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2011年09月06日

「ロッキーは階段を駆け上がるのだ」

「ロッキー」30周年記念エディション


テレビ東京が、先週の月曜日から本日まで真昼間に「ロッキー・シリーズ 一挙放送!」なるトンデモ番組を放送しやがったので、全六作を録画してしまいました。挙句に、一作目と二作目はそれぞれ「30分」くらいカットされていたので、オリジナルをレンタルしてしまったじゃまいか。こーゆーのは、ドドンガドン!とやって頂きたい。かつて新春に一日中「猿の惑星」を全作ぶっ通しで流しやがった快挙を、あたくしは生涯忘れません。

1976年に公開された「ロッキー」は、アカデミー賞を受賞した名作です。脚本を書き主演したシルベスター・スタローンは、長い不遇時代を経て一躍大スターとなったのです。確かに、最初の「ロッキー」は良く出来ています。テレビドラマ並みの低予算で撮影されたらしいのですが、クライマックスの試合までの展開が実に好い。ボクシング映画なのだけど、実際にロッキーが試合をする場面は多くなく、ゆえに、溜めに溜めてアポロと対戦し「エイドリア〜ン!」が効くのです。

其れで終われば伝説になったのですが、大ヒットしちゃったのでシリーズ化されました。アポロと再戦しチャンピオンになる「ロッキー2」、常勝チャンプとなり贅沢三昧で若手に惨敗しマネジャーのミッキーも死んでボロボロになったものの、ライバルだったアポロの手助けで再起し再びチャンピオンに返り咲く「ロッキー3」、其の盟友アポロをソ連のサイボーグ・ボクサーに殺されて、復讐に燃え敵地ロシアで勝利する「ロッキー4」、遂に引退してマネジャーに活路を見出すものの、育てた若造に裏切られストリート・ファイトで打ち負かす「ロッキー5」と来て、やっと終わったと思ったら「ロッキー5」からでも16年後、「ロッキー」からは30年後に蘇り、還暦なのに現役世界チャンピオンと互角に戦うファンタジー「ロッキー・ザ・ファイナル」と続いたのでした。

シリーズ化される映画は大抵は「どんどん腐ってゆく」のですけど、此の「ロッキー」ほど第一作目の名声に自ら泥を塗り捲った作品はないかもしれません。でも、あたくしはこーゆーシリーズ化されて堕ちてゆく作品が大好きなのです。個人的には、ホーガンとミスターTが大活躍する「ロッキー3」なんかツボですし、興行的には最も成功した「ロッキー4」のスットコドッコイ振りも笑えます。スタローンも「ロッキー4」まではイケイケドンドン状態で莫迦丸出しになってゆきますが、流石に「ロッキー5」では原点回帰を試み大失敗!それじゃ終われないと長年脚本を描き直し続けて、何とか「ロッキー・ザ・ファイナル」で決着をつけました。毎回のお約束で「階段を駆け上がる場面」も好いですね。完全なる「持ちネタ」です。

改めて全作を観ると、矢張り最初の「ロッキー」は名作で、他は大したことない凡作ばかりとも云えます。特に「ロッキー4」は酷いですね。丸っきり「MTV」じゃまいか。此れが最も受けたんじゃ、スタローンもマトモな映画なんか撮らなくなりますよ。30年に渡って活躍した「ロッキー」は、最早「ボクサー」ではなく「プロレスラー」です。「ロッキー5」や「ロッキー・ザ・ファイナル」を観る時、あたくしは「晩年の猪木」や今でも現役を続ける「藤波、長州、天龍、佐山」などを重ねてしまいました。そして「ロッキー・ザ・ファイナル」のクライマックスでは泣けちゃうわけですよ。ファンタジーでもいいじゃん。元々、最初から「ロッキー」は夢見るファンタジー映画です。


(小島藺子)


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2011年09月07日

「COVERS」#119

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「9/1〜9/6 の看板」


(2011年9月作)



「公開は終了しました」:(小島藺子/姫川未亜)



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「荒川アンダー ザ ブリッジ」第那奈話

荒川アンダー ザ ブリッジ DVD-BOX


TBS 0:55〜1:25

■ キャスト

 林遣都:リク
 桐谷美玲:ニノ
 小栗旬:村長
 山田孝之:星
 城田優:シスター
 片瀬 那奈:マリア
 安倍なつみ:P子
 平沼紀久:ビリー
 有坂来瞳:ジャクリーン
 徳永えり:ステラ
 末岡拓人、益子雷翔:鉄人兄弟(鉄雄、鉄郎)
 駿河太郎:ラストサムライ
 手塚とおる:シロ
 上川隆也:市ノ宮 積
 、ほか

■ スタッフ
 原作:中村光
 監督・脚本:飯塚健、原桂之介
 撮影:相馬大輔
 照明:佐藤浩太
 録音:田中博信
 特殊造形:百武朋
 音楽:海田庄吾
 VFXスーパーバイザー:小阪一順
 製作:AUTBパートナーズ、毎日放送



だから云ったじゃないのよさ、片瀬那奈ちゃんを出さないと数字は堕ちるのだよ。前回の「第6話」は、確かに「つまんなかった」のですけど、せめて片瀬那奈ちゃん演じる「マリア様」が降臨されていたならば「1.4%」なんて壊滅的な数字にはならなかったはずですっ。此れ以上は堕ちないと思われますので「那奈ちゃんが出ないとイカン!」と堂々と云えますね。

「深夜なんだから数字なんかどーってことねーよ」とばかりに、未だ放送中にも関わらず早々とDVD箱とBlu-ray箱の発売も決定しておりますので、全く問題在りません。さて、今回の第那奈話は初っ端から「荒川河川敷村民」が総出演で嬉しいですね。最初の「洗濯(キチンと前回から引っ張っているのですね)」では、片瀬那奈ちゃん演じる「マリア様」が最もはしゃぎ捲くっていたのが印象的でした。ニノの頭に石鹸シャボンを付ける姐御ぶりから一転して、子供の様にシャボン遊びの中心になる姿は「流石は、片瀬那奈ちゃん!」とファンも納得のムーブでしたよ。次は駄洒落の「選択」で、村の噺がつづきます。マリア様の出番も在りましたが、物語は「なっち」演じる「P子」を中心に展開されてゆくのでした。

村長に振られ「やさぐれ」たP子を、ずっと見守っていたラストサムライが慰め告白し、抱き合ってめでたしめでたし、とならないのが此のドラマです。矢張りP子は村長を追い、ラストサムライも協力していたリク&星の「親友コムビ」もゲンナリとなりました。てか、P子は随分と出番が多くて優遇されていますね。第3話と今回はメインだったわけで、全10話で二回も主役って14人もいる村民では「かなり贔屓されている」と思えます。

何やら今後も「村での恋愛事情」が進む展開になりそうで、次回予告では「マリア様とシスターとステラ」の三角関係を思わせる様な映像も流れていました。遂に、片瀬クンの出番到来か?と、大いに期待させて頂きます。今回は少なくとも前回よりは面白かったので、ドラマ終盤へ向けて「もっともっとマリア様の出番を増やして」頂ければ、益々愉快になるでしょう。其れにしても、今回も「鉄人兄弟」が好い味を出していました。子役は強いナァ。

【付記】「もう数字は堕ちない」との予想は見事に外れ、「1.1%」と云う驚異的な数字を叩き出してしまいました。100人に一人しか観てない様です。面白いのに、勿体無いナァ。


(小島藺子/姫川未亜)



「荒川アンダー ザ ブリッジ」公式サイト

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「CREA」2011年10月号

CREA (クレア) 2011年 10月号 [雑誌]


発行/文藝春秋

「最旬美女は自らを進化させていた
 彼女がきれいになった理由
 片瀬那奈 きっかけは野菜ガーデニング」


に登場。カラー2頁(P98〜P99)

 text : Rie Kataoka
 photographs : Naotaka Miyamoto
 styling : Kozue Ohnuma
 hair&make-up : Jin Murahata (nude.)


昨年の夏から片瀬那奈ちゃんの新たな趣味に加わった「ガーデニング」に関するインタビューです。最近は、TVでも「ガーデニング」を語る片瀬クンの姿をよく見かける様になりました。此れまでのゲーム、サッカー、ガンダム、家電、キューピーなどは「男の子」的だったり「ヲタ」だったりしましたが、「ガーデニング」ならば女優として座りが好い感じです。

そんな「女らしい趣味」を見つけた片瀬クンですが、きっかけを堂々と「内山理名の影響」とカミングアウト!しかも花では飽き足らず実用的な野菜を育て食べる道へと進んだのでした。園芸に託けて、シューイチで理名ちゃんと園芸店デートも楽しんでおられる御様子です。

キッチンに向かい育てたトマトを洗う片瀬那奈ちゃんの美しい御写真が3ショットと、ガーデニングの写真が掲載されています。オレンジのトップスに薄茶のパンツ、チラリとキャミソールも覗いておりますが、ピアスも含めて全て「スタイリスト私物」とクレジットされています。ひと目で「こずえ&ジンコ」の仕事と分かる納得の仕上がりで「絶対に買い!」ですね。


(小島藺子/姫川未亜)



「CREA WEB」

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「コピコン・リマスターズ」#14(2004年9月)

The Beatles In Mono


生まれて初めて買ったアルバムはビートルズの「オールディーズ」です。LPは当時でも2千円以上して、中学生にはかなり高価でした。だから500円のシングル盤や700円のコンパクト盤を買ったりFMでエアチェックしたり友達に借りたりしていたんだけど、やはりLPが欲しくなりますよね。それで「ビートルズのアルバムならどれがいいかな」って一生懸命考えて、本当は赤盤や青盤が欲しかったけど2枚組で凄く高かったので、16曲入ってる「オールディーズ」にしたのです。そう、ベスト盤です。「イエスタデイ」と「ミッシェル」が入って居たし、とにかく知ってるのが多くて良さそうなのばっか16曲ってのが良かった。そりゃそーだ、ベスト盤なんだもん。当時はビートルズのアルバム順とかさっぱり分らなくて、とにかく沢山聴きたかったんです。で、次に買ったのが「アビイ・ロード」で、此れも16曲入っていたのと「オールディーズ」とダブる曲がなかったからです。

でも「アビイ・ロード」は買って失敗したなぁーと思いましたね。最初の方は良い曲だなぁと聴いてたけど、A面最後はなんかおっかない長い曲が入っていて突然終わってしまうし(心臓が止まるかと思うくらい吃驚しました)、B面はなにがなんだか分らないまま(メドレーってのが全く理解出来なかったんです)終わったかと思ったら、突然「じゃーーん!!」とか始まってすぐきれちゃうし、なんじゃこりゃ?って感じでした。其れで此れなら大丈夫と保証付きのシングル「レット・イット・ビー」のB面とかも意味が分らなくて、折角お金をためて買ったのにとても悔しくなりました。

其れでも、もっとビートルズが聴きたかった。でも、今では名曲だと思って居る中期以降の曲の多くは、最初は怖いって印象しかなかった。「トゥモロー・ネバー・ノウズ」も「アイ・アム・ザ・ウォルラス」も「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」も「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」も、中学生の僕は「もう二度と聴きたくない」と思いました。なのに、何故、ビートルズを今でも聴いているんだろうなぁ。 1970年代中頃、解散後にビートルズのファンになったので新しいアルバムを心待ちにするってことは無いと思ってました。其の頃、一番新しい作品は1973年に出た例の赤盤と青盤で、此れは海賊盤ベストがバカ売れしたので対策としてジョージに選曲させた公式ベスト盤と云われています。ベスト盤まで出てしまったのだから「後はもう無いだろう」と思いますよ。

其れに、当時はメムバー4人がソロとウイングスで頑張っていて、ビートルズ的な新曲なら充分過ぎる程のリリース・ラッシュだったし、そもそも現役時代の作品の順番すらも理解していなかったのです。何しろ、レコード時代は沢山の編集盤が出てましたからね。情報も出鱈目で、「レノン・マッカートニー作品は、ジョンが作詞でポールが作曲」とか平気で書かれていました。解散の原因とかもよく解ってなかったし、リンゴのアルバムに他の3人が参加したりして再結成も現実味を帯びた話でしたから、もしも新作があるなら「其のカタチ(再結成)なのかなぁ」なんて、無邪気に夢もみれたんです。

ところが、1976年に「ROCK'N'ROLL MUSIC」と言う「ビートルズの新作」が発売されたのです。いやぁ驚きました、まぁ編集盤なんですけど「おや、もしかしたら此れからも新作が出てしまうのかな?」なんて思ったもんです。だから自分にとっては最初の新作だったんですけど未CD化なんですよねぇ。此の時期は、レノンさんが引退していたので(当時は「主夫になって育児に専念してる事になっていた」なんて知らなかったです)ポールは頑張ってたけど、ジョージもリンゴもネタ切れ状態でしたから、タイミングが良かったんです。1975年にはジョン、1976年にはジョージとリンゴ、そして1978年にはポール(ウイングス名義だけどなんとA面一曲目にソロ作品を入れたことで結局すべてポールのソロに聴こえる)のソロ・ベスト盤が出たので、何かが始まる予感もありました。

1975年にAppleとのレコーディング契約が切れてしまったんです。そしてポールが訴えていた「パートナーシップ解消」も認められたんですね。だからもうビートルズのメムバーは他のレコード会社に移籍出来るってことになったわけで、ポール、ジョージ、リンゴはそれぞれ別の会社と契約して、ジョンは何処とも契約しなかったんです。それでEMIが過去のカタログの再利用権を得て「さぁまた儲けさせてもらおーじゃねぇーか」と大人の事情があったわけです。

案の定、1977年には「LIVE AT HOLLYWOOD BOWL」(1964年と1965年のライヴを編集した唯一の公式ライヴ盤で何故か未CD化)とふたつ目の編集盤が出ました。其れが「LOVE SONGS」です。此れも未CD化。解散してベスト盤、ロケンロール集、ライヴ盤、バラッド中心のラヴ・ソング集と来ましたから、もうないだろーと思いましたね。でも翌1978年には英国盤LPボックスが、其の次1979年には「RARITIES」(シングルやEPのみ収録曲集)が単品で、続く1980年には米盤の「RARITIES」(米盤未収録曲とレア音源集)と「BALLADS」(バラッド集「LOVE SONGS」の二番煎じ)と毎年出るわ出るわ、挙げ句にジョンが亡くなってしまいます。「たられば」の余談ですけど、再結成は確実にあるはずでした。ジョンが望んでいたと、今なら分かります。裁判記録で明言したなんて事じゃなく、「パパはビートルズだったの?」と訊かれ、ポールの曲を聴いて復帰したのですから。

もう其れから四半世紀経つのだけど、御存知の通り毎年の様にビートルズの新作は発売されています。10年前には新曲まで出ました。世の中には「LOVE SONG」が溢れています。ビートルズにも愛のうたは沢山あるけれど、どーも「LOVE SONGS」って編集盤は甘ったるくて当時は苦手でしたね。今はCDでも持っていますけど(おいおい未CD化じゃないのか?)、「此れも好い」と思える様になりました。其れにしても、何故、こんなにも人は「LOVE SONG」が必要なんでしょう。


(小島藺子)


初出「COPY CONTROL」
「LOVE SONGS」(2004-9-23)
「OLDIES」(2004-9-29)


(編集:鳴海ルナ)


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「ゴジラはマウントパンチを打ち捲くる」

地球攻撃命令        ゴジラ対ガイガン [DVD]


「ロッキー」シリーズで第一作目が好かったのは「なかなか、ロッキーがボクシングをしない」と云う展開で、其処に至るまでのドラマを丹念に描いていたからでしょう。そりゃ、最後には拳闘してもらわなきゃ困りますけど、次作からは毎回いきなりだナァと前作の拳闘ハイライトから始まるので、初っ端で結構「お腹一杯」になります。メインエベントが最初に来たんじゃ、些か面白くないのだ。

昔の「昭和ゴジラ映画」を観ると、ゴジラがなかなか出て来ません。ほとんどの作品を子供の時に映画館で観ていたのですけど、当然ゴジラが観たくて足を運んだはずなのに、よくこんな内容で納得していたと思える程にゴジラは出て来ないのです。アンヌが出てたから耐えていたのかしらん、と今では思う「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」では、キングギドラとガイガンと云う「最強タッグ」と対戦するゴジラと舎弟のアンギラスが描かれますが、彼らが相対するのは映画が始まって「58分後」です。一時間半弱の映画で、三分の二が経ってようやく世紀のタッグマッチのゴングが鳴るのです。

破壊の限りを尽くすキングギドラとガイガンを尻目に、一時間近くゴジラとアンギラスは何をやっているのかと云いますと、怪獣島から太平洋をひたすら泳いでいるのでした。途中でゴジラはアンギラスに「急げよっ」なんぞとダメ出しし乍ら、結構呑気に日本へ向かいます。やっと現れたかと思えば、20分くらいキングギドラとガイガンにボロクソにやられ捲くります。アンギラスは「あっ。」と云う間に粉砕され、二対一となったゴジラはやられたい放題です。

然し!ボコボコにされたゴジラは突然に復活し、うっかり蘇っていたアンギラスとの絶妙なタッグワークで僅か五分余りでキングギドラとガイガンを倒してしまいます。ゴジラがガイガンに放ったマウントパンチの連打や、キングギドラにアンギラスが連発するヒップアタック!そして、ゴジラがキングギドラの三本の首を束ねてトドメを刺す垂直落下式ブレーンバスター二連発!!など、1972年当時には全く一般的ではなかった「プロレス技」のオンパレードで御座います。焦らした挙句に後半は怪獣四匹が大活躍する展開で「怪獣プロレス映画」と揶揄されましたが、いえいえ、トンデモないです。もうプロレスの20年以上先を行ってました。


(小島藺子)


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2011年09月08日

「カタセカイ列伝」# 045「竹野内豊」

サイコドクター DVD-BOX


竹野内豊は、1971年1月2日生まれの俳優です。高校時代からモデルとして活動し、1994年に俳優デビューしました。ドラマ「星の金貨(1995年、1996年、日本テレビ)」「ロングバケーション(1996年、CX)」などで注目され、ドラマ「ビーチボーイズ(1997年、CX)」に主演し大ブレイクしました。以後は、主演作だけではなく脇役としてもシリアスからコメディまでこなし、現在まで数多くのドラマや映画で活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、彼女の初・月9ドラマ「氷の世界(1999年、CX)」で共演され、二度目の月9ドラマ「できちゃった結婚(2001年、CX)」でも再共演されました。更に、片瀬クンの「幻の銀幕デビュー作」と呼ばれる「冷静と情熱のあいだ(2001年、東宝)」でも共演されております。此の三作品は全て竹野内さんが主演されました。また、竹野内さんも声優で参加されたアニメ「人間交差点(2003年、テレビ東京)」のオープニングテーマ「REVENGE〜未来への誓い〜」は、歌手時代の片瀬那奈ちゃんが担当しています。「冷静と情熱のあいだ」は片瀬クンの銀幕デビュー作とは云え「カメオ出演」ですが、「氷の世界」と「できちゃった結婚」でのガチンコ共演はシリアスとコメディで全く異なるものでした。

御存知の通り、現在は竹野内さんと片瀬クンは「研音」の先輩後輩の間柄で在り「Message 2011」ではメイン司会を務めた片瀬クンが竹野内さんと絡む場面も在りました。然し乍ら、共演された三作品の所謂ひとつの「第一期女優時代」は、片瀬那奈ちゃんは「研音」所属ではなかったのです。若かりし頃に、初めての「月9」そして二度目の「月9」と大きなチャンスを得て大きなプレッシャーが在ったであろう片瀬クンに対して、主演された竹野内さんのフォローが少なからず在ったとドラマを観るだけでも伝わります。其の後「第二期女優時代」以降は実現しておりませんが、是非ともまた成長した片瀬クンとの共演を望みます。

さて、竹野内さんが主演されたドラマ「Tomorrow〜陽はまたのぼる〜(2008年、TBS)」の主題歌「ひかり」を歌ったのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


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「コピコン・リマスターズ」#15(2005年6月)

Paul Mccartney's Jukebox


リンゴが新作を出すので、サー・ポール・マッカートニーに「さっさと新作ださんかいっ!」と云ったら、「ライヴ・イン・レッド・スクウェア」が出るんだってさ。でもまたライヴDVDなんだよね。此れは確かに歴史的なコンサートだし、TV放映はあたしも観て感動しました。エミー賞も受賞した優れたドキュメンタリー作品です。でも本篇20曲中、ビートルズ・ナムバーがなんと15曲!おまけに収録される「サンクト・ペテルブルク(KANちゃん!)公演」も11曲中8曲がビートルズ!!うーむ。

いや、此のツアー初演って曲も在る。其の「TWO OF US」「I'VE GOT A FEELING」「HELTER SKELTER」なんかもしっかり押さえてあるから、買ってしまうんだろうな。で、2003年に「TWO OF US」や「I'VE GOT A FEELING」がセットに加わったのは、明らかに「LET IT BE... NAKED」のプロモーションだろう。定番の「GET BACK」「THE LONG AND WINDING ROAD」「LET IT BE」も当然演奏しているので、つまりポールの曲は全部やったのだ。なんと云うサービス精神!!ポールのライヴに行って、ビートルズのCDをお土産にするってのは可能なんです。例えば「1」の27曲中、半分はポールが書いて歌っているし、ちゃんとライヴでも歌ってくれるんですもの。此れがリンゴだと、しつこいけど1曲なんですよ。しかも其れを書いたのもポールなんだなぁ。

そーなるとビートルズの新作が出たら、ポールの其れはいらないって話になってしまうのね。ズバリ云って「リンゴとポールでどっちが未だに創作意欲に燃えているのか?」なんて冗談にもなりません。また山程未発表音源が増えて居るのでしょう。「あー、新録の新作も出したいなぁ、リンゴはええなぁ。」てな感じかな。でも今やビートルズをプロモーション出来るのは、ポールしかいないのです。ビートルズなんて何もしなくとも売れるって?甘い!!かつてポールはこう云いました。「今回のアルバムが発売して一週間も経つのに、たった300万枚しか売れてないんだって。ショックだね。また世界ツアーをやって、もっともっと売らなきゃね。」

其れで、リンゴの新作を買いにわざわざCD屋さんまで行ってみた。すると、amazon価格で買える「R」には息子が太鼓を叩いてるオアシスの新譜が山になってんのに、肝心の親父さんのが無い!!おー、なんてこったい。で、「D」へ向かった。此処は輸入盤の新作が高い。でも、折角遠回りしてんだから弐阡円くらいまでなら我慢してやろーじゃないか。しかしだ、なんだよ!此の値段は、amazon価格の倍近いじゃねーか。日本盤より高いぞ。ふざけんなっ!と思ったら、両面仕様でCD+DVDだってさ。こんなの初めてだけど、絶対日本盤じゃ出ないから買おうかと思ったよ。

でもね、リンゴだけ買うわけにはいかないっ!ポールも買わなきゃって探してたら、ビートルズの米盤リール落とし「マジカル+ヘイ・ジュード」が、たったの千弐佰円ですよ。買いだねっ!いや、やっぱり流石はポールだよって、更に探すと、前から気になってたビートルズのロシア盤デジパックが一枚800円で投げ売りされてたんですよ。うわぁ、こりゃ絶対買いだよ。三枚もあるじゃないか、すげーすげー、こっちの「2 on 1」と合わせて5枚分だよ。それで四千円もしないんだから堪らんよ。えっ?リンゴの新譜?何だよ、其れ。天下無敵の「ザ・ビートルズ様」が5枚も買える程の価値が、そんなモンに在るわけねーだろ。何?リンゴは新録で未聴なんだし、ビートルズなんて全部どころか何枚も持ってんだろって?おまえは、何を云い出すんだぁ?

いいか、説明してやろーじゃないか。米盤リール落としなんて未来永劫、絶対に商品化されないんだよ。此の音と通常CDが如何に違うか、聴いて驚けっ!で、ロシア盤はな、音は盤落としなんだけど体裁が凝ってるんだよ。こんなお宝を前にして、なんでamazon価格の倍出してリンゴ如きの新譜なんかを買わなきゃいかんのだ?大体だな、リンゴだけはねーだろ?ポールも買わなきゃいかんだろ?其れはつまりビートルズだろ?間違ってないし、一点の曇りもない。いやぁーええ買い物したなぁー、ホクホク。

特定の音楽家を好きになったら、とりあえず其のひとの公式盤は押さえて置きたくなるよね。いや、一寸だけ好きだからベスト盤でいいや、なんて思っても好いんだ。でも、ベスト盤で満足出来るよーじゃ、所詮其の音楽家は「きみにとって大した存在じゃない」よな。はい、じゃ此処でさよならだ。さて、やっぱりベスト盤なんかじゃ物足りないよって、きみ、そう、きみだよ。ようこそ。当然、お気に入りのひとの公式盤はすべて揃えたんだよね?え?まだ?「でも、此れから必ず集めます。」そう、そう、其れでいいのだ。まずはじっくりと公式盤を聴かなきゃ話にならないよ。

そんな在る日のことでした。ある曲が流れて、聴き馴染んだ曲が何か妙な感じなんです。ありゃ?此れっておかしいよ。何か気持ち悪い、けど気持ちええかも。あたくしの場合、其れが米盤「ヘイ・ジュード」に入っていたステレオ版の何曲かだったのね。これって、絶対に違うよ!って厨房のあたくしは思ったのよ。現在では、其れがミックス違いだってことが研究されているけど、本で読んだ知識なんかじゃダメなんだ。例えばジョンの「スターティング・オーバー」は最初にFMで聴いて、当然エアチェックしたんだけど、いざ発売されたシングルを聴いたら違うんだ、短いんだ、何回もテープで聴いていたのはエンディングがもっと長いんだよ。此れはずっと不思議で、一体なんなんだろう?って思ったんだ。

だから、あたくしは今でもミックス違いにこだわってしまうのね。ポールの「RAM」と「WILD LIFE」なんかを聴いちゃってます。此れらのモノ盤は大して面白くなかったのですが、それでも買って聴いたから云ってるんです。だから、もっともっと面白いレコードを出せよ、ポール。


(小島藺子)


初出「COPY CONTROL」
「ポールはレコードを売る」(2005年6月18日)
「続・ポールはレコードを売る」(2005年6月19日)
「兎に角、ポールはレコードを売る」(2005年6月20日)


(編集:鳴海ルナ)


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2011年09月09日

「Oh ! どや顔サミット」#020

喰いしん坊 〔大喰い開眼篇〕 [DVD]


テレビ朝日 21:00〜21:54

グルメな芸能人がお勧めする美味いのに安いお店を大公開!!長野博の極上グルメに加え、石塚英彦が唸ったステーキ丼、久本雅美が薦める珍メニュー!


先週は総集編で、今回は「グルメ企画」の二番煎じと来ました「どや顔」です。片瀬那奈ちゃんの髪型が、一見「髪、切った?(タモさん声で)」と思わされますが、見事な「ジンコの仕事」ですね。「食いしん坊ネタ」は片瀬クンのお得意ですけど、兎にも角にも「喧しい」のだ。ギャーギャーとスタジオで大騒ぎして「どや顔」されても、TV桟敷はドン引きするだけです。

毎度の事ですけど「片瀬那奈ちゃんの存在」以外に、全く以って価値が無い番組です。頑張っている那奈ちゃんには悪いけど、さっさと打ち切りにしてはくれないか。TV画面から始終ゲラゲラと笑い声が聞こえるのですが、何が面白くて爆笑しておられるのか、さっぱり理解出来ません。スタジオ試食の時に黙々と食う片瀬クンくらいしか、面白い場面なんて在りません。編集もナンギなので、もう終わって欲しいのだ。いや、片瀬クンが降りるなら続行されても構いません。

何がダメかと申しますとですね、此の番組はスタジオ内でだけ盛り上がって完結しているのですよ。テレビのこちら側に居る所謂ひとつの視聴者を、完全に蔑ろにしています。此の番組は、つまらん!徹底的につまらないのだ。あたくしは、此れまで「グータンヌーボ」の代打司会が最も最悪だったと思っておりましたが、軽く超えました。「どや顔」は、片瀬那奈にとって「史上最低最悪の仕事」となるでしょう。来週も再来週もお休みで、次回は「9/30」と告知されましたけど、えっとですね「三時間スペシャル」って、無謀だナァ。「美男ですね」は「9/23」で終わるのでバッティングは回避されそうですけど、此の番組には何一つ期待しておりません。


(小島藺子)



「Oh ! どや顔サミット」朝日放送公式サイト

posted by 栗 at 21:57| TV | 更新情報をチェックする

「美男ですね」第9話

残酷な天使のテーゼ / FLY ME TO THE MOON


TBS 22:00〜22:54

最終章別れ…残酷な運命!!

■ キャスト

 瀧本美織 :桜庭美男、美子(二役)
 玉森裕太 :桂木廉
 藤ヶ谷太輔 :藤城柊
 八乙女光 :本郷勇気
 柳沢慎吾 :馬淵始
 高嶋政伸 :安藤弘
 萬田久子 :水沢麗子
 小嶋陽菜 :NANA
 片瀬 那奈 :RINA
 、ほか

■ スタッフ
 原作:韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」(韓国SBS)
 脚本:高橋麻紀、ほか
 演出:坪井敏雄、平野俊一、大澤祐樹
 音楽:市川淳、michitomo
 プロデュース:高橋正尚
 協力プロデュース:加藤章一
 制作:TBSテレビ



「どや顔」の口直しに「美男ですね」を観ますと、こちらでも片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」の髪型が短く纏められています。さっきまで観ていた「どや顔」での「髪、切った?」と一瞬思われるヘアメイクは、「美男ですね」の第那奈話(8/26放送)から「RINA」がイメチェンしたのと繋がっていたのですね。数字的には先々週が「9.9%」で先週が「10.1%」と持ち直して来たのですけど、那奈ちゃんファン的には「僅かな出番での活躍を観る」と云う「コアな愉しみ」になっているドラマです。

毎週金曜日は二時間「TVで片瀬那奈ちゃん☆」と小躍りしたくなる展開だったのですが、全然ワクワクしなくなっております。「どや顔」はつまんないし「美男」での那奈ちゃんの出番も少ないのですからね。今回も、申し訳程度に序盤で勇気と絡む場面で片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」は登場し、お約束の馬渕への攻撃も魅せました。今回も此れでお役御免なのでしょう。

物語は佳境に入り「美男(ホントは美子)」を巡って他の三人が次々と告白します。「勇気」の玉砕は美しかったし、「柊」は未だに諦めず虎視眈々と狙っておりますが、「美男(ホントは美子)」は「廉」にゾッコン☆LOVE状態。本物の「美男」が帰国するって事も重なり「二人の恋物語は、めでたし、めでたし」かと思えば、「美男(ホントは美子)」の父親と「廉」の母親(水沢麗子)が恋愛関係になった事で「それぞれの家庭が崩壊した過去」が明かされます。

ラヴラヴ・モードも一転し「廉」は「美男(ホントは美子)」に「もう二度と、お前の顔は見たくない!」と云い放つのでした。其処で「柊」の出番ですよっ。今回は別にストーキングしていたわけじゃないのだけど、偶然に現場を目撃しちゃった「柊」の逆襲が始まります、で次回へつづく。と、其れは其れでいいんですけど、やっぱり今回も序盤だけで片瀬クンの出番はお終いだったわけでして、もうね、金曜日の夜は嬉しいのか哀しいのか、分かりません。

引き続き始まった「A-Studio」のゲストは、シスターこと城田優クンで「荒川」に関する噺も披露されていました。其の際に、ちっちゃく片瀬那奈ちゃん演じるマリア様の御姿も映っておりました。だからどーした?って云われるでしょうけど、一応録画していましたので「荒川」の話題が出ただけでも嬉しかったのです。


(小島藺子/姫川未亜)



「美男ですね」TBS公式サイト

posted by 栗 at 22:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2011年09月10日

「片瀬那奈ちゃん奮闘記〜女優・那奈ちゃん危機一髪!〜」

Truth (Exp)


当ブログの主人公で在る片瀬那奈ちゃんは、今年(2011年)に入りまして「売れっ子」と呼ばれる様になりました。4月から始まった「シューイチ」と「Oh!どや顔サミット」の司会に加え、7月からは「美男ですね」と「荒川アンダー ザ ブリッジ」と二本の連続ドラマに出演されており、現在は週に四本のレギュラー番組を持つ立場に居ます。他にも、多くのドラマやバラエティ番組に出演され、「サカつく7」のゲーム・キャラクターなど八面六臂の大活躍です。

ドラマや映画だけでも、既に「ザ・ミュージックショウ」「外交官・黒田康作」「ジーン・ワルツ」「恋する日本語」「桜からの手紙」「美男ですね」「荒川アンダー ザ ブリッジ」と今年だけでも那奈作品に出演され、さらに「ボクら星屑のダンス」への出演も公表されております。「シューイチ」や「どや顔」の司会だけでは些か物足りないと感じるあたくしも、女優として此れだけコンスタントに様々な役柄を演じ分けておられる御本尊様には敬服するしか在りません。が。どーも今年は納得がいかないのです。

確かに、現在は週四本のレギュラー番組で那奈ちゃんを拝める素晴らしい世界が展開されておりますが、其の中で最も輝いているのは「シューイチ」です。其れは生放送と云う事もありますが、本来ならば女優として出演されている作品の方が好いに決まっているのですよ。「美男ですね」と「荒川アンダー ザ ブリッジ」でも、当然乍ら片瀬那奈ちゃんの魅力は発揮されておりますが、如何せん「出番が少ない!」のだ。週にレギュラー四本は喜ばしいのですけど、何だか「四分の一」を小出しにされている様な印象なのです。

例えば、昨年(2010年)は「プロゴルファー花」と「闇金ウシジマくん」と云う「片瀬那奈しか演じられない!」との傑作が在りました。一昨年(2009年)も助演女優賞を獲得された「歌のおにいさん」や舞台「僕たちの好きだった革命」の再演が在りました。其れ以前も、確かに那奈ちゃんはしっかりと大きな足跡を遺して来たのです。されど、2011年は、如何なものか。今年の代表作は、何?佐々木藍子もマリア様もRINAも「流石は片瀬那奈だ」と納得の名演です。でもね、僕たちは既に、西豪寺エレナ様や美月うらら姫や高瀬リコちゃんや大久保千秋を観てしまったのだよ。小野未来やまどか先生も生で観てしまったんだよ。

鬼の様に働き捲くっている片瀬那奈ちゃんに、こんな事を云うのは酷なのだろうけど、敢えて云います。「那奈ちゃん、燻ってるよ!」那奈ちゃんの眞の力は、こんなもんじゃない。一般的には「売れっ子」なのかもしれないけど、どーにもこーにも納得がいかない。此の侭だと2011年の代表作は「シューイチ」になっちゃうのだ。其れは其れで「那奈ちゃんらしい」とも云える。どんな道へ進もうとも応援はし続けます。でもね、今後も素晴らしければ絶賛するし、つまらなければ叩きます。だからさ、また有無を云わせず捻じ伏せて下さいね、那奈ちゃん。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 01:03| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「カタセカイ列伝」# 046「星村麻衣」

今日が笑顔であるように


星村麻衣は、1981年4月18日生まれのシンガーソングライター・ピアニストです。4歳からピアノを始め、音大に進学し声楽とピアノを学びました。2002年に歌手デビューし、多くのドラマやアニメの主題歌を担当、ドラマに関してはデビューから2009年まで所属していた研音の俳優が主演する作品に多く起用されていました。研音在籍時の最後のシングル「ひかり」は「Tomorrow〜陽はまたのぼる〜(2008年、TBS)」の主題歌で、オリコン最高14位と過去最高のセールスを記録し星村も本人役でドラマに出演しましたが、翌2009年に研音及び所属レコード会社を去ります。然し、2010年からインディーズで再出発しました。現在まで、シングル17枚(プレデビュー盤を除く)、オリジナル・アルバム3枚、ベスト盤1枚、ミニアルバム1枚を発表しています。近年は、自身の作品以外にも活動の場を広げ、ピアニストとしてのセッション、楽曲提供、さらに期間限定ユニット「Daybreakers」にも参加、実演活動も継続的に行っています。

片瀬那奈ちゃんとは、那奈ちゃんが歌手時代の2003年に「SHiNY girls」として数多くの実演で共演し「マブダチ」となりました。ラジオでの共演も在り、2004年には星村クンのマンスリー・ライヴ「PIANO GANG STA☆ Vol.6」と「PIANO GANG STA☆ Vol.11 GIGZOO FINAL」に那奈ちゃんがシークレット・ゲスト出演されます。結果的に2004年12月25日の「PIANO GANG STA☆ Vol.11 GIGZOO FINAL」が「歌手・片瀬那奈」の最後の実演となりました。其の後、女優回帰した片瀬クンが出演されたドラマ「離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜(2005年、CX)」の主題歌「EVERY」を☆クンが担当し、「笑っていいとも! テレフォンショッキング」に片瀬クンが初出演(2005年5月23日)された際には「ガチでおともだち」として星村クンに繋いでいます。更に、片瀬クン主演ドラマ「ビバ!山田バーバラ(2006年、テレビ朝日)」には☆クンがうっかりエステシャン役で友情出演され「女優デビュー」してしまいました。アルバム「MY LIFE(2008年)」には那奈ちゃんへの謝辞が記されておりましたし、最近もうっかり☆クンのブログやツイッターに那奈ちゃんが登場(「片瀬那奈ちゃんと合流して出雲大社なぅ。那奈ちゃん初島根〜!」2010年9月12日等)するなど、アブダチ関係は続いております。

片瀬那奈ちゃんを語る此処で、他の個人カテゴリが在るのは「内山理名ちゃん」と「星村麻衣ちゃん」の二人だけです。以前、此の連載の「福田沙紀ちゃん」の項で「間違いなくあたくしが最も多く目撃した片瀬那奈ちゃん以外の「カタセカイ住人」です。」と書きましたが、もしかしたら星村クンの方が多いかもしれません。那奈ちゃんとの共演だけでなく、☆クンの実演にも足を運んでいるのですから。今後とも「the diary of nana katase」は、星村麻衣ちゃんをうっかり応援してゆきます。うっぴー☆宜しく。

さて、「歌手・片瀬那奈」が最後の実演で「マブダチ・星村麻衣」と熱唱した「GET HAPPY」が主題歌だったドラマ「マルサ!!東京国税局査察部(2003年、関西テレビ)」で主演されたのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 21:23| KATASEKAI | 更新情報をチェックする

2011年09月11日

「COVERS」#120

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「9/7〜9/10 の看板」


(2011年9月作)



「公開は終了しました」:(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 03:11| COVERS | 更新情報をチェックする

「シューイチ」#022

Sunday Morning Classics


日本テレビ 8:00〜9:55

【MC】中山秀征、片瀬那奈
【コメンテーター】中丸雄一(KAT-TUN)、橋本五郎、名越康文
【プレゼンター】笛吹雅子(日本テレビ報道局)、辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)
【シューイチガールズ】木村好珠、杉ありさ、中村アン、中村果生莉、ヒガリノ、三宅ひとみ、谷中麻里衣


紺地に艶やかな柄模様のミニワンピースで生脚全開!の「頑張っている皆さんの味方」片瀬那奈ちゃんが、今週も日曜日の朝に登場です。マーくんとハンカチ王子のプロ初対決の話題から始まりましたが、アレレ、笛吹さんがいない。と思ったら石巻から中継で登場しました。東日本大震災から半年経った本日は、笛吹さんが取材した特集を現地から伝えた為に「News Countdown」を飛ばし、「中山のイチバン」も含めて震災復興がテーマで進みます。手嶋さんも不在で、橋本さんが代わりに座っております。笛吹さんは其の侭、午後の震災特番へも生出演されるとの事でした。

「Showbiz Countdown」ではお約束の「小窓で那奈ちゃん口ずさみ」がありますが、今回は「SMAP」と「嵐」でした。毎回ジャニーズの話題が多いのも、お約束なのでしょう。モジャ公を翻弄した中村アンちゃんのインタビューは、ナイスでしたね。アンちゃんの好感度急上昇!ですよ。其れで「まじっすか!?」で「最新カラオケ事情」ってやってましたけど、えっとですね、こんな事は十年前には普通だったんじゃまいか。片瀬クンだって、大昔からやらかしていたはずです。

さて、復活した「トレナビ」で片瀬クンの「小窓ちゃん芸」が盛り上がって参りますが、些か「楽屋落ち」とも云える番組スタッフの登場が多すぎると思われます。片瀬クンが滅茶苦茶受けている様子は楽しめますけどね。後半へ向かうと、片瀬クンの「ガハハ笑い」が目立って来ます。そして、メインの「ぐる×とら」だ。目を見開き口を真ん丸に開けてVTR画面を凝視する片瀬クン。おおっと、和牛ハンバーグでは遂に「美味そう!」も出ました。

此の「シューイチ」と云う番組は生放送です。毎回、前半はマジメなニュースが中心で、片瀬クンも「怒りんぼ顔」でいますが、徐々にメートルを上げ終わる頃には笑顔満開となっているのでした。明らかにテンションが上がってゆく片瀬クンをリアルタイムで観れる「シューイチ」は、矢張り「2011年の代表作」と呼ぶべきなのでしょう。片瀬クンは「シューイチのひと」となったのだ。目出度いね。其れは其れで「どエライ事」ですが、片瀬那奈ちゃんの道は続くのです。決して「シューイチのひと」が終着点では在りません。


(小島藺子/姫川未亜)



(【注】「シューイチ」の衣装ブランド紹介は、「マネ日記」が勝手に始めて勝手にやめてしまいました。ゆえに、今回からは記録できません。正直、物凄くムカついたよ。

「シューイチ」日本テレビ公式サイト


posted by 栗 at 09:57| TV | 更新情報をチェックする

2011年09月12日

「カタセカイ列伝」# 047「江角マキコ」

もう迷わない生活 (集英社文庫)


江角マキコは、1966年12月18日生まれの女優です。高校卒業後、1989年に日本たばこ産業の女子バレーボールチームに入団しますが、怪我により引退しモデルに転身しました。1995年に女優デビューし、主演ドラマ「ショムニ(1998年〜2003年、CX)」は3シリーズ、スペシャル版3本と続く大ヒットとなり、演じた「坪井千夏」は当たり役となりました。2000年には「ショムニ」のエンディングテーマ「ONE WAY DRIVE」で、うっかり歌手デビューもしています。現在まで多くのドラマや映画で活躍しつつ、「グータンヌーボ(2006年〜、関西テレビ)」や「笑顔がごちそう ウチゴハン(2007年〜、テレビ朝日)」などのバラエティ番組での司会でも御馴染みです。私生活では「ショムニ」を演出されたフジテレビのディレクターと結婚し、二児のママになっています。

片瀬那奈ちゃんとは、研音の先輩後輩の仲で、江角さん主演ドラマ「地獄の沙汰もヨメ次第(2007年、TBS)」で家族役(ヨメと義理の姪)で共演しています。更に、江角さんが「グータンヌーボ」を産休された際には「代打期間限定MC」として片瀬クンが「江角さんの指名」で抜擢されました。研音ファン合同チャリティーイベント「Message 2011」では、片瀬クンが虎視眈々と「グータンヌーボ」MCの座を狙っている事が明かされています。共演作である「地獄の沙汰もヨメ次第」(丁度今、毎日放送で再放送中!)は、片瀬クンが初舞台後に初めて挑まれた連続ドラマでした。明らかに舞台を経験して成長した新たなる片瀬那奈の演技が観れる作品で、片瀬クンの出番は其れほど多くないものの個人的に結構好きです。「グータンヌーボ」は「江角さん在りき」の番組ですので、どうか片瀬クンには譲らずに頑張って下さい。片瀬クンは、己の番組を持てば好いのです。

「Message 2011」では、江角アニキとあまみんの対決が女優陣では最も面白く見せ場でした。片瀬クンにとっても「二大巨頭」と云うべき偉大なる先輩ですが、果たして片瀬クンの未来はどっちになるのでありましょうか。「Message 2011」の時は、あまみんが丁度ドラマが終わってお休み中で、江角アニキは「ブルドクター(2011年、日本テレビ)」の撮影真っ最中でしたので、気合で江角アニキに分がありました。てか、初めて実物を拝見出来たのですけど、TVで観るよりもずっと別嬪さんでスタイル抜群でしたね。何せ、江角さんは「片瀬クンよりも脚が長かった」んですから、驚きましたよ。実物を観ると、40代で「二児のママ」だなんて俄かに信じられません。性格もサバサバしていて格好良く、イメージ通りの女優さんでした。

さて、そんな江角アニキと「ショムニ」で共演されたのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 01:32| KATASEKAI | 更新情報をチェックする