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2011年10月26日

「おじゃマップ」を流して居たら片瀬那奈ちゃんが土下座!

どげせん 1巻 (ニチブンコミックス)


フジテレビ 19:00〜20:54

いえね、ザッピングしてて途中から何となく流していたんですよ。「あっ。またやってるんだ」って感じですよ。以前に片瀬那奈ちゃんやウエッティが出ていて面白かったからさ。そしたらですね、

「出てるじゃん!那奈ちゃん、土下座してるじゃん!」

と、いきなりだナァと片瀬那奈ちゃんが登場だっ。ま、以前の再放送部分だったわけですけど、全く予想しておりませんでした。途中から見たので、もっと出ていたかもしれません。あらら、白菜の件も流れてるじゃん。おいおい、結構いっぱい那奈ちゃん出てるじゃん。録画してないですよ。幾ら再放送の名場面部分のみとは云え、ビミョーに違っているわけで、知っていたら録画してましたよっ。な〜んも告知されてなかったもんね。参ったナァ。こーゆーのって他にもいっぱい在るのかしらん。

(幸いにも、うっぴー☆が録画しておりました。う〜む、流石だ。)


本放送:2011年1月5日


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 20:57| TV | 更新情報をチェックする

「あっちょんぶりけ」って何だ?とブラックジャックは訊いた。

手塚治虫の奇妙な資料


手塚治虫先生は、雑誌連載時を「原作」と呼び単行本化の際に描き直してしまう事が多かったのは有名なお話です。しかも、単行本が再版される時にも改変してしまい、多くの「別ヴァージョン」が存在します。其れも半端なモンではなく、例えば「ロック冒険記」では連載時に生き残ったはずの主人公ロックが単行本では死んでしまったり、「鉄腕アトム」で弟のコバルトが連載では死んだのに単行本では生き残ったりと、大胆過ぎる改変をやらかしていました。「奇子」のラストも連載時には生き埋めにされた中で奇子以外にも何人か生き残っていたのに、単行本では奇子以外全員死んでしまいます。

有名な「火の鳥」でも多くの改変があり、特に後半の「マンガ少年」や「野生時代」に連載された作品は、もう滅茶苦茶に変えられました。「望郷編」は連載時と違う展開のラストで単行本化されますが、再版の角川版ではノルヴァ(雌雄単体宇宙人)のエピソードが全て削除されたダイジェスト版に変貌しています。「乱世編」も同じ様に変わり、角川版では義経の最期が全く違うし、清盛と義経が猿と犬に転生する重要なエピソードなども削られています。そもそも此の「望郷編」と「乱世編」は「COM」で連載されたものの中断し、全く別の構想で描かれた経緯もありました。其れにしても文庫本にもなって広く読まれている角川版は酷いナァ。「マンガ少年」での「火の鳥」は駄作だと云われますが、其れはスットコドッコイなダイジェスト版である角川版の「望郷編」と「乱世編」のせいって部分もあると思います。ま、其れも手塚先生が改変しちゃったんだから仕方ない。

「生命編」のラストも連載と単行本では全く別ですが、最も違っているのは「火の鳥」の最後となってしまった「太陽編」かもしれません。過去と未来を行き来する構成の此の作品は、連載時と単行本で其の並べ方が全く違っています。ヒロインの名前まで別になっていたり、御茶ノ水博士が出て来なかったりと、もうやりたい放題の描き直しなのだ。「人間ども集まれ」の様に単行本と連載時を合わせて出版されたり(此の「人間ども集まれ」のラストも全く違うので驚かされます)、描き直しを検証した書籍も何冊も出版されています。手塚先生の描き直しに関して語ると延々と続いてしまいますが、興味の在る片は読み比べてビックリして下さいね。正に「あっちょんぶりけ」となるでしょう。

えっと、そんな偉大なる手塚先生ほど大した志ではないのですけど、此処も色々と日々ビミョーに書き直しています。いえ、正確に云えば、此処の場合は「書き足している」のです。本来、ブログとは日々の記録でしょうから、結構「一過性」のものと思われますが、此処は「片瀬那奈ちゃんの記録」です。あたくしが「片瀬那奈ちゃんを見ている」と云う事を書いているわけで、単なるファンですから公に出て来られた姿を「見たまんま」しか書けません。ゆえに、リアルタイムでは分からなかった事実などが判明した場合には、当該記事に付記せねばなりません。例えば、最近は結構「片瀬那奈ちゃんがテレビ番組で着ていた服」を知りたくて訪れる方々も多いのですけど、リアルタイムで実況状態で書いている時点ではブランド名まで分かりませんよ。後に追々と検証して「あっ。10月16日の「シューイチ」はグレースコンチネンタルの「ボーダーファーOP ピンク」で袖のファーを外していたんだ」とか分かるのだ。「マネ日記」は何故にそんなニーズに応えないのでありましょうかしらん。ま、探る方が「あたくしは面白い」んだけどね。

そんでもって、本日発売の「駅」ちゃん情報によると、片瀬那奈ちゃんはレギュラーに加えて「ありえへん∞世界(テレビ東京)11/8(火)19:00〜19:54」にゲスト出演される模様です。(【付記 11/8】駅ちゃんには珍しく誤報でした。)其れと、内山理名ちゃんが10/31(月)の「徹子の部屋(テレビ朝日)13:20〜13:55」に御出演されます。こちらは理名ちゃんの公式サイトでも告知されていますから確定ですが、片瀬クンが絡むかは不明です。あたくしは内山理名ちゃんが御出演されるので録画予約しましたけど、片瀬クン目当ての方々も如何でしょうかしらん。


(小島藺子)


posted by 栗 at 18:28| KINASAI | 更新情報をチェックする

「カタセカイ列伝」# 053「野際陽子」

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野際陽子は、1936年1月24日生まれの女優です。立教大学文学部英米文学科を卒業(ミス立教、長嶋茂雄読売ジャイアンツ終身名誉監督は同級生)後、1958年にNHKにアナウンサーとして入局(当時NHK専属女優だったトットちゃんこと黒柳徹子とは、50年来の友人)、1962年に退局後は広告代理店へ転職し「女性専科(TBS)」で生番組の司会を担当、1966年にはフランスへ留学しソルボンヌ大学で古典仏文学を学びました。1963年に女優デビューも果たし、フランスから帰国後の1968年から始まったドラマ「キイハンター」が大ヒットし、主題歌「非情のライセンス」も歌いヒットします。女優が本業となり、多くの映画、ドラマに出演しますが、1992年にドラマ「ずっとあなたが好きだった(TBS)」で「冬彦さんの母親」を演じ「姑役」として大ブレイク。以後は数多くの作品で「母親役」や「姑役」を、現代劇から時代劇まで、時にはシリアスに時にはコミカルに演じ活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、ドラマ「地獄の沙汰もヨメ次第(2007年、TBS)」で「祖母と孫娘」として共演し、映画「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年)」でも絡みはないものの名を連ね、舞台挨拶では共に登壇しております。「地獄の沙汰もヨメ次第」は、初舞台を経験した片瀬那奈ちゃんが次に挑んだ連続ドラマで、演技に幅が感じられる佳作です。野際さんは、なな、なんと二役を演じられておりまして、事実上の「主演」でした。嫁を演じた江角マキコさんをも圧倒した其のバイタリティは、片瀬クンに大きく影響を与えたと思われます。

前述の通り、野際さんは英語やフランス語も堪能な才媛で、ミス立教からアナウンサーとなり、司会や女優へ転身され、歌手としても成功された「女性芸能人の鑑」とも云える輝かしい経歴を持っています。そんな知性溢れる彼女が、例えば「キイハンター」ではアクションやお色気シーンにも果敢に挑み、近年の「姑役」でも豪快な演技をぶちかますのですから、敵いませんね。個人的には、ドラマ「ガラスの仮面(1997年〜1998年、テレビ朝日)」で演じられた「月影千草」に注目しました。アレって「元祖・コスプレ女優」だったと思います。何気に「マンガ女優」でもあるのも好いですね。てか、添付画像は「非情のライセンス」のジャケットを元にしたコンピ盤CDなのですけど、45年近く前で此の「垢抜けた美貌とファッション・センス」は凄すぎですっ。

さて、野際さんと多くのドラマで夫婦役を演じておられるのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 06:14| KATASEKAI | 更新情報をチェックする