した左腕で掴みブロックした大久保千秋が、魂を込めた豪腕パンチを炸裂させたぁ!!おおっと、姫様が両腕でブロック!!しかし、衝撃で姫様がダウン!!大久保千秋も上から覆いかぶさる様にダウン!!そして、姫様に絡みついたっ。変型の羽折り固めでガッチリと姫様を捕らえたぁ!コレはアブナイぞっ。姫様はギブアップしない!高瀬リコちゃんが金網をスピニング・クリオネで破壊して乱入しようとしておりますっ。

イコ:此れ以上やらせるのは、危険ですよ。プロレスは殺し合いじゃないんですからね。

未亜:おおっと、西豪寺エレナ様も試合を止めようとしているっ。御本尊様が動いたっ。「もう試合は決まっています。大久保千秋の勝ちです!」とぉ、片瀬那奈ちゃんがマイクを持って宣言したっ。ところが、姫様が納得していないっ。「わらわは、負けてないのじゃ!折れっ、折るのじゃ!千秋っ、勝ちたいなら、わらわの腕を折るのじゃーっ!」と絶叫だ!大久保千秋が鬼になったぁ!!

イコ:一寸、此れは洒落になりませんよ。千秋!やめろっ。

未亜:姫様が失神したっ。腕が折れています!大久保千秋が、我に返って「あたしは、仲間の腕を折ってしまったぁー!」と叫び号泣しております!!余りにも壮絶な結末に、大観衆も「ドン引き」だっ。小島さん!場内は騒然となっておりますね!

イコ:此れは、大問題ですよ。大久保選手の勝利が決まった後で、攻撃を続けてしまったのですから、幾ら姫様選手が負けを認めずに喚いたとは云え、許される事ではありません。アンナ危険な選手を美月うらら選手に挑戦させるわけにはいきませんよ。「プロレス道にもとる」と、大久保千秋選手と姫様選手は除名解雇処分とするべきです。こんなんじゃ、両選手失格ですよ。決勝戦は、準決勝で惜しくも敗れた西豪寺エレナ選手と柏木礼奈選手でやり直してもらいます。

未亜:おっとドサクサ紛れに、西豪寺エレナ様と柏木礼奈がジャンケン対決をして、明らかな後出しで西豪寺エレナ様が勝ち優勝となりましたっ。しかし、その結末に会場から大ブーイングの嵐だっ。確かに、コレは納得がいかない!何が何だか分からない滅茶苦茶なオチに、15万大観衆が怒りの大暴動だ!!それでは、大混乱の横浜国際総合競技場からお別れいたしますっ。皆さん、ごきげんよう!


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 04:51| ERENA | 更新情報をチェックする

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」を終えて

猪木詩集「馬鹿になれ」


片瀬那奈ちゃんが演じたキャラクター同士で闘う夢の競演として企画した「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」を、プロレス対決でやってみたのですが、如何だったでしょうかしらん。プロレス対決とした時点で、優勝の最右翼は「高瀬リコちゃん」しかいないと考えました。実際に多くのプロレス技も駆使した高瀬リコちゃんは、強烈なキャラクターもあり圧倒的に強いと思えましたので、敢えて準々決勝で「疑惑のフォール負け」で敗退させる事に決めました。其れによって、リコちゃんの破天荒な活躍が描けなくなってしまったのですけど、脇に回り、意外にもストイックなキャラとして最後まで物語を盛り上げてもらいました。リコちゃんが助演に甘んじてくれた事で、予想外の展開が描けたと思います。

大久保千秋と姫様が決勝戦に勝ち上がるまでの絵図は、最初から決めておりました。但し、当初の予定では決勝で「伊藤ハナが姫様の代役でチャッカリと優勝する」事にしていました。西豪寺エレナ様と姫様には徹底的に汚い手で勝ってもらい、大久保千秋が最後まで一人で奮闘するも決勝戦で敗れると云う残酷な結末だったのです。当然、ラスボスで片瀬那奈ちゃんが出て来る事もなく、「金髪の姫様と銀髪のレイナに、大久保千秋とリコちゃんがタッグで挑み、両軍乱闘の隙に、エレナ様の独断裁定で何故かハナちゃんが勝つ!」みたいなオチを考えていました。でも、西豪寺エレナ様や姫様にも正攻法でも出来るとの見せ場を作りたくなりまして、大久保千秋との準決勝と決勝ではガチンコで闘わせてしまいました。結局、最後まで優勝者を決める事が出来なかったので、結末は「ドサクサ紛れにエレナ様が優勝」としました。

片瀬那奈ちゃん本人がラスボスで出て来た「姫様軍団」の決勝戦での展開や、美月うらら姫や高瀬リコちゃんの更なる活躍など、書き足りない部分もあります。ゲスト解説も、沢山出て来る予定でしたが、うらら姫で試したらマジで難しくて止めてしまいました。そもそも「未亜イコ対談」だけでも、かなり消耗するわけで、鼎談なんてやってらんないですよ。矢鱈とアングルが変わるのは、プロレスのアングルとは結構好い加減だと思うからでして「何ゆえあの時にあーゆー事件が起こったのか?」に関する説明が曖昧な事が多いのですよ。だから、例えば大久保千秋が突然に豹変してリコちゃんと藤田千秋を倒したり、其の後にあっさりと和解するなんて展開は、全く深い意味が無く、単にアクシデントで盛り上げただけです。何となく説明していますけど、整合性が全くないと思います。あたくしとしては、準決勝の「大久保千秋 VS 西豪寺エレナ」がベストバウトと考えて書いて燃え尽きたので、決勝戦はオマケですね。


【一回戦 INDEX】
 「○ 西豪寺エレナ VS マリア ×」(15秒、エレナ様ビームで失神TKO)
 (※ 西豪寺エレナが準々決勝進出)
 「○ 柏木礼奈 VS 花輪倫子 ×」(53分46秒、天国固め)
 (※ 柏木礼奈が準々決勝進出)
 「× 有森みさと VS 姫様 ○」(7分7秒、リングアウト)
 (※ 姫様が準々決勝進出)
 「○ 高瀬リコ VS 荒木理恵子 ×」(3分0秒、パンチの連打で、TKO)
 (※ 高瀬リコが準々決勝進出)
 「○ 大久保千秋 VS 平山まどか ×」(17分2秒、裸締め)
 (※ 大久保千秋が準々決勝進出)
 「△ 迫田七海 VS 高田清美 △」(13分13秒、両者死亡により引き分け)
 (※ 両選手失格で、藤田千秋がリザーバーとして準々決勝進出)
 「○ 小早川妙子 VS 山田バーバラ ×」(9分58秒、タオル投入でTKO)
 (※ 小早川妙子が準々決勝進出)
 「× 美月うらら VS 小野未来 ○」(33分8秒、ハイキック一閃!大逆転、KO!)
 (※ 小野未来が棄権し、手塚モモコがリザーバーとして準々決勝進出)

【準々決勝 INDEX】
 「× 西豪寺エレナ VS 柏木礼奈 ○」(21分39秒、頭部を踏みつけ、KO!)
 (※ 柏木礼奈が準決勝進出)
 「○ 姫様 VS 高瀬リコ ×」(15分31秒、疑惑の3カウント)
 (※ 姫様が準決勝進出)
 「○ 大久保千秋 VS 藤田千秋 ×」(23分45秒、豪腕パンチで、KO!)
 (※ 大久保千秋が準決勝進出)
 「× 小早川妙子 VS 手塚モモコ ○」(20秒、リングアウト)
 (※ 手塚モモコと入れ替わっていたと主張する西豪寺エレナが準決勝進出)

【準決勝 INDEX】
 「× 柏木礼奈 VS 姫様 ○」(2分9秒、疑惑の反則判定)
 (※ 姫様が決勝進出)
 「○ 大久保千秋 VS 西豪寺エレナ ×」(37分25秒、レフェリー・ストップ)
 (※ 大久保千秋が決勝進出)

【決勝戦】
 「△ 姫様 VS 大久保千秋 △」(27分59秒、無効試合)
 (※ 大久保千秋が勝利決定後に攻撃を続けた事で両者失格!)
 「○ 西豪寺エレナ VS 柏木礼奈 ×」(7秒、後出しジャンケン)
 (※ 準決勝敗退二名での三位決定ジャンケン戦が決勝戦となり、西豪寺エレナが優勝!)


(小島藺子)


posted by 栗 at 10:22| ERENA | 更新情報をチェックする

2012年01月25日

「荒川アンダー ザ ブリッジ」舞台挨拶付き先行プレミア上映会!

荒川アンダー ザ ブリッジ Blu-ray BOX


@新宿ピカデリー 17:30〜

【登壇者】林遣都、桐谷美玲、小栗旬、山田孝之、城田優、片瀬那奈、安倍なつみ、有坂来瞳、平沼紀久、末岡拓人、益子雷翔、井上和香、嶋政宏、飯塚健監督

林遣都、桐谷美玲、山田孝之らが『荒川アンダー ザ ブリッジ』舞台挨拶(MOVIE Collection 1/25)動画!
小栗旬、電話で出演直訴!「友達の山田孝之も星役で出ると言ってます、と」(cinemacafe.net 1/25)
河童役の小栗旬「着物も河童色で…」、お約束の着物姿で「荒川UB」舞台挨拶に登場 (ハリウッドチャンネル 1/25)
再び和装で登場 小栗旬ニヤリ「河童色を着てきたんです」(スポニチ 1/25)
小栗旬が河童色の着物姿で登場!『荒川』への愛情をアピール(ウオーカープラス 1/25)
元日婚を発表したばかりの山田孝之、会場から「結婚おめでとう!」と祝福!!(シネマトゥデイ 1/25)
小栗旬、出版社に“カッパ村長”役を直談判していた 映画『荒川アンダー ザ ブリッジ』舞台あいさつ(オリコン 1/25)
林遣都、小栗&山田ら濃すぎるキャラに恐怖心「監督の前で泣きました」(オリコン 1/25)
小栗旬 :カッパ役出演を立候補 電話で直談判明かす 映画「荒川アンダー ザ ブリッジ」プレミア(毎日 1/25)
林遣都、共演者に驚きロケ初日に泣く(日テレ 1/25)
小栗旬“有言実行”再び和装で舞台挨拶(映画.com 1/25)


あたくしも「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」舞台挨拶付き先行プレミア上映会へ行ってまいりました。2012年初めての「片瀬那奈ちゃん詣で」です。まず、16時半頃からブルーカーペットでのセレモニーが行われましたが、其れは取材陣にしか公開されませんでした。新宿ピカデリーの正面扉を閉鎖し、階段にブルーカーペットを敷いて行われた模様で、エスカレーターで登ってゆく時にチラリと那奈ちゃんの姿が見えました。

観客向けの舞台挨拶は17時半から約30分行われましたが、飯塚監督も加えて14名もの豪華キャストが登壇されました。片瀬那奈ちゃんは黄色のノースリーブに青と茶の飾りが付いた派手なミニワンピース姿で、城田くんと来瞳ちゃんの間(向かって右から三人目)が立ち位置です。丁度、あたくしの席からは真正面でした。とは云え、あたくしは「R列」で一般客の最後列だったのですけどね。本日のチケットは三分で完売だったらしく、正に取れたのはラッキーでした。鉄人兄弟の二人は、シスターとマリアの前に立っていましたけど、矢張り「シスターとマリアがデカイ」からでしょう。

ネットの記事を見ますと、小栗くんや山田くんの話題を中心に書かれておりますが、此処では当然乍ら「片瀬那奈ちゃん」をメインとして振り返ります。まず、登壇者全員から順番にご挨拶がありまして、那奈ちゃんは城田くんの次に紹介されましたが、シスターがマイクを渡すのに若干まごついて、何やらマリア様っぽくリアクションしていました。那奈ちゃんは「とても温かい気持ちになれる映画です」と元気にご挨拶しましたが、司会者としての経験を積んでおりますので場慣れしています。更に出演者に感想を訊く時に、司会のお姉さんが「城田さんはマリアを演じられて」と間違えると、那奈ちゃんはホッペを膨らませ怒りんぼポーズを作り、シスターが「ごめんなさい」と謝って、劇中さながらのコンビネーションを魅せました。

那奈ちゃんの感想は「あたしの役は其れ程は扮装に時間が掛からないので、遅れて現場へ行ったのですけど、もう小栗旬くんや山田くんなんかは河童や星でいるんですよ。小栗くんは「ホントに、小栗旬かい?」と思える格好で、メイクで少し怒った感じなので「怒ってるの?」と訊いたりして、二ヶ月くらいして表情が出て来て慣れました」との事。そして「見終わった後に、誰か大切な人をキューッ!と抱きしめたくなると思います」とコメントすると、何故かまわりから笑いが起こり「アレ?あたし何か変な事いいましたか」と云っておりました。豪華なキャストのそれぞれのコメントも楽しく、チームワークの良さが伝わって来ましたが、鉄人兄弟の二人が緊張していて可愛らしかったです。そばにいた那奈ちゃんと城田くんが後ろからフォローしている姿も微笑ましくて好かったですよ。最後にTVカメラに全員で手を振る時には、那奈ちゃんは両手を振ったりホッペに指差しポーズをしたりして、おどけていました。全員が和気藹々とした、とても好い感じの舞台挨拶でした。

そして、プレミア上映となったわけですが、具体的な映画の内容に関しては公開前ですので詳しくは語りません。二時間近い映画でしたが、ドラマ版よりはずっと面白かったです。ドラマと映画は同時進行で撮影されましたが、作品としては先に「映画」が在ったのではないでしょうかしらん。ハッキリ云って、映画を観なければ何が何だか分かりませんし、映画を観た後ならドラマも違った楽しみ方が出来ると思いました。マリアに関しては、当然ですけど基本的にはドラマと同じノリで演じられていましたけど、終盤で「片瀬那奈ちゃんファンにとって、ニヤリとさせられる」結構好い科白があったりもします。撮影は一年近く前ですが、公開作としては「女優・片瀬那奈ちゃんの最新作」であります。舞台挨拶を観て「やっぱり、那奈ちゃんは女優だナァ」と嬉しくなりました。


【関連過去記事】
 「荒川アンダー ザ ブリッジ」INDEX


(「THANX 4 うっぴー☆」:小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 21:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2012年01月26日

「荒川アンダー ザ ブリッジ」舞台挨拶付き先行プレミア上映会!続報

荒川アンダー ザ ブリッジ Blu-ray BOX


桐谷美玲「笑顔になって」…映画「荒川アンダー―」プレミア上映(報知 1/26)
林遣都「撮影初日に泣きました」(デイリー 1/26)
元日結婚の山田孝之、観客から祝福の嵐!(サンスポ 1/26)
林遣都 驚き撮影秘話「監督の前で泣きました」(スポニチ 1/26)
林遣都主演映画は「日本中を元気にする」(ニッカン 1/26)
林遣都 :「監督の前で泣きました」 豪華キャストにたじたじ 「荒川アンダー ザ ブリッジ」プレミア(毎日 1/26)
『AUTB』プレミア上映会に林遣都、小栗旬ら荒川の住人勢揃い!(ぴあ 1/26)
超豪華共演陣に林遣都「この人たち全員を相手にできない」とロケ初日から涙を流す(ムビコレ 1/26)
林遣都が監督の前で泣いた理由とは!?(webザテレビジョン 1/26)
小栗旬、河童役は自ら出演交渉(時事通信 1/26)←「動画もありますが、何故か片瀬那奈ちゃんの発言がありません」


一夜明けて、各スポーツ紙でも昨日の「荒川アンダー ザ ブリッジ」舞台挨拶付き先行プレミア上映会に関する記事がアップされました。昨日の速報では、河童と星の話題が中心でしたが、ようやく主役のリクとニノが見出しの記事が増えましたね。でも、確かにいつもは主演である小栗くんと山田くんが「被り物姿で脇役」と云うのは大きな売りです。あんまり映画の内容には言及したくはありませんが、村長と星は好い役ですね。其れは、シスターやマリアなどの他の荒川の住人たちにも云える事で、豪華キャストが被り物も辞さずに脇を固めたのが好かったのでしょう。上川さんと高嶋さんも、ビシッと締めた名演でした。ドラマでは「キャストを無駄遣いしている」と思えましたが、映画を観れば「なるほどね」と思えます。ま、其れにしても「村長は、カッコよすぎじゃん!」と云いたくなったけどさ。あたくしは、星が好きです。山田くんは上手いナァ。流石は片瀬那奈ちゃんが「タカユキ」と呼ぶだけありますよ。


【関連過去記事】
 「荒川アンダー ザ ブリッジ」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 12:58| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「テレビでスペイン語」再び!#14 再放送

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NHK Eテレ 13:30〜13:55

「どれかを尋ねる」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ



「テレビでスペイン語」第14課の再々再放送です。昨日(1/25)に今年(2012年)の「片瀬那奈ちゃん初詣」となった舞台挨拶を観て、昨年(2011年)に撮影された「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」をひと足早く拝見し、本日は一昨年(2010年)の「テレビでスペイン語」再放送と、目くるめく「三年間の那奈ちゃん世界」を体感している贅沢な時です。昨日の舞台挨拶では片瀬那奈ちゃんと共に、桐谷美玲ちゃん、なっち(安倍なつみさん)、有坂来瞳ちゃん、井上和香ちゃん、と綺麗どころも揃っておりましたが、やっぱり那奈ちゃんの「楽しく愉快なおもしろいおねえさん」振りが好かったです。那奈ちゃんと美玲ちゃんと山田孝之くん以外は、初めてお目に掛かれましたが、基本的に「那奈ちゃんしか観ていない」わけですよ。座席が後方で舞台全体が視界に入ったから14名全員を認識出来ただけです。

さて、此の第14課の見せ場はマルタがスタジオに登場する事でして、初対面なのに片瀬クンと熱く抱擁し頬にキスします。でも、片瀬クンはマルタやマリアよりも背が高いのですよ。あたくしは「外国人はみんな日本人よりも長身だ」と子供の頃に思っておりました。たぶん、プロレスラーを基準にしていた誤解だったのですけどね。そう云えば、シスターはデカかったナァ。片瀬クンと並んでも遥かにデカイって、すぎょいぞ。「荒川」の実写化で最初にキャスティングが決まったのが「シスターは城田優、マリアは片瀬那奈」だったらしいのですけど、実際に二人が並ぶのを目撃すると「ナイス・キャスティング!」と思えました。と、何となくスペイン繋がりでシスターの話題も出してみましたよ。


本放送:2010年7月9日
再放送:2010年7月15日
再々放送:2012年1月19日

【参考記事】
 2010年7月8日:「プロゴルファー花」#13(最終回)


(小島藺子/姫川未亜)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

posted by 栗 at 13:57| TV | 更新情報をチェックする

「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」を二夜連続で観賞いたしました!

荒川アンダー ザ ブリッジ Blu-ray BOX


昨日(1/25)の舞台挨拶付き先行プレミア上映会に続いて、本日(1/26)も「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」の試写会へ行ってまいりました。よみうりホールで行われた試写会は普通に映画を上映しただけでしたが、片瀬那奈ちゃんが御出演されている映画の試写会招待状を無駄にするわけにはいきません。二日連続で同じ映画を観るのは「莫迦」かと思われるかもしれませんが、細かいギャグなど初見では気付かなかった部分も分かりました。其れから、昨日の観客は結構コアなファンが多かったと思いますが、本日は招待での試写会でしたのでライトなお客さんが多く、反応の違いも面白かったです。ハッキリ云って、昨日よりも今日の方が何度も爆笑が起こり受けていました。其れにしても、マリア様の終盤の科白には「貴女様に云われたくないよっ!」とツッコミたくなりました。ズバリ云って、本日の観客はマリア様の決め科白に受け捲くっておりましたが、唯一と云っていい程の「シリアスな名科白」には感動されておりました。しかし、あたくしは其れが最も「ツボに入ったトンデモ科白」なのだよ。アノ場面で片瀬那奈ちゃんにアノ科白を云わせただけでも「飯塚監督は、片瀬クンを分かってらっしゃる」と思えます。

其れで、ドラマ版を再び観ているのですけど、確かに「エピソード0」の段階で「かなりのネタバレ」もしておりました。ドラマと映画で「ネタが変わった場面」も、細かいトコまで「同じで違う」と作り込んでいるのも分かりました。映画として完結したので「コアな楽しみ方」が出来る作品になったと云えるかもしれません。其れでも、あたくしは納得がゆかない。小栗くんが「エピソード0」で「よく二時間にまとめたな」と発言しております。よーするに、映画が先に在ったのは確定なのです。だったら、ドラマって何だったのよさ。あたくしはドラマ最終回時点で「ドラマは、映画の予告篇、いえ、ハッキリ云えば、映画のオマケ」と発言し、ドラマ版を駄作と断じましたが、映画を観ても其の感想は変わっておりません。いえ、映画で見事に決着をつけて下さったからこそ、ドラマ版に対する「ふざくんな!」感が高まってしまいました。アノですね、コレって、映画を公開してからドラマでしょ。こーゆーやり方って、観客を舐めているよ。ま、映画は面白いのでオススメします。でも、こんな手法が普通になったら困るのだ。ドラマはつまんねーよっ。映画を観なけりゃ分かんないんだから、作品として成立しておりません。「いや、ドラマのシュールな感じが、味なんだよ」なんて事は、制作者には云わせないわよ。だったら、何ゆえ映画は「あーゆー展開」なのよさ。


【関連過去記事】
 「荒川アンダー ザ ブリッジ」INDEX


そして、片瀬那奈ちゃんの「テレビ出演」に関するニュースもアップされています。

高田純次 :ゲストに沢尻エリカ希望「『別に』って帰って」と“テキトートーク”連発(毎日 1/26)
片瀬那奈がダウンタウン・浜田に言われた感動アドバイスを告白!?(テレビドガッチ 1/26)

「那奈理名」共演の「極上空間」(1/28放送、BS朝日)は既出ですが、「ザ・ノーコントロール」(2/4深夜、つまり2/5放送予定、テレビ朝日)は、撮って出しの新情報です。正に、本日(1/26)に収録されたと書いてありますよっ。いやはや、那奈ちゃんは「働き者」です。


(「THANX 4 うっぴー☆」:小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 22:24| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「テレビでスペイン語」再び!#15

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NHK Eテレ 23:25〜23:50

「存在を尋ねる」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ



黒いシースルー入りの上着に白いミニスカートのド派手なファッションに加え、髪形もウエーヴをかけて「姫様」と色違いと思える気合が入ったモードで片瀬那奈ちゃんが「オラ〜!」と登場しました。思えば、一昨年(2010年)の本放送時に、此の第15課から「プロゴルファー花」との三ヶ月にも及んだバッティングが終わり「テレビでスペイン語」に専念出来る様になったのでした。余りにも分かり易い「弾けっぷり」です。ナビゲーター時のネイルは黒で、もはや貫井せんせいにまで「タメグチ」全開となっております。

姫様のネイルは赤で、別の日の撮影でしょう。然し、何ゆえナビゲーター時も「姫様」風な髪型なのでしょうかしらん。矢張り、此の回から「バッティングの負い目から開放された」事が、此の様な展開となったとも思えてならないのです。昨日と本日に映画「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」のプレミア上映会と試写会に行って二夜連続で観賞しても思いましたが、同じ作品を何度も観ると印象が変わってゆきます。

「テレビでスペイン語」に関しては、一昨年の本放送時に全24課を録画しましたが、なかなか全編を見直す機会はありませんでした。たまに「姫様コーナー」だけに編集したヴァージョンを観る感じだったのだけど、再放送された事で色々と見えて来た部分もあります。本放送時には明らかにされていなかった情報もありますので、何ゆえ此の時に「テレビでスペイン語」で「姫様」だったのか?が、より深く紐解けて来るのです。ところで、「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」で姫様が決勝戦まで勝ち上がったのは、紛れも無く「テレビでスペイン語」の再放送効果です。関西では、片瀬那奈ちゃんのドラマ再放送が多くて羨ましいナァ。


本放送:2010年7月16日
再放送:2010年7月22日


(小島藺子/姫川未亜)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

posted by 栗 at 23:57| TV | 更新情報をチェックする

2012年01月27日

「COVERS」#143

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「2012年1月下旬の看板」


(2012年1月作)



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 06:22| COVERS | 更新情報をチェックする