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2011年12月22日

「テレビでスペイン語」再び!#12

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NHK Eテレ 23:25〜23:50

「時間を聞く」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ



ある芸人さんがブログで「Oh!どや顔サミット」の二時間スペシャルの収録(12/20)に行ったら、楽屋が用意されていなくて戸惑っていたらマネジャーから「すみません、本日ではなく、来年の一発目の収録に出演でしたぁ〜!」との連絡を受けたものの、顔見知りのスタッフから「折角来たんだから出ちゃえば?」と云われ出演したと報告し、話題になったみたいです。此の一件で重要なのは「2012年1月6日」に放送予定の「Oh!どや顔サミット 二時間スペシャル」収録日が「2011年12月20日」と判明した事と、来年も「Oh!どや顔サミット」はつづく(新春の二時間スペシャルで終了ではなかった!おいおい、東スポよ、どーしてくれる?)と分かってしまった事です。あたくしは其の芸人さんが好きではないのですけど「たまには好いネタを提供してくれるじゃないのよさ」と思いました。

枕は此処までとしましてですね、此の「テレビでスペイン語」の第12課は、年末年始進行で何度もリピートされる様です。次回の第13課は「2012年1月12日」の放送となっておりまして、此の後には四回、合計で那奈回も放送されるみたいなんですよ。初回も那奈回で、第5課と第18課が計六回となると思われますので、むむむ、此れは「テレビでスペイン語」史上で「最高のリピート・タイ記録」となるのではないでしょうかしらん。とは云え、御存知の通り本放送時には「プロゴルファー花」の第11話と「完全なるバッティング」をやらかした回ですので、録画出来たのは二度目なのだ。「リコちゃんと姫様のバッティング」に関して延々と記しているのは「許せない」からです。もう二度と起きて欲しくない「愚挙」だったからなのだよ。そして、此の「史上最悪のバッティング問題」で責任を取らなければならないのは、片瀬那奈ちゃんではなく、スタッフなのだ。此の、デレスケ!

さて、第12課です。片瀬那奈ちゃんは黒い袖なしのミニ・ワンピースにゼブラ柄のパンツ姿ですが、ネイルは「真っ赤」に染めております。頭で編んだ長い髪が愛らしいですね。出だしからフリオに「収録後に呑みに行こう!」なんぞと誘われて、リラックスし捲くっていますね。全24課での丁度真ん中ですので、すっかり慣れてしまったのでしょう。マルタは此のところ、ずっと呑んで食ってばかりです。片瀬クンは「スペイン人はよく食べるね」なんぞと自分の「食いしん坊」を棚上げしてタメグチで云いますが、フリオに「日本人も呑んだらラーメン食べるでしょ!」と粉砕されてしまいます。

姫様はネイルを塗っておりませんので、別の日に収録されたのでしょう。此の「姫様」は衣装もヘアメイクも結構な時間が掛かったと思われますので、当然乍ら「数本まとめて収録した」と考えられますが、片瀬那奈ちゃんのテンションの高さは凄いですね。何度も繰り返し云っておりますが、此の「姫様」コーナーは片瀬那奈ちゃんが一人で引っ張っております。今回は「競馬」オチで、奇しくも再放送なのに「有馬記念」へと繋がる展開となってしまいました。そんな偶発的な事も「流石は片瀬那奈ちゃんだ!」と思えたなら、貴方も立派な「那奈ヲタ」です。そんでもって、片瀬クンの「タメグチ爆裂!」は、もうどうにも止まりません。でも、そんなフランクな片瀬クンこそが「僕らの那奈ちゃん」なのだ。


本放送:2010年6月25日
再放送:2010年7月1日

【参考記事】
 2010年6月24日:「プロゴルファー花」#11


(小島藺子/姫川未亜)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト


posted by 栗 at 23:57| TV | 更新情報をチェックする

「テレビでスペイン語」再び!#11 再放送

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NHK Eテレ 13:30〜13:55

「誘う」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ



ドラマ「家政婦のミタ」の最終回が視聴率「40.0%」を叩き出したそうです。昨今の「ドラマでは数字は取れない」と云う定説を、完全に覆してしまいました。あたくしも今期のドラマでは唯一全話視聴した(前回は「グータンヌーボ」片瀬那奈ちゃん砲によって途中までしか見れなかったものの、昨日に再放送があったので全話観れました)のですけど、録画して壱回見て消しておりましたので、其れ程までに上がるとは思っておらず「40.0%」と云う数字には驚愕してしまいました。流石は「17代目」で「二代目」と云う、「24代目」で「三代目」の「直系の先輩」ですね。てか、こんなトンデモ数字が出てしまったのでは「最近はドラマでは数字が取れないから、15%で大成功!」なんて云ってられなくなってしまいましたね。ミタさんが「40%」も取ったので、もう言い訳が出来ません。スポンサーだって「おいおい、ミタさんは40なんだから、せめて30くらいは取ってもらわなきゃ困るナァ」とか云い出しそうです。其れにしても、まさか「40%」なんて数字がドラマで再び出るとは、予想もしておりませんでした。タマゲタよ。

最終回では「ミタさん(松嶋菜々子さん)がうららちゃん(愛撫ちゃん)を無表情でピンタし捲くる」場面で大爆笑してしまいました。二人とも、是非ともプロレスラーになってはくれないか。ところで、訃報もありましたね。森田芳光監督は「の・ようなもの」や「家族ゲーム」や「ときめきに死す」や「それから」と云った1980年代前半の作品は熱狂的に観ました。そして、上田馬之助も亡くなりました。1996年に交通事故で一般人なら即死(フロントガラスを突き破り、アスファルトに叩きつけられた)と云われましたが、一命を取り留め車椅子生活となってしまったのです。あたくしは、1984年に初めてプロレスを生観戦したのですが、其の大会の前日に外国人用のワゴン車がトラックと正面衝突する事故がありました。トラックの運転手は即死でしたが、新日の悪役用ワゴン車に乗っていた選手たちは無事で、ブッチャーは普通に試合に出て来たのです。一番の重症だったのが「助手席に乗っていた上田馬之助」でしたが、ムチウチ症で済んで、首にコルセットを巻いて会場をうろついていたので「プロレスラーって不死身なんだナァ」と吃驚したものです。御冥福をお祈り致します。

さて、延々と枕を続けてしまいました。此の「テレビでスペイン語」第11課は、本放送時に裏番組だった「プロゴルファー花」がお休みだったので普通に観れて、今回の再々再放送までの四回を全て録画も出来ております。「サッカー那奈ちゃん」も終わったので、お昼の再々再放送もバッティングの心配が無くなりました。バッティングと云えば「CWC」中継では「キャプテン」であるタカアンドトシや「特別顧問」のさんま師匠が「MC」を外れる事が多く、結局は常勤での「MC」は片瀬那奈ちゃんだけでした。其の理由はバッティング回避だったとしか思えませんが、片瀬クンは10月期のドラマ出演を蹴ってまで「CWC」中継の「MC」に賭けたとも云えるでしょう。其の志は立派ですけど、司会とバッティングするから女優を休むって、些か本末転倒の様な気もします。


本放送:2010年6月18日
再放送:2010年6月24日
再々放送:2011年12月15日

【参考記事】
 「プロゴルファー花」INDEX
 (「テレビでスペイン語」第11課の本放送は、バッティング回避しました。)


(小島藺子/姫川未亜)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト


posted by 栗 at 13:57| TV | 更新情報をチェックする

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 068「RINA」

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 出演作:『美男ですね』(TBS)

 放映日:2011年7月15日〜9月23日(金曜日 22:00〜22:54、初回2時間3分)
     全11話 平均視聴率 9.9%(加重平均値で10.0%とする説もあり)

 撮影日:2011年6月10日〜9月20日

 映像作品:DVD「美男ですね 初回2時間スペシャル・エディション」(AVBF-49334)
        2011年12月7日発売(TBS、エイベックス)
       DVD「美男ですね コンプリートDVD-BOX」(AVBF-49335〜493340)
        2011年12月28日発売予定(TBS、エイベックス)


2011年に限った事ではありませんが、片瀬那奈ちゃんの女優歴は「撮影時期」と「公開時期」にズレがあります。此の連載では「公開順」で綴っておりますが、2011年に公開された作品を撮影順で考えれば「ジーン・ワルツ(2009年11月頃撮影)」→「外交官・黒田康作(2010年10月〜12月頃撮影)」→「ザ・ミュージックショウ(2010年12月16日〜17日撮影)」→「恋する日本語(2011年1月26日〜27日撮影)」→「桜からの手紙(2011年2月撮影)」→「荒川アンダー ザ ブリッジ(2011年3月6日〜5月18日撮影)」→「J.LEAGUEプロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS(2011年5月頃撮影)」→「ボクら星屑のダンス(2011年5月14日〜6月1日撮影)」→「スジナシ(2011年7月9日撮影)」→「美男ですね(2011年6月10日〜9月20日撮影)」と推測されます。つまり、近作の公開順だと「美男ですね」→「荒川アンダー ザ ブリッジ(ドラマ)」→「ボクら星屑のダンス」→「荒川アンダー ザ ブリッジ(映画)」となりますが、撮影順だと「美男ですね」が最新作なのです。

此の「美男ですね」と云うドラマは、本放送と併行して再放送や再々放送も敢行されました。具体的には、第那奈話と第八話と最終回以外は再放送され、初回と第3話と第4話は再々放送までされたのです。そんな大胆な梃入れにも関わらず、数字は平均「9.94%」と低迷してしまいました。初回が二話分の尺だったので加重平均値で「10%」などとも云われておりますが、どっちにしろ低視聴率ドラマです。挙句の果てに、此の御時勢に「DVD」しか発売しないって何だ?其れも、初回はバラ売りで箱は二話から最終話までの収録って、どーゆー事なのでしょうかしらん。其れでは「コンプリートDVD-BOX」じゃないじゃん!初回は「2時間3分スペシャル」として放送されましたが、なな、なんと「Oh!どや顔サミット」とバッティングしてしまいました。結局、片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」は「Oh!どや顔サミット」放送終了後に初登場したのですけど、納得がゆかない「裏技」です。

片瀬那奈ちゃんの役名が「RINA」で、共演した小嶋陽菜ちゃんが「NANA」役と云う「出オチ芸」もありましたが、片瀬クンが演じた「RINA」は磐石の出来だったとは思います。所謂ひとつの「コメディエンヌ路線」で、姐御肌な「おもしろいおねえさん」としての片瀬那奈ちゃんを披露しております。クランクアップとなった「美男(ホントは美子)」とのシーンなどでは「情感溢れるシリアス・モード」も魅せており、昨年(2010年)からの「コメディとシリアスを行き来する」リアリティがある演技となってはいます。但し、後に語る「荒川アンダー ザ ブリッジ(ドラマ)」にも云えるのですが、驚きが感じられないのです。其れは、決して出番が少ないからではないと思います。ドラマに関しては、再放送でも繰り返し語っている通り「柊の道」として、お気楽に楽しんでおります。片瀬那奈ちゃんの出番が少ないと、枝葉ネタに走るしかないのよさ。

2011年の片瀬那奈ちゃんは、例えば「外交官・黒田康作」や「ボクら星屑のダンス」ではシリアスな演技を魅せ、「ザ・ミュージックショウ」や「美男ですね」や「荒川アンダー ザ ブリッジ(ドラマ)」では御馴染みのコメディエンヌ振りを発揮しておりました。変幻自在に様々な役どころを演じられている様に観えますが、片瀬那奈としては「当然」としか思えません。本来ならば、最新作こそが「片瀬那奈の最高傑作」であるべきです。残念乍ら、あたくしには「闇金ウシジマくん」での「大久保千秋」を超える演技を観れたのは「スジナシ」だけでした。「RINA」役は、決してダメではないのだけど、片瀬クンにしては食い足りない印象なのです。2011年は「司会者・片瀬那奈」の時でした。司会やバラエティで弾ける片瀬クンが素晴らしく、女優としての活動に満足感を得られなかったのかもしれません。でも、片瀬那奈ちゃんは「こんなもんじゃない」のです。そして、其れは、あたくしが片瀬クンに「過剰な期待を抱いているからではない」と断言します。


「美男ですね」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 07:27| ERENA | 更新情報をチェックする