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2011年09月26日

「COVERS」#124

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「9/22〜9/25 の看板」


(2011年9月作)



「公開は終了しました」:(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 01:38| COVERS | 更新情報をチェックする

「二桁の壁は、大きかったです(白鵬声で)」

10cc(紙ジャケット仕様)


瀧本美織 民放初主演はちょうど10・0%(スポニチ 9/26)
美男ですね :最終回視聴率11.5% 韓流ドラマ日本版 瀧本美織がイケメン役で一人二役熱演(毎日 9/26)


片瀬那奈ちゃんがスタイリスト「RINA」役で出演し、先週に「感動の最終話」を迎えたドラマ「美男ですね」の最終回での数字が「11.5%」と発表されました。此の数字は過去最高ですので、有終の美を飾ったと云えるかもしれません。平均も「ちょうど10.0%」と二桁に乗ったと報じられました。

但し、此の平均数字にはカラクリが在る様です。全11話での平均を計算すると「9.94%」でして「嗚呼、いま一歩のところで二桁には届かなかったっ」となります。ところがですね、「美男ですね」の初回は拡大版だったのだよ。其れは「二時間三分スペシャル」で在りまして、実質「二話分の尺」だったのだ。ゆえに初回の数字「10.9%」が「もう壱話分」として足されて、其れを12で割ると「10.0%」になってしまうのでした。

其の辺の平均数字の計算法はどちらが正しいのか分かりかねますが、あたくしは普通に全11話を「11」で割って「9.94%」で好いんじゃまいか、と思います。でもですね、第4話で「7.7%」まで堕ちたのに、其処で留まりジリジリと数字を上げた流れは「平均二桁のちょうど10.0%」と云っても然るべきでしょう。中盤での「一桁連発」が響きましたが、後半は安定して「なんとか二桁」をキープしましたから「十人に一人くらいは楽しみにして観ていた」で、もう好いでしょう。

関係ないのですけど、お相撲で解説の舞の海が繰り返し「キセノンも大関で好いんじゃないでしょうか?」と終盤に云い続けたのはゲンナリしました。千秋楽では北の富士さんにまで「三場所合計で30勝でも、特例でどうでしょう?」などと同意を求め、流石の仲良しの北の富士さんすら困惑していたじゃまいか。NHKのアナも「いえ、もう今場所の結果では、ガブリエルしか大関にはなりませんから」とフォローする始末。ま、二人のやり取りは面白いから好いんですけどね。

ところで、片瀬那奈ちゃんのクランクアップは当ブログ既報通り「駐車場での美子との抱擁シーン」でしたね。「美男ですね」の公式サイト「現場レポート43」で証明されました。謎掛けだけで後は知らんぷりの、敢えて名は伏せるが某「マネ日記」とは違って、普通はこうしてちゃんと決着させるんですけどね。「マネ日記」は「未完」の作品を遺した「巨匠」気取りか?


【関連過去記事 INDEX】:「美男ですね」INDEX


(小島藺子)


posted by 栗 at 16:48| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2011年09月27日

「燃ゆる太陽の如く」

Mccartney


ビートルズは、1969年1月の「THE GET BACK SESSIONS」で終わってしまいました。いえ、やる気はあったのかもしれませんが一ヶ月を費やしてアルバムを作れなかったとの事実は重かったでしょう。然し、其処から立ち上がるのがビートルズでもありましてですね、キチンと「ABBEY ROAD」を制作し事実上の終焉を迎えます。でもですね、彼等は、1968年11月に二枚組の「THE BEATLES」を出して、1969年1月にはサントラ盤「YELLOW SUBMARINE」を出して、9月には「ABBEY ROAD」を出しているのです。更に、1969年4月には「GET BACK」、5月には「ジョンとヨーコのバラード」とシングルも発表しておりましてですね、正式リリースだけでもトンデモな急展開で進んでいたのです。

世には「幻のアルバム」と云うのが在りますが、ビートルズに関しては「1969年」だけでしょう。少なくとも1968年の「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」までは、アルバム制作が頓挫した事はありません。只、其の名を反する様な「バンド作品としてはバラバラ」な作品を発表した事で、もう此の時点でビートルズは死にました。ゆえに、其処からは「再生」の物語が始まります。「YELLOW SUBMARINE」は過去録音の寄せ集めですから、「THE BEATLES」の次は「ABBEY ROAD」であり、其の次は1970年の「LET IT BE」です。何ゆえ「ABBEY ROAD」が「LET IT BE」よりも先に発表されたのでしょう。其れは「LET IT BE」の元になった「THE GET BACK SESSIONS」を彼等が納得しなかったからです。

こうして、ビートルズ史上で初めて「未発表アルバム」が存在する事となりました。1969年4月にはシングルの「GET BACK / DON'T LET ME DOWN」が云わば先行シングルとして発売されているのですから、普通なら次はアルバムでしょ。なのに、5月にアルバム「GET BACK」が完成していたのにビートルズは却下したのです。其れで幻のアルバム「GET BACK」が生まれましたが、音源的には翌年に「LET IT BE」として発表されます。ところがどっこい、「THE GET BACK SESSIONS」から「ABBEY ROAD」までの僅かな期間に「幻のアルバム」が在った!なんぞと当時から云われています。「HOT AS SUN」ってブツなのですけど、まぁほとんどインチキだと思われるものの、何となく信憑性が在る(収録曲とされた作品の何曲かが後にソロで発表されたりデモの存在が確認されている)様なお噺で御座います。

長生きはするもので、ビートルズに関しても随分と謎が解明される世界になりました。「THE GET BACK SESSIONS」が音源どころか映像でも観れるなんて、四半世紀前には「夢の夢」だったよ。此れからも、未だ未だお宝を隠し持っているアップルや、めげずに頑張る海賊盤屋さんなどにお世話になるのでしょう。でも、きっと「HOT AS SUN」みたいな謎は解けないのかもしれません。昔「HOT AS SUN」のブートを見つけた時に、あたくしは即買いしました。如何にも伝説に則った英文ライナーを読んで、ワクワクドキドキで聴いたら「スットコドッコイ音源」でへこみましたよ。ま、ブートなんてもんは見つけて買う時のトキメキが全てなのかもしれません。所詮は「幻」なのだ。


(小島藺子)


posted by 栗 at 01:57| FAB4 | 更新情報をチェックする

「まぼろしの世界」

まぼろしの世界


「幻の作品」って事で、此処的に言及すべきなのはビートルズではなく「片瀬那奈ちゃん」の其れですね。いえね、此処は「片瀬那奈全記録」と謳って居りますので、折々の記事で「此れは幻になってしまうのかっ」なんぞと書いては居るわけでですけど、好い機会だからまとめてみましょうかしらん。まず、歌手時代には二つの未発表作品が在ります。

ひとつは、2003年9月10日に発売予定されていた「タイトル未定(AVCD-30494)」です。此れは発売延期であり、後に2003年10月16日に発売されたシングル「Necessary / EVERY***(AVCD-30532/B、AVCD-30533)」として世に出たと思われておりますが、違います。2003年9月に発売予定だったシングルは「デビューアルバム「TELEPATHY」以降初のニューシングルは本人出演ブルボン「Crios」CMソング。初回分のみボーナストラックとして他のアーティストとのコラボレーション楽曲を収録。2ndプレス以降はこの楽曲の変わりに1stアルバム収録曲のリミックス曲を収録予定。」と告知されたのです。「本人出演ブルボン「Crios」CMソング」に関しては「Necessary」として実現していますが、「他のアーティストとのコラボレーション楽曲」と「1stアルバム収録曲のリミックス曲」は何処へ消えたのでしょう。シングルは一ヶ月以上も発売が延期されたのにも関わらず、発売された「Necessary / EVERY***」での片瀬那奈ちゃんは「人生最大の風邪」をひいた状態でのレコーディングで「何の為の延期だったのか?」と謎が深まるばかりでした。

もうひとつは、カヴァー路線に転じた2004年3月31日発売予定として一部で公的に報じられた「赤道小町ドキッ」です。結局「禁断のテレパシー」が発売されますが、2004年4月21日にリリースされたカヴァーミニアルバム「Extended」にも「赤道小町ドキッ」は収録されていません。単なる噂ではなく多くのメディアで告知されながら消えてしまった「赤道小町ドキッ」とは何だったのでしょう。更に、当時の片瀬那奈ちゃんは冠イベント「NANA KATASE WEEKEND FEVER 777」を2004年2月から始めましたが、何故か翌月までのたった三回で消滅しています。其の後も「DJ:NANA」が各所で出没していますし、実際に僕たちは「4月からもクラブでライヴとDJのイベントはやるの?」と那奈ちゃんに直接訊いたんですよ。那奈ちゃんは「やるよー!」と普通に笑顔で返してくれたから、何ゆえ「777」がたった三回で終わったのかが、未だにさっぱり分かりません。

さて、女優活動での「幻の作品」も、あたくしが認識するのは二作となります。おそらく、女優を本業とされる片瀬那奈ちゃんには多くの「幻のドラマ」や「幻の映画」が存在するでしょう。キャスティングの候補に挙がっていたものの、結果的には色んな事情で流れた作品は在ると思います。ファンとしては、其処までは踏み込めません。そもそも、そんなのマネジャーじゃあるまいし、分かるわけないじゃん。でもですね、アンテツならぬアンテナを張っていますと「幻」まで見えてくるのですよ。

「幻のドラマ」としてあたくしが最初に感知したのが「ホーム&アウェイ(2002年、CX)」でした。当時、片瀬那奈ちゃんは「プリティガール(2002年、TBS)」を最後にドラマから消えていました。「プリティガール」は1月期のドラマだったので、2クールも御無沙汰となった時に10月期の月9「ホーム&アウェイ」へのレギュラー出演の噂が飛び込んで来たのです。結局、当時の片瀬クンは音楽活動に専念し来るべき歌手デビューを控えていたわけですが、個人的には「オファーが在ったのではないか?」と思っています。

女優回帰した2004年以降は「幻のドラマなんて撮ってらんないでしょ」と思えるスケジュールなのですけど、うっかり怪しい物件も在ります。其れは「ぼくの妹(2009年、TBS)」です。当時、片瀬那奈ちゃんはドラマ「ゴーストフレンズ(2009年、NHK)」にレギュラー出演しつつ、舞台「僕たちの好きだった革命」の再演にも挑まれていた時期でした。ところが、幾つかのメディアで「ぼくの妹」にもレギュラー出演されると報じられたのです。俄かに信じ難い事でしたが、公式サイトで主要女性キャラをシルエットで表示する演出などで「もしかしたら、那奈ちゃんが演じるのか?」と思わされました。結局は出演せず「ガセネタ」と思われたものの「TVスター名鑑2010」の片瀬那奈ちゃんの項目で出演作品としてバッチリと記載されてしまいました。出ても居ないドラマが載ってしまったわけですけど、天下の「ガイドちゃん」が何ゆえそんなミスを犯したのでしょうかしらん。此れはですね、片瀬那奈ちゃんが「ぼくの妹」に出演するって話が「結構具体的に進んでいた」としか思えませんよ。

ドラマに関しては「企画段階でボツ」なわけで、片瀬那奈ちゃんが演じた姿などは存在しません。音源は、当然在るでしょう。でも、其れは演技の「NG」みたいなもんですからね。ひょっこり出て来たら「有り難や、有り難や」と狂喜乱舞するお宝なのです。でもですね「お宝」とか「レア」とかも好いんだけど、普通に那奈ちゃんのドラマは観れるし音楽も聴けるし司会する姿も拝めるわけですよ。先ず以って「公式盤」が大事です。「幻の作品」なんぞを求める前に、もっとやるべき事が在りますよっ。片瀬那奈ちゃんが認めた公的な活動こそが全てです。其の全てを、未だあたくしは網羅して居りません。其れでは「片瀬那奈全記録」の名に恥じますね。精進致します。


(小島藺子/姫川未亜)


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2011年09月28日

「荒川アンダー ザ ブリッジ」第10話(最終回)

荒川アンダー ザ ブリッジ Blu-ray BOX


TBS 0:55〜1:25

■ キャスト

 林遣都:リク
 桐谷美玲:ニノ
 小栗旬:村長
 山田孝之:星
 城田優:シスター
 片瀬 那奈:マリア
 安倍なつみ:P子
 平沼紀久:ビリー
 有坂来瞳:ジャクリーン
 徳永えり:ステラ
 末岡拓人、益子雷翔:鉄人兄弟(鉄雄、鉄郎)
 駿河太郎:ラストサムライ
 手塚とおる:シロ
 上川隆也:市ノ宮 積
 、ほか

■ スタッフ
 原作:中村光
 監督・脚本:飯塚健、原桂之介
 撮影:相馬大輔
 照明:佐藤浩太
 録音:田中博信
 特殊造形:百武朋
 音楽:海田庄吾
 VFXスーパーバイザー:小阪一順
 製作:AUTBパートナーズ、毎日放送



今年も早や九月の終わりとなりまして、所謂ひとつの改編期で御座います。連続ドラマも次々と最終回を迎え、片瀬那奈ちゃんがレギュラー出演された「美男ですね」も先週に「感動の最終話」が放送され、今宵は「荒川アンダー ザ ブリッジ」が最終回です。但し、此処でも繰り返し述べて参りましたが、此の作品は既に映画公開が決定しておりますので最終回と謳っても
「どうせ映画へつづくじゃろっ。(ステラ声で)」
と些か冷めた目線で居ります。更に「余りにも低い数字(前回までの平均は「1%」台!)はどーなるのよさ?」とか、そもそも数字うんぬんの前に「ドラマとして面白いのか?」との疑惑も高まって参りましたよ。
さてさて、どんな決着を魅せて下さるのでしょうかしらん。

おっと、いきなりだナァとばかりに本編から始まったっ。何だ、最後は「ニノとリクの想い出噺」かよ?と思ったら村長が登場し、いつもの「荒川」へ引き戻します。最初から「リクの成長物語」として描かれたのでしょうから、何だかさっぱり分からない展開を経ながらも「リクが変わった」と云う事は理解出来ます。彼はすっかり「荒川河川敷村民」に馴染み、縁日を自ら開催する事を村長に直訴し実現します。ドラマの最終回は其の縁日がメインとなり、ホノボノとした展開で進みました。

片瀬那奈ちゃん演じる「マリア様」も、シスターを的にした「射的」を仕切ったり、相撲大会では行司を務めたりと活躍しました。最後は「村長」と「河童の着ぐるみ姿のリク」の和太鼓合戦で、めでたし、めでたし。いや、一寸待って頂戴、何にも終わってないじゃん!と思えば予想を裏切らずに「映画の予告」と来たもんだ。エンディングではマリア様が鉄人兄弟と思いっ切り映画の宣伝を「ぐい!ぐい!」とやらかす始末です。最後の最後で那奈ちゃんが前に出て来たのは素直に嬉しかったものの、矢張りドラマとしては何の決着も付けていませんよね。何だったんだ?此のドラマは。

映画の予告を観ると、どうやら映画は「キチンとしたストーリー展開」になりそうですし、ドラマで謎掛けされた部分も明かされるみたいですね。ゆえに、映画も観れば「なるほど」と思えるのでしょう。但し、村長も語って居りましたが「映画は約四ヵ月後に公開」なのだ。端から映画が在ったのですから、此れではドラマは「映画の予告篇」です。いえ、ハッキリ云えば「映画のオマケ」じゃまいか。だって、ドラマとして完結していないんですからね。如何にも思わせぶりな伏線を入れたけど、其れは全て「映画の為の伏線」だったわけです。ドラマはドラマで、しっかりと決着を付けなきゃイカンでしょ。

最初から「結末は映画」と決まっていて其れに向けて突き進むって、視聴者を舐めています。「どーせ本編は別に映画でやるのだから」とばかりに「意味不明なやりたい放題のエピソードを重ねた演出」も、完全に自己満足で酷いと思います。ドラマは「学生の文化祭」じゃないんだからさぁ。いえね、あたくしは個人的には面白かったですよ。全然キライじゃないです。でも、此れは「片瀬那奈ちゃんが出ていなければ、絶対に途中で脱落したドラマ」です。てか、此れは「ドラマじゃない」もん。こんな豪華キャストで出鱈目な映像を深夜とはいえ流しちゃって、全く何を考えているのですか。今年の片瀬クンは、女優としての作品に全く恵まれていませんね。もう「シューイチ」が「2011年の代表作」で構いません。

注目の数字は最終回が、なな、なんと「2.4%」を叩き出しましてですね、平均が丁度「2.0%」になってしまいました。此の枠で平均「2%」以上は此れまで「闇金ウシジマくん」しかなかった(後述しますが、異説も在ります)わけで、其れが「此の時間帯としては驚異的な視聴率を獲得し、映画化決定!」の根拠とされています。「荒川」は始めから「映画化ありき」での企画でしたので、歴代二位で「2%」超えには関係者は安堵しているかもしれません。「ウシジマ」も「荒川」も片瀬クンが出演された作品(山田クンも出てますが)ですので「深夜ドラマの女王」の面目も保たれました。でも「荒川」の映画はコケるでしょうね。其れにしても「美男」の「平均ちょうど10.0%」と云い、「荒川」の帳尻合わせで「平均ちょうど2.0%」との展開は「出来過ぎ」ですね。「土俵ガール!」に負けるわけにはいかなかったのかしらん。

そう云えば「土俵ガール!」の「Wikipedia」では平均「2.08%」になっていますが「1.95%」ではなかったかしらん。第二話と第五話の数字が盛られている気がします。てか「土俵ガール!」のサブタイトルって凄いですね。「希×コブクロ奇跡コラボ」とか「希×貴乃花」とか「恋心乱れ舞い×コブクロ」とか「希×コブクロ初まわし!?」とか、全話ストーリーなど無視して主演のササキキちゃんと挿入歌担当のコブクロを売りにしています。「希×貴乃花」なんてもう格闘技番組かと誤解されちゃうぞ。此のハチャメチャなノリには「チャングンソク遂に登場!!」も吃驚です。


(小島藺子/姫川未亜)



「荒川アンダー ザ ブリッジ」公式サイト

posted by 栗 at 01:27| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「LET'S COPY CONTROL AGAIN」

土俵ガール! [DVD]


「荒川アンダー ザ ブリッジ」の数字問題で浮上した「土俵ガール!」のサブタイトルの「スットコドッコイ加減」に触発され、片瀬那奈ちゃんが出演された連続ドラマのサブタイトルを振り返ってみました。果たして「希×貴乃花」や「チャングンソク遂に登場!!」も腰をぬかす様な副題は在ったのでしょうかしらん。

まずは、連ドラ初出演となった「天国のKiss(1999年、テレビ朝日)」から紹介しましょう。「お前なんか消えちまえ!!」や「彼の体に入っちゃった?」などのコトノハだけでは奇抜なサブタイトルも在りますが、其れはストーリー展開に沿っております。然し「援交する少女VS死んでる少女」ってトコまで来ますと些か暴走が過ぎたかもしれません。

ゲスト出演した「花村大介(2000年、関西テレビ)」での「弁護士さん私が犯人です」と云う「ネタバレ全開!」も心に突き刺さります。「新宿暴走救急隊(2000年、日本テレビ)」もコメディタッチ乍らテーマは救命だったのでふざけた副題は付いておりませんが、「食中毒大パニック! 殺意の同窓会!!」とか「恋する胃潰瘍! マダムパパの大変身!!」とか「アレレのレ〜?」と思えるブツも在りますね。

其の後は特筆すべきサブタイトルは無くなってゆきますが、個人的には「熟年離婚(2005年、テレビ朝日)」での「涙の結婚式…感動の結末へ」なんてのは見過ごせませんね。作り手が「感動の結末」とか云うのは、トンデモですよ。こうして見てみますと、近年では矢張り「美男ですね(2011年、TBS)」での「チャングンソク遂に登場!!」がギラリと光っております。コメディ路線で磐石の評価を得て居る片瀬那奈ちゃんですが、其の出演コメディドラマのサブタイトルは普通でした。まぁ「ミラクルボイス(2008年、TBS)」の正式名称が「奇跡のドラマスペシャル ミラクルボイス」ってのは素晴らしいですけどね。自分で「奇跡のドラマ」でしかも「スペシャル」って云っちゃうんだから、流石は西豪寺エレナ様です。


(小島藺子/姫川未亜)


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2011年09月29日

「テレビでスペイン語」再び!#01

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NHK Eテレ 23:25〜23:50

「自己紹介をする」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ



片瀬那奈ちゃんがレギュラー出演されていたドラマ「美男ですね」と「荒川アンダー ザ ブリッジ」が相次いで最終回を迎え「しょんぼりモード」になりましたが、一年振りにアノ伝説の語学番組「テレビでスペイン語」が還って参りました。貫井せんせい、フリオ、マリア、マルタ、懐かしいですねぇ。

内容は、昨年(2010年)4月から半年間放送された番組の「再放送」です。「EURO24」が其の侭もういちど放送されるので、エンディングのアイチャッチ(次回の語学番組にナビゲーター四人で繋ぐ部分)まで完全版として蘇りました。勿論、本放送時にバッティング問題にもめげず全24回を録画し保存しましたが、よく観直すのは「姫様ヴァージョンDVD」なのでフルで観ると新鮮ですね。それと私事ですが、完全地デジ移行によってマンションにアンテナが設置されたので映りが好くなりました。昨年の放送時には室内地デジアンテナだったので、たまにノイズが入ったりしたのです。前半は基本的には再放送しか録画出来なかった(敢えて理由は伏せるが「プロゴルファー花」とバッティングしたからである)わけで、そんな壱回だけの機会に思いっ切り電波が乱れ捲くった時なんかは悔し涙に暮れたものですよ。

2011年の現在に「シューイチ」と「Oh!どや顔サミット」と二つの番組で司会を務める片瀬那奈ちゃんの「司会術」が磨かれた番組でも在りますし、なんと云いましても「姫様」は何度観ても面白い!初回から「タメグチ全開」で飛ばす片瀬クンが素晴らしいです。此の初回は先行放送から数えれば「那奈回」もリピートされそうだけど、語学は反復が大事です。来週からの昼の再放送も含めて、全部録画しますよっ。但し、バッティングしなければですけどね。


先行放送:2010年4月1日
本放送:2010年4月2日
再放送:2010年4月8日


(小島藺子/姫川未亜)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

posted by 栗 at 23:57| TV | 更新情報をチェックする

2011年09月30日

「COVERS」#125

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「9/26〜9/29 の看板」


(2011年9月作)



「公開は終了しました」:(小島藺子/姫川未亜)



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「Oh ! どや顔サミット 3時間スペシャル」#021

強くなれ!わが肉体改造論 (幻冬舎文庫)


テレビ朝日 19:00〜21:48

夜7時から番組初の3時間スペシャル!芸能人が普段着で通う「美味しいのに安い」グルメ特集&あなたの体のコンプレックスをなおす魔法のゴッドハンドSP!

 【司会】浜田雅功、西村雅彦、片瀬那奈
 「芸能人が普段着で通う美味しいのに安い店スペシャル」
 【ガイド】ケンドーコバヤシ
 【ゲスト】北乃きい、長野博(V6)ほか、大物芸能人



先々週、先週がお休みで半月振りに戻って参りました「どや顔」は、其の鬱憤を晴らすが如く「3時間スペシャル」と来ました。実は、来週と再来週も改編期の特番で「どや顔」は放送されません。「シューイチ」ならぬ「ツキイチ」となってしまった「どや顔」の特大版は、如何なる展開になるのでありましょうかしらん。其れと細かい事なのですけど、相変わらず研音さんの告知は好い加減ですね。「Message」では放送が無い時も本日も「21時〜」と機械的に載せるだけです。流石に「マネ日記」や公式サイトでは特番告知がありましたが「19:00〜21:54」だってさ。「世界の街道をゆく」に謝れっ。

さて、始まりましたよ「7人のゴッドハンドが集結 さらばほうれい線 おっぱいを大きくして クビレを作って 首のシワも薄毛も解消 小顔にだってなれちゃうんだってスペシャル」が。片瀬クンが指三本で「3時間」をアピールするのは愛らしかったものの、内容はもうオープニングの煽りだけでゲンナリしちゃいました。然し!まずは「芸能人が普段着で通う美味しいのに安い店スペシャル」が前座で御座います。此処的には、こっちがメインエベントでしょう。唐突に「現場で那奈ちゃん☆」が実現だっ。しかもナビ役はケンコバこと「神様」ではありませんか。なな、なんと伝説の「フェイク・オフ」と「どや顔」が奇跡の合体!しかも「食いしん坊ネタ」ですよっ。美脚全開のスタイリングで登場した片瀬クンは、きっと何かをやらかすぞ。三田佳子さんご紹介の月島の焼鳥屋さんでお勘定で揉めている時にも、片瀬クンだけ黙々と食ってました。外さないナァ。

更に「元・総理」として「まーくん」こと中村雅俊さんが登場!Oh!ナーンテ豪華ナ「カタセカイ」ナンダヨ。人気者の北乃きいちゃんが「大人の事情」で食べられなかったお好み焼きの代金を払うと云うお約束のオチとなりましたが、片瀬クンは口数も少なくひたすら食っておりました。つづく築地での「海鮮ひつまぶし」の案内人は「ぐっさん」です。片瀬クンとはかつて番組で公園デートをされた仲ですが、此処でも「片瀬のひとくち」が豪快に披露されました。勿論、浜ちゃんが振ってやらかしたのですが、嗚呼、此れは「浜ちゃんと!」の再現ではありませんかっ。

トリの恵比寿で韓国料理を案内するのは「GACKTさん」です。現場に現れた片瀬クンは「淡々と食う」だけで其の場に居ました。メイン司会の浜ちゃん、ガイドのケンコバ、更にゲストと揃う中で、一見大人しく付いていた様に思えて其の実態は「単に食い捲くって居た」と云う素晴らしい展開でありましてですね、初めて「どや顔」が面白いと思いました。

一時間余りを費やした前座のロケ部分が終わり、いよいよ残り二時間弱をスタジオでの「7人のゴッドハンドが集結 さらばほうれい線 おっぱいを大きくして クビレを作って 首のシワも薄毛も解消 小顔にだってなれちゃうんだってスペシャル」に向います。嗚呼、もう「グダグダ」だ。小窓ちゃんやスタジオで片瀬クンがエクササイズを実践している場面が映り込むので「編集がナンギだぞ」と思い乍ら、内容は「つまんないナァ」の予想通りの展開です。嗚呼、結局はいつもの「どや顔」へ戻ってしまわれたっ。思えば前半の「現場で那奈ちゃん☆」も、他の「紀行モノ」に比べれば其の威力を半分も発揮して居られなかった。

「食いしん坊ネタ」も紹介したお店の宣伝との意味合いも在るのでしょうけど、メインとされた「美のゴッドハンド」ってそのまんま「エクセの宣伝」じゃまいか。浜ちゃんも思わずこぼしておりましたが、最早「深夜のテレビショッピング」状態です。何処に小さく「体験者の感想です」ってテロップが出ているのか探してしまいましたよ。三時間も宣伝ばっかでは民放とは云え「如何なものか?」と苦言を呈するしか在りませんね。そんでもってオチがアレじゃ、トホホですよ。ナナはナナでも「おかざきなな」では「放送事故レベル」ですから。あ〜あ、やっぱり「どや顔」は、ダメだこりゃ。

てか「股下89センチ」って、片瀬クン「脚、伸びた?」


(小島藺子/姫川未亜)



「Oh ! どや顔サミット」朝日放送公式サイト

posted by 栗 at 21:57| TV | 更新情報をチェックする

「2011年9月のTVで那奈ちゃん☆」

俺のスターアルバム inspired by 荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE


9/2(金) 「Oh! どや顔サミット 19」 テレビ朝日 21:00〜21:54
9/2(金) 「美男ですね 8」 TBS 22:00〜22:54
9/4(日) 「シューイチ 21」 日本テレビ 8:00〜9:55
9/7(水) 「荒川アンダー ザ ブリッジ 7」 TBS 0:55〜1:25
9/9(金) 「Oh! どや顔サミット 20」 テレビ朝日 21:00〜21:54
9/9(金) 「美男ですね 9」 TBS 22:00〜22:54
9/11(日) 「シューイチ 22」 日本テレビ 8:00〜9:55
9/14(水) 「荒川アンダー ザ ブリッジ 8」 TBS 0:55〜1:25
9/16(金) 「美男ですね 10」 TBS 22:00〜22:54
9/18(日) 「シューイチ 23」 日本テレビ 8:00〜9:55
9/21(水) 「荒川アンダー ザ ブリッジ 9」 TBS 0:55〜1:25
9/23(金) 「美男ですね 9&10」(再) TBS 13:55〜15:50
9/23(金) 「美男ですね 11(最終回)」 TBS 22:00〜22:54
9/25(日) 「日曜朝はシューイチ」 日本テレビ 1:20〜1:25
9/25(日) 「シューイチ 24」 日本テレビ 8:00〜9:55
9/28(水) 「荒川アンダー ザ ブリッジ 10(最終回)」 TBS 0:55〜1:25
9/29(木) 「テレビでスペイン語 1」 NHK Eテレ 23:25〜23:50
9/30(金) 「Oh! どや顔サミット 3時間SP(21)」 テレビ朝日 19:00〜21:48


(小島藺子)



posted by 栗 at 23:57| TV | 更新情報をチェックする