nana624.png

2012年01月08日

「シューイチ」#038

花澤香菜写真集「KANA」 (TOKYO NEWS MOOK)


日本テレビ 8:00〜9:55

【MC】中山秀征、片瀬那奈
【コメンテーター】中丸雄一(KAT-TUN)、手嶋龍一、名越康文
【ゲスト】小倉優子
【プレゼンター】笛吹雅子(日本テレビ報道局)、辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)
【シューイチガールズ】木村好珠、中村アン、中村果生莉、ヒガリノ、三宅ひとみ、谷中麻里衣

箱根駅伝総力取材SP!カメラ10台完全密着 山の神は・中山秀征も応援!3秒に泣いた城西大学は?&実況アナが選ぶ名場面集 芦田愛菜(秘)インタビュー&独占たけし 年末年始ジャニーズ・KAT-TUN中丸雄一封印VTR蔵出し&桑田佳祐 2012年流行を大予測 最新天気


2012年、最初の「シューイチ」です!先日の「どや顔」は、昨年の収録でしたので、今年最初の「TVで片瀬那奈ちゃん☆」で御座居ます。黒いミニワンピースに白いジャケット姿の片瀬那奈ちゃんが、「あけましておめでとうございます!」と今年も爽やかに登場されました。本日は「箱根駅伝総力取材スペシャル」との事で、冒頭から駅伝の特集ですね。ちなみに今回の画像は「山の神」が大ファンだと公言されている声優さんです。彼は「アニヲタ」なので、生放送で「AKB48で好きなコは?」と訊かれ、ガチで「興味がない!」と応え「株を上げた」らしいです。片瀬那奈ちゃんは真剣な表情で「小窓ちゃん」から見つめております。場面ごとに表情が変化するのが「カタセ流小窓ちゃん芸」ですが、ランナーが苦闘する姿での「おねえさん目線」の優しい表情が素晴らしいナァ、やっぱり。

「総力取材」と謳っただけありまして、たっぷりと「50分」を箱根駅伝特集で進めまして、「手嶋コラム」を経て、9時近くになって「ゆうこりん」がゲストの「ショービズ」となりました。何故に、ゆうこりん?シューイチガールズは、CMで登場ですか。おっと、三宅ひとみちゃんがタケちゃんにインタビューだ。世界のキタノもタジタジの「間」が、すぎょいっすね。おっと、那奈ちゃんがカツンを口ずさんでますね。何だ、ゆうこりんは番宣かい。おっと、片瀬クンの「パンダ好き」で「どアップ」が来ましたね。「まじっすか!?」は未公開集で、おやまあ、ちゃんと「トレナビ」もやるのですね。駅伝で尺を取った分、コーナーをぶっ飛ばすかと思われましたが、キチンとカタチは守る辺りは好いですね。

今年最初と云う事からか、お天気のスタンバイへ向かったであろう谷中麻里衣ちゃん以外の五人のシューイチガールズが勢揃いで「トレナビ」のオープニングを担当しています。「2012年のトレンド予測」との内容で、シューイチガールズを全面に出した構成は宜しいと思いますよ。4クール目に入って、ようやく「シューイチガールズの宝の持ち腐れ状態」が解消されつつある様です。ところで「ヒガリノ」ちゃんは「比嘉 梨乃」と云う本名をカタカナにしたんですね。あたくしは、てっきり「ヒガリノ」でひとつの苗字だと思っておりました。今回の「シューイチ」は、なかなか好い感じの進行ですが、片瀬那奈ちゃんの出番が「小窓ちゃん」中心なのが不満です。

おや、流石に「シューイチラボ」は飛ばして「ズッコケ天気予報」となりましたね。どうせなら「シューイチスマイル」を飛ばせばいいのにナァ。「シューイチラボ」がないと「片瀬那奈ちゃんの全身ショットが拝めない」じゃまいか。おっと、年明けもジョンですか。今年初めての「シューイチ」は、前述の通り「片瀬那奈ちゃんの出番が少ない」との難点はあったものの、概ね好い出来だったと思います。何より、今年も元気な那奈ちゃんを観れただけでも幸せな事なのでしょう。


(小島藺子/姫川未亜)



「シューイチ」日本テレビ公式サイト

posted by 栗 at 09:57| TV | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

「ジャイアント馬場VSアントニオ猪木は、実現しなくてよかった」

AVP完全版 1&2 DVDダブルパック


日曜日の朝は片瀬那奈ちゃんが司会を務める「シューイチ」を観るので、土曜日の夜更かしが出来なくなってしまいました。其れで深夜3時頃(つまり、もうとっくに日曜日なのだけど)に放送されている「ワールドプロレスリング」は録画して観ています。其れで、先日のドーム大会のつづきかと思ったら、ま〜た「タナVSみのる」をやってました。どうやら特番が放送されなかった地区もあった様で、レギュラー放送でも主要な試合は放送するみたいです。てか、其れは毎年の事で、1月中はずっとドームの試合で引っ張っていたんだったナァ。特番よりも長く放送されて、観たかった「岡田のヘボ挑戦」も流れたので、まぁ楽しめたけど、昨年も今年も太陽の天才児が「飛び降り体落とし」で勝っちゃうってナァ。いえ、別に必殺技なのだから「ここ一番!」で決めるのはええんだけど、最近はタナも「飛び降り体落とし」だけじゃ決まらないから「丸め込み」へ移行するとか発展形を開発していたんじゃまいか。其れなのに、何ゆえ最も強敵と当たる大一番では「飛び降り体落とし」だけで決まるのかが、納得がいかないのよさ。

話は変わりますが、日曜洋画劇場で「エイリアンVSプレデター」を放送していて、録画までしちゃったのだ。コレがですね「エイリアンVSプレデター」と「エイリアンVSプレデター2」を「編集して一挙放送!」と云う、美味しい様でトンデモな代物でした。「エイリアンVSプレデター」は何度か地上波でも放送されて、あたくしも爆笑しながら観た記憶があるのですけど、「エイリアンVSプレデター2」は、たぶん地上波初!ではないかと思います。此の手の「B級SFホラー映画」は大好きなのですけど、拡大版とは云え「CMをカットすると、109分弱」の枠で二本の映画を放送って、随分とすぎょい技でしたね。「エイリアンVSプレデター」は前述の通り前に観て居たので内容は分かったけど、初見の「エイリアンVSプレデター2」は何が何だか理解不能でしたよ。何せ、両方とも半分くらいカットしちゃってるわけじゃん。仕方ないので「Wikipedia」とか読んで「なるほど、そーゆー話だったのか」と分かりました。てか、ラスト・シーンまでカットしていたのですね。

まあ、エイリアンとプレデターが対決するって云う「お遊び」ですので、そんなに真剣に文句を云う心算もないし、面白ければええのです。でもですね「エイリアンVSプレデター2」は、酷いナァ。まずもって、何ゆえプレデターが出て来るのかが分からないのですよ。いえ、前作のラストでエイリアンに寄生されちゃったプレデターから生まれた「プレデリアン」が地球に来ちゃったから、所謂ひとつの「クリーナー・プレデター」が退治しに来たって噺だってのは分かります。でもさ、クリーナーは全然役に立ってないじゃん。最後に「プレデリアンVSクリーナー」って見せ場があるのだけど、結局米国のミサイルで両方ともやられちゃうんじゃ、クリーナーいらないじゃん。画面が暗いうえに、プレデリアンが益々プレデターと「見た目が似てる」ので、紛らわしくって分かりにくいです。

基本的に「エイリアンVS人間」と云う展開なわけだけど、だったら「プレデターの立場」って何なのよさ。そもそも、プレデターのミスでエイリアンが地球に来ちゃったのだから、当然乍らクリーナーが大活躍して除去しなきゃイカンじゃまいか。でも、最強のプレデターとも云われるクリーナーは、スットコドッコイ過ぎです。武器も持たずに地球に来て、プレデリアンにやられたプレデターの武器を装着するとか、計画性が全くありません。人間に見られたら殺しちゃって、そこで腐食液で証拠隠滅せずに皮を剥いでしまうって、何だ?其の為にエイリアンが下水道で大量発生しちゃったじゃん。挙句に、誤爆の手裏剣でお色気要員のおねえさんを殺しちゃうし、プレデリアンとのタイマンでも同士討ち止まりって、使えないナァ。ま、とか何とか云っても充分に楽しんで観ちゃったわけだが。少なくとも「タナVSみのる」よりは、面白かったです。


(小島藺子)


posted by 栗 at 03:37| KINASAI | 更新情報をチェックする

2012年01月10日

「片瀬那奈ちゃんはアイドル!」

Help (Dig)


昨日(1/9)は「成人の日」でした。今年の新成人には「AKB48」のメムバーが沢山いたらしいです。人気者の「あっちゃん」や「ともちん」や「たかみな」や「ゆきりん」なども、新成人の様です。皆さん、御目出度う御座居ます。1999年までは「1/15」が「成人の日」だったのだけど、2000年から「ハッピーマンデー」とかで1月の第二月曜日となりましたので、日付が流動的となりました。現在30歳の片瀬那奈ちゃんは、丁度十年前が新成人でした。2002年は「1/14」が「成人の日」で、其の年の「1/9」は水曜日でありまして、ドラマ「プリティガール」の初回が放送されています。

2002年と云う年は「片瀬那奈史観」を考察する時に、重要な「激動期」として挙げられます。前述のドラマ「プリティガール」は、2002年1月期の連続ドラマで3月まで放送されましたが、其れを最後に片瀬那奈ちゃんのドラマ出演は途絶えてしまいました。2002年のカレンダーは「ヤングサンデー全面協力」による「グラビア・アイドル」としての那奈ちゃんで構成されていましたが、2002年5月23日号の「ヤンサン」で那奈ちゃんは「グラビア卒業宣言」をやらかし、「今年後半、みんなをあっと驚かせるかもよ?」とのメッセージを残し沈黙しました。そして、12月4日に歌手デビューするのです。10代に積み上げて来た「アイドル女優」や「グラビア・アイドル」を完全に封印し、退路を絶って新たなる挑戦へと向かったのでした。「中途半端な事はしたくない」と其の選択をした片瀬クンには、シビレタね。

十年後の現在、片瀬那奈ちゃんは常に新しい挑戦をやめません。かつての様に「コッチをやるならアッチはやめる!」とは云わなくなりましたが、昨年(2011年)の「司会」へ賭けた情熱をみますと、頑固な性格は相変わらずだと思えます。あたくしが、2011年の「女優・片瀬那奈」が物足りなく感じられたと繰り返すのは、決して片瀬クンが「司会」に重点をおいて「女優」を蔑ろにしたと云いたいのではないのです。単純明快に「女優」よりも「司会」の方が目立っていた、と云っているだけです。先日「シューイチ」の初回を見直したら「ガチガチに緊張している那奈ちゃん」が居ました。今ではすっかり磐石な司会者ぶりを披露する片瀬那奈ちゃんですが、最初からそうだったわけではないのです。僕が那奈ちゃんを長く愛しているのは、たぶん「ハラハラドキドキ」させてくれるからかもしれません。那奈ちゃんは「完璧」には決してならない。もう円熟へと向かってもおかしくないキャリアがあるのに、危ういからこそ「アイドル」なのです。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 01:59| ERENA | 更新情報をチェックする

2012年01月11日

「終わらないビートルズ」

1967~1970【期間限定価格】


1月と云うと、1969年にビートルズの「THE GET BACK SESSIONS」が敢行された月です。此のセッションは1969年1月2日から1月31日まで行われましたが、アルバム「LET IT BE」として発表されるのは、なな、なんと1970年5月8日です。つまり、録音してから一年半近く経ってようやく世に出たのです。現在の感覚だと大物ミュージシャンが五年に一枚とかでも普通ですが、ビートルズは年間に二枚はアルバムを出していました。1969年には1月に「YELLOW SUBMARINE」を、9月には「ABBEY ROAD」を発表しておりますし、「THE GET BACK SESSIONS」に突入するすぐ前の1968年11月には二枚組の「THE BEATLES」(ホワイト・アルバム)を出したばかりだったのです。結局は新曲での映画になりましたが、「THE GET BACK SESSIONS」は当初には「ホワイト・アルバム」の曲を中心にビートルズがライヴ演奏する「TVショー」として構想されたと云われています。おそらく「HEY JUDE」のプロモーション・ヴィデオの様な感じにしたかったのかもしれません。然し、いざリハーサルが始まるとビートルズは新曲を中心に演奏してしまい、企画もドンドン変更されてゆくのでした。

「LET IT BE」よりも「ABBEY ROAD」が先に発売されてしまったのは、ビートルズが「THE GET BACK SESSIONS」の出来栄えに納得せず、何度もダメ出しをしたからなのですが、1969年2月には既に「ABBEY ROAD」の録音に入っており、しかも「THE GET BACK SESSIONS」でも後に「ABBEY ROAD」に収録される楽曲もリハーサルしていました。「THE GET BACK SESSIONS」は映画撮影用にリハーサルからの音源や映像が残ってしまったので「酷い演奏だ」とか「退屈だ」と思えるでしょうが、正式なレコーディングは「1/22〜1/31」であり、そこだけ聴けばキチンとしています。おそらくビートルズは「オーバーダビングをしない生演奏」とのコンセプトに飽きてしまったのでしょう。ゆえに、次の「ABBEY ROAD」ではシンフォニックなサウンドへと向かったと思われます。

そもそも、ビートルズと云うバンドは「二番煎じ」を頑なに拒んで来たバンドでした。其れが「再生の為に原点回帰だ!」なんぞと云ってデビュー当時の生演奏一発録りに戻るのは、些か無理があったのです。時代は「8トラック時代」となり、アップル・スタジオにはマジック・アレックスが「72トラックを開発した」なんぞと云うホラ噺にも付き合ったわけですから、今更「2トラック時代」へ戻るなんて変なのだよ。生演奏で好いなら、何ゆえ「72トラック」なんて世迷言を信じたのでしょう。完全に矛盾しています。「THE GET BACK SESSIONS」は、最初から頓挫すべくしてお蔵入りとなったのです。ビートルズは「完璧」を敢えて避ける不可思議なバンドでした。ゆえに「THE GET BACK SESSIONS」などと云う発想も出て来たのですが、一寸やりすぎだったのかもしれません。スタジオ時代となった所謂ひとつの「青盤時代」は、緻密なプロダクションで名盤を連発しましたが、例えば「SGT. PEPPER'S LONELY HEART'S CLUB BAND」の最後には訳が分からないお遊びが入っていますし、「ホワイト・アルバム」は存在自体が奇妙です。プロに徹した「ABBEY ROAD」ですら、最後は「HER MAJESTY」なのです。

「THE GET BACK SESSIONS」は、フィル・スペクターによって「LET IT BE」となりました。「音の壁・スペクター」によって大幅にオーバーダビングをされ捲くったサウンドには、最早当初の「原点回帰」などと云うコンセプトは欠片も残っておりません。然し乍ら、スペクターはビートルズを理解していました。冒頭などに会話が挿入される演出は、一応は映画のサントラとしてとの意図もあったのかもしれませんが、最後に収録された「GET BACK」の編集は見事です。実際にはシングルと同じ「1/27」のスタジオ・テイクを元にしていると思えますが、シングルではブレイク後に「1/28」のテイクに変わります。アルバムは、冒頭にジョンの替え歌(「1/27」)を入れ、最後には上手く「1/30」の「ルーフトップ」でのエンディングに繋いでいます。映画で観れる其の演奏は、警察の介入もあって正式音源としては遺せる代物ではありません。此の様な音源が収録されてしまった「アンソロジー」は、公式海賊盤と呼ぶべきで、正式音源集ではないのです。でも、最後の科白はカッコイイのだ。ビートルズのラスト・アルバムは録音順で「ABBEY ROAD」と云われますが、矢張り発売順の「LET IT BE」なのです。其の最後でジョンが「オーディションに受かったかな」と云うのは、余りにもビートルズらしいと思います。


(小島藺子)



posted by 栗 at 01:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

2012年01月12日

「テレビでスペイン語」再び!#12 再々再々放送

sp-11-12.jpg


NHK Eテレ 13:30〜13:55

「時間を聞く」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ



とうとう那奈回目の放送となりました「テレビでスペイン語」第12課です。片瀬那奈ちゃんはスペイン語の数字を覚えるのが苦手の御様子なので、繰り返し放送されたのでありましょうかしらん。ま、単に今回の再放送で年末年始に当たったから五回もリピートされただけなのですけどね。


本放送:2010年6月25日
再放送:2010年7月1日
再々放送:2011年12月22日
再々再放送:2011年12月29日
再々再々放送:2012年1月5日
再々再々再放送:2012年1月5日

【参考記事】
 2010年6月24日:「プロゴルファー花」#11



第12課に関しては過去記事を見て頂くとしまして、他の話題を語りましょう。アンテツあにいからタレコミもあったのですが、現在発売中の「アサヒ芸能」に片瀬那奈ちゃんに関する記事が掲載されています。表紙にも名前が載っておりますが、内容はアンテツも「本当にしょーもない記事です!」と断じる通りで、記録するに値しません。こんな「与太記事」を書かれてしまう程に、片瀬那奈ちゃんの注目度が高まったと云う事なのでしょう。

さて、明日(正確には明後日)に放送される「タモリ倶楽部」の紹介記事がありました。当ブログ既報通り「自転車」がテーマとなる模様です。
「タモリ倶楽部」華丸大吉と正しい自転車の乗り方学ぶ(お笑いナタリー 1/12)


(小島藺子/姫川未亜)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

posted by 栗 at 13:57| TV | 更新情報をチェックする

「COVERS」#140

no_image_large.gif



「2012年二枚目の看板」


(2012年1月作)



「グラビア全盛期」の片瀬那奈ちゃんが素材です。
元の画像は全身ショットの脚長全開!で抜群にカッコイイのだけど、
袖を伸ばしておどけているトコが好きなのだ。



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 18:43| COVERS | 更新情報をチェックする

「テレビでスペイン語」再び!#13

sp-2012-1.jpg


NHK Eテレ 23:25〜23:50

「行き先を言う」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ



たっぷりと「時間を聞く」で停滞していた「テレビでスペイン語」が、ようやく動き出しました。今回の第13課からテキストも新しくなりまして、全24課の後半へ向かいます。片瀬那奈ちゃんは「オラ〜!」と相変わらず元気溌溂に登場しましたが、本放送はもう一昨年なのですね。ナビゲーター時の片瀬クンは黒いパンツに淡いオレンジ系地に柄の上着姿で、ネイルは色がない様です。本放送が7月だったのに其れ程には夏らしいファッションではないのは、再放送も見越しての事だったのでありましょうかしらん。スキットを見て「あたしは豚の丸焼きが気になった」なんぞと、語学よりも食い気の「カタセ節」を炸裂しております。

お待ちかねの「姫様」は、今回もキレ捲くっております。おやおや、姫様のネイルが真っ赤ではありませんか。完全に「ナビゲーター時と別撮り」です。其れにしても、姫様の「結婚したーいっ!」との魂の叫びは、再放送で観ても強烈でした。此の後半戦に入った頃は、片瀬那奈ちゃんは「プロゴルファー花」の収録が終わって「テレビでスペイン語」に専念されるかと思われた時期でした。しかし!片瀬クンは「2010FIFAワールドカップ南アフリカ」のフジテレビ・スペシャルサポーターとして「サッカー莫迦」路線へも挑まれておられたのです。ゆえに、此の辺からネイル・アートが「収録日に行われた対戦チームの国旗」になってゆくのでした。余りにも「細かい芸」とも云えますが、そーゆー「遊び」をやらかす片瀬那奈ちゃんが、僕たちは大好きです。


本放送:2010年7月2日
再放送:2010年7月8日

【参考記事】
 2010年7月1日:「プロゴルファー花」#12


(小島藺子/姫川未亜)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

posted by 栗 at 23:57| TV | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

「COVERS」#141

no_image_large.gif



「2012年最初のボツ」


(2012年1月作)



片瀬那奈ちゃんは基本的に「カッコイイ」んだけど、
僕は「おもしろいおねえさん」の那奈ちゃんが好きなのでボツにしました。



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:17| COVERS | 更新情報をチェックする

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ開催!」

新日本プロレス創立35周年記念DVD 新日本事件簿


未亜:銀河系那奈億人の片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!遂に此の時がやって参りましたっ。此れまで片瀬那奈ちゃんが演じられたキャラクターが一堂に会し「誰が一番強いのか、決めればええんや!」とばかりに雌雄を決する「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」略して「KNKGP」が開催されますっ。総勢71名によるジャンケン大会を勝ち上がった16名によるトーナメント形式で行われます!早速、第一回戦の対戦カードが発表されましたので、お伝えしましょう!!


「Aブロック」
 1. 西豪寺エレナ VS マリア
 2. 柏木礼奈 VS 花輪倫子
 3. 有森みさと VS 姫様
 4. 高瀬リコ VS 荒木理恵子

「Bブロック」
 5. 大久保千秋 VS 平山まどか
 6. 迫田七海 VS 高田清美
 7. 小早川妙子 VS 山田バーバラ
 8. 美月うらら VS 小野未来



未亜:準々決勝は「1、2」「3、4」「5、6」「7、8」それぞれの勝者によって行われます。尚、アクシデントなどで両者失格となった場合のリザーバーとして、藤田千秋、佐々木藍子、清水茜、手塚モモコの四名がエントリーされております。さあ、小島さん!いよいよ始まりますねぇ〜!

イコ:ジャンケン大会で決まったわりには、随分と強豪ばかり勝ち上がっていますね。あたくしは、うっかり「まどかの友人」とか「ドンマルク王国から来た女性」なんかが勝ち上がっても面白かったかしらん、と思いましたよ。それから「白石理恵」の様な極悪ファイターが上がって来れなかったのも残念です。でも、素晴らしい選手が揃いました。

未亜:敗れ去った55名の分も、16選手には熱闘を期待したいですねっ。小島さんの予想を聞かせて下さい!

イコ:順当に行けば、Aブロックは西豪寺エレナ選手と高瀬リコ選手、Bブロックは大久保千秋選手と美月うらら選手が実力的に優っているでしょう。でもですね、トーナメントですから、思わぬ伏兵に足をすくわれないとも限りません。

未亜:ズバリ云って、本命は誰でしょう?

イコ:やはり、美月うらら選手でしょう。美月選手は「助演女優賞」を獲得したチャンピオンですから、負けるわけにはゆきません。

未亜:予選敗退の選手たちが、誰のセコンドに付くのかも興味津々ですねっ。

イコ:そうですね。特に凶器を持っている宝生小百合や佐々木藍子などの動向は気をつけなければなりません。

未亜:さて、注目されるレフェリーは内山理名ちゃんが務めるとの情報が入ってまいりましたっ。予選敗退のマリリンこと長谷部真理が名乗りを上げていたんですけどねぇ。

イコ:公平で好いんじゃないですか。マリリン選手にも好みの選手がいそうですから、第三者に任せて正解です。

未亜:では、次回はいよいよ一回戦の模様をお伝えいたします!小島さん、ありがとうございましたっ。それでは皆さん、ごきげんよう!


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 14:03| ERENA | 更新情報をチェックする

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」一回戦 #01
「西豪寺エレナ VS マリア」

アントニオ猪木全集1 ストロングスタイルの原点 日本プロレス戦記 [DVD]


未亜:銀河系那奈億人の過激な片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!いよいよ、「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」略して「KNKGP」の幕が切って落とされますっ。先ほど、此処超満員札止めとなった東京ドーム地下競技場で、出場全16選手の入場式が行われましたがぁ、小島さんっ、華々しいセレモニーでしたねっ。

イコ:西豪寺エレナ選手と高瀬リコ選手が、早くも睨み合い臨戦態勢に入ってました。おそらく、Aブロックの準決勝では此の二人の対戦になると思わせる演出でしたね。片やBブロックの方は、本命の美月うらら選手と大久保千秋選手が談笑するなど和やかなムードでした。

未亜:さて、注目の第一試合ですっ。一回戦最初は、優勝候補の西豪寺エレナに新鋭のマリアが挑む好カードが組まれましたっ。何と云いましても、片瀬那奈ちゃんの怪優開眼となったのが「西豪寺エレナ」ですし、同じマンガ原作キャラクターで放送もTBS系と来れば、正に「マリア」にとっては「師」と呼ぶべき存在でしょう。果たして、マリアは師匠を超えられるのでありましょうかっ。さあ、入場です!

イコ:マリア選手は牛に乗って入場して来ましたよ。先導しているのはシスターですね。

未亜:おおっと!シスターの先導で牛に乗ったマリアが入場だっ。後方からは荒川の住人がトレインになって続いているぞっ。此れは派手な演出だ!会場のお客さんも大喜びだっ。

イコ:姫川さん、一寸待って下さい。沢山の幟に何か書いてありますよ。「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE 2012.2.4 Roadshow」と見えますけど、此れって宣伝じゃないですか。

未亜:まあ、硬いこと云わずに楽しみましょう!さて、颯爽とリングに上がったマリアは御馴染みのエプロン姿ですっ。リングサイドでは荒川の住人が見守っております。此れは力強い援軍だっ。そして、対する西豪寺エレナは何処にいるのでありましょうかっ。うわっと、皆さん!上空を御覧下さいっ。ヘリコプターが降りてまいりましたっ。

イコ:アノね、地下競技場なのに、上空って何だよ。

未亜:流石は西豪寺エレナ様!物理的な問題を超えての度肝を抜く入場ですっ。おっと、操縦しているのは清水茜ですっ。アカネ繋がりと航空学校出身との事で、エレナ様に雇われていたのありましょうかっ。アーミー・ルックに身を固めた西豪寺エレナ様が、、、おや?リングではなく二階の貴賓室に降り立ったっ。其処で仁王立ちだっ。マリアと荒川軍団が呆然と見上げているぞっ。待ちきれずにゴングが鳴った!おおっと、二階からエレナ様がマリアにっ!

イコ:姫川さん、オレが、あたくしが、今、アブナイって思ったんですよ。

未亜:いえ、小島さん、エレナ様はマリアを二階から見下ろしただけですよっ。然し、どうした事でありましょうかっ。マリアが失神しておりますっ。レフェリーの内山さんがカウントを取っていますっ。おおっと、立てない!テクニカル・ノックアウトで西豪寺エレナ様が何もしないで勝ってしまったっ。やった、やったぁー!

イコ:いつも見下ろしていたマリア選手は「どS攻撃」に意外にも脆かったわけです。こんな技を、マリア選手は喰らった事がなかったから、思わずギブアップしてしまいました。此れは、エレナ選手に一日の長がありましたね。

未亜:マリアをシスターがおんぶして退場してゆきます。全く何も出来ずに敗れ去ってしまったっ。無念の臍を噛んでいるのか、マリア!

イコ:いえ、たっぶり映画の宣伝が出来て満足なんじゃないですか。

未亜:其れにしても、流石に西豪寺エレナ様は強かったっ。リングインさえせずに秒殺勝利で一回戦を突破いたしましたっ。此れは、エレナ様が優勝の大本命と見ていいのではないでしょうか!どうですか、小島さんっ。

イコ:確かに、エレナ選手は実力者ですが、此の試合だけでは判断出来ません。とりあえず、リングに入ってもらわないとね。あと、姫川さんも「エレナ様」とか私情を入れてはいけません。実況は公平にしましょう。

未亜:ええ、ボキはハッキリ云って「エレナ様贔屓」だ!然し乍らぁ、観客も余りにも呆気ない決着にブーイングも飛んでおります。おや?西豪寺グループの提供でミクロちゃんのお好み焼きパフォーマンスがリング上で行われ振舞われており、納得された模様です。此の辺の老獪なテクニックも、エレナ様の侮れないトコロですねっ。

イコ:ちょ、ちょっと待って下さい。あたくしもお好み焼きを食べて来ます。

未亜:お祭りモードとなってしまった会場ですが、次も注目の「柏木礼奈 VS 花輪倫子」が控えておりますっ。えっと、ボキもミクロちゃんのお好み焼きを食べたいので、今回の中継は此の辺で終了いたします。皆さん、ごきげんよう!


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 17:40| ERENA | 更新情報をチェックする

2012年01月14日

「タモリ倶楽部」五度目!

ジャズ(リミテッド・エディション) bn03.jpg b-0807_hyoshi.jpg


テレビ朝日 0:20〜0:50

【MC】タモリ
【ゲスト】ダイアモンド☆ユカイ、博多華丸・大吉、片瀬那奈、小林博(日本サイクリング協会)
【ソラミミスト】安斎肇

「正しい自転車の乗り方を学んでペーパーサイクリストを卒業しよう」昨年秋警視庁が自転車は原則車道を走れという「自転車交通総合対策」を通達した。そこで自転車に乗る正しい格好は?スタート時やらねばならない事は?安全確認は?右折、左折の合図は?などを実践学習しよう


約半年振りに片瀬那奈ちゃんが「タモリ倶楽部」に凱旋です。かつては「サイクリング専門誌」にも登場しておられた片瀬クン(添付画像参照)ですが、最近はすっかり「ペーパーサイクリスト」になってしまわれた様子で、デニムに白いファー付きコート姿でヨタヨタと登場しました。実習となりますとコートを脱いで頑張ります。上着は白で下はデニムですが、ギンギラギンの装飾が派手です。片瀬那奈ちゃんが「ママチャリに乗る姿」は新鮮ですね。其れにしても、脚が長い!あんなにサドルが高いママチャリはありませんよっ。練習中にも大袈裟なリアクションで笑いを取ろうとする姿勢こそが、片瀬クンの挑戦です。ハマッた感じの「発進!」も可愛いですよっ。兎に角、那奈ちゃんが楽しそうで好いナァ。

「マネ日記」ではお得意の当日告知(正確には日付が変わったので昨日ですが)をやらかして下さったのですけど、此の番組は録画収録ですし、別に「告知解禁日」とかもないわけで、もう少し早めに知らせて頂けたらと思います。以前は何となく収録日に報告があったのだけど、今回は随分とサボリましたね。タモリさんのスケジュールから考えて「タモリ倶楽部」の収録は土曜日だと思われますので、おそらく昨年12月下旬に撮影されたと推測されます。片瀬那奈ちゃんが久しぶりの登場となったのも、片瀬クンもお忙しとなってしまい、なかなか土曜日のロケに参加出来なくなったからでしょう。何にせよ、片瀬那奈ちゃんが楽しく笑いが絶えずに出演されていたのが、とっても好かったです。


【過去の出演】

 其の壱:2010年1月30日
 其の弐:2010年8月7日
 其の参:2011年6月4日
 其の肆:2011年7月2日


(小島藺子/姫川未亜)



「タモリ倶楽部」テレビ朝日公式サイト

posted by 栗 at 00:57| TV | 更新情報をチェックする

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」一回戦 #02
「柏木礼奈 VS 花輪倫子」

壮絶!喧嘩マッチ烈伝 DVD-BOX


未亜:銀河系那奈億人の愛すべき片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!未だに衝撃の秒殺決着となった第一試合と、ミクロちゃんのブタタマの香りが冷めやらぬ会場から、実況は姫川、そして解説は御馴染みの小島藺子さんでお送りいたしますっ。次の第二試合も見逃せない対決ですねっ、どーですか、小島さんっ。

イコ:柏木礼奈選手と花輪倫子選手は、全くタイプも違いますからね。此れはスイングすれば名勝負となるでしょうし、そうでなければ凡戦となってしまうかもしれません。

未亜:ええ、確かに其の通りですねっ。晴れじゃなければ雨が降ると云ったトコロでしょうかっ。

イコ:そんな単純な二元論じゃないんだけどナァ。柏木選手は根っからのヒールでトップですが、花輪選手はどちらかと云えばサブが似合うしスロースターターです。花輪選手にエンジンがかかる前に柏木選手が攻め込めば、一方的な展開になるでしょう。

未亜:はあ、よく分かりませんが、そーですか。さあ、両選手の入場です!まずは青コーナーから花輪倫子が真っ黒なコスチュームで登場しましたっ。おおっと、チビッ子の声援が凄いぞ!「だいきくんママー!」と可愛い声が飛び交っておりますっ。

イコ:息子さんやクラスメイトと親御さんが応援に駆けつけた様ですね。此れは、花輪選手も負けられません。

未亜:しかし、倫子ママは黒いロングコートで俯いて覇気がないですねっ。

イコ:いや、侮れませんよ。何せ、花輪選手は身長が高いですからね。其れに山口先生も最近忙しいのに駆けつけてくれましたから、心に秘める炎があるかもしれません。

未亜:そして、赤コーナーから柏木礼奈の入場です!爽やかな制服姿だっ。な、なな、なんと、小島さん!セコンドが付いていますよっ。おおっと、高田だ、高田だ、高田清美だ!そして、先ほど秒殺されたマリアだ!小島さん、此れはどーゆー事でしょうっ。

イコ:流石は柏木選手ですね。共演者コネクションを巧みに利用して、高田選手とマリア選手を仲間に引き込んだのでしょう。姫川さん、一寸待って下さい。アレは、山口梨香選手じゃないですか。

未亜:えっ。そうです!柏木礼奈と思ったら、山口梨香でしたっ。おっと、三人はリング下で待機しておりますっ。では、本物の柏木礼奈は何処だっ。すわっ!倫子ママが対角線上のコーナーに気を取られている隙に、背後から本物の柏木礼奈が包帯姿で松葉杖を凶器にして殴りかかったぁ!小島さん、礼奈は汚いマネをしますねぇ!

イコ:いやぁ〜、堪りませんナァ。これでこそ柏木礼奈です。

未亜:不意打ちされた倫子ママは黒いロングコートの侭でやられたい放題です!チビッ子が泣き声で応援していますっ。立て!立つんだ倫子ママ!!

イコ:完全に柏木選手の作戦勝ちでした。若いのに、したたかです。

未亜:うわっ!礼奈がセコンドの山口梨香を呼び込んでツープラトン攻撃だっ。どちらがどちらだか分かりません!さらに高田清美とマリアも乱入して四人で倫子ママを滅多打ちだぁ!小島さん、此れはアブナイんじゃないですかっ。

イコ:まあ、5カウント以内なら反則ではありませんからね。内山レフェリーがどう判断するかでしょう。

未亜:其の内山理名レフェリーは荒川軍団に拉致された模様ですっ。おっとぉ、変わってサブ・レフェリーが裁く様ですっ。

イコ:アレは、内山知恵選手ですね。ま、同じ内山だからいいんじゃないですか。

未亜:リング上では、徹底的に倫子ママが一方的に弄られておりますっ。遂に、黒のロングコートを破ったっ。此れでは、もう公開処刑ですよっ。

イコ:柏木選手は本物のヒールですね。もう完全に勝ちは見えているのに、完膚なきまでに叩きのめす覚悟が決まっています。在る意味、天晴れです。あっ。姫川さん、一寸待って下さい。コートを破られた花輪選手が、ふらりと立ち上がりましたよ。

未亜:おおぉーっ!黒いコートに隠されていた真っ赤なコスチュームが露わになった途端に、倫子ママが、まさかの大復活だぁーっ!!行け!倫子ママ、大輝くんが観ているぞっ。悪党・柏木礼奈を粉砕だっ!お聞き下さい、此の割れんばかりの「だいきくんママ」コールをっ。会場全体が倫子ママの味方だっ。

イコ:此処一発の底力が、花輪選手にはありますね。

未亜:セコンド陣を蹴り倒し、礼奈とのタイマンまで持ち込んだっ。小島さん、此れは大逆転勝利が見えて来ましたねっ。礼奈をコーナーに追い詰めた!さあ、トドメかっ。

イコ:あっ。花輪選手、ココで大輝くんに手を振ってアピールしてる場合じゃないんですよ。

未亜:おっと、其の隙に礼奈が目潰しからクルリと丸め込んで3カウント入ってしまったぁ!

イコ:花輪選手は、詰めが甘かったですね。しかし、両選手ともに持ち味を出した好い試合でした。此れは両選手を褒めるべきでしょう。

未亜:う〜む、倫子ママ、惜しかった!柏木軍団は激闘で歩けない礼奈をマリアが牛に乗せて退場しましたが、会場からは一人リングに残った敗者である倫子ママに大声援が贈られております!では、此の辺で熱狂の会場からお別れいたします。次回は「有森みさと VS 姫様」の異次元対決をお送りいたしますので、お楽しみに!ごきげんよう!


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 02:41| ERENA | 更新情報をチェックする

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」一回戦 #03
「有森みさと VS 姫様」

最強!マスクマン烈伝 DVD-BOX


未亜:銀河系那奈億人の素晴らしき片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!引き続き、実況は姫川、解説は小島藺子さんで「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」の模様をお伝えいたします!第一試合は「あっ。」と驚く秒殺劇で、第二試合は50分を超える激闘となりました。此れで、準々決勝では「西豪寺エレナ VS 柏木礼奈」が決定したわけですが、礼奈のダメージが大きく心配ですねっ、小島さん、如何ですかっ。

イコ:まあ、柏木選手は若いので回復も早いでしょ。其れに、ホラ、山口梨香選手と云う「影武者」もいますから、エレナ選手も侮ってはいけません。

未亜:なるほど。では、次の第三試合の予想はどーでしょー?

イコ:此れは、あたくしも読めませんね。有森みさと選手は「魔性のパワー」を持っていると云われていますが、其れは異性に対して有効な技です。果たして、同性である姫様選手に通用するのかが疑問ですね。姫様選手に関しては、確かにエキセントリックな攻撃は得意と思えるものの、アマチュア相手としか対戦して来なかった戦歴が気になります。

未亜:さぁ〜て、両選手の入場です!おおっと、サイレンが鳴り響いたぞっ。救急車です!有森みさとちゃんが、救急車に乗って登場だぁ!

イコ:村井ひろみ選手が運転していますね。やはり、何か心に通じるものがあるのでしょう。

未亜:助手席には柴田広子の姿も観えますっ。後部座席から降り立った「有森みさとちゃん」は、悩殺黒ビキニ姿で、、、おおっ!何だっ、マスクをしておりますっ。黒ビキニは嬉しいものの、折角の美しいお顔をレイボー・カラーのマスクで隠して、今、リングインだ!

イコ:う〜む、実に勿体無いですね。

未亜:そして、ゲートにスペイン絵画が映し出されたっ。姫様です!御馴染みのフリオ、マリア、貫井せんせいを引き連れて、、、いや、違うっ。姫様が四人だっ。何と云う事でしょう!全く同じ出で立ちで四人の姫様が入場して参りましたっ。どーなっているんでしょう、小島さん!

イコ:分かりません。でも、此の試合は、荒れそうです。

未亜:おっと、四人の姫様がジャンケンで出番を決めておりますっ。此れには「みさとちゃん」が怒った!リング中央まで進み「来い!来い!」とアピールしておりますっ。小島さん、此れは権威ある「KNKGP」に泥を塗りますねっ。姫様は、もう失格でいいんじゃないんですか!

イコ:いえ、姫川さん。此れはですね、姫様選手が誘っているわけですよ。みさと選手は安易に挑発に乗ってはいけません。

未亜:ようやくジャンケンで出場する姫様が決まった模様ですっ。リング中央で待ち構えるマスクを被った「みさとちゃん」の周りを、ゆっくりと回り始めたぞっ。小島さん!「みさとちゃん」は、ココからどーすればいいですか?

イコ:姫川さん、其の「みさとちゃん」と云う呼び方は贔屓している様でよくないですよ。みさと選手は、リング下に落ちない事ですね。落ちてしまったら、他に三人も姫様選手がいますから、一巻の終わりでしょう。

未亜:おおっと、そう云っている間に、リング下の姫様たちが「みさとちゃん」の脚を引っ張ってリング下に引きずりこんだ!

イコ:ホラね、云わんこっちゃない。

未亜:出場した姫様はリング中央で悠然としておりますっ。ああっ、セコンドの三人の姫様たちが「みさとちゃん」のマスクを剥ぎ取ろうとしております!うわっ、破ったぁ!「みさとちゃん」は堪らずリング下に逃げ込んだぞ!

イコ:もう、滅茶苦茶な試合ですね。まあ、こーゆーのもプロレスの醍醐味ではあります。

未亜:おっとぉ、逃げ込んだ逆の処から「みさとちゃん」が出てまいりましたっ。おや?マスクをしておりますっ。リング下で新しいマスクを被ったのでありましょうかっ。

イコ:明らかに別人ですね。だって、姫川さん、見て下さいよ。さっきまで黒ビキニだったのに、ピンクのビキニ姿に変わっています。まあ、あたくしは正体を知っているんだけど、夢を壊すから云いません。

未亜:いえいえ、小島さん。片瀬那奈ちゃんは水着キャンギャル出身ですから、此のくらいで早着替えなんて簡単ですよっ。

イコ:あたくしは、髪の長さや色合いが違っていると思えるのですけどね。

未亜:兎も角、桃色のコスチュームに変えて再び「みさとちゃん」がリングインしましたっ。ん?リング下ではまだ姫様たちが誰かを攻撃していますねっ。

イコ:だから、ホラ、リング下でやられているのが「みさと選手」だって云ってるだろーがっ。

未亜:だったらさ、姐御、今リングに居るのは誰なのよさっ。失礼致しました。確かに、リング下でリンチを受けていた黒ビキニの「みさとちゃん」は担架に乗せられて、エロ男爵、阿部ちゃん、ブッキー、竹野内さんの四人が運んで退場しましたっ。勝ち誇るセコンドの姫様軍団!此れは納得がいかないっ。もう、正体がどうあれ、今リングに立っている「レインボー仮面」に頑張って欲しいっ。

イコ:う〜ん、残された桃色仮面も戸惑ってますね。失礼、虹色仮面でした。おかしいナァ、「マスクも別にして」との筋書きだったのに、何か手違いがあったのかもしれません。

未亜:おや?リング上では、すり替わった「みさとちゃん」と云いますか、偽者の「みさとちゃん」を姫様が抱きしめておりますっ。此れは、一体どーゆー事なのでしょう、小島さん!

イコ:どうやら、偽者も姫様軍団だったと云う事なんじゃないんですかね。あらら、内山レフェリーが姫様のリングアウト勝ちをコールしましたね。まあ、やり方はどうあれ、あれじゃ戦意喪失で試合になりませんから、姫様の勝ちでいいでしょ。

未亜:おおっと、偽者の「みさとちゃん」が自らマスクを脱いだっ。あっ。小島さん!アレはっ。

イコ:やはり、柚木さくら選手でしたか。おやおや、村井ひろみ選手や柴田広子選手もリングに上がっていますね。なるほど、みさと選手以外は全員がつるんでいたんですね。これじゃ、勝てっこない。

未亜:おおっと、今度は闘っていた姫様が金髪のカツラを取ったっ。こ、此の顔はっ。

イコ:マリリンこと長谷部真理選手ですね。う〜む、他に三人も姫様がいますし、其れすら本物かどうかは分かりません。さくら選手、村井選手、柴田選手も加えて、既に那奈人も「姫様」に化ける可能性があるわけです。もしも、今リングに居る那奈人に本物がいなければ、八人の「姫様軍団」が既に結成されていると考えるべきでしょう。おそらく、まだまだ増殖するとも予測されますね。

未亜:と、とんでもない事態になってしまいましたっ。小島さん!此の「KNKGP」は個人の技量を競うフェアな大会ですよねっ。こんな理不尽な集団に滅茶苦茶にされたらダメでしょう!

イコ:ま、勝ちは勝ちですから、仕方ないざんしょ。あたくしは、個人的にはこーゆーやり方はキライじゃないです。最高の「マスクマン軍団対決」とも云えるエンターテインメントでしたよ。其れに姫様軍団だって、何れトーナメントで正統派の選手ともガチンコで勝負しなければならないのですから、此れは此れで好いでしょう。

未亜:ボ、ボキは全く納得がいかないし、会場のお客さんも姫様軍団に大ブーイングを飛ばしておりますっ。此れが決勝だったら、暴動が起こっていたでしょう。では、未だ騒然とする会場から一旦お別れいたします。次回は「高瀬リコ VS 荒木理恵子」をお送りいたしますが、是非ともクリーンな好勝負を期待したいですねっ、小島さん!

イコ:高瀬選手はオールラウンド・プレイヤーですし、荒木選手も正統派ですから、大丈夫でしょ。

未亜:それでは、皆さん、ごきげんよう!しかし、ボキは納得がいかないっ。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 06:29| ERENA | 更新情報をチェックする

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」一回戦 #04
「高瀬リコ VS 荒木理恵子」

アントニオ猪木 オフィシャルDVD キラー猪木 コンプリートBOX


未亜:銀河系那奈億人のいたいけな片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!未だに先ほどの極悪非道な姫様軍団に対するブーイングが収まらない会場から、実況は姫川、解説は小島藺子さんで「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」一回戦の模様をお伝えいたしますっ。小島さん、よろしくお願いしますっ。さて、Aブロック最後の一回戦となるカードは、テクニシャンとして有名な実力者であります「高瀬リコ」と、暴れん坊の異名を持つ「荒木理恵子」の対戦です!小島さん、コレは楽しみですねっ。

イコ:若い荒木選手にはパワーがありますが、何せ高瀬選手は「天才」ですから、荒木選手がどこまで通用するのか?が見どころでしょう。

未亜:おっと、高瀬リコちゃんが先に入場してまいりましたっ。あゆみ&百合子を従えて、、、いや、違いますね、もっと地味なセコンドが二名付いておりますっ。アレは、誰ですか、小島さんっ。

イコ:「まどかの友人」選手と「ドンマルク王国から来た女性」選手ですね。高瀬選手は自分が目立つ為に、敢えてもっとも地味な選手を選んだのでしょう。

未亜:そんな事をしなくとも、リコちゃんは充分に目立っているとも思えますがぁ、さあ、今度は荒木理恵子の入場だ!おっと、ゲートに長身の三人娘がシルエットで映し出されたっ。コレは「プリティガール」としての登場でありましょうかっ。いや、違ったっ。中央にデパートの制服姿の荒木理恵子がいますが、横の二人はスーツ姿だ!

イコ:宝生小百合選手と佐々木藍子選手ですね。

未亜:な、何ゆえ此の二人が理恵子のセコンドに付いているのでしょうっ。

イコ:宝生選手は「コブ繋がり」で、其の宝生選手と佐々木選手は「テロリスト繋がり」と云う事なんでしょう。しかし、此の二人を味方にした荒木選手には、流石の「天才」高瀬選手も侮れません。

未亜:うわっ、いきなりだナァとばかりに宝生と佐々木が発砲だ!リコちゃんを狙ったのでありましょうっ。リコちゃんは柳に風とばかりに右手で払いのけたぞっ。しかし、軌道が変わった弾丸がセコンドの「まどかの友人」と「ドンマルク王国から来た女性」に命中してしまったぁ!あっ。と云う間にセコンド二名は絶命だっ。リコちゃんは、孤立無援となってしまったぁ!

イコ:もともと高瀬選手は、セコンドには何も期待してないでしょ。

未亜:でも、コレではリコちゃんが「1対3」のハンディキャップ・マッチを強いられる展開ですよっ。クリーンな試合を期待した会場のお客さんも理恵子の狡賢い戦法にブーイングだ!

イコ:姫川さん、其の「リコちゃん」と云うあからさまな贔屓はやめて下さい。其れに、高瀬選手は此の程度では「参った!」はしません。

未亜:リング中央に立つリコちゃんに対して、理恵子はコーナーから出て来ないっ。おっと、宝生と佐々木が左右から拳銃をリコちゃんに向けて迫ってまいりましたっ。リコちゃん、危うし!

イコ:あぶない。此れは、宝生選手と佐々木選手の選手生命に関わりますので、試合を止めるべきです。

未亜:な、なな、何を頓珍漢な解説をしているのですかっ。危険なのはリコちゃんの方じゃん!すわっ、リコちゃんが必殺の「マフラー・パンチ」で宝生と佐々木の拳銃を叩き落したっ。更に、出た、出た、出ました!必殺の「スピニング・クリオネ」を炸裂させ、宝生と佐々木を一瞬にしてノックアウトだ!やった、やったぁーっ!!

イコ:だから云ったでしょ。おそらく、宝生選手と佐々木選手は再起不能の重傷を負ったと思いますよ。此れ以上続けるのは危険です。

未亜:おおっと、残った理恵子にリコちゃんは「アンパン、アンパン、メロンパン、カレーパン、食パン!」と五連打で強烈なパンチを放った!もう、理恵子は白目を剥いて失神しておりますっ。リコちゃんが、トドメとばかりに「地獄突き」を狙っているぞっ。理恵子、絶体絶命だ!

イコ:高瀬選手は常軌を逸していますね。本当に止めないとリング上で殺人が起こってしまいますよ。

未亜:小島さん!もうさっきセコンド二名がテロリストに殺されてますってばさっ。がががっ、何者かが乱入してリコちゃんに鉄拳制裁だっ。理恵子は崩れ落ち完全に失神しておりますっ。しかし、誰が試合を止めたのかっ。おおっと、アレは!

イコ:大久保千秋選手ですね。「もうやめさせろ」と云う事でしょう。内山レフェリーも不慣れですから、ストップのタイミングを逸してしまいました。高瀬選手のTKO勝ちですね。

未亜:千秋の魂の鉄拳を喰らい我に返ったリコちゃんに、千秋がマイク・アピールだっ。「自分を見失わないで!決勝で、待ってるからっ」おおっ、リコちゃんも其れに応えて両者がガッチリと握手した!コレは感動的な場面だっ。如何なる饒舌なコトノハも、此の二人のライバル関係には入り込めないのかっ。

イコ:大久保選手は高瀬選手と同期ですから、同じ釜のメシを食べ苦楽を共にしたライバルの暴走に自然と体が動いてしまったのでしょう。其れにしても、高瀬選手の底知れぬ実力には舌を巻きました。荒木選手は手も足も出ませんでしたね。此れほどまでにチカラの差があったとは、意外です。

未亜:永遠のライバルでありますリコちゃんと大久保千秋は、二人が勝ち上がれば決勝で激突しますっ。小島さん、此の試合を見ますと、リコちゃんのAブロック制覇は確実と思えますねっ。

イコ:いえ、エレナ選手と云う強敵がいますし、準々決勝であたる姫様選手も実は高瀬選手と大久保選手の同期生だったのです。かつては「カタセ三銃士」として正統派のトリオで売り出していたものの、姫様選手がヒールに転向して袂を分かった経緯がありました。特に、姫様選手の高瀬選手に対する対抗心は尋常ではありませんので、気をつけなければいけません。

未亜:いやぁ〜、ワクワクしますねっ。圧倒的な強さとリミッターを外した狂気まで魅せた高瀬リコちゃんと、其れを諌めた大久保千秋の友情物語に興奮の坩堝と化した会場から、今回は此の辺でお別れです。小島さん、ありがとうございました。次回からはBブロックの一回戦となり、いよいよ先ほど友情の乱入をした大久保千秋が登場です。では「大久保千秋 VS 平山まどか」戦でまたお逢いしましょう!ごきげんよう!


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 18:31| ERENA | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」一回戦 #05
「大久保千秋 VS 平山まどか」

復刻 幻の藤原ノート――「ゴッチ教室」の神髄


未亜:銀河系那奈億人の煌く片瀬那奈ちゃんファンの皆さん、こんばんは!「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」の一回戦もAブロックの四試合が終わり、今回からはBブロックとなりますっ。「KNKGP」全戦を、実況は姫川、解説は小島藺子さんでお送りいたしておりますがぁ、小島さん、Aブロックの一回戦を御覧になった感想はどーでしょー?

イコ:四試合とも、なかなかの熱戦で好かったと思います。エレナ選手と高瀬選手は期待通りに準々決勝に勝ち上がりました。他の二試合はどちらが勝ってもええじゃん!と云う感じでしたが、結果的にヒールの柏木選手と姫様選手が勝ったわけで、まあ、それぞれが準々決勝で本命のベビーフェイスに寝てもらえば盛り上がるとの演出なのでしょう。準決勝は、ズバリ云って「西豪寺エレナ VS 高瀬リコ」と予め決まっていると読んでいます。

未亜:随分と自信マンマンなコメントですけど、大丈夫ですかっ。

イコ:そりゃ、姫川さん、あたくしがブックを書いているのですから「200%」間違いはありませんよ。もう組み合わせから四強の「エレナ選手、高瀬選手、大久保選手、うらら選手」が準決勝まで対戦しない様に調整したのですからね。ファンも其の辺は「暗黙の了解」で楽しんでおられると思いますよ。

未亜:確かに、小島さんが発行されている「コジスポ」でも四強が順当に勝ち上がる予想記事を書かれておりますねっ。でも、なんてったって「コジスポ」ですからねぇ、、、さて、リング上ではインターバルとなりまして、フラガールによるショーが行われておりますっ。会場を埋め尽くすお客さんも、暫し熱闘を忘れリラックスしていますねっ。

イコ:此れから試合に登場する平山まどか選手の教え子たちですね。此れは、まどか選手も気合が入るでしょう。まどか選手は多くの実戦を積んだリアル・ファイターですから、実力者の大久保選手と云えども、そう簡単に勝てる相手ではありません。

未亜:ああっと、フラガールたちがリング上から去っても、ひとりだけ残ってしまったっ。コレは、うっかり失敗してしまったのでありましょうかっ。大舞台で緊張したのかっ。いや、違います!平山まどか先生ですっ。ピンクのムームー姿でソロダンスを披露だっ。驚きましたねっ、小島さん!

イコ:いやはや、こんなに余裕ぶっこいたパフォーマンスをやらかされたら、大久保選手のバーニング・スピリットが燃え上がってしまいます。

未亜:おおっと、踊るまどか先生を目掛けて、花道からスーツ仕様のミニスカート姿に白シャツで黒いブラを透けさせた大久保千秋が矢の如く走り、タックルをかましたっ。まどか先生の挑発に、リング・コスチュームに着替える事もなく堪らずリングに入ってしまったぁ!

イコ:まどか選手は上手い事を考えましたね。大久保選手を興奮させて、バタバタする脚元を掬おうとする見事な作戦です。此れは、どう転ぶか分かりませんよ。

未亜:エキサイトした大久保千秋は、上着を脱ぎ捨て白シャツで黒いブラを透けさせつつ、まどか先生に馬乗りになったっ。ミニスカートからパンチラしそうでしない絶妙のポジションですっ。おおっと、まどか先生のピンクのムームーを破っておりますっ。

イコ:姫川さん、此れはアブナイですよ。マウント・ポジションを取った大久保選手には、一撃必殺の豪腕パンチがあります。此の状態でまどか選手が喰らったら、即死でしょう。

未亜:余りにも凄惨な試合になってしまうのかっ。おや?ピンクのムームーを破られたまどか先生は、黒のレオタード姿となってしまったっ。おおぉっ、大久保千秋を上に乗せた侭、まどか先生がブリッジで立ち上がった!流石の大久保千秋も驚きを隠せないっ。其の一瞬を見逃さず、まどか先生が張り手だっ。小島さん、バチーンッ!と生音で響きましたねっ。大久保千秋、堪らずダウン!更に、まどか先生が関節を決めに入ったぁっ!長い脚を捕らえ、アキレス腱固めだっ。すかさず、大久保千秋も取り返すと、まどか先生は柔らかい体を活かして回転し、大久保千秋の首と右肩、そして右腕を、ほぼ完璧に捕らえたっ。小島さん、狙ってましたねっ。

イコ:う〜ん、ふ〜ん、惜しかったナァ。まどか選手は張り手の後に打撃で行くべきでした。アレで顔面を踏みつけるとか非情な攻撃に出られなかったのが、まどか選手らしいとも云えます。でもですね、此れでは、大久保選手の罠に嵌ったとしか思えませんね。

未亜:またまた、何を見当違いな解説を、、、うわっとぁ、完全に決められたと思えた大久保千秋が、蛇の様に抜け出し、逆にまどか先生の背後に回ったっ。信じられません!まさか、大久保千秋にこんなムーブが出来るとはっ。

イコ:だから云ったじゃん。大久保選手は「元・AV女優」ですから、寝技が得意なんですよ。最近は立ち技でのパンチやキックを武器にしていましたが、元々はサブミッションの使い手でした。もう、こうなったら、まどか選手には勝ち目はないでしょう。

未亜:流れる様な関節技を繰り出し、何度も決まっていたと思えますが、大久保千秋は弄ぶ様に敢えてまどか先生を決めずに逃がしております。嗚呼、しかし、完璧な胴締めスリーパーで、まどか先生が落ちたっ。強いっ。大久保千秋は、リアル・ファイトでも強かったっ。まどか先生は善戦むなしく敗れ、完全に落ちております。おや?大久保千秋がぁ、倒れているまどか先生にぃ、酒を浴びせておりますっ。コレは酷いんじゃないですかっ、小島さん!

イコ:姫川さん、違いますよ。ホラ、まどか選手が蘇生しました。大久保選手は適切な処置をしましたね。まどか選手はイビキをかいていましたから、危険でした。大久保選手は「酒を呑めば蘇る」まどか選手の特性を認識していたわけです。立派ですね。

未亜:蘇ったまどか先生とフラガールたちが、勝者である大久保千秋を讃えるダンスを始めましたっ。闘いすんでノーサイド、大久保千秋も一緒にぎこちなく踊っておりますっ。かなりシリアスなファイトとなった試合でしたが、最後は楽しく愉快な光景が展開されておりますっ。次回は「迫田七海 VS 高田清美」でお目にかかりましょう!小島さん、ありがとうございました。其れでは皆さん、ごきげんよう!


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 00:29| ERENA | 更新情報をチェックする