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2011年09月10日

「カタセカイ列伝」# 046「星村麻衣」

今日が笑顔であるように


星村麻衣は、1981年4月18日生まれのシンガーソングライター・ピアニストです。4歳からピアノを始め、音大に進学し声楽とピアノを学びました。2002年に歌手デビューし、多くのドラマやアニメの主題歌を担当、ドラマに関してはデビューから2009年まで所属していた研音の俳優が主演する作品に多く起用されていました。研音在籍時の最後のシングル「ひかり」は「Tomorrow〜陽はまたのぼる〜(2008年、TBS)」の主題歌で、オリコン最高14位と過去最高のセールスを記録し星村も本人役でドラマに出演しましたが、翌2009年に研音及び所属レコード会社を去ります。然し、2010年からインディーズで再出発しました。現在まで、シングル17枚(プレデビュー盤を除く)、オリジナル・アルバム3枚、ベスト盤1枚、ミニアルバム1枚を発表しています。近年は、自身の作品以外にも活動の場を広げ、ピアニストとしてのセッション、楽曲提供、さらに期間限定ユニット「Daybreakers」にも参加、実演活動も継続的に行っています。

片瀬那奈ちゃんとは、那奈ちゃんが歌手時代の2003年に「SHiNY girls」として数多くの実演で共演し「マブダチ」となりました。ラジオでの共演も在り、2004年には星村クンのマンスリー・ライヴ「PIANO GANG STA☆ Vol.6」と「PIANO GANG STA☆ Vol.11 GIGZOO FINAL」に那奈ちゃんがシークレット・ゲスト出演されます。結果的に2004年12月25日の「PIANO GANG STA☆ Vol.11 GIGZOO FINAL」が「歌手・片瀬那奈」の最後の実演となりました。其の後、女優回帰した片瀬クンが出演されたドラマ「離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜(2005年、CX)」の主題歌「EVERY」を☆クンが担当し、「笑っていいとも! テレフォンショッキング」に片瀬クンが初出演(2005年5月23日)された際には「ガチでおともだち」として星村クンに繋いでいます。更に、片瀬クン主演ドラマ「ビバ!山田バーバラ(2006年、テレビ朝日)」には☆クンがうっかりエステシャン役で友情出演され「女優デビュー」してしまいました。アルバム「MY LIFE(2008年)」には那奈ちゃんへの謝辞が記されておりましたし、最近もうっかり☆クンのブログやツイッターに那奈ちゃんが登場(「片瀬那奈ちゃんと合流して出雲大社なぅ。那奈ちゃん初島根〜!」2010年9月12日等)するなど、アブダチ関係は続いております。

片瀬那奈ちゃんを語る此処で、他の個人カテゴリが在るのは「内山理名ちゃん」と「星村麻衣ちゃん」の二人だけです。以前、此の連載の「福田沙紀ちゃん」の項で「間違いなくあたくしが最も多く目撃した片瀬那奈ちゃん以外の「カタセカイ住人」です。」と書きましたが、もしかしたら星村クンの方が多いかもしれません。那奈ちゃんとの共演だけでなく、☆クンの実演にも足を運んでいるのですから。今後とも「the diary of nana katase」は、星村麻衣ちゃんをうっかり応援してゆきます。うっぴー☆宜しく。

さて、「歌手・片瀬那奈」が最後の実演で「マブダチ・星村麻衣」と熱唱した「GET HAPPY」が主題歌だったドラマ「マルサ!!東京国税局査察部(2003年、関西テレビ)」で主演されたのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 21:23| KATASEKAI | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈ちゃん奮闘記〜女優・那奈ちゃん危機一髪!〜」

Truth (Exp)


当ブログの主人公で在る片瀬那奈ちゃんは、今年(2011年)に入りまして「売れっ子」と呼ばれる様になりました。4月から始まった「シューイチ」と「Oh!どや顔サミット」の司会に加え、7月からは「美男ですね」と「荒川アンダー ザ ブリッジ」と二本の連続ドラマに出演されており、現在は週に四本のレギュラー番組を持つ立場に居ます。他にも、多くのドラマやバラエティ番組に出演され、「サカつく7」のゲーム・キャラクターなど八面六臂の大活躍です。

ドラマや映画だけでも、既に「ザ・ミュージックショウ」「外交官・黒田康作」「ジーン・ワルツ」「恋する日本語」「桜からの手紙」「美男ですね」「荒川アンダー ザ ブリッジ」と今年だけでも那奈作品に出演され、さらに「ボクら星屑のダンス」への出演も公表されております。「シューイチ」や「どや顔」の司会だけでは些か物足りないと感じるあたくしも、女優として此れだけコンスタントに様々な役柄を演じ分けておられる御本尊様には敬服するしか在りません。が。どーも今年は納得がいかないのです。

確かに、現在は週四本のレギュラー番組で那奈ちゃんを拝める素晴らしい世界が展開されておりますが、其の中で最も輝いているのは「シューイチ」です。其れは生放送と云う事もありますが、本来ならば女優として出演されている作品の方が好いに決まっているのですよ。「美男ですね」と「荒川アンダー ザ ブリッジ」でも、当然乍ら片瀬那奈ちゃんの魅力は発揮されておりますが、如何せん「出番が少ない!」のだ。週にレギュラー四本は喜ばしいのですけど、何だか「四分の一」を小出しにされている様な印象なのです。

例えば、昨年(2010年)は「プロゴルファー花」と「闇金ウシジマくん」と云う「片瀬那奈しか演じられない!」との傑作が在りました。一昨年(2009年)も助演女優賞を獲得された「歌のおにいさん」や舞台「僕たちの好きだった革命」の再演が在りました。其れ以前も、確かに那奈ちゃんはしっかりと大きな足跡を遺して来たのです。されど、2011年は、如何なものか。今年の代表作は、何?佐々木藍子もマリア様もRINAも「流石は片瀬那奈だ」と納得の名演です。でもね、僕たちは既に、西豪寺エレナ様や美月うらら姫や高瀬リコちゃんや大久保千秋を観てしまったのだよ。小野未来やまどか先生も生で観てしまったんだよ。

鬼の様に働き捲くっている片瀬那奈ちゃんに、こんな事を云うのは酷なのだろうけど、敢えて云います。「那奈ちゃん、燻ってるよ!」那奈ちゃんの眞の力は、こんなもんじゃない。一般的には「売れっ子」なのかもしれないけど、どーにもこーにも納得がいかない。此の侭だと2011年の代表作は「シューイチ」になっちゃうのだ。其れは其れで「那奈ちゃんらしい」とも云える。どんな道へ進もうとも応援はし続けます。でもね、今後も素晴らしければ絶賛するし、つまらなければ叩きます。だからさ、また有無を云わせず捻じ伏せて下さいね、那奈ちゃん。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 01:03| ACTRESS | 更新情報をチェックする