吹越満は、1965年2月17日生まれの俳優です。1984年にWAHAHA本舗に参加し、ソロでも多くのバラエティ番組で活躍しつつ、俳優としても活動していました。1999年1月に退団後は、俳優業に重きを置き、舞台、ドラマ、映画に数多く出演しつつ、ソロパフォーマンス公演も継続して行っています。一般的には、かつての「お笑い系パフォーマー」としてのイメージは無く、人気ドラマ「警視庁捜査一課9係シリーズ(2006年〜、テレビ朝日)」などに出演する個性的な「俳優」として認識されているでしょう。
片瀬那奈ちゃんとは、ドラマ「2001年のおとこ運(2001年、関西テレビ)」で不倫相手(伊倉誠一)としてガッツリと共演し、「歌のおにいさん(2009年、テレビ朝日)」「桜からの手紙(2011年、日本テレビ)」でも絡みはないものの名を連ねています。吹越さんは、第一期女優時代の最高傑作である「2001年のおとこ運」で相手役でしたので、其れだけでもポイントは高いのです。「あわや妊娠か?」との展開もありラヴシーンも多かったのですが、年の差がありコミカルな展開で楽しく観れます。おそらく「アンテツのいつか殴る手帳」にも載っていないかもしれません。あたくしの推測ですが、アンテツが「いつか殴る」と記するのは「お前なんぞが那奈ちゃんとラヴシーンなんぞ、十万光年早いっ」と思った時だと思います。「2001年のおとこ運」では、ナンダカンダ云ってイクラにゾッコンのさくらが愛らしく、「オヤジ殺し・片瀬クン」の本領が発揮された名演でした。全く、何ゆえ再放送も映像作品化もされないのか理解に苦しみますよ。ん?些か白々しいでしょうかしらん。
尚、吹越さんはドラマ「嫌われ松子の一生(2006年、TBS)」で「小野寺保」を演じています。つまり、
役柄上で「那奈理名」の二人と「深い仲」になった
と云う「トンデモな役得」を、うっかりチャッカリやらかしておられるのだ。挙句に理名ちゃんに殺害されるのですから、
在る意味「那奈理名ヲタの至上の姿」を演じられた
と云えるでしょう。ちなみに、あたくしが好きな役柄は、伝説のドラマ「女帝(2007年、朝日放送・テレビ朝日)」での「香田譲司」です。アノ「ぶちキレ演技」は、真に迫っておりました。いえ、他意は在りません。
さて、「イクラ(菅ちゃん声で)」とドラマ「黒い太陽(2006年、2007年、テレビ朝日)」で共演されたのが、(つづく)
「カタセカイ列伝」INDEX Part 1(#000〜#050)
(小島藺子)
で、ネタバレですが、次回は此の人です。おめでとうございます。
有坂来瞳、披露宴に内山理名ら110人出席(サンスポ 10/24)